平成31年度予算審査特別委員会(3月14日_民生費)

○委員長(桜井崇裕) 昨日に引き続き、一般会計予算、民生費の審査を行います。これより、第3款、民生費、86頁から115頁までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明をお願いします。

 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) それでは、民生費のうち保健福祉課が所管します予算の中で、平成31年度新たに実施する事業等につきましてご説明をさせていただきます。

 大変恐縮でありますけれども、予算書の86頁、1目、社会福祉総務費です。

 大変申し訳ありませんけれども88頁をお開きください。88頁、18節、備品購入費です。10番、福祉用公用車購入費です。こちらは所管する公用車3台のうち、老朽化している1台の更新であります。更新する車両は平成11年車でございまして、走行距離が20万8千キロであることから、今回更新する予算を計上したところでございます。

 同じく88頁、2目、社会福祉施設費です。

 90頁をお開きください。90頁の一番上のほうになりますけれども、15節、工事請負費です。19番、人舞福祉館暖房設備改修工事でございます。こちらにおきましては現状においてボイラーを使用しておりまして、福祉館全体を暖房している状態となっております。これを使用する部屋ごとの個別暖房ということに改めたいということで改修予算を計上したところでございます。

 それから、その下の20番、松沢福祉館トイレ改修工事でございます。こちらのトイレは洋式トイレですけれども、トイレブースが狭いということで、地域の皆様から不便であるということの要望を受けまして、これを広くするための改修を行うものとなってございます。

 続きまして91頁をお開きください。4目、障害福祉費です。92頁の18節、備品購入費です。11番、障害者福祉伝送用機器の購入でございますけれども、こちらは障害福祉サービスにおける国保連への伝送機器につきまして、いわゆるパソコンでございますけれども、OSのサポート期間が2020年の1月であることから、今回Windows10に対応した機器に更新するということで計上してございます。

 続きまして、96頁をお開きください。96頁、老人福祉センター運営費です。97頁の13節、委託料、一番下になりますけれども、20番、老人福祉センター管理業務委託料です。こちらはセンターの清掃や消耗品等の経費、それから施設の環境整備など日常的な管理について、現在老人センターで事務所を置いております社会福祉協議会に委託いたしまして管理をしていただくということでございます。したがいまして、現在管理人を町で任用しておりましたけれども、この管理人の報酬、共済費なども含め、委託料として計上したものでございます。 

 次、98頁でございます。一番上になりますけれども、13節、工事請負費です。14番、老人福祉センター内部補修工事でございます。旧陶芸室の天井と壁の一部を改修するものでございます。

 また、その下の17番、老人福祉センター駐車場・屋外広場整備工事であります。こちらは来館者が増加しているという現状の中で、現在駐車場が25台分でございます。これに加えて16台分の駐車場を整備するものでございます。合わせまして、昨年撤去した健康増進センター、この跡地には現在共生型集いの場ということで、子育て世帯、小さいお子さんも含めまして来館者が多くなっておりますけれども、そういう方々が自由に遊べる芝生広場をつくっていきたいということで計上したということでございます。

 以上、民生費おいて保健福祉課が所管する予算につきましてご説明をいたしました。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

○委員長(桜井崇裕) 町民生活課長。

○町民生活課長(高金信昭) 第3款、町民生活課が関係します101頁下段から103頁までの、前年度に比べまして変わった点につきましてご説明を申し上げます。

 103頁をご覧ください。1項11目、乳幼児等医療費につきましては、前年度に比して10,474千円の減額となっております。主な要因といたしましては、乳幼児等医療費給付事務の20節10番、乳幼児等医療費が、平成29年10月から子育て支援の拡充策として18歳到達の年度末までの子どもまで無料化を拡大しましたが、結果として医療費の伸びがにぶく、平成30年度実績に見合った額を計上し、減額となっております。

 また、12節50番、医療費事務手数料は、道連合会経由のレセプト併用化により、連合会の手数料単価が従来病院からの手数料に比して安価となっていることから、この手数料と医療費を合わせた額が減額の要因となってございます。

 以上、民生費に係る町民生活課関係の説明とさせていただきます。よろしくお願いします。

○委員長(桜井崇裕) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 私のほうからは、子育て支援課所管の予算について、新規及び変更のあった点などについて説明をさせていただきます。

 3款2項1目、児童福祉総務費です。105頁をお開きください。

 中ほど、13節の委託料の52、子ども子育て支援事業計画策定業務委託料につきましては、来年2020年度から5年間を計画期間とする第2期の子ども子育て支援事業計画の策定にあたり、ニーズ調査及びその策定の業務を委託するものでございます。それに3,363千円を計上しております。

 次に、同じ頁の一番下、20節扶助費の12、出産祝金です。予算に関する資料2の17頁にも掲載してございますけれども、平成29年度から出産祝金の支給を行っております。第1子を10万円、第2子20万円、第3子30万円、第4子以降50万円を支給してまいりましたけれども、平成31年度から第2子以降の支給額を増額し、第1子は同じく10万円ですけれども、第2子を30万円、第3子以降を50万円として支給したいと考えております。14,200千円を計上しております。

 続いて、3款2項2目の保育施設運営費です。110頁をお開きください。保育施設建設事業です。事業シート、先ほどの予算に関する資料2の19頁にも掲載しておりますけれども、平成31年度に保育所本体の建設工事を実施しまして、来年4月に第1保育所と第2保育所を統合して開所する予定で建設を進めてまいります。その建設費、設備費等、1,130,000千円程を計上しております。

 以上、子育て支援課所管の予算についての説明とさせていただきます。ご審議よろしくお願いいたします。

○委員長(桜井崇裕) これから、順次質疑に入ります。

 第3款1項1目、社会福祉総務費、86頁から88頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 87頁の社会福祉協議会の補助金の関係なのですけれども、ここで聞いていいのか、それともその後になるのかちょっと微妙なところなのですけれども、社協においては、デイサービスに係ると言ったらその後のほうがいいですねきっと。ここではないですね。概論として、この補助金の中の使い方の中で入っているかどうかは別としても、どうも私が選挙をやっている前からなのですけれども、デイサービス事業を撤退していくという噂がございます。それにおいても、基本的に金額的には大きな変化もないのですが、その部分については担当課においてそういう情報は把握されているのかどうかをお聞きしたいと思います。

○委員長(桜井崇裕) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 87頁の社会福祉協議会の補助金ですけれども、こちらについてはデイサービスに係る経費というのは含まれてございません。あくまでも事務局経費でございます。デイサービスに係る経費、人件費等を含めてそういったものについては、介護報酬の中で全てまかなうということが基本的には原則になってございますので、そこそこの、社会福祉協議会ももちろんそうですけれども、他の法人、町内に関わらず、そういうような取り扱いをしているかと思います。それと、デイサービスの云々というお話ですけれども、それは私どももお話を聞いておりますと言いますか、私も社会福祉協議会の行政職員として理事ということで委嘱を受けておりますので、そういった中でのお話ということは十分に聞いております。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 分かりました。デイサービスの件ですのでこの後のほうがいいですね。ここの部分には該当しなさそうなので。ないのでしたっけ。であればここでお聞きしたいのですけれども、内部の関係でいくと、運営法人の問題ですけれども、大幅な赤字が出ているという噂もございます。これについて今担当課としてはどのような把握をされているのかお聞きしたいと思います。

○委員長(桜井崇裕) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 今委員おっしゃられるとおり、赤字ということでございます。かつてはデイサービス事業というのは、今社協の中では、当時は訪問ヘルパーと、それから居宅介護支援、ケアマネですね。その事業を今3本やっておりましたけれども、うちホームヘルパーは29年からこれも人員確保が困難だということで、町内の他の訪問介護事業所に移管してございます。私が今持っているものは平成24年からの資料ですけれども、やはり、特にデイサービスについては数百万円ずつの赤字。ただ、若干黒字になった年数もあります。そして27年、28年、29年ですけれども、特にこの第6期の介護保健事業計画期間、このときには全国的にそうだと思いますけれども、介護報酬の引き下げがあったと。たしか5%前後だったと思いますけれども、そういったこともありまして、1,000万円ぐらいずつの赤字を計上しているという状況で、それはどうしてなのかということになりますけれども、デイサービスの報酬の良かった時代の積立金がありまして、それを取り崩した中で経理、決算をしてきているという状況となっております。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) となると、まず清水町内においてデイサービス事業、このまま撤退されることになるとどのようなことが起きるのか。今考えられることというのは、それに対する対応策というのは考えられているのか。

○委員長(桜井崇裕) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 撤退と言いますか、今はまだはっきりそうするということには決まってはおりません。これもまた理事会なり、評議委員会というものも別にありますので、決定機関がありますので、そちらのほうが終わるまではということがありますけれども、ただ、そのほかの町内にある法人、介護事業を行っている法人に移管したいという考え方は持っているようです。その法人をどこにするかということは、これは今、それこそ社会福祉協議会の中で議論中でありまして、相手先もやはりそのデイサービス自体をうまく経営できるか、やっていけるかどうかというシミュレーションも当然必要になってくると思いますので、そういったことをやっていかなければならないということで、そういう現状です。当然デイサービスというのは清水では1箇所。認知症のデイサービスとリハビリのデイサービスもありますけれども、通常のデイサービスはここ1箇所でございます。利用されている方も100人近く、現在登録している方もおりますので、そういった方が不便を生じない、今までどおり同じようなサービスを受けられる、そういう状態がやはり必要でございますので、そういう観点に立って、私も理事になっていますので、社会福祉協議会の中でそういうことを発言もしていますし、これからもそういう考え方で進んでもらうようにしていきたいと考えています。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) やはり、デイサービス事業が清水町からなくなってしまうというのは大変なことになると思うのです。そうはならないと当然思ってはいて、ある意味安心してはいるのですけれども、現状、今たしかに介護システムの中で昔の良かった数字の、今の事業展開というのは、拡大しなければ、事業者が大きな会社になっていかなければ、なかなか難しい収益体制、収益が取れないというのは分かっています。ただこれは、社協ですらできなかった部分を別法人に頼んだとしてもちょっと厳しいのではないか。要は赤字を引き継ぐというわけではないですけれども、赤字体質を引き継いでそれを何とかしてくれと言っても、町としてというか、その事業者としても二の足を踏むような気がするのですけれども、それに対する清水町的な今後の対応というのはどのように考えますか。

○委員長(桜井崇裕) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 私も先ほどそういうふうにお話ししましたけれども、基本的にはこれが、社会福祉協議会が事業主体でございます。介護保険法の中でもそういった状態のときには利用者に不便を生じない、今までと同様のサービスを受けるように配慮しなければならないということで法的にも決まってございます。社会福祉協議会のデイサービスが赤字というのは、やはり人員の配置基準というものがございまして、そのなかできちんと基準はあるのですけれども、いろいろな介護事業を多角的にやっているところについては複数の事業所で1人の人が兼務できるという基準にもなってございます。職種によって違う部分はありますけれども、そういう融通性がなかなか取れないということで、言ってみれば合理的な配置ができないと。そういう部分もございます。ですので、町内、あとはNPOと社会福祉法人がもう1箇所ありますけれども、いろいろな多角的な事業をやっていらっしゃいます。そういった中で例えば施設長という職もありますけれども、これも2つ3つ兼務するということも十分可能なのですけれども、社会福祉協議会はそうはいかなかったと、そういうこともございまして、いろいろな意味で経費の削減が可能かと考えておりますので、そういう方向でまずは法人内で十分検討していただくということが重要かと思います。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) やはり住民の福祉に関することですので、なかなかそれが決まらないと、もし空白をつくってしまうと大変なことになってしまう。そうはならないようにきちんとしてほしいと思うのですけれども。

 ここで町長にお伺いしたいのですが、介護保険とか今の部分、多角的な経営の中でなんとか経営してくれという部分については多少無理があるのかと。ほかの事業所にお願いしても。町としてはこれを改めて何らかの形で、たとえば人員の配置も含めて、人件費もしくは総括的な部分でフォローしていくという何らかの形にする必要性があるように思えるのですけれども、それについてはどのように考えますか。

○委員長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) 介護保険というのはそれなりにちゃんとした制度の中で我々も保険料を負担していますし、65歳以上の負担している人も、一般のサラリーマンの人も40歳以上の人は皆負担している。そういういろいろなものの経費の中で成り立ち、それから、町からも一般会計で今年の場合は1億7千万円ぐらい介護保険のほうに出したりしていますけれども、その中である事業者だけを特別に町の補助金をもってやるということはあまりするのではないという、絶対に駄目だとかそういうことではないのだけれども、そんなことの中で事業は進んでいます。ですからこの、今のデイサービスの部分につきましても、それなりに社会福祉協議会の中では、よそも含めてデイサービスは社会福祉協議会ができないという状況になっているところも何件か出てきているのですね。そういう流れの中で清水町も過去には内部の留保金があったりなんかして、いい時の積立金だとかそういうものがあったりして、今赤字でもやっていけているのだけれども、このままいったら相当ひどい状況になる。そんなことも踏まえた中で、これを十分に、今鈴木委員が心配しているようなことのないように、大丈夫だろうとも言ってくれていますけれども、そんなことがないようにしっかりと事業を受け継いでやってくれるちゃんとした法人の中で事業を移行していくというような、そんな流れで今動いていて、私もその流れは聞いているところですけれども、そんな流れでいくのがいいのかという思いを持って聞いて、きっとうちから特に改めて、先ほどから言っていますように、補助をいっぱい上乗せするだとかそんなことはない中で進めそうな状況もあるので、しっかりと、そういう、最終的には委員も言っていましたように、利用している町民に不利益にならないような形の中でこの部分については、ある意味では見守っていきながら、もし助言を求められれば助言もしていきたいと思っております。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 前向きなご意見と受け止めたいと思っています。現実的にもう社協ですら、僕にしてみたらバックに清水町という、いわゆる親方日の丸みたいなものがついていながら事業をやめていくというのは現実的には厳しいだろうと、この事業自体が、運営が。それをさらに民間にやるというのは、例えば清水町で言えばアイスアリーナや体育館を外部委託するというか、それとは訳が違うので、経営の基盤は町の福祉施策に大きく関わってくると思いますので、ぜひこれは前向きに捉えてやっていただければと思います。

 まだ何点かあるのですけれども、合わせて社会福祉協議会の課長が理事でいらっしゃるということで、これはちょっと数年前に遡るのですけれども、社協の給与引当金というものが一気に800万円から約1,000万円弱ぐらいの金額が1年に落ちたときがあります。すみません、これは2年前の12月に議会が終わった後に気がついて、その後もう議員ではなくなってしまったものですからなかなか質問ができないで最近思い出したのですけれども、なぜそれを思い出したかというと、まずその監査は当然社協においては監査がいらっしゃいますけれども、お話を聞くと契約の時を含めて給料の支出が間違っていた。それによってある一定の年に、やはりこれを解消しようということで、800万円から900万円ぐらいを崩したということがあると聞いています。これらは、再発防止はもちろん社協内の監事の仕事かもしれませんけれども、基本的にこれだけ、来年度で言えば2,000万円以上支出する中で、町としての関わりというのは、全く無視はできないわけで、どのような監査体制、もしくは検査体制をその後とっているか、もしくはこれからどのようにとっていくかというのをお聞きしたいと思います。

○委員長(桜井崇裕) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 今お話を聞いておりまして、そういえばそういうことがあったなと思い出しましたけれども、基本的に私どもで出している社会福祉協議会の補助金というのは事務局職員の分なのですね。これについてはなぜかというと、国の地域福祉活動推進員という事業がございまして、交付税の中に算入されているという部分でございます。それがあって、もちろん他町村もそうでございますけれども、事務局の補助金等については町で負担させていただいているということです。例年当然法人内ですから、人件費の算定を、予算をつくりますので、これはするのですけれども、そんな中で誤りがあった。多くはデイサービスのほうの職員の方々の分が多かったかと記憶しておりますけれども、先ほど申し上げたとおり我々のほうに届くのは事務局職員の分しか届かないという部分もありまして、一応町の職員給料表を使っています。町と違う部分は給料表の改定は一年遅れでするということになりますけれども、そんな中での事務局長なりの色も若干あって、その中で誤りが出てきたのかなということは、その当時聞いておりました。そのことについて当然法人ですから監事会がございます。その中でもなかなか見つからなかったということもありましたし、私どものほうでもそれを見落としたのかなと。今思えばそういったこともあります。今、昨年から事務局長が変わりまして、私どもと同じ課にいた退職者が今おりますけれども、連絡は密に取っているつもりです。そんな中で必要な経費、人件費、ほぼ100%人件費ですけれども、これの確認というのは十分させていただいているつもりです。そういうことで、そういった過去のそういうことが起きないような事務の説明をさせていただきたいと考えているところです。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 極端に言ったら前までは社協の事務局長が役場職員から出向していたという時代もあって、もしかしたらそこまで遡るのではないかというお話もしておりました。ということはもうどれだけ密接なのかということもあるのですけれども、やはりその担当課がしっかりとチェック機能を持っていかないとならないと思いますので、今以上にこの辺特に、これはさらっと流れて、私も気がつくのに1年以上かかったというやつで、なんですかと言ったときには前任の課長さんがやはりどこかで是正していかなくてはならないということで指導したという経緯はあるとまでは聞いてはいたのですけれども、それ以来私もお話をできる機会がなくて今思い出したわけではないのですけれども、ぜひここは役場職員としてしっかりやっていただければと思います。改めて今数年前からやられているということは特にはないということで、綿密にやっているということですね。分かりました。

 先ほどの、ちょっと1つあったのですけれども、社協の訪問介護事業も社協が以前に先ほど説明がありましたように撤退したと。その中で町内業者にやっていただくということで。ただそれもなかなかやはり社協が撤退するということは本当に、やれるのだったらやっているわけですよ。やれなくなったからやれなくなった。やれないのにはちゃんと理由がある。でもそれはうまく介護保険、町長の言葉ではないですけれども、それは当たり前なのですよ。介護保険の法律の下でやってくれと言っているのですけれども、現実的にはそれは厳しいわけですよね。それらもやはり総合的に訪問介護事業も必要だという認識の中で、今の状況で、そちらで事業をやっている部分も赤字であるとも聞いているのですが、その辺の報告等々は来ていますでしょうか。

○委員長(桜井崇裕) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 平成29年、訪問介護事業、ヘルパー事業ですね。社会福祉協議会で経営していたものを町内のNPO法人も同様に訪問介護事業を運営しておりましたので、そちらのほうに移管といいますか、経営をお願いしたということでございます。その当時の私どもが聞いていた、社会福祉協議会の当時の事務局長から聞いているお話でございますけれども、人員の確保がなかなか進まないと。訪問介護事業2.5人工ですね、人員基準でいきますと、必要だということだということなのですけれども、2人はいるのですけれども、もう1人が清水町内も公募したけれどもあと近隣町村にも新聞折り込み等を入れて、そして公募したけれども、これは半年ぐらい行ったそうですけれどもなかなか人が来ていただけなくて、そういうお話を伺っておりまして、それでやむなく基準を満たさないということからNPOに移管したと聞いてございます。その後のNPOの経営ですけれども、今年、平成30年度ですけれども、NPO側からは特に何か云々というような財政状況というお話は聞いてはいないところでございます。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) やはり必要とされる、要支援の方なんかは特に必要とされる方なんかがいらっしゃると思いますので、この部分はですね、分かるのですよ、介護費の決まったお金の中でやらなければならないというのはもう分かっているのですけれども、それを四角四面に今度考えすぎると、それも今度補助し出すときりがないということもあるのですけれども、やはり最低限どのように、清水町民の福祉を考えた上で今後とも対応してほしいと思っています。

 ここで市町村特例とかは聞いてもいいのでしたっけ。この項は違いますね。分かりました。以上で質問を終わります。

○委員長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第3款1項2目、社会福祉施設費、88頁から90頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第3款1項3目、老人福祉費、90頁・91頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 中河委員。

○委員(中河つる子) 老人福祉費事務の中の21番、敬老会食糧費というものがありますね。これは敬老会に来る方にあげるものというか、そういうものを用意しているのではないかと思うのですが、何人分の用意としてこのようになっているのかということを聞きたいと思います。

○委員長(桜井崇裕) 保健福祉課長補佐。

○保健福祉課長補佐(石川 淳) 今のご質問にお答えさせていただきます。敬老会に参加された方に、現状おまんじゅうを参加の関係でお渡ししている関係であります。その関係に関しては、今人数の関係だと思いますが、すみません少々お待ちください。1,000個分ご用意させていただいております。

○委員長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第3款1項4目、障害福祉費、91頁から94頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第3款1項5目、在宅支援費、94頁から96頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 髙橋委員。

○委員(髙橋政悦) 96頁、高齢者等短期入所事業委託料についてなのですけれども、今年度予算に比べると今回の予算は4分の1程度に減っているのですが、事業廃止に向かっているわけでもなく、例えば前年度事業利用料によるものなのか、その辺のことをちょっと詳しく説明願います。

○委員長(桜井崇裕) 保健福祉課長補佐。

○保健福祉課長補佐(角谷貴良) ただ今の質問ですが、予算の積算根拠は単純に本年度の決算見込額に基づいたものです。今年度に入ってから今までの、利用者の方の施設入所ですとか介護度が上がったというようなことで利用人員が減少しております。理由としては単純にそういうことです。

○委員長(桜井崇裕) 髙橋委員。

○委員(髙橋政悦) 要するに、今まで短期を利用していた方が本入所したということで、新規というか、そういうものがあまりなくなってきたという理解でよろしいですか。

○委員長(桜井崇裕) 保健福祉課長補佐。

○保健福祉課長補佐(角谷貴良) 平成30年度に関してはそういうことになります。新規は(あまり)ございませんでした。

○委員長(桜井崇裕) 髙橋委員。

○委員(髙橋政悦) 利用されるというか、利用した方側の人の話を、詳しい事情はよく分からないのですけれども、そういう方たちもいたと聞いているのですが、きっとこの審査基準に明らかに合わなかったのだろうと思うのですけれども、この事業というのは利用したいという方の申請があって、審査を経てその後認定するか不認定になるか、それを通知していくのだと思うのですが、その方に話を聞くと、申請前に説明を受けて「これは該当しない」等々言われて、利用したい側にしてみたら「駄目だ」と言われたと思うと思うのですね。それは業務遂行上言葉だけで済めば一番楽なことになると思うのですが、それで今、課長補佐の答弁の中に30年度はなかったということだと思うのですが、やはりこれは、こういう事業については経過を残す必要もあるし、ですから申請はとりあえず受ける。そのあとの審査経過を残して、それを理由書として利用したい側に渡すような流れにしたほうがスムーズかという気もするのですが、その辺はいかがですか。

○委員長(桜井崇裕) 保健福祉課長補佐。

○保健福祉課長補佐(角谷貴良) 申請のお話ですが、実は町民の方が直接窓口なり電話で、直接来られるということはほとんどないのです。ほとんどの場合が事業者のケアマネージャーさんなどを通して申請されることがほとんどというか、全部ですね。もちろん相談を受ければ、条例規則に該当するかどうかというご説明をするのですが、先ほど委員がおっしゃられたとおり、事業の規則上、申請を受けないと受理しないということではありませんので、申請するかしないかというのはあくまでも本人や家族の希望によるものですから、我々としては申請を非該当かもしれないけれども申請したいということであれば、我々は申請を受理して該当であれば決定通知を出しますし、非該当であれば不承認通知を出す。そういう業務を粛々と進めていくことになると思います。

○委員長(桜井崇裕) 髙橋委員。

○委員(髙橋政悦) 要するに利用したい側というのはちょっと弱い立場というか、お願いしたいという気持ちがあると思うのですね。そこで「申請するかしないかはあなたの自由だよ」と言われると「どうせ駄目だ」とかそういう感覚にも陥ってしまうので、保健福祉課という優しくなければいけない課なのだから、その辺は「きまりごとだ」と言うのではなくて、もう少し親身に、当然法律と違うようなことをやってはいけないけれども、少し優しさも加味していただきたいと、きっと利用したい側は思っていると思います。その辺はよろしくお願いします。

○委員長(桜井崇裕) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) ご指摘をいただきまして本当にありがたいと思います。言われるとおり、条例規則は当然あるわけで、条例にはこの事業の目的等を書いてございます。それに則って事業を行っていくわけでございまして、それについてはケアマネの方であろうと町民の方であろうと我々は理解いただけるように説明をさせていただかなければならないですし、その上で申請をいただければ、当然可否については決定をしなければならない。可であればいいでしょうけれども、否の場合はやはりまたこういう理由で申し訳ないということでご説明をしていかなければならないということは議員のおっしゃるとおりだと。これは今までも我々はそうしてきたつもりでおりましたけれども、改めてそういうことを念頭において事務事業を進めてまいりたいと考えています。

○委員長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。

 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) たぶんここだと思うので、先ほど言いかけたやつなのですけれども、介護保険の関係で清水町の施設以外で、市町村特例で行かれている人数とか、金額を聞けばあれなのですけれども、介護保険制度を使って行かれている方の人数とか、市町村特例で使われている、入所判定とかいろいろある項目ですのでここで聞いてみますけれども、市町村特例を使われている方というのはどのぐらい今清水町内でいらっしゃるのか。

○委員長(桜井崇裕) 保健福祉課長補佐。

○保健福祉課長補佐(近藤芳行) 昨年の7月に数字を調べさせていただいて、施設で入所している方で清水町と町外の人数を出したのですけれども、その時点では町内で162名、町外で施設ですね、利用している方がグループホームも含めて施設を利用している方なのですけれども、町外36名ということで、この36名の中には住所地特例ということで行っている方もいらっしゃいます。ですので、パーセンテージにしますと町内が81%、町外が18%という割合になっております。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 例えばこれを分析すると、これは他町村とかと比べると多いか少ないのか。市町村特例で町外に行かれている方というのが、それがきっと「サ高住」とかそちらの関係だと思うのですが、その辺の中身の把握というのはされているのでしょうか。

○委員長(桜井崇裕) 保健福祉課長補佐。

○保健福祉課長補佐(近藤芳行) 5年前ぐらいに人数を出していまして、そのときとそれほど変化はありません。清水町はやはり「サ高住」とかがありませんので、それを理由されたいという方もいらっしゃいますし、私が来てからけっこう多いのはやはり息子さんの近くの施設に行きたいということで、そういう施設が充実している市町村に行かれている方がけっこういらっしゃると把握しています。

○委員長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑を終わります。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第3款1項6目、老人福祉センター運営費、96頁から98頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第3款1項7目、保健福祉センター費、98頁から100頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 100頁の保健福祉センターさわやかプラザ管理業務委託料、さわやかプラザの関係なのですけれども、さわやかプラザはたしか、半年券で5,000円、1回300円程度だったような気がします。基本的によく今1人1つの運動をしましょうとか、若い世代とかですね、という形で保健福祉の、健康福祉の増進をと言っているわりには、本来運動しなければならないのは、高齢者の方もそうなのですけれども、一番やらなければいけないのはいわゆる責任世代的な、今有料となっている人が動いてもらわないとその後の健康増進にはならないとよく言われているのですけれども、ここを当たり前の話なのですが、僕は無料って嫌いなのですけれども、なぜここを有料にしているのか、もしくは高齢者を優遇しているというわけではないですけれども、全員無料にしてもいいのではないかという形を考えてはいたのですけれども、どう思いますか。

○委員長(桜井崇裕) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 65歳以上の方が無料だというお話しでございます。なぜなのかということでございます。これについては今から10年ぐらい前になるのだと思います。当時のいろいろな町の施策の中で、高齢者、65歳以上の方ですけれども、その当時から介護予防ということを大きく叫ばれていた時代で、今もそうですけれども叫ばれていたということで、65歳以上の方の介護予防、それから健康づくりを一生懸命やってもらおうと。そしてひいては医療費も下げていただく。数値的にあるわけではありませんけれども、そういうことにつなげていただきたいという思いで当時されたと聞いています。私どものハーモニープラザは65歳以上の方が無料と。これは施設ごとに、ここの施設であれば65歳以上の方は無料ですよという形で町内何箇所かだと思いますけれども、そういう施設を設けたとことだったと記憶しております。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) より利用しやすいようにというか、健康増進のためにわざわざ、一番本当は健康でいてもらわなければならない年代というのは子育て世代のお父さんやお母さんであったり、そういう部分が逆に、それを継続してずっと高齢者になってもやっていけるという状況をつくったほうが本来筋ではないのかと思ったりもして、施設利用者からの要望もありましたのでご検討いただきたい。ただ無料になるとたくさん来るのであまり無料にもされたくないという利用者もいるのですけれども、より今の数は定期的に同じ方がずっと行っているというのが現状。私も何回か行ったことはあるのですけれども。もうちょっと門戸を開いた形でやられるのも健康増進につながるのかということで、ご意見を利用者からいただいたものですから質問させていただきました。これについては最後に何かあれば。

○委員長(桜井崇裕) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) これについては使用料の問題がございまして今ここで即答はできないわけですし、町の考え方も、過去のそういう考え方をずっと10年前後の年数の中で来ているだけですから、今ここで云々ということではありませんけれども、実際の利用者数も一応は伸びてはいるのですね。平成30年度の2月末で累計1万人以上の方が来ていただいているということから、いろいろな意味で、高齢者だけなのかという議論もあるかもしれませんけれども、中には本当に若い方も来ていただいている。そして、ここの民生費の中ではありませんけれども、衛生費の中では特に年齢制限等は設けないで健康運動教室というのをやっていまして、その中でそういう部分を、さわやかプラザ等を紹介して新しい利用者につながっているという部分もございます。全て無料がいいのかそれともどうなのかというのは、これはまた別な議論になるのかと思いますけれども、今お話を伺いましたけれども、それはそれとして使用料改定のときにはそういう部分も必要があれば、今結論ということではなくて検討するような余地はあるかもしれないということでお話ししておきたいと思います。

○委員長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑を終わります。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第3款1項8目、世代間交流センター運営費、100頁・101頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第3款1項9目、国民年金事務費、101頁・102頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第3款1項10目、社会福祉医療費、102頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第3款1項11目、乳幼児等医療費、103頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第3款2項1目、児童福祉総務費、103頁から105頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 佐藤委員。

○委員(佐藤幸一) 105頁、民生費の児童福祉総務費、20節扶助費、12番の出産祝金についてお伺いをいたします。増額の内容については説明がございました。増額する理由を伺いたいと思います。

○委員長(桜井崇裕) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 増額する理由としましては、今まで2年間支援をしてまいりました。更に子育て支援の一環として増額をして、より子育てしやすい環境を整えるという意味合いで増額をいたします。

○委員長(桜井崇裕) 佐藤委員。

○委員(佐藤幸一) この施策で新生児の数は増加するかしないか、希望を持っている可能性というのはどうでしょう。

○委員長(桜井崇裕) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 28年でしたか、たしか42人か43人だったと思います。それが、29年、30年、大体今50人ぐらい生まれています。このあと増えていくかということになりますけれども、この制度だけをしたからといって急激に出生数が増えるとは考えておりません。いろいろな施策を行った中で少しでも出生数が増えればと考えているところです。

○委員長(桜井崇裕) 佐藤委員。

○委員(佐藤幸一) 出産祝金、支給を受ける方は増額することに越したことはありませんが、町民からは「ばらまきではないか」という声が届いております。財政が潤沢ではない本町で現状のまま実施するべきではないと考えますがいかがでしょうか。

○委員長(桜井崇裕) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) そういう声も一部届いているということは聞いております。そしてまた支給を受けた方につきましては、ありがたいことだという声も聞いております。これは賛否両論あるかもしれませんけれども、継続したいと考えております。

○委員長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。

 口田委員。

○委員(口田邦男) 私のほうから、佐藤議員が質問した出産祝金についてお尋ねいたします。

 私は佐藤議員と反対で、もっと額を増やしてお祝いしてもいいのではないかという気持ちでいる。額のことはともかく、この祝い金をどのような方法で手渡しているか。まずそれを。

○委員長(桜井崇裕) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 支給の方法でございますけれども、本人の希望によって、口座に振り込んでくださいと言う方もいらっしゃいますし、取りに来られる方もいらっしゃいます。都合が合えば、町長から手渡していただくということも考えております。

○委員長(桜井崇裕) 口田委員。

○委員(口田邦男) 対象者に知らせるには「祝い金の対象者ですからぜひ取りに来てください」ということでやっているのか。

○委員長(桜井崇裕) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 祝い金は現金もありますので、商品券もありますので、なるべく来ていただきたいと思うのですが、やはり仕事の都合によってなかなか日中に来ることができないという方が結構いらっしゃいますので、それは本人の意思に沿って行っています。

○委員長(桜井崇裕) 口田委員。

○委員(口田邦男) それはいいのだけれども、本当にその考え方として、お祝いするのだったら「取りに来い」ではなくて、「お届けしたいからどうですか」というふうに持っていくのが本当のお祝いではないかなと思う。それともう一つ、担当課ではなく町長自らが行って、「おめでとうございます」と言ってお祝いするのが普通ではないかなと思うのだけれども、町長は町民の不幸の際には随分顔を出している。これは素晴らしいなと思っていた。お祝いの時にも敬意を表して自らやってほしいなと思うのだけれどもどうでしょうか。

○委員長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) 制度が始まった最初の時だけ、29年の6月か少し後、その時だけ逆に結構人数がおりましたから、4月からの分でやりましたので、私が直接来てもらってお渡しした経過があって、その後は担当課からずっとやっていたのですけれども、つい最近になって、去年の終わりくらいから私が何とかお渡しするような日程を調整しなさいということで、担当課に指示をしています。ただ、その時にはまだ、例えば新聞記事で士幌町長が持っていったよとか、そういう新聞記事を見たら「こういうものもいいな」ということがありますので、日程が合えばお持ちするということも考えた中で、本人たちの都合もあるでしょうし、お祝い金をお渡しする方法については十分、今までの状況ではなくて新しく変えていこうと思っていますので、できるだけそうしたいと。日程の許す限りそうしたいと思っています。ただ、あまりそれに急いても、今15日くらいと決めているのだけれども、1か月も遅れたりすることがないように、1日でも早くほしいという人はいっぱいいるだろうし、そんなことも含めて総合的に判断していきたい。判断というかやっていきたいと思いますのでよろしくお願いしたい。

○委員長(桜井崇裕) 口田委員。

○委員(口田邦男) 相手もあることだし、こちらはこちらで都合もあるし、都合のつく程度で、基本的にはやはり町長自らがお祝いに伺うのだよという建て前であれば、一つよろしくお願いします。

○委員長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。

 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 今は第2子無償化。第1子も無償でしたか。第1子は無償ではないですよね。

(保育料はここではないと指摘あり)

○委員(鈴木孝寿) 失礼いたしました。

○委員長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。

 質疑を終わります。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(桜井崇裕) ここで休憩します。

○委員長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(桜井崇裕) 質疑を続けます。

 次に、第3款2項2目、保育施設運営費、106頁から110頁の審査を行います。質疑ありませんか。

 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 今、第2子以降無償化ということで、先日の一般質問の中でも「これを一生懸命やっているのだけどなかなか少子化の問題を解決できない」というような形もありました。いろいろなお話を伺った中で、ここで質問したいのが、基本的に無償化は嫌いなのです。でも、今の時代、第2子以降にする理由がなくなっているのではないかと。国のほうも無償化にしていくという方針も出ているようです。財政の面でどういうふうになるかわからないですけれども、あえて第1子を無償化にしないのかなというような、これだけ子育て、若しくは結婚も含めて住みよい町を目指していくのであれば、先駆けて第1子からいったらいいのかなと思うのですがいかがでしょうか。

○委員長(桜井崇裕) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 保育料の関係でございますけれども、まず、複数のお子さんを育てていただきたいという思いももちろんあります。そういう意味できっと第2子以降無料ということで進めてきたのではないかと考えています。ただ、国のほうも3歳以上の無償化をどんどん進めてきております。北海道も第2子以降の無償化を進めているところです。制度もだんだん変わってきますので、これについてはまた新しい年度になりましたら国のほうから新しい制度が出てくると思います。それに合わせて考えていきたいと思います。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 若い世代の知人に聞くと、やはり子育て支援にはすごく優れている町だというイメージで、来られている方が多いのです。やはり一人目を生んでいただく、そういう面でこの町を選択するという方もいらっしゃると思いますし、スピード感を持って対応したいというご意見もありましたので、ぜひ、今すぐには無理だと思うのですけれども、途中からでも補正予算を組んででもやっていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。

○委員長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) この部分については先ほどの出産祝金とも関連するのですけれども、まずはその新しい国の制度が無償化と大分前に掛け声が上がって、なんとかその部分については新年度から入りそうなので、それをちょっと見ながらということと、それから先ほども出産祝金のところで2子と3子を上乗せしたのですよね。清水のいろいろな状況を見ると、2.5子、アンケートを取った時に平均すると2人半くらいの子どもがほしいよとあるのだけれども、実際には1.5子くらいだということで、1子はみんな、周りを見ても意外とそうなのです。1子はいるのだけれども、1子以降も子どもがほしいのだけれども経済的な部分があってどちらかというと1子と比べると2子以降がそういう部分が強く、経済的なものがあって、就業もそうですね。そういうことがあってためらう、もうけられないという状況が多いので、2子以降に、1子になると広がってしまいます。広がってしまうので2子とか3子に重厚にやった中で、1子の壁を突破してもらう。そんなものもあって今回も2子と3子だけ祝い金を上げたし、保育料についても前からうちでやっている制度、私が町長になった時にはとっくにやっていたのですけれども、そういう制度はいいなということと、飛躍していろいろなことを考えたときに、今国のやつがあるからその様子を見ながらいろいろなことをプラスして考えていけばいいのかなと。私としては2子以降の部分を相当重厚にしたいと。がんばってやってくれている人にご褒美というか、お祝いを、よく産んでくれましたという、そういう気持ちを表したいなということがあるので、保育所も同じような考えでやっている。ただ、何回も言うけれども、その部分の流れはしっかりと受け止め、道の方針もまた少し変えていきながらというのは考えているところでございます。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 結婚をまず、スタートの部分、出会いの部分、出産ということは、まずはこの町に住んでいただけるかどうか。結婚した時に、他町村の人達も含めてこの町に住みたい。結婚された後は出産という行事も、中には選択する人も。そうであれば、スタートの結婚から、出会いの部分から考えて、その次を考えたらまずは1番目からやっても全然問題ないかと思うのです。そこからその町に住むことによってというスタートの部分が一番大事だと思うのです。ぜひ考えていただきたい。それと同時に、今の段階で、国からの補助、道等々からもあったのち、第1子を無償化にすることによって、今の段階でどのくらいの予算が必要になるのか教えていただきたいと思います。

○委員長(桜井崇裕) 子育て支援課長補佐。

○子育て支援課長補佐(安ケ平宗重) 平成31年度から始まる国の保育料の無償化にあたりまして、試算をしましたところ、大体62人の方から保育料をいただくのですが、10月以降は50人程減りまして、12人程からいただく見込みとなっております。保育所そして幼稚園の3歳以上の方全員、それと2歳以下でも町民税非課税の方、こちらが第1子から無償になりますので、保育所と幼稚園を合わせまして700万円ほどの減収を見込んでいます。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 分かりました。もし、第1子から無償化にした場合、町の負担は、収入は何ぼあるのか。予定していた収入はいくらなのか教えてください。

○委員長(桜井崇裕) 子育て支援課長補佐。

○子育て支援課長補佐(安ケ平宗重) 第1子から無償化したら年間で、保育所で1,543万円、幼稚園で207万3,000円を町が負担する形になります。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) そういうことは、合わせると約1,800万円。そして今回無償化になる部分、先ほどの説明で700万円ほど減るということは約1千万円強、1,100万円から1,200万円という形だと思うのですが、これはそんなに難しい話ではなくなるのかなと。ただ、恒常的になるといろいろな話があるかもしれませんけれども、政策予算としては非常に清水町のためになるのかなと。インパクトも強いですし、ぜひ、やってくださいというよりは、検討していただきたいと思いますが、いかがですか。

○委員長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) どちらにしても国もまだまだ変わる可能性だって十分あるし、思い通りにやってくれるのかなという不安もありますし、そんなことも含めて少し落ち着いたというか、国のそういう支援の形がしっかり落ち着いた中で10月からということだから新年度に向かっていろいろな考え方は出てくるのではないかなと。うちが更にどうするかという考え方は出てくるのではないかなと思いますけれど。この部分については参考にさせていただきながらやっていきたいと思います。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 前向きなご答弁ということでありがとうございます。さて、人数の関係でお聞きしたいのですが、今現在の人員配置、保育士の人員配置ですが、職員、臨時職員等々、今代替さんもいると思いますが、建て替え等々の計画によって人員の配置、来年以降、人員の配置がどのように推移していくのか、今の問題点、若しくは有効点、問題点があれば両方とも教えていただければと思います。人員に関してです。

○委員長(桜井崇裕) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 保育士等の人員の件につきましてですけれども、統合されたのちにつきましては、今は同じ人員と少し必要な人数が増えるかなということで、募集をしていきたいと考えています。ただ、全国的なお話ですけれども、保育士不足というのがありまして、なかなか応募してくれる方が少ないというのが実情でございますので、そういったことを合わせていろいろ手を尽くして採用できるように頑張っていきたいと思います。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 参考までにお聞きします。清水町役場の臨時職員の保育士さんが他町村又は他の法人に正職員として行ったかどうかは、そんな調査はできないのでしょうけれども、そういう部分が結構ここ数年では数名いらっしゃると聞いています。

○委員長(桜井崇裕)  子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) ここ数年では、私は聞いていないです。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 調査する必要はないのであれなのですけれども、そのように私は伺っておりますので、ぜひ、何が問題点なのかはもう既にはっきりしていると思うのです。たぶん、処遇の問題や、処遇でしかないのですけれども、やはりこれ全国的な問題で結局はどうなるのかと言ったら、綱引き状態になるしかないですね。ただ、綱引きにも勝たなきゃならないけれども大勝ちするわけにもいかない。そうなると費用がかさむというすごい問題点はあるのですけれども、ただ、結果的に今は55%くらいが臨時保育士、55~60%近くだと思うのですけれども、処遇の問題がやはり一番難しいのかなと。ただ、このあと人口減少も伴って、ずっと多いわけではないので、とは言いながらやはり慢性的な人員不足というのはどこかで解消していかなければならないと思います。計画的な若しくは今より、今の割合ではなくて、もうちょっと割合、半分以上正職員であるほうが本来は望ましい。全員が正職員であればいいのでしょうけれどもそうはいかないので、その辺の考え方を変えていくつもりはあるのかどうか、そういう計画があるのかどうかをお聞きします。

○委員長(桜井崇裕)  子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 人員の関係ですけれども、予算のこともあり、いろいろなこともありますけれども、委員がおっしゃるとおり臨時職員のほうが少し人数的に多い状況です。これをもう少し正職員の割合を増やそうとしているところです。

○委員長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ声あり)

 

○委員長(桜井崇裕) 質疑を終わります。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第3款2項3目、児童手当費、110頁から111頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ声あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第3款2項4目、きずな園運営費、111頁から112頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ声あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第3款2項5目、学童クラブ運営費、112頁から114頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ声あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第3款2項6目、児童療育支援費、114頁から115頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ声あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

 これで民生費の審査を終わります。

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317