平成30年第7回臨時会会議録(11月6日_日程第4)

○議長(加来良明) 日程第4、議案第73号、平成30年度清水町一般会計補正予算(第8号)の設定についてを議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。

 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 議案第73号、平成30年度清水町一般会計補正予算(第8号)の設定についてご説明をいたします。

 総額に63,661千円を追加し、それぞれの総額を10,020,340千円とするものです。

 それでは、歳入より説明をいたします。6頁をお開き願います。

 15款2項4目、農林業費道補助金につきましては、環境保全型農業直接支援対策事業補助金の増に伴いまして、298千円の追加。産地パワーアップ事業採択に伴いまして、51,901千円の追加です。

 18款1項1目の財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算調整額として11,462千円の追加です。なお、今補正後の一般会計の基金残高については3,350,890千円となります。

 次に、下、7頁にまいりまして、歳出の補正です。

 3款1項1目、社会福祉総務費につきましては、暖房用灯油の価格が高騰している状況にありますことから、生活支援といたしまして、福祉灯油等購入費助成事業を実施するにあたり、必要事務費等合わせて11,361千円を予算措置するものです。

 簡単に事業概要を説明いたします。助成の対象については本年11月3日を基準とし、本町に住所を有します平成30年度の町民税非課税世帯のうち、65歳以上の単独世帯及び65歳以上の高齢者のみで構成される世帯。次に、重度の身体障がい者、知的障がい者、精神障がい者、または自立支援医療受給者証の所持者が同居する世帯。最後に、18歳未満の児童を扶養するひとり親世帯。以上の3つの世帯のいずれかに該当する世帯を対象とするものでございます。

 助成額並びに助成方法につきましては、冬期間における灯油使用料を1,000リットル程度とし、1リットルあたり単価で90円を超える額。これを基に助成額を10,000円とし、10,000円に相当する100リットル分の灯油購入助成券を交付するものです。また、灯油以外の燃料により暖房を確保している世帯につきましては、ハーモニーギフトカード10,000円分を交付するものです。

 6款1項3目、農業振興費につきましては、42番、環境保全型農業直接支援対策事業補助金の補助採択が増額となりましたことから、町負担の4分の1を加えた399千円の追加。

 54番、JAが行います、産地パワーアップ事業が採択となりましたことから、歳入同額の51,901千円の追加です。

 以上、一般会計補正予算(第8号)の説明です。ご審議よろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これより質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 今副町長から説明をいただきました、産地パワーアップ事業ですが、どういう事業を産地パワーアップ事業として取り組んでいるのか教えてください。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 産地パワーアップ事業につきましては、高収益な作物の栽培体系だとか、転換を図るために取り組む団体だとか、そういうものについて国のほうで品質向上や高付加価値等による販売を10%以上向上するものを目標としたものについて補助を出す事業でございます。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 今の課長から説明を受けた分では、相当幅の広いものなのかなという受け止め方をしたのですが、例えば仮に、今農協を中心ににんにくについて相当力を入れて、施設の横のほうに建物が大きいものを何個も建てたりしているのですが、ああいうものも含めて産地パワーアップ事業としているのでしょうか。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 今回の対象とする補正で出しているやつなのですけれども、まさしくその農協さんが出しているにんにくに対する補助でございます。

 

○議長(加来良明) ほかに質疑ありませんか。

 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 私も同じくパワーアップ事業について3点お伺いしたいと思います。

 まず、農業者以外のJAだとかコントラクターだとか、そういった事業体が入れたものというのは、今にんにくという話もありましたけれどもほかにあるのでしょうか。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 今回についてはございません。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 農業者が機械を導入する際にも利用されると思いますが、個別の事案はいいのですけれども、どのような機械が導入されるか教えていただきたい。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 産地パワーアップ事業で入れる機械ということでしょうか。それともクラスター事業の関係。

 

○2番(桜井崇裕) クラスターとは別に。

 

○農林課長(小林 進) 今回そういう機械等については要望が上がっていない状況下でございますので、内容については把握してございません。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 今の質問で確認するのですが、農協がにんにくの工場の関係の事業として使うと。これが全てになるのですか。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 今回につきましてはそれ1点のみです。

 

○議長(加来良明) 2項目目になりますけれども。

 

○2番(桜井崇裕) 最後の質問にします。

 

○議長(加来良明) 桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 最後の質問になりますけれども、けっこう管内でも農業者がある程度の組合みたいなものを使って利用して採択されているケースもあると思うのですが、清水町の中で農業者からそういう申し込みというものはあるのでしょうか。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 今現在のところにつきましては農林課のほうにはそういう申請なり、そういう話はございません。

 

○議長(加来良明) ほかに質疑ありませんか。

 11番、安田薫議員。

 

○11番(安田 薫) ただいま、お2人の意見と同じなのですけれども、桜井議員が、機械は具体的に出ていなかったみたいですけれども、にんにくのハウスを建てたりああいう事業がもう入っているのですか。それともまた別にあるのでしょうか。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 今回対象になっているのは、ハウス630平米が6棟ですね。そのほかに給水関係、環境整備、そういう制御設備が一式でというかたちになっております。

 

○議長(加来良明) 11番、安田薫議員。

 

○11番(安田 薫) ありがとうございます。具体的な機器というかそういうものは、加温機だとか重油のボイラーだとかそういうところまでも含んでいるのでしょうか。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 先ほど言いました、環境制御設備の中に一切合切全部入っております。

 

○議長(加来良明) ほかに質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第73号、平成30年度清水町一般会計補正予算(第8号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第73号は、原案のとおり可決されました。

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