平成30年第6回定例会会議録(9月28日)

○議長(加来良明) これより本日の会議を開きます。(午前10時00分)

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第1、議案第59号、清水町認定こども園の設置及び管理に関する条例の制定について、議案第60号、清水町特定教育保育施設等の利用者負担金条例の制定について、議案第61号、清水町保育所条例の一部を改正する条例の制定について、以上3件を一括議題とします。

 委員会報告書を朗読させます。

 事務局長。

 

(委員会報告書 事務局長 朗読)

○議長(加来良明) 本案について厚生文教常任委員長の報告を求めます。

 委員長、安田薫議員。

 

○委員長(安田 薫) それでは議案59号から60号、61号まで一括して説明します。この案件につきましては9月11日に委員会を開き、子育て支援課より説明を受け審議しました。特段ここに書いている以外のことはないのですけれども、認定こども園ができるということでいろいろと条例を一部修正したり新しい条例をつくることになりますので、よろしくご審議お願いいたします。

 

○議長(加来良明) これより、委員長報告に対する一括質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、一括して討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第59号、清水町認定こども園の設置及び管理に関する条例の制定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は原案可決です。

 議案第59号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。

 

○議長(加来良明) これより、議案第60号、清水町特定教育保育施設等の利用者負担金条例の制定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は原案可決です。

 議案第60号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。

 

○議長(加来良明) これより、議案第61号、清水町保育所条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は原案可決です。

 議案第61号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第2、議案第62号、清水町選挙ポスター掲示場条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。

 総務課長。

 

○総務課長(田本尚彦) 議案第62号、清水町選挙ポスター掲示場条例の一部を改正する条例の制定につきまして提案理由の説明をさせていただきます。例規集には第1巻、1321頁から1322頁に登載をされております。

 今回の一部改正は、公職選挙法の一部を改正する法律が施行され、選挙人名簿の登録に関する規定の改正に伴い、条例に規定する引用条項の一部を改正するものであります。

 公職選挙法第22条では、選挙人名簿の登録について改正前の同条第1項及び第2項で規定しておりましたが、改正により第2項を第3項に繰り下げ、第2項と第4項を新たに規定を加えることとなりました。この法改正を受けまして、条例の改正内容につきましては、新旧対照表に沿ってご説明をいたします。

 議案説明資料の7頁をご覧いただきたいと思います。

 条例第2条にポスター掲示場の設置について定めており、第2項では投票区ごとの選挙人名簿者数と区域の面積に応じてポスター掲示場の数が定められています。改正する第3項では、投票区ごとの選挙人名簿登録者数を法第22条第1項又は第2項の名簿登録の日のうち、該当する選挙の告示日の直前の日現在の選挙人名簿登録者数と定めており、法第22条第2項が1項繰り下げられたことから、引用条項を第2項から第3項に改めるものです。

 附則といたしまして改正する条例の施行日は公布の日からといたします。

 以上、議案第62号、清水町選挙ポスター掲示場条例の一部を改正する条例の提案説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第62号、清水町選挙ポスター掲示場条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第3、議案第72号、平成30年度清水町一般会計補正予算(第7号)の設定についてを議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。

 副町長。

 

○副町長(金田正樹) それでは、議案第72号、平成30年度清水町一般会計補正予算(第7号)の設定について説明をいたします。

 総額に166,122千円を追加しそれぞれの総額を9,956,679千円とするものでございます。補正の内容につきましては、6月定例会で行政報告をいたしました町道西十勝道路の共栄橋、これに関わる災害復旧予算の追加です。共栄橋につきましては復旧に向けた測量調査、設計などを行い、本年度は橋梁の解体撤去を進めることから、その工事経費について追加をするものです。なお復旧の時期につきましては32年9月を予定しております。

 それでは歳入より説明をいたします。7頁をお開き願います。

 14款2項8目の災害復旧費国庫補助金につきましては、復旧事業に係ります、社会資本整備総合交付金として45,622千円の追加です。

 21款1項11目の災害復旧債につきましては、復旧事業に係ります町債の追加として、120,500千円の追加です。

 次、裏の8頁にまいりまして、歳出です。11款1項1目、道路橋梁災害復旧費です。15節14番の共栄橋解体撤去工事、126,800千円の追加です。

 13款2項1目の基金費につきましては、すでに6月定例会で、補正予算第3号で測量調査、また設計業務の委託料等、一般財源で予算措置をし実施をしておりますが、今回の町債の申請にあたりましてそれらの経費も町債の対象となることから差し引き額を調節するもので、財政調整基金積立金39,322千円の追加です。

 次に、地方債につきまして説明をいたします。3頁にお戻り願います。

 第2表、地方債補正です。歳入予算の補正におきまして町債の追加を計上いたしました。地方債限度額につきましても歳入補正に合わせまして引き上げをするものです。辺地対策事業を29,900千円から150,400千円に125,000千円の引き上げです。

 以上、一般会計補正予算(第7号)の説明といたします。ご審議よろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第72号、平成30年度清水町一般会計補正予算(第7号)の設定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第72号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第4、議案第68号、清水町教育委員会教育長の任命についてを議題とします。

 提出者より説明を求めます。

 町長。

 

○町長(阿部一男) 議案第68号、清水町教育委員会教育長の任命について議会の同意を求めるものでございます。

 教育委員会教育長に次の者を任命したいので議会の同意を求めます。

 任命予定者につきましては、清水町北3条西2丁目2番地にお住まいの、三澤吏佐子氏でございます。

 三澤吏佐子氏の経歴につきましてご紹介をさせていただきます。昭和35年8月14日生まれ、清水高校を昭和54年に卒業後さらにまた皇學館大学を昭和58年に卒業してございます。長い間社会教育委員を3期務められ、さらにまた現在は教育委員をこの9月30日まで4期を務められる予定でございます。その間教育委員長代理、更にまた教育委員長、そして現在は教育長職務代理者を務めて、歴任しているところでございます。

 以上、任命したいので同意を求めるものでございます。よろしくお願いをいたします。

 

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第68号、清水町教育委員会教育長の任命についてを採決します。

 おはかりします。

 本件はこれに同意することにご異議ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議案第68号は同意することに決定しました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第5、議案第69号、清水町教育委員会委員の任命についてを議題とします。

 提出者より説明を求めます。

 町長。

 

○町長(阿部一男) 議案第69号、清水町教育委員会委員の任命について議会の同意を求めるものでございます。

 任命予定者といたしましては、清水町南8条9丁目13番地2にお住まいの、小笠原清隆氏でございます。

 小笠原氏の経歴をご紹介申し上げます。昭和33年3月18日生まれ、清水高校を昭和51年に卒業後、清水町に奉職をされておられ、この平成30年3月31日に総務課長を最後に定年退職をしているところでございます。その間、社会教育課長補佐、あるいは社会教育課長も歴任しているところでございます。適任と思い任命する予定でございますのでよろしくお願いをいたします。

 

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第69号、清水町教育委員会委員の任命についてを採決します。

 おはかりします。

 本件はこれに同意することにご異議ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議案第69号は同意することに決定しました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第6、議案第70号、清水町教育委員会委員の任命についてを議題とします。

 提出者より説明を求めます。

 町長。

 

○町長(阿部一男) 議案第70号、清水町教育委員会委員の任命について次の者を任命したいので議会の同意を求めるものでございます。

 任命予定者につきましては、清水町御影東1条4丁目16番地にお住まいの、川端和仁氏でございます。

 川端氏につきましては、昭和40年12月3日生まれ。現在は会社役員を務めております。帯広三条高校を昭和59年に卒業後、立命館大学を昭和63年に卒業してございます。この間、清水町の総合計画審議委員なども現在も務めておられます。また、まちづくり委員なども歴任されていたところでございます。そしてさらにまた現在は帯広三条高校のPTAとしてもご活躍されているところでございます。川端氏の任命について同意を求めるものでございます。よろしくお願いをいたします。

 

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第70号、清水町教育委員会委員の任命についてを採決します。

 おはかりします。

 本件はこれに同意することにご異議ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議案第70号は同意することに決定しました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第7、意見案第7号、ライドシェアの推進に対する慎重な審議を求める意見書についてを議題とします。

 職員に意見書案を朗読させます。

 事務局。

 

○主任(鴇田瑞恵) 意見書本文を朗読いたします。

 ライドシェアの推進に対する慎重な審議を求める意見書

 北海道では広大な大地を有しているうえ、全国を上回る急速な人口減少と高齢化が進んでおり、人口減少と住民の移動への対応といった地方創生の実現が喫緊の課題である。

 国は、平成28年7月、シェアリングエコノミー検討会議を設置し、同年11月に中間報告書をまとめた。また、規制改革推進会議においても、一般のドライバーが利用客から運送対価を取って自家用車で利用客を送迎する、いわゆるライドシェアの本格導入に向けた検討を進めている。

 ライドシェアは、普通第二種免許や運行管理者の配置も不要とされるなど、道路運送法で禁止されてきた、いわゆる白タク行為を合法化するものであり、また、需給状況やドライバーによって運送対価が変動し安定したサービスの提供が困難であることや、24時間稼働の保証がなく、特に女性や高齢者の夜間利用が不便・不安になること、事業主体は一切運送に関する責任は問われず、紛争等は当事者間での解決となること、他国では自動車配車アプリを運営する事業者と登録するドライバーとの雇用関係の有無や地位確認等で集団訴訟が提起されていることなど、多くの問題点が識者からも指摘されている。

 このように多くの問題点を有しているにもかかわらず、ライドシェアが無秩序に地域で展開されれば、結果的に利用客の利便と安心・安全が担保されない事態が常態化する恐れがあり、また、全国に展開されれば、タクシー事業ばかりでなく、路線バスや貨物、鉄道を含めた地域公共交通の存立が危機に陥り、ひいては地域経済にも深刻な影響を与えかねない。

 よって、国においては、地域公共交通の重要性や地域の取り組み状況に鑑み、現在一部の地域において実施されている高齢者等の交通手段に配慮した特例制度を堅持しつつ、さらなるライドシェアの推進については、慎重な審議を行うよう強く要望する。

 

○議長(加来良明) 本案について、提案理由の説明を求めます。

 桜井崇裕議員。

 

○委員長(桜井崇裕) ライドシェアの推進に対する慎重な審議を求める意見書の提出について説明をいたします。繰り返しになりますけれども、国においては地域交通の重要性、地域の取り組み状況に鑑み、現在一部の地域において実施されている高齢者等の交通手段に配慮した特例制度を堅持しつつ、さらにライドシェアの推進について慎重な審議を行うよう強く要望するものであります。国並びに国交省において慎重に整備されるよう強く求めるものであります。よろしく審議をお願いします。

 

○議長(加来良明) これより質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、意見案第7号、ライドシェアの推進に対する慎重な審議を求める意見書についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、意見案第7号は、原案のとおり可決されました。

 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、国土交通大臣、内閣官房長官、規制改革担当大臣といたします。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第8、意見案第8号、林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書についてを議題とします。

 職員に意見書案を朗読させます。

 事務局。

 

○主任(鴇田瑞恵) 意見書本文を朗読いたします。

 林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書

 北海道の森林は全国の森林面積の約4分の1を占め、国土保全、地球温暖化防止、林産物の供給等の多面的機能の発揮が期待されており、これらの機能を十分に発揮させるためには、「植えて育てて、伐って使って、また植える」といった森林資源の循環利用を進める必要がある。

 森林の整備を進め、木材を積極的に利用していくことは、山村地域を中心とする雇用・所得の拡大による地方創生にも大きく貢献するものである。

 北海道においては、森林の公益的機能の維持増進と森林資源の循環利用の実現に向け、森林整備事業及び治山事業や林業成長産業化総合対策事業等を活用し、植林・間伐や路網の整備、山地災害の防止、木造公共施設の整備、林業事業体の育成など、さまざまな取り組みが進められている。

 今後、人工林資源が本格的な利用期を迎える中、既存の制度や平成31年の通常国会で創設が予定される森林環境税(仮称)及び森林環境譲与税(仮称)を活用した地域の特性に応じた森林整備の着実な推進や、森林資源の循環利用による林業・木材産業の成長産業化の実現に向けて施策の充実・強化を図ることが必要である。

 よって、国においては、次の措置を講ずるよう強く要望する。

 記

 1.森林の多面的機能を持続的に発揮し、林業・木材産業の振興と山村における雇用の安定化を図るため、森林整備事業及び治山事業の財源を十分かつ安定的に確保すること。

 2.森林資源の循環利用を通じて林業・木材産業の成長産業化を実現するため、地域の実情を十分に踏まえ、森林整備から木材の加工・流通、利用までの一体的な取り組みや森林づくりを担う林業事業体や人材の育成に必要な支援措置を充実・強化すること。

 

○議長(加来良明) 本案について、提案理由の説明を求めます。

 桜井崇裕議員。

 

○委員長(桜井崇裕) 林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書について説明をいたします。

 道議長会の例年提出されているものでありますけれども、本議会としても国の進める成長産業化に向けてしっかりとした策と財源を確保するよう強く求めるものであります。よろしくご審議いただきたいと思います。

 

○議長(加来良明) これから質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、意見案第8号、林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、意見案第8号は、原案のとおり可決されました。

 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、国土交通大臣、環境大臣、復興大臣といたします。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第9、意見案第9号、道教委「これからの高校づくり」に関する指針を見直し、全ての子どもにゆたかな学びを保障する高校教育を求める意見書についてを議題とします。

 職員に意見書案を朗読させます。

 事務局。

 

○係長(宇都宮学) 意見書本文を朗読いたします。

 道教委「これからの高校づくりに関する指針」を見直しすべての子どもにゆたかな学びを保障する高校教育を求める意見書

 道教委は、2006年に策定した「新たな高校教育に関する指針」(以下、「旧指針」)にもとづき、毎年度「公立高等学校配置計画」を決定し、「望ましい学校規模」を「40人学級で、4~8学級」として、高等学校の募集停止や再編・統合を行ってきました。これによって、2007年から道内の公立高校は統廃合により46校が閉校となり、公立高校のない市町村は50へと増加しました。2019~21年度の「公立高等学校配置計画案」においても、再編・統合によって、1校の募集停止をはじめ56校において57学級と大規模な削減になっています。

 「配置計画」で地元の高校を奪われた子どもたちは、遠距離通学や下宿生活等を余儀なくされ、精神的・身体的な負担が増大するとともに、保護者の経済的負担の増大も報告されています。また、子どもの進学を機に地元を離れる保護者も現れ、過疎化が進み、経済や産業、文化などに影響を及ぼすなど結果的に地域の活力を削ぐこととなっています。

 道教委は3月、「これからの高校づくりに関する指針」(以下、「新指針」)を公表しました。「新指針」は、依然として「望ましい学級規模を4~8学級とし再編整備を進める」ことを基本としており、地域の要望や実態を踏まえたものとなっていません。「旧指針」の問題点を一切改めない「新指針」によって、今後も統廃合が進むことは明らかであり、「都市部への一極集中」や「地方の切り捨て」により地域間格差が増大するとともに、北海道地域全体の衰退につながります。

 したがって、広大な北海道の実情にそぐわない「新指針」を見直し、中学卒業者数の減少期だからこそ、学級定数の見直しを行うなど、地域に高校を存続させ、希望するすべての子どもにゆたかな後期中等教育を保障していくべきです。そのためには、地域の意見・要望を十分反映させ、地域の経済・産業・文化の活性化を展望した新たな「高校配置計画」「高校教育制度」を創り出していくことが必要です。以上の趣旨にもとづき、次の事項の実現を求めます。

 記

 1.道教委が3月に策定した「これからの高校づくりに関する指針」は、地域の教育や文化だけでなく、経済や産業など地域の衰退につながることから、撤回すること。もしくは、これまでの「指針」による「序列化」「高校間格差」「地域間格差」などの問題点を改善させる事項を盛り込むなど、見直しを検討すること。

 2.すべての道内公立高校の学級定員を30人以下学級に引き下げること。

 3.教育の機会均等と子どもの学習権を保障するため、「遠距離通学費等補助制度」の5年間の年限を撤廃するとともに、以前より高校が存在しない町村から高校へ通学する子どもたちも制度の対象とすること。

 4.地域連携特例校および農業、水産、看護または福祉に関する学科を置く高校については、所在市町村をはじめとした地域における具体的取組とその効果を勘案して「5月1日現在の第1学年の在籍者が2年連続して10人未満となった場合」も再編整備を行わないこと。

 5.しょうがいのある・なしにかかわらず、希望するすべての子どもが地元の高校へ通うことのできる後期中等教育を保障するため、「地域合同総合高校」の設置など、ゆたかな高校教育を実現するため検討をすすめること。

 6.北海道で、最初の総合学科高校で、ある清水高等学校においては、総合学科の特徴である多様な進路希望を実現するため、幅広い科目選択が可能となるよう今後も1学年4学級を維持すること。

 

○議長(加来良明) 本案について、提案理由の説明を求めます。

 安田薫議員。

 

○委員長(安田 薫) これはこの間全員協議会も通っております。内容的には事務局が読んだとおりです。記の5項目目ですが、これはちょっとひらがながずっと並んでちょっと読みにくいということもあったのですけれども、これは提出者のそのままの文章でいいということで決定しております。また、6項目目には清水町の清水高校の項目も入れましたのでどうか皆さんご審議よろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これより質疑を行います。

質疑はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、意見案第9号、道教委「これからの高校づくり」に関する指針を見直し、全ての子どもにゆたかな学びを保障する高校教育を求める意見書についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、意見案第9号は、原案のとおり可決されました。

 提出先は、北海道知事、北海道教育委員会教育長とします。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第10、所管事務等の調査についてを議題とします。

 会議規則第72条及び第74条の規定により、お手元に配付しましたとおり、総務産業常任委員会から産業振興におけるエネルギー確保について、その他所管に関する事項について、厚生文教常任委員会からごみ処理の広域化について、その他所管に関する事項について、広報広聴常任委員会から議会広報の編集及び発行について、その他議会の広報及び広聴に関する事項について、議会運営委員会から、議会の運営とその諸規定について、議長の諮問に関する事項について、所管事務等の調査の申し出があります。

 おはかりします。

 所管事務等の調査の申し出について、申し出のとおり承認することにご異議ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、本申し出のとおり承認されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第11、議員の派遣についてを議題とします。

 おはかりします。

 議員の派遣の件については、お手元に配付しましたとおり、十勝町村議会議員研修会へ派遣することにしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議員の派遣については、お手元に配付しましたとおり、十勝町村議会議員研修会へ派遣することに決定しました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) これをもって、この会議に付された議件は全て終了しましたので、会議を閉じます。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) ここで、教育長より退任にあたり挨拶をしたい旨の申し出がありますのでこれを許可します。

 教育長。

 

○教育長(伊藤 登) ただ今議長のお許しをいただきましたので、長い間の公務員生活を終えるにあたり、一言お礼を申し上げたいと思います。

 顧みますと、この本議会には平成5年から現在まで25年6か月あまり、議長をはじめ、歴代議会議員の皆様にご指導、ご支援、ご協力をいただき、大変感謝をしている次第であります。また、平成21年4月より教育長に就任以後、今日まで教育行政に対するご指導、ご支援にも重ねて感謝を申し上げる次第であります。今日まで大きな事故もなく職務を全うできましたことは、町民、議会議員、職員の皆様のご支援、ご協力の賜物と思っております。顧みますとまだまだたくさんのことが思い出されますが、挨拶は特に短くといつも心がけておりますので、この辺で終わらせていただきますが、最後に議会議員の皆様のご活躍と清水町議会の発展を心よりご祈念申し上げるとともに、長年のご指導に感謝を申し上げ、重ねてお礼といたします。大変ありがとうございました。

 

○議長(加来良明) 大変長い間ご苦労様でした。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 以上をもって、平成30年第6回清水町議会定例会を閉会します。(午前10時42分)

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317