平成31年第2回定例会会議録(3月11日_日程第3_一般質問 鈴木孝寿議員)

○議長(加来良明) 一般質問を続けます。

5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 質問に先立ちまして、8年前の3月11日、未だに発見されていない方々もたくさんいらっしゃる中、今日の日を迎えるというのはまたいろいろな考えが浮かびますけれども、哀悼の意を表して質問に移らせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 まず1番目、観光協会への補助事業の拡大による商工業への振興策についてご質問をさせていただきます。

 昨年実施された清水公園の観光振興としての観光協会を経由した補助事業は、一事業者に総額1,500万円に上るものと私は認識しております。現時点での事業評価及び今後2年間の展望と、拠点としての清水公園の整備状況、さらには今後の構想・展開について考えをお伺いしたいと思います。

 また、現在最大の町内外者の交流を図られている場所は、既存の町内の飲食店や物販店であることは否めない事実であると思っております。より清水町全体を活性化させるために、個店の施設整備、さらには雇用の安定を図る政策が待たれる中、交流人口増加を前提として商工業者への本政策の拡大を求めたいと思いますが、その考えをお伺いします。

 2つ目に、結婚・少子化対策事業につきましてご質問いたします。本年度、年度の途中から始まりました結婚・少子化対策事業は、マスコミを非常に上手に活用しながら本町の取り組みを全国に少しでも知ってもらうものとして、今現在、順調に進捗していると思います。この事業の今後の進め方についてお伺いをさせていただきます。

 3番目に、立地適正化計画の策定についてご質問いたします。本町のマスタープランは平成31年度に作成されますと北海道のホームページに掲載されておりました。今現在どうなっているのかを含めて質問したいと思います。また、より高度な立地適正化計画はこのマスタープランがあってからのものと捉えております。十勝管内のほぼ全町村がマスタープランを持っている中で、本町としてはなぜ未だにないのかをお伺いします。

 それに伴ってまた、その中での公共施設やそれら新築等が行われるときに何を基準として事業が展開されていくのか、行われていくのかをお伺いします。どうぞよろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) それでは鈴木議員のご質問にお答えをさせていただきます。

 最初に、観光協会への補助事業拡大による商工業への振興策についてでありますけれども、最初に清水公園に係る観光振興と補助事業について答弁いたします。

 清水町観光協会は、清水公園内の事業所と4月17日に委託契約を締結し、「十勝清水観光情報 清水公園サテライトステーション」として、観光案内業務、物産展示販売業務等を行ってきております。この委託事業は休業していた清水公園内の事業所の再開に合わせて、清水公園を情報発信の拠点として位置付け、本町の食や観光資源等の情報提供、物産の販売の充実を図るものであります。

 業務の実施内容については、毎月業務報告書の提出により、物産の展示販売業務、観光案内業務について報告をいただいております。事業評価につきましては、今年度の事業終了後に観光協会からの報告を受けて行いたいと考えております。

 平成28年の台風災害後、清水公園内の事業所が休業となった大きな要因である排水の処理について町が対応を行うことで、再開に向けての環境を整備するとともに、観光協会がハーモニープラザ等で行っている観光案内と物販業務の機能を清水公園内に設け、平成28年の台風災害による休業前の集客力や情報発信力の再現を目指して、今後2年間を想定し、委託事業を継続していく考えであります。

 清水公園の再整備については、関係課による協議を行い、清水公園活性化方針の検討を行ってまいりました。今年度に実施可能なものとして、公園内の樹木や園路の管理の充実、木製階段の改修、花壇の設置、トイレの改修などを実施し、来園者に対して再訪の魅力がある快適な環境を提供できるよう進めてきております。

 清水公園の再整備の今後の展開につきましては、池の下を通る水道管の更新工事の時期について関係機関と協議をしてきたところ、次年度に工事を実施できることとなりましたので、4月以降に検討委員会を立ち上げ、長期的な再整備のスケジュールも含め、その構想について町民のご意見を聞きながら検討し、計画の策定へ進めていきたいと考えております。

 次に、補助事業の拡大による商工業の振興策についてお答えをいたします。

 清水町が目指す観光振興スタイルとして「休憩型観光」により町内に賑わいを創出する「食の拠点構想」の具現化を進めたいと考えています。そのきっかけづくりとして、清水公園を「町民の憩いの場」とするとともに、町外の方が目的地として訪れる「観光施設」としての位置付け、清水公園の再整備を進めてまいります。

 観光協会によるこの委託事業は、清水公園を拠点とすることで交流人口の増加を目指し、清水公園に来られた方に対し、情報発信や観光案内業務を行い、既存の飲食店や物販店へ誘客することを目指しているものであります。

 商工業者の個店の施設整備や雇用の安定については、中小企業近代化資金の利子や保証料の補給事業や、「清水町起業・雇用促進補助事業」、「清水町新規開店者・空き店舗活用開店者支援事業」の活用により支援してまいりたいと考えております。

 今後におきましても、観光協会と連携しながら、交流人口の増加に向けた事業を充実させてまいります。

 次に、2点目、大項目2、結婚・少子化対策事業についてのお答えをいたします。

 結婚・少子化対策事業については、清水町人口ビジョン総合戦略の基本目標の一つ、「若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえる」ことを実現するための施策として、これまで清水町地域農業再生協議会で出会いの場を設ける事業など、結婚支援や少人数学級、幼児期からの英語教育などの実施のほか、保育料無料化、子どもの医療費無料化など、全国的にもトップクラスのサービスを展開しているところですが、思うような成果には結びついていませんでした。

 昨年9月には補正予算の成立を経て、結婚・少子化対策の強化に取り組みました。従来にない事業の企画推進のための庁内ワーキングチームの設置と、出会いの場の提供や結婚に至るまでのアフターケアを担う町民出会いサポーターを任命し、2つを合わせたプロジェクトチームにより事業がスタートしました。11月には帯広信用金庫が運営する結婚相談所と本町の事業推進のための包括連携協定を締結いたしました。本町の独身男性の情報を広く内外に発信するため、清水男子図鑑を製作し、町内周知のほか、帯広信金各支店や町内飲食店、美容室などにも配置し、さらにガバメント・クラウド・ファンディングを行って事業の寄附の募集と取り組みのPRを行ったところです。この取り組みが新聞やテレビなどマスコミに取り上げられ、清水町の結婚・少子化対策事業が広く周知されました。

 将来の担い手となる若者に向けて、人口減少対策などについて考えてもらう「清水町ミライ若者会議」を町内の中学3年生と高校1年生を対象に開催し、人口減少の現状を理解し、解決への取り組みについてワークショップを開きました。この取り組みのまとめとして、3月23日に講演会や各学校代表などによるトークセッションを開催いたします。

 気軽なコミュニケーションによる男女の交流の場を提供するため、1月から2回プロジェクトチームの協力のもと、軽食と飲み物を取りながら、それぞれの恋愛観・結婚観などを語り合う場をつくり、町外を含めた男女各10名程度の参加があり、今後も開催を予定しております。

 結婚・少子化対策事業は参加しやすい環境づくりに腐心したところですが、効果が出るにはまだ時間がかかる事業であります。新年度においても引き続きプロジェクトチームの力を借りながらこれらの事業に取り組み、結婚したい、子どもを持ちたいという方の希望をかなえられるよう、町ぐるみで応援し、清水町の持続可能な未来につなげてまいりたいと思っております。

 次に大項目3、立地適正化計画の策定についてご答弁申し上げます。

 本町の都市計画は、昭和24年に清水市街地を中心に区域を設定し、都市計画事業(都市計画道路、都市公園、公共下水道事業等)の整備を取り進めてきたところでございます。都市計画マスタープランについては平成4年に都市計画法の改正により、策定する旨の通知がありましたが、その後都市計画補助事業の終了により、未策定となっているところです。今後につきましてはさらなる都市計画事業の必要に応じ策定をと考えていきたいと思います。

 また、公共施設の新築等の基準につきましては、近年では建物の老朽化による建て替えが必要とされた施設において、総合計画の中で実施時期等を策定し、町誘致の未利用地を含めて有効利用を図る目的で建設場所を設定し、周辺の環境も考慮した中で進めてきたところでございます。

 以上、3点についてのご答弁とさせていただきます。終わります。

○議長(加来良明) 質問を受けます。

 5番、鈴木孝寿委員。

○5番(鈴木孝寿) まず一番初めの観光協会の補助事業の拡大における商工業の振興策について再質問をさせていただきます。

 基本的に反対をしているわけではなく、非常に観光の拠点となるのは清水公園がなるだろうなというのはやはり自覚しておりますし、しっかりとそれを応援していきたいという立場であることはまずもって間違いではございませんので、その辺を踏まえた上で再質問させていただきたいと思います。

 とは言いながら、やはり3年で1,500万円というのは非常にそれもまた、生の数字というか、生の金額がそのまま行くというかたちもあります。これほど素晴らしいものを役場として出せるのであれば、商工振興に対してもものすごく勇気が湧く事業になるのではないかということで、まず拡大を求めたところなのですが、その中で細かい部分で質問をさせていただきたいと思います。

 まだ1年終わっていない段階でその実績とかはすごく難しいのかなと、その認知度の問題もありますでしょうし難しいと思うのですが、この3月まで若しくは販売実績の報告が上がっているということでございますので、先月2月ぐらいまでで販売実績と例えば斡旋実績というのはどのようになっているのかを質問したいと思います。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 販売実績、それから観光案内業務等の実績でございます。販売実績については月2回、案内業務については月1回、それぞれ報告書をいただいてございます。販売実績については2月末時点で約30万円の販売額となってございます。案内者につきましては、概ね2月末で500人ぐらいということで、1日あたりに直すと10人はいっていないのですけれども、そのような状況になってございます。以上です。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿委員。

○5番(鈴木孝寿) それではその販売実績の30万円というのはひと月あたり30万円ではなく、昨年からやって2月までで30万円。この数字についてはどのように理解していますか。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 販売実績ですが、ハーモニープラザ内、私どもの事務所においても物産販売を行っています。ちなみにそちらについても40万円から50万円というのが年間の販売額だと思っています。それからもう一箇所、夏場ですが千年の森でも販売等を行っておりますが、そちらについては今年度の事業を終了しておりますので、そちらの販売額については420万円ぐらいという実績でございます。多い少ないという部分についての評価はしておりませんが、清水公園内の事業所については4月に約2年間休業していたものを再開し、観光協会として物産それから観光案内を始めますということで観光情報ステーションのサテライトステーションとして事業を始めた初年度でございますので、観光協会としてもその周知等を行ってきたところでありますが、結果としては30万円程度ということで、実績として把握しているところでございます。以上でございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 続けて、その観光の斡旋実績というのが大体500人ぐらい。月にしたらたぶん50人程度ぐらいかと理解しますけれども、この50人程度の斡旋している実績というのはどういう所が多いのでしょうか。どのような内容があるのかということをお聞かせください。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 観光案内の内容につきましても、概要を報告書の中でいただいています。町内の食事できるところであるとか、何かアクティビティと言いましょうか、そんなことを楽しめるところはないでしょうか、若しくは町外も含めて飲食店であるとか、物産についてのことを聞かれているという報告をいただいています。

○議長(加来良明)5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) このあと事業が終わった段階で観光協会さんも含めて事業成果を見直すということですので、これについて少ないだの多いだのと言ってもあれなのですが、極論で言えば300万円ほどの人件費を毎年補助して、月に直すと3万円程度でしょうか、月に50人ということは1日平均1.5から2人ぐらいの問い合わせ。そのためにやっているという部分についてはやはり費用対効果と考えたときにはちょっと厳しいのかと思っています。ただこれがどう増えていくのか、若しくはこれが本当にこの事業として成り立っているのかという部分については、町長若しくは副町長にお答えいただける部分ではまだ足りないと思うのか、これからもっといってほしいのか、どれぐらいの数字的な部分であれば町内の商工業者も含めて町民が納得できる数字になるのかというのを、もし今の段階でお持ちであればお答えいただければと思います。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 具体的な、何人だとかそういったものは持っておりませんけれども、私がまず一番先に考えたことは清水公園を観光の拠点とするということの中で、災害前まではあそこの公園を中心に、サルビアを中心に結構な賑わいを持って観光の一つの目的としてあそこに来て、たまたま食事も利用しただとかそういうこともあるのですけれども、そういった部分が災害の後、当たり前ですけれども、レストランもなくなり、そういう賑わいというのがすっかりと、清水から離れてきた経過がありますので、もう一度災害前の状況を確保しながら、更にプラスして清水の観光客、例えば入込数なんていうのは十勝管内の中でも下から数えて何番目かくらいの状況でありますので、そういった部分も含めて、せっかくの玄関口でありますから、清水も観光として素晴らしいところもあると、そんな情報を発信しながら観光事業を大いに盛り上げていく、さらには商工業者の、町内にある飲食店の発展というか、拡大につなげていく、そういう目的を持って、あそこの再整備に支援をしてきたところでありますので、そういった目的は今年も含めたトータル3年の中で十二分に土台はできてくるのかと。少なくとも、今年現在でも、私もたまに春の桜もそうですし、秋の紅葉もきれいですけれども、たまにあそこに行ってチェックをしながらずっと見ているのですけれども、そういった中では、災害前の賑わいは十分に取り戻してきて、いわゆる清水公園の評価の再認識には十分につながり、今後いろいろな面でプラスした効果が発揮できるものであると。そういう狙いで進めてきたのですけれども、その流れの中に今来ているかと。そんな思いで中間評価を私なりに、正式な評価は見ていないですけれども、私なりには中間評価をしているところでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 事業途中なので今の段階での評価はすごく難しいと思うのですけれども、これは町民も意外に、この事業がどういう内容なのかを知らないのですけれども、参考までにお聞きしたいのが、災害担当の総務課参事にお聞きしたいのですけれども、先ほどの答弁の中で排水処理について町が対応したという答弁をいただきましたけれども、このように100%やったというのはほかにあるのでしょうか。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

総務課参事。

○総務課参事(山本 司) ほかにそういった例はございません。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ですよね。それは分かっていて聞いているのですけれども、今度これは、建設課がたぶん担当の公園内だと思うのですけれども、この1年でトイレ改修をしました。そして公園内で壊れたものを補修しているというのはあるのですけれども、それ以外にこの3月までやられたことというのはどんなことがありますか。

○議長(加来良明) 建設課長。

○建設課長(内澤 悟) 特に公園のトイレと木製階段、そちらのほうは修繕というか、若干改修はしております。それ以外に関しましては特段今のところ手はつけていない状況でございます。以上です。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) なぜこういうことを聞いたかと申しますと、昨年の3月の予算委員会での答弁の中に、しっかりその辺を考えてやっていきますと。どういう計画を持ってやっていくかということをしっかりこの1年間考えながらやっていくと言った割には、まず五百何万円と今回三百何万円これから支出すると思うのですけれども、その割には進んでいなかったのがこの1年、そして先ほどのご答弁いただいた中においても4月以降に検討委員会を立ち上げるというお話をいただきましたけれども、この1年は何もやらなかったと。まずは実績を見てからやるのだということで理解してよろしいでしょうか。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) この1年間の経過についてお話をさせていただきます。

 清水公園の活性化につきましては一昨年の夏以降に食の拠点構想という提案があり、関係課で協議をしてきております。

 4月以降につきましては、清水公園の活性化方針という内容をまとめようというかたちで関係課が集まって数度協議をさせていただきました。その中でまずは短期的に取り組めることは何か、それから長期的な視点の中で何が取り組めるのかということをまとめてきた経過がございます。

 昨年の5月に所管事務調査がありまして、その中で未定稿ではありますがその時点の活性化方針というものを提示させていただいて説明をさせていただいた経過がございます。

 今年度につきましては先ほど建設課長が申し上げました、園内の木製階段の改修というものをまずしましょうということで実施しています。

 それから、町として目的地となる観光地、人に寄ってもらう観光地としては何が必要かという部分では、やはりトイレがきれいでないと観光客といいましょうか、特に女性は寄らないだろうということで、9月の議会にトイレ改修の補正予算を上げさせていただいて、12月に改修工事が終了して、清潔な暖かいトイレを整備してきたということがございます。

 日常的な管理の中で施設に来られた方が「管理をしているのだな」と見られるような公園を目指すということで建設課の職員にそういったことを心がけて管理いただくということをこの1年してきたと商工観光課としては考えております。

 それから次年度以降、期間をかけて整備をしていかなければならないという部分でいくつか整理をしています。答弁の中でお話しさせていただいた池の改修というものがございますが、これは一昨年から検討している事項で、その中で水道管が池の下を通っている。それを順次、水道管の更新をしているのですけれども、国道をまたいでいたりJRをまたいでいたりするので、その関係機関との協議がなかなか整わなかったということがございまして、大きく手をつけると言いましょうか、池の改修についてはちょっと時期を待っていたということがございます。その協議がある程度整って、来年度、水道管の工事が実施できることになりましたので、池の改修の目途、スケジュールが立てられるということになりましたので、4月以降町民の方を含めて検討委員会というかたちでご意見を聞く委員会をつくって、その中で再整備の基本構想のようなかたちで意見をまとめ、基本計画、実施計画と進めてまいりたいと思ってございます。以上でございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 分かりました。4月以降にそういう検討委員会を立ち上げるというお話ですけれども、既に検討委員会を立ち上げる。ここで整備をしていくのだと言っているのですが、まずここを整備する。そういうものを町民に聞くということなのですけれども、そこを拠点とした観光の地位にすることは私も反対するわけではないですが、これを町民に聞く必要はなかったのかというのが、今から多分5、6年前に道の駅構想というのがいろいろありまして、私自身もそこの会に呼ばれたことがある。商工観光課に呼ばれていろいろな何人かとお話しした経過がございます。そのときには清水公園がいいのか、それとも駅前がいいのか、それともまた違うところがいいのかということで結論が出ないで終わってしまった。今回、私もちょっと2年ほど浪人しておりましたのでよく分からなかったのですけれども、この2年の間にここが拠点として決まっているという、まず裏づけというか、例えばパブリックコメントでそれが決まったのか、それともそれは町長としてやるのだということでやるのか、その実態としてはどのような方向があるのでしょうか。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 清水公園。拠点としてどう考えているかという部分でございます。

 まずは観光資源再生基本ビジョンというものが何年か前にまとめられています。その中で清水町が進める観光振興の方向性という中では、自然景観を生かしたおもてなしというか、景観を生かしたものを進めていきましょう。それから農業、食を生かした観光を進めていこう。文化・芸術・スポーツを生かした観光振興を進めていこう。3つの柱が定められたビジョンがございました。その中で自然景観を生かした観光振興という部分では、それ以前に4景プラス1というものを定めて、町として観光施設、観光地として推奨していくということを取り組んでいました。その中で、プラス1の1の部分は千年の森なのですけれども、いわゆる公共的な施設の中で有人施設、清水公園のように事業所さんがあるというのは清水公園だけということで捉えていますので、清水公園を拠点として情報発信ですとか、物産の販売をしていくという機能の充実が図られていくと考えています。その部分で今年度清水公園の活性化方針の中では清水公園を町民の憩いの場、それから目的地となる観光施設という位置付けを定めていて、取り組んでいるところです。鈴木議員がおっしゃったようなパブリックコメント等、そういったような手続きは踏んでおりませんが、役場庁内でそういったような方向付けをしてきたというところです。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員

○5番(鈴木孝寿) たしかに4景プラス1というものは当然あって、それを発展させていったかたちで今やっていくということで理解させていただきます。その割には4月以降に検討委員会を立ち上げて長期の云々とありますけれども、まず池の状態がこれでいいのかどうか。もちろん災害後ですからそれもやらなくてはならないでしょうし、水道管の関係も含めてやるというのは、これは既に次の計画を意識した上でやるのか。それとも計画はないけれどもまずはこれだけやっておきましょうという部分なのか。なぜそれを聞くかといったら、3番目の質問で立地適正化計画と書いてあるのですけれども、これとリンクしてくるのですが、全く計画がない中で実は進んでいる部分もある。青写真が何もないのにまず補助から始まり、事業所が活性化を取り戻した。取り戻したけどじゃあ次は何につながっていくのかということが全く見えてこない。それはなぜかと言ったら何の青写真もないからなのですね。今ここまでやっていますけど、このあとどうなっていくかという計画は今のところないということでよろしいですか。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 明確な計画ですとかそういった部分については、先ほど申し上げました観光資源再生基本ビジョンというものだと思います。

 今後町として今進めようとしている食の拠点構想という言葉がございます。食の拠点構想についてはいわゆる文章として定まっている部分は今現在まだないのですけれども、参考資料程度と言いましょうか、今年度に関係課で協議をさせていただいて、活性化方針を協議していく中で、清水町が進めるべき食の拠点構想はどのようなものがいいのかという部分で、一定程度まとめたものを共通認識としながら、清水公園の活性化という部分には取り組んできたつもりでございます。以上でございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 再生計画も含めていろいろな計画で、それを基にということは分かるのですけれども、現実的にはまだ今のところ何もない中で進もうとしているというのがあると思います。それについてはそれを急いでやれと言っているわけではないのですが、ただ去年もやると言っている当時の課長若しくは町長の答弁の中から、残念ながら進んでいないのが現状だと理解しています。これをできるだけ、ここに投資した部分というか、補助した部分において成果が出るように、4月以降と言わずスケジューリングをしっかりとして進めていただきたいと思います。

 合わせてここの部分でそんな細かいことを聞く予定ではなかったのですが、参考までにお聞きします。この建物の使用料というのはどのようになっているか。これは総務課に聞いたほうがよろしいでしょうか。使用料について、どうなっているかお聞かせ願います。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 公園内の事業所の使用料ということですね。毎年度、使用の占有許可という部分で町と契約を取り交わして、有償で、使用料をいただいて土地の部分についてはお貸ししている状況です。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) その金額的な部分について、もし公表できるのであればお願いしたいのと、ここは多分行政財産だと思うのですけれども、ここの行政財産における使用料の算定の仕方と普通財産の使用料の算定の違いというものが、もし単純に分かるのであれば教えていただければと思います。

○議長(加来良明) 建設課長。

○建設課長(内澤 悟) 使用料でございます。この部分に関しまして、年額で約7,800円程度となっております。こちらのほうの根拠としましては、まず普通財産の算定を基本に持ってきております。なおかつ、その基礎資料となりますのが、町のほうの土地の評価額を基に試算をして評価しております。以上でございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。 

○5番(鈴木孝寿) それらを踏まえて、最初に戻るのですけれども、まず多分ここは、清水町の観光の窓口として、さらには交流人口を増加させるための場所として力を入れていきたいのだというのは聞いて分かるとおりです。ただ、現実的に清水町は、先ほど言われましたように食の町として売っていく以上、若しくは売る前からその交流人口の多さ、特に町内にはチェーンストアのFCというか、その本拠地もあったりとか、また、いろいろな大型店も古くからあったりとか、そういった飲食店や販売する場所等もあります。間違いなくそこに来る町内外者の交流人口というのは、たぶん清水公園よりまだまだあるのかなというのは数字的に把握していないと思うのですけれども、絶対的にあると思います。それで言えば、どちらもウィンウィンというか、観光の窓口もしっかりと機能する、そしてそれを受け取る受け皿としての町内の商店街を活性化させるための、ぜひこれぐらいの大型の事業を町内業者にも展開すべきだと思うのですが、先ほど答弁の中に、清水町企業雇用促進補助事業は空き店舗とか新規開店の支援事業と、これで支援していく若しくは中小企業近代化資金とか、これの利子保証料の補給でやっていくと言っているのですけれども、この部分については、今清水公園の事業者もこれを利用できると思うのですよ。ということは、町内の既存の一生懸命やっている、若しくは災害後も含めて厳しかった経営状況もなんとか乗り越えようとしているところにも、やはり同じぐらいの手厚さがなければ不公平感というものが間違いなく出てくるのではないか。ただし、皆さん知らないのですよ、こういう事業があることを。ということはこういう事業をやりましたとあまり大っぴらに言うと、「えっ?」とどうしても疑問符がついてしまうのも事実なので、であれば、一度こういう事業を展開しましたので、ぜひこれを商工業者に改めて新しい事業として展開していただきたいと思うのですがいかがでしょうか。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 今回の観光協会の補助事業を他の事業者にも拡大できないかというご質問かと思います。担当課として把握していると言いましょうか、認識をしているのは、補助事業の政策目的は観光の振興であり、清水公園の活性化が一番大きなものであると思っています。そのために園内の事業所の再開と言いましょうか、充実に向けて、それから観光情報の発信、物産の販売という部分を今年度から始めたと考えています。個店の事業者の支援ということではなく、観光施設、観光振興の拠点としての整備の一施策という捉えで取り組んでいるところでございます。飲食店、それから物販店等のそれぞれの個店の充実、拡大につきましては、最初に答弁させていただいた制度を利用していただいて、設備的な部分ですとか充実をいただくとか、そちらを活用しながら支援していきたいと思ってございます。また、次年度の事業、予算の提案をしてございますけれども、人材の部分につきましては業務に必要な資格取得の支援を行うとか、大学等で奨学金を借りて、償還をするような方が新採用になった場合にその償還金の一部を事業者さんと連携をしながら支援をするようなかたちで人材確保の部分を支援していくという事業にも取り組んでいくと予算を提案してございます。観光振興の部分については観光協会が事業者さん、会員さんと共に充実を図っていくのですけれども、各個店の事業につきましては答弁させていただいた内容で支援をしていくという考えでございます。以上です。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) まさに詭弁なのかなと思い切って言いたいのですけれども、それは逆に言えばどこの業者でも受けられる事業ですから、言うなれば公平性はどこにあるのかなということがあるのです。例えば町内でもそうですし御影でもカフェも含めていろいろ展開している人もいらっしゃいます。そこはそこで観光若しくはこの地域の発展のために、若しくは交流人口を増やしたい、さらにはいろいろなものをここで買ってほしいとかという部分で頑張っている人もいるわけです。一方では場所によって年間7,800円程度の使用料で、まちなかにいればもうちょっと土地の評価は高いでしょうけれども、でもあそこは7,800円というのは微妙なところで、良いのか悪いのかは分かりません。でも拡大できない理由というのが逆に言えば明確ではない。観光のためというのだったら観光のためでいいけれども、観光のための事業をすればいいではないですかとなりますよね。交流人口を増やすためにやるのだったら、それはOKしないと逆に、観光協会が今回出していることになっていますけど、現実的には役場が出しているわけですから、この部分について公平性はどうやって担保できますか。今の答えでは公平性は担保できないと思います。それについてはどう思いますか。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 繰り返しになります。この観光協会の補助事業につきましては、目的としては清水公園の再生です。なので、その清水公園という観光施設をどう活性化していくかという中での手法として、観光施設の中にある有人施設、一箇所しかないですが、そこを支援していくというかたちになってございます。町内たくさんあるそれぞれの個店に対しても広げていくかという部分とその部分ではやはり政策目的というのは異にしていると理解をしています。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 観光振興、清水公園が発展することに関しては何の問題もないと思っています。でも、最初に何で交流をしなければならないのかと言ったら、交流人口を清水町は増やしたいわけですよね。ということは、交流人口を増やすためにやる事業に対して、なぜ同じような事業が展開できないのかという質問が来たときにどうやって答えますか。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 交流人口増のためということです。明確な部分でお示しはしていませんけれども、食の拠点構想というものが提案されて、町として進めるということになって、清水町の食ですとか、食を含めたいろいろな施策について、これからの観光振興の中心として進めていこうということになりました。その一つの拠点、きっかけづくり、情報発信であるとか、物販の販売もそうですけれども、ある程度拠点から広めていくということがない限り広がらないと思っています。その拠点として目的地となる観光施設として清水公園であるという整理をしたということを先ほどお話ししました。より清水公園に来ていただく方を増やして、そこに来ていただいた方に情報提供をして、町内のたくさんの事業所なりに誘引をしていくという、政策展開をしていくというのが今回の事業だと思ってございます。以上でございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 苦しい答弁をされているなというような感覚をしております。あまり僕も厳しいことを言うといろいろな某新聞紙上で騒がれるので柔らかい口調でやっていきたいのですが、ただ一方でそこに場所があったから、僕にしたら恩恵にしか見えないのですよね。その排水処理というのは基本的に個人財産を町が100%またやるということ自体が疑問点なのですけれども、でもそれを事業としてもうやってしまったのですよ。ということは、町内の商工業者も含めて、これは農村部の人たちもそうですよね。ただ農村部は個人で使う部分ですから別として、やはりこれはやる気のある、ある程度交流人口をどうしていくのか、例えばインターネットも含めてすごく集客をしていくのだという事業者がやる気になって、そして雇用もどんどん増やしていきたいのだ、そして清水町を活性化させていきたいのだ、食の町として本当に発展させていきたいのだという事業者のためには、ぜひこの公平性を含めたかたちでこの事業を拡大すべきだと思いますけれども、今一度町長にお聞きしたいと思いますけれども、この辺についてはどのように考えますか。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) 既存の事業者だとかそういった部分については、資金だとかいろいろなものの対応の中でやっている。それから今回私がなってから特に新しく事業を始める方たちの部分についてもここからあれはあったのですけれども、範囲と言いますか、町の中になかったら駄目だだとかそんなしばりがあったのですけれども、そんなことも含めて清水町の中で事業を新しく展開してもらう人たちだとかそういったものについては私になってから大きく支援をしてきている状況にあります。そして、ここの部分についても既存の店だったのだけれども、これをやらなければ再開は無理だというような状況で、しかも公園の水がずっと攻めてきて、今までもいろいろなことをやって、何箇所も掘りながらいろいろやってきたのだけれども、とうとうあの災害で水の処理というのはもう中途半端な、ちょっとした方法の中で単層を掘っていたのでは駄目だということになって、それが解決しなかったらそこのいわゆる基盤整備ですね、周りも含めて水がどんどんどんどん押し寄せて上から流れてきますので、そういったところを解決しないとこういったところの中での事業再開はまず不可能であるというようなそんなこともありましたので、先ほど言いましたように、食の拠点構想、それから観光情報発信の拠点として私は公約の中でもいろいろなことを考えておりましたので、それと実現するためにこういったところと連携をしながらやり、そしてその部分については先ほども言いましたように件数は少ないながらもいっぱい来たら何もコーヒー飲みにばっかり来るわけではないし、パンケーキばかり食べに来るわけではないし、牛玉丼や何かを食べたかったらここに行ってくださいと言って、かなりそういった面では公園に人が集まることによってほかのドライブインだとかそういったところ、飲食店や何かにも相当お客さんが多く入っているような状況は間違いなく確認できておりますので、ここから二次的なそういった支援というのも結果としてなっているのではないかな。そういう意味でこれから拡大するだとかそういうことではなくて、いろいろな交流人口を増やすためにいいアイデアが出てきたり、ただあるものを負担するだとかそういうことではなくて、そういうことがあって、いろいろなことの中で全体的に、例えば商工会から、あるいは観光協会からまたこのようなことをやりたいだとか、具体的にそういうものがあった中ではそれなりにしっかりと判断をしながら支援するかどうかも含めて、やはりただ店の建て直しで古くなったからそれに支援してくれと言ったって、それはできるようなものでもないですし、町にとってどういうプラスがあるのかないのかを含めてケースバイケースの中で考えていくことはしていかなければならないかと。本当にお客さんが少しでも入ってくれて、例えば牛玉丼や牛トロ丼についても、町内の人はカロリーも高いし、少し飽きがと言ったらあれですけれども、美味しいのですけれども、毎月毎月食べるわけにもいかない。やはり新しい観光で来た人の中に、そういった美味しいところもあるということをどんどん発展し、今3万食ぐらい牛玉ステーキ丼というのは出ているのだけれども、一時3万ぐらいまで減ってきているやつをやはり他所から呼び込んでそういうところにやらなければならない。そういったところには大いに効果は出てきているのではないかと思う。黙っていたらたぶんもっともっと減っていたと思います。そういう中でまた盛り返すような状況も出てきているなということで、それなりにこのところにいろいろと頑張って再建してもらったことがほかの人にもプラスの恩恵だったり、町にそれなりの部分は与えてくれているのかと。そんな先ほど言ったように中間的な判断はしているところであります。ただ、具体的な今の質問に対しては先ほどの繰り返しになりますけれども、いろいろな発想が出てきて、これがいいのだあれがいいのだということになれば、支援はしていく部分もありますし、それから私がなってから、本当に今まで農業の支援のほうが大きい部分があったのですけれども、例えば利子補給にしても予算書を見ていただいたら分かるとおり、商工の利子補給のほうが遥かに高くなっています。そして農業の利子補給もあるのだけれどもそれは逆に半分は国から出てきたやつでうちらは更に半分、予算としてはそこそこに載っていますけれども、見てもらって分かるとおり、私は農業ももちろん大事だけれども今比較的安定しているところもありますので、商工のそういった部分についてはいろいろな支援が、本当に必要な部分の支援についてはこれからもいろいろなことの考えの中でしていくのは、しっかりと、町の体制のこともありますけれども考えていきたいと、そんな思いは持っているところであります。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 町長から前向きな意見をいただいたと考えております。というのも、やる気のある事業者がいれば前向きに取り組んでいただけると私は理解しておりますので、その分については今後ともぜひこの事業をしていただきたいというかたちで、今後若しくは6月ぐらいに補正予算を組んでいただければそれでいいかと思っておりますが、そう簡単にはいかないと思いますけれども要望をしっかりとしていきたいと思います。1点確認なのですけれども、トイレの改修はなぜ今回行ったのか。どこから依頼を受けたのか、若しくはこれはやらなくてはいけないということだったのでしょうか。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 清水公園のいわゆる公衆トイレの改修ですね。先ほどお話ししました公園の活性化についての関係課の協議の中で、短期的視点、今年、来年度なりでできることはなんだろうということを協議した中で、トイレの現状を見たときになかなか人が寄りたいと。このあたりを観光で走っているときにどこか近くにトイレがないかといったときに寄りたいトイレなのかという議論があり、まずはそういったようなかたちで寄っていただけるようなきれいなトイレを整備することによって清水公園に来ていただいたりとか、そこで観光案内をさせていただいたり物販の販売をさせていただいたりということにつながるのではないかという議論の中、9月の補正予算の中で議決をいただいて、今年度中になるべく早くそういったようなトイレの整備をしたほうが良いという結論のもと、トイレの改修工事をしたという状況でございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 観光協会と打ち合わせをしながらいろいろやっているということなので、観光協会から上がってきたわけではなく、その部分でやったということですね。分かりました。もう1点だけ事務の部分で。私の持ち時間はあと35分しかなくなってしまったので、あとで結構ですので、販売実績と観光斡旋実績をぜひ、全部くれとは言わないですけれども、もし見せていただければ、これについてはまた予算委員会で再度質問していきたいと思います。どうしても時間の都合上これで1点目を終わらせていただきます。

○議長(加来良明) 鈴木議員。一般質問ですので、この場で資料を要求することではなくて、予算委員会等で要求していただきたいと思います。

○5番(鈴木孝寿) 分かりました。用意していただければ、予算委員会の分の発言については撤回させていただきながら、販売実績と斡旋実績、この部分についての資料の要求をしたいと思います。資料については要求とともにお聞きしたいのが、どなたが実績管理をされているのかお伺いします。

○議長(加来良明) 実績管理について答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 提出場所につきましては商工観光課が観光協会の事務局となってございますので、商工観光課のほうに提出をいただいて、取りまとめといいましょうか、管理をしているという状況でございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) これは観光協会の監査の方が監査をするとか、若しくは最初に五百何万円の排水処理の関係をやったときの監査はどなたが行ったのかお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 観光協会の事業ですので、観光協会の事業の決定については総会で決定をしているという状況でございます。会計につきましては最終的には監事の方が2人おりますので、監事の方に最終的にほかの会計処理も含めて監査をいただいて、決算をしていくということになります。以上です。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ということは、まず五百何万円の浄化槽の設置のときに、設置はしたけれどもその監査は観光協会及び商工観光課では特に行っていないという理解でよろしいでしょうか。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) ここで休憩します。      

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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○議長(加来良明) 一般質問を続けます。

 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 大変ご迷惑をおかけいたしました。浄化槽の整備につきましては、町と事業者さんによる観光振興施設整備事業ということで、町からの補助金を交付して実施をしてございます。昨年の4月に工事を行っているわけですけれども、4月に補助申請をいただきまして、4月末までに工事が完了し、その後、実績報告等をいただいて5月21日に確定通知ということで町として補助事業については確定の通知をさせていただいているというところでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) これは通常、例えばこれが公共工事等においてであれば、事業自体は、基本は観光協会ですよね。観光協会が監査しなければならないと私は認識しているのですけれども、この観光協会の監査はしていないということでよろしいですね。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 浄化槽の部分につきましては町と清水公園内にある事業所との補助事業ということで工事主体は公園内の事業所になります。観光協会が間に入っているというか、観光協会とは関係はないです。観光協会の補助事業につきましては、観光案内業務、物販業務という部分が観光協会の補助金。委託事業ということで実施しているというところでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 昨年の予算書を見た中では観光協会にいった部分でやっているという認識だったのですけれども、それは違う。役場から事業者に直接ということなのですか。分かりました。これは何の事業ですか。何の事業でやったことになるのですか。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 先ほどお話しさせていただきましたが、平成30年度清水町観光振興施設整備事業補助金というかたちで事業を実施いたしました。

○5番(鈴木孝寿) 議事録を見た段階ではそのような書き方ではなかったので、今回も観光協会に全て補助金対象をやって、観光協会から業者への直接の補助金という理解だったのですけれども、これはこれで違ったということなのですか。となりますと、これは五百万円以上ですよね、きっとね。入札の部分は通常に行われたと理解してよろしいでしょうか。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 町は補助金を交付しているということですので、事業主体は事業者になります。事業者さんがどういうかたちで工事を発注したかと言いましょうか、例えば見積書をとっているとかという部分については確認させていただいておりますが、事業所が工事主体ということでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 資料提供としてその補助事業の概要についてあとで書類提出を求めたいと思います。よろしくお願いします。参考までにお聞きします。この部分であれば観光協会の監査はないと思いますけれども、このような監査、僕は短い期間しか議員をやっていないのでよく分からないのですが、これは代表監事に聞いてよろしいかどうかなのですけれども、これは中間監査等対象でやられているかどうかということぐらいは言えるのでしょうか。これは代監にお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 代表監査委員。

○代表監査委員(渡辺富士雄) 代表監査委員としましては、決算時点で監査しているというかたちで、中途で言えば、例月の出納事務とかそういう例月監査をしておりますけれども。例月監査のときにこの伝票、正直に言いまして見させてはいただいております。それ以上の答弁は今のところは。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ますますちょっと、今の代監のお話しをいただきまして、それはそれで理解をしましたが、今回はそのレベルぐらいで本当は終わりたかったのですけれども、聞いていくと段々とよく分からない部分もありますので、これは再度もちろん調査をしながら一般質問等をまたしていきたいと思います。時間の関係もあるので次に移りますが、どうも今の観光協会の部分については、一番問題点なのは観光協会に、要は迂回したように思えてしまうのですね。迂回したような補助事業なのだろうと。これはなぜ直接行政がこれだけの観光支援で、町として一番の力を入れるところだと言っているにも関わらず、まっすぐ事業支援ができなかったのかというところが一つの問題だと思うのですけれども、今一度これ、過去にも昨年の3月にも一般質問で結構あったのですけれども、これは本当に適正に補助金が執行されているのかどうかという部分もよく分からない部分も出てきているので、これについてはしっかりと調査を続けていきたいと思います。それと同時になぜそんな面倒くさいというか、観光協会を通さなければならなかったのか。これは執行側でどのように判断してこれをやられたのか、今一度お聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 鈴木議員、先ほどから観光協会には通していない事業だと説明がありました。

○5番(鈴木孝寿) 残りの三百万円を含めて、商工観光課でやられている部分がありますけれども、なぜこのような複雑な展開をされたのか、であれば観光協会一発でやればよかった、若しくは観光協会を通さないでこちらが一発でやればよかった。どちらでもできた。なぜ2つに分けてしまったのか。誤解を招くようなことをしているのかというのをお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 観光協会の補助金の中に含まさっているかというようなご質問かと思います。業務内容として、観光振興、観光案内業務、情報発信、それから物販の業務という内容を観光協会の補助金の中で整理をしているというところでございますが、事業内容というのでしょうか、事業については観光協会が事業者に委託をしているというかたちで行っています。一時業者に対する委託補助ではなくて、観光協会が行っている町全体の観光振興、それから物産業務について町から観光協会に補助金を交付して事業展開をしている。その中で清水公園の中の事業所にそういった業務を行っていただいているというような流れと思っています。あくまで観光振興、交流人口の増のためにどういったようなかたちの事業展開がいいのかという中でこういったようなことになっていると理解してございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) これらは補助金要綱というか、観光施設に関わる補助金要綱とか文章を一連に関わる部分については資料要求したいと思います。

○議長(加来良明) 鈴木議員。要求等は一般質問ではできませんので、今後の予算委員会等でやってください。

○5番(鈴木孝寿) 資料を請求します。でよろしいでしょうか。

○議長(加来良明) 予算委員会でやってください。一般質問ですので、今必要な表であれば今出していただくか、質問を続けるかということになりますので、後日ということでは。

○5番(鈴木孝寿) 今欲しいのですがもう時間がありませんので予算委員会で要求したいと思います。

 次に移りたいと思います。大分混乱しております。思っていたのと違う部分がいろいろ出てきてしまいましたので、これについては再度またやっていきたいと思います。

 さて、結婚少子化の部分について時間もないですから本題のほうに入っていきます。清水町の結婚適齢期と思われる男女の人数をどのように把握されているかお教えください。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

(間が空く)

○議長(加来良明)答弁できますか。

 できるのですか、できないのですか。そのように答弁してください。

 企画課長。

○企画課長(松浦正明) 手元にはこれまでの婚姻率とか子どもの数等の資料はあるのですけれども、適齢期ということについては資料を持ち合わせていません。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) もし今調査中に出てきたのであれば後で教えていただきたいと思うのですけれども、続いての質問なのですけれども、今回20名で124万2千円となっていますね。通称イケメン図鑑、男子図鑑ですね。これについては一体、適齢期若しくは希望者を含めて、まだものすごい適齢者がいて、希望者も私の知っている限り希望を取ったという部分はない。自ら申告しないとこれは載れないというもので理解していいですか。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(松浦正明) 当初20名というかたちで進めさせていただいておりました。いろいろな募集とプロジェクトチームからの推薦等をあれしましたら、30名まではいかないのですけれども20名を超えたという状況でございます。その中から20名というかたちで職種とかバランス、年代等もバランスを取りながら20名を今回選ばせていただいたところでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 細かいところをいっぱい聞きたいところがあるのですけれども、時間も割愛しているので、その部分でお聞きしたいのですけれども、ここの編集でたしか40万円程度かかっていると思うのですけれども、編集者はどこの会社に委託されたのかお聞きします。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(松浦正明) 帯広市の会社でございます。会社名はプロコム北海道でございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ごめんなさい。ちょっと聞こえなかったのでもう一回言ってもらってもいいですか。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(松浦正明) 失礼しました。帯広の会社で、株式会社プロコム北海道でございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ここはどういう会社なのでしょうか。いや、ごめんなさい、これはまたしっかりと聞いていきたいと思います。婚姻に関して言えば、今回は入口の部分、入口の部分が何かと言ったら結婚をしたいけれども出会える機会がないというのが男女とも約50%。2015年度の調べですね。これは日本全国的なのですけれども、この部分をしっかりやっていくということでやられていると思っております。これがいわゆる地域少子化対策重点推進交付金の要領の中でやられていると理解しております。間違いないですね。ここについては全国で105市区町村。北海道では2019年1月現在では清水町が、注目はここであるのです。ただ、まず順番から言うと入口を入れたって出口が実は結婚を踏み切らないという部分の理由って何かご存知ですか。その辺は把握していますか。ちょっと時間がないので、把握と言うのは、お金がないのですよ。それと、お金がない、または住宅事情が伴わない、それが合わせると約50%になります。ということは、今若年層若しくは結婚をしたい層がやらなければならないのが、結婚をして生活ができる体制を取るのがまず一番なのです。これを取り組んでいるのが全国で260市町村なのですね。これが同じく31年1月現在。順番からいくとまず出口をやってあげないと、入口ばっかり入れたってしょうがないですよ。というのは、2つやらなければならない。清水町が結婚新生活支援事業に応募していないのですね、今の段階で。これは4月以降予算にも反映されていなかったと思うのですけれどもやる予定はありますか。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(松浦正明) 30年度については年度の途中だったということもございまして、見送ったということもございますし、31年度当初予算もこれから審議なのですけれども、それについても当面今年のやっていた事業を継続してというかたちで支援してまいりたいということで、今回当初予算には含めていない状況でございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) まず順番を追っていかなければならないですよね、結婚って。順番をしっかりと追うにはまず出口をつくってあげないと、水が何ぼ入ったって膨らんでいくだけですから。必ず入口があれば出口があるのですけれども、その出口が今詰まっているという状態なので、その部分の政策をしっかりやらないと、何ぼ推進したって最終的には結婚まで至らないというのが今の現実で、どこの町村、全国260のうちがやっているのはそれであって、清水町を含めた105市区町村の中の3分の1が出口と入口を一緒にやるのですね。その出口の結婚新生活支援事業というのは、そんなに難しいことではないのですよ。逆に要領さえ定めればできる。この部分をやってあげると結婚もしやすい状況ができる。さらにこれにプラスアルファすることによって清水町で結婚するとこういう利点があるよというようなかたちができると思いますので、ぜひそれをやっていただきたいと思います。と同時に、また別の質問になります。15分以内になってしまいましたので、今回のこの内閣府から出された、要は少子化対策なのですけれども、清水町の場合はすごく、イケメン図鑑、おもしろいやり方をしているし、私はこれについてはおもしろいと思っています。がしかし、内閣府では男子の後継者対策だけやれと言っているわけではないのですよ。一番必要なのは、女性のことについては全く手をつけていない清水町の結婚対策、少子化対策なのですけれども、女性の場合は下手に結婚すると町外に出られるからやらないと、そういう理由でやっていないのでしょうか。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。女性に対しての対応です。

 企画課長。

○企画課長(松浦正明) 町としましても人口減少対策ということで、これまでも農業の後継者対策等を進めてまいったところでございますけれども、少しでも結婚したい男性、今までたくさんいますので、そういうかたちで支援した部分もございます。また女性についての極端な支援はございませんけれども、今回出会いの場というのは町外の女性だけを対象にしているというわけではございませんので、男性は町内の方ですけれども、町内の女性も当然出会いの場に参加できるというかたちになっているところでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 町内のこの10名程度の参加があったプロジェクトチームの中の、町内においていわゆる合コンみたいなものをやっているのは聞いております。ただそこに参加している女性の方でよく言われるのが、もうどうしても役場から頼まれて、彼氏もいるけど、そういう子も含めて友達を連れてきてくれと言うのなら分かるのですけれども、なかなか今の回答だけで言ったら清水町内の女の子だけで言うと無理があったりするのですよね。僕もいろいろなこの105市町村の取り組みの大体3分の1ぐらいしか見られなかったのですけれども、何をやっているかといったらこういう男性だけを中心とした後継者対策はどこの町もやっていないですよ。だから清水は注目されるのです。ということは逆を言えば公平性にかけている。さっきの何かの話ではないですけれども、これは男女間の公平性に欠けるわけですよ。このやり方をすると女性のほうはどうしたらいいの。町は地方自治の目的って福祉の向上以外の何物でもないですよね。基本的には。それで言ったら女性を軽視されているのではないかな。女性の幸せはどこにあるのかなっていうのが本当に、それでどうするのっていうかたちなのですけれども、女性についてはどういう取り扱いというか、取り扱いと言ったら怒られてしまうのですけれども、どういうふうにされていくつもりですか、これから。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(松浦正明) 先ほども申し上げましたように、今まで商工業の後継者とか農業後継者という部分からスタートしている部分もございますので、別に女性をないがしろにしているというわけではございませんけれども、まずは男性を先にという部分がございまして、当然先ほども言いましたように町内の男性と町内の女性の方が結ばれるということはすごく喜ばしいことだと思いますので、まずは男性からスタートしているということでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 女性のほうにアプローチするというのは一番難しい話だし、男性のほうが取り組みやすいとは思っています。ただ、過去に清水町には後継者対策協議会というものがあって、その中でやはり大きな実績をそこそこやっている。諸先輩はもう退職された方々が多いし、亡くなられた方もいらっしゃるだろうと思いますけれども、後継者対策協議会の諸先輩方にこの事業を展開していく上で何か、例えば役場OBの方なのですけれども打ち合わせとかしているのでしょうか。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(松浦正明) これまでの再生協議会のほうで後継者対策等を進めてきたわけですけれども、今回の事業につきましてはそれと並行しまして、どちらかというと先ほど言いました町民のサポーター等も各年代からかたよることなく選定させていただいたり、やり方についてはいろいろな、例えばしんきんさんの結婚相談所や何かにも相談しながら進めているところもございますけれども、そういうかたちで今までとやり方を変えた部分はあります。特に再生協議会の活動も話をしていますけれども、さらに深い、以前の活動は特にはしていないと思います。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 本来、今結婚の仕方も多様化していて今までの考え方が通じない部分というものが多々あるということを理解した上でぜひ今言った女性の部分とか、先輩方にどういうふうにいままでやってきたかというのは、実はここでいろいろお聞きしたかったのは、たとえば社会教育、実はこれ、事業をやるべきは社会教育課だと私は思うのですよね。やっぱりいろいろなものを活性化させた上でこういうものって、結婚というのは広がるのかと思っています。これはなぜ分かるのかと言ったら私もそういうところに独身時代入っていたからなのです。そういうことをやられていた方に「こういうの相談来たの」と言ったら「何も来ないよ。いいんじゃないの好きにやれば」というような、すごくそういう冷たい目線でも見られている事業でもあるのです。感想ばかり言っていてもあと5分しかないので、ちょっとお聞きしたいのですけれども、この20名の方が載りました。20名の方の本人、または家族とちょっとお話ししたことはあるのですけれども、多い方でも2回、少ない方で1回、フォローがあったと。このフォローの数は適正なのかどうなのか。この20名をせっかく載せたのだから、これは何とかしなければならないと思うのですけれども、これはどう考えていらっしゃいますか。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(松浦正明) これまで1月の下旬から2回ほど出会いの交流の場というかたちで開催しております。当然図鑑に載られた方にもご案内してやっております。また、今度の土曜、3月16日ですけれども、清水男子図鑑の婚活パーティーということで、その図鑑に掲載された男性と独身女性が気軽に交流できる場というかたちで企画を進めているところでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 結論から言うと結婚・少子化対策事業なので、これを知っている方は例えば極論を言ったら70歳の方でも「いつ俺のところにお鉢が回ってくるのかな」なんて冗談であっても言う人がいるわけですよ。ということは、もちろん少子化対策なのですけれども、結婚を希望する方は50代でも60代でもいるわけですよ。男性でも女性でも。町が行う、それも直接行うというところに、ちょっと私は無理があると感じています。これはやはり、先ほどの再生協議会ではないですけれども、どこの町も企画みたいなところが、政策室というところがやってみたり、若しくは社会教育でやっているところが非常に多い。さらにやはり協議会じゃないけれどもそういうふうにつくってやれば、後継者対策というのが打ち出せるわけですよね。今回これに限って言えば、女性のことが全く触れていない。さらには高齢者、高齢者と言ったら怒られますね。50代以上の方も触れていない。皆、結婚を希望する方は58、60歳ぐらいまでで、男女ともに8割以上が統計的にはいると言われています。この分については全く自分たちの仲間内だけでやっているのかどうしているのかわからないですけれども、非常に不透明感があるし、女性に関しても全く手をつけられていないというのは、行政としてはいかがなものかと思うのですが、この部分についてもし答弁いただければお願いします。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) 先ほどから議論を聞いていたと言ったら他人事なのですけれども、まずちょっと認識が私と違うところがあります。清水町の独身男女の、例えば統計、さっき細かい数字は答えられませんでしたけれども、明らかに男性のほうが多いというデータがあるのです。それからいろいろなことを考えると、生涯独身率、今男性は23%、将来は30数%になるのではないかということも考えられる。女性はそれよりも10%ぐらい程度が低いところにあって、何を急がなければならないかというところにいくと、やはりこの結婚適齢期の10%ぐらいの開きがありますので比率からいきますとね、例えば男ですと40歳前後、あるいは30から40代で40%とか50%という数字が独身率で現れてきて、女の人はさらにそれからいくと10だとか20だとか低い。もし数字訂正があったら、大まかに言ったらそういうところがあるので、あるいは入口と出口の問題もありましたけれども、何を急いでやらなければならないか、これからどんどんどんどん人口が減少していくときに、何を急いでやらなければならないかというところに今みたいな政策になったということが1つと言うことと、それからまた先輩の意見を聞けと言ったところがありますけれども、今もってその流れの事業が展開しているのです。実は先ほどから鈴木議員には分からない、地域再生協議会、農業、地域再生協議会の中でずっとそれをやっているのだけれども、それもだんだんちょっと実績が減ってきているような状況にあって、それだけでやっていたのではこのままどんどんどんどんいわゆる子どもの数は少なくなっていく、婚姻数も下がっていく、人口が減っていくということがあったので、まずはうちで何を急いでやらなければならないかということの中で順番というかあれをして、私は必ずしも入口と出口で出口のほうが先ではないかというところも、あるデータからいくと必ずしもそうではなく、特に女の人は確信的に「私は結婚なんかいいんだ。受け付けない。」という人が圧倒的に女の人が多かったり、男の人もゼロではないけれども、男の人はやはりちょっと経済的な不安があったりだとか、それから子育てにいったときにすごく経済的な不安があって駄目だと。それから、自分の経済的な部分で不安があるだとかそういったところがあるのだけれども、それらについては例えば結婚のコンサルと言いますかね、そういう人にいろいろと手ほどきを受けながらいろいろなことを解決していこうということの中で始めたものでありますので、ちょっとその辺の公平性だとかいろいろなことがありましたけれども、何が急がなければならないかというその部分についてはある程度少し任せてもらわないと、全部広く見すぎて結局は何も進まないと今までのようなことを十分反省しながら今回の婚活事業につながっていったということだけはご理解をいただきたいと思います。

○議長(加来良明) 時間が過ぎていますので、これで終わります。

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