令和3年度予算審査特別委員会(3月18日_教育費)

○委員長(口田邦男)これより第10款教育費、181ページから235ページまでの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。

 予算の中で特に説明を要する点があれば説明をお願いいたします。

 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 学校教育課所管の新年度予算において、特に説明を要する点について説明をさせていただきます。

 予算書では181ページとなります。

 10款教育課全体の予算につきましては、878,604千円のうち、学校教育課に関わる予算額は520,326千円で、前年と比較しまして65,825千円の増となってございます。

 それでは、主な事業及び増減理由等について説明をさせていただきます。

 予算書181ページ、1項教育総務費でございます。

 1目教育委員会費につきましては、前年比で6,749千円の増となってございます。

 主な増の理由といたしましては、人件費の増ということになってございます。

 183ページ、2目教育振興費は、前年比で20,770千円の増となってございます。

 183ページ、教育振興費では、学校に導入いたしましたタブレット型PCを活用する際の指導研修を行うICT支援員を配置するため、1号職員の報酬が前年比で1,806千円の増となってございます。

 次に、予算に関する資料2、主要事業施策シートの13から14ページに掲載しておりますが、184ページ、報償費16修学旅行費助成事業報償費を前年比で4,449千円増額いたしまして、これまで2分の1であった助成を全額助成に拡大するとともに、コロナ禍への対応として、増便するバスの借上げに係る経費を計上し、父母負担の軽減を図ってまいります。

 次に、186ページ、コンピューター教育事業では、こちらも主要事業施策シート15から16ページに掲載しておりますが、役務費にモバイルWi─Fi使用料3,822千円を計上し、GIGAスクール構想により小・中学校に配置いたしました一人1台タブレットPCを各家庭で活用する際、Wi─Fi環境の整っていない家庭への負担を軽減するため、モバイルルーターの無料貸出しを実施いたします。また、通信費につきましても教育委員会で負担することといたしますので、コロナ禍における万が一の休校措置等においても、学習機会の確保ができるよう万全を尽くしてまいります。

 それから、187ページ、就学支援事業では、奨学金の貸付けにつきまして、随時受付、入学前貸付け、一般貸付け、あと、奨学金の免除規定の拡大等によりまして、借入れの希望者が増加しております。これまでは希望者の状況に合わせまして、年度途中で補正予算を計上しておりましたけれども、新年度におきましては、年間の貸付額を想定いたしまして、前年比9,180千円増の26,700千円を計上してございます。

 それから、同じく187ページ、高校振興事業におきましては、こちらも主要事業施策シート17から18ページに掲載しておりますけれども、高校振興会の補助金として、令和2年度の補正予算において実施いたしました通学交通費の助成を継続するとともに、清水高校の魅力を発信するための広報活動や学習・部活動の支援、それから、保護者負担の軽減を行うため、当初予算比で4,234千円増の8,943千円を計上してございます。

 それから、同じく187ページ、国際交流事業につきましては、これまで清水町国際交流協会への補助という形でございましたが、そちらは休止いたしまして、タブレットを活用した国際交流を実施するための委託料770千円を計上してございます。

 それから、次に、189ページからの2項小学校費でございます。前年度比で7,440千円の増となってございます。こちら小学校運営事業では、令和2年度、2名配置いたしました町採用の少人数学級担当教諭については1名の減、それから、新学習指導要領の全面実施による教科書・指導書等の購入の減によりまして、前年度比2,896千円の減額となってございます。

 それから、191ページ、小学校施設維持管理事業及び小学校プール維持管理事業につきましては、光熱水費や修繕費、工事費等の減により、それぞれ2,186千円と2,193千円、前年度より減額となってございます。

 なお、新規事業としましては、194ページ、小学校施設改修整備事業の工事請負費で、清水・御影両小学校の体育館照明LED化工事を実施し、14,871千円を計上してございます。

 次に、195ページ、3項中学校費です。

 1目中学校管理費につきまして、前年と比較し13,767千円の増となってございますが、中学校運営事業費において、2号職員共済費、それから、新年度は中学校の新学習指導要領の全面実施による教科用指導書の購入経費、それから、備品の購入の増等によりまして、前年より11,432千円増額していることが主な要因でございます。

 新規事業といたしましては、199ページ、中学校施設改修整備事業において、清水中学校の放送設備の更新工事、それから、テニスコート排水溝の改修工事費として、合わせて7,684千円を計上してございます。

 同じく199ページ、2目のスクールバス管理費でございますけれども、令和2年度にスクールバス待合所撤去工事を実施いたしましたが、こちらの事業終了等により2,350千円の減額となってございます。

 なお、新型コロナウイルス感染症に対する予算につきましては、令和2年度に検温機器等、必要な備品の用品等はそろえてございますので、令和3年度につきましては、各学校において使用する消毒液等の消耗品の購入費として、小学校管理費及び中学校管理費の需用費のほうに、1校当たり800千円、合計で3,200千円を計上しているところでございます。

 最後に、ページが飛びますが、229ページ、6項保健体育費の3目学校給食管理費についてでございます。前年度と比較し18,576千円の増となってございますが、2号職員の共済費と人件費の増、それから、234ページ、14節の工事費におけます排水処理施設制御盤改修工事、それから、蒸気回転釜の交換工事3,579千円、それから、235ページの17節備品購入費で、給食配送車の購入費11,000千円を計上していることが、主な増加要因となってございます。

 以上、簡単ではございますけれども、学校教育課に係る予算についての説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。

○委員長(口田邦男) 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) 私のほうからは、10款教育費のうち、社会教育課が所管いたします新年度予算につきまして、新規・拡充事業、前年度との変更点等を御説明いたします。

 予算書205ページを御覧願います。

 5項1目社会教育総務費では、下から2行目になります。社会教育事務でございますけども、2号会計年度任用職員1名分の給料、職員手当、共済費につきまして、13款1項1目行政費での予算計上に移行をしておりますことから、この部分で2,487千円の減となっているところでございます。

 207ページに参ります。

 下から8行目に、成人教育事業の事務事業がございます。令和2年度の成人式につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、令和3年8月14日の開催に延期をしたところでございます。このため、令和3年度開催の分と延期分合わせまして、それぞれ報償費等それぞれの経費につきまして、2回分の成人式経費を予算計上しているところでございます。

 208ページに参ります。

 2目の文化振興費でございます。下から6行目、7節15番郷土文化振興事業報償200千円、209ページに参りまして、上から5行目、11節51番チラシ折り込み手数料21千円のうち10千円、これを合わせました210千円を、郷土文化振興事業として新規で予算計上しているところでございます。令和2年度までは中央公民館費でふるさと講座という形で、郷土文化に関わる学習の機会を設けておりましたけれども、令和3年度からは文化講演会という形の中で、郷土史または文化・史跡等に関わる学びの場を設けていきたいということで予算計上しているものでございます。

 209ページの3目文化会館費でございます。下から2行目に7節11番体育文化継承事業報償に1,051千円を予算計上しております。令和2年度におきましては、第九交響曲演奏会を開催する予定ということで予算を計上したとこでございましたが、新型コロナウイルス感染症の影響に、中止をせざるを得ないというところになったところでございます。令和4年度での演奏会の開催に向けまして、令和3年度におきましては、一般合唱のワークショップを開催してまいりたいということ、また、従前からに継続いたしまして、中・高校生に向けた学校合唱ワークショップの講師謝礼ということで予算計上をしているものでございます。

 212ページに進みます。

 上から5行目、14節10番文化センター排風機改修工事3,330千円につきましては、文化センター大ホールの排風設備の老朽化に伴う改修工事費の予算計上でございます。

 4目図書館・郷土資料館費でございます。215ページに参ります。

 215ページの上から8行目に、12節30番コンピューター保守点検委託料352千円、そこから4行下に、13節31番図書館システムデータセンター等利用料779千円、さらに5行下に、17節15番図書館システム4,864千円、これらを合わせました5,995千円につきましては、現在の図書館システムが導入から6年目を迎えており、サーバー機器等が老朽化しておりますことから、システム更新費用として予算計上するものでございます。今回のシステム更新では、クラウド方式によりインターネットによる貸出予約や蔵書検索ができるシステムの整備を図ってまいる計画でございます。

 6項1目の保健体育総務費に進みます。ページが飛びます。226ページでございます。

 226ページ、上から3行目、7節11番少年スポーツ奨励事業報償に1,152千円を予算計上しております。これにつきましては、令和3年度より新たにスポーツメディカル教室事業を開催するための講師謝礼として、500千円分を拡充して予算計上しているものでございます。

 2目の体育施設費に参ります。229ページでございます。

 229ページの上から7行目に体育館建設事業ということで、事務事業合計で20,324千円を新規で計上してございます。令和3年度におきまして、体育館建設の町民検討会議の委員報償として96千円、消耗品・郵便料等の事務経費に120千円、そして、基本設計の委託料として20,108千円を予算計上をしているものでございます。

 主立った点といたしまして、社会教育課に係ります予算の説明をさせていただいたとこでございます。

 図書館のシステム事業、また体育館の建設事業、これにつきましては、令和3年度予算に関する資料2の19ページから22ページにかけまして、主要事業施策シートとして事業の内容について記載をさせていただいておりますので、御参照いただきますようお願いを申し上げます。御審議のほどよろしくお願いをいたします。

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○委員長(口田邦男) それでは、質疑に入りますけども、質疑に入る前に休憩を取ります。再開は15分といたします。午後2時15分といたします。

(午後2時01分)

○委員長(口田邦男) 休憩前に引き続き会議を開きます。

(午後2時15分)

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○委員長(口田邦男) これから順次質疑に入ります。

 10款1項1目教育委員会費、181ページから183ページまでの審査を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、10款1項2目教育振興費、183ページから187ページの審査を行います。質疑ありませんか。鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) よろしいですか。これ全部一通り聞いているので、183ページの1号職員の報酬なのですけれど、ICTの絡みで、これも昨日まで聞いていたかどうかあれなのですけれど、どういう募集をして、どういうふうにしていくかというのを、募集しないのであればしない、もしくはこういう内容でやりますというのを、ちょっと詳しく教えていただきたいと思います。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) ICT支援員についてお答えしたいと思います。

 昨日の予算委員会の中でも総務費及び民生費のほうで各課長のほうから説明があったかと思いますけれども、集落支援員の制度を活用して、ICT支援員ということで、学校等におけるICTの支援を併せてやっていただくという形でございます。もちろん集落支援員でございますので、地域の困りごとの解消等の相談も併せて両方の業務を担っていただくという形で、ほかの方と同じように活用するという形でございます。

 募集につきましては、ほかの支援員と同様に、役場OB等を想定しておりますけれども、募集については公募という形を取る予定は考えておりません。

○委員長(口田邦男) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) これが最後なのですよね、1号職員に関して。昨日、ちょっと帰ってからネットで調べても出てこなかったので総務課長に再度お聞きしたいのですけれど、要は必ず公務員OB、もしくは、昨日は改良普及員等々というような話をしていたのですけれど、これが地元に長年住んでいる、地元に精通している、例えば60歳、61歳の会社を辞められた方、すごく地元の中で、例えばいろいろな公の職についていたりとかした方が、やりたいな、私、やれるかもというような方がもしいたとするならば、制度的に役場OBだけが入ってしまうと、何だ、これは役場OBのための、もしくは公務員OBのための仕組みなのかとなると、すごく疑念を持たれるかもしれないので、そこはクリアできる何ものかがあるかどうか、確認させてください。

○委員長(口田邦男) 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 想定されているのが、そういった行政経験者が適任だろうということですけれども、それ以外の方でも、そういった技能といいますか、そういったものを持っている方であれば、それは可能であります。

○委員長(口田邦男) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) であれば、やはりどこかで募集をかけるか、もしくは何かちょっとの間だけでもやらないと不公平感というか、いいのかそれでというような意見が出られたら困るので、それはうまくというか、一旦、少しの間でも、短期間でも募集したほうが僕はいいかなとは思います。それはお任せしますけれども、誤解のないようにぜひ運営していただきたいと思いますがいかがでしょうか。

○委員長(口田邦男) 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) その点につきましては、誤解のないように十分配慮してまいりたいと考えてございます。

○委員長(口田邦男) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 続きまして、184ページ、修学旅行費助成、これは先ほどから説明があったのですけれど、確か、例えば小学校の修学旅行であれば30千円だったかな、道のそういうのがありますよね。ただ、将来的にお母さん方、お父さん方が徒党を組むわけではないですけれど、30千円まで入るんだったら、私たちで30千円出すから、ぜひうちの子たちを東京ディズニーランドに連れて行ってほしい、1泊2日で飛行機で、あと半分出すからとなった場合とか、そうはならないような仕組みというか規定、もしくはそういうのが整備されているのか、お聞きしたいと思います。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。

 現在も小中学校修学旅行に係る助成要綱という、内規ですけれどもそちらを定めまして、今までは半額の助成ということで、小学校10千円、中学校30千円という金額を定めているところでございます。今回、全額の助成の予算を計上させていただきましたので、そこの部分で今まで大体小学校ですと、鈴木委員がおっしゃるように30千円弱程度ぐらいかかるという部分がありますので、その辺を考慮して、新たな金額を定めるという形の要綱にして、今、おっしゃったような豪華なというか、そういうものになって青天井的になるということのないように、学校とも調整しながら進めていきたいというふうに考えてございます。

○委員長(口田邦男) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 今日も控室で色々話したのですけれど、いろいろなものを無償化するということは、すごく危険も伴うと私は思っています。ただ、小学生とか、中学生の数が、現実、このぐらいの金額で高いか安いかという議論は別として、10年前とはもう違うなという感覚でやはり考えていかなければならない部分もあると思うのですけれど、例えば清水町は定住移住の政策が合致して、めちゃくちゃ子供たちが入ったときもそのままできるのかという話に今度はなってくるのです。ここまでに、無償化にするに至るに当たって、そういう議論は現実的ではないからしていないとは思いますけど、出している以上は無償化なのですというしかないのでしょうけれど、どこかここかに、無償化ではなくて例えば食事の一部は、この部分は子供たちが楽しんでもらえる、学べる食事代として、一部、親の負担があってもよかったのではないかというような、例えば3,000円でも、5,000円でも家庭で負担してもらって残りをというような考え方っていうのは、例えば教育委員会の内部でそういう話があったかなかったかだけお聞きして話を終わりたいと思います。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。

 今、鈴木委員がおっしゃったような一部の経費の上乗せというか、そういう議論については、今回については、今まで修学旅行費の経費についても一部助成して、それから半額という形に持ってまいりました。今回については、町長部局、義務教育費の負担を下げるというのは町長の政策という部分もありますので、町長とも御相談いたしまして、今回については、先ほど人数の話もございましたけれども、今の人数等を考えますと全額の補助という形がよろしいかという話をしたところでございます。

○委員長(口田邦男) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) もう一つだけ。教育委員さんの会議の中でこういうことを話し合うのか、その中でも、これは妥当というような回答があったか、その話があったかないかだけ、最後、確認をしたいと思います。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 教育委員会で、当然、予算計上いたしますので、教育委員会の会議の中で新年度の予算についての協議をさせていただく中で、こちらから御説明し、御納得いただいた形で、今回、予算計上をさせていただいているところでございます。

○委員長(口田邦男) ほかは質疑ございませんか。高橋委員。

○委員(高橋政悦) 中身の質問の前に、私、昨年12月に一般質問しまして、ICT関連の教育委員会が一人一人のタブレットに対して運用指針なり、そういうのを検討していると答弁いただきました。最終的な決定は教育委員会のほうでやるということを聞いた記憶があるのですが、その後、ホームページに公開されました教育委員会の議事録等々にその議題がなかったというか、私が見つけられなかっただけなのかもしれませんけれども、その辺というのは、検討してないけれどあの場では検討していると言ってしまったのか、間違いなく検討しているのだけれども、それに載らないというか、載せる内容ではなかったのか、教育委員会として別途会議を持って定期的なものではなかったということなのか、その辺の説明をお願いいたします。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。

 ICTの指針等については作成しておりますというか、ちょっとまだ完全な完成形ではないのですけれども、検討をし、新年度に向けて作成を行っているところでございます。

 前回の一般質問の答弁の中で、もちろん教育委員会で決定しますという、私、お話をさせていただいたと思うのですけれども、教育委員会で決定という部分で、いわゆる教育委員会会議の中の議題として決定する部分と、それから、教育長が専決事項で決める部分という部分があるかと思います。ちょっとそこのところの私の答弁の仕方が悪かった点もあったのかと思いますけれども、この指針については教育長が決定し、必要に応じて教育委員会の会議のほうにお示ししていきたいというふうに考えてございます。

○委員長(口田邦男) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) 国の補助があって、昨年の12月までに全部が整う、当然、整ったらすぐに使えるという、そのために急いだのだと思うのですけれど、なのに、そっちのハードはできたけどソフト面が追い付いていなかったというのは、結局、教育委員会として何をやっていいかわからなかったということなのだろうけれども、でも、それを新年度からやるために、今、検討しているとかっていうのも、それですら、まだ遅いと思うというふうな印象を受けるのですけれども、このあと教育委員会として急いで決めることなのでしょうが、なるべくなら、教育長が専決処分で許可をしたものについたって、教育委員会に当然のように報告事項として載せるべきものだろうし、今、令和2年度、載せている教育委員会の議事録等々、何の変哲もないものであるし、今回の教育方針にしても、昨年度とほぼほぼ8割強同じ文言、ちょっとだけコロナ絡みのやつが入っていて、若干違ってくるところはありますけれど、あまりにもずさんだという印象を受けていました。その辺はなるべく、そのときの方針に合った方針なりを立てていただきたいと思います。

 そのことはそのことでいいのですけれども、先ほど課長の説明の中に、モバイルWi─Fiの貸出料については教育委員会の負担という表現がありましたけども、教育委員会費のどこから負担されるのか教えていただきたいと思います。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。

 予算書では186ページの11役務費、12番にモバイルWi─Fi使用料がございます。こちらのほうでモバイルWi─Fiを借り受けて、それを貸し出します。その際に係る通信費についても、こちらで併せてみるという形でございます。

○委員長(口田邦男) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) 私が言いたいのはそういうことではなくて、課長、教育委員会が負担するという表現をしたので、当然、教育委員会費から出すのかと思っただけで、本来、これは町の中の予算であって教育委員会でそんな予算があるのかというふうに勘違いするような表現だったので指摘しただけです。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 失礼いたしました。表現として教育委員会で負担いたしますという表現をいたしましたけれども、一般会計予算に計上して負担するという意味でございます。

○委員長(口田邦男) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) 2点について確認できましたので、中身に入りたいと思います。

 清水高校の振興会補助金について、これは去年もやっている御影からの通学補助に関して、それを組み入れて多くなっているという感じだと思うのですけれど、実際に事業シートを見ると、JRとバスと両刀使いといいますか、どっちか便利なほうを使っているのだと思うのですけれど、それの内訳っていうのはどのぐらいなのかわかりますか。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 申しわけございません。今、JRとバスの利用頻度の内訳の詳しい資料、振興会の事務局、高校のほうで手続き等をやっていただいているので、ちょっと今、持ち合わせはございませんけれども、今年度、25名程度利用していただいております。

 利用については、それぞれ住んでいる地域によって使い勝手のいいほう、どちらでもいいほうを選択していただくという方式を取ってございます。

○委員長(口田邦男) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) JRもバスも同じくらいの金額ということでよろしいですか。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 申しわけございません。細かい数字、今、手元に資料がないのですけれども、私の記憶というか、あれでは、若干バスのほうが高かったかと思いますが、そんなに大きな違いはないというふうに思ってございます。

○委員長(口田邦男) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) わかりました。

 あと、1つ気になったのが、清水町学校国際交流事業委託料、これって実際に何をするのか、そして、委託先というのはどこになるのか教えていただけますか。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長補佐。

○学校教育課長補佐(吉田寛臣) 国際交流事業なのですけれども、清水町の国際交流協会がコロナの関係でチェルシーと交流がなかなかできないものですから、コロナ禍により実際に国を行き来するというのができませんで、小学校、年2回、清水小と御影小の6年生を対象にオンラインで台湾のほうと外国の、オンラインを使って例えば自己紹介ですとか、町自慢、ジェスチャーゲームなどをやって授業を行います。

 その委託内容としては、相手校の、まず台湾の同じ規模の学校を選定したり、あと、実施するまでの間の北海道の清水町のほうと台湾のほうの調整をしてくれるという業者がありまして、それが、今、相談しているところが、北海道の委託先があるのですけれども、台湾の物産展とかいろいろ、北海道インフォメーションセンターというところがあって、現地にも法人がありまして、そういう物産展の手配とかもする業者に、今、お見積もりをいただいたりしている委託料です。

○委員長(口田邦男) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) わかりました。これをチェルシーの交流事業の代替にするという、とりあえずの考えということで。これで、コロナが収束したあと、チェルシーと交流が可能だって向こうから打診があったり、こっちから打診したりということになったときは、補正予算で何とかしようという考えでしょうか。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。

 国際交流協会に関しては、今、課長補佐のほうで、コロナで実質的に今年度もできない状態でございました。それから、以前の議会の中での御質問等でも、私、お答えしたことがあるかと思うのですけれども、国際交流協会のほうの人員的な部分もあって、お互いにホームステイのやりとりというのがなかなか難しい状況もあるのも事実でございます。

 ですので、今後、国際交流協会さんとはその辺も含めてお話ししなければならないと思うのですけれども、コロナの収束をしても以前のようなチェルシーとのお互いの行き来というのができるかどうかは、今のところ、ちょっと難しい部分もあるというふうに思ってございますので、教育委員会といたしましては、この事業をきっかけに、将来的にはそちらのほうの、今、オンラインで結んでやりとりしたところとの人的な交流とか、そういう部分も考えていきたいというふうに思ってございます。

○委員長(口田邦男) そのほか質疑ございませんか。川上委員。

○委員(川上 均) 何点かちょっとお聞きしたいと思います。

 まず、今、お話があった修学旅行の前にスキー授業の報償費が出ていまして、これも、今まではこれは個人負担ということだったのでしょうか。ちょっと僕もよくわかってなかったものですから。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長補佐。

○学校教育課長補佐(吉田寛臣) スキー授業に関して、スキーリフト代ですとか、あと、講師がおりますので講師の謝礼ですとか、そこの負担をしております。

○委員長(口田邦男) 川上委員。

○委員(川上 均) 今回の中身、拡充という形では、スキー学習に伴うものは全て、例えば貸しスキーだとか、ウエアだとか、リフト代も、もちろん入っていますけれども、それらを含めてということでよろしいのでしょうか。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長補佐。

○学校教育課長補佐(吉田寛臣) もちろん、スキーを持っていないお子さんもいらっしゃいますので、レンタルスキーも要望があれば貸し出しています。

○委員長(口田邦男) 川上委員。

○委員(川上 均) ちょっとちまたで聞いたのですけれど、今まで持っている人がというか、自分で用意してスキーをやります。でも、そうでない人は町のほうでレンタルで全部やってくれるのだということになれば、何のために買ったのかという不公平感が出ているような話も聞いております。

 ただ、今後、周知していただいて、そういう部分では費用がかからないということをもうちょっとわかりやすいような形で、周知、どうかなと思うのですけれど伺います。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長補佐。

○学校教育課長補佐(吉田寛臣) スキー授業が始まる前に、教育委員会のほうでも用意できるということを、まず学校のほうで周知してからスキー授業を始めたいと思います。

○委員長(口田邦男) 川上委員。

○委員(川上 均) コンピューターの、先ほどの教育の関係なのですけれども、モバイルWi─Fi使用料、ちょっと僕もよくわかっていないのですけれども、対象件数というのは何件ぐらいを予定しているか伺います。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長補佐。

○学校教育課総務係長(黒井 良) 貸し出しの件数についてですが、現在、学校で持ち帰りさせて調査していまして、約130台ぐらい貸し出す形になるかと思います。

○委員長(口田邦男) 川上委員。

○委員(川上 均) これは、用意したら常に貸し出すような形になるのでしょうか。それとも、非常事態のときに、モバイルで授業をやるとき、そういうときに貸し出すのか、ちょっと教えてください。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 今回、GIGAスクールで1人1台用意しました。国の方針としては、コロナがあったものですから、リモート授業とかも含めて、すぐに家庭で使えるようにという部分があったのだろうと思いますけれども、そういうときだけ持って帰ってというのもなかなか難しい部分もありますし、かなり高額の経費を用いて導入しておりますので、やはり日常的に、例えば宿題を出すとか、家庭学習で使えるようにという部分を考えてございますので、貸し出しを御希望されるというか、対象となられる方については、常に、毎日でも使えるような形でお貸しします。

 ただし、あまり高額な容量の契約をしますと相当な額になりますので、一定程度の容量に抑えて、なおかつ接続できる時間も夜遅くにまでならないような形で設定してお貸しします。

 ですから、やはり御家庭に大容量のそういうものがあったり、有線の回線でつながっているような御家庭では必要ないかと思いますので、本当に御家庭でそういう環境がない方に最低限家庭学習に使える部分でのものということでお貸ししたいというふうに考えてございます。

○委員長(口田邦男) 川上委員。

○委員(川上 均) わかりました。

 もう1点、高校の振興策の話なのですけれども、一昨年、昨年といろいろ議会の中でも話題になりましたけれども、今後、また新たな仕組みというか、新たな施策というのは今のところはまだ検討中ということでよろしいでしょうか。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 今、川上委員がおっしゃったとおり、昨年の一般質問等でもいろいろ御指摘というか、いろいろな話をいただいているところです。

 学校のほうでも、新しい高校のほうも新たな学習指導要領が始まります。令和4年度だと思いますけれども、そこに合わせて、学校のほうも系列の再編とか、その辺を考えているようでございますので、学校のほうでも魅力のあることが学べる学校に変わっていかれるのだろうというふうに思っています。

 教育委員会というか、町としましては、現在のいろいろな補助金等を出しておりますけれども、さらにどういったものがいいのか、学校とも協議を重ねて、できるだけ父母負担が少なければ来ていただけるのかということもあるのですけれども、そればかりだと、今後、他町のいろいろな高校を見ても、相当お金をかけてもなかなか生徒が集まらないという現状もあるものですから、何とかいい方法で、少しでも生徒の数が減らない方法を振興会を通じて、また、お話し合いを続けさせていただきたいというふうに考えてございます。

○委員長(口田邦男) 川上委員。

○委員(川上 均) なかなかこれは難しい問題で、一長一短に行くような課題ではないとは思うのですけれども、確かにお金をかければいいというものではないと思います。ただ、施策として、これは町の視点になるとは思うのですけれども、やはり学級数が減っていくといった中で存続自体が、今後、本当にどういうふうになってくるのかという部分で考えていくと、例えば新得を今までやっていましたけれども、1人、例えば清水高校生、役場で1人採用枠を特別に設けるだとか、お金で解決すればいいというものではないですけれども、ほかのところでやっている支度金を、例えば100千円なら100千円用意するだとか、お金で解決できるのであれば、1つの方法ですけれども、そういった施策もちょっと必要かと思いますけど、そこら辺も検討していただきたいと思いますがいかがでしょうか。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。

 確かに、今、川上委員がおっしゃったように、いろいろなほかの町とかでも、そういうお金のかけ方もされてきているという部分がございますので、これは町長の意向等もございますので、町長部局と協議させていただきながら、繰り返しになりますけれども、よりいい補助の仕方というものを検討していきたいというふうに思ってございます。

 失礼しました。先ほど高橋委員からの御質問に対してお答えしてもよろしいでしょうか。

 JRの定期代なのですけれども、1か月7,490円です。それから、バスについては、御影からで8,650円、羽帯の停留所からで6,850円という金額になってございます。

○委員長(口田邦男) そのほか質疑ございませんか。中島委員。

○委員(中島里司) 2点ほどお聞きしたいと思います。

 初めに、先ほども出ていましたが184ページ、修学旅行費の関係です。町としては初めて全額ということで、それに対して云々という気はありません。ただ、今、修学旅行、私、記憶がないのですが、修学旅行、小学校も中学校も実施要項的なものがちゃんとあって、その範囲内でやれということは変わっていないですよね。それは、実は、これを言ったらまた言われることがあるかもしれないのですが、30年近い前に、修学旅行費無償ということが議会の中で一部ありました。そのときにもいろいろあれしたのですが、結果的に、その時代はまだそういう状況には至ってなかった。強く申し出があった方に、もし、それが言われるとおりのことをやったら、それ以上の要求はありませんかって私は聞いたことがあるのです。それは約束ができないって言ったのです。それは、いまだに忘れられない言葉なのですけれど。

 さっき鈴木委員もちょっと言っていましたけれど、無償の怖さ、そういう無償化をしていくということは、ある程度、住民サービスというふうに捉えているかもわからないのです。当然なのですから。それが、無償というのは要求が際限なくなってくるということを念頭に置いていただきたい。今、運用例がありますからとか、そういう悠長なものでないのです。私が気にしているのは、ちゃんとこれを関係父母に説明するときに、こういうものは教育委員会の実施要項というか、運用というのはこういうふうになっています、それをはっきり公表しなければ、ただ無償化しますを、かっこいいから無償化しますなんていうような気持ちで言っているようでは、これは無責任だと思います。当然、これは、私は長く続けてほしい、続けれるような町であってほしいという希望があります。そのためにも、その時代、時代ではなくて、一定の期間はこういうことでやったんですと、だから、こういう要求があってもこれはこうだという。今、行政の中で、町民の意見を聞きましたとよく言うのです。あれは、無責任ですから。希望をかなえる方の話は聞きました。希望のかなえられない人に、それをできないという説明責任を果たしていないのです、今の行政は。だから、今言ったように、次のことが出てきたときに、できないようなころであれば、ちゃんとしたルールを説明した上でスタートされたほうがいいかと思うのですが、そこの辺、委員会の中でそこまで議論されたかどうかというのは、ちょっと蛇足になるけれども。

 修学旅行に行ったら食事代もただですか。無償化になれば。そしたら、修学旅行費で行った食事代はただなのに、学校で食べる給食費にお金を払う、それも無償になるのではないのという、これも当時の話です。否定しませんでした。そういう要求が次に出てくるのではないのと言った。

 そういうことを、ただ、これだけの1つの枠の中じゃなくて、運用例の中にはしっかりした、本当に気持ちよく受け取って、気持ちよく支援できる、そういうものをわかりやすいものにすべきだと思うのですが、今現在、それを持っていないでしょう。新しく、今。これを町長の政策としてやるわけだから、これは町長に責任ではなくて、教育委員会は受ける側として、そういうものをちゃんと町長にこういうことですかと示した上で、当然、出てきてしかるべきだと思うのですがいかがでしょう。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。

 先ほど私が申し上げた助成要綱という形で、そこには、単純に幾ら助成しますとか、そういうことを書いているものについてはあるのですけれども、今、中島委員がおっしゃったのは、方針というか、そういう部分と思いますので、そこの部分については、明文化したというものはございません。

 それで、今後さらにという部分があるかと思うのですけれども、そこの部分については、その都度、協議をさせていただいて、できる部分、できない部分の線引きをしっかり説明しながら実施していくという形を取ってまいりたいというふうに考えております。

○委員長(口田邦男) 中島委員。

○委員(中島里司) その都度、検討はだめなのです。まずは、スタートする時点で、今、私がざっと話した中で、修学旅行というのは、日常生活が凝集された団体活動なのです。そういうものを十分想定した中で、だから、運用例はここまでというのを話し合ったら協議しますでは、担当者が変わったらまた違うことが出てくるのだよ。だから、そういうことから言ったら、事前に、まだちょっと時間はあると思いますが、ないのか、4月ぐらいになったら修学旅行始まるのかな。どちらにしても、そういうものを想定して、父母の方々もここまで面倒を見ていただいて、こういう支援をもらっているのだという、ここまではというものをちゃんと示す必要があるだろうと。

 なぜ、僕はこれをしつこく言うかって、無償にしたら飛行機を貸してくれという話、これも昔、そういう話をしました。それは要求ききませんかと言ったら否定しなかったのです。

 今、修学旅行で決められるのは、日数か、時間か。日数で。そしたら、例えば2泊だったらバスや汽車で行くよか、飛行機で東京に行ったほうが時間が早いのだと。そういう問題も、無償の要求というのは際限なくなってくるということを念頭に置いて、日にちをいったら、道内でこうだったというものを作れないことないでしょう、先生方と協議したら。それを父兄にちゃんと周知して、よかったというような、そういう環境整備をしてからスタート、日にちが、時間があまりないけれども、頑張ってそういうものを周知した上で、いいスタートを切ってもらいたいと思います。いま一度、ちょっと忙しいかもしれないけれど検討してもらいたいと思います。その辺。課長。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。

 今、委員からお話があった部分は、しっかりした形でやっていきたいと思います。

 先ほど来、御説明した要綱のなかにも、食費は除くという記載もございますし、あと、上限、全額補助ではあるけれども上限額を決めて、そこを超えない。今の修学旅行で、小学校ですと1泊2日、中学校ですと3泊4日の大体の上限額、そこには教員の先生方の旅費の規定とかもありまして、あまり高額なものは出ないという部分もありますので、全額助成といいながらも上限額をしっかり設けてやっていきますという形で、周知徹底を図っていきたいというふうに考えております。

○委員長(口田邦男) 中島委員。

○委員(中島里司) 父兄の方が本当にありがたいと思えるような、納得の上、たくさん出せばいいということを言っているのではなくて、こういうルールの中でやってもらっているのだということを、快く思えるような、そういうスタートを切ってもらいたいと思います。

 もう一つ、187ページ、国際交流事業、ちょっと私、聞き違いをしていたかもしれないけれど、台湾と言った。今、地元の協会とは、この件については一切何も話し合いをしていないと理解してよろしいですか。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 国際交流協会さんとは、先ほど高橋委員の御質問の時にも答弁させていただきましたけれども、なかなか組織として今までのような事業をやっていく能力がちょっと難しい状況にあるのかという部分です。ただ、全く会の解散とかということではなくて、会は残されていくという話はお伺いしました。それで、私ども、今回の予算計上をする前に事務局長さんとはお話をさせていただいて、ざっくばらんな話を、今、申し上げたような話もさせていただいたので、これから、私ども町のほうで直接国際交流の経費を補助金という形ではなくて計上させていただいてやらせていただきますという話はさせていただいて、事務局長さんからは了解を得ました。ただ、今、委員おっしゃるように、実際にどういう形でどこに行くというところまでのお話はしていないところでございます。

○委員長(口田邦男) 中島委員。

○委員(中島里司) 今、課長から説明いただいた、局長とは話し合ってあっていることでれば、その話は全くなかったので、一方的に先に進めていったのかと。これからそうやって話をするのだと思って。俗にいう議会を通っていないから相談できなかったといえばそれまでのことかもしれないけれども。

 現実として、私は、今、コロナという時代で、テレワークというのですか、今、いろいろ出ていますよね。テレワークのメリット、デメリット。最近多いのが、やはり表情を見て、雰囲気を見て、テレワークでは見えない、限られた部分だから、常々、教育というのは本物志向であるべきだと私は思っています。絵画を見るのも一流の方、理解できる、できないは別として、見る、あるいは触れる、本物の方から話を聞く。教育の原点だと思っていますが、そういうものを考えたときに、今まで国際協会の御苦労、ここまで二十六、七年になるよね、多分。これを簡単に局長や役員の方は苦労の連続だったのです。ただ、最近はホームステイ先がなくなっている。向こうもそうだと。だったら、ホームステイ先を逆に行政のほうで何らかの手当を考えてもよかったのではないのと。ただ、コロナだから今は行き来はできないよ。何年か前から事務局長にもめったにお会いしないけれど、ちょっと聞いたら、受ける先がなくなったし、受けれないから、子供をやりたいけれど、やったら受けなければならないからって生の声を伺いました。そんな時代かなということであれしたのですけれど。集団でどこかに泊まってもらってという、そういういろいろな方法もあるけれど、費用的なものとか、できるだけ本物と接するという部分でということだったのですけれど、その後、ちょっと最近はお会いしていないのでお話を聞く暇がなかったのですけれど、今のお話を聞いていて、何か、その努力評価なしで、ただ、コロナだから簡単に変えますなんていう。今、うちの町で歴史を大事にしているではないですか。そういう時代にあって、やはり、そういうものが作られてから今まで30年近く維持してもらった方に対しての対応というのは、ちょっと違うのではないかと個人的には思います。

 この辺について、この先、協会のやっていた事業、協力してもらった事業はやりませんと。町としてはこっちでやりますと。それは何かといったら、業者だから業者はやりますよ。金を出していればずっと。今までは違うわけでしょう。本当に事務局は無償でやっていたわけですから、多分、いろいろなやりとりも、費用、経費を見ていなかったはずですから。多少はあったか。後半のほう。実際には、子供たちが行く費用にできるだけ充てていたわけです。だから、運営というのは、どうしても限られた人しかできなかったというのが実態ですから。そういうものを補いながら、30年近く続いているものに対して、もう少し町として何ができるか、何をしてやらなければならなかったかというのは、今年はこれをやるというのだからこれはこれとして認めても、これをやったからそっちはやめますなんていうことではなくて、もう一度、課長、事務局長と機会があったら、向こうの役員の方と今までの歴史を尊重しながら話し合いを持ってもらいたいと思うのですが、その辺、お願いというか、意見ということで、ちょっと伺いたいと思います。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。

 先ほども御答弁いたしましたように、長い歴史をお持ちで、事務局長の方は、昔、役場にいらした方ですので私もよく存じておりまして、その方の個人的な力も含めてずっとやってきたというところがありました。

 先ほど委員もおっしゃったように、お互い、行き来ということでホームステイを、こっちから行けば向こうからくるときに受け入れをしていただくと、やはりその辺の部分がハードルが高くなった部分もあります。それから、子供が少なくなってきて、希望する方が少なくなってきたという部分もあったりして、交流の事業ですので、ただ行って、どこかに、ホテルに泊まるとか、来てもらって研修施設に泊まるとか、そういうことではなくて、お互いにホームステイして、文化なりを学ぶというのが目的で、お互い、そういうことをしたいというのがあったようなのですが、近年、ちょっとその部分が難しい部分が出てきて、滞っていたという部分もあったと思うのです。

 それで、先ほどのお話、繰り返しになりますけれども、全く会として全て解散するというか、事業をやめるというところまでは聞いておりません。とりあえずコロナもあるので、しばらくは難しいという話をお聞きして、うちの予算計上につながっておりますので、また引き続き協会の方とコンタクトを持ちながら、先ほど委員が言われたような形、今までの経過を含めてお話をさせていただきたいというふうに思ってございます。

 以上です。

○委員長(口田邦男) そのほか質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 それでは、次に入る前にここで休憩を取ります。3時20分といたします。

(午後3時20分)

○委員長(口田邦男) 休憩前に引き続き会議を開きます。

(午後3時20分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(口田邦男) 次に、第10款1項3目教員住宅費、188ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、10款1項4目特別支援教育費、188ページ、189ページの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款2項1目小学校管理費、189ページから195ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款3項1目中学校管理費、195ページから199ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款3項2目スクールバス管理費、199ページから201ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款4項1目幼稚園管理費、201ページから205ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款5項1目社会教育総務費、205ページから208ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款5項2目文化振興費、208ページ、209ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款5項3目文化会館費、209ページから212ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款5項4目図書館・郷土資料館費、212ページから216ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款5項5目中央公民館費、216ページから218ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款5項6目御影公民館費、218ページから220ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款5項7目地域学習施設費、220ページから223ページの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款5項8目農村環境改善センター管理費、223ページ、224ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款6項1目保健体育総務費224ページから226ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 226ページ、これは先ほども説明いただきましたメディカル教室事業報償拡充という。このメディカル教室事業報償のちょっと内容について、今一度お願いしたいと思います。

○委員長(口田邦男) 社会教育課参事。

○社会教育課参事(佐々木亘) メディカル教室の関係についてお答えをいたします。

 メディカル教室につきましては、スポーツ医学、このスポーツ医学の観点から、子供たちに対する体力づくりですとか、あと効果的なトレーニングの方法、そういったものを専門のスタッフにより講習、または実技指導、そういったものを行う予定でございます。

○委員長(口田邦男) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) これ、拡充なのであれですけれど、スポーツ少年団指導者活動......。まあこれはいいか。なぜ、メディカル教室事業......。これ、外部委託なのですか。それとも、これでいったら、例えば、体協、スポーツ少年団活動だから、体協ではないな。社会教育のほうか。社会......。どこが......。ごめんなさい。これ、どこを主催でどういうようにやる予定なものか、すいません、その辺もお願いします。

○委員長(口田邦男) 社会教育課参事。

○社会教育課参事(佐々木亘) すいません。ちょっと説明が足りなかったものですから。これに関しましては、まず、子供たちがスポーツ活動をするに当たって、やはり心配となるのが、けが、故障、そういったものになろうかと思います。そういったものを専門のスタッフ、これは外部の方を予定してございます。そういうスポーツ医学の専門スタッフの方を招へいした中で、先ほど言いましたとおり、講習ですとか、また技術指導、そういったものを行ってまいりたいというふうに考えております。

○委員長(口田邦男) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) ということは、これは子供たちなのか、それとも、指導者講習なのかな。子供たちですかね。子供たちですね。子供たち。となると、いや、ほかのところも実はあって、私、思ってたのですけれど、こういうのを、例えば、NPOのアイスホッケーであり、体協であったり、そういうところがこういうのを逆にできるような形にした上で、まあ彼らというか、今いるスタッフたちをしっかりそういうのを学ばした上で、体協であり、アイスホッケー協会であり、そういう人たちができるような仕組みづくりを今後していくのが、やはり一番、一番で、スポーツ各少年団の指導員、指導者たちがそれを得た上でやるっていうのが、一番これからはいいのではないかなというような感じをしてたのですけれど、そういうふうに幅を広げていくような、今後、考え方はあるかないかお聞かせください。

○委員長(口田邦男) 社会教育課参事。

○社会教育課参事(佐々木亘) 今、鈴木議員が言われたとおり、まず、私どものほうで取っかかりといいますかね、そういったものを行った中で、今後、指定管理のほうの事業ということに展開していけば、そして、今、子供たちを対象にというお話もさしていただきましたけれども、また、スポーツ栄養学という部分もありますので、そういった部分は、子供たちにと合わせて保護者の方ですとか、そういったところも少しずつ対象を広げていったりということで取り組んでいければというふうに考えております。

○委員長(口田邦男) そのほかは質疑ございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款6項2目体育施設費、226ページから229ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款6項3目学校給食管理費、229ページから235ページまでの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 これで、教育費の審査を終わります。

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317