○議長(桜井崇裕) 日程第4、議案第54号、清水町熊牛辺地に係る総合整備計画の策定についてを議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) それでは、議案第54号、清水町熊牛辺地に係る総合整備計画の策定について、御説明申し上げます。
この整備計画の策定につきましては、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づき、当該辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画を定め、この計画に基づいて実施する公共施設等の整備について、必要となる経費に辺地対策事業債を活用していくため、必要なものとなります。
熊牛辺地に係る総合整備計画につきましては、これまでも計画の策定を行い、事業を実施してまいりましたが、水利施設等保全高度化事業等の着手によりまして、今回、令和3年度から5か年の計画を策定するものでございます。
なお、辺地に係る総合整備計画を策定する際は、あらかじめ、北海道知事との協議を行い、議会の議決を経る旨、法律に定められているところです。
本件につきましては、先般、北海道との協議が整いましたことから、このたび、議会の議決を求めるものであります。
計画の概要について御説明申し上げます。
計画書のほうを御覧いただきたいと思います。
1の辺地の概況につきましては、字の名称、法令の定めにより設定する中心位置及び辺地の点数を記載してございます。
2の公共的施設の整備を必要とする事情につきましては、経営近代化施設としまして、畑地かんがい、排水路、暗渠排水の整備を行うとともに、区画整理等を実施し、土地生産性及び労働生産性の向上を図り、農業経営の安定と近代化を図る旨を記載してございます。
道路としましては、未改良道路に当たっては、降雨時や融雪時の農畜産物や農業資材の搬入・搬出時の車両通行に支障を来しており、改良舗装整備することで、農業生産基盤を確立するとともに、地域住民が安全に通行できる道路を整備する旨を記載しているところでございます。
3の公共的施設の整備計画につきましては、経営近代化施設については、水利施設等保全高度化事業で、事業費158,080千円で、辺地対策事業債の予定額につきましては、128,600千円、道路につきましては、熊牛東2線道路改良舗装ほか3事業を予定しており、事業費で65,568千円で、辺地対策事業債の予定額は65,400千円を予定しているところでございます。5年間の総事業費につきましては223,648千円で、辺地対策事業債の予定額につきましては194,000千円となってございます。
以上、議案第54号の提案理由の説明とさせていただきます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(桜井崇裕) これより質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
○議長(桜井崇裕) これより討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。
これより、議案第54号、清水町熊牛辺地に係る総合整備計画の策定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。