令和3年第2回定例会会議録(3月23日_追加)

○議長(桜井崇裕) 追加日程、ただいま議案第35号、令和3年度清水町一般会計補正予算(第1号)の設定についての議案が提出されました。

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○議長(桜井崇裕) ここで休憩いたします。   (午前10時34分)

○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午前10時36分)

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○議長(桜井崇裕) 議案第35号は、これを日程に追加し、追加日程として直ちに審議したいと思います。これに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。よって、議案第35号を日程に追加し、追加日程として直ちに審議することに決定いたしました。

 これより、議案第35号、令和3年度清水町一般会計補正予算(第1号)の設定についてを議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。副町長。

○副町長(山本 司) 議案第35号、令和3年度清水町一般会計補正予算(第1号)の設定につきまして、御説明申し上げます。

 総額に70,506千円を追加し、それぞれの総額を8,078,506千円とするものです。

 補正の内容につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種関連経費及び新型コロナウイルス感染症予防対策経費として、町内の福祉医療機関施設への支援経費の追加でございます。

 歳入より御説明いたします。

 6ページをお開き願います。

 15款1項2目衛生費国庫負担金、2節、2番、新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金につきましては、ワクチン接種に係ります国からの負担金として、38,254千円の追加です。

 2項3目衛生費国庫補助金、1節、1番、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金につきましては、ワクチン接種体制確保に係ります国からの補助金として27,252千円の追加でございます。

 19款財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算の財源として、5,000千円の追加です。

 7ページ、歳出について御説明いたします。

 4款1項2目保健予防費です。2節、40番、二号職員給与につきましては、ワクチン接種事務に当たる二号職員1名分、令和3年9月までの給料として979千円の追加です。

 3節職員手当等は、職員及び二号職員の時間外手当等を合わせて、881千円の追加です。

 4節共済費につきましても、二号職員の共済費として578千円の追加でございます。

 7節、10番、新型コロナウイルスワクチン接種報酬につきましては、ワクチン接種の医師等への謝礼として2,475千円の追加です。

 10節需用費につきましては、ワクチン接種に係る事務事業、消耗品費として4,061千円の追加。

 11節役務費、20番、郵便料等につきましては、ワクチン接種案内及び接種券の送付等に係る郵便料として1,418千円の追加。

 52番、ワクチン接種支払い事務手数料につきましては、町民が町外の医療機関でワクチンを接種した場合の国保連合会への事務手数料として、252千円の追加でございます。

 53番、診療所開設手数料につきましては、集団接種会場の開設に係る北海道への登録手数料として20千円の追加。

 54番、医療廃棄物処理手数料につきましては、集団接種会場での医療廃棄物処理手数料として90千円の追加。

 55番、チラシ折り込み手数料につきましては、ワクチン接種に関する町民周知のためのチラシ折り込み手数料として55千円の追加です。

 8ページでございます。

 12節、50番、新型コロナウイルスワクチン接種券等作成業務委託料につきましては、4月以降の65歳未満の対象者に対する接種券等作成業務として、1,515千円の追加。

 51番、新型コロナウイルスワクチン接種委託料につきましては、ワクチン接種に係る委託料として38,254千円の追加。

 52番、新型コロナウイルスワクチン接種予約等事務委託料につきましては、本定例会の初日、補正予算(第14号)で債務負担行為の議決を頂きましたけれども、令和3年9月までのコールセンター設置に係る委託料として2,741千円の追加。

 53番、ワクチン接種会場用機器設定業務委託料につきましては、接種会場で使用いたします受付端末機の設定作業業務として317千円の追加。

 54番、ワクチン接種会場送迎業務委託料につきましては、接種会場までの移動手段がない方への送迎対策として、368千円の追加です。

 13節、11番、ワクチン接種用機器借り上げ料につきましては、集団接種会場用一般機器及び医療器材の借り上げ料として9,778千円の追加。

 12番、タクシー借り上げ料につきましては、高齢者入所施設等入所者への接種を行う際の医師の送迎に係るタクシー借り上げ料として240千円の追加です。

 17節、10番、ワクチン接種用備品につきましては、個別接種会場のワクチン保管用冷蔵庫などの購入経費で1,484千円の追加でございます。

 18節、30番、清水町福祉医療施設等感染症拡大防止支援金につきましては、令和2年度においても実施しましたけれども、町内の福祉医療施設等を運営する事業者に対し、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、施設の消毒や洗浄等に要する費用の一部を支援することを目的としまして、支援金を交付するもので5,000千円の追加でございます。

 なお、この事業の詳細につきましては、先ほど別冊の予算に関する説明資料に記載してございますので、併せて御覧を頂きたいと思います。

 9ページから14ページにつきましては、今回の補正予算に係ります給与費明細書の内訳となってございます。

 以上、令和3年度一般会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。

○議長(桜井崇裕) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) これは、今、7ページの給料の関係、それから次のページの52番、委託料の中の52番、これ、今副町長の説明では、4月から9月と期限を切られたように私は捉えたのですけど、それは要するに4、5、6、7、8、9──6か月、半年でこの業務は全部終わりますよというふうに理解していいのかどうか。その根拠的なものがあれば。ちょっと心配なのです。それで終わるのという心配があるものですから、お答えいただければと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) 今回、令和3年度予算として新型コロナウイルスワクチンの関連費用を提案させていただきました。歳入にあります新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業補助金、これがワクチン接種に係る事務費的な国からの補助金なのですけれども、この補助金が今のところ4月から9月までのということで限度額が示されております。それに併せて歳出予算につきましても、現状では4月から9月という半年間の予算を提案しているところです。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) ルールというか、現状ではそういう捉え方をしているということなのですけど、これは見通しとして、特に人件費に関わる部分というのは、別に私が心配することではないかもしれないけど、人件費に関わって、二号職員ですか、加わるとなったりしたら、はい、御苦労さんで終わらせるのか。配置転換の中で動いているのか。そういう、私はその6か月で終わると思わないので、国の制度が変われば、また変わった対応をしますよという課長のお話かなと思うのですけど、その辺、要するに職員が期間が来たら、はい、御苦労さまでしたということになるのかどうか。その辺、いま一度ちょっとお答えいただきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) ワクチン接種、今のところ、9月までの予算というお話を先ほどさせていただきましたが、多分9月までには、ワクチン供給のスケジュールもありますけれども、難しいのではないかなというふうには、担当としては思っています。

 それで、二号職員の人件費につきましては、今回4月から9月の半年分をこのコロナの予算で計上をいたしましたけれども、今いる保健福祉課の2号職員をこのワクチン接種の予算で支出したいと考えております。

 その後、延びてくればまたそのときに、また予算措置は考えたいと思っていますが、現状は、そういった考えであります。

○議長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) 医療施設等感染防止支援事業のシートの中で、ちょっと何点か質問させてもらいます。

 事業費の内訳の中で、15事業者、50事業所とあって、1事業所1,000千円が上限だということなのですが、この1、2、3の内訳というか、その事業者、15事業所に5,000千円を分けるのだと思うのですけど、その1、2、3、どこがどうとかでなくて、1番が何事業所、2番がとかって、そういう内訳は分かりますか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) 大変申し訳ありません。実績──それぞれの1事業者の中でも複数の事業所、介護事業所等を持っているものですから、その事業者あたりの定員等の人数でそれぞれ金額を設定しております。

 一応今、その内訳の100千円、200千円、30千円の内訳の件数ですが、ちょっと今集計した資料を持っておりませんので、この場ですぐちょっとお答えできないところです。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) これはあくまで消毒薬等、現物支給というか、現物支援するのではなくて、お金で支援するという認識でよろしいですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を、保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) そのとおりでございます。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) であれば、その用途、もちろん事業の中身は感染防止のものに使うということなのでしょうが、渡した後は、その事業所にその用途は任せるということでしょうか。

○保健福祉課長(佐藤秀美) はい。そのとおりです。使途につきましては、事業者のほうに任せております。

○議長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 12番の委託料の中で、54番、ワクチン接種会場の送迎業務委託料ということで今回出されているのですけれども、まだ多分そう細かいところまでは詰めてはいないと思うのですけれども、もし対象者、そして手段、そして時期等、分かる範囲でお答えいただきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) 送迎の関係ですけれども、まだ今のところ詳細は決まっておりません。ただ、社会福祉協議会のほうでバスを保有しておりますので、社会福祉協議会のほうとまた協議をしながら、送迎の方向につきましての詳細は詰めていきたいなと思っています。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) これは、ほかのまちでも話題になっていて、足のない方のやはり確保をどうするかということで、どこの自治体も課題になっているところで、今回このような形で予算計上をされたことはよろしいかと思いますので、ぜひともそういう方たちのために積極的な対応をよろしくお願いしたいと思います。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 私は8ページの、事業シートにあります5,000千円の支出の関係なのですけど、あまりワイドショーとかを私はあまり信用していないのですけど、テレビニュースにおいて市中感染の関係がやはり増えてきているという現状を考えると、福祉医療関係以外にも、やはり不特定多数、買物、例えば小売り、飲食等々を含めて事業者ですね。不特定多数の事業者が出入りするところにおいても、将来的というか、本当に近々に消毒液等々もしっかりやってもらわなきゃならない。ずっとそっちのほうは、今まであんまりあるようでないのですけど、町として福祉医療関係者には出しますよとありますけど、この市中感染の話が出てくる現状で考えていくと、そういう部分で別途、このような形で商工業者等々に支出する予定は、もしくは考えはあるかどうかだけお伺いします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 今、現状としては、支出する予定というのはございません。今のお話を聞いて、今後の状況を見ながら商工会、商工関係とも話をしながら、場合によっては検討をしていきたいというふうに考えています。

○議長(桜井崇裕) よろしいですか。ほかに質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

 これより、討論を行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。

 これより、議案第35号、令和3年度清水町一般会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317