平成31年第2回定例会会議録(3月11日_日程第3_一般質問 山下清美議員)

○議長(加来良明) 日程第3、一般質問を行います。

 順番に発言を許します。

 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) 一般質問の前に、8年前の3.11の東日本大震災で犠牲となられた方々に哀悼の意を捧げます。

 それでは3項目について質問をさせていただきます。

 はじめに、家畜のふん尿対策についてお伺いいたします。

 清水町は農業の町として栄え、特に酪農が盛んであります。そういった中で牛の頭数は平成27年2月1日の農林業センサスでは36,000頭以上飼育されております。今後も同様に推移していくと思われます。しかし、最近は酪農経営規模の拡大に伴いまして、ふん尿処理が課題の一つとなっているところです。そこで、次の2点について伺います。

 1点目、バイオガスプラントについては現在稼働中の施設及び整備中の美蔓地区、また、羽帯地区でも検討されていますが、ほかにふん尿処理が必要と思われる地区があるのか。また、その地区の状況はどのように捉えているのか伺います。

 2点目です。第5期総合計画に、「【資源循環型農業の推進】家畜農家と畑作農家が連携して、完熟した堆肥と麦かんとの交換などにより、資源循環型を推進します」とありますが、町内における資源循環の現状をお伺いいたします。

 次に、2項目目でございます。高齢者の状況についてお伺いいたします。国内人口の推移と同様に清水町の人口も減少しておりますが、逆に65歳以上のいわゆる高齢者人口は増加している状況です。全国的にも高齢化が進み、清水町においても平成27年10月1日の国勢調査では、人口9,599人に対しまして、65歳以上人口は3,330人。34.7%を占めております。今も単身高齢者や高齢者だけの世帯が増え続けていますが、健康で元気な方もたくさんいらっしゃいます。そして、心配な部分については、単身高齢者及び高齢者だけの世帯がどのように生活をされているのか。要介護の方々は役場でも把握をされていると思いますが、要介護に近い方々の状況が気がかりです。そこで、次の2項目について伺います。

 1点目、第5期総合計画で、「【社会参画の促進】機会や情報の提供など、高齢者が社会参画しやすい環境をつくり、活動を支援します」とありますが、健康で元気な方々へ活動支援はどのようにされているのか、現状をお伺いいたします。

 2点目、同じ第5期総合計画で、「【自立して暮らせる地域づくり】町内会と連携し、緊急医療情報キットの配布や要援護者名簿の作成などを行い、高齢者世帯の実態の把握に努めます」とありますが、高齢世帯実態把握の現状について伺います。

 次に、3点目のコミュニティ・スクールについてお伺いいたします。町の教育委員会では"しみず「教育の四季」"の理念に基づいて町の教育活動を展開しておりますが、今年度新たにコミュニティ・スクールの来年度立ち上げに向けて検討をしているところでございます。そこで、次の2点についてお伺いいたします。

 1つ目は、今までの"しみず「教育の四季」"の実践推進方法との違いについてお伺いいたします。

 2点目につきましては、子育てが終わった世帯とのつながり、これをどのように今後考えているのかお伺いしたいと思います。

 以上3項目について質問いたします。よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) それでは、山下議員のご質問にお答えをさせていただきます。

 まず、1点目の大項目、家畜のふん尿処理対策についてであります。最初に小項目1のバイオガスプラントの整備が必要と考えられる地域についてであります。

 現在整備中の美蔓地区以降の計画として、来年度計画の策定を行う羽帯地区のほか、上羽帯でも検討を進めようとしていたところであります。

 しかし、北海道電力は昨年4月から送電線の空き容量がなくなったことを理由に新たな再生可能エネルギーの接続の申し込みを中止したため、上羽帯以降については検討が進められない状況になっております。

 こうしたプラントの整備計画の中断や中止は、清水町だけでなく十勝管内の他市町村でも問題となっていることから、昨年10月に十勝管内の関係機関、団体で構成する「十勝バイオガス関連事業推進協議会」を設立し、十勝管内での再生可能エネルギーの利活用について対応検討や要請活動を行っているところであります。

 本町の酪農は経営規模の拡大が進んでいることから、プラント整備の要望はますます増えていくことが予想されます。町としては事業推進協議会の動きと連携しながら、上羽帯以降のプラントの要望把握や整備に向けた検討を進めていきたいと考えております。

 次に2点目、資源循環型農業の現状についてですが、清水町は他町村と比べ畜産農家と畑作農家がバランス良く営農しており、多様な農業生産が行われていることから、耕畜連携による資源の地域内循環に取り組みやすい環境にあるため、半数以上の酪農家で麦かんと堆肥の交換が実践されています。

 このほか、農協ではセンター方式で家畜ふん尿をペレット等に加工し、「しみず有機」として販売をしており、一定量を施肥して栽培した野菜などを地域内循環によりつくられた安全・安心な「とれたんと」のブランドとして付加価値をつけて販売する取り組みを行っており、町も堆肥ペレットの普及等に対して支援をしているところであります。

 また、先ほど質問があったバイオガスプラントの新設により、家畜ふん尿の発酵処理の過程でつくられる液肥、いわゆる消化液が今後増える見込みであります。この消化液は完熟した良質な液肥であることから、畜産農家だけでなく畑作農家にも普及させていくこととしております。ご承知のとおり清水町では畜産農家の経営規模の拡大が進んでいることから、ほ場への過剰施肥等による環境への影響も懸念されていますので、町としては農協等と連携しながら、引き続き、耕畜連携による資源循環型農業を推進してまいりたいと考えております。

 次に大項目の2点目、高齢者の状況についてであります。そのうちの、小項目の1点目、第5期総合計画における社会参画の促進としての活動の支援の状況についてのお答えであります。町といたしましては、総合計画において高齢者の暮らしと社会参画を実現するための一つとしてシルバー人材センターを位置付けており、高齢者の持つ知識や経験技能を生かした就業の場を確保し、社会参画を図っていくため財政的な支援を行っているところであります。また、活動の場の提供としては、老人福祉センターや世代間交流センター、地域においては各福祉館を設置しており、ここでは老人クラブ活動をはじめとし、高齢者のサークル活動、サロン活動が実施されており、高齢者の趣味や活動やお互いに支えあう活動が行われ、必要に応じて保健師、栄養士がお伺いし、保健指導などを行っているところであります。また、平成29年度から町内の個店の協力を得て開始した地域カフェ事業につきましても、毎月個店ごとに多くの参加者があり、高齢者が集い、趣味の活動や交流の場となっているものであります。

 また、高齢者タクシー乗車券助成制度は、介護認定を受けた方や運転免許証自主返納者を対象としており、その目的は高齢者の外出する機会を増やすことにより、個々の活動を支援するものであります。

 町といたしましては、今後におきましてもこのような支援を通し、高齢者の知識や経験などを生かした活動を支えるとともに、周知に努めてまいりたいと考えております。

 次に、2点目、高齢者世帯の実態の把握についてのご質問ですが、町では要介護等、何らかの支援が必要な世帯、緊急通報システム設置世帯、このほか在宅福祉サービスを受けている世帯、また、健診等により保健指導や栄養指導などが必要な世帯など、要援護者世帯の把握に努めているところであり、今後におきましても保健福祉課職員が随時家庭訪問を行っていく中で、課題のある世帯の把握に努めるとともに、町内の各介護保険事業所からの情報をいただく場面もありますので、さらに連携を深めてまいりたいと考えております。

 また、見守り活動を独自で取り組んでおられる町内会あるいはご近所の方から私どもが把握していない世帯の相談を受けることもありますので、他の町内会などにもこのような活動が広がるよう情報発信をしてまいりたいと考えております。

 以上でございます。

○議長(加来良明) 次の答弁を求めます。

 教育長。

○教育長(三澤吏佐子) それでは、コミュニティ・スクールについてお答えをさせていただきます。

 教育委員会といたしましては、コミュニティ・スクールの導入に向け、清水町CS準備委員会を開催し準備を進めてきたところであり、平成31年度より導入をしてまいります。

 1点目の"しみず「教育の四季」"の実践推進方法との違いについてですが、本町ではこれまで"しみず「教育の四季」"を宣言し、感性あふれ表情豊かな子どもたちを育てるため、学校・家庭・地域が一体となり、町民総ぐるみで教育実践活動に取り組んでまいりました。この取り組みはコミュニティ・スクールでうわれている「地域とともにある学校づくり」そのものであると考えております。本町独自のコミュニティ・スクールの体制として、清水ブロックとしては、清水幼稚園・清水小学校・清水中学校を合わせて一つ、御影ブロックでは、御影小学校・御影中学校を合わせて一つの学校運営協議会としてそれぞれ設置し、"しみず「教育の四季」"の実践を基軸としたコミュニティ・スクールへの移行を図ってまいります。

 2点目の子育てが終わった世帯とのつながりをどのようにしていこうと考えているのかについてですが、"しみず「教育の四季」"を町民総ぐるみの教育活動として、いかに発展させていくか、特に地域住民の意識の高揚を図ることが重要であると考えており、これまで「子どもフォーラム」の開催、リーフレットの配布や、清水町の幼・保・小・中・高の取り組みを積極的に発信することにより、"しみず「教育の四季」"の浸透を図ってきたところであります。

 教育委員会としましては、新年度よりCSコーディネーターを配置し、学校とボランティアの橋渡しやCSの広報活動を担っていただくことにより、様々な方々の協力をいただきながら開かれた学校づくりをしていくことが、町民総ぐるみでの教育活動につながっていくものと思っております。

 以上、答弁とさせていただきます。

○議長(加来良明) 質問を受けます。

 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) 最初に1点目の家畜ふん尿対策について再度質問をさせていただきます。

 ただいまご答弁いただきましたが、家畜ふん尿につきましては、バイオガスプラントという方法で処理をするということでここに書かれていますが、バイオガスプラント以外の処理方法についてはないのかどうか。それ以外の部分で何か考えている部分はないのかどうかという部分もお伺いをさせていただきたいと思います。また、資源循環型の部分で、この総合計画の中で話をされておりますけれども、その後総合計画がスタートして8年経ちますけれども、今の進み具合、当初の予定からどの程度進んだ進捗状況なのかという部分をお伺いさせていただきます。以上2点お願いいたします。

○議長(加来良明) 山下議員、1項目ずつですので、一問一答方式に2回目から変わります。まず1点目について答弁をもらいます。

○3番(山下清美) そうしましたら、家畜ふん尿関係のバイオガスプラント以外の処理方法について最初にお伺いいたします。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) バイオガスプラントに今、発電も含めた消化液にする方法のほか、これは通常いわゆるフリーストールだとか、べとべととした堆肥に対してこういう措置が行われるのであって、肉牛だとかそういったものから出る、肉牛もたくさんうちにいます、育成牛も含めてたくさんいます。そういう処理についてはそれぞれ麦かんと交換したりだとか、そういったこともそこそこ進んでおりますし、それからまた先ほど答弁の中でお答えしましたように、農協に集めて、堆肥センターに集めて「とれたんと」という有機質肥料に変わったりしておりますので、バイオガスプラント以外の元々やっていた処理方法も立派な循環型農業の推進になりますので、それは今までどおりやりながら、更にバイオガスプラントの中で、フリーストール農家の人が随分多くなって規模も拡大してきましたので、そういった、どちらかというと液状のふん尿処理がすごく増えてきている状況にあるので、その対策をバイオガスプラントの中でしていこうと。どうしようかということの中で苦慮していた中でバイオガスの道があるということの中ですけれども、先ほどから説明いたしましたように、ふん尿の発電の空き容量がないということで、やはり売電として売らなければコストがかかって、いっぱい運んできては曝気して発酵しますので、大変コストがかかりますので、空き容量のあるところを狙ってそのプラントを設置して処理をして消化液として還元していくという方向を進めているところでございます。

○議長(加来良明) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) 次の項目ですが、同じく家畜ふん尿対策の関係ですが、資源循環型ということで、それぞれ畑作と酪農家がお互いに交換しながら実践をされておりますが、この循環型については総合計画策定当初から見て、ここでは半数以上の酪農家でということで答弁をいただいておりますが、当初の予定も半数以上の部分で考えられていたのかどうか。まだもう少し上の数字を考えていたのか。これからどのようにしていくのかについてお伺いいたします。

○町長(阿部一男) 先ほどもこの答弁の中に、2問目の再質問の部分もちょっと含めましたけれども、急激に増加してきているのはいわゆるフリーストール型の堆肥の部分であって、これらの総合計画にあった部分については昔から行われていたことですし、それからまたさらにそういうところの堆肥の肥料や有機質としての資源の評価というのは昔から高かったことでありますので、以前よりも増してそういった交換は確実に進んでいるところであります。当初のそういった部分での麦かんとの交換などについてはいろいろなシステムといいますか、どことどこが交換するだとかそういうのはしっかりとシステムができあがっている状況にあるかという思いでおりますので、これについてはそれなりの推進は図られているものかと。そしてまた先ほども答えたように堆肥の「とれたんと」という農協が一括して集めたところで一気にそういう部分に進んだかと思っているところでございます。

○議長(加来良明) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) 続きまして、高齢者の状況について再度質問をさせていただきます。1項目ずつということでお聞きいたします。

 最初に、高齢者の社会参画ということでご答弁いただきました。そういった中で、いろいろな部分で、人材センターの位置付け、あるいは各施設それぞれ紹介をしている。そして保健師、栄養士も指導にあたっているということでありました。社会参画の中で、総合計画の中では平成32年には40.6%に高齢者が達すると言われております。そして、総合計画の中でも長年の経験で培った知識や技術。それらを町の財産としてしっかりとまちづくりに生かしていくということで書かれております。そして地域社会の重要な担い手として社会参画を促すという言葉で総合計画に書かれております。今現在10人に4人が高齢者となれば、健康で元気な方もたくさんいらっしゃると思います。そういった部分でまずボランティアの部分というのは結構参画されております。これからは実際に元気な高齢者の方々に経済活動の一面も含めてまちづくりに参画していただける担い手として考えていかれてはどうかと思っております。シルバー人材センターもその位置付けにはなりますが、更に拡大したものを何かお考えかお伺いいたします。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) ボランティア、あるいは今シルバー人材センターのお話と経済活動の今後ほかに何か考えているものがあるのかということのご質問でございます。ご承知のとおりボランティアにつきましては社会福祉協議会がボランティアセンターというものを持ちまして、サロン活動のお手伝い、それからいろいろな社会福祉事業の中での活動、施設のボランティア活動、そういったことでご活躍をいただいているところであります。そして経済活動に至っては特に経済的な部分で云々という活動は今ボランティアの中でもしていないわけですけれども、いろいろな意味で私どもも介護ポイントですとか、そういった中でボランティア活動を支えていた経過があります。現在は健康ポイントというかたちの中でそれぞれポイントをつけて、いろいろな活動、それから自分の健康診断ですとかそういったところにいらっしゃった方、保健センターの2階のさわやかプラザにいらっしゃった方、そういったことでポイントをつけて支援をさせていただいているということでございます。改めて具体的に何かをやって金銭を得るような、いわゆる経済活動ということでの支援は、今のところシルバー人材センター以外は考えていないということでございます。

○議長(加来良明) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) 今のご答弁ですとシルバー人材センター一つで考えているということですが、いろいろな企業に対して働きかけとかそういった部分は考えてもらえないでしょうか。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 高齢者の就労といいますか、企業のですね、これについては以前と違いまして、60歳過ぎて、65歳、70歳でもそれぞれ就労されている方は多くいらっしゃいいます。人材不足という部分もあるのかと思いますけれども、それはそれでそこそこの人が、高齢者と企業との間のやりとりという中でのことになるでしょうから、特に私どもとして企業にこういう人材を提供するだとかそういったことは考えていないところであります。

○議長(加来良明) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) 続きまして、町内会との連携の関係でお伺いをさせていただきます。高齢者の把握についてはいろいろな部分でかなりやっていらっしゃるということをご答弁の中でお伺いをいたしました。そういった中で元気な高齢者の方、今もお話の中でありましたけれども、実際に80歳になっても民間で働いている方がたくさんいらっしゃいます。そういった部分で今後、高齢者の方はいついかなるときどうなるか分からないという部分が結構ありますので、そういった部分について町内会で把握されている部分もあると思いますけれども、それ以外で本当に町内会によっては様々な温度差があるのかと思います。そういった部分である程度しっかりといろいろな、ここの町内会にはこういった方がいると把握されている町内会、あるいは把握されていない町内会という部分があるのかどうかお伺いいたします。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 町内会活動の中でのそういった高齢者の把握の状況ですけれども、私どもで今確認できているいろいろな活動をされている町内会については14か所あります。これについては、安否確認、声かけ運動、見守り活動等を行っています。独居それから高齢者のみの世帯に関わらずそういう活動をされている。あるいは年1回ですが、頻度はいろいろあろうかと思いますけれども、高齢者に集まっていただいていろいろな親睦等を行っている町内会を含めて今14ということでございます。先ほど町長からも答弁させていただきましたけれども、こういう活動をされていることについては私どもも心強く思っておりまして、こういったことにつきましては町ももちろんですけれども、社会福祉協議会共々、町内に情報発信をさせていただいて広めていければと考えているところであります。

 以上です。

○議長(加来良明) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) 次の質問に移らせていただきます。続きまして3点目のコミュニティ・スクールにつきまして再度お伺いをさせていただきます。

 コミュニティ・スクールにつきましては教育の四季を今まで実践して来た中で、それを地域とともにある学校づくりそのものであるというご答弁をいただきました。そういった意味でこれについては最初に言った違いについては無いという押さえでよろしいのでしょうか。教育の四季の実践推進方法とコミュニティ・スクールの実践方法に、方向性については違いがないという押さえでよろしいのでしょうか。内容的には学校運営協議会、これらが設置の中で組織が多少変わるということでお話がありましたけれども、その進み方については変わりないということでよろしいのかお伺いいたします。

○議長(加来良明) 学校教育課長。

○学校教育課長(神谷昌彦) 先ほど教育長からも述べましたとおり、"しみず「教育の四季」"の基本理念といいますか、これにつきましてはコミュニティ・スクールでうたわれている地域とともにある学校づくりということで、一致しているということで、教育の四季の取り組みを継続しながらコミュニティ・スクールに合った組織に若干見直しをしていくということで、この教育の四季の基本理念と言いますか、取り組みにつきましては継承していくという考えでおります。

○議長(加来良明) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) 続きまして、2点目の子育てが終わった世帯とのつながり、これの分が答弁の中でもこれからが課題のようなかたちでお話をされておりましたが、本当に町内会の前を子どもたちが通っていくという部分があります。そして今、子ども110番の家庭がたくさんありますけれども、そういった部分とのつながりが結構薄いと感じられます。また、子どもたちが通る通学路の周りの方々の町内会、町民の方々のつながり、そういった部分も必要かという気がいたします。こういった部分で、組織的な部分ではいろいろな学校ボランティアやそういった広報活動等をされていますけれども、具体的な動きの中で通学路周辺の方々とのつながり、あるいは子ども110番の家とのつながり、そういった部分をまた進めていかれるとどうかと考えますがいかがでしょうか。

○議長(加来良明) 教育長。

○教育長(三澤吏佐子) このことにつきましては大変大切なことだと思っております。組織の町の方々に集まっていただいていろいろ審議をしていただいているところでございますけれども、それが具体的に町民の方に広がってこその運動であると思っておりますので、今後こちらから積極的にそういう方々にも広がるような活動をしてまいりたいと思っております。そういう中でCSのコーディネーターの存在というのは非常に大きいと思っておりますので、コーディネーターを中心とした広報活動にも努めてまいりたいと思っております。

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