平成30年第6回定例会会議録(9月25日_日程第1_民生費)

○議長(加来良明) 第3款、民生費、第1項、社会福祉費、105頁から122頁の質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 4番、高橋政悦議員。

 

○4番(高橋政悦) シルバー人材センターの関係なのですけれども、106頁で、要するにシルバー人材センターに登録しておられる高齢者の方々の就業について要するにシルバー人材センターから派遣されるようなかたちだと思うのですけれども、よその一般のところからも派遣される方と同じ仕事をされた中で、そのよそから来た人との給与格差があるという話を聞きまして、それはそれぞれ条件によってちょっと違うところがあるのかとも思うのですけれども、国もこの後2020年には同一労働同一賃金ということで大企業は2020年4月から、中小企業は2021年4月からかな、そのようなかたちで変わってくるのを踏まえてもうすでにそのようなかたちにしている企業等もあると聞いていますが、この後その賃金格差を是正するようなかたちを行政側でどのように考えているかお尋ねしたいと思います。

 

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

 

○保健福祉課長(青木光春) シルバー人材センターのご質問をいただきました。賃金の一般事業者との格差というお話でございます。シルバー人材センターにつきましては今議員おっしゃられたとおり、登録ということで、会員登録ということになります。シルバー人材センターで雇用ということではなくて会員登録という取り扱いをしておりまして、いわゆる個人事業主、会員さんは個人事業主というような考え方であるということでございます。そんな中でシルバー人材センターの請け負う作業に関する料金ですか、これにつきましては毎年変わるかと思いますけれども、最低賃金を一応勘案しまして、そこそこのシルバー人材センターで決定するという運びになっております。公益社団法人になっておりますけれども、そちらのほうのお話も伺っておりますけれども、一般事業者と比較しますとやはりなんぼか低いということはこれはそのとおりでございまして、ただシルバー人材センターは名前のとおり高齢者が会員登録をされて作業をするという形態でございまして、仕事はもちろんしますけれども、その中においても高齢者の生きがいの充実ですとか、社会参画の推進と、これを主体にした考え方の法人でございます。そういったことから他の事業者と同じような作業の料金にしますと、他の事業者は短期間で作業を完了していくと、雨が降っても雪が降っても期間が決められればその中でばっとやってしまうと。ただシルバーにつきましてはそういったことではなくて料金は安いのだけれども会員さん一人ひとりにあった中でちょっとゆるい就労の条件の中で作業をしていただくということを主体に考えているということのお話も伺っているところでございます。今議員言われたとおり直接的な比較は一般事業者とはしてはおりませんけれども、そういう考え方の中で人材センターのほうは事業を行っておりますのでそういった趣旨ですよということでご理解いただきたいと思っています。

 

○議長(加来良明) 4番、高橋政悦議員。

 

○4番(高橋政悦) 今の現状はよく分かりましたが、この後の先ほどの質問の中にも入っていたのですけれども、同一労働同一賃金の国の決定についてあくまでもこの事業はマッチしないというようなかたちでそれを適用するということはないという認識でよろしいですか。

 

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

 

○保健福祉課長(青木光春) 全道ですとか日本全体、国全体の中の集合体、連合会ですね。そういった組織がございますので、国のほうで同一労働同一賃金という一般的なことであるのですけれども、そういった上部機関から国の厚生労働省のほうからのいろいろな通知等に基づいてそういう指導がおそらく必要があれば今後されるのではないかと考えています。

 

○議長(加来良明) ほかに質疑ありませんか。

 3番、北村光明議員。

 

○3番(北村光明) 100頁の社会福祉法人清水社会福祉協議会補助金の関係なのですが、社会福祉協議会が設立されて当初の目的とされている事業から今日的な状況が変わってきているのではないかという認識を持ち始めているのですけれども、例えば災害のとき町が直接災害をやるけれども例えばボランティア活動に関しては町民あるいは町外から来た人も社会福祉協議会が一手に引き受けてやるという状況になってきていると。そうしたらこれまでやってきた、例えば介護の問題だとかそこら辺のところからシフトしつつあるのかどうなのかちょっとお聞きしたいと思います。

 

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

 

○保健福祉課長(青木光春) 2年前の災害の際もそうなのですけれども、私たちも初めての災害という中でボランティアセンターというものをどのようにということをもちろん清水の社協もあの際は初めてだったのですけれども、そんな中で北海道社会福祉協議会、道社協ですね、そういったところからの指導を仰いで、そしてボランティアセンターを運営してきたという経過がございます。そもそも社会福祉協議会は地域福祉といいますか、そういった行政と一緒になって私ども町の手の届かないところも含めて町内の社会福祉、地域福祉を進めていくということが趣旨でございます。介護事業はこれはもう皆さんご存知のとおり平成12年から始まっていますから、その頃からのデイサービスということを運営しているという中でありまして、ボランティアセンターにシフトしてきているのかというお話ですけれども、それも一つの役割であるということは間違いありませんけれども、常日頃につきましてはやはり地域福祉を主体において地域の身近な福祉をどう進めていくかという事業を行っていくということには何ら変わりはないということでお答えさせていただきたいと思います。

 

○議長(加来良明) よろしいですか。

 ほかに質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) 第3款、民生費、第2項、児童福祉費、121頁から134頁の質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) 第3款、民生費、第3項、災害救助費、133頁・134頁の質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で、民生費の質疑を終わります。

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