平成30年第8回定例会会議録(12月18日_日程第1_一般質問 中島里司議員)

○議長(加来良明) 次に、9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 一般質問、通告大きな項目で2つしております。通告によりまして質問をさせていただきたいと思います。

 まず1点目ですが、舗装道路の穴埋めということですが、実際に道路を顧みたら、私は舗装の穴埋めということでタイトルを出したのですけれども、もう50年ぐらい前かな、これは穴埋めというより、地域から出たのはグレーダーを使って早く砂利道を平らにしてくれというそんな話から道路整備というのは始まったと思い出しました。時代が変われば変わるものだという思いをして今回これにつきましても通告してチラシが出たら、町民から「ちょっと中島さん、幼稚すぎるよ」というような言い方をされたのですが、これは人それぞれですから一向に構わないです。実際に昔の話をしても仕方がないのですが、舗装という道路になった経緯というのは、国道、道道、そして町道ということで流れがあった。国がやはり一番率先して舗装道路をしたと。そのあと道道、財政的な事情からで町道と。そんな中で町道は市街地非常に広いわけでたくさん道路がその当時からあったわけですから、一方のほうを正規の舗装にするとその周辺の道路が必ずほこりの立たない道路にしてくれといった時代なのです。それが当時工事名としては防塵処理工事ということで、舗装工事ではないですね、防塵なのです、ほこりが立たない道路ということでスタートしたと。それが名残としてまだ残っている道路も若干あるのかという思いがあります。当然その部分は舗装が云々ではないのですね。砂利と路盤改良した部分の厚さで舗装の傷みというのは大きな影響があると。だから国道の場合は1メートル20センチぐらい路盤改良されていますし、町で大体90センチくらいですか、正規の道路改良としては。舗装も国道ですとたぶん30センチ近く舗装しているところもありますし、だから町道は大体8センチ程度かな、という舗装の厚さも違いますから当然傷み具合も違うのも理解はしているつもりをしています。それで今回その中で特に今言いました防塵処理の次に来たのが農道整備なのですね。これも舗装、路盤改良や何かもちょっと条件が違うと思います。若干浅いと思います。ですからそこに舗装してもたぶん3センチか5センチの1層だったと思いますが、当然傷みが早くなるのは当たり前で、その中で農村部というのは高速で走らなかったですよね、その当時は車が。農機具も今の時代から見たらもっと小さかった。小型だったと思います。だから路面に与える影響が少なかった。それが今回はそういう状況の中で台風によって迂回路等々で走った部分ですね。これがちょっと目立ったかなということで、前回の一般質問で新羽帯、常盤間、常盤橋の話を申し上げましたが、これらについても同じことが言えると思うのですよね。それで私は3項目、(1)から(3)まで今回あげました。これはたぶん手持ちはないだろうと思いながらも。あげさせていただいて、今現状の考え方をお聞きして、再質問の中でまた学ばせていただきたいという思いです。それで1点目として補修計画は。そして補修時期は、あるいは補修方法はということで3項目させていただいています。これはどういうことかということは読んでもらったとおりですのでこれについてまずお答えを願いたいと思います。

 まず2つ目、清水高等学校の生徒が卒業したとき、身に付く支援をと。これは表現としていいのかどうか分からないのですけれども、やはり卒業したときに清水高校へ行ってこんなことを学んで自分の体の中で知識として財産となったというものをという表現です。楽しかっただけではなく清水高校を出たことによって、こういうことが身に付いた、自分の財産として体の中に清水高校でというものをぜひ考えていただきたいということで、どういう表現がいいのか分からなかったのですけれどもこういうことで書かせていただきました。これは12月8日、清水高校の体育館で総合学科の語る会でしたか、私も可能な限り出席しようと思って何回かは出ていませんけれども、可能な限り行きたいと思って出ました。今年はまたちょっと違った意味で子どもたちが変わったなという感じがしたところがあります。これは私の感じたことですから今ここでどうのこうのということはないのですが、かなりいい総合学科、要するに複数の系列で学び取れるいい総合学科というのが私はちょっと見えてきたと非常に喜ばしく思っておりました。これからはその中で道立高校、これは間違いないです。ですけれども、町長も2年前、教育長も今年変わられて、やはり地元の高校という意識をしっかり、たぶんご答弁の中でそういうお気持ちが私は教育長から出ると思っていますけれども、地元の高校ということで考えていただきたい。ちょっと飛躍した言い方になりますけれども、いろいろな部署で町の中で人の交流、あるいは観光、いろいろな事業で人の出入りを期待しています。清水町にという部分で考えていると思いますが、それを考えたら清水高校に中身は別として人の動きという部分からいくと、子どもが3間口と4間口だったら単純に言って40人の動きが変わるわけです。これは1日ではないですね。当然教員も変わります。教職員の数も変わります。それを考えたら教育の部分ではなくて町の振興からもある意味ではすごく大事なものではないかと、かねがねそういう思いをしております。ですからこれは教育委員会だけではなくて、町の振興という部分からもぜひ町内、役場庁舎内全員で地元高校へのバックアップというものを考えていただきたい。それは魅力ある高校に必ず、子どもがですよ、生徒たちが魅力を持つ高校に必ずなっていくのではないかという思いをしております。それで、できるだけお金をかけないでという思いもあるのですが、これで十勝管内の大学ってたぶん2つですから、大学の名前を言ってもいいのですけれどもそれはそれとして、なぜそこにちょっと私がこうやって質問の中でさせていただくかというのは、清水高校を出ていろいろな部署に就く、そういう職場に入ったときの位置づけ、ランクづけという言い方はちょっと人に失礼ですから位置づけという部分で。それと大学へ行こうという子どもをその中で、生徒の中で、大学で実際に学生さんたちとやりとりをする先生が清水高校に入ってもらえれば、当然大学の授業というかそういうものを経験できると思います。それだったらそこで子どもたちが、生徒たちが「それなら私行ってみたい」。それも卒業したあと、清水高校から大学へ行って高校は清水高校ですからそういう将来的な社会的な位置づけ、そういうものを私は子どもにチャンスを与えてほしい。そのために助手でも講師でもいいのです。必ずしも上の方とは言いません。やはり大学の中身を知っている方々が高校でそういう大学とはどういうことを学ぶのだということを直接、前に聞いたらたまたまほかの大学といろいろ交流をはかっていますと話していました。そこに何人行っているか知りませんけれども、やはり私は身近なところからも考えていただきたいということでこのように書かせていただきました。ただ、文章的には書いてありますけれども、私はやはり学校の、今年ちょっと変わったと言っても、先生方の意識もかなり変わっていますね。すごく良くなってきています。これは歴代の校長先生がうまくバトンタッチして、先生方がそれに応えて一丸となってやっていただいているなという思いがしています。それとたまたまちょっと帰りがけに先生に会ったら、やはり北海道で一番先の総合学科なのだからという先生がいました。頼もしい先生でした。そういう先生も赴任して来られていますから、ぜひ町のほうで、教育委員会と言わないで、教育委員会と町としっかりタイアップして、そして職員の方々も、清水高校、わが町に高校があるのだという誇りを持ってぜひともバックアップなり協力なり知恵、そういうものをどんどん出していただきたいという思いをして質問させていただきました。答弁のほうよろしくお願いします。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町長。

 

○町長(阿部一男) それでは中島議員のご質問にお答えをしたいと思います。舗装道路の穴埋めをというご質問でございます。その中の1点目、何を基準にしているのかという点でございますけれども、日ごろのパトロールにて舗装の傷みや交通量などの状況を毎年把握し、その上で補修方法を検討の上、補修計画を策定しているところでございます。

 2点目、補修の時期についてですが、舗装道路の穴、特に凍結が緩む春先に集中しますので、応急措置として直営作業で常温合材や土のうの投入を行い、状況を見ながら6月頃から舗装補修工事等を実施してきております。

 3点目についてですが、それぞれの舗装の傷み状況に応じ、部分的な舗装のパッチやわだち掘れ解消のため、舗装オーバーレイ等の工事を実施をしております。

 以上、舗装の穴埋めをという内容の質問に対する答弁とさせていただきます。

 

○議長(加来良明) 教育長。

 

○教育長(三澤吏佐子) それでは清水高等学校の関係につきましてお答えをさせていただきます。北海道清水高等学校の生徒が、卒業のときに身に付く支援策についてということでお答えをします。

 清水高校の4間口維持に向けまして、町長部局とも連携を図りながら教育委員会といたしましても、様々な振興策に取り組んでいるところであります。今年度から新たな取り組みといたしまして、高校のインターネット環境の充実・強化を図るとともに、タブレットを配置し、授業やチャレンジクラス等で活用をいただいております。また、生産技術系列の生徒らによる地域イベントへの出店経費の助成、清水町国際交流協会が行っている海外派遣費用の一部を助成する等、今年度から更に追加して支援に取り組んでいるところでございます。

ご質問いただきました、管内の大学の先生と清水高校生が知識の連携を図れるように検討できないかということにつきまして、現在、清水高校では様々な系列や分野ごとに多くの民間の方々にお世話になり、それぞれの専門分野を中心に講師を務めていただいております。また、酪農学園大学との高大連携集中講義として、清水町の環境についての調査・研究等が行われており、生徒との交流・連携を深めているところであり、毎年多数の清水高校生が入学している帯広大谷短期大学には、本年度も既に、数名の生徒が内定をいただいていると聞いております。今のところ、十勝管内の大学とは具体的な連携事業までには至っておりませんが、ご提案のありました連携強化を進めることは、大変有意義なことでありますので、清水高校とも相談をしながら、検討してまいりたいと考えております。

 さて、魅力ある清水高校づくりに向けての取り組みについては、教育委員会を中心に若手職員によるプロジェクトチームをつくり、振興策について意見やアイデアを出してもらっている段階ですが、その中で、「清水高校では昼休みに外出できないので、購買部のようなものがあったらよいのでは」という提案がありました。この件につきましては以前中島議員よりご提案があったと記憶をしております。清水高校には、帯広からバス登校をしている生徒が多く、朝早く出発して校門前に着いてしまうため、保護者から昼食のお弁当を持たせるのに苦慮しているとの声もあるとのことで、地元の商店の方が実際に参入していただけるかは未知数でありますが、教育委員会といたしましてもお手伝いのできることがあれば積極的に協力してまいりたいと考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。

 

○議長(加来良明) 質問を受けます。

 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 1点目の舗装道路の穴埋めにつきまして今町長からご答弁をいただきました。現状としてはこういうことになろうかと思います。これは1点目に該当するのかと思うのですが、3点一緒になってしまうのですけれども、まず春先、2点目にいきます。まず舗装道路の穴ぼこについてはということで、春先に集中して修理しているというお答えをいただきました。これは春先ということはある部分ではもう予算化されていますよね。その春先調査した時点で穴ぼこの状況というのが当初予算の中でちゃんと組み込まれているか。どの程度把握して当初予算で見ているのか。私がちょっと心配しているのは、多くなっても当初予算の枠内で修理をするという理解をしていて、これは予算上やむを得ないと思うのだけれどもそういう理解でいいですね。

 

○議長(加来良明) 建設課長。

 

○建設課長(内澤 悟) 春先、3月ぐらいから実際的に気温が上昇しまして緩むような状況になっております。毎年同じ場所ではなくて、同じ状況の中である程度同じ箇所数ぐらいが穴ぼこというかそういう状況になっておりますので、ある程度の把握をした中で新年度予算のほうに計上しまして、なおかつ春先4月以降の確認事項において予算措置の中で対応しているというかたちでございます。

 

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 仕事の流れとしては今課長にお答えしていただいたとおりなのだろうなと。今当然出てくることなので、予算の範囲内でというのが出てくるのですね。私はそれからいくとそういうもの、予算にある部分で現業課として、担当課として、これはたまたま例年同じ予算で仕事ができていますとはいかないですね、実際には。だから現状を見た中では6月ということだったから、そういうときは私はできるだけ、可能な限り予算の範囲内だからここは今年はできないとか、ここはまだいいのだとかではなくて、6月でやはり補正してでも必要なものはやはり理事者のほうにちゃんと現状を説明して、予算を獲得して可能な限りやはり、何千万という仕事ではないと思いますので、そういう思いがするのですがいかがでしょうか。

 

○議長(加来良明) 建設課長。

 

○建設課長(内澤 悟) ちょっと言葉足らずで申し訳なかったのですけれども、当初に関しまして6月、春先以降8月ぐらいまで、それに関しましては当初予算の中で春先分に対しまして補修の工事のほうを進めております。なおかつ雨等々の状況においても舗装の傷みというかたちのものが出ます。その分に関しましては9月の翌年に向けた中のある程度の対策というかたちの中で数年前ぐらいから補正を用いりまして工事のほうを実施してきているような状況でございます。

 

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 質問の中身がちょっと変わるのですけれども、その穴ぼこということと、舗装面は残っている、穴ぼこは舗装がなくなって砂利が見える。だけど舗装自体が下がっている状況というのは、これがこういう下がりもあるし、湾曲状況で下がっているとか、これは穴ぼことは言わないので、議長から通告がないと言われるかもしれないけれどもこれも捉えようによってはその部類になるのですね。だからそういう道路を、特に農道で整備した道路にそういうことが多いのかと思うので、その辺についてはその穴ぼこに類じたものという部分で担当課としてはどう捉えておられるか、その道路状況を。どこどこの道路とはいらないです。そういうところはどう捉えているのかということを聞きたいと思います。

 

○議長(加来良明) 建設課長。

 

○建設課長(内澤 悟) 穴ぼこというお話をしたのですけれども、全般的な舗装の傷みというかたちの中で捉えております。一つは中島委員が言われるかたちの中で、奥深くというか路盤まで行っている、その部分は穴ぼこというかたちのものと、あとはへこみが、多少1メートル、2メートルぐらいのというかたちのものと、あとはレールというか、縦断的にかなり長くへこんでいるというものも含めた中で、パトロールをとおした中でそれぞれ補修の状況を見ながら補修の対応を分けながら対応しているというところでございます。

 

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 次の質問、2番目に移りたいと思います。その前に今課長が言われたように、必要なものは理事者のほうに現状を説明しながら積極的な補修、道路改良に努めていただきたいと思います。

 2番目にいきたいと思います。大変いろいろ詳しいご説明をいただきました。その中で私これは1、2とかと打っていませんので質問させていただいてご答弁のいただいた中から何点か質問をさせていただきたいと思います。一生懸命取り組んでいこうとしている姿がはっきり私なりに感じさせていただきました。この中で、緊張しているのかちょっと声がおかしいのですけれども、これはほかでも何かそういう説明があったと思うのですけれども、若手職員によるプロジェクト。これに対してどうのこうの言う気はないです。これをどう生かすかということですね。今まずどう生かすかということは、この方々からいろいろなりアイデアなり考えを聞くということだけではなくて、例えばこの中で出てきている大学との連携について、具体的な、私は管内ということでお話を申し上げたので、大学は2つですからその範囲内でということになりますけれども、そのときに私がお話しした部分をどうやったら実行できるでしょうかということを逆に私は、これは教育長の諮問機関じゃないのでしょう。それからちょっとお聞きしたい。この「若手職員によるプロジェクトチームをつくり」というのはどういう位置づけで教育長は捉えておられるか。

 

○議長(加来良明) 教育長。

 

○教育長(三澤吏佐子) 私がこの職に就かせていただきましたときに、清水高校の振興ということは清水町の教育環境を考えたときに幼稚園から高校までが一続きであるということが非常に大切なことだというところを考えました。その中で清水高校の4間口維持を含めまして清水高校の振興を考える上で非常に大切なキーワードとして、私たち卒業してから何年も経った者たちが考える振興策と、卒業して間もない若い職員たちが若い感覚で捉える振興策の間には開きがあるのではないだろうかという私の中の疑問から始まったところなのです。それでまずは教育委員会の若手職員に全部集まっていただきまして、そして、「もしあなたたちだったら清水高校にどんなものがあったら、どんな魅力的なものがあったら清水高校に入りたいと思いますか」という質問から入りまして、若手の方々にいろいろディスカッションをしてもらいました。そうするとやはり学校側とか私どもの年齢の者から、それから親御さんたちが考える振興策とは別のもっと平らな意味で、子どもたちに近い部分でいろいろなアイデアが出てきたのです。それを今まずはいろいろなアイデアを聞いて、その中から現実的に支援策として立ち上げていけるものがいくつか出てくるように今私は思っています。ですからそれが出てきた時点でそれをしっかり行政の力と結びつけていって、振興策として立案できればいいなと思っております。

 

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 審議していて1時間過ぎていますけれども、もう若干時間をいただければと思います。実際に今教育長、大変いろいろな方の、特に職員、内輪といいますか、そういう方たちの考え方という、将来的なものも含めて大変、逆に言うと、これは私なりの判断ですけれども、ストレートにとっていただきたい。行政の経験のない方だからそういう発想ができたと、素晴らしいことだと思っています。行政経験をしているとある程度色形、できるできないを決めてしまうことがあるのですね。そういう部分ではぜひともこの若手のプロジェクト、その中にぜひ、どうしますかではなくて、「こういう話があるのだけれども、これを実際に皆がどうやったら実行できると思いますか」と、これは人脈をつくらないとならないです。これは外部のことですから、担当者が動くことではないです。実際に実行できるときは、教育長あるいは町長自らがいろいろな働きかけをしていかなくてはならない。それらも含めて今一度その可能性といいますか、そういうところに今私がお話しさせていただいていることを含めて実行についてどうなのかというのは、まとめて一つでいいですから、中身的ではなくて、後に出ている食べ物のことですね、給食についてもそうなのです。だからさっきの商工会、町の人が云々ではなくて、そのためにはどうやったらできるだろう。やはりできないだろう。こういう議論もこの中で含めて、一緒くたでよろしいのですけれども、そういうものを含めてですね、逆に言うと教育長は受け側ではなくて、場合によっては発信側に回って、若い方にいろいろな本当に若い発想で知恵をいただく。そういうことを含めて今のお話しした2点について投げかけてみるというようなことを考えていただければと思うのですがいかがなものでしょうか。

 

○議長(加来良明) 教育長。

 

○教育長(三澤吏佐子) ただ今のお話大変有意義にお聞きしたところなのですけれども、一つのアイデアをかたちにするためには、いろいろな方々にご協力をいただかなければならないということがあることを承知しております。そういう中で町民の方はもとよりでございますが、清水高校には長い歴史がございまして、その中で素晴らしい先輩方がたくさん世の中に輩出されているわけでございます。東京清水会ですとか、いろいろなそういう先輩方の中にも中央で大活躍をされている方々がいらっしゃいますので、その方々のお力をお借りすることもあるかと思います。それからもちろん町のいろいろな機関とも協力をしながら実現化に向けてお力をお借りしたいと思っております。そして先ほどお話がございました大学との連携の件でございますけれども、意欲のある生徒が更に清水高校で学んだものを元にして、更に上の学校へ進んで、専門学校ですとか大学ですとかに進んでいった。更にその中でいろいろな専門的な知識や技術を学んでいく資格をとるということは、本人の将来的なものにとっても非常に有意義なだけではなくて、その方たちが将来的に清水に戻っていただいて、そして清水町のいろいろな施設や職業の現場で働いていただくということは清水町にとっても非常に有意義なことだと思っております。そういう中でその学ぶ意欲をしっかりと支援してまいりたいとも思っております。清水町の最近の施策といたしまして、奨学資金についても今までとは少し違った枠を設けて活用しやすいようにしているところでございますので、その辺もPRをしっかりして使っていただきながら進めてまいりたいと思っております。

 

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) この件に関して、今教育委員会としての立場、非常に情熱的なものを持っておられるということで期待をしています。そのためには、町の応援ももらわなければならないので町長に一言、今までお話した中で、町の地元の高校としての支援と言いますか、当然教育委員会からの、町側からこうしなさいああしなさいということは、私は基本的にないと思います。できればあればいいのですけれども、なかなか難しいのかなと。その中で教育委員会からの相談を受けた場合、町長としてどの程度それに対して地元の高校の発展を願うかというその辺についてお考えを聞かせていただければと思います。町長からご答弁いただいた時点で、私の質問を終わらせていただきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町長。

 

○町長(阿部一男) 私も町長就任以来、教育問題については非常に大切な部分があって、清水は文化の町だし、スポーツの町だし、そしてまたあえてプラスして言うならば教育の良い状況の町であると。その象徴が清水高校であると思うところでありますし、清水高校の出口の部分もいろいろとあるのですけれども、基本的には中学生よりも高校生のほうが多い町なのですね、清水町は。ですからこそ、今中学3年生で卒業する生徒80人ぐらいしかいません。でも清水高校は減ったとはいえ90何人の入学者を迎えました。普段その前まで130人以上の入学者を迎えております。ですからまちづくりにとって非常に大事な部分があるなと、もちろん教育にとってでありますけれども、そんな思いを持ちながら、教育委員会部局と町長との話し合いの場が年何回か行われて、普通は通常1回だったのですけれども、去年の場合には2回行いまして、私の思いもお伝えしながら一緒になっていい方法を考えていきましょうと、そんな中でずっと運営をやってきた経過があります。そういう思いの中で、私の学校に対するいろいろな考え方も含めて一緒になって大切な高校をよりまた皆さんがそこで元気に社会へ羽ばたいていって、そしてまた欲ではなくて、戻ってきてもらって清水の中で貢献してもらうと、そういうまちづくりに貢献してもらう、そのために奨学金も幅広く利用しやすいようにしたしという、そんな思いを持って進めておりますので、今後のまちづくりに清水高校は本当に大切な役割を担ってくるのではないかとそんな思いで一緒になっていろいろと教育行政もしていきたいなと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

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