平成31年度予算審査特別委員会(3月13日_総務費関連条例)

○委員長(桜井崇裕) これより、一般会計関連条例の審査を行います。

 議案第12号、清水町いきいきふるさとづくり寄附条例の一部を改正する条例の制定についてを審査します。

 それでは改正内容を説明願います。

 企画課長。

○企画課長(松浦正明) 議案第12号、清水町いきいきふるさとづくり寄附条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。

 なお、現在の条例につきましては、例規集では第1巻83頁から登載されております。なお、お配りしている議案説明資料の6頁に新旧対照として載せてありますので合わせてご参照願いたいと思います。

 さて、ふるさと納税の使途などについて定めた本条例につきましては、平成20年10月に施行してから10年が経過し、当時想定していた年間の寄附件数や額が大きく増加しているところでございます。また、現在の使途は当時の本町の特徴的なまちづくりを進めるため、ほかの基金と重複しない事業で、第九のまちづくり事業など5つの使い道を指定したところでございます。しかし、時代に即応したまちづくりの財源とするために、新たに2項目を加えるなどの改正をするものです。

 次に改正の内容ですが、説明資料の6頁をご覧ください。

 第2条第1項には寄附の使途指定として5つの事業がございますが、更に2事業を追加し、第6号として人口減少対策支援事業、第7号としていきいきふるさとづくり推進事業を追加するものです。

 なお、人口減少対策支援事業は移住者に対する支援、定住対策、少子化・結婚対策などの事業を想定しており、いきいきふるさとづくり寄附推進事業は寄附者への返礼品や送料などの経費を想定しているところでございます。

 また、第4条は基金の積み立てについて規定しておりますが、現在この条例に基づき寄附された額の全額を積み立てることになっておりますが、一般会計差歳入歳出予算に定める範囲で積み立てることと改め、寄附額を当該年度の事業に直接充当することもできるように改正するものでございます。

 なお、附則としまして、この条例は平成31年4月1日から施行するとするものでございます。

 以上、議案第12号、清水町いきいきふるさとづくり寄附条例の一部を改正する条例についての提案理由の説明とさせていただきますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○委員長(桜井崇裕) これから質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 川上委員。

○委員(川上 均) 今ご説明ありました、第2条の新たにつくられました第7項ですね。いきいきふるさとづくりの寄附推進事業ということで、使途につきましては返礼品とその送付の経費になるとのお答えでしたが、もし寄附者の方がその使途を指定しなかった場合には、その返礼品の財源というのはどこから、一般財源から出るのでしょうか。それについてお聞きします。

○委員長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 企画課長。

○企画課長(松浦正明) 今おっしゃったように、今現在5つの事業で寄附を集めているところですけれども、第2条第2項に寄附の指定がないものについてはほかの事業に充当というか、充てることができる形になっております。現在寄附全体のうちの3、4割は指定なしで寄附をいただいている部分でございますので、今言った事業の使途で足りない分については例えばそういうところからそれに充てるだとか、それでも足りない場合については予算を補正させていただいて一般財源を充てるということも考えているところでございます。

○委員長(桜井崇裕) 川上委員。

○委員(川上 均) そうしました場合、寄附の使途を指定しなかった場合の返礼品の財源というのは一般財源になるということなのですか。そういう押さえ方でよろしいですか。

○委員長(桜井崇裕) 企画課長。

○企画課長(松浦正明) 説明が悪かったのですけれども、あくまでもいきいきふるさとづくり、ふるさと納税の寄附としていただいた特定寄附ですね、特定寄附としましてその財源を新たな部分であれば7つの事業ですけれども、それに充てさせていただくこともありますということでございます。一般財源ということではなくて、寄附の財源ですね。

○委員長(桜井崇裕) よろしいですか。

 川上委員。

○委員(川上 均) すみません、僕の理解が悪かったのかもしれないのですけれども、寄附者がその使途を指定しなかった場合ということでも、その使途によってということなのですか。ちょっと質問の仕方が悪いのかな。単純に寄附者の方が使途を指定しなかった場合、それでも返礼しますよね。返礼しないということですか。

○委員長(桜井崇裕) 企画課長。

○企画課長(松浦正明) 条例改正後であれば使途についても7つになるわけですけれども、更に指定なしという部分があって、実際は8つみたいな形になるのですけれども、それはあくまでも指定なしのものについては1から7つの事業についてはその事業に、目的に沿った形で、それについてはこちらの裁量でどこに充てるかとか、7番目のいきいきふるさとづくり寄附推進事業に充てるということもございます。

○委員長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑を終わります。

○委員長(桜井崇裕) これで、関連条例の審査を終わります。

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