令和3年第2回定例会会議録(3月15日_日程第3_一般質問 奥秋康子議員)

○議長(桜井崇裕) 次に、10番、奥秋康子議員。

○10番(奥秋康子) 10番、奥秋康子。今回、2項目につきまして、質問をさせていただきます。

 まず、1項目の道の駅整備についてお伺いをします。

 阿部町長は、選挙公約の一つに道の駅の整備が掲げられ、これまで以上に観光に注力をしていくという熱意が感じられるところでございます。

 昨年の9月議会では、同僚議員の道の駅を設置する考えはないかとの質問に、町長は、今後に向けては既存のドライブインやレストランなどの民間施設の活用も含めた物産販売や産直市場など、清水の現状に合った特色のある道の駅の在り方について調査研究を進めていきたいと考えておるという答弁をされておりました。

 道の駅は、制度発足から四半世紀がたち、国土交通省により登録される休憩施設と地域振興施設が一体となった道の駅が、全国に令和2年7月で1,180駅が指定され、そのうち128駅が北海道にあります。

 道の駅も、今では過当競争に突入し、全国的に業績不振に陥る傾向があると聞いております。

 道の駅は、休憩機能や情報発信機能を持つ一方で、販売、飲食など経済機能を持っており、公益事業と収益事業を両立させているところが特徴ではないかと思います。

 今ではコロナ禍が長期化し、さらに市場環境が変化する中で、公益性を発揮しつつ健全経営を目指していくというのは容易ではないと考えます。そういう意味では、現在、道の駅はどう発展すべきか、岐路に立たされている状況ではないかと思われるわけでございます。

 そこで、町長の道の駅構想について、次の点にお伺いをいたします。

 1点目、道の駅ということから、当然、道路利用者の利便性、安全性の提供という公益的な目的がありますが、それ以外にどのような目的を持たせるのか明らかにする必要があります。道の駅整備の目的と、どのような効果を期待できるのか伺います。

 2つ目で、道の駅を整備するに当たり、清水町独自で実施するのか、また、道路管理者と共同整備を実施するのか、整備手法について伺います。

 3つ目、道の駅の目的は、収益を上げることではないと思いますが、採算性も無視できないと思います。準備段階で清水町の立ち位置を確認し、可能性を探るため、時間をかけ慎重に調査をしていただきたいと考えます。町長の所信をお伺いいたします。

 次に、2項目、投票時間の見直しについてお伺いをいたします。

 投票時間の見直しをした平成22年の参議院選挙から、町内9か所の投票所の閉鎖時刻を2時間繰り上げて午後6時とし、上羽帯少年自然の家の閉鎖時刻は、地域の戸数が少ないので午後4時までとしております。当時は、既に期日前投票制度の創設で投票機会が拡大されていたためであるが、市街地の投票所、4か所におきましては見直しをしませんでした。法定時刻の午後8時まででございます。

 14か所の投票所のうち10か所の閉鎖時刻を繰り上げても、全ての投票箱が集結しなければ開票作業に取りかかることができません。開票時刻が投票時間の見直し以前と同じ9時では、開票確定時刻が深夜になることもあります。有権者の結果を早く知りたいという心情に、住民サービスの面から見ても応えられていないと考えます。

 期日前投票制度の利用が定着をしており、投票日当日に投票する人は減少していると考えられます。投票所の閉鎖時刻を午後6時に繰り上げても投票率に支障はないのではないかと考えますが、次の点について伺います。

 1つ目は、平成15年に期日前投票制度が創設され、利用が定着してきていると思いますが、全投票者数のうち何割が期日前投票を利用しておりますか。また、投票日当日の割合についてもお伺いをします。

 2つ目、投票日当日の午後6時から午後8時までの投票者数、4か所の合計はどのくらいですか。

 3つ目、開票に当たる職員が深夜まで勤務して、次の日も出勤となると非常に負担が大きいのではないかと思います。投票時間短縮のメリットとして、経費節減や立会人の負担軽減、住民サービスの観点から、早く結果を知りたいと思う有権者の心情に応えることができる。市街地4か所の投票所の閉鎖時刻を午後6時とし、開票時刻を午後7時にすることはできないでしょうか。選挙管理委員会の所見をお伺いいたします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) それでは、私のほうから奥秋議員の質問にお答えしたいと思います。

 まず、大項目1の道の駅の整備についての答えでございます。小項目3つありますけれども、順次まとめて答弁をしたいと思います。

 小項目1の道の駅の公益的以外の目的についてでありますけれども、道の駅は道路利用者への安全で快適な道路交通環境の提供のほかに、地域振興に寄与することを目的としております。

 地域振興としての道の駅は、魅力のある地元の特産品の販売や観光情報案内を担う情報発信拠点の施設として役割が大きく、観光客の入り込み数の増加や経済の波及効果が期待されるところであります。

 小項目2の整備手法ですが、道の駅の整備の方法については、道路管理者である国と市町村等で整備を行う一体型と、市町村等が単独で行う単独型があります。

 十勝管内の道の駅は現在16か所あり、一体型が6か所、単独型が10か所となっている状況でございます。

 駐車場、トイレ、情報提供施設、休憩施設の整備は道路管理者または市町村等のどちらかが、観光・物産施設などの地域振興施設は市町村等が整備をすることになっております。

 いずれにしましても、整備手法については、今後、整備の構想を進めていく段階で協議を行っていきます。

 小項目3についてでありますが、道の駅の管理運営については、道内の道の駅でも赤字のところが多く見られることから、設置に当たっては道路交通量や観光客の入り込み数など、経済効果の分析を行い、採算性も十分に検討した中で慎重に進めてまいりたいと思っているところでございます。

 以上であります。

○議長(桜井崇裕) 次の答弁を求めます。

 選挙管理委員長。

○選挙管理委員会委員長(山本修一) 投票時間の見直しについてお答えいたします。

 1点目、期日前の投票の割合ですが、令和元年7月の参議院議員選挙については、全投票者数の31%が期日前投票で、投票日当日の投票する方は69%となっております。

 2点目、投票日当日の午後6時から8時までの投票者数については260人、全投票者数の約5%となっております。

 3点目、市街地4か所の投票所の閉鎖時刻を午後6時とすることについてですが、投票時間短縮のメリットとしては、経費の節減や立会人の負担軽減のほか、開票開始時刻を早めることにより、開票結果を早く知らせることができます。

 しかし、選挙管理委員会としては、投票率向上のため、投票機会の確保にも努めなければならないことや、投票時間の繰上げは、公職選挙法により特別な事情がある場合に限るとされていることもあり、投票時間の見直しについては十分に協議し、検討してまいりたいと考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。

○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。

 10番、奥秋康子議員。

○10番(奥秋康子) それでは、まず道の駅から再質問をさせていただきます。

 この小項目の1でありますけども、目的は地域振興として魅力のある地元の特産品や販売品をここで売ることによって、観光客の入り込み数とかその増加が期待されて、経済の波及効果が期待されるということでございます。

 では、地域振興を目的としておりますが、道の駅を造ることによって、既存の商店に影響が、与えることはないのかあるのか。あるとすれば、どのような影響がありますか、お伺いをします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 小項目1の公益的以外の目的についてですが、清水町については、やはり情報発信拠点というか、清水に来て、ここに来たら清水町の特産品とか物とか、そういうのが全て買えるとか、あるいは観光の情報がそこに来れば分かるという目的地になって、集まる場所というか、そういうところが今の状況ではないのが現状だと思います。

 今、御質問のあったように、ほかの商店に与える影響なのですが、逆に、ここに来れば清水町の例えば飲食店でこういうものがあるよとか、こういうお店があるよとか、そういう分の情報を把握できるということで、そこで通過型で清水町に寄らないで違うところに行ってしまうというよりも、寄るポイントがあれば、そこからいろんな部分でまたここに寄ってみようとか、こういう店に行ってみようとか、こういうものを食べてみようとか、こういう体験観光を行ってみようとかっていう、そういう部分のメリットが広がると思いますので、その部分のほうが大きいかなというふうに考えています。

○議長(桜井崇裕) 10番、奥秋康子議員。

○10番(奥秋康子) 地元特産品の、ここで販売目的じゃなくて、いろいろと情報発信をしたいということでございますが、清水町には、今現在どのような特産品というものが考えられますか。どのような特産品が考えられるか、お伺いします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 具体的なこれこれっていうようなことはあるとは思うのですが、やはり清水町は農畜産品ですか、農業生産、畜産の生産が高いということで、やっぱり農畜産品を中心とした産品がいろいろあると思います。

 ただ、先ほどにもお話ししましたけど、なかなかそれが浸透しないというか、清水の特産品だというのが浸透しないという部分がありますので、数多くの特産品はいろいろ持っていると思いますので、それを集約して販売するような拠点の場所が必要だというふうに考えております。

○議長(桜井崇裕) 10番、奥秋康子議員。

○10番(奥秋康子) これ、構想を練る段階で、やはり総体的な計画というものが出てこなければ、なかなか町民へとか関係団体というものが、巻き込むこともできないと思うのです。構想段階の前に、やはり具体的にこういうことをやりたい。本当にこれが道の駅なのか、販売目的なのかっていうことも、きちっと仕分けしたほうがいいのかなと思いますけれども、どのくらいの規模でやりたいのかなということも、今の段階でありますか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 現状では、道の駅を整備する方向で考えていきたいという町長の答弁でもありますように、今の段階で場所がここにやるとかっていうのを決まっているわけではありません。それで、その部分も含めまして、全体的な中でいろいろ検討していって、もちろん今お話ししたように清水の特産品をPRして、お客さんに来てもらうということが重要なことですから、その辺も含めながら慎重に検討していきたいということで考えております。

○議長(桜井崇裕) 10番、奥秋康子議員。

○10番(奥秋康子) 今の段階では、まるっきり白紙状態なのですけれども、やはり清水町の強みというと、もう何回もお話しされますけど、高速道路があって国道が2本あると、ただの通過点にはしたくないという、そういう思いもありますけれども、あと十数分ほど走ったら、今、音更に大きな道の駅が間もなくオープンをされようとしておりますが、何か気になる存在ですけれど、これらについてはどのように受け止めていらっしゃいますか。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 道の駅は、各町村にですか、ほぼ各町村にあるような形が多い、管内にも16あって、やはり道の駅を運営していくに当たって、清水町なら清水町の特色を出した道の駅でないとだめだというふうに考えております。

 だから、清水町だからこういうものがあるから清水町に来るというようなことが重要だと思いますので、ほかの町がどんな道の駅があるというよりも、うちの町としてどういうような道の駅、魅力のある道の駅にするにはどうしたらいいかということを考えながらお客さんを呼んでくる、清水町らしさっていうのですか、清水町の魅力を発信していくというような特色のあるものにしなければだめだというようなことで考えております。

○議長(桜井崇裕) 10番、奥秋康子議員。

○10番(奥秋康子) 本当、そういうことで魅力のあるものをどんどん発信してもらえれば、本当にいいことだと思います。

 しかし、採算性もやはり、これは無視できないのかなとも思います。町民は、道内に128の道の駅があります。こんなに道の駅が今非常にはやっております。あったらにぎやかになる、清水にも欲しいねっていう、このような声はもう非常に以前からあったわけでございますが、もちろん道の駅というものは、目的っていうのは利益の追求ではございません。

 そういう中で、先ほど御答弁にもありました地域の経済の波及効果が期待されるという重要な役割を持つということであれば、やはり利益を出す形にしなければならない、私は思います。

 そういう結果にならなければ、一体道の駅の目的は何だったのだろうなっていうことになってしまいますけど、そこら辺はどうお考えになっていらっしゃいますか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 今、議員のおっしゃったとおり、道の駅を開設して利益を得るということは非常に重要なことでありますが、今答弁でもお答えしたように、現状ではなかなか全体の道の駅の中で黒字になっているところは少ないというのが現状であります。目指すところはやはり利益を追求するっていうことですが、赤字にならないようにいろいろな部分で設置に対しても慎重な部分で進めていかなければならないというふうに考えております。

 答弁でもお話ししたとおり、清水は交通の要衝で、国道38号線、274号線、そして高速のインターから近いという利点もあります。どのくらい高速のインター、あるいは274号線、38号線から交通量がどのぐらいあるのか。あるいは、観光の入り込み客がどのくらいあって、どのくらいの経済効果があるというような、設置に当たってはきちっとした分析を行って、それにうちの道の駅としての、どのような道の駅を置いたらいいかを含めて、採算性も考えた上で慎重に対応しなければだめだというような考えであります。

○議長(桜井崇裕) 10番、奥秋康子議員。

○10番(奥秋康子) そのとおりだと思います。まず、公金で施設を造って、施設の管理費に毎年必要経費として公金を投じていくということは、なかなかこれはうまくないのかなと思います。清水町が道の駅の整備をつくりたい、この事業は、言うならば一大プロジェクトと言ってもいいのではないかなと、私は決して言い過ぎではないと思います。

 やはりこれを実現するために、計画、そして策定前の準備段階でのこのプロジェクトに、しっかり知識のある人、そして民間の意欲のある人、そして、物販や観光の専門家というものが関わるべきではないかと思いますが、今後、その予定があるのかないのかお伺いをします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 今、具体的な質問は専門家に伺うとかっていうようなお話ですけど、もちろんそんなことも視野には入ってはおりますけれども、ただ、先ほどからいろいろ問題にもなっている損益の、いわゆる利益っていう部分についてですけども、やはりそんなことも、損益分岐点っていうのですか、しっかりと把握しながらということもあると思いますけれども、ただ単純にうちが持ち出した分の赤字だとかそういうことでなくて、行政がいろいろとやっていく中に、やはり地域全体の経済効果がどうなったのか、それと道の駅の運営の損益の分岐のところでどういうふうな影響が出てくるのかだとか、やはりそういうことが最終的に大事になってくるのではないかなと思いますので、そんなことも含めていろいろとこれから皆さんと煮詰めていく中で、そんなことも含めた中でしっかりと慎重に協議をしながら進めていきたいなというふうに考えております。

 ただ私、本当の1期目の当初の頃は、むしろ道の駅までは考えていないよって、いろんな答えをしてきた経過があったのですけれど、昨年の、あるいは一昨年の暮れ辺りからは、少し前向きな発言をしてきた経過はあるんですけども、以外と皆さんが道の駅に対する思い、町民の皆さんが思っている思いが強いのだということも含めていくと、悪い今までの事例もいっぱい128あるうちの赤字だという話もいっぱい聞きますけど、そんなこともしっかりと勉強した中で、うまい、清水町独自の、独自というか、特色を生かした道の駅づくりに進んでいけるのではないかなと、そんな判断もしているところでありますし、ちょっと経過を見守っていただければなと、そんなふうな思いを持っているところであります。

○議長(桜井崇裕) 10番、奥秋康子議員。

○10番(奥秋康子) 今、町長から心強い答弁を頂いたところですけれども、私、決して道の駅を反対するものではないわけです。過去に我が町だけ温泉がないと、温泉が欲しい、その町民の要望だとしてできた温泉は、わずか12年ほどでやむなく閉鎖をしてしまいました。当初13億円もの多大な公金を投資し、毎年4,000万円前後の血税を一種の弥縫策のために持ち出し続けてきたわけでございます。

 当時、その温泉についていろいろ一般質問をして、答弁を頂きました。町民の強い要望もあるので、毎年3,000万くらいの赤字なら、町でもやっていけると思った、当初の計画が甘かったと答弁をされました。また、造るときは簡単にできる、廃止、売却は非常に難しいともおっしゃっておりました。しかし、売却はされたものの、閉鎖されたままのあの建物は、あの小高い丘で再び明かりがつくことが、奇跡を信じて今なお風雪にさらされております。

 これは、たった僅か13年前ほどの非常に苦い教訓を、その経験をしました。これは、みんなで再びこのことがないようにと、教訓にしていかなければならないと、心にみんな秘めたというのか、同じ思いだったと思いますので、ぜひ、こんなことがないように、今、阿部町長の決意でありますので、ぜひ、拙速を避けてしっかりと調査をして、町民の利益となるための、町民のメリットのために道の駅を整備していただきたいと思います。

 これについて、町長、何かあればお願いします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 今、たまたま温泉のことを、フロイデ温泉のことを引き合いに出されたですけれども、ちょうどやめるっていったときに、私がちょうど担当していた部署でございます。私の管轄する部署で担当していた経過がございます。当時、産業振興課っていったと思うのですけれども、そんな中で、十分そのときの、始めるときは、私、まだ役場に本当に入ったばっかりで、平成7年からでしたので、全然関係ないところにいたのですけれども、そんな反省も十分して、そのときの悔しさは今も忘れないで持っております。そんなことも含めて、しっかりとそんなことにならないように、この道の駅構想については、先ほども言ったように、地域への経済効果がどれだけあるのかなと、それからいくと温泉とのまたちょっと大分違うところが出てくるのじゃないかなというふうなこともありますので、そんなことにならないように慎重に、しかし、それなりに要望も強いところがございますので、しっかりと前に計画を進めていければなと、そんな思いを持っているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 次の質問を受けます。

 10番、奥秋康子議員。

○10番(奥秋康子) すいません、それぞれ今、選挙管理委員会から御答弁を頂きました。

 なかなか検討してくださるとは思いますけれども、非常にこれは投票率を上げるために8時までやってきたのかなと思いますが、清水町だけが特別の理由がなければできないということでございます。

 それも、特別の理由がなくても、国のほうは4時間以内なら清水町の、その町の事情によって短縮もできるし、朝も遅くもできますよということでございますので、清水町はなぜできないのでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 清水町ができないかというわけではなくて、選挙管理委員会としましては、当然、選挙の方が一人でも多く選挙していただけるということで、その選挙機会の確保ということで、有権者の多い市街地については午後8時まで、そして、有権者の若干少ない農村部については午後6時まで、そして、一部、1か所については4時までということでさせていただいているところでございます。

 特別の事情といいますと、有権者が少なくて短縮してもそんなに影響がないということ等が考えられる場合については、短縮することもできるということでありますけれども、清水町においては今まで市街地の有権者の多いところについては、やはり投票機会の確保という観点で午後8時までということでさせていただいているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 10番、奥秋康子議員。

○10番(奥秋康子) 市街地4か所で全投票数の5%、260人ということは決して少なくない数でございます。しかし、この人たちには、何らかの手法、方法で周知をして、個人的にはできませんけれども、町民の皆様に期日前投票というものが非常に定着をしておりますけれども、その人たちにも周知をする必要があると思うのですけど、そういう周知はあまり、どのような周知をされておりますか、期日前投票の周知の方法。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 投票時間の周知につきましては、まず、選挙広報等で投票時間の周知をしておりますし、町のホームページにも掲載してございます。それと、入場券の発送の際にも、入場券のほうにそれぞれの投票所の投票時間について記載をさせていただいているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 10番、奥秋康子議員。

○10番(奥秋康子) そうですね、非常に期日前投票って、非常にメリットがあると思うのです。自由なときに行けるし、当日の投票と同じように、投票箱にも入れて、選挙、投票ができるというのもありますけれども、それらについてももう少し町民の皆様に分かりやすくアピールする必要があるのではないかなと思いますけれども、それは考えていませんか。

○議長(桜井崇裕) 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 期日前投票につきましても、もう制度が入ってからかなりたっておりまして、町民の方にも浸透してきているという状況もありまして、先ほど委員長からも答弁ありましたとおり、全投票者の約3割の方が期日前投票を利用されているという状況もありますので、期日前投票という制度自体はかなり町民の方に浸透してきているのか

○議長(桜井崇裕) 10番、奥秋康子議員。

○10番(奥秋康子) 法定時間の8時まで待つのも仕事ですけれども、やはりもう少し具体的に、何ていうのかな、期日前投票っていうものが気楽にできるということは、もっと私はアピールするべきだと思います。今後、そのようにして検討していただけないでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 期日前投票につきましては、今後も継続して周知をしていきたいというふうに考えてございます。

 それと、参考までなのですけれども、管内の町村におきましても、投票時間の繰上げをしているところが19市町村ありまして、清水町を含めた5市町が市街地については午後8時までを実施しているところでございます。残りの14町村が、全ての投票時間を短縮している状況がございまして、市街地について1時間短縮しているところが9町で、2時間短縮しているのは5町村という状況もございますので、やはり有権者の多い市町村においては、やはり投票時間を8時まで確保している状況で、やはり有権者の少ない町村については時間を短縮しているという状況もございますので、そういったことも含めて検討してまいりたいと考えてございますし、開票時間の開始なのですけれども、一応、国政選挙、それから都道府県の選挙におきましては、8時までが投票時間となっておりますので、早めても国政選挙、都道府県の選挙については8時以降でないと開票が開始できないという状況もございますので、そういった点も含めて検討させていただきたいというふうに思っております。

○議長(桜井崇裕) よろしいですか。

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