令和3年第4回定例会会議録(6月21日_日程第3_一般質問 口田邦男議員)

○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                         (午後1時00分)

 一般質問を続けます。

 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 8番、口田邦男でございます。

 今回は、1項目7点について質問をさせていただきます。

 さて、どんな事業を計画しても、コロナが収束しなければ何もできない。これが現実でございます。一日も早く収まることを願っている一人でもあります。

 そうした中、町の将来については、今年度スタートした第6期総合計画に基づいて町づくりが行われるのではないかと思われます。

 まずは、将来、清水町をどのように描いているのか、10年先を描いていると思いますが、前期5年先の思いと、町づくり事業について、全部とはいきませんが、一部の項目について町長の考えを伺います。

 1点目、農業の方向性。農業の経営規模拡大化、大規模法人の進出など、本町の農業の経営形態が将来どのようになっていくか、どのような方向に導いていくかをお答え願いたいというふうに思います。

 2点目、環境問題。特に家畜ふん尿による問題は、バイオガスプラントによる解決を行っておりますけれども、現在、本町の普及率と今後の目標についてお伺いをいたします。

 3点目、本町の商工業の形態と現状ということでお伺いをいたします。工業の現状と将来の見通しをどう認識しているか。商店は特にコロナの影響で、町内の消費購買が悪化し著しい状況にある。消費拡大推進のために行ったプレミアム商品券発行の効果と今後についてをお伺いをいたします。

 4点目、町民の健康問題。健康の基本は健診であり、常に自己の体調を知っておくことから始まります。町民の特定健診率が上がっていないようでございますけれども、これをどういうふうに考えているか、今後の問題についてお伺いをいたします。

 5点目、本町における観光事業。観光振興事業について、今後具体的にどのようなことを考えているか。また、情報発信拠点整備事業と、道の駅との関係についてをお伺いいたします。

 6点目、移住・定住の問題。移住・定住を促進する上で住宅供給が必要でございます。町内に空き地が点在している中、町で買上げ造成し分譲してはどうか。また、空き地の状況と、現状の対応についてをお伺いいたします。

 7点目、清水公園整備の進捗状況。現在の清水公園のリニューアルと体育館移設に伴う跡地整備についてをお伺いいたします。

 以上7件、よろしくお願いいたします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) それでは、ただいまの口田議員についての答弁を行います。

 大項目は1点ですけれども、小項目7つほどありますので、順を追って順番に答えていきたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。

 まず、全体についてですけれども、本年度が計画初年度となります第6期清水町総合計画につきましては、町の将来像を「まちに気づく まちを築く とかち清水 想いをミライに築くまちへ」と定め、6つの分野に基づく施策体形を構築し、それぞれの分野で現状と課題から基本的方向と数値目標を示して、目標の達成に向け、各種取組を推進することとしております。

 その基本的な方向を踏まえて、それぞれの小項目についてお答えをいたします。

 まず、1点目の農業の方向性についてであります。

 本町における農業の方向性については、第6期清水町総合計画第4編第1章に基本的方向を示しておりますが、御質問のとおり、現状では農家戸数が減少する一方で、大規模経営は増加傾向にあります。

 農家戸数の減少は、農村地域の衰退への懸念もあり、町といたしましては、後継者、担い手の確保による農家戸数の維持に取り組むとともに、国においても中小・家族経営について、農業政策の計画に盛り込まれていますので、国の具体的な施策にも期待しているところであります。

 次に、2点目の環境問題についてであります。

 令和2年度におけるバイオガスプラント普及率についてですが、本町の全乳用牛頭数のうち、バイオガスプラントで受入れをしている乳用牛の頭数割合は29.4%となっております。

 バイオガスプラントでのふん尿処理については、酪農の大規模化が進む中で、御承知のとおり悪臭など環境問題だけでなく、有効な有機物資源であることから、化学肥料の減肥など、耕畜連携による地域内での普及の促進を図ってまいります。

 また、今後の目標としましては、5年後をめどに乳用牛の受入頭数割合を40%としているところであります。

 今後は、清水町地域農業再生協議会において、大規模酪農家における個別型バイオガスプラントの建設を、生産者とともに検討をしているところであり、さらに環境などに配慮した取組を推進してまいります。

 次に、3点目の本町の商工業の形態と現状についてであります。

 まず、工業についての認識ですが、令和元年度の工業統計調査によると、本町における製品出荷額は26,322,300千円であり、基幹産業である農業と並び、本町の地域経済を支える重要な産業であります。

 工業は、全国的な景気動向に影響を受けるほか、業種によってはグローバル化の影響も受けるため、今後より一層生産効率の向上や付加価値の向上等が求められる厳しい環境の中での経営を強いられると予想をしております。

 本町においてもこれらの事業所と連携し、各種動向を迅速に把握し、場合によっては支援等が必要であると考えております。

 次に、プレミアム付商品券発行についてですが、昨年度、本町においては新型コロナウイルス感染症の影響を勘案し、町内の消費喚起を図るため、3回の商品券を発行しました。プレミアム分を含む発行総額は325,331,500円となっております。

 令和元年度に実施した2回の発行総額が107,694,500円でありましたので、金額にして約3倍の資金量が町の中に出回り、かなりの消費行動につながったものと考えております。

 さらに、6月19日、一昨日ですけれども、発行が始まりましたプレミアム商品券は、購入希望数どおりの販売とし、約13,000組が販売され、金額にして169,000千円の規模になる予定であり、かなりの経済効果があることを期待しております。

 次に、4点目の町民の健康問題についてです。

 令和2年度の国民健康保険加入者の特定健診受診率は現在集計中で、秋頃に公表されますが、令和元年度の受診率は37.6%で、北海道の平均は上回っているものの、十勝管内の平均に達していない状況であります。

 平成20年度の開始以来、受診率は、平成28年度に大雨災害により一時低下しましたが、その後は徐々に上昇しており、生活習慣病やメタボリックシンドロームに対する認識が広まってきていると思われます。

 しかし、令和2年度においては、新型コロナウイルス感染症の影響により、集団健診の延期、訪問による積極的な受診勧奨の自粛、医療機関への受診控えなどがあり、特定健診受診者数は大幅に減少し、大変厳しい結果となっております。

 本年度の受診率向上への取組につきましては、はがきで行っていた受診勧奨を、過去の健診受診歴に応じた内容の文書を個人ごとに送付することに変更し、インターネットによる予約も開始するなど、さらに受診を促す環境整備を図るとともに、町内医療機関にも協力を依頼し、健診を積極的に受け入れてもらえるような体制づくりを進め、町民の健康づくりにつなげていく考えであります。

 次に、5点目の本町における観光事業についてです。

 本町は、国道38号、274号や道東自動車道など、道央圏と接続する道東の玄関口である地理的利点に加え、豊かな自然や食が町の強みとして挙げられます。しかし、それらを生かしきれないのが現状です。

 これまで軽トラ市や農産物の直売所などを行っておりますが、魅力ある地域産品を発信する拠点が必要になってくると考え、その手段として、道の駅制度を活用したく、2期目の公約に盛り込んだところであります。

 道の駅に求められる機能は、時代の変化とともに少しずつ変わっています。従来は休憩機能に、地元産品の販売機能がある観光に重きを置いたものとなっておりました。近年は防災をはじめとする地方居住の維持機能や、地方居住への呼び込み機能など、その町そのものを支えるとりでとしての機能が求められていると考えております。

 今後は、観光協会や北海道開発局と協議を進めながら、場所や規模、機能等を総合的に判断し、清水スタイルの道の駅整備を目指していかなければと考えております。

 次に、6点目の移住定住問題についてであります。

 まず、本町における令和2年度の人口増減ですが、出生数と死亡数の差である自然増減がマイナス85人、転入者と転出者の差である社会増減が24人のプラスとなり、減少幅が小さくなりました。毎年100人前後の人口減少が進む町として、人口減少対策が喫緊の課題となっており、その一つに住宅政策が挙げられるということは、私も同様の認識であります。

 現在把握している空き地・空き家は約160か所程度ありますが、把握している空き地以外にも相当数あるものと思われます。現在の対策としては、老朽化した空き家に関して、撤去費用の一部を助成するとともに、空き地・空き家の有効な活用を促進するため、資産所有者と利用希望者の情報交換を支援する制度を設けております。

 移住・定住政策と住宅政策は一体となって進める必要がありますので、関係課、関係機関と協議し、条件が整えば民業に配慮しつつ、空き地を町で買上げ、造成することも検討してまいります。

 最後に、7点目の清水公園整備の進捗状況についてであります。

 清水公園については、令和元年に設置した清水公園再整備検討委員会において、今後の方向性について検討を重ね、令和2年に基本構想がまとめられ、町に答申されたところであります。今後、環境と景観を生かし、町内外から人が集う公園を目指し、整備を進めたいと考えております。

 ただし、池やレストラン、パークゴルフ場がある既存の公園部分に加え、体育館の移転を予定しているため、当面は池周りを中心とするリニューアル工事に取り組むとともに、体育館移設後の跡地についても現在、多くの町民が体育館前のパークゴルフ場を利用しておりますので、そこを拡張するなど、計画を具体化させたいと考えておりますが、既存の体育館の撤去工事も併せて、補助金や起債をはじめとする財源の確保など、どういった跡地活用が財政的に有利なのかも含め、慎重に判断していきたいと考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。

○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。

 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) それでは、若干再質問をさせていただきたいと思います。

 まず、項目ごとに入る前に、まずは総合計画作成に当たった皆さん、大変御苦労さまでしたということでございます。

 さて、スタートに当たりまして、少なくとも4年間は阿部町長の下で、先導になり町づくりが行われるわけでございますので、町長は、この清水町、この先どういうふうに考えているか。

 失礼でございますけれども、何事もなく穏便に町づくりができればいいかなと思っているか、それとも、もっともっと活気のある町にするために、冒険的なことも考えてみるかというような気持ちがあるのかというふうに訪ねれば、どういうことになりますか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) ちょうど私も2期目のときに公約としていろいろなものを立てさせていただきました。

 そのときによく発言していたのは、清水町はやはり交通の要衝だとか、それから、いろいろなことを考え、農業も大きいし、それから、農業の関連する、先ほど工業と挙げましたけれども、工業も全部というか、ほとんどは農業に関連する砂糖の生産だとか、それから、いろいろなものも含めて、そういう部分がありますので、このポテンシャルの高さを利用して、今後においてもしっかりと町づくりに反映し、先ほど100人ずつぐらい減っているというような話しありましたけれども、2年度においては少しそれが緩和されたような状況にあります。

 今後においても、町の人口は少しずつ減ってきますけれども、清水町の総体的な全道の中での位置づけというのは、少しずつ何となく上がっていくようなデータや何かも出ておりますので、それらのことも含めてしっかりと町づくりをしていけば、いつまでもにぎわいのある町が、SDGsもありますし、持続可能な町ということが十分継続していけるのではないかなと思っておりますので。

 先ほども挙げましたいろいろなものについて積極的に、道の駅もそうだし、体育館のあれもそうだし、いろいろなことも含めて、商業、工業も、もちろん農業もそうですけれども、これからの発展していくべきいろいろな政策を具体的に打っていきたいと、そんな思いは持っているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) ありがとうございました。

○議長(桜井崇裕) 口田議員、質問の際、しっかりマスクをして発言してください。よろしくお願いします。

○8番(口田邦男) 分かりました。ちょっと発音が悪いから聞こえないかと思って。

○議長(桜井崇裕) いや、聞こえます、十分。

○8番(口田邦男) そうですか。分かりました。

 ありがとうございました。

 阿部町長、なかなか温厚な方で、おとなしい方だから、冒険心とかないのかなと思ったのだけれども、2期目となれば、ある程度冒険心を描いて、積極的にやられてはどうかなと、その決意を聞きたかったのです。

○議長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) 冒険心といえば、じゃ冒険心を持って積極的にということもありますけれども、私は、町づくりに対してそんなに大きく、この政策によってどうもとんでもない方向に行ったのだとか、そんなことはしっかりと防げるような、そういうふうにならないようなことで町づくりを進めていかなければならないという思いがありますので、今回、6期計画の総合計画に乗せたような、それから、自分の公約にも載せたようなものについて、冒険ではないですけれども、積極的に町づくり政策は、それらの実現に向けて進めていきたいというふうに考えております。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 分かりました。ありがとうございました。

 それでは、順次質問をさせていただきたいというふうに思います。

 農地の関係でございますけれども、農業の方向性ということでございますけれども、町長の答弁にも入っておりましたけれども、規模拡大についての心配を私はしておったわけでございますけれども、町長あたりも心配されているようでございますからあれですけれども、要するに規模拡大についてはもちろん毛頭反対するものではございません。

 しかしながら、そういうことによりまして、小規模農家、これは将来どうなっているのかなという心配があるのです、正直いって小規模農家が。農家戸数がどんどん減っていけば、やはり人口も減っていく、につながりますから、これが果たしていいことかなということになれば、ある程度自由だから勝手にやりなさいという方向がいいか、そんなことを考えたら、ちょっとやはりある程度政策の中で方向性を決める必要があるのではないかと思います。

 その点についてどうですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) まず、農家戸数の維持という点では、担い手の確保、それから、後継者の育成と、あと花嫁対策、こういったものの支援を行い、農家戸数の維持に努めてまいりたいと思います。また、新規就農におきましては、関連機関とともに連携を行いながら確保に努めてまいりたいと考えております。

 新規就農につきましては、地域の理解を得るのも最も重要なことかと考えております。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) その点は分かりました。

 それで、ちょっとまだ答弁されていないのがあります。というのは、大規模法人の進出が過去にありました。これからもそういった形態があるのではないかと危惧されるのだけれども、ここら辺についてはどういうふうにお考えかなと、これも放置しておいてもいいものかどうかなと。

 今はかなり進出された法人は大きくやられておりますし、町の生産額を押し上げている一部もあります。だからといって放置していいのかなという危惧もしているのだけれども、そこら辺どうお考えかなと思って。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) これからの大規模法人の進出でございますが、今現状、清水町においては、農地が余っている状況ではございません。そんな中で今後、大規模法人が本町のほうに進出するという可能性はかなり低いかと思っております。

○議長(桜井崇裕) よろしいですか。

 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) で、どうするというの。だからどうするというの。法人に対して何か方策があるのですか。自由に入ってきなさいという方向性でいくのか、進出だよ結局、法人の進出、清水町に来たいということになれば、どうぞいらしてくださいと自由に受け入れるのか、ある程度、将来を見越したらある程度のブレーキをかけるものも必要ではないかというふうに言うのだけれども、そこら辺はどうですか。

○議長(桜井崇裕) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 今現状そういった話はございませんが、そういった話があるときには、農協さんなりと協議して対応に当たってまいりたいと考えております。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 分かりました。ありきたりの答弁でございますね。

 それで、現状をちょっと把握するために、農業委員さんがいらしておりますので、農業委員さんの考え方をひとつお聞きしたいのですけれども、よろしいでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 農業委員会局長。

○8番(口田邦男) まだ聞くことを何も言っていないのだけれど。今質問の内容をまだ言っておりませんが、ただ質問をしてもいいか悪いかということを今尋ねたのです。

○議長(桜井崇裕) 失礼しました。質問をしてください。

○8番(口田邦男) それでは、農業委員さんがおりますので、農業委員の方にひとつお聞かせ願いたいなと思いますが、無農地の流動については売買、あるいは賃貸があります。今現状、どういうことになっておりますか、現状。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

○議長(桜井崇裕) 農業委員会局長。

○農業委員会事務局長(高橋英二) 遊休地とか、そういう関係でございますか。

○8番(口田邦男) 農地。

○農業委員会事務局長(高橋英二) 農地の関係ですね。農地については、今、先ほどの関係でいろいろ町長から答弁もありましたように、農地については効率的な農地の利用、その辺も含めて、農業委員会組織としても、最適化で堰の再生、農業農村の持続的な発展を目指す、地域の農村を生かし担い手を応援するということで、今、町長から答弁もありましたとおり、農家戸数が減少する中、後継者や担い手の確保に向けて、地域に根差した農業委員会活動を行っているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 私、どうしてこんなことを聞くかといったら、随分私らの近辺でも、他町から来て作付しているのです。よその町から。そうなると我が町でだんだん農地が少なくなって、さっきから言うように農家戸数の減少に結びつく、そういう要因がありますから、そこら辺はどういう対応をされているのかなというのを今聞きたかった。

○議長(桜井崇裕) 農業委員会局長。

○農業委員会事務局長(高橋英二) 他町からの部分のお話とかも確かにございます。その事案事案によっていろいろ問題があると思います。農業委員につきましては、地域の担当農業委員もおります。そういう農家の皆さんのお話とか、地域の農業委員が中心となって、その辺については検討しながら実施をしていくというような形になると思います。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 残念ながら、農業委員さんはいらっしゃるのだけれど、どうも相対で、農業委員を通さないで、個人的な約束ごとでやっているので、だから、農業委員会として把握できているのかなと思うのだけれど、どうですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 農業委員会局長。

○農業委員会事務局長(高橋英二) 個人売買とか斡旋とかいろいろな状況があると思います。普段から地域の農業委員さんがおりますので、そういうお話を聞きながら、そういう事例が出てきたときに、農業委員会としてもそういう部分は協議しながら、望ましい方向で進めていけるように活動を行っていきたいと考えております。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 分かりました。これはいいです。

 次に移ります。環境問題。

 30何%でしたか、町内は。バイオガスのふん尿の処理率というのかな。

○議長(桜井崇裕) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) バイオガスプラントの普及率ですが、本町における全乳用牛の頭数の割合で29.4%の乳用牛がバイオガスプラントでの処理をされております。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) これはまだもう1か所いろいろ計画されていると聞いておりますけれども、この見通しというのはどうなっておりますか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 現在、フィットが使えないという状況の中で、ただし、厳しい状況下ではあるのですけれども、個人の大規模酪農家さんとは数回にわたり個別型バイオガスプラントの建設に向けては相談しているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) まだいろいろなものがブレーキになって、そうスムーズにいかないのは分かります。

 しかし、清水町といえば牛だよと、酪農の町清水町なんて大きな看板を掲げながら、ふん尿処理はさっぱりというのでは駄目だと、これではちょっと格好悪いだけでなしに、通りませんので、これは積極的に何らかの方法を考えてこれ進めなかったらだめでないかと思うのだけれど、どうですか。その辺、担当課としてどう思う。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) これまでも幾度となく相談してきているところですが、個別型となるとまた、フィットは使えないのですが、ノーファーム型という接続の方法がございます。全量ではないのですけれども、空いた電力分だけ買い取ってくれるという制度がございます。

 それを使うことによって国の補助がもらえないと、個別型になれば、それだけ個人の負担もかかってくるという部分で、いろいろなバイオガスプラント建設の業者さんから見積り等を頂いているところでございます。

 今後も前向きな検討をされているところですが、今すぐ建設に至るというところまでには至っておりません。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 大変なことはよく分かります。だがしかし、他町村、周りの町村から見ても本当恥ずかしいぐらい、もっともっとほかの自治体は頑張っています、この問題については。ぜひぜひひとつ頑張ってください。やる気になって。いいですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) この部分につきましては、清水町地域農業再生協議会で取り組んでいる事業でございます。口田議員おっしゃったとおり、今後とも建設に向けて推進してまいりたいと考えております。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 分かりました。

 次に移ります。3項目目、本町の商工業の形態と現状ということでお伺いをいたしました。

 工業についていろいろ尋ねて、町長からいろいろと答弁を頂きました。なかなか工業についても大変だなということは若干分かりますけれども、商工業といってもかなり幅が広くて、工業と商業に分けてやらないことには、何もかも一緒くたでは事が進まないのでないかと思いますけれども、工業の見通し、あるいは商業の見通しに分けるとすれば、工業はまあまあ、商業は全くひどいとなるのか、そこら辺はどうですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(前田 真) 清水町の経済全般のお話なのですが、経済というのは、産業というのは一次産業と二次産業と三次産業に分かれます。

 いろいろな統計データがあるのですけれども、私ども行政で抑えているデータというのは、農業に関しては農林業センサスというデータ、工業に関しては、経済センサスや工業統計という調査がございます。それと、経済センサスの中で、三次産業の中で、卸売・小売というものに関しては、販売額というものが公表されております。

 清水町の経済全般でいきますと、農林業センサスで清水町の産出額というのは24,000,000千円ぐらいだと言われています。工業の出荷額というのが約26,000,000千円だと言われています。それに比較して三次産業である小売・卸売の部分なのですけれども、これが大体17,000,000千円ぐらいの町だと言われています。

 工業に関しては、事業所数は減少しております。これは、平成24年度、5年に一度ずつ調査をやっていたり、あるいは毎年の工業統計のデータによると、毎年度事業所数や、それに関わる従業員数というのは減ってはいるのですが、出荷額に関しては順調に伸びております。これは、生産効率を上げたものによるものだと思っております。

 コロナ禍の中、製造業に関しては、巣ごもり需要等もあって、順調だというお話を私のほうは伺っております。分かれて、三次産業と言われる商業のほうが、ここ一、二年、事業所数も減少していますし、従業員数も減少していますので、工業と商業を分かれて考えるときには、三次産業である卸・小売をはじめとするサービス産業というものの打撃が大きいのではないかという見込みを立てておるところでございます。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) それで、何でこんなことを聞いたかというと、この次にあるプレミアム商品券の効果ということでお尋ねしておりますけれども、この効果というのは薄れてしまうのではないかなと思ったものだから、その現状をお伺いしたのです。そこら辺は。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(前田 真) 先ほど、三次産業である、言わば一般的に皆さんが思い描いている商業と言われている部分の統計データが、卸売・小売しか公になっているものはないのです。このたび鈴木議員の質問もあって、私どもで調べれるだけ調べてみたのです。

 卸売・小売というのは、約16,800,000千円あるのですが、飲食に関わる業種というのが大体清水町は平年ベースで1,000,000千円ぐらいある町だということが分かっております。これは、抽出調査なので、正式な数字ではないのですが、平均値に事業数を掛けると、大体1,000,000千円ぐらいの売上げがある町なのです。

 ここ1年、コロナによって打撃を受けたものが、先ほどの答弁でも申し上げたのですが、15%ぐらいございますので、もともと1,000,000千円ぐらいある町が850,000千円ぐらいの売上げに落ち込んでいるということもあります。そういったものを分析しながら、今後においては、その商品券の活用が、どの業種にうまく行き渡るのかということは当然検討しながら次なる手を打たなければいけないと思っております。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) よろしくお願いします。

 次移ります。町民の健康問題。

 これは、私は何回もこの問題を取り上げておりますけれども、一向によくならない。全くよくならない。一体全体何をやっているのだと言いたいぐらいよくならないのではないかなと思っているのです。

 まだ結果は出ておりませんから、最近の結果は出ておりませんから、分かりませんけれども、さっき町長の答弁では、管内ではいいほうではないか、道の平均値は行っているけれども、管内では多分、下のほうではないかと思うのだけれど、そこに何が原因があるのだろう。何も改善されていない。ということですが、どうですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) 特定健診の受診率、口田議員のほうから過去にも何度も質疑・質問を頂いております。

 それで、町長の答弁にもありましたように、これまでの経過を見ますと、平成21年から特定健診始まったのですけれども、僅かずつですけれども、徐々に上昇をしてきました。平成28年に大雨災害がありまして、このときに数%落ちてしまったということです。

 その後、平成29年からまた徐々に上昇してきて、先ほど町長が答弁した令和元年度の受診率、37.6%、これが今までの清水町としては一番いい数字になっております。直近の公表では、この数字が今まで一番いいということになっております。

 十勝管内の平均でいきますと、全道の平均は上回っているのですが、全道の平均が28.9%、十勝の平均が49%ということで、十勝管内、平均的に高くて、清水町の順位は、十勝管内では下から3番目という状況になっております。

 取組につきましては、これまでも電話だとか戸別訪問等の受診勧奨を行ってきております。

 それから、受診していただけないというその理由につきましても、アンケート等で調査もしております。

 その中で一番多いのは、自分の病気で病院受診しているので、特定健診を受診しないという、そういった回答が多いものですから、各医療機関での受診の際に検査したデータを特定健診の受診とみなすという情報提供の制度もございますので、そういった部分につきましても医療機関、それから、国保の加入者等にもお願いして、何とか少しでも受診率を上げれるようにということで、継続して努力しているところであります。

 決して町のほうで何もしていないということではありません。徐々にでも上昇してきたということで、そういった部分については御理解頂きたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 何もしていないとは言いませんけれども、健診というやつは、とにかく健診を受けておけばよかったなというのは何人も聞いているのです。それは個人の責任だから仕方ないかもしれないけれど、少なくても、しゃにむにでも健診を受けさせて、いち早く病名を見つけると、そして対応をするというのが必要ではないかなと思います。

 今、課長が言ったように、病院の数値、それも一層入れているのではないかというような話がありましたけれど、それは多分入っておるんでないか、ほかの町村。多分、そうなると、そんな数字が違うはずがないのだけれども、そこら辺ちょっと検討をしてみてください。以上です。

 次に移ります。次、本町における観光事業ということでございます。

 これにつきましては、清水町は観光には非常に弱い町です。現在のこの町の観光の情報発信拠点というのは、今どこになっているのですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(前田 真) 情報発信拠点ですが、先日、常任委員会のほうからもあったとおり、清水町が物産を通して情報発信拠点だと位置づけているのが、清水公園内にあるサルビアと、羽帯にある千年の森を中心にしまして、もちろん役場ですとか、支所ですとか、そういったところにもパンフレットは置いて宣伝はしているのですが、実際にその物産を絡めた中での情報発信をしているのは、今申し上げた2か所でございます。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 町長、また失礼になるかもしれないけれど、町長は当初、この観光の拠点は清水公園のサルビアだよと、道の駅の話をしても、いやサルビア、あそこが拠点なのだと、あそこを中心にして広げるのだよというような構想ではなかったのですか。その話が今何もなくなってしまった。一体どうしたのだろうっていう疑問はあります。どうですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) サルビアというか、清水公園も災害で非常に打撃が受けて、公園のレストランが閉鎖したというようなこともあって、やはり、あそこに人を呼ぶことが、この観光の事業を推進するに当たって、まずはそれを第一に考えて、公園の再開発も含めて、ほかの部分、例えば遊具とか池の開発だとか、そういうことも含めて、その中の一番最初の目標にしたところはございます。

 そのとおり今なってきているのではないかなと思うのですけれども。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) そうですか。いや、当初、ちょっとえらい勢いだったのです。あそこの拠点はサルビアと何々とあそこはサルビアだったのです、観光の拠点みたいなことは。

 今はあまり、あそこが拠点だ、サルビアだ、サルビアだというような話、町長の口からあまり聞こえないのですわ。だから、どうなってしまったのかなと思って今聞いているのだけれども、いや間違いない、あそこが拠点だよとおっしゃるのなら、分かります。

○議長(桜井崇裕) 答弁。

 町長。

○町長(阿部一男) 拠点にしていろいろなことを考えてきた。でも、いろいろトータル的に考えると、一番先の順番をつくれば、一番最初に手がけなければならないことだなと思って、清水町に人を呼ぶのに一番早い方法は、あそこの復活だなということも含めて、そういうような施策を展開してきたのですけれども、その後いろいろなことがありまして、それだけでは、やはり絶対的に人を多く呼ぶことはできないなと。

 今までの元のにぎわいは回復したにしても、観光全体としていろいろなことをやっていくときに、まだまだほかに必要な、清水町として要素はあるのではないかと、その一つが道の駅であったりだとか、そういうことの中で、今、両方一緒になって進めていく状況を考えているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 分かりました。

 それではもう一つ、道の駅という話が出ました。道の駅、町長、どこかの場所で、道の駅は2か所つくるのだよと、2か所、清水町と御影に造るのだよと、そんな発言されたことあるのですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 2か所をするということは、発言はしておりません。2か所も考えられることだなということで、2か所絶対するよということでなくて、広い清水町で、国道2本を抱えている清水町ですので、将来的にはそういう2か所もあってもいいかなというような発言はしました。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 2か所であろうと3か所であろうと、それは構いません。でも、町民は、町長が発したことは決まったことだと理解するわけ。私も何人かに聞かされました。道の駅って2か所造るのだってなという話なのです。冗談でない、そんな話なんか聞いておりませんよと、それは町長の一人のたわ言だと、何も相談、みんな相談してないはずだがなと答えたのだけれども、それでいいですよね。

 町長の独り言だと理解してよろしいですか。

○議長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) 独り言ではありません。公の場で発言しておりますので、将来においては2か所ということもあり得るかなと、先ほど言ったような状況の中で。

 ただ、今すぐ2か所を進めるのかだとか、そういうことではなくて、当然、これからどこの場所にしながら進めていくかなということを少し絞っていきますけれども、いろいろなことを考えたら、そこだけでは物足りないような、とにかく清水町のこの観光の拠点を見ると、上は清水ドライブインからずっと来て、下は御影の森林組合のあたりまでいろいろずっと長い国道の距離がありますので、そういったことの中でいろいろと考えていったときに、町の発展をするためにはどういうものがいいのかなということの中で、2か所もあり得るということはしましたけれど。

 当然、この中には一遍に進められるわけがなくて、タイムラグというのは当然出てきます。それは、公園開発や何かも含めていろいろなことの中でまだまだ時間が要する場面だとか、そんなことも含めていくと、長いスパンの中でいくと、そういったことも視野に入れて自分としては発言した経過はございます。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 分かりました。そういう思いで発言したということは分かりました。だけど、受け取る側にしては、町民の受け取る側にしては2か所だけしか聞こえてないのだわ。だから、その後の言葉も強く発言してもらって、間違った解釈をしないようなひとつ答弁をしてほしいなというお願いです。どうですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) いろいろ、もしそういったような誤解を与えたとしたならば、ただ、2か所があり得るということを言ったのは間違いないことでありますし、自分としては、そういうふうになったときに、町づくりが完成するかなという思いを持っていますので、そういったところの目標に向かっては今後も進んでいきたいと思いますし、長い時間をかけた中で、それら一つ一つ進めていきたいなと思っているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 分かりました。よろしくお願いします。

 次、移住・定住の問題でございます。これについては、町長の答弁と私の考えも同じでございます。

 それで、私は、地域的に清水だ、御影だ、と区別するのが嫌いです。そういう区別はしたくないです。しかしながら、帯広の通勤圏内、これはやはり優位であると考えられます。

 御影も現在も何軒か住宅を建てている最中、いっぱいあります。そういうところから見れば、地域にこだわってはうまくないかもしれないけれども、通勤圏内にメスを入れる値があるのでないかと思いまして。それで、それが証拠に、今年の新入生、1年生、本町では30人ちょっと、御影が20人というように、御影地区には若い世帯が定住しているのです。

 そういうことを考えると、あそこをひとつ拠点にして人口増を狙うと、そういう方策はどうかなと考えておりますけれども、いかがですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 自分も今、口田議員が言ったのと同じような考えも持っていますし、ただ、全部それだけで進むわけにもいかないのであれですけれども、例えば、平成を10年ずつの単位に分けて、直近の10年、中間の10年、それから、最初の10年、こうやったときに、最初の20年、10年ずつの区切りでいくと、御影地域と清水地域の人口減少率は大分違うのです。

 清水のほうが10年ごとでいくと9.8%、さらに9.8%ということで、合わせて20%ぐらいな減少率になっておりますけれど、御影は1桁台の2.何ぼだとか、10分の1までとはいきませんけれども、5分の1以下の数字になってきているのです。

 でも、直近の10年間を取ってみますと、御影のほうが11.5%減少、清水のほうはずっと同じような状況が続いて、むしろちょっと減り具合の9.1%減少というようなことになっていて、これは過去にやった御影の住宅団地だとか、そういう人たちが高齢になられて、若い人の移住というのが、あるいは子供たちがいた人がいっぱい来たけども、大きくなってよそのほうに就職したと、もちろん残ってくれている人もいますけれども。

 そういったような減少があるというふうないろいろなことを考えると、私も、これからの町づくりを考えたときに、御影のそういったところの減少を、今、過去の20年と直近の10年とでこうやって逆転をしてきましたので、もう一度そういった住宅政策や何かの一つとして、御影地域を大きな住宅団地にするだとか、そういうことでなくて、そのようなことで人口減少を少しでも食い止めて。

 もちろん清水は清水で今の9.1でいいわけないですので、いろいろな施策で、例えばトマムから来てるだとか、そういったことで、ちょっとずつ減ってきているような状況はありますけれども、減少がありますけれども、今後についてもそういったような大きな具体的な目標を定めた中で、住宅政策というのは進めていきたいかな。

 子供のいる世帯の移住ということが、その中でも特に大事なことになってくるのではないかなと、そんな思いを持っているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 今、町長がおっしゃられたとおりでございまして、私、さっき言ったように、清水だ、御影だ、と特定するのは嫌いなのだ、本当。本当は嫌い、でも、これからの人口問題を考えると、やむを得ない、偏ってもやむを得ないなということで、今この提案をしたので、町長も同感だとおっしゃられるので、これからよろしくお願いします。

 次に移ります。清水公園の整備、進捗状況、これについていろいろと説明がございました。

 ただ、去年、一昨年、検討委員会がいろいろと案を出されました。新聞沙汰になっていろいろと問題になって、昨年は予算で認められませんでしたので、手がつけられませんでしたけれども、あの検討委員会というのはまだ生きているのですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(前田 真) 現在、検討委員会は答申をもって解散しております。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) そしたら、前回の答申は全然、答申をもらって解散ですね。その答申は、これから答申に沿っていろいろと協議なされるのか、それはこれからの問題だと思うけれども、新たにまた検討委員会を立ち上げるつもりなのか、どうですか。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(前田 真) 検討委員会の答申を尊重するのはもちろんのことでございます。

 検討委員会は検討委員会として、住民が公園の使い勝手に対していろいろなアイデアを提言してくれました。それが実現可能かというのは、役場の中の課長の会議でしたり、そういったところで実現性というのをまず勘案して、その後様々、その部分から手がけたらいいかということを予算化するという手順になっております。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) それで、改めて検討委員会はつくらないと、内部でいろいろと検討をしていくことですね。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(前田 真) 検討委員会から頂いたものは、最大限尊重したいと思っております。池の整備でしたり、あとほかにも遊具の設置でしたり、実現が予算的に早そうなものから、例えば斜面のパークゴルフ場の改修や体育館の跡地利用など、時間のかかりそうなものまで幾つかあるのです。

 私どもが考えているのは、まずは取り組める部分、体育館ではない側の池のほうから取り組めることは取り組んでいきたいということを考えています。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 私は、体育館、それから柔道場とかいろいろな施設あります。あれは全部取り壊して、総体の中で描く公園ができるのかなと思っていたのだけれども、そうではないと理解していいか。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(前田 真) まだ先の話にはなるのですけれども、体育館の跡地利用に関しては、今のところ有利な財源を見つけて、体育館はまず撤去しなければいけないと思っています。あの建物をまた再度違うものに使うというのは、災害のときに浸水区域になったということもあって、考えていないのが状況です。

 今のところ、もし財源的に可能なのであれば、体育館の前で今もパークゴルフを楽しんでいる町民がいっぱいいらっしゃいますので、そのパークゴルフ場の拡張等を前提にしていろいろなことが考えられたらなとは思っているところです。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 分かりました。今のは先の話でございますので、これからいろいろな話が出ると思いますけれども、よろしくお願いしたいというふうに思います。

 これで、私の質問は終わります。ありがとうございました。

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