平成31年度予算審査特別委員会(3月15日_歳入1)

○委員長(桜井崇裕) 一般会計予算、歳入等の審査を行います。

 第1款町税、13頁、14頁の審査を行います。

担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。

 税務課長。

○税務課長(小林秀文) 町税の概要についてご説明を申し上げます。予算書の10頁をお開きください。歳出歳入予算事項別明細書の表であります。1款町税、本年度予算額が1,316,359千円と、前年度に比べまして110,297千円の増となっております。率にして8.4%の増でございます。増額の理由につきましては、先にご説明いたします。

 本年度の町税予算額の見積もりにつきましては、平成30年度の課税実績額をもとにできる限り31年度の課税額に近い金額を見積もるということに努めて予算見積もりをしたことによって、昨年度の税収が好調でありましたので、このような増額となったところであります。

 次に、13頁をご覧下さい。町税1款、個人町民税現年課税分でございます。計上額が480,900千円、前年度に比べまして48,000千円の増額となっております。この点につきまして、若干ご説明いたします。課税総所得につきまして、基幹産業の農業が主要作物であります小麦収量が前年度に比べて低かったものの、酪農、畜産を中心に堅調に推移しているということがありまして、その他関連産業においても好調で維持しているとのことで、平成29年度の課税実績をベースに、それを参考として答申いたしました。内容といたしましては、均等割額が16,400千円、所得割の所得区分といたしまして、給与所得が345,000千円、農業所得が96,000千円、その他事業所得を22,000千円見込んでおります。

 次に、2目法人町民税でございます。法人町民税につきましては、町内の3大法人の前年度の予定納税額を参考にしながら、微増の5,000千円の増額となりました。内訳といたしましては、法人数を155法人、均等割額が40,000千円、法人税割額が45,000千円を見込んでおります。

 次に、固定資産税であります。固定資産税現年課税分は643,000千円、前年度に比べまして、57,000千円の増となっております。増額計上としたのは、評価替えの中間年度として、課税額が据え置かれることから、前年度の課税実績をもとに、新築家屋分等の増額分を見込んだところであります。内訳といたしましては、土地に係る分が76,000千円、家屋が298,000千円、償却資産が269,000千円を見込んでいるところであります。

 3項、軽自動車税であります。1目現年課税分については、27,000千円を計上したところですけれども、課税額の6割を占める4輪自動車につきまして、新規購入分と廃車分、それぞれがほぼ同じということで、前年度と同額の範囲ということでの計上となりました。

 次に、2目、軽自動車税環境性能割でございます。この税目自体は平成28年度税制改正において、軽自動車の車体課税の見直しにおいて、これまでの自動車取得税に代わって創設され、平成29年度施行の予定でありましたが、消費税10%の引き上げが平成31年10月1日に延長されたことに伴い、これに合わせて制度施行が2年半延期されました。そのことによりまして、今回計上するものです。軽自動車環境性能割は北海道が徴収し、町に交付される方式により課税されるもので、北海道が示した試算により、今年度分については800千円の予算計上を行ったところでございます。

 次に、町たばこ税につきましてご説明いたします。町たばこ税につきましては、昨年10月の税率改正以降、たばこ販売本数、消費本数ですけれども、推移が減少していると。喫煙者は減少傾向になっているということもありまして74,000千円の計上をいたしました。前年度と比べて1,000千円の減としたところであります。

 以上、町税の見積もりについてのご説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

○委員長(桜井崇裕)  これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 口田委員。

○委員(口田邦男) ちょっと教えてください。軽自動車税についてお伺いいたします。清水町は軽自動車税の収納率が100%だと取り沙汰された時代もあったのだけれども、今回この滞納分をみておりますよね。これどういう意味で滞納分を加えているのですか。

○委員長(桜井崇裕) 納税係長。

○納税係長(藤田晴紀) 滞納分について、5千円計上しておりますが、今年破産した会社がありまして、徴収が難しい見込みがありまして、その分を計上させていただいております。

○委員長(桜井崇裕) 口田委員。

○委員(口田邦男) 決算までまだあるので、これ、収納不可能と判断してここへ計上したものかどうかということを教えて。

○委員長(桜井崇裕) 納税係長。

○納税係長(藤田晴紀) 今現在、交付要求中でして、その会社については破産管財人のほうで処理をしていただいていまして、役場としては交付要求という形で進めさせていただいております。

○委員長(桜井崇裕) 口田委員。

○委員(口田邦男) いいのだけれども、まだ決算まで時期があるのに計上するということは、収納する気がないのかなという返しに立ったわけさ。課長ちょっと説明してください。

○委員長(桜井崇裕) 税務課長。

○税務課長(小林秀文) ただいま係長から説明しましたとおり、破産した会社に対して、軽自動車税の未納分を請求しております。交付要求ということでありますけれども、それが最終的に交付要求を行って裁判所の破産管財人のほうで配当を受けるのが出納整理期間の5月に見込めない、5月よりずれるのではないかということもありましたものですから、このような計上をいたしましたけれども、配当していただけることを期待しているところであります。

○委員長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(桜井崇裕)  質疑を終わります。

 これで町税の審査を終わります。

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○委員長(桜井崇裕) 次に、第2款地方譲与税15頁、第3款利子割交付金16頁、第4款配当割交付金17頁、第5款株式等譲渡所得割交付金18頁、第6款地方消費税交付金19頁、第7款ゴルフ場利用税交付金20頁、第8款自動車取得税交付金21頁、第9款地方特例交付金22頁、第10款地方交付税23頁、第11款交通安全対策特別交付金24頁、以上、第2款から第11款までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば、説明願います。

○委員長(桜井崇裕)  これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(桜井崇裕)  質疑なしと認めます。

 これで第2款地方譲与税から第11款交通安全対策特別交付金までの審査を終わります。

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