平成30年第4回定例会会議録(6月18日_日程第3_一般質問 原 紀夫議員)

○議長(加来良明) 一般質問を続けます。

 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 今回の一般質問、なんとか一番を引き当ててという思いで滅多にないことで力を入れておりましたが、いかんせんくじ引きが弱くて、3人しかいなかったのですけれども、「これはしめしめ1番が当たるな」と。事務局長に圧力をかけたのですけれども通用しなくて、私は11番、北村議員が1番、大谷議員が3番ですか4番ですか。本当にくじ運が弱いと残念に思っておりました。その後体調を崩しておりまして、今日も今そういうことでちょろちょろしているのですけれども、年を取ると無理がきかないということを今回荒井先生、日赤ではなくて御影診療所にお世話になったのですけれども、懇々と言われまして、「原さん私と同じ年なんだから無理がきかない体なんだよ、無理したらだめだよ」と言われまして、それから反省をしているところで、おとといあたりもちょっと無理をするとこの頃血圧がぐっと急上昇して、優しい性格なものですから血圧が上がると気が弱いものですから、あっこれで終わりかな、なんて思ったりしていたのですけれども、今日はここに来る前に親切な先生の手当もいただいてここに臨んでおりますので、よろしくお願いをいたします。

 私は3問質問させていただくわけですけれども、今日は1番最初に、先ほど1番と言ったのは、このあげている本町独自の無料の学習塾をつくると、このことについては私のヒット作だと思っておりまして。全国的な面を見てもけっこうちょこちょこっと手を出したりしているところもありますのでここは非常にいい答弁がいただけると期待をして望んでいるわけであります。

 2問目です。2問目については清水公園の再開発。過日の初日の中で所管事務調査で報告をされておりますが、このことについても前任者の高金課長とも以前話をしたことがありますし、また現在の商工観光課長とも事前に若干話もさせていただいておりますが、このことについても前向きな答弁をぜひいただきたいと思っているところであります。

 3問目の、特別職の職員の報酬の改定でありますが、過日私どもの議会で議会報告会を行って町民の方の多くの意見を聞きたいなと思っておりましたが、前のように、町民がたった一人しか来なかったということではありませんでしたけれども、総計で40名足らずという意見を頂戴したところであります。けっこう厳しい意見もありましたので、このことを含めて町長の考え方をお伺いしたいと考えているところであります。

 さて、1番目ですが、学習塾づくり。2年前に現教育長にもお尋ねをして、良い返事はもらえなかったのですけれども、昨今、非常に学力がついていない、恵まれない子どもたちというのは相当いるということで。多くは大学では国が金を出したりしていろいろ工夫したりしておりますけれども、私は低学年から中学に至る中でしっかりと学力を身につけるということが非常に重要だと考えております。近々の新聞報道等を見ても池田町では教員を退職してまで塾づくりに励んでいる人もおりますし、要はどういうことかというと、個別に指導するということは非常に効果があって、わかるまで教えてあげる。そのことによってそれぞれが自信をつけて進んでいくことになんとか進めないかということがありましてこういう表題にしたのでございます。そこで私の提案なのですが、今清水町の職員167名ですか。3人くらい増えたという話が、170人近くいる。以前私と高薄町長、あるいは荒木総務課長等々で相当やりあったことがありますが、あの時代は120人でできるとまで私に断言した時代でありました。近年、介護関係含めて子育て関係含めて相当人材がいるということがあって、今若干増えておりますけれども、加えて町の職員、今年15名くらい採用したということを聞いておりますけれども。これまたいろいろな考えがあって採用している。全体を見るとそんなに増えているわけではありませんけれども、そういうかたちになっている。さて、この中で新規採用の職員、大学を卒業している方もおりますので、この方を有効的に活用というと問題がありますが、協力をしていただいて、小学生、中学生の恵まれない子ども、又はそれにプラスアルファしてなんとか清水町の子どもの学力を上げる努力をしてもらえないかということでこういう提案をしているのでございます。

 過日のうちの委員会の中で、所管事務調査で清水高校にお邪魔もしましたし、教育長ほか、課長等々の話も承りました。私も清水町の子どもの学力がそんなに低いなんて毛頭思ってないのですけれども、高校の関係で見ると、清水、新得、鹿追の偏差値あたりみても、清水が41、鹿追、新得は40とこういうランクで、上は札幌の高校は72だと。こういう数字から見るとまだまだへんぴな町ではあっても努力をすると学力は上がると。当然上がるだろうと思うし、上がりますので、ここについて大きなくくりで判断するのではなくて、底辺のほうから支えてあげて学力を上げる努力をぜひしてもらえないかということでこのことについてお尋ねをしているわけでございます。

 2問目でありますが、清水公園の再開発。以前からしつこいほどよく言っておりますが、これもうちの委員で昼食を食べに奥のドライブインへおじゃまをさせていただきました。観光バスが3台も4台も止まっていた。下の方にお客さんがいないから聞いたところ、観光客は2階へ上がってまとめて調理をしているらしいですけれども。ここへ入って牛玉ステーキ丼、牛丼だの、フレーク丼だとかいろいろ食べて、元気をつけて十勝を回り、どこか遠くへ行くのだなという思いで見てきたわけであります。非常に活気を呼んでいて、土産物も売れると。非常にいい眺めだなとこんな感じで聞こえました。しかしながらそこから下って清水公園へバスが止まって何かしらの行為をするなんていうことは私は考えられないという見方をしておりまして、町長が言われていることに全く反発する気はありませんし、それはそれでけっこうなのですけれども、このことについてもう少し別な方向から力を入れてもらえないかと。こういうことがありまして、今回この5点について質問をさせていただいているわけであります。

 所管事務調査の報告等々を見させていただくと、やはり町民の意見をしっかり聞いて、町民の意見を大事にしてやれというのか、そういう述べ方をしておりますから、私もそこは非常に大事だろうと思いますが、これには必ず大きな予算が必要なわけで、当然のことながら財政当局、うちの役場の財政の幹部は大変苦労して、予算づくりの中で苦労しているというのは、私は常々話をしてよく理解しております。このことについても、一度この辺の考え方についてお聞かせ願いたいというのが2問目でございます。

 

○議長(加来良明) 原議員。これはインターネットにも流れていますし、議事録にも残さなくてはいけないので、通告用紙を見ている人は原議員の内容はわかりますけれども、外で聞いている人にはこれをきちんと、質問趣旨を口頭で述べてくれないとわからないと思いますので、もう一度よろしくお願いいたします。

 

○7番(原 紀夫) わかりました。以後気をつけます。

 前の町政のときから本町の観光資源の・・・・・・。失礼しました。1番からですね。

 ご指摘をいただきましたので元に戻らせていただいて、子どもの貧困対策に取り組む公益法人が以前、低所得世帯の保護者の7割が経済的理由から子どもの塾通いや習い事などをあきらめているというアンケート結果を公表したことがございます。世帯の年収について見てみると手取りで139万。これは真ん中くらいですけれども、生活保護などの諸手当を含めても203万に止まっていて生活の厳しい実態が浮き彫りになったということが報道されておりました。特に父親の障害年金等々でやっと生活しているという子どもが自ら、うちの家庭は生活が厳しいということに気がついたというような切実な声もあったということであります。

 文科省が実施した全国の学力テスト、学習状況調査では年収が高い家庭の子どもほど、教科の平均の正答率が高いという傾向が明らかになっております。このデータによると、貧困の低学力、貧困の世代連鎖といった問題がはっきりと全国に認識が伝わっておりまして、低所得家庭に対する塾に通う費用の補助だとか、あるいは無料の学習塾などの取り組みが各地で行われている現状にあります。

 さて、そこで本町に目を向けると、私は2年前に先ほども述べましたけれども、このことについて足寄町等々で塾を公設民営で町がつくっているということもあって質問をさせていただいたことがございますが、本町の校長等々と以前話をする中でも、本町の中学生の学力は芽室町から比べると2割くらい低いんだと、こういう話も聞いたことがございます。そこで、小中学校の子どもたちの基礎学力を身につけるという重要性を認識していただいて、以下のことについて提案をしているわけであります。

 本町の採用職員。近年大学卒業者を多く採用しておりまして、当然のことながら優秀な職員が多いわけであります。この職員に加えて、元教員、あるいは社会経験の豊かな一般教員を含めた中で指導体制をつくれないかということで、落ちこぼれを防いでいくという個別指導によって学力を伸ばすということができないかということでございます。このことは進めば清水高校の学校振興策にもなりますし、加えて大学卒業生は本町出身者でない方が大半でありますので、町民との間にこれを通して絆ができてより身近なものになり、本人の、職員の成長にも寄与するのではないかということで、学習塾づくりについて町の考え方をお尋ねをさせていただきます。

 2問目の清水公園の再開発ですが、前町政時から観光資源の再生ということで情報発信の拠点の整備に向けて観光資源の再生基本計画をペケレの森と一体となった計画として策定し、説明をしておりましたけれども、例の大災害によって全く軌道修正せざるを得なくなったということで、阿部町政になってからは既存施設の事業を活用して道の駅という大きなものではなくて機能を有するものを託するということを目的にして、本町独自のスタイルで整備を目指すという方向に変わっておりますので、以下5点について、担当課等についても努力しているということはお伺いしております。

 完了の年数については何年くらいをめどにしているのかということと、資金計画については基本的な考えはどのような考えなのですかということ。以前から指摘をしております施設の進入路については、私は以前から言っているのですが、今のままではだめだろうと思っておりますので、この進入路についてどのような考えをお持ちなのかをお尋ねをさせていただきたい。

 加えて4点目では、交流人口を町内に導くと、先ほども触れましたけれども、つながっていて、レストランに着いて、レストランからすーっと行ってしまわれては困るので、清水町に留まってもらう、引っ張ってもらうために何かそういう方法はあるのかどうか、この辺について町の考えをお尋ねします。

 5点目は、先ほど言いましたように担当課以外の町民職員、町民意見がより多く聞き取ってつくるというのが大事だということで、どうですかとお尋ねをさせていただいております。

 最後の質問であります。特別職の職員報酬の改定等についてですが、本町の特別職の報酬については、平成17年の4月1日以降改定されておりませんで、平成20年の3月21日に開催された特別職の報酬等の審議会でも管内の人口規模だとか産業構造などから見直したほうがいいのではないかという特別職報酬審議会の意見もありましたけれども、時の財政状況等があまり良くなくて、現行報酬額が適正と判断をされているわけであります。以来、平成17年以降13年経過し、現在十勝管内の報酬等々を見てみると18町村中、村2つ、町2つが若干本町より低い位置にありますけれども、ほかの14町は本町より上位にありまして、議員職においても似たような傾向を示しているわけであります。

 過日、清水地区と御影地区において議会報告会を行いまして、町民の意見を聴取し、種々の意見をいただいたところであります。町長自らが「私の報酬安いから上げてほしい」ということの諮問というのはまさに控えめな阿部町長は間違っても言えないと思いますし、そういう考えもないのだろうと思いますが、やはりより多くの町民の意見を聞いた中で判断をしていかないと、後々まで大きな尾をひいてしまうと、こういうことがありまして、ぜひ町長の考え方をお聞かせを願いたいというところであります。以上、よろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 最初に、教育長。

 

○教育長(伊藤 登) それでは、原議員の大きな1問目の質問にお答えをさせていただきます。

 現在、町内において複数の学習塾、英語塾等が運営されているものと認識しているところであります。低所得家庭に対する学習支援策といたしまして、町職員等を活用した無料の塾を検討してはどうかというご質問の内容だと思います。

 本町では、これまでも生活困窮世帯に限らず、希望する全ての児童・生徒を対象として、夏休み・冬休み期間中、各学校において「学習サポート教室」を開設している状況であります。

 サポート教室の開設期間は、各3~4日間程度ではありますが、地域にお住まいの教員経験のある方をはじめ、清水高校の生徒さん、教育大学等の学生ボランティアの方にもご協力をいただき、本町の児童・生徒に対する学習支援を行っているところであります。

 また、小学校においては日頃から、朝学習や、休み時間又は放課後などにおいて学習の遅れを改善するために、習熟度に合わせた個別の学習サポートを行っており、中学校におきましても同様に、個別の学習サポートや、放課後に図書室などで生徒が自主的に学習し、それを教員がサポートするなど、自発的な学習に対して支援する取り組みが行われている状況であります。

 町職員におきましても、それぞれの得意な分野を生かし、少年団、部活動等の指導に携わってきているところでもあります。

 ご質問の大卒職員を中心とした町職員による学習指導についてでありますが、職員はそれぞれの部署に配属され、担当業務に従事していることから、指導に関わる専門的な知識のない中で、児童・生徒にとって分かりやすい指導方法を模索し、より効果的な学習環境を提供する指導体制を構築することは極めて困難な状況にあります。

 教育委員会といたしましては、奨学金制度の見直しや、修学旅行費の助成額拡充による保護者負担の軽減策を進めるとともに、中学生1人1台のタブレット整備等による学習環境の向上を図ってきたところであり、今後も、更なる学力向上に向けて教育環境の整備に努めてまいる所存であります。

 また、本町の教育指標である「しみず教育の四季」の理念に沿って、規則正しい生活習慣の定着と、町民総ぐるみによる教育実践に取り組んでまいる所存であります。

 以上、本町独自の「無料学習塾づくり」についての答弁とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) 次の答弁を求めます。

 町長。

 

○町長(阿部一男) それでは、原議員の大項目の2、清水公園の再開発について、小項目5つにわたって答弁を申し上げます。

 まず1点目の計画完了年数は何年を目途にということに対する回答ですけれども、清水公園の再整備につきましては、昨年度から、商工観光課、建設課、企画課などにより協議を行い、観光施設及び町民憩いの場としての活性化に向け検討を行っているところであります。今年度中に、清水公園に係る活性化方針を確定させ、5~6年間程度の期間を想定し整備を進めていきたいと考えております。

 具体的には、ご指摘のとおり清水公園はペケレの森、体育館等の敷地を含めた一体が都市公園となっており、災害により大きく被災したペケレの森は、32年度中の完了予定として、現在、河川の災害復旧工事が進められており、新たに設置される管理道を散策路として活用することとしております。

 清水公園については、町外の方が目的地として訪れる観光施設としての整備を進める考えであり、損傷している木製階段やトイレの改修、樹木の剪定など、早急に整備が実施できる部分について、今年度及び次年度に行いたいと考えております。また、園内に敷設された水道管の更新には、国など関係機関との協議が必要であり、池の整備については、1~2年程度の時間を要するものと考えています。

 体育館との連絡通路などを含めた全体的な改修については、体育館の建て替え方針の検討などが伴い、長期的視点で整備を検討していく必要があると考えております。

 次に2点目の資金計画についての基本的な考え方についての答弁でございます。体育館等のあり方と合わせ、検討を行い、鑑賞型の公園、若しくは体験型の公園の再整備など方向性が定まった中で、大規模な施設の形態が変わるような整備となれば、該当となる補助事業について情報の収集に努めてまいります。しかし、補助要綱などの要件もあると思いますので、補助対象とならない場合は、過疎債の活用や数年度に分け計画的に整備を行うことも想定をしております。

 3点目の既存施設への進入路についての考えですが、清水公園への進入路については、坂の途中にあることから、わかりにくい、入りにくいのではないかとのご指摘があるところです。関係課による協議の中では、旧国道側からの進入路及び駐車場の新設などの意見も出ており、池や遊歩道、日本庭園など、清水公園全体のレイアウトも含め、検討をしてまいります。

 4点目の交流人口を町内に導くことには相当の困難が伴うのではないかというご質問に対する回答でございます。今年度、観光情報ステーション清水公園サテライト施設として、観光案内業務及び物産展示販売業務の委託契約を清流観光株式会社と締結し、清水公園及び飲食施設に訪れている方への情報提供などにより町内への周遊に結び付ける業務を進めていくとともに、清水公園において産直軽トラ市「十勝清水トラックマーケット」の開催や、複数の飲食施設への回遊を目指すスタンプラリーの実施など、観光協会と連携した事業を行って交流人口の増加と回遊を目指す取り組みを進めてまいります。

 5番目ですが、最後に、計画には担当課以外の町民意見や職員意見も幅広く聴き取る必要があるのではという質問に対してのお答えです。利用者の立場からのご意見、ご提案は重要であると考えており、主な利用者として想定する年代の町民や職員からの意見についても聴取していきたいと考えております。さらに、いただいた意見を基に、観光施設として有効な整備案としていくため、ガーデンデザイナーなど専門家のアドバイスをいただくことも考えております。

 以上、清水公園の再開発についての答弁とさせていただきます。

 続いて、大きな3項目目、特別職員報酬の改定についてであります。

 特別職及び非常勤職員の報酬については、行財政改革への取り組みもあり、近年改正していない状況は議員ご指摘のとおりであります。また、管内において本町の報酬水準が下位に位置していることは承知しているところであります。

 特別職及び非常勤職員の報酬については、その職責や地域の経済情勢、職員の給与改定並びに近隣町村の状況を参考に改定の必要性を判断しているところであります。今後、管内の情勢や清水町議会における議員報酬の議論、議会報告会における町民意見などを参考とさせていただき、適切な時期に特別職等報酬審議会を開催し、町民の方のご意見をいただいていきたいと考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。

 

○議長(加来良明) 質問を受けます。

 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 1問目から順次再質問をさせていただきます。私の思いとはまた違う方向で、全体を通して私の受けた感じですが、そういう無料の学習塾はつくらなくても、清水町独自でしっかりとやっていると。心配しなさんなというようにも聞こえたのですが、まず1点目お尋ねしたいのは、学習サポート教室を各学校で行っているということで、この学習サポートを各学校で行った結果、学力が以前に比べて相当上がっているのですよと。こういうような結果が出ていれば、私は以下、複雑な項目については全く言う気もありませんし、と思っているのですがこの辺はどうなのでしょう。

 

○議長(加来良明) 教育長。

 

○教育長(伊藤 登) 全国学力学習状況調査において、今ご質問の内容の部分も含んで、おかげさまで先生方の指導が行き届いているのかは別にしましても、全国平均を若干上回っているという状況が続いている状況であります。その中で、高等学校に行くとやはり学力の低下というか、先ほど質問にあったように偏差値が低いというような。あれは全体的に平均すると低いということになっていますので、一部では国公立大学に入学している生徒もいますので、全てではないということは捉えているところであります。なおかつ、人数をいかにして増やしていくかと。そして、学力の向上を目指していろいろな手段を考えながら今高等学校、又は清水高校振興会役員等ともご相談を申し上げながら学習サポートにあたっているという状況であります。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 私の言わんとすることは、小学校時代に学力が定着せず、そのまま一気通貫で行ってしまうと、中学校へ行こうが高校へ行こうがなかなか基礎学力ができていないと伸びないものなのです。それで、先ほど質問でも言いましたように、低所得者層、清水町には正確にどのくらいの数の方がいて、どうなっているかということは担当課でも押さえているのだろうと思うのですが、清水町で一般的に言われている、援助してあげて学力を上げたいという家庭というのは何戸くらいあるというような押さえ方をしているのか、もし分かれば。分からなければ結構ですけれども。

 

○議長(加来良明) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(神谷昌彦) 大変申し訳ありません。就学支援ということで、要保護世帯に準ずるような世帯については支援を行っておりますけれども、ただ今資料は持ち合わせておりませんので件数については今この場ではお教えすることはできない状況です。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 確定した数字ではなくて、おおまかなこのくらいということも出ませんか。

 

○議長(加来良明) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(神谷昌彦) 正確な数字は分からないのですけれども、大体30件から40件くらいかと思います。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 私が思っていたのは、今30から40といわれたのですけれども、私40の数字は出てこないのではないかと思っていたのですけれども、けっこう多いなという感じは受けました。印象ですよ。そこで問題は、先ほども触れましたが、この30名、40名の子どもが先ほど言いましたように学習サポート教室へ来て、いろいろと助言指導を受けて、その結果この子どもたちはこのサポート教室に来ていないと言えば別ですけれども、その中に来ているのですね。まず確認させてください。

 

○議長(加来良明) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(神谷昌彦) はっきりは分かりませんけれども、たぶんそんなには来ていないのではないかと認識しております。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) なるほど。そうなるとますます、なかなかうまくいかないという感じがするのですが、これは希望を募ってやっているということなのですね。希望者だけということ。

 

○議長(加来良明) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(神谷昌彦) あくまでも自主的に参加を希望される児童に行っているものでございます。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 習熟度別によく理解しているかしていないか別に合わせた個別の学習サポートをしていると、こういうことになっていますが、先ほど触れたように、このことについてもこの習熟度別サポートをすることによって、今まで駄目だった子どもがぐっと上がったと、こういう例というのはあるのかないのかというとなるとどうでしょう。

 

○議長(加来良明) 教育長。

 

○教育長(伊藤 登) はっきりは申し上げられませんけれども、学習サポートに来る児童生徒というのは親も関心があるのかどうかは別にしましても、なかなかそこに向いてくれないというのが現状でありまして、来ればやはりそれなりの成果は上がっていると感じ取っているところであります。 

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 親御さん含めてお子さん含めて、「君学力低いから、応援するから来ないか」という働きかけをすると、親は怒るのかな。そういうことはどうなのでしょう。

 

○議長(加来良明) 教育長。

 

○教育長(伊藤 登) 怒るかどうかは分かりませんけれども、その辺はやはり子どものやる気を喚起するのが一番かなと思っておりますので、家庭まで入り込んでよこせというようなことは今のところしておりません。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) よく自分の元の働いた職場を例に取るのですけれども、非行に走って検察所をとおして家庭裁判所をとおして私の9年勤めた職場に送られてくる子どもたちの大半はやはりひとり親だとか、成育史といって、生まれてから二十歳まで近くのどういう生い立ちがあるのかということを全部調べて、全部作るものがあるのですが、これは例えばこの子が成長して成人になって悪事を重ねた結果、上に送られたりしても、これはずっとつながっていって参考にされる書類なのですが、私もよくそういう子どもさんを面接したりして感じているのは、やはりお母さんだけ、お父さんだけの家庭というのは、もう生活ぎりぎりで子どものことはかまってやれないというのが多くて放置されると。逆に恵まれすぎて、塾は12箇所受けていますなんていう子どももいたりして、ピアノから何から学習塾から体がもたないくらいやらされて嫌になって非行に走ると、こんな子もいますので、やはりこの、こういう一番底辺にいる恵まれない子どもを中に引き込んでいくというのは大変難しい問題ではあるけれども、これを形づけて努力することによって伸ばしてあげる。

 先ほど北村議員の話にもありましたけれども、東京のほうの関係、元町民だとかおりますけれども、後段私は清水町の中で皆に応援してもらって、勉強もできるようになったし、最終的には大学も行けるようになったということになったときには、子どもは一生清水町のために働こうという気になると思うのです。間違いなくなる。したがって、先ほどからしつこく言っているようになんとか今無理に引っ張ってきて勉強を教えるなんていうことは重々承知はしているのですけれども、それは学校を通して親を通して努力すれば私はできることだと思っている。今日の教育長の答弁は全く気に入らない。けれども、今後私が今言わんとすることを頭に入れて、努力してもらえればいいなと思っているのですが、清水町の職員で、私が言ったことを前提にして人集めをして、何か一旗揚げて努力してみようということを考えたときに、うちの職員は自分の本業があって精一杯だからそんなこと無理だと思っているのか。また逆に、そういうことをやれば何人か集まるのではないかという思いは、どちらですか。

 

○議長(加来良明) 教育長。

 

○教育長(伊藤 登) どちらですかと聞かれるとなかなか答えにくいと思いますけれども。実は大学卒業で教育大学卒業の職員も何人かいるのですけれども、いかんせん教職の課程を取っていない。単位を取っていない。だから教職の資格はないという職員も含まれていますので、その辺も加味すると、なかなか教育委員会から、教育委員会にいればある程度今おっしゃったようなことも考えの中に入れられるかと思いますけれども、他部署になると町長部局ないしは他部局になるとなかなか来てやってくれということは日常の業務からして厳しい状況にあるかと思いますので、その辺も含めて職員の希望もあるかと思いますけれども、また打ち合わせをしながら期待に応えられるようになるかどうかは別にしましても、努力はしてみたいと思います。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 本町の福祉関係の業務をしている職員といろいろ話をしたところでは、原議員の言うとおりだと。というのは先ほど30から40という数字が出ていましたけれども、この中でいろいろなサポート塾だとか、学習サポートを受けていない子どもがそのまま何十人もいて、このまま小学校を経て中学校へ行く、高校へ行くという中で突然学力が上がるなんていうことは本人がやる気を起こす以外ないわけですよね。したがって、そこを考えるとどうも前段言っているように、本当に町の職員が、「よし、俺がやってやる。ボランティアでいいぞ。」というようなことで旗揚げをしてもらってなんとか構成できれば、私は、清水町やるなと。伊藤教育長も大したものだと、こうなると私は思っているのですが。今結論を出すとかそういうことではありませんよ。どうもその辺の学力を上げる努力をしてもらわないとまずいなと常々思っているのですが、ここでちょっと方向を変えさせていただいて、町長は以前塾をやっていろいろ努力した経緯があるので、一連の訳のわからないことをずっと言っている原の原質をとらえて、お前変だ、違うぞ、こうしたほうがいいということがありましたら、ちょっと答弁をお願いしたい。

 

○議長(加来良明) 町長。

 

○町長(阿部一男) なかなか難しい問題で、例えば他所の町村のいわゆるサポートの状況と清水町の状況というのはまたちょっと違う。そのところは、民間の学習塾がない。そういう中で清水はたぶん、はっきりは分かりませんけれども50%くらいの生徒が学習塾に通っているのではないかと。そのうちの何人かは私の所にも来ていた経過はございます。そんな中でいくと、まずそういう背景が違うので、一方的にこちらがまたサポートすると言ってもいろいろなことがありますし、ただその中でどれだけ経済的理由によって行きたいのだけれども行けない人がいるかという、またそういう調査もしなければだめだと一つは今議論を聞いていて思うことと、もう一つは学校で補習だとかそういうことをやって、それに参加している生徒も私はいっぱい知っていました。それからいくとやはり来てほしい人が来てくれなかったり、そういう場面もいっぱいあって、「私もどうしようかな、行こうかな行くまいかな、でも皆行くから行くか。」という人と、初めから、本当はいっぱい行ってほしいのだけれども行きたくないと手を挙げないで全然行かないとかそういう状況も多少知っておりますので、もうちょっとやはり実態調査をした中で、職員の派遣だとかボランティアだとか最後本当に必要であればそんなことも、フレックスタイム制を利用した中でいろいろなことはできるとは思うのですけれども、まだそこに行くまでの、そうしましょうだとか、そうなりますだとかという判断はできない状況であります。

 それから、高校の話で、どこかの高校と比べれば少し低いなという話であって、中学校の学力が清水町が低いというデータは全くないと思うのです。それは議員も前にいろいろな、ほかの議員も含めて質問した中で、そういう状況もあるということの中でたまたまIQの高い子は帯広の高校に行ってしまう。そういう状況があった中でいくと、清水高校が例えば偏差値が41だとか、先ほど隣の郡部校は40だとかという発言をしましたけれども、そういった部分の話も出てきていろいろ分析した中でいかないと、いろいろなまたあれが出てくるかと。最終的には高校へのいろいろな支援も含めて高校が事実上偏差値といいますかそういうのが低いとかそういう状況が出たとしたら、またいろいろな支援の仕方やなんかも出てくるのではないかという気がします。議員の質問にはこの部分はないと思うのですけれども。

 そんなことも含めて、教育については総合的に考えていかなければならないかと。ただ、いろいろなことの中で清水の子どもたちが少しでも学力も含めて、教育は学力ばかりではないですけれども、IQが高いのに越したことはありません。そういうことも含めて1ランクも2ランクもアップして、いい社会人となれるようであれば、あるいはなるようないろいろな支援策というのは今後総合的な部分の中から検討していかなければならないのではないかと。そういう思いは持っているところでございます。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 町長に問題意識だけ持っていただければ、町長のことですから、やる気満々ですから前へ進むだろうと認識をしているところであります。

 過日清水高校へ行ったときも、以前は就職率が97~98%でどうのこうのと言われていて、そのとき私は、以前言ったことはあるのですが、就職しても何か月もしないうちに辞めてしまっては意味がないということで、よく言っていたのですが、過日訪れたときには相当、その辞める率も抑えが効いていると。ということは、それぞれ子ども自ら努力して今があるのだなという気もいたしましたし、パンを作っているところも見せていただいて、ごちそうにもなりましたけれども、全く意欲があって、教員の話では全く指導しないで自分たちで考えれと。これだけのものを作ったらどのぐらい利益が出るかということまで要求しているのですと。こういう話をされておりましたので、「おおやるな」と。したがってそういうのがあって、今世に出ている有名なパンの製造会社とタイアップして物を出したりすることができる状況になっているのだということを認識したところ。この間、アスパラ祭りに行ったときに買うと約束したものですから買いに行ったところ、2回ほど行ったのですが、暇を見て、牛玉ステーキ丼のほうに引っ張られて動きを取れなくて買いに行ったら売れていなくて、売れない商品がけっこうあったのです。高いのですけれども。それどうするのと言ったら「投げます」と子どもが言ったから、私が「投げるならおじさんが買ってあげる」と、こう言って、「いくらで売っていいか聞いて来い」と言ったら子どもが素直であちこち聞いてわからなくて、先生のところに聞きに行きました。先生が来ました。どう言ったか。「申し訳ありません。これを売るわけにはいかないのです」と。どうしてと言ったら、「なぜ失敗して売れないようなものになったのかということを全体で皆で検討して、その後に作った子どもに配るのです」と、こういう話でした。それなら私は買えないと言って帰ってきたのですけれども、それくらい努力していると認識したところですので、高校を含めて頑張っている姿も見ておりますので、底辺の小学校低学年から中学の段階で清水町の子どもに学力がつくような努力を教育長、町長含めてぜひやってほしいと。決意だけいただきたい。

 

○議長(加来良明) 教育長。

 

○教育長(伊藤 登) なかなか決意と言っても、町長と連携してやっていかなければいけないという覚悟は持っています。そんな中で先ほど町長も言いましたように、いかにして優秀な人材を社会に送り出せるかというその基礎を作るべく、また学校とも連携しながらやっていきたいと、そのように思います。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) ありがとうございました。2問目の質問に移らせていただきます。

 公園の関係ですが、5、6年の中でなんとかという話をされておりましたので、努力をお願いしたいと思います。

 そこで、私のほうから指摘をしたいのは、清水公園はペケレの森と体育館の敷地を含めた一体が都市公園になっているのだと、こういうことでした。当然理解をしておりますが、今災害があって、あのペケレの森の建物は流される、ぎりぎりの境界は山崩れが起きて全く、私はつぶさに見たのですけれども、全く再生不可能という状況だと私は思います。

 そこで、この都市公園だと言っている中に、清水の中央公園なり、もう一つ有明公園ですか。これも含めて拡大して公園として認めるような方向というのはできないのか、全部つながっていないとだめなのか、その辺はどうなのでしょう。もし分からなければ答弁いただかなくて結構なのですが。どうなのでしょう。

 

○議長(加来良明) 建設課長。

 

○建設課長(内澤 悟) 今の都市公園なのですけれども、清水公園と中央公園、有明公園、この3つの公園に関しましては全部都市公園となっております。ただし、このほかにも都市公園はあるようなかたちなのですけれども、全体の面積、今手元にないのでどれくらいというのは言えないのですけれども、清水町の全体の都市公園の面積が決まっております。もちろん、例えばペケレの森、そちらのほうが減ってくればどこかの所の公園だとか、新しい公園だとかそういうものを面積的なものは増やしていかなければならないというようなかたちになってございます。以上でございます。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 私がなぜこんなことを聞いているかというと、理由があってお尋ねしているのですが、町長答弁で5、6年でやると言われているのですけれども、あの清水公園の中の池をきれいにします。遊具も備えます。水道関係であの下に潜っているやつを検査してだとか、いろいろ言っている中に、焼肉ができる場所をそれも含めてという話が出ていると思うのですが、町民が見たときに、今でさえあれだけ遠い。年寄りが増えている中で、公園の焼肉のほうに行く人がいない中で、なんでそんなところにまた作らなくてはならないのかと、こういう話があって、私ははたと、そういうこともあるのかと言って聞いたところ、以前は清水公園の中だか有明公園か、公園の中に焼肉コーナーができていたと、こういう話もされておりますので、一連の流れの中でずっと来ていた中ではいろいろあるのでしょうが、この町の中に国道を通って来るお客さんを誘導して持ってくるというのは並大抵のことではないということを含めると、今一度その辺を考え直して、一連のことについては十分理解をしておりますが、町の中で町民が憩えるような場所を、もうちょっとそれに合わせて今回の中に合わせて考えてもらったほうがよいのではないかと。今町の中で、各町内会が親睦をかねて焼肉を行ったりするところがけっこうありますし、私の町内会は老人福祉センターがあるからそこで雨が降っても下に潜れるところがあるのですが、ないところはなかなか雨が降ったらどうしようと考えるところもありますので、焼肉のコーナーを作るなんてそんなに大したお金は必要ないと思うので、そういうことを含めてもう少し視野を広げてもらって、町のほうまで考えを及ばすようなことも中に入れてほしいなと。このことは担当課長にもこの間ちょっと話をしたのですけれども、このことについて考える余地なしなのか、今公園が終わってから考えましょうとなるのかとなると、どうなるのか。どちらでも結構ですが答弁いただければと思うのですが、どうでしょう。

 

○議長(加来良明) 商工観光課長。

 

○商工観光課長(斉木良博) 今の清水公園の中にバーベキューハウスを設定してございます。そのバーべキューハウスを町の中の中央公園ですとか有明公園、そちらのほうにできないかというお話かとお聞きしました。まず、清水公園の中のバーベキューハウスにつきましては、一定程度の人数が集まれるようなバーベキューハウスとして整備をして、自然の中で焼肉等を楽しんでもらうというかたちで整備をしているものです。場所によって役割分担をしていると自分は考えてございます。町の中の公園のほうが集まりやすいとは思いますけれども、清水公園についてバーベキューハウスを整備をし、そのほかについてはそのほかの公園の楽しみ方があるのかと今のところ考えてございます。以上でございます。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 町の中のほうが人が集まりやすいという意識を担当課長がされている。これだけでも私は収穫だと思っていますので、その辺の意見を、考えを熟慮に熟慮を重ねて町の中で人が集まるにはどうすればいいか。例えば芽室公園。夏暑いとき滑り台ですか、ものすごく人が集まっていて何をやっているのかと思ったら、これはまたいい方法だと。来たばかりのときですけれども、いろいろ今遊具も含めて、遊具は高いのですけれども、いろいろなものがありますので、清水のお子様向けに清水へ行ってみようということで来ていただいて、横には店もありますし、そういうようなものがなんとかできないのかと。今商店のほうでは、清水バルで夜の部で頑張っていただいているけれども、昼間子どもがどこどこの公園に行こうということになるような、簡単にはいきませんけれども、170人の職員の知恵でなんとかいいものを編み出してほしいと。こう思っているのですが、無理でしょうか。どなたか。

 

○議長(加来良明) 建設課長。

 

○建設課長(内澤 悟) 町の中の中央公園、有明公園というお話だとは思うのですけれども、今の現状の中で、例えば中央公園でございますが、けっこう噴水というか水遊びの場所と、砂場と、グリーン帯というかたちと、有明に関しましては運動公園が主たるものでございます。焼肉場は別にして焼肉をするというかたちになるとある程度のスペース等々、あとは皆さんが使われる中で広さどうのこうのというものはあると思います。今のところ本年度から遊具の点検をやりまして、小さな公園含めて点検の後の遊具の更新ということを考えております。現段階では遊具関係の点検をやった中の更新等々ということを考えておりまして、特段町の中、中央公園等々というものに関して現段階では発想というか、されていないようなかたちになっております。ただし今後におきましては、時期だとか利用状況、いろいろなものが出た段階で更にいろいろなことを考えていかなければならないと考えております。以上でございます。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) わかりました。商工観光課、建設課、町長含めて今後に期待を持てるような、前向きな答弁を頂戴したと私は認識をしておりますので、よろしくお願いをいたします。

 最後の質問です。先ほどの後段で言いましたが、町長が自ら自分の給料を上げれなんて・・・・・・。

 

○議長(加来良明) 原議員。3項目目ですか。

 

○7番(原 紀夫) 3項目目です。

 

○議長(加来良明) 休憩をその前に取りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

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○議長(加来良明) ここで休憩します。      

 

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 

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○議長(加来良明) 先ほどの原議員の質問の中で、不快用語という取り扱いの語句が一部ありましたので、「ひとり親」と議事録を書き換えますので、ご了承お願いいたします。

 

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○議長(加来良明) 休憩します。         

 

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 

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○議長(加来良明) 一般質問を続けます。

 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 最後の質問でございますが、先ほどお話ししたように以前、職員含めて、議員含めて非常に大変な道のりがあって、大きな負債を抱えて、他町とは全く違う状況で今まで来ているということがあって、町民にも、例えばうちの議員が、議員報酬として叩き台として示したものについても、上げることが前提で示しているのだろうということがあって、厳しい意見も頂戴したり、あるいはまた逆に他町村並みに上げてもいいのではないかとこういう意見もいただいているところで、我々としてはこの議会報告会に多くの方が押しかけてきて意見を聞いているということであれば非常にいいのですけれども、なかなかそうはならないということでこれからどうするか。これから特別委員会等々でいろいろ相談をして考えようと思っているのですが、かたやこの特別職の報酬についても以前は町長は93万8千円いただいているときがありまして、思い起こせばすぐ横に営林署の庁舎があってあそこで私が仕事をしているときに、清水町長の給料すごいなんて皆で話をしたのが思い出されるくらいすごかったなと思っています。うちの署長で50万ちょっとなのになんで清水の町長はあんなに高いのかなんていう話がよく出ていたのを思い出しました。したがってこの93万8千円時代から今70万円、23万8千円も落としてずっと来ているので、そろそろ町民のみなさんもその現状をしっかり把握して、清水町もちょっと考えたらどうなのということにしたほうがよいのではないかとこんな感じがするわけであります。

 実質の公債費の比率をみても、3か年平均でも、平成18年度、私が町議になったのは平成19年ですからその前ですか。町長が産業振興課長か何かをやられていたときかな。その頃、21.3%でしたけれども、平成17年の決算を見ると、失礼しました、平成28年の中では6.9%まで下がっている。債務残高を見ても平成12年は236億円あった。私の記憶ではそのずっと前は300を越していたはずです。そのぐらいあって、第2の夕張になってしまうということで、町職員含めて皆危機感を持って対応して今なんとか、前町長がよく口にしておりました、他町村並みに予算が組めるようになったと。こういう話もしているわけであります。現在債務残高も106億円まで、以前の半分以下までなってきていると。こういう状況にあります。

 さて、この将来の負担比率にいくと、今まで下がって来ましたけれども、これから公共建設物、建て方によっていろいろあると思いますが、先ほど言ったように、いろいろな金の引き出し方を含めて努力することによって、減らす努力をしない限りは少しずつ上がっていくと。これも明解であります。

 至近、副町長は30億円くらいにはしたいとよく言っておりましたけれども、なんとか今その辺で頑張っていると。事を総合的に判断すると、町民の皆さんどういう判断をするかわかりませんけれども、その辺でもうちょっと審議会なりで意見を聴取してもらえれば私どもの特別委員会も、それらも参考にできることもあるのかと、こんな気もしているのですが、町長いかがでしょう。

 

○議長(加来良明) 町長。

 

○町長(阿部一男) 先ほども答弁しているのですけれども、いろいろな情勢を判断しながら。私は職員の給与等については私が決定するというか、最終ですね、いろいろなそれも状況を加味しながら決定する、そういう部分の位置にいますけれども、自分の給与は自分で決定するような状況の位置にはならないと思いますので、みなさんのいろいろなかたちの中で、判断の中で、それこそ議員の今後の、今回のいろいろな提案。具体的に私どもに提案されているわけではありませんけれども、町民に提案した。そういったものの、町民のみなさんの反応も含めて私のところの中になればそういうような審議会もというようなことは考えの中には入っておりますけれども、今自分が積極的にどうのこうのだとか、そんな段階は全然考えていないところでございます。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 私どもの議会の特別委員会としては、選挙がなければいいのですけれども来年の1月に町議選がありますので、その前段で結論を出して示したいと考えておりまして、このままずっと2年以上いろいろと皆さんにご苦労をかけているのですけれども、引っ張るわけにはいかないなということがありまして、町長の考えを含めて、町民の考えを含めて、町長の報酬を含めて、どういう方法がいいのか。これの一つのヒントをいただくことも必要だと考えておりますが、町長は全く考えておられないけれども、つくって考えるということはやぶさかではないというような話もされておりましたので、そのことに期待をしつつ私の質問を終えさせていただきたいと思うのですが、私が前段で言ったように、11月ぐらいまでにはなんとか議会としてはめどをつけたいなと思っているのですが、この特別委員会をもしつくるとすると、その辺までに結論、町長報酬含めて特別職の報酬を結論づけるようなことに向けて努力をするということについては、どうなのでしょう。

 

○議長(加来良明) 町長。

 

○町長(阿部一男) 状況としてはたまたま議員の改選が1月にある。そしてその前に次の議員になる方々のために、報酬も含めて検討をしていくと、そういうタイミングには、非常にその前に結論を出したほうがいいという思いについては、そのとおりだという思いを持っているところでございます。ただ、それもまた私のところに跳ね返ってくるということになると、またそれはそれで全然別なものの中で、ただ、今の項目の質問の中で状況は良くなっているという把握は私もいろいろなことの中で、昨日たまたま地域番付というやつを見ていると、やはり清水町のそういった位置づけというのは、例えば財政力指数では北海道179あるうちの43番目だよとか。ちょっと年度は古いですけれども、2013年度にそのぐらいだという。今決してそれより劣っているわけではないと思うのだけれども。例えばそういう状況というのは自分なりには把握はしているところでございますけれども、そんなことも含めて、質問の答えになったかどうかは分かりませんけれども、いろいろな状況を判断しながらこれからいく流れも判断しながら、特別職の審議会等について、それに諮るかどうかも含めて、考えていきたいと思っております。

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