平成31年度予算審査特別委員会(3月14日_消防費)

○委員長(桜井崇裕) これより第9款消防費、173頁から176頁の審査を行います。

 担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。

 総務課参事。

○総務課参事(城 俊正) 消防費につきまして、目ごとに前年度と比較して主な増減理由の説明をさせていただきます。

 まず、173頁をお開きください。1項1目消防負担金ですが、27,391千円の増額であります。消防負担金につきましては、私ども上部消防の事務を共同処理するために、十勝全域を対象とした組織として平成28年4月から運用開始となっておりますとかち広域消防事務組合の消防局費などの共通経費と、清水消防署費、職員費などの個別経費からなっております。主な増額の要因は個別経費の職員給与や共済費などの職員費の増額で、平成31年度定年退職予定者3名に対しまして、先行して職員2名の採用を予定しておりますことと、給与改定及び北海道市町村職員退職手当組合への追加負担金の支出によるものであります。

 続きまして、1項2目消防団費でありますが、本年度26,028千円で、8,188千円の減額であります。主な要因といたしまして、平成30年度に次の2つの事業が終了したことが挙げられます。1つ目は消防団員の安全装備充実を目的とした防火衣更新事業、2つ目は清水消防団が装備しております26年経過し老朽化した小型消防ポンプの更新事業が完了したことによるもので、合わせて12,465千円が減額となっております。

 また、新規計上予算といたしまして、御影消防団が北海道消防協会主催により平成31年7月19日に開催される、平成31年度北海道消防総合訓練大会に小型ポンプ操法の部で出場予定となっており、延べ65日間の訓練を想定しておりますが、訓練、費用弁償などにかかる経費として3,420千円を計上しております。なお、本大会出場に向け、本年1月中に訓練が開始されているところでございます。

 続きまして、175頁になります。18節備品購入費11番、消防団員貸与被服2,889千円でありますが、これにつきましては新入団員用の被服及び先ほどご説明申し上げました総合訓練大会出場に関わる被服購入費のほか、平成26年2月に、これは消防庁告示基準でありますが、消防団員服制基準が改正されまして、活動服の機能性と視認性の向上を目的に仕様変更が図られました。訓練、災害等活動現場での安全性を確保する観点から、活動服を更新する必要性が生じましたため、清水・御影両消防団員、実員数の83着分、金額にしまして1,918千円を計上し、一括更新を予定しております。

 次に、1項3目消防施設費、15節の工事請負費でありますが、本年度予算額29,972千円で、24,965千円の増額となっております。10番消火栓設置工事として、水利不足地域に2基の消火栓新設を計上し、これに対して3,251千円の予算を計上しております。

 176頁をお開きください。主な増額の要因となりますが、16番防火用水管路布設替工事に23,048千円を計上していますが、昭和39年よりホクレン清水製糖工場と共用しておりますペケレベツ川導水管の老朽化対策を目的とするものでございます。なお、ホクレン清水製糖工場との間で年間取水許可水量に応じて負担割合を協定書に基づき定めており、工事費総額のうち算出した16,693千円、約72.4%をホクレン側負担分として諸収入で受け入れる予定としております。

 以上、所管する消防費について主な増減理由の説明をさせていただきました。

○委員長(桜井崇裕) これから順次質疑に入ります。

 第9款1項1目消防負担金、173頁の審査を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ声あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第9款1項2目消防団費、173頁から175頁の審査を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ声あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

○委員長(桜井崇裕) 次に、第9款1項3目消防施設費、175頁から176頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ声あり)

○委員長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

 これで消防費の審査を終わります。

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