平成30年第6回定例会会議録(9月25日_日程第1_総括説明)

○議長(加来良明) 日程第1、認定第1号、平成29年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号、平成29年度清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号、平成29年度清水町後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号、平成29年度清水町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号、平成29年度清水町水道事業会計決算の認定について、認定第6号、平成29年度清水町下水道事業会計決算の認定について、以上、合計6件の各会計決算の認定についてを一括議題とします。

 提出者より、一括議題とした合計6件について、総括的な提案理由の説明を求めます。

 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 平成29年度決算につきまして、総括的な説明をさせていただきます。29年度決算につきましては、認定議案に監査委員による決算審査意見書を添付し、また、冊子にて各会計歳入歳出決算書、各会計主要政策成果表をお届けしております。

 はじめに各会計の決算ですが、主要政策成果表の1頁、2頁をお開き願います。会計別の決算額総括表です。各会計別に、歳入、歳出、歳入歳出差引残額を記載しておりますが、2頁右側の頁の左側の決算額の欄の歳入歳出差引残高をご覧願います。

 はじめに一般会計の歳入歳出差引残高ですが、260,605,317円となりました。これにつきましては、地方財政法及び地方自治法の規定に基づきまして、決算剰余金として100,000,000円を財政調整基金に積み立てをし、残額の160,605,317円は平成30年度会計に繰り越しをしまして、30年度会計におきましては減債基金積立金、また北海道市町村備荒資金組合納付金とする補正予算を組み、先に議決をいただいたところでございます。

 恐れ入ります。決算書本冊の266頁をお開き願います。決算書の266頁、1番下の段の歳出合計の4列目ですね。翌年度繰越額の事故繰越が268,383,000円となっております。一番下の段です。これにつきましては、平成28年度の繰越明許費予算で契約締結済の排水路災害復旧工事が連結ブロックの製造、納入遅れによりまして年度内完了が困難となったため地方自治法の規制に基づきまして事故繰越の扱いとし、平成30年に繰り越しをしたものです。またその右側の不用額の欄が987,630,913円と例年にない大きな金額となっております。これにつきましても、排水路災害復旧工事につきまして平成30年度の予算に計上し直しをして執行していることが主な要因でございます。

 次にまた、すみません、主要政策成果表に戻ってください。先ほどの1、2頁に戻りまして、国民健康保険特別会計です。歳入歳出差引残高は6,987,754円で、決算剰余金として全額を国民健康保険基金へ積み立てをしております。

 次の、後期高齢者医療保険特別会計は775,420円を平成30年度会計へ繰越をしており、その下の介護保険特別会計につきましても21,545,205円を平成30年度会計へ繰り越しをしております。

 次に、事業会計ですが、まず水道事業会計につきましては収益的収支の差引残高がマイナスの1,964,983円。資本的収支の差引残額が61,042,873円となり、資本的収支の不足額は過年度分の損益勘定留保資金、当年度分の損益勘定留保資金などでの補填となっております。

 その下の、下水道事業会計につきましては、収益的収支の差引残高、マイナスの15,857,110円。資本的収支の差引残高がマイナスの48,351,362円となり、資本的収支の不足額は水道事業会計同様、過年度分の損益勘定留保資金、当年度分の損益勘定留保資金などでの補填となっております。

 次に、13頁、14頁をお開き願います。主要政策成果表の13頁、14頁です。上から3段目に債務残高の状況、4段目には基金残高の状況を記載しております。

 過去の10か年の推移を記載しておりますが、近年、26年度以降の推移を見ますと、債務残高は120億円超えで推移し、また基金残高は30億円超えで増加傾向となっており、本町の財政状況は改善してきておりますが、今後公共施設の老朽化対策等に大きな財政需要が見込まれますことから、効率的な事務執行に努めていくところでございます。

 以上、大変雑ぱくですが、29年度の各会計決算の認定議案に係ります総括的な説明とさせていただきます。ご審議よろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) 質疑を行う前に、各議員にお願いをいたします。

 質疑をされる場合は、初めに質疑箇所の頁を言ってから質疑していただくようお願いいたします。なお、主な事業内容、事業効果等につきましては、配布しております主要政策成果表に記載されておりますのでできるだけ省略をしていただき、効率よく審議を実施していきたいと考えておりますので、ご協力をお願いいたします。

 

○議長(加来良明) ここで、おはかりします。

 認定第1号から認定第6号にかかる平成29年度清水町各会計決算認定の6件につきましては、本会議での質疑を3回までとする会議規則第54条の規定を適用しないで審議を進めたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、認定第1号から認定第6号にかかる平成29年度清水町各会計決算認定の6件につきましては、会議規則第54条の規定を適用しないで審議を進めることに決定いたしました。

 なお、審議につきましては、一般会計の歳入は款ごと、歳出は項ごとに、特別会計は会計ごとに進めます。

 質疑の方法は、最初の質疑から一問一答方式により行い、それぞれ款、項、会計ごとに連続して質疑していただきますようよろしくお願いいたします。

 また、質疑、答弁にあっては、分かりやすく、簡潔に行われるよう特にお願いいたします。

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議会事務局 電話番号:0156-62-3317