平成30年第8回定例会会議録(12月20日_日程第3)

○議長(加来良明) 日程第3、議案第93号、十勝圏複合事務組合規約の変更についてを議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。

 町民生活課長。

 

○町民生活課長(高金信昭) 議案第93号、十勝圏複合事務組合規約の変更につきましてご説明を申し上げます。

 変更理由につきましては、十勝圏複合事務組合で共同処理しております、ごみ処理施設及び最終処分場の設置、維持、管理、運営に関する事務について、平成31年4月1日より、清水町、本別町、足寄町及び陸別町が加わるため、組合規約の一部を変更しようとするものであります。

 この変更により、次年度から13市町村において共同処理することとなります。

 変更内容につきましては、配付しております議案説明資料55頁の新旧対照表をご覧願いたいと思います。最終頁になります。

 規約第3条の規定の文言を改め、さらに同表に掲げる表中の第6項について、共同処理する構成団体に、清水町、本別町及び陸別町を加える変更となります。

 附則につきましては、平成31年4月からの施行といたします。

 なお、この規約の変更につきましては、議決後議決書の写しを添え、十勝圏複合事務組合に対し、協議を申し入れる運びとなってございますのでよろしくお願いいたします。

 以上、議案第93号、十勝圏複合事務組合の規約の変更についての提案理由の説明といたします。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。以上です。

 

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

○議長(加来良明) 12番、西山輝和議員。

 

○12番(西山輝和) 4点について質問させていただきます。平成24年度に作成した、平成23年度実績に基づく数値は後々ごみの量が増加することとなった場合は変化することを担当者は理解していなかったと思われますが、理解していたならば退職時や職員の配置転換のときに引き継ぎではその旨引き継がれ、このようなことにはならなかったと考えますがどうでしょうか。

 

○議長(加来良明) 町民生活課長。

 

○町民生活課長(高金信昭) 議員ご指摘の内容につきましては、議会開催日の常任委員会の報告の中身のとおりでございまして、前年度までの中身については、計画値の数値をもってくりりんセンターのほうで試算をした部分について提示をしました。

 その内容につきましては資料でお渡しした内容のとおりでございまして、一定の数値で減量化という部分で数値をつくっておりましたが、実際の搬出量につきましてはそれとかなり乖離していたという事実が今年度に入りまして私どもが把握した情報でございます。前年度の担当者につきましては従来からの内容について誠意を持ってくりりんと事務連携をいたしまして、数値の精査をしながらこのような金額の算定をしたということでございます。ご理解をいただきたいと思います。以上です。

 

○議長(加来良明) 12番、西山輝和議員。

 

○12番(西山輝和) 前任者の言うことも分かるのですけれども、この23年度の実績を24年度に作成して、それをこの30年の3月にこの6年間の間なぜ全然見直さないできたというのはどういうことなのですか。

 

○議長(加来良明) 町民生活課長。

 

○町民生活課長(高金信昭) 基本的には一般処理の処理計画というものがございます。5年ごとに見直します。直近は28年だったと思いますが、見直した段階でその辺の気づきがなかったということと、実際決算時期に議員様のほうに成果として毎年の処理量の提示をしている部分についても確認が漏れたということだったと思いますが、その比較を怠ったということで今回このようなことにつながったと思います。それについては今年度私どもが改めて確認をして、違っているということでこれはちょっと陳謝しなければならないことだと考えております。以上です。

 

○議長(加来良明) 12番、西山輝和議員。

 

○12番(西山輝和) この事務組合の会議が年に何回もあるのに、会議に出席していながらも全然修正してこなかったということ自体が全くなってないわけでしょう。これだけ広報にはっきり「ごみも変わります」と言っていて何回も出していて、町民に知らせておいて全く嘘をついていることになりますよね。言葉が悪いですけれども。これをどうやって修正していく考えでいるのでしょうか。

 

○議長(加来良明) 町民生活課長。

 

○町民生活課長(高金信昭) まさしく町民に対して誤った情報を提供したことはお詫びしたいと思います。内容につきましては冒頭で申し上げたとおり、常任委員会の報告の内容をもって今後1月号の広報しみずにて町民の皆様にお知らせし、お詫びする考えでございます。以上です。

 

○議長(加来良明) 12番、西山輝和議員。

 

○12番(西山輝和) 2つ目に移ります。今後生ごみ処理に力を入れて持ち込み量を減少させなければ負担額が減少することにはならないと考えていますけれども、どういう腹案にこれからしようとしているのでしょうか。

 

○議長(加来良明) 町民生活課長。

 

○町民生活課長(高金信昭) 具体的な・・・・・・。よろしいですか。

 

○議長(加来良明) どうぞ続けてください。

 

○町民生活課長(高金信昭) 具体的な方策については従前の方法をまず31年4月から変えるということで大幅な変更を加えることは今考えてございません。ただ啓発的には町民の皆様に減量化についてご協力を願うという周知を数度させていただきたいと。それからまた常任委員会でも提案のございましたバイオ発電のほうの部分に生ごみの搬入が可能かどうかということも研究は続けてまいりたいと考えております。以上です。

 

○議長(加来良明) 西山議員、規約の変更の範囲で質問をお願いいたします。

 12番、西山輝和議員。

 

○12番(西山輝和) 新設・建設が1年先送りされることで町の負担額も大分増えるということになっていますけれども、その辺が分かったら早く町民に知らせるようにしていかなければいけないと思うのですけれども。

 

○議長(加来良明) 町民生活課長。

 

○町民生活課長(高金信昭) 議員ご指摘の施設というのはくりりんセンターを新たな施設にするというもののことでよろしいでしょうか。新中間処理施設というものについては今管内の担当課長会議の中で協議を進めているところでございます。現在は会議を4回程度行いまして、場所の選定でありますとか、処理の内容でありますとか、あとは環境に対する対応でありますとか、そのような概括的な部分の協議を進めております。平成37年、もしくは38年、39年だったと思いますが、その頃までに新たな施設を建設するということで、現在の処理施設より小規模の施設を考えておりまして、できるだけ各自治体の負担を軽減するような内容を盛り込みながら検討していきたいという方針を持って今進んでいるところでございます。以上です。

 

○議長(加来良明) 12番、西山輝和議員。

 

○12番(西山輝和) 先ほど課長が言われたように、1月の広報紙で通知するということですので、分かりましたのでよろしいです。

 

○議長(加来良明) ほかに質疑ありませんか。

 

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第93号、十勝圏複合事務組合規約の変更についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第93号は、原案のとおり可決されました。

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317