○議長(桜井崇裕) 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第126の規定により議長において、
5番 鈴木孝寿 議員
6番 佐藤幸一 議員
7番 西山輝和 議員 を指名します。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 日程第2、会期決定についてを議題とします。
お諮りします。本定例会の会期は、本日から3月23日までの12日間にしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。
会期は、本日から3月23日までの12日間に決定しました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 日程第3、諸般の報告を行います。
事務局長。
○事務局長(田本尚彦) (諸般の報告 事務局長 朗読)
○議長(桜井崇裕) これで、諸般の報告を終わります。
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○議長(桜井崇裕) 日程第4、行政報告を行います。
町長から行政報告の申出がありました。これを許可します。
なお、自席において発言願います。町長。
○町長(阿部一男) (行政報告 町長 朗読)
○議長(桜井崇裕) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可します。
質疑ありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これで行政報告は終わりました。
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○議長(桜井崇裕) 日程第5、町政執行方針について。
町長より、令和3年度町政執行方針を述べていただきます。町長。
○町長(阿部一男) それでは、私のほうから、令和3年度町政執行方針を申し上げます。
Ⅰ、はじめに。
令和3年第2回清水町議会定例会の開会に当たり、町政執行に対する所信を申し上げ、町議会議員並びに町民の皆様に御理解と御協力をお願い申し上げます。
私は平成29年2月、清水町長に就任以来、1期4年を経て、先月、町民の皆様の御支援の下、無投票当選の栄に浴し、2月28日から2期目となる町政を担当させていただくこととなりました。
顧みますと、就任当初は、平成28年の台風災害により過去に類を見ない被害を受け、清水町は疲弊していました。1期4年間は「着実に前へ」をキャッチフレーズに、災害復興をはじめ、経済基盤の充実、人口減少、少子高齢化への対応等、様々な課題に取り組んでまいりました。
さらに、任期最終年度には、新型コロナウイルスにより社会の在り方が大きく変わりました。役場内において集団感染事例が発生し、町民生活に大きな影響を及ぼし、自分自身の考えを改めなければならないこともたくさんありました。
目まぐるしく変化する社会情勢の中、課題は山積しておりますが、私は、清水町の高いポテンシャルと可能性を信じています。
基幹産業の農業は、大きな基盤の上に成り立ち、生乳生産は146千トンと十勝で第1位の生産量を上げるなど、農業粗生産額は2年連続で30,000,000千円を突破しております。さらに、大規模な工場や地域に根差した食品製造業もしっかりしており、地域の経済基盤は強い町です。豊かな自然環境に恵まれ、道東の玄関口として、交通の要衝であり、地理的な条件にも恵まれています。
令和3年度からスタートする第6期の総合計画では、まちの将来像を「まちに気づく まちを築く とかち清水~想いをミライに繋ぐまち~」といたしました。
先人から受け継いできた、すばらしい町の資源や魅力に改めて気づき、長期的視点に立って持続可能なまちづくりを実践し、これまでも、これからも住み続けたいと思える町を築いていく決意であります。
私の2期目のキャッチフレーズは、「清水町を新たな舞台へ」です。
新年度においては、新型コロナウイルス感染症対策を重点に、着実に一つ一つ課題を克服し、その後、チャンスを逃すことなく、限られた財源の中ではありますが、人口減少、少子高齢化社会に対応するため、清水町の強み、魅力を最大限に生かし、新たな舞台を開いていきたいと考えております。
ここに、新年度の主要な施策につきまして、基本的な考え方を説明させていただきます。
Ⅱ、町政執行の基本方針。
1、町政を取り巻く環境。
我が国の経済状況は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況の下、政府は、経済財政運営と改革の基本方針2020を踏まえ、新たな日常の実現のため、地域社会のデジタル化や防災・減災、国土強靭化、地方創生の推進、地域社会の維持・再生などの重要課題に取り組めるよう、地方が安定的な財政運営を行うために必要となる地方交付税等の一般財源総額について、交付団体ベースで令和2年度を上回る額を確保し、その財源規模は89,806,000,000千円、前年度比1.0%の減となり、地方交付税の出口ベースに当たっては、17,438,500,000千円、前年度比5.1%の増となりました。
2、本町の財政状況。
令和3年度の当初予算につきましては、一般会計は8,008,000千円、前年度比2.8%の増、一般会計と特別会計、公共企業会計を合わせた予算総額は11,678,400千円、前年度比3.5%の増となったところであります。
歳入につきましては、新型コロナウイルス感染症及び固定資産税の評価替えの影響により、町税を前年度比5.2%減と見込みつつ、主要財源の普通交付税につきましては、公債費算入額の増や基準財政収入額の減等により2,840,000千円、前年度比2.2%の増として予算計上したところであります。
歳出では、公共施設、インフラの老朽化対応等による財政需要が増加している中、社会情勢の変化を的確に捉え、住民生活の安定に向けた各種施策を着実に進めてまいります。
3、今年度のまちづくりについてであります。
令和3年度は、3つの視点からまちづくりに取り組んでまいります。
1つ目は、安心・安全という視点です。
医療、福祉、教育などのサービスを効果的に切れ目なく提供し、町民が健康で心豊かに過ごすための施策に、今年度は最も重点を置いて取り組んでまいります。
まずは、新型コロナウイルス感染症の予防対策をはじめとする安全・安心な暮らしと、生活の安定を図ります。ワクチン接種をはじめとする予防体制を充実するとともに、町民の皆さんが安心して医療を受けられるよう、町内医療機関の安定した体制確保に向けて支援を行ってまいります。
また、少子高齢化社会に対応する施策に継続して取り組み、健康ポイント制度や地域サロンなどの健康づくり活動を充実させるとともに、老朽化した体育館の建て替えに向けて基本設計を実施し、安全で安心な環境づくりを推進してまいります。
あわせて、新婚世帯助成金、出産祝い金、高校生までの医療費無料化、義務教育費の保護者負担軽減など、結婚から出産、子育て、教育へとライフステージに合わせた切れ目ない支援を実施し、安心して子供を産み育てられる環境づくりに取り組んでまいります。
2つ目は、産業振興という視点です。
地域経済の牽引役である農業を中心に、商工業を充実し、持続可能な産業構造を確立していく施策に取り組んでまいります。
新型コロナウイルス感染症により疲弊した町内経済の立て直しを優先し、プレミアム付き商品券の発行等、経済の町内循環、消費喚起に取り組んでまいります。そのためには、商工会、農協等の経済団体とより一層、情報交換、連携を進め、経済状況を鑑みながら、不足している対策は、迅速に実施したいと考えております。
今後、農村部を含む町内全域にブロードバンド環境が整備されることから、時代に即応したスマート農業の導入など、Society5.0社会に対した経済活動に向け研さんを重ねてまいります。
3つ目は、定住促進・魅力発信という視点であります。
自然豊かな環境を生かし、より機能的で住みやすい定住環境づくりに取り組みます。魅力あふれる清水町の強みを町内外に発信してまいります。
昨年度から、新型コロナウイルス感染症により、観光をはじめとする交流人口増加の取組に影響が出ていることから、今年度は、大型イベントによる清水町の魅力発信、交流を控え、人々の意識・行動変容を踏まえ、都市部から地方への関心の高まりを、清水町への人、仕事の流れにつなげていきたいと考えております。
清水町の強みである交通の利便性、豊かな自然、食と農、渋沢栄一翁が設立した十勝開墾合資会社などの情報を効果的に発信し、人を引きつけるまちづくりを進めてまいります。地方への関心の高まりをチャンスと捉え、移住・定住の情報発信に力を入れ、人口減少対策につなげたいと考えております。
次に、総合計画に定める6つの体系に沿って、主な施策を改めて御説明いたします。
Ⅲ、主要政策の推進。
1、安全・安心に暮らしつづけるまち。
町民が住み続けたいと思えるまちづくりを進めていくために、人に優しい快適な生活環境の整備を推進する必要があるため、自然に負荷をかけない地域循環型まちづくりを推進するとともに、防災対策や消防体制、交通防犯対策など、次世代につなぐことができる安全・安心な生活環境を確保できるまちを目指してまいります。
環境保全に関しては、美しい自然を次世代につなげていくため、環境教育の機会を充実し、人や社会、環境に配慮した消費行動の推進に取り組むとともに、森林環境譲与税を有効に活用し、森林の継続的な整備を推進し、自然環境の保全に努めてまいります。
また、バイオマス産業都市推進協議会などにおける調査研究や関係機関との連携を図り、地域再生エネルギーとしてバイオガスプラントの導入について、普及促進に努めてまいります。また、地域循環型社会の構築を目指し、引き続きごみの減量・再資源化について、町民、事業者等と連携して進めてまいります。
交通安全対策につきましては、関係機関と連携しライフステージに応じた町民参加型の交通安全教育を充実するとともに、高齢化に対応するため公共交通機関の利用促進、運転免許証の自主返納を支援する取組を進めてまいります。
防犯対策については、地域住民による自主防犯活動を支援し、巡回パトロールや子ども110番の家・店の登録を引き続き推進し、見守り体制の充実を図ってまいるとともに、消費生活の安心を図るため、消費生活センターと連携し、被害の早期発見と経済対策を進め、出前講座などの消費者教育を進めてまいります。
防災対策については、平成28年の大雨災害を教訓とした防災設備の備蓄の充実に加え、感染症対策を強化した初動体制の確立を図るとともに、防災行政無線による迅速で確実な情報伝達に努め、地域の力で地域を守る取組を進めてまいります。
2、健やかで笑顔あふれるまち。
少子高齢化が進行する中、町民の健康増進や福祉の向上のために、予防対策や自立支援の充実、地域と一体となった切れ目のない子育て支援などにより、安心して子供を産み育てることができ、そして、全ての町民が支え合い、健やかに生活することができるまちを目指してまいります。
町民一人一人の健康意識を高め、健康づくり活動を推進するとともに、各種健康診査に係る受診率の向上を図るため、普及啓発や受診勧奨等の取組を進めてまいります。また、高校生までの医療費無料化等、ライフステージに合わせた切れ目のない支援を継続し、町内医療機関の安定した体制確保に向けて支援を行ってまいります。
高齢者への支援については、地域包括支援センターを中心に、関係機関と連携を図り、各種事業を実施するとともに、第8期清水町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画に基づき、効果的な介護サービス等を提供してまいります。
障害のある方への支援については、第6期清水町障がい福祉計画・第2期清水町障がい児福祉計画に基づき、相談体制の充実と支援制度の普及を進め、障害の状況に応じたサービス等を提供してまいります。
子育て支援については、子育てしやすい環境の充実と子育て世帯の不安や悩みに寄り添った支援を行うため、ライフステージに合わせた支援と相談窓口の充実を図るとともに、保育施設において、安定したサービスを提供するため、環境の整備に取り組んでまいります。
3、学びから生きる力を育むまち。
生きる力と郷土愛を受け継ぐ学びを推進し、確かな学力と豊かな心を持つ人材を育む教育を実践するとともに、町民が自主的に学び交流する文化やスポーツの機会を、地域と見つけられるまちを目指してまいります。
学校教育については、教育理念である「心響」と、その実践指標である「しみず教育の四季」に基づき、引き続き幼保・小・中の連携、少人数教育と特別支援教育の充実、修学旅行費等の保護者負担軽減、GIGAスクール構想の実施、学校給食の充実など、次代を担う子供たちの生きる力を育んでまいります。また、コミュニティ・スクールの推進と充実を図るとともに、義務教育を一貫して系統的、継続的に行う小中一貫教育の実現に向けた取組を進めてまいります。
高校振興につきましては、総合学科を先進校として特色ある教育活動を展開している清水高等学校との連携を深め、関係団体への支援を図ってまいります。
文化芸術活動については、多彩な文化芸術に触れる機会を提供するとともに、継承活動を支援し、町内の文化史跡や開拓の歴史を郷土の文化として学ぶ機会を創出してまいります。
スポーツ活動については、気軽にできる軽スポーツの普及や青少年のスポーツ活動を支援し、老朽化した体育館の建て替えに向けて基本設計を実施し、安全で安心な活動環境づくりを推進してまいります。
生涯学習については、学びの成果がまちづくりに生かされるよう主体的・継続的に学べる機会を提供するとともに、図書館システムの改修をはじめインターネットを活用し、多様な形態で学習することができる環境づくりを推進してまいります。
4、地域資源と産業を活かし挑戦するまち。
活力あるまちづくりを進めるために、食や農業などの強みを生かした十勝清水のブランド化を図るとともに、地域資源を生かした交流人口拡大によって、地域が潤いとにぎわいに満ちたまちを目指してまいります。
基幹産業である農業を持続していくため、異常気象に負けない農業基盤の整備を進め、農畜産物の生産性を高めてまいります。経営の大規模化に伴う労働力不足については、酪農ヘルパー組合の充実やスマート農業の推進により解決を図るとともに、家族経営の営農が継続できるよう、引き続き後継者対策や担い手確保にも取り組んでまいります。また、クリーン農業を推進するため、完熟堆肥や堆肥ペレット、消化液の有効性を普及し、耕畜連携を一層進めてまいります。
商工業については、人口減少や新型コロナウイルス感染症の影響により、消費購買力が減退して厳しい状況が続いていることから、町内の消費拡大や愛町購買運動を推進するために、商工会と連携し、プレミアム付き商品券の発行について支援するとともに、町内事業所の継続的な事業展開を支援するため、中小企業近代化資金の特例貸付制度を継続してまいります。
本町の最大の強みである、農畜産物のブランド化を推進するため、生産支援を行い、食育等を通じて地産地消を進めるとともに、十勝清水トラックマーケットや清水公園、十勝千年の森の観光情報ステーションにおいて、地場野菜や特産品の販売を促進し、町内外に向けて十勝清水ブランドの普及促進に取り組んでまいります。
清水町開拓の礎である十勝開墾合資会社を設立した渋沢栄一翁の功績を、町の重要な資源として町内外に広くアピールし、観光振興につなげてまいります。
5、快適で安らぎを感じられる住みよいまち。
人口減少や少子高齢化が進行する中、町民誰もが暮らしやすいと感じることができる豊かな基盤整備を進めるとともに、長期的視点で居住機能や公共交通などを、小さくても質の高いサービスを提供し、町民の満足度を高めることを目指してまいります。
道路整備については、引き続き計画的に事業を進めるとともに、国道や道道整備についても積極的に要請活動をしてまいります。公園については、中央公園、御影公園の遊具設置等をはじめ、異世代が交流できる環境を整備してまいります。
水道及び下水道については、安全な水の安定供給と生活環境衛生を維持するため、施設の適正な管理に努め、計画的な施設更新を実施してまいります。
また、高齢化の進展とともに大きな課題となっている、交通手段の確保については、コミュニティバスや清水帯広間バス、買い物銀行バスなどの運行を継続し、交通弱者に対し効率的で利便性の高い移動支援を進めてまいります。
移住定住施策については、仕事や住宅、暮らしなど移住希望者の視点に立ったきめ細やかな情報発信を行い、コロナ禍の中、オンラインによる移住相談の充実を図り、移住者への賃貸住宅家賃補助や住宅取得支援、移住支援住宅の活用を実施するとともに、御影西都団地の建て替えをはじめ、老朽化が進んでいる町営住宅の建て替えや改修を計画的に進め、既存の空き家、空き地、民間賃貸住宅などの情報把握と連携を進め、住環境の整備をしてまいります。
6、多様なつながりで協働するまち。
社会情勢や町の財政が厳しさを増すことが見込まれる中、町の明るい未来を創造していくために、住民参加のまちづくりをさらに実践し、多様な対話の実現から、まちづくりを自分ごととして捉えられる機運と環境があるまちを目指してまいります。
町内会活動をはじめとする地域のコミュニティ活動の支援を行い、人と人とのつながりを深めるとともに、まちづくりへの参加の契機となるよう、町ホームページをリニューアルし、分かりやすく町民視点に立った情報の提供と発信に努めてまいります。
Ⅳ、むすび。
以上、令和3年度の町政運営に当たり、方針と施策の一端を述べさせていただきましたが、今年度の優先事項は、新型コロナウイルス感染症対策を軸とした取組となります。年度の前半は、ワクチン接種等予防対策に万全を期するとともに、疲弊した町内の社会経済活動の立て直しに力を入れ、生活の安心・安全を最優先する所存であります。そして、その後、社会情勢を鑑みながら、タイミングを逃すことなく、新たな舞台へまちづくりを進めてまいります。
令和6年に一万円札の顔にもなる、偉大な渋沢栄一翁が設立した十勝開墾合資会社によって、明治31年に開拓のくわを入れた、私たちの町、清水町。フロンティア精神と栄一翁の教え、寛而約、忠恕の心、経済と福祉の両立の心が清水町の120年以上の歴史の中で、脈々と受け継がれてきました。
町民一丸となって、この難局を乗り越え、豊かな自然と先人により培われた歴史や地域性豊かな資源を尊重し、人と人との絆や心のつながりがあふれ、町民の皆さんが住み続けたいと思えるまち、ふるさと清水を離れたたくさんの人たちが戻って暮らしたいと思える魅力あふれるまち、将来の清水町を担う人材がこの町に残って暮らしたいと思える子供たちに誇れるまちを築いていく決意であります。
議員の皆様をはじめ、町民の皆様の深い御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げ、町政執行方針といたします。
令和3年3月12日。
清水町長、阿部一男。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 暫時休憩します。
(午前10時49分)
○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午前10時49分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 日程第6、教育行政執行方針について。
教育長より令和3年度教育行政執行方針を述べていただきます。教育長。
○教育委員会教育長(三澤吏佐子) 教育行政執行方針を申し上げます。
Ⅰ、はじめに。
令和3年第2回清水町議会定例会の開会に当たり、新年度の清水町教育委員会所管行政に関する主要な方針について、議員各位と町民の皆様に概要を申し上げます。
急速な人口減少や少子高齢化、さらにはグローバル化、高度情報化社会にあって、本町の未来を担う人材の育成における教育行政の果たす役割は重要であります。
清水町教育委員会では、教育理念を「心響」、実践指標を「しみず教育の四季」とし、家庭・学校・地域が一体となって、将来の地域を担う人材を育成するため、心通わせ、互いに響き合う感性豊かな教育を推進してまいります。
文化の町・スポーツの町を自負する清水町の町民の潜在的教育力を学校教育へ還元することによって、子供は大人から生きる力を感得し、大人は子供から活力や生きがいを得る、異世代交流による循環型教育を推進するため、学校教育、社会教育がそれぞれの教育機能を発揮し、調和と連携を図り、一体となって取り組んでまいります。
さらに、清水町教育大綱に基づいた総合教育会議における町長との協議・調整により、教育の政治的中立性、継続性・安定性を確保しつつ、町長部局と緊密な連携を図ってまいります。
なお、新型コロナウイルス感染症への対応につきまして、学校においては、学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル、学校の新しい生活様式に基づいた対策の徹底を引き続き図ってまいります。
社会教育においては、業種別新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン等に基づき、感染対策を図りながら、各施設の管理運営を行ってまいります。
Ⅱ、学校教育の推進。
小学校では、令和2年度から、中学校では令和3年度から全面実施となる新学習指導要領においては、将来を見据えた子供たちの生きる力を具体化するため、知識の理解の質をさらに高め、確かな学力を育成するとともに、未来社会を切り開くための資質、能力を一層確実に育成するため、社会に開かれた教育課程が重視されております。
地域とともにある学校づくりを進めるため、コミュニティ・スクールの充実を図るとともに、清水町の現状を見詰め、歴史や文化、産業などを体験的に学ぶことにより、地域に誇りを持ち、生涯を通してふるさと清水町とつながる子供の育成を目指す十勝清水学を引き続き進めてまいります。
また、義務教育費の保護者負担につきましては、これまで半額を補助していた修学旅行費については全額補助とし、保護者負担軽減の充実を図ってまいります。
1、確かな学力の育成。
小学校、中学校においては、英語教育を充実させるため、引き続きAET(英語指導助手)2名と英語活動講師を配置してまいります。また、GIGAスクール構想に基づき、児童生徒一人一台を配置したタブレット型コンピューターの活用により、主体的、対話的で深い学びの実践に努めてまいりますが、その機能を最大限に活用し、授業で使用するほかにも、持ち帰りによる家庭学習で利用し、今後、万が一の長期休業などの際の学びの保障へ対応することができるよう、ICT教育を推進してまいります。
また、教職員の授業力の向上に向けて、校内外の研究体制の充実や指導方法の工夫改善に努めるとともに、学力向上につきましては、全国学力・学習状況調査で明らかになった成果や課題を踏まえ、学力向上のための取組方針を作成し、学校と家庭が連携して、学習習慣の定着や生活習慣の確立を目指してまいります。
2、豊かな心と健やかな体を育む教育の推進。
「しみず教育の四季」の取組を通して、家庭、学校、地域が連携し、子供たちに基本的な生活習慣や規範意識が身につき、思いやりのある豊かな心を育みます。また、発達の段階に応じた様々な教育活動により、社会を生き抜く力を育んでまいります。
いじめについては、学校における道徳の授業をはじめとする全教育活動を通じて、規範意識や倫理観、自己肯定感を育むことによる未然防止に取り組むとともに、早期発見、早期対応に努めてまいります。
不登校については、その要因が様々であることから、学校、家庭、スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラー等、関係者の連携や情報共有により、発生予防や解消に努めてまいります。
また、子供たちの体力の向上、健康の増進につきましても、学校の教育活動全体での指導と併せて、家庭や地域との連携を図ってまいります。
3、子供の安心・安全の確保等。
児童生徒の登下校時における通学路等の安心・安全な環境を確保するため、見守りボランティア等の協力の下、保護者や地域ぐるみの取組を推進してまいります。
また、災害の実体験を踏まえた防災教育や、低年齢化する情報機器の所持に対応した情報モラル教育につきましても、実態に即した指導を家庭、学校と連携して進めてまいります。
4、特別支援教育の推進。
未就学の子供への支援を行っている関係機関との連携を緊密に行うとともに、インクルーシブ教育の理念を取り入れ、特別な教育的支援を必要とする児童生徒一人一人の教育的ニーズに応じた適切な指導に努め、特別支援教育支援員の配置などにより、支援の充実を図ってまいります。
5、幼保、小中の連携の推進と小中一貫教育。
保育所、こども園、幼稚園から小学校へ進む子供たちの滑らかな接続を進めるため、幼児と児童の交流活動や保育士など、関係者の連携や保育活動と教育活動の連続性を踏まえた教育の工夫、改善を推進してまいります。
また、小学校から中学校への学びの接続や専門性の高い、分かりやすい授業を展開するため、これまでの小中連携の取組をさらに進め、9年間の義務教育を一貫して、系統的・継続的に行う小中一貫教育の実現に向けた取組を進めてまいります。
6、清水高等学校の振興。
総合学科先進校として、特色ある教育活動を展開しております清水高等学校との連携を深めるとともに、関係団体への支援を通じて、昨年度より実施している御影地区から通学する生徒の公共交通機関定期代の全額負担を継続するとともに、魅力ある清水高校の実現を手助けするための広報活動、生徒の学習、部活動への支援、保護者負担等の軽減等を引き続き支援いたします。
3、バスの運行及び学校給食の運営方針。
1、スクールバス等の運行。
スクールバスにつきましては、全路線を運行委託しておりますので、委託業者と緊密に連携を図り、引き続き、安全・安心な運行に努めてまいります。
2、学校給食の推進。
学校給食につきましては、清水町の食材を多く取り入れることに努めており、昨年から実施回数を増やした十勝清水めぐみの給食やバイキング給食に継続して取り組んでまいります。
また、栄養教諭による指導や給食だよりを通じて、子供たちが食に興味や関心を高められるよう、食育活動を進めてまいります。
また、徹底した衛生管理や品質管理、安全確保を図り、何よりも安心・安全で、おいしい学校給食の提供に努めてまいります。
4、社会教育の充実。
町民一人一人が豊かな人生を送ることができるまちづくりを目指し、自発的に学び、交流する環境の整備に努め、学びの成果を多くの人が分かち合うことによって、人と人とがつながる地域づくりを推進してまいります。
1、社会教育活動の推進。
各種活動団体の情報を発信し、団体活動の活性化を図るとともに、社会や町民の生活の変化に対応した学習の機会を提供してまいります。
公民館につきましては、利便性を高めるとともに、町民の皆様が気軽に利用していただける社会教育活動の拠点として、その運営に努めます。
また、コミュニティ・スクールにおいては、学校と地域住民との連携がスムーズに行われるよう、社会教育と学校教育の連携・協働をより一層図ってまいります。
2、文化芸術活動の推進。
文化芸術活動は、感動や楽しさをもたらし、創造性を育むものとして、豊かな生活を送るために、極めて重要なものであります。町民の皆様が優れた文化・芸術に親しみ、触れる機会を提供するとともに、文化団体との連携の下、活動の輪を広げ、地域で培われてきた文化・芸術活動や町の文化史跡や開拓の歴史を、郷土の文化として未来へ引き継いでまいります。
3、スポーツ・レクリエーション活動の推進。
幅広い世代の健康づくりや仲間づくりを進めるとともに、年齢や体力に適した町民ひとり1スポーツを目指し、誰もができる軽スポーツ活動の普及や青少年のスポーツ活動を支援するとともに、スポーツ推進委員並びにアイスアリーナや体育施設等の指定管理者と連携し、健康と夢を育むスポーツの楽しさをつなげ、スポーツの振興を図ってまいります。
また、安全で安心な活動環境をつくるため、新体育館の建設に向け、基本設計を実施してまいります。
4、図書館、郷土資料館の運営。
生涯学習活動を支える施設として、町民の皆様の読書要求や学習意欲に応えられるよう、図書検索などのサービスを充実するとともに、しみず教育の四季推進協議会の定めました、毎月19日の読書の日の普及や読書普及イベントの実施により、幅広い世代に本に興味を持ってもらえる事業を展開してまいります。
子供たちの読書活動につきましては、学校図書館との連携を深め、移動図書館や本に親しんでもらう環境づくりを推進してまいります。
また、本町の開拓の礎である十勝開墾合資会社を設立した渋沢栄一翁が町内外で注目される中、郷土史への関心が高まっています。郷土の歴史の情報拠点として、郷土関連資料を充実するとともに、収蔵品を整理し、展示の充実を図る取組を進めてまいります。
5、結び。
以上、令和3年度の教育行政執行に関する主要な方針について申し上げました。
本年度も、本町の教育・文化・スポーツの振興と生涯学習社会の構築に最善の努力を傾けてまいりますので、議員並びに関係各位の温かい御支援と積極的な御協力をお願い申し上げ、教育行政執行方針といたします。
令和3年3月12日。
清水町教育委員会教育長、三澤吏佐子。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) ここで休憩します。再開は11時20分とします。
(午前11時06分)
○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午前11時20分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 日程第7、議案第10号、清水町いきいきふるさとづくり寄附条例の一部を改正する条例の制定について、議案第11号、非常勤職員の報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例の制定について、議案第14号、清水町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、議案第21号、清水町の消防団の設置及び消防団員の定員並びに非常勤消防団員の任命等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第22号、令和3年度清水町一般会計予算の設定について、議案第23号、令和3年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定について、議案第24号、令和3年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定について、議案第25号、令和3年度清水町介護保険特別会計予算の設定について、議案第26号、令和3年度清水町水道事業会計予算の設定について、議案第27号、令和3年度清水町下水道事業会計予算の設定について、以上10件を一括議題とします。
提案者より、提案理由の一括説明を求めます。
副町長。
○副町長(山本 司) 令和3年度当初予算の御審議をお願いするに当たり、概要を御説明いたします。
なお、予算に関する関連する条例の一部改正につきましては、最後に説明をさせていただきます。
事前に、予算書議案のほかに、資料といたしまして、予算に関する資料A4版横と予算に関する資料2、A4版縦、それと令和3年度予算に関する資料の説明A4版両面印刷したもの、一枚ものでございます、これをお配りさせていただいてございます。
それでは、予算に関する資料、横長の資料に沿って説明をさせていただきます。
横長の資料1ページをお開き願います。
令和3年度清水町予算案総括表になります。
一般会計、3つの特別会計及び2つの企業会計の予算総額は11,678,400千円で、前年度比396,240千円、3.5%の増となったところでございます。
一般会計の予算額につきましては8,008,000千円で、前年度比219,440千円、2.8%の増でございます。
増減内容につきましては、2ページで御説明いたします。
恐れ入ります。今、1ページの特別会計の分を先に説明させていただきます。
国民健康保険特別会計は1,291,000千円で、保険給付費の減によりまして、前年度比23,000千円、1.8%の減、後期高齢者医療保険特別会計は196,900千円で、後期高齢者医療広域連合納付金の増により、前年度比15,600千円、8.6%の増、介護保険特別会計は1,148,000千円で、保険給付費の増によりまして、前年度比10,300千円、0.9%の増。
次に、企業会計ですが、水道事業会計は453,600千円で、配水管布設替え工事の増により、前年度比42,700千円、10.4%の増、下水道事業会計は580,900千円で、公共下水道施設更新事業の増により、前年度比131,200千円、29.2%の増となったところでございます。
2ページに参ります。
一般会計予算歳入歳出の款別の比較表でございます。
主な点のみ申し上げます。
歳入の町税では、町民税で新型コロナウイルスによる営業所得の減少や固定資産税では、3年に一度の評価替えによる減価が見込まれることから、前年度比69,800千円の減でございます。
歳出に参ります。
歳出では、総務費で、いきいきふるさとづくり寄附金の増に伴う返礼品等関連経費、今年度更新しました総合行政電算システム機器更新に伴う借入金の償還開始などにより109,645千円の増、民生費で保健福祉センター屋上防水改修工事、医療機関への病床確保支援事業などにより66,721千円の増、商工費で新型コロナウイルス対策を盛り込んだプレミアム商品券事業などで33,623千円の増、土木費で共栄橋、地蔵橋の改修、架け替え、除雪車の更新、公園遊具設置事業などで289,031千円の増、消防費で消防ポンプ自動車更新などで60,837千円の増、教育費で図書館の図書予約検索電算システムの更新、給食センター設備、給食配送車更新、体育館の建設、基本設計などで97,322千円の増、これらが増加の主な要因でございます。
予算に関する資料の3ページ、4ページのほうに参ります。
3ページ、4ページにつきましては、一般会計予算の財源内訳となってございます。
続きまして、5ページから11ページ、一般会計、特別会計の主な事業の一覧の記載でございます。
ページの説明のみをさせていただきます。
12ページにつきましては、一般会計繰出金の内容、13ページは、債務残高、基金残高の状況、14ページは地方債、債務負担行為の年度別償還予定を掲載してございます。
以上、横長のほうの説明とさせていただきます。
また、別冊で予算に関する資料2というものがございます。この資料につきましては、複数年度の実施計画となります大型建設事業につきまして、記載した事業シートでございます。
以上、簡単でございますが、令和3年度の当初予算の概要について申し上げました。
今回の予算につきましては、コロナ禍で地方経済対策を優先する一方、飲食を伴うイベントなど、実施が見通せない状況もございますので、ワクチン接種等の効果などで、情勢が大きく変われば、可能な限り、補正予算等で対応するよう準備を進めてまいる考えでございます。
なお、予算と関連する条例ですけれども、議案の第10号、11号、14号、21号につきましては、議案の説明資料として別冊を配付させていただいておりますので、併せまして、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(桜井崇裕) お諮りします。ただいま議題となっています10件の議案につきましては、議長を除く12人の委員で構成する令和3年度予算審査特別委員会を設置し、これに付託し、審査することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。よって、一括議題となっています10件の議案につきましては、議長を除く12人の委員で構成する令和3年度予算審査特別委員会を設置し、これに付託し、審査をすることに決定しました。
お諮りします。令和3年度予算審査特別委員会に、地方自治法第98条第1項の検閲検査権を委任したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。よって、令和3年度予算審査特別委員会に、地方自治法第98条第1項の検閲検査権を委任することに決定しました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 日程第8、議案第3号、専決処分の承認を求めることについてを議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
副町長。
○副町長(山本 司) 議案第3号、専決処分の承認を求めることについて御説明いたします。
専決処分第1号、令和2年度清水町一般会計補正予算(第13号)の設定でございます。
総額に21,624千円を追加し、それぞれの総額を10,611,291千円とするものです。
補正予算の内容につきましては、今年度の除雪予算の追加でございます。降雪及び吹雪により、出動回数が増加しており、2月17日の降雪時点で、除雪対策予算が少なくなったことから、今後の除雪に関して、専決処分で予算措置をさせていただいたものでございます。
歳入より御説明いたします。
6ページをお開き願います。
18款1項1目財政調整基金繰入金につきましては、この補正予算の財源として21,624千円を追加するものでございます。
7ページに参ります。
歳出です。8款2項2目町道除雪委託料21,624千円の追加でございます。
以上、2月17日付専決処分第1号の説明とさせていただきます。
御承認につきまして、よろしくお願い申し上げます。
○議長(桜井崇裕) これより質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。
これより議案第3号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。
お諮りします。本案は、承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。よって、議案第3号は承認することに決定しました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 日程第9、議案第4号、令和2年度清水町一般会計補正予算(第14号)の設定について、議案第5号、令和2年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第5号)の設定について、議案第6号、令和2年度清水町介護保険特別会計補正予算(第5号)の設定について、議案第7号、令和2年度清水町水道事業会計補正予算(第5号)の設定について、議案第8号、令和2年度清水町下水道事業会計補正予算(第4号)の設定について、以上5件を一括議題とします。
本案について、提案理由の一括説明を求めます。
副町長。
○副町長(山本 司) 議案第4号、令和2年度清水町一般会計補正予算(第14号)の設定につきまして御説明いたします。
総額に、30,358千円を追加し、それぞれの総額を10,641,649千円とするものでございます。
歳入より御説明いたします。
11ページをお開き願います。
11ページの13款使用料及び手数料から16ページの22款法人事業税交付金までが歳入の補正予算になりますけれども、ほとんどが決算見込みによる収入金の整理となりますことから、主な項目のみ御説明をさせていただきます。
13款使用料及び手数料につきましては、それぞれ決算見込みによる補正でございます。
12ページに参ります。
中ほどにあります14款2項3目1節3番、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金7,194千円につきましては、新規の計上でございます。ワクチン接種準備経費のための国庫補助金の追加です。
なお、ワクチン接種に関する費用負担は、原則として、全額国費で賄われるという予定でございます。
そのページ、その他の項目は決算見込みもしくは額の確定による補正でございます。
13ページに参ります。
このページにつきましては、決算見込みもしくは額の確定による補正でございます。
14ページも同様でございます。
15ページに参ります。
17款1項2目特定寄附金につきましては、防災対策への指定寄附1件1,000千円及びコロナ対応への寄附金1件500千円の寄附を受けましたので、1,500千円の追加でございます。
その他の項目は、決算見込みによる補正でございます。
16ページに参ります。
21款1項4目土木債、その下の5目消防債につきましては、それぞれ起債の対象事業費の確定による補正です。
11目減収補填債につきましては、新型コロナウイルスの影響により、国からの地方消費税交付金が減額となることから、減収相当分について、今年度限りの国の措置として町債を発行し、財源を確保することとなったため、34,200千円を追加するものでございます。
次年度以降、償還することとなりますけれども、全額普通交付税で措置をされます。
22款1項1目法人事業税交付金につきましては、地方法人特別税・譲与税制度の廃止に伴い、減収となる補填措置として、法人事業税の一部について、北海道から市町村へ交付されるものでございますけれども、交付額が決定されましたことから、5,993千円の追加でございます。
17ページに参ります。歳出の補正です。
17ページの1款議会費から、後ろのほうへ行きます、41ページの13款諸支出金までが、今回の補正予算におきます歳出の補正でございます。そのほとんどが事業費の確定もしくは決算見込みによる不用額の整理となっておりますので、増加する経費、追加する項目についてのみ御説明申し上げます。
18ページの下段になります。
2款1項6目企画費24節10番いきいきふるさとづくり基金積立金につきましては、いきいきふるさとづくり寄附金充当事業の事業費確定に伴い、積立金200千円の追加でございます。
21ページに参ります。
3款1項4目障害福祉費12節31番障害者福祉システム改修業務委託料につきましては、障害福祉サービス報酬改定に伴う電算システムの改修費として1,085千円の追加でございます。
21ページ、下になります。
3款1項9目国民年金事務費12節50番国民年金システム改修委託料につきましては、地方税法改正に伴う電算システム改修費として248千円の追加です。
22節10番国庫道費委託金返還金につきましては、令和元年度国民年金事務費の委託費確定に伴う返還金116千円の追加でございます。
22ページについては、不用額の整理でございますので、23ページに参ります。
3款2項6目児童療育支援費児童療育支援費事務19節10番心身障害児通園交通費助成につきましては、通園経費の増により、43千円の追加でございます。
障害児通所給付費等事業19節10番障害者通所給付費につきましては、通所サービス利用回数の増により、1,010千円の追加でございます。
25ページに参ります。
4款1項2目保健予防費12節52番新型コロナウイルスワクチン接種予約等業務委託料につきましては、ワクチン接種予約受付のためのコールセンターを設置する委託経費として、7,194千円の追加でございます。
4款2項1目清掃費につきましては、十勝圏複合事務組合負担金の確定に伴い、ごみ処理分で1,754千円の追加、し尿処理分で289千円の追加でございます。
27ページに参ります。下段になります。
6款1項3目農業振興費18節42番環境保全型農業直接支払対策事業交付金につきましては、補助対象事業費の増により、22千円の追加です。
次の28ページから39ページまではいずれも決算見込みによる減額でございます。
40ページの下段から41ページに参ります。
10款6項2目体育施設費社会体育施設運営事業12節14番社会体育施設指定管理委託料で500千円の追加、アイスアリーナ等施設運営事業12節14番アイスアリーナ御影パークゴルフ場指定管理委託料で3,930千円の追加でございます。
これにつきましては、長期化している新型コロナウイルス感染症の影響により、指定管理施設の利用者が大きく減少したことから、施設使用収入も減となってございます。施設を維持管理していくための資金不足が見込まれることから、それぞれ委託料を追加するものでございます。
13款2項1目基金費につきましては、今回の補正予算調整額として財政調整基金積立金112,348千円の追加でございます。
42ページから48ページにつきましては、今回の補正予算に係ります給与費明細書となってございます。
恐れ入りますが、5ページにお戻りいただきたいと思います。
債務負担行為の補正でございます。
第2表新型コロナウイルスワクチン接種予約等業務委託の追加につきましては、先ほど御説明いたしましたが、ワクチン接種予約受付のコールセンターの設置契約を年度内に行うため、令和3年度の債務に関し、限度額を8,738千円として設定するものでございます。
次に、債務負担行為の変更でございます。
平成21年度畜産経営維持緊急支援資金利子補給につきましては、期間が令和16年度と設定していたところでございますが、新型コロナウイルスの影響により、当初利子補給が予定されていました本年度分について据え置きとなったことから、1年間延長し、期間を令和17年度に変更をするものでございます。
次に、6ページに参ります。
地方債の補正につきまして、御説明いたします。
第3表です。先ほど歳入予算においても、町債の補正を説明いたしました。地方債の限度額につきまして、町債、歳入額の増減額に合わせて追加及び変更をするものでございます。
起債種別ごとの限度額は、第3表記載のとおりでございます。
次に、7ページに参ります。
繰越明許費でございます。
第4表繰越明許費につきましては、次年度での事業完了及び予算執行となりますことから、繰越明許費として、2つの事業について設定をするものでございます。
1つ目、2款1項の高度無線環境整備推進事業で663,845千円、2款3項の戸籍総合システム改修事業で6,424千円の繰越しを行う設定でございます。
以上、一般会計補正予算(第14号)の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第5号、令和2年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第5号)の設定について御説明いたします。
総額から1,174千円を減額し、それぞれの総額を192,118千円とするものでございます。
歳入より御説明いたします。
5ページをお開きください。
2款1項1目一般会計繰入金につきましては、市町村事務費負担金の確定に伴い、1,174千円の減額です。
続きまして、歳出の補正に参ります。
6ページをお開き願います。
2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、市町村事務費負担金の確定に伴い、共通経費分1,174千円を減額するものでございます。
以上、後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第5号)の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第6号、令和2年度清水町介護保険特別会計補正予算(第5号)の設定について御説明いたします。
総額から34,173千円を減額し、それぞれの総額を1,145,762千円とするものです。
それでは、歳入の説明をいたします。
5ページをお開き願います。
1款保険料につきましては、現年度徴収保険料の確定見込みに伴う補正でございます。
2款国庫支出金から、6ページ下の4款道支出金につきましては、負担金または交付金の確定見込みによる減額補正でございます。
7ページに参ります。
6款1項1目一般会計繰入金につきましては、合わせまして4,409千円の減額となりますけれども、決算見込みによる減額補正でございます。
2項1目介護給付費準備基金繰入金につきましては、介護保険給付費の確定見込みにより、一般会計繰入金で負担すべき経費以外について、準備基金繰入金を財源とすることから、5,941千円の追加でございます。
8ページ、歳出の補正に参ります。
1款3項1目介護認定審査会費につきましては、西十勝介護認定審査会事業負担金の確定見込みにより、97千円の追加でございます。
2目認定調査等費につきましては、訪問調査の委託件数の減少に伴い、200千円の減額でございます。
その下、2款保険給付費第1項介護サービス等諸費から12ページ、4項特定入所者介護サービス等費につきましては、今年度末までのサービス給付費の決算見込みによる補正でございます。
13ページに参ります。
4款1項介護予防事業費と2項の包括的支援事業、任意事業費につきましても、各種サービスの利用の決算見込みにより、それぞれ減額するものでございます。
以上、令和2年度清水町介護保険特別会計補正予算(第5号)の設定についての御説明とさせていただきます。
続きまして、議案第7号、令和2年度清水町水道事業会計補正予算(第5号)の設定について御説明いたします。
第2条、収益的収入及び支出の補正につきましては、水道事業収益の既定額に13,835千円を追加し、収入総額を285,237千円とし、水道事業費用の既定額に6,165千円を追加し、費用総額を262,803千円とするものでございます。
第3条、資本的収入及び支出の補正につきましては、資本的収入額に対し、不足する財源の補填として、過年度分損益勘定留保資金72,020千円及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額3,822千円を充当するものでございます。
2項資本的収入は、既定額から5,093千円を減額し、資本的収入の総額を79,308千円とするものであります。
次のページに参ります。
資本的支出につきましては、既定額から5,407千円を減額し、資本的支出の総額を155,150千円とするものでございます。
第4条、地方債の補正につきましては、事業費確定により、借入限度額を配水管更新事業28,100千円、配水管整備事業5,300千円にそれぞれ変更するものでございます。
3ページをお開きください。
それでは、収益的収入及び支出の内訳について、収益的収入から御説明いたします。
第1款1項1目水道料金につきましては、水道使用水量の増加により、10,054千円の追加です。
2項3目1節長期前受金戻入につきましては、除却資産の確定により、3,781千円の追加です。
4ページに参ります。
収益的支出です。
1款1項5目1節固定資産除却費につきましては、除却資産の確定により、4,065千円の追加です。
2項2目1節消費税及び地方消費税につきましては、水道料金収入増加等に伴い、2,100千円の追加です。
5ページ、資本的収入に参ります。
1款1項1目1節上水道事業債につきましては、配水管更新工事等の事業費確定に伴い、3,600千円の減額です。
2項1項1目工事保証金につきましては、配水管布設替え工事費の確定に伴い、862千円の減額です。
3項1項1節国庫補助金につきましては、重要給水施設配水管更新工事に係る補助金の確定に伴い、631千円の減額です。
6ページに参ります。
資本的支出です。
1款1項1目1節工事請負費につきましては、配水管布設替え工事費等の工事費の確定に伴い、5,407千円を減額するものでございます。
以上、水道事業会計補正予算(第5号)の説明といたします。
続きまして、議案第8号、令和2年度清水町下水道事業会計補正予算(第4号)について御説明いたします。
恐れ入ります。この部分につきましては、さきにお配りした議案書ではなく、本日、訂正ということで再送付させていただいた議案書のほうを御覧いただきたいと思います。
第2条、収益的収入及び支出の補正につきましては、下水道事業収益の既定額から1,842千円を減額し、収入総額を308,058千円とし、下水道費用の既定額から3,520千円を減額し、費用総額294,778千円とするものでございます。
第3条、資本的収入及び支出の補正につきましては、資本的支出額に対し不足する財源の補填として、過年度分損益勘定留保資金55,441千円を充当するものでございます。
第4条、地方債の補正につきましては、事業費確定により、借入限度額を9,700千円に変更するものであります。
次のページに参ります。
第2項資本的収入及び支出の補正につきましては、資本的収入の既定額から9,392千円を減額し、資本的収入総額を87,008千円とし、資本的支出の既定額から9,551千円を減額し、資本的支出の総額を142,449千円とするものでございます。
3ページをお開きください。
公共下水道事業の収益的収入の補正内訳について御説明いたします。
1款1項2目1節一般会計負担金及び次の2項2目1節一般会計補助金につきましては、減価償却費の確定による減額であります。
5目1節事業費補助金につきましては、社会資本整備総合交付金の額確定により1,760千円の減額です。
4ページに参ります。
公共下水道事業の収益的支出です。
1款1項1目9節環境調査費委託料につきましては、社会資本整備総合交付金の減額に伴い、実施を見送ったことから3,300千円の減額です。
3目9節事業認可変更委託料につきましては、事業費確定により220千円の減額です。
5ページに参ります。
公共下水道事業の資本的収入です。
1款1項1目下水道事業債につきましては、事業完了により3,400千円の減額です。
2項1目国庫補助金につきましては、社会資本整備総合交付金の確定により、2,397千円の減額です。
4項1目分担金及び負担金につきましては、受益者負担金の確定により、86千円の増額です。
5項1目工事保証金につきましては、保証額の確定により、3,681千円の減額です。
6ページに参ります。
公共下水道事業の資本的支出です。
1款1項1目1節委託料につきましては、委託業務実施計画業務委託料の確定により4,950千円の減額です。
4節につきましては、汚水管鉄道敷地内の移設工事費確定により、4,061千円の減額です。
7ページに参ります。
集落排水事業収益的収入の補正です。
1款2項2目1節一般会計補助金につきましては、企業債利息の確定により、41千円の減額です。
3目1節長期前受金戻入につきましては、減価償却費の確定により、37千円の減額です。
以上、下水道事業会計補正予算(第4号)の説明といたします。
御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) ここで休憩します。再開は午後1時とします。
(午後0時04分)
○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後1時00分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
これより一括して質疑を行います。質疑はありませんか。12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) 新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業についてちょっとお尋ねします。
コールセンター設置に係る予算と説明を受けましたけれども、コールセンターについてちょっと詳しく説明をしていただきたいと思います。それは設置場所はどこなのか。そこにおられる対応人数は何人なのか。また、予約方法はどのようなことを考えているのか。いつから稼働するのか等々詳しく教えていただけますか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。保健福祉課長。
○保健福祉課長(佐藤秀美) 今、コールセンター設置の関係の質疑ですけれども、まず民間業者から提案を受けまして業者の選定につきましてはこれからプロポーザル方式で業者の選定を行いたいと思っています。
多分コールセンターの場所につきましては、札幌とかそういった都市部に設置していくことになると思います。
それから人数につきましても、その業者によって対応がいろいろ違うようです。清水町専属の職員を雇用するというところもあれば、大きな人数で複数の自治体を対応していくというようなところもあるようですので、その辺はまた業者選定の中で業者選定した後に決定になってくるということです。
それから予約の方法ですけれども、今のところ電話での予約、それからウェブでの予約を予定しております。
以上です。
○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) いつから稼働というのを答えていただいていませんけれども、すみません。
○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(佐藤秀美) 申し訳ありません、時期ですね。この補正予算議決後に3月中から準備に入って3月中に契約をして、実際にコールセンターが運用されるのは4月からという予定でおります。
○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) あと町長の行政執行方針の中にありましたけども、文化センターを使うパターンと、前田病院、診療所、だい内科医院、それの振り分けというのはそのコールセンターで受けた後にそちらの業者がやるということになりますか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。保健福祉課長。
○保健福祉課長(佐藤秀美) 今考えているのは、集団接種につきましては土曜だとか日曜だとか、そういった休みの日を設定したいと思っています。それから通常、医療機関での個別接種につきましては平日が中心になってくると思います。一部の医療機関は土曜日も入ってくるかと思いますが、平日が中心かと思います。
それで接種者がその予約する際の方法としましては、一応その医療機関、それから集団接種の会場ごとに、時間ごとにある程度の人数枠を設けて予約を受け付けしたいと思っていますので、基本的には本人の希望で予約を受け付けしたいと思います。当然重複等、本人が希望する時間とか場所について枠が埋まっていれば、ほかに回らざるを得ないかと思いますが、基本的には本人の選択によって予約をしていただくというようなことを考えております。
○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) あとワクチン接種を目前にして町民の方々が心配していることが、例えば予約に応じてそのワクチンが清水町に届くのか、それとも国が清水町分だと言って千人分一遍にきますよと言って来るのか。例えば、その対象者が医療従事者から始まって65歳以上の方となったときに、その65歳以上の方の申込みが半分しかなかったというような場合、清水町に与えられた数が余ってしまうようなときというのは、国はまだ65歳以上と決めている時期なのだけれども、希望者がいれば65歳以下の方も打てるような状況になるのか、その辺をちょっと説明していただけますか。
○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(佐藤秀美) まず、その予約と国からのワクチン供給の関係ですけれども、基本的にやはり国からのワクチン供給のスケジュールが明らかになった段階で町としてもそのワクチン接種の予約というのは受け付けしたいと思っています。ワクチンが来るかどうか分からないときに予約を受け付けるということはできないのかなと思っています。
それから、ワクチンの接種順位の関係ですけれども、基本65歳以上の高齢者から町が担当するワクチン接種というのは始まるのですけれども、先ほども話しましたけれども、国からのワクチン供給量に合わせて予約枠も設定していきますので、今のところその65歳以上の高齢者が優先で、それ以外の方は対象者には含まれておりません、まずその第一順位としましてはですね。ただ、65歳以上の高齢者の中に介護施設等へ入所されている方もいるかと思いますので、その介護施設等の従事者につきましては、介護施設の中で入所者がワクチン接種を受けるときに体制が整えば、従事者の方も一緒に受けることができるというような特例が設けられるようですので、65歳以上の接種者の中でそれ以外の方というのは今のところはそういった介護施設の従事者が想定されるのかなと思っています。
ただ、今、接種体制の中でも問題になっているのは、例えば1日の人数で枠を設けて接種をしたときに1バイアル当たり、今5人分のワクチンがあるのですけれども、予約がキャンセルになった場合に余ったワクチンはどうするのだというような話も出ております。ただその辺についてはまだ国から明確な方針が示されていませんので、そういったところも国からの方針に基づいて対応を考えていきたいなと思っています。
○議長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 2点ほど御質問したいと思います。
今、同じようなワクチンの接種予約業務の関係ですけれども、町民に説明をするときにちょっとイメージがまだ湧かないですよね。例えばコールセンターに電話をして予約を入れる。でも、そのコールセンターの相手先には当然、住民台帳等々が、もうデータで行っているのかも含めてどのような形になるのか。それとも郵便物が行ってから何かなってくるのかというのがちょっとイメージが湧かないので、全体的な流れのイメージを教えていただければと思います。
○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(佐藤秀美) 今、予約センターで町民のデータの関係ですけれども、まだ業者が決まっておりませんので詳細については決まっていないところですけれども、業者からの提案を受けた中ではやっぱりある程度の町民の情報、当然データとしてコールセンター側も持っていないと予約受付というのはできませんので、接種券に番号等も入ってきますし、そういった番号だとか、あと生年月日だとか、そういったところで清水町の町民ということを特定させて予約を受け付けしていくというような方法を今考えております。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) ということはもう予約に関しては一本化してそこになると、例えば町民が保健福祉課の窓口に来て予約したいのだと窓口受付に来た場合とかというのはそういう人のほうが逆に年齢層が高いと多いかなというような気はするのですけれども、そこで二度手間になるのであればどうなのかなというのがあるのですが、あと併せて、一つ一つ申し上げるのですけど、清水町では今そうやって考えているけど、管内もこのような形でやっているのかということだけ確認をさせていただきたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(佐藤秀美) その予約の方法の一本化なのですけれども、今ちょっと医療機関とも調整しているところなんですが、できれば予約コールセンターで一本化したいなというような思いも持っていたのですけれども、医療機関によっては自分のところで予約もやりたいというような医療機関もあるものですから、その辺は医療機関の考えも聞きながら決定していきたいなと思っています。
それから窓口の受付ですけれども、当然、保健福祉課のほうでも受け付けして入力できるような体制は取っていきたいと思っていますので、窓口に来た場合、うちが打ち込むのか、それかコールセンターのほうに連絡して打ち込むのか、まだその辺ははっきりしませんが、当然、窓口に来た方の対応もしなきゃならないなとは思っております。
それから管内の状況ですけれども、管内的にはまちまちです。町が直営で予約を受け付けるというようなところもありますし、それから個別接種が中心のところは医療機関のほうで受け付けしてもらうというような考えを持っているところもありますし、あとはうちと同じように委託の方法を考えているところもあります。その辺は各町ちょっとまちまちの状況です。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 多分、これコールセンターをやると大分説明しないと町民も納得できないし、今、私も聞いた上では結局どうなるのかなというのがちょっと分からないところがありますけれども、実際、国のほうの日程から何からどんどんずれ込んでいるようですので、これはしっかりと町民広報には大分、力を入れたほうがいいかなとは思うのですけど、それだけこの部分についてはそれを最後に質問します。
○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(佐藤秀美) 今、町民の広報の部分、お話がありました。行政報告の中でも今後町民に対して情報提供はしていきたいということで報告したところですけれども、まず、今決まっている状況につきましては、来週15日に町内会発送がありますので、そこの段階で今決まっている部分については町民にチラシを配布したいと思います。
その後についても接種券を郵送するときに当然文書も入れますし、逐次、町民の方が接種に向けた予約ができるように情報提供には努めていきたいなと考えております。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 質問を変えます。最後の質問です。
これはちょっと確認なのですが、補正予算の関係で事業の確定とかそれで修正とかいろいろありますけど、ちょっとここには出ていないのでここで聞いていいかはあれですけど、インフルエンザワクチンもここには今回は、何も出てきていないのですけど、お話によると相当数余っているという話を聞いています。昨年、補正を組んだときもその部分についてはどうするのだというところで、まだ検討していた段階で、今回上がってきていないので、今の現状をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(佐藤秀美) インフルエンザワクチンの関係ですけれども、医療機関のほうに状況を確認して、まだ明確な返事をいただいておりません。当初のインフルエンザワクチンをなるべく多く確保してほしいというようなお話で町のほうから医療機関のほうに依頼しております。その中では、もしそのワクチンが余ってしまったら町のほうに全部保証してほしいというような話も伺っておりましたので、そういった話は医療機関のほうとも協議させていただきましたけれども、先日もちょっと確認させていただいたのですが、明確にまだ医療機関のほうから回答が来ていないものですから、まだはっきりとした、今後どうしていくのだということはまだここではちょっと申し上げられないところです。
○議長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。6番、佐藤幸一議員。
○6番(佐藤幸一) 私もコロナの関係なのですが、今日のテレビ放送でコロナワクチン接種者、女性1名が亡くなったという報道がありましたが、清水町では予定どおり進めていくのでしょうか、お聞きします。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。保健福祉課長。
○保健福祉課長(佐藤秀美) コロナウイルスのワクチン接種につきましては、国の方針に沿って町が接種をしていくということです。ワクチン接種そのものにつきましては強制ではなくて本人の判断により接種するということになっていますので、予定どおり清水町としても接種を行っていくということになるかと思います。
○議長(桜井崇裕) よろしいですか。ほかに質疑はありませんか。2番、川上均議員。
○2番(川上 均) ちょっと6点ほど教えていただきたいなと思います。
まず、最初に18ページ、総務費の総務管理費で積立金の中の18に負担金補助金交付金の中でコミュニティバスの運行事業補助金が1,722千円ほど減額になっているのですけど、ちょっと内容を教えていただきたいなと思いまして。
○議長(桜井崇裕) 企画課長。
○企画課長(前田 真) コミュニティバスは国から補助金をもらって拓殖バスさんが運行しておりますので、コロナによって今まではその補助金の基準というのがなかなか厳しくて、乗車密度というものに応じて補助金が交付されるようになっておりました。1乗車当たり2名以上の人員が確保されないと補助金が当たらないということだったのですが、このたびコロナでその制限が撤廃されております。乗車密度が2名以下であったとしても補助金が支給されることになったので、その補助金支給増額分が約1,722千円だと理解していただいて結構です。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 分かりました。ありがとうございます。
続きまして、22ページ、民生費児童福祉費の中で保育施設運営費で保育施設運営事業報酬が8,000千円ほど減額になっているのですけど、これは第1号職員報酬ということなのですけども、これはどのような内容かちょっと教えていただきたいなと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。子育て支援課長。
○子育て支援課長(逢坂 登) これは1号職員、今までは代替職員といわれていた部分の方たちの報酬でございます。
今回、清水保育所、第1と第2が統合になった関係もあって、ちょっと第1と第2の部分を合算した中で予算を計上したものですから、実際清水保育所として運営したときにこのようにちょっと大きな額ですけれども余ってしまったということになります。
以上です。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 分かりました。
続まして、同じく委託料で通所タクシーの委託料も減額になっているのですけれども、これも実績が少なくなったということでよろしいんでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 子育て支援課長。
○子育て支援課長(逢坂 登) こちらも1路線予定していたところがお子さんが乗る方がいらっしゃらなくて、その分減額になったということでございます。
以上です。
○議長(桜井崇裕) よろしいですか。2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 続きまして、コロナの先ほどの関係なのですけれども、ちょっと僕もよくコールセンターの中身がなかなか理解できないのですけれども、例えば、これは相談業務を含めてということで、例えば自分が持病があるからということだとか、予約以外にもそういうことも含めてのセンターの設置なのでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(佐藤秀美) 議員おっしゃるとおり、相談業務も含めて、それから予約も含めてコールセンターのほうに委託したいというふうに考えています。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 先ほどの説明の中では、医療機関と保健福祉課の中でも一部受け付けするということでお話があったのですけれども、その受付をしてくれるということになったら、多分、町民の人はみんなコールセンターよりは保健福祉課や医療機関に直接申込みしてしまうのかなと思うのですけど、そういう心配はないでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(佐藤秀美) 予約ですけれども、本来であればコールセンターのほうに一括できればいいのかもしれませんけれども、医療機関の先ほどもお話しましたように医療機関のほうの考えもあるようですので、その辺は今後また詳細については詰めていかなければならないと思いますが、例えば、ここの医療機関で接種する場合には医療機関のほうに電話するだとか、そういった方法を、ほかの方はコールセンターにというような方法で住民のほうには分かりやすいように周知したいなというふうには考えております。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 3回目で最後ですけれども、コールセンター、医療機関と行政、保健福祉課とここら辺は調整しながらやるということでよろしいのでしょうか。それとも端末か何かが全部集約して、それを見れば誰がいつ受けられるとかそういうのが分かるとか、どういう中身なのかそこら辺の調整だとか教えていただきたいなと思います。
○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(佐藤秀美) ちょっと先ほどもお話ししましたけれども、当然、コールセンター委託に際しては町民の情報もある程度、業者のほうに渡さなきゃならないと思っています。それで実際に電話とか窓口に予約に来たときでもそのウェブのほうに入力して予約するということで重複とか枠の確保というのは行っていくことになるかと思います。その辺はまだ業者が決まっていませんので、詳細は未定ですけれども、考えているのはそういった形で予約を受け付けして重複とかをなくしていきたいなというふうに考えています。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 次に移らさせていただきます。
26ページ、労働費で労働諸費です。1款の労働諸費事務でここでも報償費が1名分、1号職員が減になっているのですけれども、ちょっと内容について教えてください。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。商工観光課長。
○商工観光課長(高橋英二) これにつきましては、新卒者就労支援事業に係る経費で就職を希望しながら就職ができなかった方について、うちのほうで1号、2号職員という形で就職が決まるまで就活をしていただいて任用職員として採用するという制度でありまして、今回につきましては該当者がいなかったということで今回減額補正しているところです。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 該当者が今回いなかったということですね。分かりました。
続きまして、次の項目で33ページ、教育振興費ですけれども、ここでも給料、2号職員2人分が減額になっているのですけれども、これについて内容を教えてください。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。学校教育課長。
○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。
こちらにつきましてはAETの報酬に係る分でございます。AETの任期は通常8月から7月になってございまして、昨年7月に1名離任いたしました。次の8月からの方がコロナの関係でまだ来日ができておりませんので、とりあえず今年度の付与の分について減額補正させていただきました。
以上です。
○議長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。9番、中島里司議員。
○9番(中島里司) 1点、これは25ページで先ほどから出ていますコロナの関係ですが、今、3か所申込み、大きく分けてコールセンターと行政とそれからそれぞれの病院と、これ実は私がちょっと別件で病院に行ったときに院長にちょっと相談してみたのですが、ある程度高齢になれば病院はかかりつけの病院というのは基本的にあるという、そういう理解、自分はそうですから。それで、私はここで接種受けられるのかなということを別件の用事でちょっと聞いたのです。そしたら、役場としてはどこどことはもちろん分からなかったですけど、問合せは来ていますという話だから、だったらそのときは、いつからと言ったら、それは分からないから問合せは一応来たら、うちは役場から話があればやりたいと思っていますというお話だったのです。これはそうなのです。それで、受付をさっき3件と言ったから、15日のお知らせ版に載っているということでどういうふうに出たかは別として、これは、かかりつけているということはその病院に行くというのは自分の体を把握してもらっているわけだから、コールセンターとか役場に言いなさいと言ってもかかりつけの病院、だからそういう部分で私はちょっとよかったなと思っているのですけど、これは受付が重複とか何とかじゃなくてどこへ言ったらいいか分からなくなるので、その辺をもう少し分かりやすい、3か所しかないわけですから、委託したコールセンター、それから行政か役場か、それかかかりつけの病院かということ。私は接種で、先ほど佐藤議員も言っていたけど、自分の体を承知しているところで打ってもらうのが一番安心だと思っています。全然知らない人たちのところに行ってうちますよと言ってぽんっと打たれるより内申されるよりかは、自分の体をある程度知っているところに私は行きたいと思っていますから。そういう思いを持っていると何かちょっと受付がちょっと煩雑化しているなと、もう少し分かりやすく、いや、それはうちじゃなくてそれだったら直接病院へ行ってくださいなんていう指導のないように。電話があったら全部受け付けて、その連携を両方で取ってもらいたいなと思うのですが、まだこれは契約していないから難しいのだけど、その辺をちょっとやっぱり契約前からそういう情報、形というか、受付の形というのをある程度予測して、それがスタートしたときに申込者が混乱しないような手立て工夫というのはまだやっていないから全部満点なことはないと思うのですけど、その辺も配慮して、課長、いかがでしょうか、その辺の連携をうまくとってもらうという方法です、今取り組む、こうしたらいいよということはないのですか。その辺も十分加味してスタートしてほしいと思うのですが、可能性としてはいかがでしょう。
○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(佐藤秀美) まず、かかりつけ医で接種したいという話ですけれども、当初、確か1月の臨時議会のときには清水地区は集団接種でというようなお話をさせていただいたかと思うのですけども、その後、医療機関のほうからやっぱりどうしても患者さんの中に日頃受診している医療機関で接種したいというような話もあるので個別接種で対応したいというような話を町のほうでも受けまして、それでは集団接種も当然必要ですし、医療機関のほうで対応していただけるのであれば個別接種でもということで、今日の行政報告で報告した内容にしたいなというふうに考えました。それで、予約の方法なのですけれども、先ほどもちょっとお話をしたのですけれども、できればコールセンター等で一本にしたいなという思いはあったのです。というのは、医療機関のほうに個別接種の部分、医療機関のほうに予約をしていただくと通常の診療業務に影響が出る可能性があると電話が多くて、そういった部分もあって予約については町のほうにお願いをしたいという話もありまして、そういったことも考えたのです。一本化でコールセンターにということで考えたのですけれども、医療機関のほうではそういった町のほうで予約をやってほしいという医療機関もあれば、その後、自分のところで予約を受け付けしたいというような医療機関もあるものですから、その辺は今後また医療機関のほうとも詰めていかなきゃならないのですけれども、できるだけ医療機関の意向も含めて町民の皆さんに分かりやすいような体制で周知できればなというふうに考えております。なかなか今のところ一本化できないという部分が今のところ生じていますので、御理解いただきたいなと思っています。
○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。
○9番(中島里司) ただいまの説明から私は一本化じゃなくて、やはり申し込む場合は全然自分が診察なり接種してもらうところじゃないところに電話するというのは非常に不安があるのです。だから、さっき言いましたようにかかりつけの病院ということになれば、何か安心して連絡取れる。だから、一本化じゃなくて、私は複数の受付を受けたときに連携を要するに役場が軸になって毎日連携を取る必要があるのじゃないかなというのは、これが今、委託という部分で、体制はこれからですから、課長。ただ右往左往しないようなことを担当者あるいは高齢者の方々にも聞ける人から聞いて混乱のないような受付業務をやっていただきたいというふうに思います。
それでこれ委託期間というのは、同じ流れの中で委託する期間、これは今、3月の補正で出てきているというのは新年度から、4月から作業できるような段取りもしている体制もつくりたい。終わりはいつを予定しているのですか。この7,194千円、だから今回の委託期間はどの程度を予定しておられますか。
○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(佐藤秀美) 今回14号補正に計上しております7,000千台の費用というのは令和2年度──今年度の3月の費用として計上している部分です。それで補正予算の債務負担行為の中で令和3年度分8,738千円というのを債務負担行為で設定していますが、これが4月以降、今のところ国からの補助金の期間が令和3年9月までの費用という形で示されておりますので、今のところ9月までの委託ということで考えておりますが、その後についてはまたワクチンの供給スケジュールだとか、そういった部分でまた変わってくるのかなと思っています。
○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。
○9番(中島里司) これはまず今回の補正で出たのは一応3月分ということでいいということですね。そして、今度は債務負担行為で4月以降、半年か、結局はそういうことは。国のほうからの金の流れもあってそういうスケジュール的なものが出来上がっているわけで、ということは9月以降についてもまた国からの何らかの指導が入ってくるし、そういうものは補助金もついて出てくると、そういう理解をしていていいですね。そういうことであれば、やはりスムーズな事務の流れ、そして関係者に不安を与えないようなそんな流れをしっかり作っていただきたいということを希望としておきますし、改めて各課にも影響することかもしれませんけれども、町として一丸となって対処していただきたいというふうに思いますが、これは当然、庁内会議や何かでも諮りながらやることだと思うのですが、一定の方、できたら各課長方はそのコロナについては、全町民が関係していることですから、各課の課長方もそういう流れというのは承知しておく、うちの課は担当ではないでなくて共有認識を持っていただきたい、そういうふうに希望しますけど、いかがなものでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(佐藤秀美) コロナの対策本部会議、全課長職が入っている会議もありまして、その中で報告等、逐次していきたいと思っています。
あと、今までも本部会議の中でお話したのは、集団接種で一応文化センターの大集会室を想定しているというような話、以前もしたと思うのですけども、コロナのワクチン接種で大集会室を使う予定があるということで各課においてもその使用については配慮していただきたいとか、それから集団接種になった場合に保健福祉課だけの人員だけでは対応できない部分も出てくることもあるということで、そういったときには各課にも応援をお願いしたいというような話もさせていただいておりますので、今後も本部会議を中心に本当に今年最優先の課題だと思っていますので、庁内でそういった協議を進めてより多くの町民の方に接種できるような体制を気づいていきたいというふうに考えています。
○議長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) これで質疑を終わります。
これより一括して討論を行います。討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。
これより議案第4号、令和2年度清水町一般会計補正予算(第14号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。
これより議案第5号、令和2年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第5号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。
これより議案第6号、令和2年度清水町介護保険特別会計補正予算(第5号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
これより議案第7号、令和2年度清水町水道事業会計補正予算(第5号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。
これより議案第8号、令和2年度清水町下水道事業会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。
日程第10、議案第34号、令和2年度清水町一般会計補正予算(第15号)の設定についてを議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。副町長。
○副町長(山本 司) 議案第34号、令和2年度清水町一般会計補正予算(第15号)の設定につきまして御説明申し上げます。
皆様に本日お配りした議案となります。
総額に1,000千円を追加し、それぞれの総額を10,642,649千円とするものでございます。
それでは、歳入より御説明申し上げます。
7ページをお開きください。今ほど議決をいただきました補正予算(第14号)にもございましたけれども、14款2項3目で衛生費国庫補助金につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保に関わります補助金の追加内示ということで1,000千円を追加するものでございます。
詳しい内容につきましては歳出で御説明申し上げます。
8ページに参ります。4款1項2目保健予防費でございます。国からの新型コロナウイルスワクチン接種記録システムを導入することに関しまして、住民基本台帳システムと健康管理システムを連携させることが国からの必須条件となったことから1,000千円の収入を追加したところでございますけども、その経費によって電算システムの改修業務委託料1,000千円の追加でございます。
次に、繰越明許費の補正を説明してまいります。
3ページにお戻りいただきたいと思います。第2表繰越明許費の追加でございます。次年度での事業完了及び予算執行となりますことから繰越明許費を設定するものです。
中身につきましては、7款1項の清水町小規模事業者感染症予防対策給付事業につきまして2,050千円の予算を新年度に繰り越す設定でございます。
以上、一般会計補正予算(第15号)の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(桜井崇裕) これより質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。
これより議案第34号、令和2年度清水町一般会計補正予算(第15号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。
日程第11、請願第13号、悪質商法による消費者被害をなくすために、預託法の改正及び執行強化、並びに特定商取引法の改正、同法指針の改正及び執行強化を求める請願についてを議題とします。
請願文書を朗読させます。事務局長。
○事務局長(田本尚彦) 朗読。
○議長(桜井崇裕) 請願第13号について、紹介議員の説明を求めます。2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 私のほうから請願内容について御説明をいたします。
このたび、消費者庁のほうから特定商取引法及び預託法の制度の在り方に関する検討委員会の報告書がまとめられ公表されました。
最近特に大きく社会問題となっております悪質な販売預託商法及び通信販売における各種トラブル、そして送りつけ商法など、これらが消費者の間で大きな問題となっております。
それで、今回の検討委員会報告の内容に沿いまして、これら販売預託法を原則とした預託法の改正並びに詐欺的な定期購入商法をなくすための特定商取引法に係る指針の改正、そして送りつけ商法については諸外国の法制も参考に制度的措置、そして国、地方自治体の体制確保に向けた連携強化を求めながら、これら高齢者や消費者の方を守っていくという請願の内容でございます。よろしく審議のほうをお願いいたします。
以上です。
○議長(桜井崇裕) これから質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
お諮りします。ただいま議題となっています請願第13号、悪質商法による消費者被害をなくすために、預託法の改正及び執行強化、並びに特定商取引法の改正、同法指針の改正及び執行強化を求める請願については、厚生文教常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。よって、請願第13号は厚生文教常任委員会に審査を付託することに決定しました。
以上で、本日の日程は全部終了しました。
お諮りします。議事の都合により3月13日、14日の2日間は休会にしたいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。よって、3月13日、14日の2日間は休会することに決定しました。3月15日は午前10時に会議を開きます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(桜井崇裕) 本日は、これで散会します。
(午後1時49分)