○議長(桜井崇裕) 日程第4、行政報告を行います。
町長から行政報告の申出がありました。これを許可します。なお、自席において発言願います。町長。
○町長(阿部一男) (行政報告 町長 朗読)
○議長(桜井崇裕) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可します。
質疑はありませんか。5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 若干、確認をさせていただきたいと思います。
コロナのワクチン接種の今、行政報告をいただきましたけれども。本議会2週間遅れで開会している。先ほど事務局長のほうからありました。
この後出ていきます一般会計補正予算の専決処分の関係も12,000千円という、かなりの金額なのですけれど。要は、先般、町内で発生したコロナウイルス感染症に対しての町内施設が休業している。それは多くの子供たち、または親も含めていろんなところに影響を及ぼした。その部分について、12,000千円の補正もするのに、何でここで行政報告がなかったのかなっていうのが、ちょっと不思議だなあと思っていたのですけれど。その部分については、今後どこかで報告があるのか。まだ終息していないから、今回は出していないのかという部分について、ちょっと御確認だけさせていただければと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。副町長。
○副町長(山本 司) 町内におきましてのコロナの感染状況につきましては、この後、行政報告という形ではございませんけれども、その専決処分をした内容の中で、一定程度詳しく御説明を申し上げたいというふうに考えてございます。御理解いただきたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) 多分、順番が違うのかなと。別にこれ責めているのではなくて。でも、一番、町民が聞きたいところというのは、ここだと思うのです。要は、今週からまともに、ほとんどの町内の公の施設も含めて正常化に向けて動き出したと。
その中で、やはり今これを報告するのは、議員に対して報告してくれと僕は言っているわけではなくて。やはり町民に対して、正式に報告するべきだなというふうに思っているのです。その中で今、この中で、補正予算の中で説明するのもいいのですけれど、それは本末転倒になってしまうので。こういう報告をして、こういう状況だからこそ、こういう専決処分をしますというのがあったほうがよかったのかなというふうに思うんですけれど。
ちょっと順番が逆になっているかなとは思うのですけれど。その部分についてちょっと、やはり今後、行政報告を出す上で、しっかり検討していただきたいというのが1点と。
本当は2週間ずれたので、実は議員の中でも、やはり声はちらちらっとあったのが、一般質問をする上でも、やはり若干変わってくるわけですよ。本来、我々も。ただ、町として今、一生懸命やっているところに、それは、そういう声がほかには大きく上がらなかったので、多分そうならなかったというふうに認識はしているのですけれど。コロナの関係で質問することは、もうないわけなのですよ。今回は。
でね、といけば、僕は今回なって特に思ったのが、11月、12月の経験が生かされていない部分もあったなというふうに思っております。その整合性は今後、どういうふうにとっていくか。
例えば、清水幼稚園が12月に出たときに、すぐに閉所したと。今回は、閉所が若干遅れたと。1日、2日遅れているはずなのです。1日遅れているのです。やはり、これはもともと、危機管理マニュアルではないけれど、何か起きたときにどういうふうにマニュアルを生かしていくかって。そのマニュアルができていなかったのではないかなというような、そういう懸念もしておりますので、その点だけ補正予算前に御回答をいただきたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁できますか。副町長。
○副町長(山本 司) 行政報告につきましては、今後のコロナ感染状況を、町内で発生した部分、うちの町有施設で発生した部分に限ってになりますけれども、今後、住民の皆様には、防災行政無線等でお伝えはした部分ございますけれども、総体的な内容について報告をさせていただくように今後、心がけてまいりたいと思います。
今、発生を受けて、休園措置が遅かったのではないかといった部分でございますけれども、その陽性者の確定を受けて、私ども閉園等の措置を行ってございます。決して、その閉園が遅かったという認識は、私どもは今のところ持っていないということで、対処できたというふうに考えてございます。
様々な意見はございますので、そういった部分をいただきながら、また今後に役立ててまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。
○5番(鈴木孝寿) これは普通の質問で。特に質問なので、あんまり細かくは言いたくはないし、その後、一般質問で行ける分でしたいと思いますけれど。
何せ町民が一番知りたいこと、やはりタイムリーに知りたいことで、大丈夫なのだと安心できる内容も含めて発信していくというのが、役場としては、ぜひ今後、特に神経を使ってやってほしいな。
やはりそのことによって、いろいろな人にものすごい影響を与えている、そして清水町の経済に対しても。例えば大きい職場なら、本当に時差出勤もしくは隔週出勤というふうにやったりとかしている事実もありますし。ものすごく、その情報によっては広がっていくという可能性もすごくある、今回のコロナの関係ですので、取扱いについては、今一度検討し直したり、または今の状況、時代に合わせた中で、臨機応変ではないですけれど、臨機応変というよりは、しっかりとマニュアル作って、それに対してやっていただきたいということを申し上げたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 答弁。副町長。
○副町長(山本 司) そういった緊急時の対応については、マニュアルに沿いながら臨機応変な、その場、その場の対応にならないように、計画的な対応を進めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。2番、川上均議員。
○2番(川上 均) ワクチンの接種状況についての質問ですけれども。今回、65歳以上の方を対象にした接種で、1回目の接種率が75.7%ということで、この間の担当者の方を含めた皆さんの頑張りに、心より敬意を表したいと思っております。一方で、残り24.3%の方が何らかの理由、例えば身体的な理由で打てない、または接種をしたくないという人がいらっしゃるわけです。
いずれにしましても、このワクチンの長期的な影響が担保されていない、安全性が懸念されるという方もいらっしゃって、これは任意ですから、その方はそれでいいと思うのですけれども。
ただ、今後ちょっと懸念されるのは、やはり職域での混合接種、そして65歳以下の方の接種が始まるわけですけれども。そして、学校もそうですね。これら、やはり強制がないような形の取組が僕は必要だと思うのです。何かワクチンを打つことが、もう絶対だというような風潮が出てきている中で、これらの接種しない方に対する差別や偏見そして同調圧力を、やはり払拭するような啓蒙というかそういうことも行政として必要ではないかと思うのですけれども。これらに対する取組についても、ぜひお願いしたいと思います。いかがでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(佐藤秀美) 今のワクチン接種の関係ですけれども、町から接種券を送付する際にも、接種の案内についてチラシを入れております。その中にも、あくまでワクチン接種については本人の判断によって接種するかどうか決めていただくということで、文書も入れておりますので。今後もそういったことで周知を図っていきたいと思いますし、さらにその差別の部分についても、文書等で周知をしていきたいと思っています。
○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 私が聞いたところでは一部、やはり強制ではないのですけれども、何か打たないと駄目だというような雰囲気の中で圧力をかけられたような話も聞いておりますので、ぜひそのようなことがないように、徹底してそういう啓蒙のほうもお願いしたいと思います。
以上です。
○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。
○9番(中島里司) コロナの関係で。質問する気なかったのですけれども、先ほど副町長が「説明は、専決処分の中で説明するつもりだった」というお話があったのですけれど。過去において、専決処分というのは、もう既に執行されているわけです。緊急度が高くて。その場で説明とは、議員に対する、既に決定した終わったものを説明。こうこうこうでありましたと。これは考え方としては、それと、この行政報告と一緒くたんというのは、私は違和感をもってお話聞きました。
ということは、専決処分で質疑というのは、よほどのことでなければ、なかったような記憶があるのです。今回の保育所について質問する気なかったのだけれど。その今の内容的なあれから。専決で、終わったことを報告するというのと、終わったことに対して了解を得るというのと、これからやろうとするために了解を得るのとでは意味合い違いますから。その辺ちょっと。まず一点目。まず、それについてお答え願いたい。
○議長(桜井崇裕) 答弁。副町長。
○副町長(山本 司) 専決処分の中で御説明申し上げると言った部分につきましては、その専決処分に至る経過の中で、当然、事が発生した経過を含めて、その予算措置をせざるを得ない。緊急、やむを得ない事情があったという部分も含めて御説明をさせていただきたいということで申し上げたところでございます。
確かに、行政報告すべきだといった意見も当然、御理解できますので、そういった部分は今後、十分検討して報告をさせていただきたいと思います。
○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。
○9番(中島里司) お互いに立場が違いますので、全てがかみ合うとは思っていません。私も若干ですけれど、この今回の保育所の件については、多少なり、僅かですけれども、情報は入ってきておりました。
その中で、結局は保育所で方針を出したものについて、協力していた父母がいるわけです。父母は基本的に、園児が保育所に行けないということは、それぞれ事情があって保育所に預けている方々ですから。できるだけやり繰りしてくださいというあれが流れると、父兄ではないのです。見るの。中には、何か交代で許される時間帯で見ていた人もいるのかも分かりませんが。よそから来て見ていた、園児から言ったら、じいちゃん、ばあちゃんが来て少しの間、見ていた人もいたと。
そういう、はた目で見ていたら、すんなりすごく順調に。私は本当にこれ、1件だけで終わってよかったなと心から思っていましたけれども。それも対応には悪いとかそういうことではなくて、それなりにちゃんと施設サイドで努力したのかなと。そういう思いをしていましたから、よかった、よかったという気持ちが強かったのですけれど。
ただ、今の話からいったら、かなりの範囲に、それによっていろいろな対応を強いられたという人がいるということからいくと、そういう人たちがある部分では、町としてはどういう対応をしたのだろう、どういう考え方でいったのだろうというのが、やはり何らかの機会に、ちゃんと堂々と発表していいのではないかなと。考え方を。
だから、私はこれを予想していました。コロナの関係、出てくるという話、聞いていましたから。コロナは多分、接種だろうと。なぜかといったら、接種は一応、町としては順調に行っています。この数字を見ると。私はそう思っています。
だから、順調に行っていることは出しますと。だから、いろいろな人の考え方が違う部分については、基本的にはあまり発表しないですと。子供に関わることですから、本来はそっちのほうを、もう少し出してもいいのではないかなと。そういう思いがしたものですから。たまたま話す場所がないので。
それと、その場で説明されても困るということで、あえて質問させていただきましたので。今後の対応についても。私は多分、施設そのものを。すごく皆さん、職員含めて真剣に取り組んでいて、1人終わった。今後もそれ、いい機会で生かして、頑張ると思いますので。出てこないと思いますけれども。
その辺について、万が一のことを考えて。副町長、今後はそれは反省点とするべきものがあれば、ここで御意見をいただきたい。
○議長(桜井崇裕) 副町長。
○副町長(山本 司) 行政報告の項目、行政報告するべき内容の整備については、いま一度、執行側のほうで行政報告すべき基準的なものを決めながら対応してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) 私もコロナのワクチン接種状況について2点ほど。
今回の行政報告では、人数と今後のスケジュール的なところの報告かと思いますが、今実際に関心があるのは、まず、私が聞いた部分では、まず予約の状況がどうだったか。例えば、朝8時に電話開始して、何十回も電話してもつながらず、みたいな人がいたり。それが昼だと一発でかかったりとか、そういう状況があったり。集合接種ではない人はどんなふうにやったとか。そういうところが不安に思っている町民の人、もしくはうまくいかなかった人、うまくいった人。いろいろ情報が交錯しているところがあるので。そういうことも報告の中に入れてほしかったなと思うんですが、そういうデータというか、そういうことは発表に至る状況になかったのかどうか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。保健福祉課長。
○保健福祉課長(佐藤秀美) ワクチン接種の予約に関する指摘だと思いますけれども。今回、行政報告した内容は、高齢者の接種状況ですので、高齢者の方は当然、電話での予約がほとんどの状況だったかと思います。コールセンターのほうに電話するのですけれども、75歳以上の方の接種予約の際には、比較的電話、それほど何回もかけなくてもつながったのではないかなというふうに思っています。
その後、65歳から75歳未満の方の予約が始まったときに、コールセンターのほうは、他町、ほかの自治体の予約と重複した部分もあって、電話がかなりつながりにくい状態が続いたということがありました。
当然、そういった情報、保健福祉課のほうにも電話等で入ってきましたので、その部分につきましては、保健福祉課のほうで電話あった部分、それから来庁あった部分については、インターネットでの予約の援助というか助けるという部分での予約を手伝わせていただきました。結果的には、6月15日現在で行政報告したとおり、85%以上の方の予約が済んでいるという状況です。
委託業者、コールセンターのほうからは、電話で受けた内容等の報告も来ております。ただ、そのつながらなかったという部分については、報告がないものですから。それは、データとしてはない状況です。ただ、町民の皆さんの声として、保健福祉課のほうにそういった声が届いているという状況です。
○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) 今の予約の関係で1つ。インターネットで予約した場合、何らかの事情でその予約をキャンセルして違う日にする場合は、電話連絡ではないと受け付けないというようなことを聞いたのですが、それはそのとおりでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(佐藤秀美) 当初、予約のキャンセルにつきましては、コールセンターのほうに電話でということで進めていました。なかなかコールセンターのほうに、つながらないということで保健福祉課のほうにも連絡がありまして、保健福祉課、我々を経由して、キャンセルをしたっていうような事例もあります。その辺、委託業者のほうでも改善していただいて、今週から、インターネット上で予約の確認、それから予約のキャンセルをできるように改善しております。
○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。
○12番(高橋政悦) それではもう一点。コロナのワクチン接種後の副反応について。保健福祉課で、どんな副反応があって、1回目、2回目。これ、町民の方々みんな少ない接種者からの情報を聞いて、偏った話に感化されて、そのまま自分は打たないと思っている方もいると思うのですけれど。それらの副反応についての統計といいますかデータ集計とかは行っているのでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(佐藤秀美) 副反応につきましては、接種する際に文書で、こういった副反応が起こりますよということであらかじめ説明をして、接種していただいています。熱が出ますとかそういった場合には、薬を使ってくださいということで説明をしています。
確かに、実際、保健福祉課の職員の中でも既に、予約キャンセル等で私もそうですけれども、接種した保健福祉課の職員は、希望者はほぼ今、1回目の接種は終わった状況ですけれども。確かに、特に2回目の発熱がやはり一番高いというのは、報道されているとおりかなというふうに思っています。
ただ、町のほうでそういった町民の皆様の副反応のデータ収集というのは、そこまではまだ行っていないという状況です。
○議長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。11番、加来良明議員。
○11番(加来良明) 先ほど来から出ている行政報告の在り方について、ちょっと。今回の行政報告とは違うのですけれども、感染した拡大、専決処分についての行政報告ということですけれども。今回、執行側から行政報告をするかしないかということは、議会のほうに相談等はしなかったのでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。副町長。
○副町長(山本 司) 相談してございません。
○議長(桜井崇裕) 11番、加来良明議員。
○11番(加来良明) それから、議会のほうから行政報告すべきだと、議会運営委員会とか議長のほうからそういう申出はなかったのでしょうか。
○議長(桜井崇裕) 副町長。
○副町長(山本 司) ございません。
○議長(桜井崇裕) 11番、加来良明議員。
○11番(加来良明) 今までも行政報告等については、例えば議会側からも議件については、定例会等こういうことについては行政報告したほうがいいのではないかと、町民に知らせる義務があるのではないかと、または執行側からしたほうがいいのではないかというような協議をした中で、行政報告をしたりしてきています。
だから、執行側についても、当然、議会側に相談しなければいけないと思いますけれども。もし、議会側も町民に知らせる義務があるということであれば、議件を審査していく中で、行政報告すべきではないかと執行側に申し入れる義務もあると思うので、今後、そのような議会運営に執行側も努めていただきたいと思いますけど、どうですか。
○議長(桜井崇裕) 副町長。
○副町長(山本 司) 行政報告につきましても、事前に議会運営委員会等の皆さんと協議をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(桜井崇裕) よろしいですか。ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) これで質疑を終わります。これで行政報告は終わりました。