平成30年第6回定例会会議録(9月25日_日程第1_農林業費)

○議長(加来良明) 第6款、農林業費、第1項、農業費、153頁から168頁の質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 一括して何項目あると言ったほうがいいですね。分かりました。まず農業委員会費についてお伺いします。農地等の利用関係の調整の中で、農地等の利用関係の紛争等の処理を行っているということでございますけれども、本年度においては軽微の相談、和解の仲介までの実績はないということですけれども、どのような事案があるのか、また過去の事案と変わってきている部分があるのかどうかをお尋ねします。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 農業委員会局長。

 

○農業委員会局長(池守輝人) お答えいたします。今議員のほうからお話がございましたとおり、実際の案件はございません。もしあるとしたらどんな案件があるのだということなのですが、あくまでも農地を借りた人間とか、例えば境界の関係ですね、そういったものが出てくるのかと思います。よくあるのは「境界が1メートルずつ毎年ずれるのだ。なんとかしてくれ。」ということは過去にあったと記憶してございます。そのほかあるとしたならば、実際に貸し借りをしているのだけれども実際は使っていないということで、うちは農地パトロールを来月行うのですけれども、そういった中でちゃんと使われているかどうかの調査をさせていただいて、もし使っていないのであればちゃんと使うようにということで我々のほうからお話をするということをやってございます。以上です。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 続きまして、農業総務費の中で大家畜経営活性化資金利子補給補助金というものがございますけれども、これは道と町で補助をしているということなのですが、これは償還が終わる、2021年ですか、これは償還が終わるまで継続されるのか。償還がいつまであるのかということをちょっとお尋ねしたいと思います。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) これにつきましては、各件数によってというか毎年の借りる件数によって違いますので、最終年度が何年かということなのでしょうけれども、それについてはちょっと控えがないものですからお答えできないのですけれども、以上です。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 今の答弁で言いますとこれは1件ではなくて複数の方が借りているものに対しての補助金という理解でいいのですか。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 29年度につきましては1件ではございますけれども、成果表の117頁にも載っておりますけれども、26年から29年まで8件、5件、3件、1件というかたちで借りている現状でございます。以上です。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 今1件ということで、最終的には1件残っているのかと思うのですが、1件という理解でよろしいのですか。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 29年度は1件というかたちでございます。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 今の点については分かりました。次に畜産経営維持緊急支援資金利子補給補助金。どのぐらいの方が利用されていますか。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 申し訳ございません。件数については控えておりません。あとで調べて回答したいと思います。申し訳ございません。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) その件についてはよろしくお願いします。次に、農業振興費についてお伺いします。清水町農業施設整備奨励金。これは町の業者の施工が2件ということでありますけれども、少ないのですけれども今後の見通しについてお伺いします。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 

○農林課長(小林 進) 農業環境整備推進協議会の負担金でしょうか。

 

○議長(加来良明) 農業施設整備奨励金についての質疑です。

 

○農林課長(小林 進) 大変申し訳ございません。これにつきましては、農業施設等の補助金として施設をつくった場合にハーモニーカード商品券を交付するものでございますけれども、これにつきましてはなかなか利用条件に合ったような施設がなかなか、補助要綱に合ったような施設がなかなか使いづらいという箇所がある傾向にあります。その中で118頁の成果表に載っている中で、8件、9件、2件と27年からですね、なっておりますけれども、減少傾向になっていくというかたちには思っております。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 2件と需要が低下傾向にあるということでございますけれども、せっかくの事業でございますのでもう少し工夫をして使ってもらえるような方策というのは考えられないのか、そこら辺をお伺いします。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) この辺につきましては、方策は考えられないかということですけれども、先ほど答弁申し上げたようになかなか利用実態に合ったものがないと、利用実態に合った施設が建設されないというかたちになっておりますので、今後につきましてはその利用実態に合ったかたちで、もしなければないようなかたちの中で廃止というかたちになるかもしれませんけれども、基本的に利用できるものであれば考えていきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 利用実態がなくなれば廃止するという意見もありましたが、そういう理解でよろしいですか。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) あくまでもその状況に応じてというかたちでは考えてはおります。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) それでは次の項目に移ります。同じ農業振興費の中で地域農業再生協議会負担金、負担金といいますか地域再生協議会のことについてお伺いします。農業実習生の受入状況を教えていただきたいのと、農業後継者の結婚相談を担当・・・・・・。

 

○議長(加来良明) 一問ずつお願いします。

 

○2番(桜井崇裕) 分かりました。最初の質問をお願いします。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 高校の受け入れというかたちでよろしいですか。

再生協議会の担い手の支援の中でということでよろしいですか。

 これにつきましては水戸農業高等学校の実習生を受け入れておりまして、6名を受け入れております。以上です。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) この水戸農業高校については例年受け入れをしていると思うのですが、これ以外はないということでいいですか。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 今再生協議会の中で行っているのが水戸農業高校というかたちの中でお答えさせていただきました。そのほかにも例年3高校だとか、そういうものについては受入をしております。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 同じ協議会の中で農業後継者の結婚についての事業がありますが、昨年度というか29年度は何組ぐらいの方が結婚されたのでしょう。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 昨年につきましては、いろいろ再生協議会の中では活動がありまして、町、イベント交流会、グリーンパートナー、それとか清水まるっと異業種交流会というかたちの中で対象の中で8組カップリングできているというかたちになっております。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 次に、同じ農業振興費の中で青年就農給付金事業がございますけれども、現在1名の方が利用されていると。これは国の100%事業ということでございますので、毎年のように学校を終えられて農業に従事する若者がいるわけなのですが、その周知についてはどのようにされているのかお伺いします。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 周知につきましては、広報というかたちと、あとは農協さんのFAX等とかそういうかたちの中で周知をさせていただいております。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) これもせっかくの事業でございますのでもっと多くの方ができるのであればいろいろな要件はあろうかと思いますけれども、いろいろできるようなことを積極的に農協とタイアップして進めていただきたいと思いますがどうでしょうか。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) この就農初期段階での経営というかたちの中で、大変大切な事業でございますので、より多くの方が利用できるような周知方法をしていきたいと思っております。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 次に移ります。農地中間管理機構集積協力金交付事業の関係についてお伺いします。本件は本年度は1件ということでしたけれども、今後の見通しについてお伺いします。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 今後のかたちですけれども、もともとこの中間管理機構の中であった中で後継者とかそういう中で協力金として出していくものでございますけれども、今時代の流れとしては法人化なり大型事業、大型化とかいうかたちの中で傾向となっておりますので、今後使われるかどうかという話の中では今のところうちのほうでは農林課としてはなかなかその集約しきれていないという現状ではございますけれども、農家さんの意向がまず第一になりますので、そういう意見を聞きながら活用できるものについては活用していってもらいたいというかたちでございます。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 先ほど青年就農給付金についてお伺いしましたけれども、清水町に農業後継者育成資金というのがございますね。それの状況についてお伺いします。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 新規就農というかたちですか。よろしいでしょうか。

 

○議長(加来良明) 桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 本町の基金の中に農業後継者育成基金というのがございますね。その中でいろいろ利用されているのだろうと思うのですが、その後継者育成資金の現状というか状況についてお伺いします。

 

○議長(加来良明) 農業者育成の利用状況。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) ここで休憩します。      

 

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 大変失礼いたしました。質問の内容としましては決算書275頁の(4)の農業後継者育成基金というかたちだと思うのですけれども、内容の使途につきましてはうちのほうで担い手コーディネーターを1名雇っておりますけれども、その基金のほうに充てているような現状でございます。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) コーディネーターに使っているということなのですが、私も過去に就農するときに農業後継者育成資金というのをお貸しいただいて、乳牛を何頭か飼って自分の目指すことはあったのですが、それとは今違うということですね。

 

○議長(加来良明) 基金と資金は違います。

 

○2番(桜井崇裕) 分かりました。

 

○議長(加来良明) 質疑は。

 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) それでは畜産業費についてお伺いします。自給飼料増産対策助成金というのがございますけれども、今本町で大型酪農経営をされている方がいますね。名前はあげられないのですけれども、町内にかなり飼料作物をつくっていただいて、消化液等を割り引きするようなかたちの中でかなりの面積をつくっていると。そういったものに対しての助成というのはあるのかないのかお伺いします。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) これにつきましてはあくまでも、デントコーン、飼料作物についても増反に対しての補助金でございますので、大型経営の方に対するとか、そういうものではございませんので、あくまでも飼料作物の増反というかたちでございます。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) デントコーンと畑作との交換みたいなかたちだろうと思うのですけれども、そういったものには該当しないのですか。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 基本、デントコーン、飼料作物をつくっていただくための対策でございますので、そういう作物連鎖的なものですね、そういうかたちの中でデントコーンのほうにつくっていただきたいというようなかたちにはなりますので、対象にはなってくるのかと思います。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 清水町バイオマス利活用促進事業についての今後の見通しについてお伺いします。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 今現在美蔓のほうで1件建設中でございますけれども、来年7月ぐらいには完成予定と聞いております。今後につきましては羽帯地域のほうに1件検討をしている現状でございます。ただし、北電さんの配電線の現状だとかできないというかたちがありますので、ほかの新聞等々でも中止をせざるを得ないとか計画を変更せざるを得ないというかたちは報道機関等でも周知されていると思いますので、とりあえず今羽帯地域につきましてはそれについてはうちも申請をして前に進んでいる現状でございます。今はそこの段階で止まっております。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 美蔓のことについてはもう着工しているということでございますので、今後はこの事業については、補助金についてはかなり増えると、大規模なという意味合いで増えるという理解でよろしいですか。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 大変すみません。今現在はとりあえず29年の段階では1件。30年になるともう1基の大型のところがあって2件になると思います。美蔓については3件目というかたちの中で、そして先ほど話した羽帯につきましては4件目というかたちでそこまでは関連してくるのかと思っております。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 牧場費も入るのでしょうか。牧場費について質問いたします。期間中の牛の死亡、あるいは廃業等が例年と比較して今年は多いのか少ないのか、少ないということはないのですけれども、けっこう期間中の頭数が目立つのですが、例年と比較してどうなのでしょうか。災害でいろいろ狭いところにいっぱい入れたというケースもあろうかと思うのですが、そこら辺の状況を教えてください。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 死亡頭数につきましては、前年と比べて多いか少ないかという話でございますけれども、原因は病気によるものははっきりしているものはいいのですけれども、やはり心筋梗塞だとか精神的なものもあったりして原因が不明、獣医さんからの結果が不明といっているようなものがあったりはしておりますので、28年度災害が関係しているかどうかについてはちょっと分からない現状ではございますけれども、多少原因不明的なものが増加している傾向にはあるのかと思っております。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 私の質問はこれで最後にしたいと思いますけれども、町営牧場の利用希望はあるものの、施設草地の限度まで利用しており、承認頭数を制限しているとされていますけれども、今後の見通しについてお伺いします。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 現実的に制限しているのは事実かと思っております。今現在28年度災害で被害を被った放牧地および採草地これについては30年度にはたぶん入れられるのかとは思っておりますので、ただその前から制限をしている現状ではございます。最終的に面積が増えているとかそういうものではございませんので、今後も同じようなかたちの中で、草地、放牧地が大きくしない限りは多少制限をかけさせていただきながら町外のほうの紹介をしながらやっていかなければいけないのかと思っております。ただ今後、道営事業の措置事業で牧場の業者とかそういうものは一応建設はする予定ではございます。それと石山のほうに17.5ヘクタールの草地造成も一応実施いたしますので、それはあくまでも採草地になろうかと思いますけれども、そのようなかたちの中では実施してはいきますけれども、なかなか皆さんの希望に沿うような預託状況にはすぐにはならないのかと思っております。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 農協のほうで民間のあれで預託事業を展開しようとしていると。町の酪農家を受け入れる、限りもあると。そういう中で農業討論の話し合いというか、展望についての話し合いというのをされているのかどうかということをお伺いします。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 道営事業の関係についてはお話はさせていただいておりますけれども、今言われた保育施設だと思いますけれども、それについては急に一応決まったようなかたちの中で動いているというのはちょっと聞いております。そこら辺につきましては決まった段階の中でいろいろ情報を聞いたり、農協さんのほうから聞いたりとかはしておりますけれども、詳しい話とかというのは今直接は聞いておりません。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) ここで休憩します。      

 

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 午前中答弁保留になっていました、畜産経営維持緊急支援資金利子補給補助金の件数についてという桜井議員の質疑に対する答弁を求めます。

 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 大変失礼いたしました。畜産経営維持緊急支援資金利子補給補助金の関係ですけれども、件数につきましては4件でございます。以上でございます。

 

○議長(加来良明) 質疑よろしいですか桜井議員。

 

○2番(桜井崇裕) よろしいです。

 

○議長(加来良明) 農林業費、第1項、農業費について、ほかに質疑ありませんか。

 1番、大谷昭宣議員。

 

○1番(大谷昭宣) 農業振興費の農村浄化槽設置事業についてお伺いします。利用条件の中に1人1回という条件があったように思うのですけれども、ちょっと確認したいのですけれども。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) そのとおりでございます。

 

○議長(加来良明) 1番、大谷昭宣議員。

 

○1番(大谷昭宣) 成果表にも出ているとおり23年経っていまして住宅等も2回目の建て替えとかそういうことで1人1回という条件が意外と最近1回使っているから使えないとかという話を聞くのですけれども、この辺の見直しの検討というのはございますか。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 一応これにつきましては元々浄化槽の補助金につきましては清水市街、御影市街の下水道と比較してそれに見合うような補助金というかたちでつくっている現状でございます。ただちょっと最近そういう話もあった中でそろそろ見直しをかけなくてはいけないのかという話は出てきておりますので、一度そういうものを見直しはかけなければいけないのかなとは思っております。

 

○議長(加来良明) 1番、大谷昭宣議員。

 

○1番(大谷昭宣) そしてこの住宅ということになっているのですけれども、最近農業施設の中でも牛舎ですとか事務所にもつけるということがあるのですけれども、そういうものも対象に検討していただきたいと思うのですけれどもどうでしょう。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 先ほど述べたようにあくまでも住居地というかたちのなかで設定されている現状ではございます。ただ、今言ったように、いろいろ事務所なり等もあるのは承知しておりますので、そういうものも含めて先ほど言ったように見直しをかけなければいけないという考えは持っておりますので、そのときには一応考えていきたいかなと思っております。

 

○議長(加来良明) 1番、大谷昭宣議員。

 

○1番(大谷昭宣) 次の質問にしたいと思います。多面的機能支払い事業というものがございますけれども、これはいろいろなけっこうな地域で活動していると思うのですけれども、これにより道路の整備、草刈り等地域でやったりしているのですけれども、これにより町としての負担の軽減されている金額的ベースとかで試算をしたことがございますでしょうか。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 細かいところまで資産はしておりません。多面的事業自体が6,000万弱の事業でございます。それで議員が今言われたように道路の環境整備、明渠の土砂上げ等、本当に地域のほうで計画を立てて実施していただいていることで、本来でいけば町がやらなくてはいけないのかもしれませんけれども、地域で計画を立てて優先順位を立ててやっておりまして、それに伴うものが町にとってどれだけのメリットがあるのかというかたちはちょっと評価は出しておりませんけれども、6,000万円弱の事業費があるというかたちの中で、かなり多くの事業のお金が町のお金からは軽減されているのではないかとは思っております。

 

○議長(加来良明) 1番、大谷昭宣議員。

 

○1番(大谷昭宣) 町の負担もあるわけですから、メリットがあるかどうか、採算がとれるかどうかという面は試算をしたほうがいいのではないかと思いますので、これから検討していただきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 分かりました。町の負担は4分の1という負担の中で町のお金も一応入っているのは事実でございますので、その辺についても評価を考えていきたいと思います。

 

○議長(加来良明) よろしいですか。ほかに質疑ありませんか。

 3番、北村光明議員。

 

○3番(北村光明) 158頁の十勝清水果樹同好会補助金の関係なのですが、5万円補助金が出されているわけなのですけれども、今後の見通しといいますか考え方としては5年間経ったのかどうなのかちょっと分からないのですけれども、状況とかどんなことをやっているのかちょっと説明をしていただきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 当初25年から5年間というかたちの中で補助が一応始まっております。今後ですけれども、一応当初始まった中でいきますと、産業振興のために団体に交付するものであって、社会教育的な成果が強いためというかたちの中で採択を受けている現状でございますので、今後も支援はしていきたいとは思っております。ただ補助を出すかどうかというものについては今後の検討になってくるのかとは考えております。

 

○議長(加来良明) 3番、北村光明議員。

 

○3番(北村光明) 今後については支援をしていきたいということですので、補助金的には一定の役割を終えたということでしょうか。それとも財源がほかから出るようになったのか、そこら辺承知していれば差し支えない範囲でお知らせいただきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 一応5万円の補助でございますので、財源的にどうのこうのというお話ではございません。25年当初でやった5年を限度にというかたちでございますので、今回がその見直し時期になっておりますので今後の、これについては本当に先ほど言いましたように支援は、町としての業務的ないろいろな支援はしていったにしても、補助金に対するものについては検討させてもらいながら考えていくしかないと思っております。協議会の方々と十分に協議しながら決定していきたいと思っております。

 

○議長(加来良明) よろしいですか。

 3番、北村光明議員。

 

○3番(北村光明) 支援していくということなので、例えば町としてもある程度力を入れてそういった果樹の農耕者を増やしてそういった栽培をする人も増やしてある程度商業ベースに乗るような製品ができるようなところまで支援していきたいと理解してよろしいかどうか。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) あくまでも協議会の中で、同好会の中で考えていっていただかなければいけないのかと思っております。今の内容につきましては確かにワインの創設を研究することについても検討したというかたちの実績報告も出ておりますので、そういう同好会の中でいろいろなことの情報だとか、そういうものが教えてほしいだとか、協議があれば当然ながら支援はしていかなければいけないのかと考えではございます。以上です。

 

○議長(加来良明) ほかに質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) 第6款、農林業費、第2項、林業費、167頁から172頁の質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 有害鳥獣対策事業についてお伺いします。これは年々鳥獣による被害が拡大しているというようなことで、一般質問の中でもアライグマの生息だとかいろいろな被害について出されたわけなのですが、今後こういった鳥獣の被害というのは拡大していくのか、これからもっと予算付けが必要なのか、その点についてお伺いします。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) この問題についてはいろいろと桜井議員からも質問があったりしております。鹿とかそういうものについては前から駆除とかやっておりますけれども、それでかなり頭数減ってきております。ただそのほかにもアライグマだとか、そういうかたちのものが増頭してきているということも現状の中であります。それで十勝総合振興局のほうでもそういう協議会ですね、本部を設置して、いろいろ協議して、十勝全体としてやっていくというようなかたちに対応をしていくというようなかたちになっているのではないかと思います。そういう鳥獣関係が増えていくのでありますけれども、それを猟友会の方の高齢化とか、そういうことがあって、そういう補充関係も考えていきながら駆除については対応していきたいと思っております。

 

○議長(加来良明) ほかに質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で、農林業費の質疑を終わります。

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