令和3年度予算審査特別委員会(3月19日_国民健康保険特別会計)

○委員長(口田邦男) これより、議案第23号、令和3年度清水町国民健康保険特別会計予算、267ページ、273ページから291ページまでの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば、説明をお願いいたします。

 町民生活課長。

○町民生活課長(斉木良博) 国民健康保険特別会計について説明をさせていただきますので、お時間を頂きたいと思います。

 予算書については267ページから330ページまでとなってございます。

 予算総額につきましては、129,100千円、前年度予算に比べまして23,000千円の減額、率にして1.8%の減となっておりますが、12月議会で補正をいたしました2年度予算との比較では7,715千円の減、0.6%程度の減、ほぼ同額の予算額となってございます。

 国民健康保険制度につきましては、平成30年度から北海道が保険者になるということで、市町村とともに制度運営を行う制度改革が行われて4年目ということになりますが、今後、保険料水準の統一、また、その先にある保険料率の統一に向けた制度構築のための協議等が必要であります。

 また、令和3年度予算につきましては、昨年からのコロナ禍の中での受診控えや後期高齢者医療制度への被保険者の移行などを反映した積算を行い、また一方で、疾病を予防し、健康で日常を過ごしていただくための特定健診の受診勧奨や保健指導の充実を行う予算となってございます。

 273ページから277ページまで、歳入予算に記載してございます。

 273ページ、1款1項1目国民健康保険税につきましては、被保険者の所得の伸び率、徴収率等を考慮し、推計を行いました。前年度比6,140千円の増ということになってございます。

 274ページ、保険給付費等交付金でございます。こちらにつきましては、保険給付費の被保険者の減少、コロナ禍による受診控えなど保険給付費の見込みを算定いたしまして、25,782千円の減ということになってございます。

 276ページ、4款1項1目一般会計繰入金でございます。

 一般会計の4款1項1目保健衛生総務費の中の国民健康保険事務繰出金の内訳に当たるものでございます。

 基盤安定繰入金につきましては、所得に応じて軽減をしている保険税について、国と道とともに町が補填をしているものでございます。いわゆる法定内繰入金と言われているものでございます。

 同じく276ページ、2項1目国民健康保険繰入金につきましては、令和元年度において剰余金があったこと、それから、2年度においても積立てを見込めるという見込みでございますので、基金の一部を繰り入れるということを予定してございます。

 次に、278ページから292ページまで、歳出予算となっています。

 278ページ、1款1項1目一般管理費につきましては、主に人件費の変動による部分、2,897千円の増加、同じく2目国保連合会負担金につきましては、令和2年度から運用を行っています事務処理標準システムの導入に関わりまして、国保保険者ネットワーク負担金の減などを主な要因として3,149千円の減、合わせまして251千円の減額というふうになってございます。

 281ページ、保険給付費でございます。2款1項療養諸費につきましては、前年と比べて20,120千円の減額となってございます。実績に応じた、基づいた予算計上として、昨年12月補正後の額と同程度ということになってございます。

 続きまして、282ページ、2款2項高額医療費でございます。昨年の当初予算との対比では3,000千の減というふうになってございますが、実績に応じた積算を行い、2年度の補正後の額と同ということになってございます。

 開きまして、284ページ、3款1項医療給付費でございます。北海道への納付をするものでございますが、本町の保険税の賦課状況、それから医療給付の状況から推計され、通知に基づく額を2項後期高齢者支援金分、それから3項の介護納付金分とともに計上をしているところでございます。

 開いていただきまして287ページから、5款2項1目特定審査等事業費でございます。

 288ページ、お開きいただきまして、12節の委託料でございます。30番、特定健康審査データ分析ソフト保守委託料、こちらにつきまして220千円昨年と比較して増額となっていますが、隔年でバージョンアップを行う必要がありますので、その部分の経費の増というふうになってございます。

 同じく52番、特定健康診査・特定保健指導未受診者対策事業委託料でございます。こちらにつきましては、2年度におきまして未受診者へはがきによって受診勧奨を行ってまいりましたが、受診率の向上、それから健康づくりのために未受診者への過去の受診歴や受診結果を記載した文書として送付をして、受診勧奨のアプローチの充実を行うということとともに、保健指導の際にも活用させていただいて、委託事業の内容の見直しを行うということで、748千円の増というふうになってございます。

 以上、国民健康保険特別会計に係る主な点について説明をさせていただきました。御審議よろしくお願いいたします。

○委員長(口田邦男) これから、歳入歳出一括して質疑を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 これで、議案第23号、令和3年度清水町国民健康保険特別会計予算の審査を終わります。

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