○議長(加来良明) 日程第6、報告第3号、健全化判断比率の報告について、報告第4号、資金不足比率の報告について、以上2件を一括議題とします。
提出者より提案理由の一括説明を求めます。
総務課長。
○総務課長(田本尚彦) 報告第3号、健全化判断比率の報告について及び報告第4号、資金不足比率の報告について、2件を一括してご説明させていただきます。
健全化判断比率及び資金不足比率は、いずれも地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、監査委員の審査を経て議会に報告し公表することが義務付けられているところであり、平成29年度決算に基づき算定した各比率を報告するものでございます。
各比率の算定結果と合わせて説明資料を添付させていただいておりますので、簡単にご説明をさせていただきます。
最初に、報告第3号、健全化判断比率について、議案1頁上段の1、健全化判断比率の状況(平成29年度決算)をご覧ください。
報告いたします、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の4指標につきまして、本町の算定結果と法令に定める早期健全化基準、財政再生基準の基準値を記載しております。
各比率の状況ですが、中段の2、実質赤字比率・連結実質赤字比率の状況(平成29年度決算)に記載のとおり、一般会計の収支が黒字か赤字かを示す実質赤字比率につきましては、実質収支額が193,871千円で黒字となっております。
一般会計のほか、本町の全ての会計の収支を足し合わせ、町トータルとして収支が黒字か赤字かを示す連結実質赤字比率につきましても、実質収支額と資金剰余額の合計が444,733千円で黒字となっております。
2頁にまいりまして、3、実質公債費比率の状況(平成29年度決算)ですが、実質公債費比率は一般会計の標準的な年間収入が、借金の返済にどの程度充てられたかを過去3か年平均で示す指標です。
算定結果は平成27年度から平成29年度の3か年平均で6.2%となったところであり、前年度算定値の6.9%を0.7ポイント下回ったところでございます。
3頁にまいりまして、4、将来負担比率の状況(平成29年度決算)ですが、将来負担比率は背負っている借金が一般会計の標準的な年間収入に比べ、どの程度の大きさであるかを示す指標です。
算定結果は16.6%で、前年度算定値25.6%を9.0ポイント下回ったところでございます。
続きまして、報告第4号、資金不足比率の報告について、議案の表紙をめくっていただきまして議案の1頁、1、資金不足比率の状況(平成29年度決算)をご覧ください。
資金不足比率は、公営企業会計における事業規模に対する資金不足額の割合のことで、公営企業の経営状況を示す指標です。算定対象となる水道事業会計・下水道事業会計はいずれも資金剰余額を生じており、資金不足額は発生しておりませんので、資金不足比率もございません。
以上、報告第3号及び報告第4号の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(加来良明) 報告事項ですが、質疑がありましたら、許可します。
質疑はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
○議長(加来良明) 報告第3号及び報告第4号は、報告済とします。