平成31年度予算審査特別委員会(3月14日_商工費)

○委員長(桜井崇裕) これより第7款商工費、153頁から157頁までの審査を行います。

担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。

商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 7款、商工費について、説明を要する部分について説明を申し上げます。

 153頁1目、商工振興費、商工振興事業の8節、報償費、10番、地域住宅リフォーム・太陽光発電システム導入奨励金でございます。こちらにつきましては、ここ近年の交付実績から前年対比して1,550千円を減額して計上しております。

 次に、その下、12番、地域資源ブラッシュアップ報償です。こちらにつきましては対象を、町内の若手経営者を対象としまして、事業のノウハウですとか、モチベーションアップということを目的に事業を行うものです。商工会それから観光協会との懇談の中で要望があり、元東武百貨店バイヤーの内田氏を講師に町内の観光資源等の洗い出しや発掘、その中から町の売りは何かなどということを講演、意見交換などを行う事業でございます。事業に係る講師謝礼、旅費の経費520千円を計上しています。

 次に、154頁、中ほどでございます。43番の商工業人材育成確保事業補助金でございます。こちらにつきましては、町内の事業所の従業員を対象に、それぞれ業務に必要な資格等の受験料、受講料、それから教材費の一部(3分の1以内)を助成する事業でございます。こちらにつきましては事業所単位で申請をいただき、1事業者あたり5万円を上限として事業所においても受験者に町と同額の部分を上乗せして、そのことを要件に実施を考えております。10事業所50万円を計上しております。実施時期については2021年3月31日までという実施期間を考えております。

 その下の、地域活性化事業でございます。こちらの19節30番、企業立地促進補助金でございます。こちらにつきましては28年度から措置しております十勝清水農協の設備の増設分に係る補助金でございます。固定資産税相当分につきましては、低工法による課税免除が3年間ございます。企業立地促進補助金については5年間補助金を交付するということになってございますので、4年目ということで固定資産税相当額の補助金が増額となり昨年対比1,500千円増となっております。

 続いて154頁下段から156頁まで、観光費の観光振興事業でございます。予算総額につきましては20,945千円計上しております。前年度に比較しまして1,728千円減となっております。

 主な増減としましては、地域おこし協力隊、30年度は3名でしたが2名ということで計上しておりますので、共済費、賃金、健康診断に係る委託料などが減となっております。

 次に、155頁の15節11番、観光PR看板取替工事でございます。こちらにつきましては、今年4月から放映されますNHKの朝の連続テレビ小説「なつぞら」をテーマに、ロケ地である本町をアピールするために国道274号線沿いの浄水場付近の看板、それから、ハーモニープラザ壁面の看板について、貼り替え、取り替えを行うものでございます。

 次に、155頁19節30番、観光協会補助金でございます。総額で6,403千円を計上しておりますが、内訳としては清水公園でのイベント開催経費550千円、産直軽トラ市開催経費として200千円、それから30年度、今年度から実施しております、清水公園において観光振興事業を実施するために、園内事業者に対して事業委託をしている委託費、3,263千円を含めて計上してございます。そのほか広告宣伝費の精査、それから、4月から観光協会の事務所、私たちの今いる事務所でございますが、ハーモニープラザから役場のほうに移すということになっておりますので、事務所の維持管理経費が不要になるということで、総額6,403千円ということで、前年対比672千円の減となっております。

 その下、37番に十勝清水肉・丼まつり実行委員会補助金がございます。こちらにつきましては、昨年度の実施状況からテント設営に係る経費、それからアトラクションの充実、駐車場及び道路の横断箇所等に警備員の配置増などを見込みまして、総額で6,000千円ということで計上しております。実施期日につきましては昨年11月の実行委員会で9月1日ということで予定しておりましたけれども、帯広駅周辺で開催されているとかちマルシェが重複して開催されることがわかりまして、過日、実行委員会を開催した際に9月8日に開催するということで決定しています。

 以上、商工費、商工観光課所管に係る歳出の説明といたします。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

○委員長(桜井崇裕) これから順次質疑に入ります。

 第7款1項1目、商工振興費、153頁から154頁の審査を行います。

質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ声あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第7款1項2目、観光費、154頁から156頁までの審査を行います。

 質疑ありませんか。

 佐藤委員。

○委員(佐藤幸一) 156頁、商工費、2目観光費、負担金、補助及び交付金の37、十勝清水肉・丼まつり実行委員会補助金についてお伺いいたします。6,000千円が計上されております。昨年のように協賛金は集めないということでよろしいですか。

○委員長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 昨年度、事業にあたりまして商工会の皆さん、それから観光協会員、建設業協会の会員様に協賛のご依頼をまず文書で申し上げまして、そのあと実行委員の一員であります十勝毎日新聞社のグループ会社がお伺いし、協賛金をいただいたところでございます。過日、北海道の補助金、町の補助金が確定したことによりまして、第1回の部分の開催経費等の決算と言いましょうか、総額が確定したものですから、協賛いただいた方にお礼とそれから決算状況について今現在のお知らせと言いましょうか、お礼で回っているところです。まだ、時間がなくて全体を回れておりませんけれども、順次、ご説明等でお伺いしているところでございます。

 第2回につきましても、ご賛同いただける方の協賛をいただいて実施してまいりたいと思っています。昨年同様、十勝毎日新聞社も実行委員として参画していただきまして、イベントの周知等を行っていくのですけれども、その中で、協賛いただいた事業所さんにつきましては、広告協賛という形で紙面の中に掲載していこうと考えています。

○委員長(桜井崇裕) 佐藤委員。

○委員(佐藤幸一) 決算書をいただきました。協賛金は皆さん出してやった行事でありますが、どこにどのような、支払明細がわからないものですから、このことにつきましては、金銭効果があったのかどうかをお聞きしたいと思います。

○委員長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) イベントに係る経費の内訳でございます。町内において調達できる部分については町内において発注をしています。また、町内において準備できないもの、対応できないものについては、町外に発注しています。金額の割合としては概ねと言いましょうか、おおまかに言うと、町内が2割、町外が8割という状況でございます。昨年7月議会で補正予算を議決いただきまして準備を進めてきたところなのですが、開催日が9月16日ということもありまして、イベントに係る時間が、準備期間が短いということがありまして、時間をかければ町内で調達できる部分もあったのですが、イベントの準備期間が短かったところから、町外にという部分もあったことは事実でございます。

○委員長(桜井崇裕) 佐藤委員。

○委員(佐藤幸一) やはり、町内が2割、町外が8割ということは納得できません。清水町でやる行事なので清水の業者を使っていただきたい。執行側はたくさんの人が集まったので大成功と私たちも聞いております。しかしながら、いろいろな声を聞いてみますと、丼の数が少ない、量が少ない、せっかく来たのに食べられなかったと大きな苦情も届いております。このことについて何か考えはあるか聞きたいと思います。

○委員長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) まず1点目、かかる経費の町内事業者への発注等についてですが、先ほど説明させていただいたとおり、準備期間が短いということもありまして、町外の事業者にお願いした部分が多少ございました。その部分については新年度、9月8日ということで早々に開催日も決定しておりますし、準備期間も昨年より長くできますので、町内の事業者さんにご迷惑をかけない期間を設ける、準備ができると考えておりますので、可能な範囲、町内事業者に発注したいと考えております。

 それから、当日の評価、反省点でございますが、佐藤委員がおっしゃるとおり、たくさんの方に来ていただきました。予想を超える方に来ていただいたのが現実でございます。実行委員会で準備をしていた、目標としては5,000食、メインとなる丼については5,000食を用意しようということで準備を進めてきました。結果としては5,400食くらい準備できたのですけれども、その予想を超える方に来場いただきまして、12時くらいにはほぼ売り切れる状態になって、事前の周知の中でも限定何食とかそういったような周知もしていなかったものですから、来場者から不満をいただいたと言いましょうか、そういったようなことを聞いております。次年度につきましては、提供食数についても増やしたいと考えておりますし、実行委員会の中でもそのようなお話をいただきました。時間をかけてどういった形で準備できるか、なるべく多くの方に満足いただいて、清水町の酪農資源、畜産資源であるとか、清水町のイベントに来ていただいて満足いただいて、清水町のことをイメージ良く思っていただくような、そんなイベントにしたいと考えています。

○委員長(桜井崇裕) 佐藤委員。

○委員(佐藤幸一) せっかく大きなお金を使うわけですから、いろいろな批判がないようにお願いをしたいと思います。終わります。

○委員長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。

 中島委員。

○委員(中島里司) 2点ほど。まず初めに155頁の、看板の取り替えということで、取り替えということは、先ほど課長から説明のあった、浄水場のそばに今あるのかな。ほかに町の観光看板が設置されている場所はないと理解してよろしいですか。

○委員長(桜井崇裕) 商工観光課長。

商工観光課長(斉木良博) 観光看板の箇所と言いましょうか、把握ですけれども、もう一箇所想定していたのは、高速道路から見える町営牧場の敷地内に立っている看板があります。そちらについても取り替えと言いましょうか、貼り替えの検討をさせていただきましたが、従前どおり、今、牛玉ステーキ丼の図柄と言いましょうか、看板になってございますけれども、こちらについては牛玉ステーキ丼のPRをするということで、ハーモニープラザと国道274号線沿いの浄水場付近の看板について「なつぞら」をテーマにした内容に貼り替えていきたいと考えております。

○委員長(桜井崇裕) 中島委員。

○委員(中島里司) 私が質問したのは、結局趣旨が、テレビドラマを広告媒体として生かそうという発想だと思いますが、それはそれとして、今聞いたのは、たまたま高速の横にある。あれ、年中見えるとは限らないよね。だから私はその辺を、逆に年中見えるためには、なかなか難しいかもしれないのだけれども、もう少しタッパを上げるとか、そういうことは考えられないのかなという思いで何か所あるか聞いたので、質問の主旨はそういうことなので、274の対応、もう一つ工夫をするという考え方を持てないのかどうかお答え願えればと思います。

○委員長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) まずは、高速道路から見える看板です。春から夏にかけて樹木が伸びて、看板が隠れるという部分については把握しています。その時期になりますと樹木の剪定・伐採について対応しているところです。まだ根本的にどうこうするという部分には至っていないのですけれども、季節に応じて対応しているところです。あと、看板の内容につきましては、十勝全体につきましては「なつぞら」応援推進協議会という協議会がございまして、現在もポスターですとか、のぼりなどを完成して、清水町の中でもそういったポスターの掲示などを進めているところです。十勝の協議会とも話をしながら中身をつめていきたいと思っています。

○委員長(桜井崇裕) 中島委員。

○委員(中島里司) 次に、156頁37番、肉・丼まつりの部分で、昨年の状況が成功という判断は非常にゆるい。というのはですね、大勢来ていただいて、会場に来てのぞいて、喜んで帰った人と、期待外れで帰った人の数の比較、対比した場合に、これは成功したとは言えない。喜ばしいことなのですけれども、感動して喜んだ人と、裏切られた気持ちで帰られた方から考えたときには一概にそうは言えない。それを一つの大きな反省点として今年度は食数も増やすとか云々ということになってくるのだろうと思うのですけれども、私はそういう理解をしています。それでですね、先ほど佐藤委員もちらっと言いましたけれども、私もちょっと食べて、足りなかったのです。というのは当然です。安いのですから。であれば、ほかの物ならはしごができるのだけれども、丼ものというのははしごが難しいですね。であれば、私は、チケットを1食ではなくて2食等のセットチケットを出すことによって、来て1種類の食べ物だけではなくて2種類、そしておなかがある程度満たされて帰る。こういうチケットをやりなさいと言う気はないのですが、そういうふうになっていれば腹は満たされたかなという思いがあるので、実行委員会がある中で、改善点として、どういう方法でやればいいかわからないのですけれども、そういう知恵も出し合う必要があるのではないかと。あるいは、食べ物と飲み物とうまく合わせて、単価が安いからその分、量を増やしてくれというのは難しいので、やればいいかわからないのですけれども、そういう知恵も出し合う必要があるのではないかと。あるいは、食べ物と飲み物とをうまく合わせて、単価が安いからその分、量を増やしてくれというのは難しいので、セットものにしてという部分も実行委員会で話題にしてほしいなと思いますがいかがでしょうか。

○委員長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 来場者の当日の満足度と言いましょうか、丼それからそれ以外のサイドメニュー等を購入して食べていただいて満足して帰った方、それから入口の時点でもう完売であったり、駐車場が入れなかったりして帰られた方の部分についても聞いています。役場職員でそれぞれ担当部署を分けまして、当日対応していました。そのあとそれぞれの部署から反省点ですとか改善点という部分で報告をいただいて、10月24日に反省会を開催いたしましたが、その後実行委員会においてもそれぞれの担当部署、それから実行委員として関わった中、来場者であるとか、知り合いからのご意見なども一定程度聞きながら、次回に向けての改善点を検討してきているところです。

 今おっしゃった、例えば2食セットという部分は実行委員会の中でも話は議論として出ました。実施できるかどうかという部分はまだわかりません。実施できる方法があればそのような形で、2食セットですとか3食セットというチョイスをして、1枚のプレートに乗せて提供できるような方法が可能であれば、そのような対応をしたいと考えています。

 それから、価格の設定でございます。第1回につきましては食券で対応しました。前売りは500円、当日は600円ということで、統一価格で実施をいたしました。それぞれの出していただいている丼の中でコストが違いますというか、それぞれの原価というものが違うということもございまして、実行委員会の中では一定程度金額の幅を持たせて、前売り券を金券制にして、100円券11枚を1,000円で売るとか、当日については、500円なら5枚、700円なら7枚出していただいて、その他のサイドメニューにも使えるような前売り券の販売をするとか、券がない方は現金で対応していこうと、そのような話を今つめているところです。それぞれの事業者さんが来場者に満足いただけるような丼をどのような価格でどれくらいのボリュームで出すかはそれぞれご検討いただきたいと思いますが、実行委員会としては来場者が良い印象を持っていただけるような提供になるように意見調整をしていきたいと考えております。

○委員長(桜井崇裕) 中島委員。

○委員(中島里司) 今の絡みなのですが、さっき警備関係のお話がありました。駐車場についてはどういうふうに捉えているのか、歩いて行ったのでわからないのですけれども、シャトルバス等を考えてどこか楽にとめられるようなそういう検討というのはされているのかどうかを質問としたいと思います。

○委員長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 駐車場につきましては、日本甜菜製糖の土地をお借りして、会場の道路を挟んで隣の土地を確保し、それから雪印、役場、文化センターの駐車場、農協にもお願いをして確保したつもりです。昨年度、シャトルバスを用意しないで実施をしたのですけれども、例えば車いすですとか、歩くのに少し不自由な方の声は駐車場の係から聞きました。そういった部分の改善点をどうしたらいいかという部分を検討しているところです。その中ではシャトルバスの運行も補助金の中で、できるかなということを検討したいと考えています。

○委員長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。

 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) まず、最初の1点目が、156頁の30番、清水町観光協会補助金の中の、先ほど説明があった軽トラック市、結構いろいろな場所でやられているかと思います。ちょっとお聞きするのですが、これが役場若しくはそういうところでやったときに、出店者から負担金を取っているという現状があると思います。例えば役場駐車場でやった場合、観光協会が主催の上で負担金を取る。利用料というか何というのか、場所によって取れるもののその理由、ちょっと難しいのかなと思ったりしたのですが、それは会の出席の負担金というふうに理解したほうがいいのか、それとも、観光協会が出店者から取るのはちょっと違和感があるかなと思ったりするのですが、それについてはどのように考えますか。

○委員長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) いわゆる軽トラ市の出店者負担金ですね。軽トラ市を開催するにあたりましては、それぞれが販売する野菜なら野菜の種類、そういったものについて取りまとめをして、2~3日前でしょうか、新聞折り込み等でチラシを入れています。周知を図る上での経費として出店者の方に負担していただいて、チラシの作成と折り込みをさせていただいています。出店者の負担金につきましては、売上高の1割、上限を1,000円ということで負担していただいて、今お話ししました周知に係る経費等について使用させていただいている状況です。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) わかりました。では、続いて37番の肉・丼まつりなのですけれども、先ほど佐藤委員から質問があった中で出てきた決算書なのですけれども、もしよろしければ、僕、ほかのところでは見たのですが、もう少し詳細が、もし決算書があれば、資料を要求したいと思うのですがどうでしょうか。

○委員長(桜井崇裕) おはかりします。ただいま鈴木委員から肉・丼まつりの決算書の資料要求がありました。本委員会として申出の資料を要求することに異議はありますか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。

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○委員長(桜井崇裕) 暫時休憩します。

○委員長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を再開します。

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○委員長(桜井崇裕) 予算審査特別委員会において要求しました、肉・丼まつりの決算書に関する資料について提出がありました。お手元に配付済であるかと思います。

 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 今初めて見るので少しお時間をいただきますが、まず1点、協賛金、いわゆるこれは寄附金というか広告料ということでよろしかったですね。それの問題というか皆さんからよくご指摘を受けるのが、大会実行委員長清水町長阿部一男さんの名前のもとで協賛金をお願いする文書とともに、その下には勝毎から連絡がいきますというような文面がありました。これは町長名が入っていたと記憶しているのですけれども、阿部町長の名前で勝毎が協賛金で行きますという書き方というのが法に抵触することはないにしても、一般倫理上ちょっと問題はあるのかなと考えたのですけれども、それについてはどのように考えられているかお聞かせください。

○委員長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 第1回目の肉・丼まつりを開催するにあたりまして、協賛金を募るということをさせていただきました。実行委員会から実行委員長名として協賛金のご依頼ということで文書を差し上げました。8月にたしか2回くらい出させていただいたと思っています。初回に出したものがわかりにくいというご意見もいただいたので、もう一度発送させていただきました。商工会の会員の方、それから観光協会、それから建設業協会会員ということでそれぞれに送らせていただきました。実行委員のメンバーとい言いましょうか、構成団体としては商工会、観光協会、建設業協会ということになっておりますので、それぞれの会員宛に委員長名で、委員長は町長ですので、その旨を記載しまして依頼の文書を出させていただきました。実際のところ、今まで、自分の記憶の中では新聞協賛広告と併せた協賛金の募集というのでしょうか、そういったことはなかったかなということもありまして、他町の例を参考にさせていただいて情報を得まして、その他町の依頼の方法を参考にして、このような文書を発送させていただいたというところでございます。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 次回やるときは、例えば建設業協会なら建設業協会長もおられますし、商工会長もおりますので、そこに一旦通しながら文書を流していくということで、2回目からはそのまま来ると思いますが、その辺の配慮をよろしくお願いしたいと思います。

 もう1点お聞きいたします。今いただきました書類の中で、警備、保険の支出の部があります。先ほど600万、去年の金額からやや相当数増えた中で警備を見直すという部分ですけれども、もともと費用をかけていなかったのかどうしたのか、ちょっと意味がよくわからないのですけれども、更に増やしていくのか、その割には40万円という見込みが狭かったのかどうなのかちょっと微妙だったのですけれども、今回増やす理由はどの根拠から来られるのでしょうか。

○委員長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 第1回目の実施の際に警備員が4名、警備会社と言いましょうか、発注をして対応していただきました。配置箇所につきましては、会場と5丁目道路の横断箇所ということで、横断歩道のそれぞれ2か所という感じで配置をさせていただきました。駐車場については建設業協会、それから役場職員で対応させていただいて、建設業協会には区画割から連日にわたって協力をいただきまして、駐車場の整備まで、当日は一日いっぱい対応をしていただきました。その中でやはりいろいろな苦情があり、予想を超える来場者の整理という部分で考えますと、警備員の部分、増強しなければならないということ、それから、先ほど中島委員から言われましたように、その他の駐車場との部分で、例えば文化センター等の駐車場から歩いて来る方もいるので、範囲も広くなるのかなと考えておりますので、警備員について人数を増やすというのでしょうか、配置をしていく考えでございます。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) わかりました。あともう1点、私も仕事上、建設業協会に入っておりますので、そこでこの質問をするのはいかがなものかなと思いつつも、建設業協会においては、ボランティアというよりは建設業協会で負担をしている。1人当たりの日当を支払っているので協力してくれという形でやっていたと記憶しています。更に個別の建設業に対しても15,000円以上の広告費を、現実的にはもう、間接的も含めて多くの負担をしているという形になっています。先ほど佐藤委員も言われましたけれども、600万円と設定したのには、協賛金はいらないのではないかというようなお話もありましたけれども、目に見えない経費がたくさん実は出ているのですが、その辺の把握状況又は今後お金の部分はどうすべきか、まずは1つずつ質問した方がいいですね。まずそういう部分ではどのくらいの把握をされているのかお聞きします。

○委員長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 全体経費の内訳と言いましょうか、積み上げをどこまで具体的にしているかというような内容でしょうか。実際には第1回目の反省点がございまして、その中で例えば警備を増強するとか、テントの数が昨年度は清水町のテントをほぼ全部使ったと思っています。出店者を増やすとなれば足りないという状況もありますし、またイベントとしての演出と言いましょうか、そういったような部分からテントの設営を外注するということも考えたりしています。そういった部分についての大まかな、概ねの金額の見積もりという部分はございます。アトラクションと言いましょうか、ステージイベントの充実の部分ですとか、そこの部分についても2時間なり5時間なり開催する中で、何時間ステージイベントをやるかという部分を考えると、もう少し充実をさせていこうという内容を考えていって、全体的には大まかなそれぞれの予算額の積み上げから600万円という積算になったところでございます。協賛金につきましては、昨年度予算としては25万円というふうに見ておりました。結果としては百四十何万円の協賛金をいただきました。第1回目ということで、いろいろな企業から協賛をいただいて、「がんばれよ」ということで支援をいただいたと思っています。第2回目については同様の形には多分ならないだろうと思っています。その部分では、協賛金の額については減額をしたいというような見積もりの中で、全体経費を算出して600万円というような金額を補助金として計上させていただきました。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) だんだん自分でも何を聞いていたのかわからなくなってきましたので、この辺にしたいと思いますけれども、あえてお願いをするならば、昨年が肉関係ということで、最初に出てくる業者が牛玉丼であり、元々やっていた人たち、更には牛とろ関係、牛とろの日ですから。それでは数が足りないということで飲食店に更に呼び出しをとか、広報をかけたりしてやっていたのもわかっていますけれども、まだまだ参加されていない事業者もいると思いますし、それが町全体に広がるような、飲食店もみんな協力しているかといったらそうでもなく、残念ながら突然降って沸いたまつりで協力したくてもできないし、別に特別な依頼もないから協力する必要もないのかなというような残念な話が町内でありますし、現実的にはもうちょっと親切・丁寧にやって、呼びかけをして、町の一つの大きな本当のお祭りになるようにやっていただきたいと思います。その辺丁寧にやっていただきたいのですがよろしいでしょうか。

○委員長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 事業者のご依頼と言いましょうか、出店のお願いについては、大変苦労しました。先ほどおっしゃったような牛玉ステーキ丼ですとか、牛とろ丼の部分についてはイベントへの出店もされているということで、日程の調整等もあったのですけれども、お願いをしてきたところですが、一定程度の業者を想定する中で、たくさんの事業者に参画いただいて提供するということで精いっぱい努力をさせていただいたつもりです。例えば商工会の飲食業部会の中で7月でしたか、昨年の7月に設立したのですよね。なので、その設立の会議の中でこういったようなイベント、ご存じのとおりだと思うのだけれども、こういったイベントがあるので出店を検討してくださいということをまず説明させていただいたり、それから個別の事業者さん、お店にお願いをさせていただいたりしました。自分の考える限りでは肉・丼まつりというテーマの中で出店いただける部分、声をかけさせていただいたと思っています。その中でもなかなかイベントに参加できるという部分では難しいという事業者さんもおりました。それはその事業者さんの事業形態もあるかと思いますけれども、第1回目ということもあって、どれくらいのお客さんが来るのかわからないし、どんなようなイベントなのかもわからないという中で、躊躇もあったのかなと理解をしています。第1回目、ああいったような形で終わりましたので、概ねのイメージですとか実施内容という部分も説明でき、それぞれ事業者さんもイメージができると思いますので、もう一度広く募集をかけながら、若しくは町内で事業者さんが、参加できる事業者さんの中で昨年同等の来場者に対して満足に提供できないよ、そのような状況であれば町外の事業者さんにも声をかけ、ただ、何の要件もなく町外の事業者さんに出店してくださいということにはなりませんので、町内の資源と言いましょうか、食材を使うとか、そのような要件を付けて参加をいただくようなことは実行委員会の中でも議論しています。ただイベントを開催してたくさんの人が来ればイベントは成功だとは思っていません。清水町の食の資源ですとか、清水町の雰囲気ですとか、賑わいというものを感じていただいて町外の方がイベントに来ていただいて満足して帰る。清水町の印象を良くしていただく、昨年は、バスツアーは2社ほどだったのですけれども、町外の方が来やすくなるようにもう少しバスのツアー等も営業と言いましょうか、説明をさせていただいて、ご用意いただけるのであればそういったようなものも実施できるようなお願いというものをさせていただきながら、いわゆる交流人口、関係人口の層から、最終的には地域の活性化だったり、人口減少対策だったり、そういったことまで見据えながらイベントを実施していきたいと考えております。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) わかりました。がんばってくださいというよりは一緒になってつくっていきましょうというエールを贈りたいと思います。あともうちょっとで終わりますので。1回目からなぜかというか、声をかけてくれたのが十勝毎日新聞だということは存じております。ただイベンターについては道新さんもあったりするのですよね。これもやはり1回目が勝毎さんだったので、また2回目も勝毎さんですということで、単純にそれでよろしいでしょうか。

○委員長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 鈴木委員がおっしゃるとおり十勝毎日新聞社さんからお声掛けをいただいたということも事実でございますし、お声掛けをいただいたからこそ実行委員会の中に入っていただき、いろいろな周知もできた、町外の部分についてのPRもある程度できたと考えております。当日の来場者、想定を超える来場者についても、十勝毎日新聞社の事前の広告と言いましょうか、そういったPR、それから記事の掲載の部分について多大なる協力と言いましょうか、実行委員会としての認識のもと大変素晴らしいというか、やっていただいたなという認識を持っています。第2回目についても第1回目の経験、それから流れという部分ももちろん知っていますので、昨年からそして先月かな、実行委員会を開催していますけれども、実行委員会は1回1回開催するのではなく、継続をするということで規約の改正をいたしました。参画者については先ほど何度も申し上げましたが、商工会、建設業協会、観光協会と十勝毎日新聞社という形で継続をするということを、今現在はそういう形で進めたいと思っています。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 別に勝毎さんがきらいなわけではなくて、大好きな新聞社でございますし、ほかもきらいなところは一つもありませんので協力して、千年の森もありますので、協力していただければと思います。

 今回の肉・丼まつりにおいて例えば、本人がいないので言いやすいのですけれども、印刷物等々、勝毎さんばかりになってしまったというところもあったので、その辺は気を付けてやっていただければと思うのですが。

○委員長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 先ほども答弁させていただきましたが、事業期間を開催日に間に合わせるという部分でとても時間がなくて、ちょっと忙しすぎて記憶がない部分がありますけれども、例えば印刷物、デザインができて修正を加えるという部分ではやり取りを何回かすることを考えると、大変申し訳なかったのですが町外の部分を選択したというのは事実でございます。第2回目については期間がございますので、町内の事業者さんに発注ができる部分については時間の余裕を持って発注をしながら進めたいと思っております。

○委員長(桜井崇裕) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) ぜひよろしくお願いしたいと思います。町長、副町長に最後お聞きしたいのですけれども、商工観光課の、正直言ったら賞を取って、9月1日にやりませんかというようなお話をいただいた。年度途中の補正を組んでやった事業ということで、本当は当初からあれば現場も混乱しなかったと思うのですが、本来業務が本当にやるのに精いっぱい。今の人数というのは多分どこの課も最小限でやっている。マンパワーに頼りすぎる。もしかしたらそれこそ何日か前から僕も言っていますけれども、働き方改革の部分で真剣に考えなければならないのだけれども、この1万人近くの規模の、1万人はいない、五千何百食か、下手したら1万人近く来るイベントをするには、商工観光課だけでは絶対無理。もちろん実行委員会でやっているよと言っていますけれども、現実やっているのは課で、4人でその労力たるものは記憶にないと言うぐらいだろうと思います。状況としてしっかり職員のフォローをぜひ町長と副町長にお願いしたいと思います。

○委員長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) この部分につきましては、実は表にはそんなに出ていないのですけれども、役場の中でも実行委員、事務局はもちろん、肉・丼まつりの委員長は私だし、事務局は商工観光課なのですけれども、その中で更に十数人の事務局の職員を募って、しっかりとそういう人たちとの連携の中でしていますので。確かに、初めてのお祭りですし、意気込みとしても頑張ってやるよということでしたので、少し過重になったところはありましたけれども、目に見えないところでは役場の中で、いろいろな課の中で支援をしながら実行委員会の事務局部会みたいな、そういうものをつくりながら今までやってきたということもありますので、今後もそういう中でやっていきたいと思いますし、2回目ですから準備が早くできるということと、更に本人たちも慣れてくるということも合わせて、今までよりも協力体制はしっかりとつくった中でやっていきたいと思います。ただ、言われたとおり9月16日が牛トロに認定されたという情報を聞いて、私は牛トロの応援に行ったり、牛玉の応援に行ったりしていたのだけれども、何かの肉に関するお祭りをやりたいなというところもあったのだけれども、そのきっかけをなかなかつかめないでいたのだけれども、牛トロという話が、それはもうわからなかったのですね。決定されるそうだよという話を聞いて、認定されるということになった時に、今やらなければ熱が下がっちゃうなということもあったので、がんばって、大変だったけれどもやって、先ほどの話にもあったように、新聞でも発表されたように大成功だという発言はしているのだけれども、その代わり大きな、たくさんの反省はありますよということのなかで、その反省を今一つずついろいろと解決していくような流れで、もう既に次年度に向かっては2、3回の会議をしてどうするこうする。あるいは昨年のうちに十分反省会をして、本当にこんなに挙がるのかというくらい反省項目が挙がってきていますので、一つひとつ今のうちから、課長もずっとお話ししていましたように、開催できるような努力をして、1回目よりも更にパワーアップした内容で実施したいというようなことは思っているところでございます。

○委員長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ声あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑を終わります。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第7款1項3目、観光施設費、156頁から157頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ声あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第7款1項4目、消費経済費、157頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 山下委員。

○委員(山下清美) 消費者協会の関係で、今いろいろな部分でニュースになっていて、いろいろな詐欺の関係が出てきているものですから、清水町の相談件数だとか、あるいはそれを防止できた、あるいは被害に遭ったといった部分の数字があれば教えていただきたいと思います。

○委員長(桜井崇裕) 町民生活課課長補佐。

○町民生活課課長補佐(大尾 智) 消費生活相談ということで、消費者協会のほうに委託をしまして、相談業務を引き受けていただいております。その中で、月曜日から金曜日まで、10時から3時までということで、相談員を置いて相談業務にあたっておりますけれども、過去の件数を見ますと、平成17年からの相談業務でありますけれども、始まった当初は200件程度ありました。年度によって多かったり少なかったりということはございますけれども、近年では大体100~120件程度の相談件数となっております。ちなみに平成30年度は1月末までで84件の相談がございました。

 相談件数の中で具体的に金額の相談があるものがございます。例えば平成29年度ですと、相談の中で契約件数、金額ということで100万円程度の、相談の中で出てきた数字ということでございました。その中でいろいろアドバイス等を行いまして、例えばクーリングオフを勧めて手続きをしていただいただとかそういうことで、救済金額として68万円ほど解消させてあげることができたということがございます。

○委員長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ声あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑を終わります。

 これで商工費の審査を終わります。

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