平成31年度予算審査特別委員会(3月14日_農林業費)

○委員長(桜井崇裕) これより、第6款、農林業費、133頁から152頁までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。

 農業委員会局長。

○農業委員会局長(池守輝人) 農業委員会に関する予算ですけれども、133頁、134頁が1目農業委員会費、それから147頁が8目になりますけれども、農地移動適正化斡旋事業費でございます。1目の農業委員会費は、昨年度当初比で3,423千円の増となっています。要因としましては、人事異動による給与をはじめとした職員の人件費の増額と、平成29年度から農業委員会に関する法律の改正によりまして、農業委員の待遇改善を図れるように、年間1,224千円の交付金が上乗せされるようになりました。それに伴い本年から3年に1度の割合ですけれども、道外研修を実施することといたしまして、2,622千円を計上しております。8目の農地移動適正化移動斡旋事業については、昨年度事業から微増でございますので省略させていただきます。

 簡単でございますけれども、農業委員会の説明とさせていただきます。

○委員長(桜井崇裕) 農林課長。

○農林課長(小林 進) 6款、農林業費のうち、農林課所管の事業について、大きく変わりましたところについて、目ごとにご説明申し上げたいと思います。

 最初に産業振興費、135頁中段、1節、報償費の10番、担い手コーディネーター報償4,560千円ですが、労働力確保対策、結構相談等に従事するコーディネーターを1名増員するものであります。

 続きまして、136頁中段、19節、負担金補助及び交付金の33番、農村浄化槽設置推進事業補助金8,450千円は、住宅用合併処理浄化槽設置経費助成ですが、現状の設置費に見合った補助限度額の引き上げを行うものでございます。

 続きまして、その下35番、畑作総合振興事業補助金12,094千円は農協に対する継続補助でありますが、そのうち新規事業として、てん菜と農薬散布実証推進事業1,877千円を、労働不足の軽減、適正な防除作業の検証をするために、無人ヘリ、農薬散布実証に係る経費を支援するものであります。

 次に、畜産業費139頁中段、負担金補助及び交付金23番、バイオガスプラント羽帯地区事業化調査事業負担金1,800千円は、羽帯地区に新たなバイオガスプラントの事業化に向けた調査を実施するものであります。国の補助金を受けながら町と農協が負担し、実施するものでございます。

 続きまして、同頁下段、38番、酪農人材確保対策事業補助金1,740千円は、酪農ヘルパーの雇用対策等に対し助成するもので、人材育成期間中の職員給与及び企業説明会、学生インターンシップへの参加費用を支援するものであります。

 次に、土地改良事業費146頁、上段から中段、19節、負担金、補助及び交付金ですが、11番から14番の4地区が道営の実施地区であります。その下16番が新規地区で実施する地区でございまして、清水羽帯地区となっております。

 最後になりますが、林業振興費150頁中段、25節、積立金、10番、森林環境譲与税基金積立金2,801千円は、今回提案させていただきました基金条例の積立金で、この基金を財源とし、152頁、森林整備事業費、13節、委託料50番、森林経営管理意向調査委託料440千円で、私有林への経営管理意向調査を実施するものでございます。

 以上、農林課所管の主な予算説明でございます。

○委員長(桜井崇裕) 水道課長。

○水道課長(堀 秀徳) 農林業費のうち、水道課が所管する予算の主な増減について、ご説明いたします。

 農林業費1項7目、146頁から148頁、農業用水管理費のうち、147頁、御影地区農業用水管理事務は11節需用費50、施設修繕料は、沈砂池配電バルブ修繕の計上、13節委託料は、農業用水管理委託料が頭首工災害復旧工事完了に伴う水源維持管理費の増、15節工事請負費は機器更新工事の増等によりまして、合わせて3,835千円の増となっています。

○委員長(桜井崇裕) これから順次、質疑に入ります。

 第6款1項1目、農業委員会費、133頁から134頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ声あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第6款1項2目、農業総務費、134頁から135頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ声あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第6款1項3目、農業振興費、135頁から138頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 深沼委員。

○委員(深沼達生) 多目的機能支払事業というのが、十何年前から始まっていると思うのですが、お聞きしたいのが、現在で11地域あるわけですけれども、昨年度、美蔓地区がこの事業から抜けたいという話を聞いたのですけれども、実際どうなっているのかお聞かせいただきたいと思います。

○委員長(桜井崇裕) 農林課長補佐。

○農林課課長補佐(渋谷直親) ご質問のありました美蔓地区については、決定という形ではないと私たちは押さえております。ただ、美蔓地区といたしましては、なかなか次の活動も難しいというところもあり、何度か面談をして、役員の方とも話をして、続けてもらうようにお話し、お願い等はしているところなのですけれども、地域としては休会、若しくは活動のほうは見合わせたいというようなお話は聞いております。ただ、決定となってはいませんので、うちのほうとしては、また機会があれば年度明け早々にはもう一度、最終的な話は聞きたいと思っています。

○委員長(桜井崇裕) 深沼委員。

○委員(深沼達生) 聞いた話なのですが、去年、休むということだったのですけれども、道のほうからも説明に来たと聞いております。なぜこれを聞いたかと申しますと、私、下人舞地域なのですが、今回は継続してやるという形なのですが、いずれ、だんだん若い人達が減ってきている中でこの事業を継続していけるかという不安もある中、やめるとなったらなかなかやめられないものなのかどうかという確認をしたいのですが。

○委員長(桜井崇裕) 農林課長補佐。

○農林課課長補佐(渋谷直親) 委員の質問されたことというのは全国的にも、やはり高齢化であったり、担い手がだんだん少なくなってきたりという現状が、私たちもそう受け止めておりますし、北海道を管理している水土里ネット北海道においても同じ認識です。決定していることではないのですが、地域で活用していただけるお金を交付できる、清水町で約54,000千円のお金が交付されています。農村地域にですね。こういうものを有効活用していただきたいという思いが、やはり担当者としてはありますので、できる限り私たちができることで、継続していただければと思っています。美蔓地区に限らずその声は、私たちもいろいろな保全会のほうからもお話は聞いておりまして、相談があればその都度お話を聞いて、できる限りの対応・対策をしていきたい。実際行っているところでもあります。方法としては様々な方法も、北海道もそうですし、水土里ネット北海道とも相談しており、なるべく皆さんに協力していただけるような形をつくっていきたいと思っています。

○委員長(桜井崇裕) 深沼委員。

○委員(深沼達生) わかりました。

 農地中間管理機構というものが5~6年前からだと思うのですけれども、できているのですが、農地中間管理機構というのはどこに所属しているのか教えていただきたいのですが。

○委員長(桜井崇裕) 農政係長。

○農政係長(奥田啓司) 農地中間管理機構の事業の主体は農林水産省で、この事業を所管しているのは北海道であれば、委託を受けているのですけれども、北海道の農業公社が実施をしております。

○委員長(桜井崇裕) 深沼委員。

○委員(深沼達生) 経営転換又はリタイヤ、部門縮小に伴い、農地中間管理機構として担い手に土地などを貸すとなっているのですけれども、実際は農業委員さんたちが土地の賃貸とか売買に関しては、関係していると思うのですけれども、これは1回1回、土地が動くたびに上にあげているということなのでしょうか。

○委員長(桜井崇裕) 農政係長。

○農政係長(奥田啓司) 農業委員会と一緒に協議をしながら実施しています。場合によっては農業委員会で斡旋等々もありますし、農地中間管理機構で有効な事業もございますので、その都度、農業委員会と協議しながら事業を進めているところでございます。

○委員長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。

 高橋委員。

○委員(高橋政悦) 135頁、担い手コーディネーター、先ほど課長の説明の中で、1名増員ということで金額が上がったというのはわかるのですけれども、先日の企画課から、婚活関連に関しては2本立てではなく、婚活プロジェクトのほうに統合されると。つまり、今まで担い手コーディネーターがやっていた仕事はかなり大きな部分で減っていくだろうと。それなのに2名に増員するというのは、その理由を教えていただきたい。

○委員長(桜井崇裕) 農林課課長補佐。

○農林課課長補佐(寺岡治彦) 現在、1名の方に来ていただいて、清水町農業地域再生協議会の業務全般をお願いしているところです。

 今委員がおっしゃった婚活パーティーですけれども、当初、今年度どうするかと迷った時に、FM-JAGAさんのほうに委託をしまして、企画運営等を担っていただいたところでございます。

 コーディネーターの大きな仕事としましては農業後継者の花嫁対策というところになります。そのほかに今年度で言いますと、札幌でのふれあい交流会への随行だとか、農業実習生や研修生のフォロー、それと、すずらん会の活動支援、担い手住宅の維持管理など業務は多岐にわたっております。

 来年度ですが、更に企画課の婚活事業との連携強化、また、地域農業再生協議会で来年度から労働力確保対策事業を進めてまいります。この部分につきましては労働力不足の把握又は求人イベントへの参加、さらに、受入態勢の構築などを検討してまいります。この業務につきましても、地域再生協議会担い手コーディネーターさんにお願いをしようと思っているところで、来年度につきましては、その部分も含めて1名の増員を図っていくということであります。

○委員長(桜井崇裕) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) 昨日の答弁の中で企画課長補佐が間違いなく一本化しますと明言されたと思いますが、今の答弁の中では今年1年かけて、一本化するのではなくて相変わらず2本立てみたいな答弁なのですが、ということは、昨日の企画課の答弁は嘘八百だったということでよろしいですか。

○委員長(桜井崇裕) 農林課長。

○農林課長(小林 進) 今、課長補佐のほうからご説明したのですけれども、確かに30年度はそういう形の中で、農林課のほうの再生協議会の中で総括的に大きなものでやるということになっていたのですけれども、これからにつきましては、農林課については農業者のため。昨日の、高橋議員が言われたように、農林課については農業者の担い手のためだけにやります。今、連携を取るというお話しさせていただいたのは、あくまでも農業関係のものについての情報とかそういうものは、企画のほうとかそういうものと情報提供をして連携をするという意味で、基本的に2本立てでやるとかそういう意味ではございません。

○委員長(桜井崇裕) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) 事業内容が違うから2本立てとは言わずそれぞれだという課長の答弁だと思うのですけれども、昨日、それぞれでやっていることは無駄じゃないか、1本でできるのではないかといったところを企画課のほうでは1本でやりますという話をされたと思うのですが、それって横の連携があまりできていないような気がするのですが。

○委員長(桜井崇裕) 高橋委員。昨日、企画課の中ではそれぞれが提案しているパーティーの部分については一本化するというような企画課の答弁だったと思うのですが、違いますか。

 農林課長。

○農林課長(小林 進) 言われたとおり、パーティーについては、農林課の再生協議会でやろうとしたときは多少全面的というか農家さん相手だけではなくて、農家の方を中心とするのですけれども全般的な参加の中で考えていたものが前年度からありました。それはやめて、あくまでも全域的なものについては企画課のほうでやっていただくというような形でございます。うちについてはあくまでも農業担い手、後継者とかそういうものに特化した中で今までどおりやっていくというような形でございます。

○委員長(桜井崇裕) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) その話を聞くと、清水町にあっては2本立てというのではないかと思うのですが、2本立てではないという執行側の見解だと言うのであればそうなのかもしれませんけれども、ちなみにこの担い手コーディネーターはどんな方がなるのでしょうか。

○委員長(桜井崇裕) 農林課課長補佐。

○農林課課長補佐(寺岡治彦) もう1名の増員の方につきましては、正式には決まっておりません。担い手コーディネーターにつきましては、農業に精通しているのはもちろんですが、農業青年だとか農業の経営者なり等の信頼関係が一番大事だと思っておりますので、そのような方を今後見つけていきたいと思っております。

○委員長(桜井崇裕) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) ちなみに1名の方は新しく、ということはもう1名の方は今までの方ということでよろしいですか。

○委員長(桜井崇裕) 農林課課長補佐。

○農林課課長補佐(寺岡治彦) 今来ていただいております担い手コーディネーターの方につきましては、今年度で3年目を迎えます。もう1年残っていただけるということでお話は伺っております。

○委員長(桜井崇裕) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) その選定、農業者の方に精通、つながりが深い方ということのようですけれども、担い手コーディネーターというぐらいですからつながりが深い云々というよりはコーディネートが得意な方というほうがいいような気がしますが、ちなみにこの報酬、二百五十数万円、この方たちは常勤なのかそれとも年間どのくらい出役されるのか教えていただきたい。

○委員長(桜井崇裕) 農林課長。

○農林課長(小林 進) 今いる担い手コーディネーターにつきましては常勤でございまして、今後もう1名増員するコーディネーターにつきましても課長補佐が説明したように、精通しているというのは確かに高橋委員が言われるように、コーディネートを得意としている方を雇うべきかという話になるかもしれないですけれども、それにつきましても当然のことだと思います。それも加味いたしまして、ただ農業のほうにつきましてはかなり農家さんとの精通的なものがございますので、そういうものも大優先しながらコーディネーターできる方を雇っていければと考えております。それに加えてもう1名増員することについては先ほども説明しましたけれども、労働力確保の対策についても関わっていただく形で考えておりますので、そちらについても関わっていただきながらやるということで1名増という形で計上させていただいております。

○委員長(桜井崇裕) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) 常勤ということですよね。常勤で250万、朝、執行側の皆さまと同じような出勤時間、要するに朝8時45分から5時半までをびっちり。外勤の時は外勤で庁舎にはいないけれども通常何もなければ庁舎にいるということでよろしいですか。

○委員長(桜井崇裕) 農林課長。

○農林課長(小林 進) はい、そのとおりでございます。

○委員長(桜井崇裕) よろしいですか。高橋委員。

○委員(高橋政悦) 最後にしますけれども、今回1名増員で事業的にそれは2名じゃなければ回らない。要するに担い手コーディネーターが受けていた仕事、今年度まで受けていた仕事に1名増員する量の仕事量というのは、例えば本当だったら1.5人で足りるのだけれども、そういうことにはならないから2名になるのか、2名絶対いるのかということになるとどんな事業量なのかということをお尋ねします。

○委員長(桜井崇裕) 農林課課長補佐。

○農林課課長補佐(寺岡治彦) 今年度の担い手コーディネーターさんにお願いしている仕事の量の中で、3年目ということもありまして、ホームページも担い手コーディネーターで作っているのですけれども、その中で道外が多いのですけれども、かなりの、花嫁に北海道に来たい、清水町に花嫁に来たいという方の問い合わせがありました。三十数件あったかと思うのですけれども、実際にこちらに来られた方は8名おります。それが今までにないぐらい女性の方が来られるようになりまして、私も微力ながらお手伝いさせていただいているのですけれども、1人では、私から見ていてもかなりの業務量だということは思えていました。更に来年度からは労働力確保対策という部分で取り組むことについては、もう1人では無理だと判断しております。もう1年いてくれるということで、その1年の間に、次に新しく来てくれた方にも山下さん(担い手コーディネーター)がこれまでやってきた部分の引き継ぎもやっていってくれればなと考えているところでございます。業務量としましては、労働力確保対策につきましても新規で立ち上げる事業でありまして、やってみないとわからないですけれども、それなりの成果を挙げたいと思っているところでありまして、2名で妥当だと感じております。

○委員長(桜井崇裕) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) つまり、平成31年度は2名体制で、そこで例えば流れができてうまくいったとしたら、事業量を考えて次年度はまた1名に戻すとか、そういうイメージだということですね。

○委員長(桜井崇裕) 農林課課長補佐。

○農林課課長補佐(寺岡治彦) 再生協議会で取り組む労働力確保対策事業につきましては、ある程度の受入態勢も来年度で構築できると考えております。まだ未確定な部分ではありますけれども、立ち上げたところを賄っていただける人がほかにいれば、またそういう人を探さなくてはいけないでしょうし、担い手コーディネーターに来ていただいた方がそのまま引き続き実施していくということになれば、来年度も2名になるのかと考えております。

○委員長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。

 口田委員。

○委員(口田邦男) 今いろいろ説明を受けた中で、仕事に婚活も入っていると言われましたけれども、婚活については農林課と企画課と別々に2本立てでやるのだということではなしに、全部統合して一箇所で、幅を広げた中でやるほうがむしろいいのではないかと思うのだけれども、なぜそうやって分かれてやらなければならないのか。だから一箇所で、企画で全部混和した中で、婚活事業をやるのだよというような方法は取れないのかと思うのだけれども、執行者、どうですか。

○委員長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) 基本として婚活の部分については昨日もありましたように、企画の中で農業の部分も含めた中でやっていくという流れは昨日も説明したとおりですけれども、まだまだ農業の部分で、例えば今年からヘルパーの補助金も付けた。ヘルパーの確保だとかそしてそのヘルパーの確保というのは意外と昔というか、ちょっと前までは清水の中で女性のヘルパーの方がいっぱいいますよね。酪農ヘルパー。清水の中で酪農家のお嫁さんになるというのがすごく大きな、何件もいますし、その流れも少し消えてきたような部分もありますので、そういった部分で酪農ヘルパーの人員確保も含めた中で、いろいろなことをやっていった部分でいくと、労働の部分の斡旋も、斡旋ではないですけれども、そういったものも含めて労働とお嫁さんは若干違いますけれども、そういうような意味で担い手の確保と言いますか、その辺のところに少し力を入れながら、そして、最終的には農業ばかりでなくて、いろいろなところの担い手の対策が、必要な部分が、労働力対策が必要な部分が出てくるので、そして大きく展開しようと思いますけれども、今のところ具体的に展開できるのは間違いなく農業の部分で、酪農ヘルパーも一時は13~15人いたのだけれども、なかなか11人になったりだとか9人になったりだとか、そういうところの確保対策で連れてこなければならないだとか、そういう広い意味の担い手コーディネートをしなければならないという部分で、まずは増員して少しやりますよと。ただ、本当の婚活の部分は昨日説明したとおり、そこからそんなにずれるものではなくて、どちらかというと企画の中で主体はやっていきましょうという話はしてきたところでありますので、そういうふうな流れにはなると思います。

○委員長(桜井崇裕) 口田委員。

○委員(口田邦男) 婚活については、町長が言ったとおりだと思うのだけれども、担当課で婚活を強調されるとどうもおかしいなということになるからね、そこら辺をちょっと表現で、中身はともかく表現はあまり婚活を表に出してね、うちの課もこれをやるというのはなしに、主は企画が中心となってやるということを建て前にして進んでもらいたいと思います。

○委員長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 農林課長。

○農林課長(小林 進) 今町長が述べたように、基本的なことはそういう形の中で企画のほうが中心となって、うちは情報提供だとか、そういうものをやっていきながら従前どおりやっていきますので、基本的には企画のほうが中心でやるという形になっておりますので、よろしくお願いいたします。

○委員長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。

 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 136頁35番、このうちの堆肥ペレット購入経費助成なのですけれども、こちらについては私も以前から知っていますし、それについては賛成している思いがございますが、これは例えばどのぐらいの、1戸あたりの農家になると、単位がわからないですけれども、100キロ単位なのか何キロ単位なのか、何ぼで何ぼの助成なのか、金額的な部分の、若しくは購入費の補助割合というのがもしわかれば教えていただければと思います。

○委員長(桜井崇裕) 答弁できますか。できなければ休憩とりますか。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(桜井崇裕) 休憩します。

○委員長(桜井崇裕) 再開します。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(桜井崇裕) 農林課参事。

○農林課参事(齋藤博章) ペレットの負担の部分になりますが、しみず有機は1袋20キロになっておりまして、単価としては1,500円になります。このうち700円を農協で支援して、町で100円支援することによって、1袋700円で生産者の方にいくという形になっています。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) ということは、1袋当たり町の補助は100円が500万という形で理解してよろしいでしょうか。

○委員長(桜井崇裕) 農林課参事。

○農林課参事(齋藤博章) そのとおりでございます。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) これが例えば1500円で売っている20キロのもの、JAさんの生産資材とか、関連の食彩館とかで売っていたと思うのですけれども、一般町民が買った場合、1,500円は1,500円でよろしかったでしょうか。町の補助は入っていないという考えでよろしいでしょうか。

○委員長(桜井崇裕) 農林課長。

○農林課長(小林 進) 販売額につきましては農家さんと一緒で、町民に還元はしていますけれども、700円で販売されていると思います。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 町民も700円で買える。1,400円ですよねきっと。イメージ的には。

○委員長(桜井崇裕) 農林課長。

○農林課長(小林 進) はい。大変すみません。1,400円です。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) こんな細かいことを言ってもしょうがないのですが、新得町の人が買いに来ても農協で買えば通常1,500円が1,400円。それは全部町が負担しているということでしょうか。住所確認とか当然していないと思うのですよね。一律に100円補助しているという考え方でよろしいですね。

○委員長(桜井崇裕) 農林課長。

○農林課長(小林 進) 農協さんのほうで売っていますけれども、それは町外者の方が買われても同じになります。あくまでもこのしみず有機については、そういうものを有機資材として活用するために促進をしている補助でございますので、それがどれぐらいいるかというのはうちのほうで捉えておりませんけれども、基本的には清水町民の方はほぼ買われていると捉えております。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 町民還元というよりは販売促進。しみず有機の製造者に対しての補助金としか思えないのですが、よろしいですか。それがだめだとは言っていないのですよ。

○委員長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) 農協は組合員でないから出さない。町の場合はもちろん町外の人にも結果的には出しているようであり、その辺の細かいことはわからなかったけれども、ただ、一つの、あれはやはり有機肥料は堆肥を運んできて、今やっているバイオガス部分の中で堆肥を運んできて、それを、いろいろ燃料を使って発酵させて、いろいろなことをして、化成有機として作るのです。そうするとやはりコストがどうしても高くなるので、生産者もこれを使っていいのはわかるのだけれども、やはり少し経費がかさんでしまうだとかそういうことがあって、だからといっていっぱい出ていかないと次から次へと処理できないので、先ほどもちらっと出ていたように販売促進という意味も含めてうちが補助をして、農協が700円補助してうちが100円補助して、ただ、生産者、農協は組合員以外の人には補助しない。ただうちは両方しているよと。たまたま新得から買いに来た人にも補助が出たかもしれないけれども、その辺は区別できない部分もありますので、どちらにしても一番は化成肥料としての有機化成としての処理と、出口のところのやつをいっぱい使ってもらって、堆肥の処理も含めた中で、うまい循環を確保するために支援をしているということでご理解をいただきたいと思います。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 実はこれ、一般町民が助成されていないのではないのかと思っていたので、実際していただいているので、私の認識不足でした。それはそのまま進めていただければと思います。

 少し戻りまして、135頁の担い手コーディネーターの部分で、当初の説明の時にFM-JAGAに委託をしているということでしたが、それはどのようなことでしょうか。

○委員長(桜井崇裕) 農林課課長補佐。

○農林課課長補佐(寺岡治彦) 異業種交流会ということで、1年、2年やってきた中で、人数も少なくなってきたという年がありました。今年やるにあたって、当初、再生協議会でこの事業をやめるかやめないかという協議もさせてもらいました。まだその時は企画課の婚活事業が始まる前でしたので、その時には再生協議会としてもっと効率よくというか、人が集められるようなことができないかということで、たまたまそういう企画をやられている会社がありましたので、そこにお願いして実施した次第でございます。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) わかりました。確認できればそれで結構です。もう1点最後に確認したいのは、例えば今回酪農ヘルパーの部分とか、奨学金補助とかいろいろあるのですが、例えば酪農ヘルパーに入るといろいろな、複数にわたって補助金は最大限もらえる、重なってももらえるということでよろしかったですよね。いろいろなパターンがあると思うのですけれども、酪農ヘルパーであれば会社の補助やいろいろな補助が。これをここで聞くのかどこで聞くのかあれなのですけれども、そういう補助の重なり具合を、別に制限は設けているのか設けていないのかをお伺いしたいと思います。

 例えば、清水高校生が酪農ヘルパーになったときに清水高校からの補助金が事業者に入るとか、そういう部分とか、もちろん清水高校でも奨学金をもらっている人がいると。そのときには事業組合が補助して出すという、その複数の絡みというのが可能なのかどうかをお聞きします。

○委員長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) ほかの課のことも関係するのだけれども、重なる場合というのは、今急な質問なのだけれども、重なる場合も出てくるかなという気がします。ただ、ヘルパーの補助金というのは、ヘルパーで働いていても今回付けた補助金、しばらく、10年前くらいまでは付けていたのですけれども、いろいろなこともあって10年間くらいやっていなかったのです。そんな中で国の補助なども途切れてきたからヘルパーも高い給料でなければ集まらないからということもあって、そんな中で支援するようになったのだけれども、受ける酪農家としては新人の人が来たら仕事にならないのですよね。そして、2人で、見習いも含めて3人で、新人を1人連れて行ったときに、そんなに仕事にならないのに払わないですよね。その人の分は払えないという話なので、払わないですよ。そういう部分を、かといって見習いでも働いているわけですからその給料分くらいはなんとかしてあげなきゃヘルパー組合全体の運営が成り立たないという相談を農協からいただいたものですから、さっき言ったお嫁さんの供給源とかいろいろな面で大切な部分がありますし、今回10年ぶりに補助をするという決断をして予算を計上させていただいたという状況はあります。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 私の質問の仕方が悪かったのですみません。町長の言われていることはよくわかっています。ただ、今回酪農ヘルパーの雇用対策助成をしました。そして清水高校で奨学金をもらった人が入った場合に、酪農ヘルパー有限何とか組合に入ったときに、その奨学金の部分と、この辺の助成とかいろいろ複合するときに、たぶん財政の課長補佐がわかっていると思いますので、その辺をもう1回整理してお願いしたいと思います。

○委員長(桜井崇裕) 総務課長補佐。

○総務課課長補佐(藤田哲也) ただいまの鈴木議員のご質問でございます。まず各補助事業、それぞれの助成事業で要綱を定め、その中で対象を定めてまいります。したがいまして、ご質問にありました一つの補助金を受けたときに別の補助金で制約を受けるかどうか、制約を受ける旨の規定を設けている各種補助金もあれば、そういうものがない補助金もございます。それぞれの事業の中で定めるというのがまず1点、その上で、ご質問の酪農ヘルパー組合に奨学金の返済を抱える方が就業した場合、就業奨学生支援事業、先ほど労働費のほうでございましたけれども、対象になるかという点につきましては、就業奨学生事業は町内事業所に新規雇用された従業員を対象にしますので、対象にいたしますという形になります。ただ、この就業奨学生事業は事業所が町の助成金の1割以上を加算するということも要件になっているので、その要件を満たすこともまた必要になるということでございます。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) ということは、もし清水高校で奨学金を受給している子が入った場合、非常に素晴らしいことになるかと思っています。これはぜひわかりやすく、ここの事業ではなく酪農ヘルパーですけれども、しっかりと広報していただければと思います。質問を終わります。

○委員長(桜井崇裕) 次の質疑を受けます。

(「なし」と呼ぶ声あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑を終わります。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第6款1項4目、畜産業費、138頁から140頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ声あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第6款1項5目、牧場費、140頁から144頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 口田委員。

○委員(口田邦男) 141頁、車両修繕費が700万円あります。こんなに修繕費がかかるものなのか。何か理由があるのか。もしあれば。

○委員長(桜井崇裕) 牧場長。

○牧場長(水野秀明) ご質問の車両関係のご質問でございますけれども、これは基本的には各車両の車検料、あるいは点検整備料が含まれております。ほかには劣化したメインシャフト部分であるとか、そういった修繕の部分が含まれております。その程度でございます。

○委員長(桜井崇裕) 口田委員。

○委員(口田邦男) 分かりました。主に車検だということですね。

 続いて、143頁、牧場管理用機器、それから管理用車両。これについて説明をお願いします。

○委員長(桜井崇裕) 牧場長。

○牧場長(水野秀明) 備品購入費の部分だと思いますけれども、まずこの牧場管理機器の部分ですが、こちらは農機具ですね。1つは集草レーキ、牧草を刈り取りした時に牧草を集草するためのレーキが一つ、そしてパッシュハローという機械でありますけれども、牧草地に堆肥散布などをしたときに堆肥の堅割れなどを砕くような機械でございます。管理用機器についてはこの2点です。そして、牧場管理用車両でございますが、この内訳としましては、監視用のバイクが2台、ピックアップトラックが1台、軽トラックが1台、ホイルローダーが1台ということになっています。

○委員長(桜井崇裕) 口田委員。

○委員(口田邦男) これは増車ですか。

○牧場長(水野秀明) いえ、基本的には経年劣化した車両の更新ということになります。

○委員長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ声あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑を終わります。

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○委員長(桜井崇裕) ここで休憩します。

○委員長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(桜井崇裕) 次に、6款1項6目、土地改良事業費、144頁から146頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ声あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第6款1項7目、農業用水管理費146頁から148頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ声あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第6款1項8目、農地移動適正化斡旋事業費、148頁から149頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ声あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第6款2項1目、林業振興費、149頁から151頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ声あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第6款2項2目、町有林整備費、151頁から152頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 西山委員。

○委員(西山輝和) 町有林の整備事業なのですけれども、去年ぐらいから熊が出没していて、御影地域のほうで「周りがよく見えないから少し整備してほしい」というお話があったのですけれども、そういうところは入っていないのでしょうか。

○委員長(桜井崇裕) 林務係長。

○林務係長(中島公大) 今の件ですけれども、本年、皆伐を行いまして、熊の通り道をふさいでおります。

○委員長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ声あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑を終わります。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第6款2項3目、森林整備事業費、152頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 (「なし」と呼ぶ声あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

 これで、農林業費の審査を終わります。

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議会事務局 電話番号:0156-62-3317