平成30年第5回臨時会会議録(7月20日_日程第4)

○議長(加来良明) 日程第4、議案第58号、平成30年度清水町一般会計補正予算(第5号)の設定についてを議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。

 初めに、副町長。

 

○副町長(金田正樹) 議案第58号、平成30年度清水町一般会計補正予算(第5号)の設定についてご説明をいたします。

 総額に9,606千円を追加し、それぞれの総額を9,508,969千円とするものです。

 補正の内容につきましては、説明資料を事前送付させていただいておりますが、2つの新規事業実施のための予算措置が主なものでございます。後ほど担当課長から詳細につきまして説明をさせていただきますが、私からは概要について説明をさせていただきます。

 それでは、歳入より説明をいたします。6頁をお開き願います。

17款1項2目、特定寄附金につきましては、教育振興への指定寄附1件を受領し、特定寄附金21千円の追加です。

 18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算調整額として9,585千円を追加するものです。

 下の7頁にまいりまして、歳出の補正です。

2款1項6目、企画費につきましては、ふるさとワーキングホリデー推進事業に係ります経費の補正です。

 本年5月、総務省におきまして事業推進要綱、これが制定されまして、地方公共団体の取り組みに対しまして特別交付税等により国から支援が行われることになり、本町においても事業の実施を行うものです。

 都市部の若者などが一定期間地域に滞在し、町内の事業所で働きながら収入を得るとともに、地域のイベントなどを通じて町民との交流や暮らしを体験するもので、本町における人口減少、少子化、高齢化の進行や労働力不足に対する対策の一つとして事業を行うものでございます。

 予算措置の内容につきましては、説明会旅費、住宅借上料、レンタカー借上料、住宅用の備品等購入費、合わせて7,585千円の計上です。

 次に、8頁をお開き願います。中段になります。

 7款1項2目、観光費です。2つ目の新規事業、十勝清水肉・丼まつり開催に伴う必要経費の計上です。地元産の十勝若牛、牛トロフレーク、これを使ったご当地丼は道内外のグルメイベントにおいて輝かしい成績を得ており、これらを目当てに訪れる観光客も見受けられるようになりました。 

 また一般社団法人の日本記念日協会により、9月16日が牛トロの日と認定されたこと。さらには十勝毎日新聞社からのイベント支援についての提案もあり、関係機関と協議を進めてきた結果、従前まで実施をしておりました食の元気まつりと統合し、開催をすることとしたものです。

 実施にあたりましては、町観光協会、商工会、建設業協会ほか実行委員会を組織し、9月16日に行うものです。

 本事業は町の豊かな農産畜産物など広く発信をするグルメイベントであり、交流人口の増加と合わせまして、農畜産物の認知度向上が図られるものと考えているところです。

 予算につきましては実行委員会に対する補助金とし、総事業費3,500千円のうち2,000千円を補助するものでございます。

 最後になります。10款1項1目、教育委員会費につきましては、教育振興目的の指定寄附1件を受けたことから教育基金積立金21千円の追加です。

 以上、私からの一般会計補正予算(第5号)の説明とさせていただきます。ご審議よろしくお願いします。

 

○議長(加来良明) 次に、商工観光課長。

 

○商工観光課長(斉木良博) 私のほうから配付しております議案説明資料について説明をさせていただきます。

 資料の1頁をご覧いただきたいと思います。まずはふるさとワーキングホリデー推進事業でございます。

 国においては地方創生の考え方の中で、都市部の人や情報を地方へと流れを創出する政策が取り組まれております。このふるさとワーキングホリデー推進事業についても平成28年度から都道府県を実施主体として取り組まれておりまして、昨年度までで全国で1,800人以上が参加されたと聞いてございます。

 清水町においての労働力の不足については業界を問わず不足しているという状況でございます。昨年度から産業人材確保・育成プロジェクトということで町内でも設置をし、検討を進めてきたところでございます。

 この事業の最終的な目標は本町への移住と考えています。移住施策に取り組んでおりますけれども、移住フェアですとか相談会においての参加、日常の移住相談、移住体験住宅の取り組みなどを行っておりますが、移住に際して重要な要素として、住むところ、本町での生活環境、仕事という要素も重要な要素かと思っております。この事業につきましては短期間ではありますけれども本町での仕事を体験していただいて、生活もしていただいて移住のイメージを実感を持って体験をするものと思っており、この事業に取り組むということにいたしました。

 事業の流れでございます。短期間の仕事を受け入れることが可能な町内の事業者、または農業経営者などを公募しまして、仕事内容ですとか期間、賃金などを登録いただき、総務省のサイト、またこの事業で委託を予定しておりますが、事業者のインターネットのサイト等で周知を行います。総務省主催の説明会等もございますので、そちらにも参加し、PRを行っていく予定でございます。

 清水町内で仕事を希望する方、都市部の若者の方々ですが、インターネットや申込書などを送付いただき連絡をいただいた中で仕事の受入先との調整を行っていこうと考えています。

 受入期間については2週間以上1か月以内と考えております。1か月以上の部分について希望があるかと思いますが、そのときにはまた相談をしていきたいと考えています。

 本町に来られるまでの参加者の交通費については参加者の負担ということになりますけれども、町内に滞在する期間の住居に係る経費、レンタカー等の移動手段、作業に係る作業服長靴等の貸与、労災保険等の保険料については町の負担とし、賃金については受入先の事業者が支払うと考えてございます。

 受け入れについては最大で3名。年度末期間中10名程度と考えております。借家等を確保し滞在をしてもらうことを考えておりまして、家賃、生活に必要な家財道具等、住居に係る経費について計上をしてございます。  

 事業予算につきまして、資料1頁下段をご覧いただきたいと思います。今説明の中でも触れましたが報償費については、作業服、長靴等の貸与でございます。それと労働保険料等を計上して192千円と積算をしてございます。

 旅費については、参加者に対する説明会、応募者との面談、打ち合わせ会議等、756千円を計上してございます。

 需用費につきましては、住宅の消耗品、都市部の若者に対する周知のためのパンフレット、チラシ等の印刷費、光熱費もみてございますが、光熱費についてはこちらに滞在する期間の分についてはそれぞれ別途参加者から負担をいただくという考えでございます。

 役務費につきましては町内の受入先の事業者を募集するためのチラシ折込料でございます。

 委託料につきましては、アルバイトですとか、ボランティアですとか、そういった職をインターネットで周知をし、希望する方の募集を受け付けて結びつけるということをされている事業者がいくつかございます。そういった事業者へ委託するということを想定しまして756千円を計上してございます。

 使用料につきましては、こちらに来られる参加者の家賃、必要に応じて、移動手段としてレンタカーを用意したいと考えております。レンタカーの借上代等でございます。

 備品購入費については、3名程度受け入れるということで3部屋分の家財道具等ということで1,050千円を計上してございます。こちらの経費につきましては総務省の推進要綱によりまして特別交付税措置がされるとなってございます。

 道外の人口のボリュームの大きい都市部からの若者などに周知をし、参加しやすい条件を整えていきたいと考えています。

 次に、十勝清水肉・丼まつり実行委員会補助金について説明をさせていただきます。2頁になります。

 事業目的につきましては、先ほど副町長から説明があったとおりでございますので、こちらについては省略させていただいて事業内容でございます。過日7月10日に実行委員会が設立されまして、事業内容、予算などについて協議を行いました。詳細については今後具体化に向けて事務局それから実行委員会の中で協議をしていきますが、事業の予算概要について記載をしてございます。

 本町において、牛玉ステーキ丼ですとか、牛とろ丼、それから豚丼など、知名度、認知度のあるメニューがございます。それをテーマとして打ち出して十勝清水肉・丼まつりという名称で決定をしてきてございます。

 開催日時については9月16日日曜日の10時から14時までと考えてございます。

 場所については有明公園を会場として開催をいたします。

 出店ブースについては4点ほど記載をしています。メインとなる丼のブースのほか、ソーセージですとか、唐揚げですとか、肉を使ったメニューが本町にございますのでそういったような食べ物のブース、飲み物のブース、町外の事業者の特産品ですとかお土産等の物販のブース、町内企業、事業者のPR、ふるさと納税のPRブースということを想定してございます。

 そのほかステージでの催し、抽選会、会場内にふわふわドームなどを設置したいと考えてございます。

 事業予算についてでございます。収入につきましては町の補助金を2,000千円と計上しています。

 観光協会の負担金600千円ですけれども、観光協会の役員会等で協議をいたしまして、食の元気まつり、10月に開催を予定していたものですけれども、今回この食のイベントに合わせまして統合するということで600千円をこちらのほうに負担金として計上してございます。

 道の補助金ですが、地域づくり総合交付金について申請を考えてございます。町内企業、事業所による協賛広告というものをお願いしたいと考えております。予算としては250千円を計上してございます。

 出店者負担金です。各ブースに出店いただく方から負担金をいただこうという考え方でございますが、1ブースあたり数千円程度の出店者負担金をいただきながら開催をしたいと考えています。

 支出についてです。1番目、会場設営に係る経費1,100千円と記載していますが、こちらについては会場内の例えば柵ですとかバリケードですとか、物品等の借上げ、水道電気等の仮設の設備に係る経費、仮設トイレの設置経費など、1,100千円と積算をしてございます。

 アトラクション等について、ステージイベントの経費、または抽選会の景品など、300千円と計上してございます。

 警備・保険料ですが、400千円。概ね警備に係る経費が相当だろうという積上げでございます。

 広告、看板等の設置に係る経費で1,600千円と計上していますが、各ブースの看板、周知を行うポスターですとか、パンフレット、チラシ等の印刷制作費、広告料、モニターツアーというのもできればと考えておりますので、そちらの経費ということで合計1,600千円と考えてございます。

 予備費については100千円ということで計上して、全体で3,500千円という事業予算を想定をし、このイベントを開催していきたいと考えています。

 説明については以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これより質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 丼まつりの関係で・・・・・・。1番からですか。

 

○議長(加来良明) 項目数を。

 

○7番(原 紀夫) 失礼しました。質問の項目数ですが、9項目質問させていただこうと思っています。非常に多いということで驚くかもしれませんが、そう長くなく短く即答できるような質問のみを取り揃えておりますのでよろしくお願いをいたします。なるべく質問の主旨に沿ってメモができるようにこの辺についてはゆっくりとお話をさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 管内にイベントの数がどのくらいあるのかということで調べてみると、80以上のイベントがあります。その中で清水町はどのくらいのイベントが十勝振興局の中で登録されているのかを調べたところ、ただ一つ、先ほど統合して行うと言われた10月のイベント一つだけということがありました。清流まつりだとかいろいろなものがありますけれども、集まる人の数で決めているのかどうか分かりませんけれども、そのようなかたちになっております。

 そこで、提案されている丼まつりですけれども、町長が実行委員長をやってくれるということであります。したがって、清水町が町長がトップに立ってまつりの実行委員長をやるなんていうのは私はこのかた聞いたことがないのですけれども、これはなんとしても成功させなければならないだろうと思っておりますし、今課長が説明いたしましたけれども、商工観光課だけに任せておいてやるなんてことには全くならないだろうと。したがって、職員総出だろうとこういう感じをしているのですが、この辺について、「いやいやそんな広くなんて考えていない」ということであればそれはそれで結構なのですが、その辺の考え方についてお尋ねをさせていただきたいと思います。これは1点目です。2点目です。

 

○議長(加来良明) 原議員。一問一答ですので。

 

○7番(原 紀夫) 失礼しました。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 1点目。町全体で取り組むと言いましょうか、そういったようなイベントで私たち商工観光課が事務局でございますが、町職員としてどのようなかたちで取り組んでいくかというような質問かと思いました。

 7月10日に実行委員会が設立をしました。その前段として観光協会の役員会等でこのイベントについて実現に向けていろいろな協議をさせていただいた経過がございます。その中で食の元気まつりについては統合するという方向性になりました。食の元気まつりについても昨年9回目ということで開催されて、1,000人以上の方が来られるというようなイベントになってきました。この肉・丼というテーマで清水町の資源を打ち出してイベントを開催するとなると、どれくらいの人数が来るのかということも議論しながら考えてきたところでございます。

 総体的な予算3,500千円というかたちで提案をしてございますが、やはりスタッフとしては私たち4人なり6人だけではなかなか手の回りきらない部分がございます。先週ですが、事務局員について役場職員の中で今回のイベントについてお手伝いをいただける方ということで公募をさせていただいてございます。例えば会場ですとか、出店ですとか各分野、ブースの中で割り振りをさせていただきながら、関わっていただく実行委員について、事務局員について公募をしているという状況でございます。それから当日前後の準備、撤収等につきましては各課から職員のお手伝いをいただこうと考えてございます。以上でございます。

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

○7番(原 紀夫) 私、事務局長1人で大変だろうと思っておりましたけれども、すでに公募しているということなので安心をしたところでございます。より多くの職員の方が公募をしていただいて応援する体制をつくってほしいと思います。

 さて、私は牛玉ステーキ丼が始まって以来ずっと応援しまくっているのですけれども、この出役した職員、日曜日なのですけれども、これはボランティアでやってもらおうとしているのか。昨日、牛玉ステーキ丼の案内に出てくれるかくれないかということで私のところに文書が来たのですが、超過勤務手当ということではなくてボランティアでぜひお願いしたいというような記述もあったりしているのですが、この辺についてはどのような考えなのでしょうか。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 職員の協力、支援等についての取り扱いでございますが、事務局員の公募の際にも周知をさせていただいているのですけれども、業務時間内の勤務時間内については業務として手伝っていただくという考えでございます。イベント自体が日曜日ということになります。前日も土曜日ということで休日なので、業務として手伝っていただくという中ではボランティアではなく業務として業務の発令をし、時間外手当なり代日休暇をとっていただくような対応を考えてございます。

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

○7番(原 紀夫) 原則は今課長が言われたように時間外手当とか代休というのは当然だろうと思うのですが、年に一度、町長がトップをきってやる事業に職員が「よし、俺も全力でやる」というような気迫をぜひ見せていただいて、「そんな時間外手当なんていらないよ」という雰囲気をぜひつくってほしいと思うのですが、仮に、どのくらい集まるか分からないと思うのですけれども、職員にボランティアで手伝っていただける方はどれくらいいるかということで掌握をしようとしたとすれば、多くの職員が来ると思っておられるのか。ボランティアにするとそんなに出てこないのではないかと思われているのか、この辺はどうなのでしょう。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 先週ボランティアについて公募、周知をさせていただいたところなのですけれども、現在のところまだ問い合わせ等は来ておりません。今日の臨時議会の中で正式に補正予算も提案し、今後実質的に行動していくという中で、商工観光課としてもこのイベントの成功に向けて協力を呼びかけたいと思っていますし、いろいろな情報提供をしながら実行委員の方が応募していただけるような情報発信をしていきたいと思っています。

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

○7番(原 紀夫) 2問目に入らせていただきます。この予算を見ますと、町から2,000千円ということで、会場設営にも1,100千円取られてしまうぐらい、会場設営に半分以上かかるわけですけれども、私はこれを見た瞬間、非常に窮屈だなと。当然財政が厳しいのは分かっていますが、これで大丈夫かというような気がしてならないのです。このイベントの中で例えば広告看板だとかいろいろけっこうかかるようになっておりますし、他町村でも多くの事業をやっているところがありますけれども、この辺について印刷面で工夫をするとかいろいろなことで町からの2,000千円をいかに使うかということで相当悩ましいことではありますけれども、工夫してほしいと私は考えているのですが、この予算でもしっかりやれると思っているのかどうか、この辺を聞かせてください。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 事業予算については他のイベント等も若干情報収集しながら検討してきた経過もございます。テントの設営については今回職員の協力を得ながら設営をしたいと考えておりますので、その部分、ほかのイベントでは外注をしたり、テントをレンタルして設営をするというイベントもございました。その部分については節約をさせていただいたと考えてございます。全体3,500千円の中で、初回ですから十分この事業の目的にかなうようなイベントに仕上げていきたい、実行していきたいと考えています。

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

○7番(原 紀夫) 印刷経費の関係ですが、相当いろいろなものの印刷が必要だろうと思うのですが、今、町の中で、特に今年度カラーで刷られた町からの広告、社会福祉協議会も含めて相当多くのものが出ておりますが、町の商工会の関係もそうですが、この素晴らしいカラー刷りのものが頻繁に出ている中で、このイベントをあまり落として変なチラシを作るわけにはいかないという気持ちもあるのだろうと思いますが、この辺について他町村がどうしているか分かりませんけれども、私は他町村は相当お金を使っているという見方をしておりますが、この辺についていろいろと工夫してほしいなと思うのですがいかがでしょう。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 広告についてでございますが、今回副町長から説明をしました経過の中で、十勝毎日新聞社から協力依頼ということでお話をいただいて、実行委員の中に十勝毎日新聞社も実行委員として入っていただいております。チラシ、パンフレットだけでなく、そういったような十勝毎日新聞社のお力も借りながらPRをしていきたいと思ってございます。印刷物についてはやはり手にとった方がどういう印象を受けるのかという部分で、本当に一瞬でイベントの印象を判断するようなものかと思っていますので、なるべくこの予算の範囲内でインパクトの強い効果的な印刷物にしていきたいと考えています。

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

○7番(原 紀夫) 先ほど十勝管内のイベントの数を申し上げましたけれども、非常に十勝の人は北海道を含めて全体を見るとまつり慣れしていて、相当目が肥えているというか、そういうところが非常に多いのだろうと私は思っています。私自身もあらゆるところを渡り歩いてきておりますので、いろいろなまつりを見ておりますが、やはりその辺を考えると今回のこの丼まつり、「清水町は変わったことをやるな」と、「こういうことを考えていたのか」と言われるようなものでも出てくれば最高目を引くような気がするのですが、このまつり、特徴としてこういうことを考えているということがもしあれば教えていただきたいのですが。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) まず、このイベントのテーマ、名称についても議論もさせていただいてこの名前に決定をしてきたのですけれども、先ほどお話ししたとおり、一瞬でこのイベントをイメージできるという部分は大事かなという観点から、肉と丼という言葉で名称からアピールをしようという考え方でこの名称を設定をしたというところでございます。いろいろなイベントがございまして、厚岸の牡蠣まつりだとか、どこどこの海老まつりだとかというのがございます。やはりそのイベントの周知を見たときにわかりやすいテーマ、名前、タイトルがいいのかなということでこの名前になってございます。まずはそういったようなことで分かりやすいテーマ設定をしたと思っています。9月はいろいろなところで食のイベントが多い時季でございますので、肉という部分では割と若い層が反応してくれるのかなということも想定しながらこの名称を考えてきたところでございます。内容について特に特徴的なこと、これはという部分でございますが、実行委員会の中でまた議論をしながら工夫をしていきたいと思ってございます。

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

○7番(原 紀夫) 4項目目です。国会議員でありますとか、北海道知事であるとか、振興局長あるいは十勝町村会の議長であるとかをはじめ、東京は無理だと思いますが札幌清水会だとかあるいは帯広会だとか、いろいろな方にぜひ足を運んでもらって、別棟でテントを設立して、その中で気持ち良く清水町の丼を召し上がっていただいて、帰ってもらえればどうかとこういうことを私なりに考えているのですが、当然その中には清水ドライブインに来る観光バス等もありますから、観光バス等の方にも手を回していただいて、まつりに参加をしてもらうと。4時間の中ですけれども。こういうことに力を入れてほしいと思いますが、加えて災害のときに大変お世話になった鹿追駐屯地の自衛隊の幹部あたりも呼んで、心を込めて感謝をするとなお良いのではないかと考えていますし、加えて、小中学生や高校生を含めて相当意欲的な子どもたちがたくさんいますので、こういう方にも協力をしてもらうということについて考えてみたのですがどうでしょう。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 3点ほど提案をいただいたのかと思います。国会議員ですとか、知事ですとか、そういったような方、来賓というかたちでお呼びするのかということ。それから場内で来賓席なりを設けてというお話かと思っています。この点については今のところ想定は特にしてございませんでした。実行委員会の中で議論をさせていただきたいと思います。札幌清水会、帯広清水会等につきましては町にゆかりのある方々ですので、会のほうに周知をさせていただこうと考えてございますし、今後具体策は詰めていくのですけれども、モニターツアーというものもアイデアとしてありますので、例えば札幌清水会にご案内し、札幌清水会に限らずですけれども、札幌からのバスツアー、モニターツアーなどできるのではないかということも考えてございます。ほかのバス、旅行される方のバスのコースの変更だとか、来てもらうという部分につきましては、本日以降と言いましょうか、今後そういった旅行会社ですとかバス会社等に情報を提供しながら交渉といいましょうか、検討をお願いしようかと考えてございます。

 そのほか、鹿追自衛隊等近隣の関係する方々につきましては、広く周知をしていきたいと思ってございます。

 以上です。

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

○7番(原 紀夫) 駐車場の関係ですが、鹿追町あたりは大体1,000台の車、大型で20台という駐車場を確保しているようですが、清水町は駐車場の台数だとか、大型バスの関係、このぐらいは止まれるようにということについてまではまだ話はいっていないのかどうか。この辺はどうなのでしょう。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 駐車場の関係、冒頭にお話ししましたが来場者の想定数が今のところまだなかなかつかめていないという部分はございますが、2,000人なり3,000人なり来るだろうという想定をすると、何かしら駐車場の対策をしないと路上駐車等で近辺の住民の方にご迷惑をおかけしてしまうということが想定されますので、近隣の空き地を持っている企業のほうに打診をしまして、一定程度、当日貸していただけるかというお話をさせていただいているところでございます。

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

○7番(原 紀夫) 5点目の質問に変わります。

十勝に相当古くから魅力あふれるPR大使だとか観光大使だとか美女ぞろいの大使がたくさんおりますが、これらの方にぜひ清水町に来ていただいて応援をしてほしいということはできるのかできないのか、この辺はどうなのでしょう。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 観光大使につきましてはちょっと私のほうではどのような方がいるのかという部分、資料、頭の中にも今のところないのですけれども、十観連が十勝青空レディという方を2名委嘱しています。十観連を通じてその方についての招致というのでしょうか、来ていただくようなお話はある程度させていただいているところでございます。以上です。

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

○7番(原 紀夫) 分かりました。

6点目の質問になりますが、本町には人口減少の中でなんとかある程度低く抑えているという中に、大きな企業がけっこうあるということが理由の一つにありますが、このプリマハムだとか日甜であるとか、製糖工場だとか等々について、今回のまつりにはどのような参加をしてもらおうとしているのか。加えて農協等についてはどうなのか、この辺についてお尋ねをいたします。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 町内の大きな企業につきましては、まだお話等はしていないところでございますが、協賛金の部分で予算計上をしているのですが、町内の企業、事業所については協賛広告のご依頼をさせていただいて、参加いただければと思ってございますし、PRブースという部分を設けます。その中で例えば試供品配布と書いてございますが、例えば砂糖の配布ですとかそのようなことが以前のイベントであったかと思います。そのような参加をいただくようなかたちでお話をしていきたいと思ってございます。

 農協さんにつきましては、JA十勝清水さんにつきましては今回ローストビーフ丼という若牛アスパラまつりで販売をされていた丼メニューがございます。観光協会の役員さんでもありまして、役員会の中で農協さんとも話をさせていただき、出店者として農協さんについてはローストビーフ丼、それから条件が整えばその他の物販についてもしていただきたいということで話をしてございます。

 以上です。

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

○7番(原 紀夫) 分かりました。7点目の質問に入ります。

イベントを成功させるということについては絶対守らなくてはならないという「9つの約束」というのがあるのだそうですが、いろいろ調べるとそういうのが出てきたのですが、たぶんそこまでは勉強していないのではないかと思うのですけれども、この中で言われていることは、1つ目に企画の立案段階、2つ目には企画の準備段階、3つには企画の実施段階、4つ目に企画の評価段階というのがありまして、外部招聘をしたりしていろいろ人を集めたりお願いをしたりするということであれば最低3か月ないとだめだというようなことがあるのですが、いろいろ考えてみると、うちの町で今事業を起こす前段で、今言いました立案段階に至る前から町長はまた足しげくあちらこちらに出向いていただいたり、東京まで出向いてテレビにも映るような努力もしていただいて、全国一の丼になったということもけっこう広まったりしている。こういうことを含めて前段から相当進んでいるのかとこれを見て感じたのですが、今のところ9月16日なので3か月近い日程はありますが、十分これらの今言いましたようなことはクリアできているという認識を担当課としては持っておられるのかどうかこの辺を聞かせてください。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 企画の立案準備、実施、評価。いわゆるPDCAサイクルという概念かと思いました。実施に向けて3か月はかかると言われているところで、今のこの丼まつりの進行状況についてはどの段階、どういったような状況かという質問かと思いました。

 元々と言いましょうか、当初のきっかけは牛トロの日の認定というのがございまして、5月の上旬だったかと思います。5月の上旬に牛トロの日が日本記念日協会に認定をされたというニュースがあって、そのときに町長から何かイベントを考えなさい、検討しなさいという指示がございました。その次の週ぐらいに十勝毎日新聞社からも「イベントについて何か考えていますか。できるのであれば支援をしますよ。」ということでお話をいただいて、ではどのようなことができるかということで、5月の下旬に勝毎さんとそれから町長、副町長、私どもも含めてイベントの内容について検討した経過がございます。なので、スタートについては5月の段階からスタートをし、そのあと観光協会でも6月の4日と13日に役員会を開催してどのようなかたちが開催できるのかというお話をしながら企画、併せて準備についても進めてきたところでございます。今これから8月、9月、約2か月ほどしかないという状況でございますが、2か月の中で目的を達成できるイベントになるよう、進めていきたいと思ってございます。

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

○7番(原 紀夫) 9項目と言いましたけれども、1問割愛させていただいて最後にしたいと思います。

 私もマイク片手に相当客を寄せる努力をずっとしてきて、客の顔を見ながらこの人は入ってくれるかくれないかということまでほぼ見分けがつくぐらい努力をした経緯があります。まつりに来ていただいて、苦虫つぶしたような顔で帰られたのでは大変なことになりますので、ぜひボランティアを含めて町職員、一般の人を含めてどのくらいの数の人が応援をしてくれて、町ぐるみでできるまつりになるのか期待を大いにするところなのですが、この辺については特に大事だと私自身感じておりますので、いやいやな顔なんて即座に分かるものですから、そういう態度は取らないで頑張ってほしいということを含めて最後に町長実行委員長でありますので、決意を聞かせていただきたいと思いますが。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 苦虫をかみつぶしたような接客、そういうものについては当然一番大事なところだということも認識しておりますので、日頃から町職員あるいは関係機関の職員、町と関係の深い関係機関の職員等についてもそういう町民に対する接し方、あるいはそれ以外のお客さんに対する接し方というのは伝えてきているところでありますので、そんなふうにしっかりと笑顔で応対できるような体制をとっていきたいということも最初の質問といいますか、関係の中では答えさせていただきたいと思います。

 この肉・丼まつりのことにつきましては、今原議員からのお話にもありましたように、実際には5月にスタートしたところでありますけれども、私としては、過去から町長になってすぐから、食の魅力を中心として、武器にしてそういったまちづくりをしていくんだよと。観光も含めてまちづくりをしていくんだよという情報発信をずっとしてきた中で、そしてまたそこに魅力のあるものが、既に誕生してきたものもありましたし、今回2年連続、全国の大きな食の博覧会の中で優勝したという牛トロも本当に全国版になりましたので、そういったことを名実ともにポピュラーにと言いますか、発信するいいチャンスではないかと。それによって一気にまちづくりが進んでくるのではないかという思いを持ってずっと活動してきたのですけれども、9月16日が牛トロの日に指定されたと。そのことが大きなさらにきっかけとなって、今年当初の予算にはなかったのですけれどもどこかでそういうものも持ちたいという思いの中で、今年やるのがやはり一番いいタイミングかと。そんなこともありまして、こういったおまつりを企画をさせてもらったところであり、頑張って9つの約束までの中身は私も分かりませんでしたけれども、でもたぶん私も含めて役場職員、そういうノウハウを持っている人がいっぱいおりますので、私も過去の中でいくと失敗した企画もいっぱいありますけれども成功したやつもいっぱい持っています。それのノウハウを最大限に生かしながら、本当に皆がやってよかったと、清水をいっぱいPRできたと、まちづくりに今後の大きなまた後押しになるような、しっかりとした中でこういった企画を実施し、ぜひとも成功に導きたいと思っているところでございます。

 以上です。

○議長(加来良明) ほかに質疑ありませんか。

 2番、桜井崇裕議員。

○2番(桜井崇裕) 質問というか、お伺いしたいことが2つありますけれども、1つずつお伺いしたいと思います。まずふるさとワーキングホリデーでございますけれども、募集の段階で大都市圏ということでありますけれども、これは東京都を中心とするのか、それとも全国的な公募の中から応募しているものについて受け入れるのか。また、道内、札幌圏等のことも含まれるのかどうかお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) ふるさとワーキングホリデーの対象者の部分でございます。まずは対象者としては同一都道府県の部分については交付税の措置の対象としないということがございます。周知につきましては総務省等が説明会等を開催してございますが、東京、名古屋、大阪など大都市で説明会をされると聞いてございます。それから、大学生なり若い方はやはり今インターネットの時代ですので、インターネットによっての情報収集というのが多いと聞いていますし、実際そのようです。なので、総務省のサイトですとか、委託を想定しておりますが、既にアルバイトですとかボランティアですとか仕事を求める方、仕事をしてもらうということを企業として登録している方を結びつける事業をされているところがございますので、そちらを有効に活用して情報発信し、参加者を募っていきたいと思っています。以上です。

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

○2番(桜井崇裕) 受け入れる側の事業者の対応に対する周知徹底というのはどうなのでしょうか。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 町内の受入企業、事業者の部分でございます。内々にと言いましょうか、日頃から人手、働いてくれる人が少ないという情報は、お話はいただいているところでございます。町内の事業者ですとか、私たちの事務所が今ハーモニープラザにあるのですけれども、ハーモニープラザの1階に広域マッチング事業、町内の事業者で求人広告を、鹿追と新得でしたか、広域で連携をして求人広告を出しているというもの、貼り出しているもの、それから何か月かに1回、たしかチラシなり何なりを入れているかと思うのですけれども、一定程度求人の情報がございます。それを見てみると20枚ほど貼ってあったりしまして、臨時的な部分も中には多数あって、数えると15、16ぐらいあったりします。そういった情報もありますので、こちらからご依頼と言いましょうか、周知も声かけもしながら、受入先については登録と言いましょうか、確保していきたいと思っています。以上でございます。

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

○2番(桜井崇裕) 地域と関わる機会を共有するということなのですが、この点についてお伺いしたいと思います。

○商工観光課長(斉木良博) 地域の暮らしを体感するということだと理解をしてございます。その受け入れ先であったりとか、町内のアパートなりに住んでもらって一定期間こちらに住むということになりますので、その期間に町民と、例えば飲食する場所で触れ合ったりというか、町民の会話を聞いたりとか、または商工観光課なりで交流的な機会を設けたりということも考えてございます。そのようなことでございます。

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

○2番(桜井崇裕) それでは丼まつりのほうで一つお尋ねをしたいと思いますが、牛玉、牛肉、牛トロ、分かりますが、豚丼、いとうドライブインの名前も出ていたわけなのですが、いとうドライブインは出店されるのでしょうか。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 具体的な店名で言いますと、いとうドライブインさんについてはお話をさせていただいて、見通しについていかがでしょうかという話をさせていただいていて、前向きにということで一定程度回答をいただいているところでございます。

○議長(加来良明) ほかに質疑ありませんか。

 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 項目は4点で、まず1点目のふるさとワーキングホリデーの関係なのですが、財源的な裏づけとして交付税で対応されると。漠然としすぎていますね。これは当然国からのいろいろな情報を得てやっていることだと思いますが、当然交付要綱というのは国でできていると思うのですが、内容的なものは制約も無く、700万円代あまりの予算を組んでいますけれども、これが全てその交付税の計算対象になるのか、あるいはものによってはこれは対象になりませんというものがなくて、何%という説明もなかった。ただ交付税対応がされますということで、この辺についてもう少し内容が漠然としすぎているので、内容が要綱が当然あると思いますので、詳しくはいりませんけれども、今回補正を組んでいる部分については全て対象になり、何%ぐらいが交付税として算入されてきますという説明を求めたいと思います。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 交付税措置の内容について説明をしてございませんでした。申し訳ございません。5月30日付けで総務省からふるさとワーキングホリデー推進要綱というのが制定されてございます。その中で交付税措置の内容について資料も別紙でついてございました。今回補正予算で計上している部分についてはほぼ全額交付税対象になると押さえてございます。対象の上限額という項目がございまして、その中で15,000千円にプラス全参加者の滞在日数に5千円をかけた部分を加えると、それが上限額ですよということでございますので、今回7,585千円ということでございますので、上限額にもいっていないということで、それから項目についても対象外の部分については計上をしていないと思ってございます。

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) その交付税対象になる金額、たぶん全額だろうと。全額対象になって全額交付税として返ってくるという理解でいいのですか。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 交付税措置の詳細については実はまだ示されていないところがございます。今お話しました上限額については、特別交付税で対処をしますという情報は来ておりますが、それが何月でいつ頃で、どういったかたちでという部分についてはまだ情報が来ていないというところでございます。

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 大変不安な部分はありますけれども、可能な限り対象になればいいなということを願っています。

 次にまつりの関係なのですが、3点ほど質問させていただきます。参加見込みは数先ほど2~3千人かなというお話がありましたが、これは参加ですから想定がつかないと思います。3点ありましたけれども、2点にします。参加見込みについて、駐車場の確保、非常にあいまいな答弁だった。私はこういうイベントをやるときに一番の心配は駐車場の確保です。せっかく来ていただいても駐車場の対応が悪ければすごく不愉快で帰ります。ですから今、近隣の企業云々と言っていましたけれども、その辺しっかりしたものを持たなければ、現実問題として、オーバーしたらどうするのかまで考えなくてはならないだろうと。その場合にシャトルバス等々を出して、この部分に確保しますとか、やはり対応を、はじけた人に不愉快を与えない、そういう対応まで考えておく必要があると思うのですが、これは私の提言的な部分もありますけれども、その辺についても実行委員会ですか、よく協議していただきたい。終わって、「いやいや予定外に来ちゃって皆に迷惑をかけちゃったよ」なんてこんな恥ずかしい話はありませんので、町内だけでやる事業なら構いませんけれども、今お話を聞いたら壮大な考えを持って進もうとしていますから、壮大な対応をしっかりという部分ではまず駐車場の確保。これについて今一度ご答弁をお願いしたいと思います。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 駐車場につきましてですが、有明公園を5丁目道路をはさんでセブンイレブン、それから日甜さんの寮というか建物がございますが、あの一角に空き地がございます。なので、そちらを町内の企業さんからお借りするようなかたちで交渉をしているところで、一定程度使っていいですというお話をいただいているところです。それから、役場、文化センター等の駐車場も使いながらと考えてございます、シャトルバスにつきましては、5丁目をはさんだ空き地の部分で何台止まれるかという部分につきまして、今回、建設業協会も実行委員の中に入っていただいているので建設業協会の協力を得ながら駐車台数の確定と言うのでしょうか、測定をしてもらって、その台数に応じてまた考えたいと思ってございます。以上でございます。

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 先ほどもお話申し上げましたが、せっかく来ていただいて、たぶん車で来る方、遠い所からも来ていただける方もいるだろうと期待していますが、そういう方たちに不快な気分を、まつりはうまくいっても車の対応等で不快感を与えないような配慮、そして広げた判断をしておいていただきたいということを望んでおります。

 2点目になりますが、有明公園を使用するということで、今後継続して使うわけですね。毎年使い。単年度の事業ではないようですから。これは有明公園の現状を把握した上で有明公園を使うという話になっているのか。ただ、面積があって何もないからやりますという発想なのか。というのは、有明公園はサッカー少年団等が毎日のように使っています。

 実際にどこまでしっかりした芝生がついているかというのを認識しているのかな。町として。これをイベントに使ったら復旧補修は委託しているから業者に任せてあると言って、たぶんそんな発想でやるのだろうけれども、これはそんな馬鹿げた話にはならないですからね。少年団が使って傷んだ部分は委託を受けている団体が直さなければならないのは当たり前。他の事業で使ったものを委託契約しているのだからそちらに任せるんだと尻拭いを、全くお門違いな方法である。これは教育委員会が施設管理の責任者ですから、十分その辺を考えて協議した上でやってもらわなければ、有明公園の、皆さんご承知ですよね。教育長も教育委員会も把握してますよね。傷んだらそう簡単に直らないですよね。あれはもう今どうにもならない状況、ぎりぎり芝生が青くなっているわけですから。ホクレンがやった、農協が実施した場所では、あれは根がしっかりしているからあれだけ車が入っても次の日に行ったらもう青くなっているのですね。その現状を把握した上で、私はここが悪いとか良いとか言っているわけではないですよ。これから継続していくためにはそういう場所をちゃんとした、町として、大勢の方を受け入れる場所として位置づけしていくのなら、そういうものをしっかりやっていかなかったら空いているから使おうという発想ではちょっと厳しいと。これは終わった後の心配ですけれども、この辺については教育委員会で協議されたのかどうかお伺いしたいと思います。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 有明公園の使用についてでございますが、ご相談はさせていただいてございます。それから、体育館の担当の方にももちろん空き状況、このようなイベントを開催するということでテントを立てたりするという部分でのお話も一定程度させていただいているところでございます。会場の設営のレイアウトなども工夫しながら芝生の保護といいましょうか、傷まないようなかたちの運営をしたいと思ってございます。以上でございます。

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 関係機関と打ち合わせをしたということで安心をしていますけれども、ただ、相談したときに業者と相談した場合には拒否することはまずあり得ません。相談したとおり、町が言ってきたとおりのことで受け答えをしているのだろうなと、どなたと協議したか知りませんけれども。と言うのは、私たまたまこの間、サッカーをやっている子どもさんの母親から「どうしてサッカー場はきれいにならないんですか」と言われたのですけれども、私なりに説明をしました。こういう状況でと。昔からの土地のいきさつを説明して、「今ぎりぎりの管理で頑張っているのだからそれで使ってもらうしかないし、子どもそれでも強くなれるでしょ、上手になれるでしょ」というお話をしました。ないよりあるほうがいいのだと。ただ、今回のような大きな人数が動いたときにその辺の傷み具合が、傷まないようになんていうのはあり得ないのです。人が入れば傷むのです。だからその辺をしっかり、終わったあと撤収だけではなくて、これは新たな予算付けをしてでも復旧という部分では見ておいてもいいのではないかという考え方をしていますけれども、これは財政も関わってくるので、終わったあとのことを改めて実行委員会なりで検討して、場合によっては予算付けもしておくようなそういう考え方をしていただきたいと思いますが、これは担当課長に聞くべきか。ずっと答えていたから課長が答えてください。これで終わりにします。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 分かりました。継続的に開催をするということも想定もございますので、今年度開催をしました。芝生が傷んでしまいましたということであれば、元も子もないといいましょうか、今後の開催についても影響が出ると思います。実行委員会の中で、その部分についても協議をして進めたいと思います。以上でございます。

○議長(加来良明) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、討論を行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第58号、平成30年度清水町一般会計補正予算(第5号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第58号は、原案のとおり可決されました。

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317