令和4年度予算審査特別委員会(3月17日_教育費)

○委員長(高橋政悦) これより第10款教育費188ページから243ページまでの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば、説明願います。学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 学校教育課所管の新年度歳出予算について、特に説明を要する点について説明をさせていただきます。予算書では188ページからということになります。

 10款教育費全体の歳出予算額861,767千円のうち学校教育課に関わる予算は1款の教育総務費で173,925千円、2項小学校費で75,174千円、3項中学校費で117,015千円、6項保健体育費のうち3目学校給食管理費133,600千円、計の499,714千円で、令和3年度と比較し20,612千円の減となってございます。

 それでは、主な事業及び増減の理由について説明させていただきます。予算書の188ページをお開きください。

 まず1項の教育総務費でございます。1目教育委員会費につきましては、前年度比2,752千円の減となってございます。主な減少理由といたしましては、職員の人件費の減によるものでございます。

 190ページでございます。2目の教育振興費でございます。前年度比で9,585千円の減となってございます。主な減少理由といたしましては、学校パソコン整備のため、北海道市町村備荒資金組合から借り入れしておりました資金につきまして、償還が終了したということによるものでございます。

 190ページの教育振興事業をご覧いただきますと、GIGAスクール構想の推進のため各学校において支援を行うICT支援員につきましては、前年度に引き続き配置をしてまいりたいということでございます。

 また、予算に関する資料に主要事業政策シートの12ページに掲載しておりますが、そちらを御覧いただきたいと思いますけれども、予算書191ページ報償費の16番修学旅行費助成事業報償費につきましては8,096千円を計上しまして、前年度に引き続き全額助成の継続をいたします。また、高等学校学習指導要領の改訂に伴いまして、令和4年度の新入学生から、授業でタブレット型PCを使用することとなりますので、その購入経費の一部助成として、同じく報償費の27、高校生タブレット等購入報償に1,950千円を計上し、購入に当たっての保護者負担の軽減、1台当たり30千円でございますけれども、そちらを図っていきたいと考えてございます。

 次に、193ページでございます。コンピュータ教育事業では、例年に引き続き役務費にモバイルWi-Fi使用料2,139千円を計上し、Wi-Fi環境の整っていない家庭の負担を軽減するため、モバイルルータの貸出し及び通信費の負担を継続いたします。令和3年度に町内全域光回線が布設され、新年度より利用できるようになりますけれども、各家庭の引き込み工事等、今しばらく時間を要する部分もあるかと思われますので、コロナ禍による休校措置等においても、全ての家庭においてリモート授業等の学習機会の確保ができる体制を確保するという意味におきましても、こちらも今年度継続していきたいと考えてございます。

 次、195ページの高校振興事業でございます。こちらに予算に関する資料に主要事業施策シート13ページに掲載しておりますが、こちらを御覧いただきますと、清水高等学校振興会の補助金として、前年度予算比で496千円増の9,430千円を計上してございます。従前より実施している支援に加えまして、高校の魅力を発信するため、令和3年度に実施したFM放送を使った広報活動を継続いたします。また、新たに学校紹介の動画の作成も実施し、PRに努めていきたいと思ってございます。また、先ほどの教育振興事業でも御説明いたしましたが、新入学生が使用するタブレット型PCの購入経費の一部助成、こちら町民以外の生徒分ということになりますけれども、そちらを実施するものでございます。

 同じく195ページ、国際交流事業につきましては、台湾台中市清水国小学校と本町の清水、御影両小学校とのオンラインを活用した授業の交流につきましては、今年度つい先週終了いたしましたけれども、令和4年度も引き続き実施してまいります。

 それから195ページ、3目教員住宅費でございます。前年対比4,713千円の増となってございますけれども、増加の理由といたしましては、老朽化いたしまして使用していない教員住宅解体に向けたアスベスト分析委託料に2,526千円、それから清水鉄南の教員住宅の屋根塗装工事2棟分ということで2,187千円をそれぞれ計上していることによるものでございます。

 同じく195ページ、4目特別支援教育費でございます。前年度比3,147千円の増となってございますけれども、主な増の理由といたしましては、給料手当共済費等の人件費の増でございます。これまで任用していました清水小学校の特別支援教育支援員につきまして、時給による任用でございましたけれども、月額任用に雇用を変更いたしまして、困り感のある児童等の支援の充実を図ってまいります。

 次に、197ページから、2項小学校費でございます。前年度比で12,300千円の減ということになってございます。

 197ページの小学校運営事業では、町採用の少人数学級担当教員の1名減による人件費の減など、前年度対比で4,454千円の減となってございます。令和4年度に清水小学校におきましては、開校120周年を迎えるところでございますけれども、記念事業を実施する期成会に対する報償費として300千円を計上してございます。なお、120周年に併せまして備品購入費に2,442千円。それから202ページを御覧いただきたいと思うのですけれども、小学校施設改修整備事業費の工事費のところに858千円、こちらを計上いたしまして、清水小学校の学校図書館のリニューアル整備をいたします。先ほどの備品購入費と工事請負費を合せた形で実施いたします。

 それから197ページに戻っていただきますと、新規事業といたしまして御影小学校の児童用トイレ照明自動化工事に559千円、それから教室等照明LED化工事で1,242千円を計上してございます。

 次に、203ページからの中学校費でございます。1目中学校管理費は前年度と比較し7,220千円の減となってございますが、中学校運営事業において新学習指導要領の全面実施が令和3年度までに終了いたしまして、教科書の指導書の購入経費等が減ってございます。10節の需用費消耗品費が前年度より2,779千円減額しているところが主な要因でございます。

 新規事業といたしましては207ページ、中学校施設改修整備事業において、御影中学校正面玄関LED照明設置工事、清水中学校武道館照明LED化工事、清水中学校ソフトボールグラウンドフェンス撤去工事、合わせて6,435千円の工事請負費を計上してございます。

 同じく207ページ、2目スクールバス管理費でございます。前年度比2,382千円の増額となってございますけれども、スクールバス運行事業の208ページ、12節委託料、スクールバス運行委託料が1,647千円の増加していること等が主な要因となってございます。なお、新型コロナウイルス感染症対策に関する予算につきましては、前年度と同様に学校で使用する消毒液等の消耗品の購入経費としまして、小学校管理費で清水小学校600千円、御影小学校400千円の計1,000千円、中学校管理費で清水中学校500千円、御影中学校400千円の計900千円を需用費に計上してございます。

 それから、最後にページが飛びますけれども、238ページを御覧ください。6項保健体育費の3目学校給食管理費でございます。学校給食管理費につきましては、前年度と比較し1,003千円増となってございます。こちらにつきましては、職員の人件費増が主な要因でございます。

 243ページを御覧いただきますと、14節の工事請負費に昨年に引き続きまして蒸気回転釜の交換工事として3,108千円、そして新たに厨房下処理室シンク交換工事で811千円を計上してございます。

 また、17節備品購入費においては、昨年に続きまして給食配送車の購入費ということで11,000千円を計上してございます。

 以上、簡単ではございますけれども、教育費のうち学校教育課に関わる予算についての説明とさせていただきます。御審議よろしくお願いいたします。

○委員長(高橋政悦) 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) 私からは、10款教育費のうち社会教育課が所管いたします新年度予算につきまして、新規拡充等主なものを御説明いたします。

 213ページ、5項社会教育費からが社会教育課の関係予算となりますが、216ページにまいりまして、下から2行目、216ページの下から2行目、10節需用費から217ページの上から3行目、11節役務費の部分でございます。この需用費、役務費の部分につきましては、開町120年記念事業として懐かしの清水町展の開催に向けまして、PR経費等をこの経費の中で817千円含めて予算計上してございます。

 次に、218ページの上から3行目にまいります。7節11番の第九文化継承事業報償でございます。こちらも開町120年記念事業として第九演奏会を開催に向けまして、実行委員会への助成費3,160千円をこの中に含めまして予算計上してございます。なお、事業にかかります財源につきましては、いきいきふるさとづくり基金繰入金、いきいきふるさと推進事業助成金、演奏会の入場料で賄うものとなってございます。

 その下、10節の需用費、さらに11節の役務費の中では、札幌交響楽団と共催という形で実施をいたします。開町120年記念コンサートのチラシ等の折込み料でございますけれども、開催経費として92千円をこの中で予算計上してございます。

 220ページのほうにまいります。1行目を御覧ください。12節の23番、文化センター音響設備保守点検委託料でございます。平成30年度の大ホール改修工事にて更新をいたしました舞台音響設備につきまして、3年ごとに保守点検を実施していくために令和4年度新規で743千円を予算計上するものでございます。

 その下、24番、文化センター舞台設備操作等業務委託料につきましては、昨年12月議会におきまして、債務負担行為の議決をいただきました、文化センター舞台業務の全面委託化経費として9,900千円を予算計上するものでございます。

 また、14節の工事請負費におきまして、13番、文化センタートイレブース改修工事として利用者の要望の強い、1、2階のトイレブースを拡張するための工事として858千円を予算計上しております。

 その下、14番、文化センターエアコン設置工事につきましては、執務環境改善のために1階の職員執務室にエアコンを設置するものでございます。

 224ページに進みまして、1行目でございます。14節の13番、図書館トイレ改修工事でございます。洋式化、ウォシュレット化とトイレ暖房を改修するために3,694千円を計上してございます。

 また、その下の14番、郷土史料館展示改修工事につきましては、図書館2階の展示室におきます展示内容を充実していくために、壁面の展示パネル等の改修費として3,938千円を予算計上してございます。

 次に、233ページのほうまでお進みください。6項の保健体育費になりますけれども、次の234ページに進みいただいて、下から8行目でございます。234ページの下から8行目でございます。7節の11番、少年スポーツ奨励事業報償でございます、日本スポーツ協会の少年団登録で要件となってございます。指導者資格の制度改正に伴いまして、資格の取得経費、この負担軽減を図っていくため、講習受講料、資格登録料及び初期登録手数料の全額助成を令和4年度から開始すべく、指導者資格の取得報償、この中には予算としては59千円でございますけれども、これを含めまして予算計上をしてございます。

 235ページの1行目でございます。12節の50番、小中学生スポーツ活動等送迎事業委託料でございます。令和4年度におきましては、利用団体の増が見込まれますことから、前年度対比で1,347千円増の3,500千円を予算計上してございます。

 235ページの中ほどでございますが、12節の16番、学校プール一般開放管理受付等業務委託料5,190千円でございます。小学校プールの一般開放時の管理受付等につきましては、これまで時間給の1号会計年度任用職員により行っておりましたけれども、当該職員の高齢化、さらには町内での人材確保困難という形になっておりますことから、令和4年度より委託化をするものでございます。

 236ページ、こちらにまいりまして、下から7行目でございます。14節の工事請負費に4,472千円を予算計上してございます。11番のアイスアリーナ監視カメラ改修工事、12番、アイスアリーナ屋外排水桝改修工事、23番、アイスアリーナ除湿器交換工事は、いずれも老朽化に伴うものでございます。

 237ページの下から5行目でございます。体育館の建設費用でございます。令和3年度予算におきまして、基本設計委託料を計上させていただき、基本計画の策定に向け進めているところでございますが、町民検討会議の開催や事業者要望の聴取に遅れが生じておりますことや、建築基準法に基づきます建築許可の事前協議におきまして、都市計画法の用途地域の見直し着手を北海道から求められたとの課題が生じている状況でございます。

 このため、基本設計等の委託料は、一般会計補正予算(第13号)にて、令和3年度から令和4年度へ繰越明許の予算を計上しているところでございまして、令和4年度予算につきましては、町民検討会議に要する経費につきまして計上し直す形となってございます。なお、基本計画の策定は令和4年度完了といたしまして、体育館建設事業を進めていくところでございます。

 以上、教育費のうち社会教育課に関わります予算の説明でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。

○委員長(高橋政悦) これから順次、質疑に入ります。

 第10款1項1目教育委員会費、188ページから190ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(高橋政悦) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款1項2目教育振興費、190ページから195ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。川上均委員。

○委員(川上 均) 191ページ、高校生のタブレット等購入ですけれども、事業シート見ましたら1人30千円ということで確認をさせていただきました。これは各自用意してもらった中で30千円を補助するという形でよろしいのでしょうか。

○委員長(高橋政悦) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) そのとおりでございます。ですから、既にお持ちの方とかもいらっしゃると思うのですけれども、買ったものに対して30千円ということではなくて、用意することに対しての30千円でございますので、対象となる方には全員に30千円をお出しするということです。

○委員長(高橋政悦) 川上均委員。

○委員(川上 均) 確認ですけれども、これは1回だけ、3年間のうち1回だけということですか。例えば壊れただとかいろいろありますよね、機械が。その都度ということではないのですよね、確認。

○委員長(高橋政悦) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) その1回だけ、入学時のみでございます。

○委員長(高橋政悦) 川上均委員。

○委員(川上 均) 分かりました。次の質問に伺います。

 コンピュータ教育の中で、193ページですか。実はこれ帯広市でもやっているのですけれども、日本ではあまり規制がないのですけれども、電磁波の実は過敏症がありまして、子供、特に小学生だとか幼少期の子供だとかというのが非常に影響を受けるということで、無線LANの環境の中では頭痛だとか皮膚症状だとかという子供が約3%から5%いるということで、帯広市ではなるべく児童は発信源から距離をとると。そして使わないときは電源を切るなどの対策を講じているということで聞いているのですけれども、これらについて検討されたことはございますか。

○委員長(高橋政悦) 学校教育課長補佐。

○学校教育課長補佐(渋谷直親) 今、川上委員が質問されたことにつきまして、話題には出たことはあるのですけれども、具体的に対策という話はしたことはございません。ブルーライトカットとかそういったことは話題には出ていますので、コンピュータ消耗品の中で、希望があればそういうものも備わすことはできるかなとは考えております。

 以上です。

○委員長(高橋政悦) 川上均委員。

○委員(川上 均) やはり一定程度そういう子供がいるということも現実であるみたいですので、そこら辺の対策をもしできたら、やはり積極的に取り入れていただきたいなと思いますけれども、いかがでしょうか。

○委員長(高橋政悦) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) ごめんなさい。その電磁波云々という話は私も意識しておりませんでしたし、学校からも例えばそういう子がいて体調がという話もお聞きしたことがなかったので、今初めて認識したところですけれども、学校のほうからも、もしそういうお子さんがいらっしゃるようであれば、先ほどおっしゃったような対策を講じる必要があるのだろうなと思いますので、学校のほうに確認というか、そういう状況があるようですという注意喚起をしてまいりたいなと思います。

○委員長(高橋政悦) 川上均委員。

○委員(川上 均) 日本は規制が本当にほとんどない状態で、携帯電話自体も本当はよくないみたいで、特に子供にとっては脳に与える影響が大きいみたいですので、検討のほうお願いしたいと思います。

 最後ですけれども、清水高校の振興事業の関係で、ホームページ、僕も何回か見せていただいているのですけれども、実は今回のタブレットの関係はこれからだとは思うのですけれども、非常に高校振興の関係の、町からのそういういろんな支援についての情報がほとんどないのです。そういった部分では、やはり他校では他町村では、そういうあらゆるメニューを載せて、やはり高校の進学の一つのきっかけづくりをしていると思いますので、ホームページの見直し等も含めて振興会のほうと協議をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

○委員長(高橋政悦) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) そうですね。今おっしゃられたのは清水高校のホームページということでよろしいでしょうか。その辺につきましては、高校等とも話をしまして、せっかくという言い方は変ですけれど、町費でお金をかけてございますので、ぜひPRしていただけるように、高校とも話をしていきたいと思います。

 以上です。

○委員長(高橋政悦) ほかに質疑ありませんか。鈴木孝寿委員。

○委員(鈴木孝寿) まず194ページのWi-Fiの使用料ですけれど、今現実的には何件分ぐらいで、どういう契約内容でやられているか、大体で結構ですけれどお願いします。

○委員長(高橋政悦) 学校教育課総務係長。

○学校教育課総務係長(黒井 良) モバイルWi-Fi現在145台契約していまして、子供たちに貸している分は大体、家庭にいっているのは100台分ぐらいになっています。使用料ですけれども、使ったらその使っただけ金額がかかる契約になっています。平均的に大体1ギガ以下ぐらいで子供たちが利用している状況になっています。

 以上です。

○委員長(高橋政悦) 鈴木孝寿委員。

○委員(鈴木孝寿) 分かりました。少し戻りまして191ページ、修学旅行費助成事業、シートでいくと父母負担軽減事業でシート番号12です。修学旅行は昨年から全額助成となりました。これ中学校と小学校です。小学校の1人当たりの単価と中学校の1人当たりの単価というのは大体どのくらいになっているのか、どのくらいで計画して実施しているのかをお願いします。

○委員長(高橋政悦) 学校教育課長補佐。

○学校教育課長補佐(渋谷直親) 小学校で上限30千円、中学校で70千円となってございます。

○委員長(高橋政悦) 鈴木孝寿委員。

○委員(鈴木孝寿) 例えば今のやつとかも含めて、これからでしたら本当に燃料代が全部ばかみたいに上がっていっていますし、多分ホテルに入っても、ホテルの値段も上がっていく時代になってくると思うのです。そうなると、例えば今、今年はいいとしても来年、再来年とか5年後になってくると、30千円が35千円、40千円になったり、70千円が80千円とか100千円になってくる可能性があるのですけれど、今のまま同じところに行くなら。これはある程度、子供の数もそんなに当面は変わらないはずだったのですけれど、どこかでやはり線を引いておくべきという考え方はあると思うのです。全額とは言いながら、これが50千円、とか60千円、子供がね、小学生が30千円じゃなくて50千円、60千円とか、中学生が100千円とか十何万になったら、やはりそれは修学旅行の意味がだんだんとおかしくなってくるので、ある程度の今ガイドラインみたいなのはあるのかないのか、あるとしたらこの数字なのかということをちょっとお聞かせください。

○委員長(高橋政悦) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 学校の管理規則というものがございまして、その下の管理規則についてという文章があるのですけれども、この中に修学旅行については上限この額というふうに決めてございますので、今委員おっしゃったように、今後燃料費等の高騰、宿泊費も上がっていると思いますけれども、高騰があってなかなか今の申し上げた上限ではできない、難しい状況だねということになってくれば、そこを改正するなりしながら対応していかなければならないとは思ってございますけれども、小学校については1泊2日でございます。中学校についても3泊4日というある程度の日程がございますので、その日程の中でできる範囲で、その中で収めていただく。例えば見学先とかも工夫していただくとか、そういうことで全額補助しているということもございますけれども、できる限り費用を抑えながら実施していただくように、学校のほうにはお願いも含めて行っているところでございます。

○委員長(高橋政悦) 鈴木孝寿委員。

○委員(鈴木孝寿) そこについては、やはり親御さんともしっかり話していただく、もしくは教育委員会からしていくというような形で、ぜひ。先ほどまでトイレはいくらでも使っていいなんて私言っていたのですけれど、こういうところでおさえるというのはちょっとおかしいなとは思うのですが、それはうまいこと、ガイドラインは守るような形をしっかりとっていただきたいと思います。よろしくお願いします。

 最後ですけれど、高校振興会の関係ですけれど、一昨日、2日前ですか、一般質問の佐藤議員が質問していましたけれど、その中でしっかりと清水高校側と話し合いがきちんとできているのかというところが、少し疑問を持ったものですから。本来、高校が望むもの、これ高校振興会ですから少し違うのですけれど、高校がしてほしいということと、打ち合わせがあまりできていないというような、話す機会があまりないのか、打ち合わせができてないのか分かりませんけれど、どちらでもそれぞれの言い分があるのであれだと思うのですけれど、望まれることをぜひ、高校振興のためになんとかならないかなと、そのとき思ったし、毎回清水高校のこの間口問題から含めていろんなことであるので。今までどのくらいの頻度で会っていたのか、もしくはこれからもっともっとやっていくというのか、その辺の今どういう状況かを簡単で結構ですので、お話いただければと思います。

○委員長(高橋政悦) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 頻度でございますけれども、いろいろ正式なそういう、いろんな話し合いの場ということだけではなくて、各種打ち合わせ等で学校におじゃました際にはその都度話をさせていただく場面はございます。それで今、最初のほうにお尋ねがありました学校が望むことという部分があるのですけれども、その部分については、各種いわゆる生徒に対する補助、例えば制服を無料にとか見学旅行の代金をとかというのはちょっとお聞きしたこともございます。

 ただ、町の立場としては、それは町長部局とも話をしたのですけれども、一般質問の答弁の最後のほうにも申し上げたとおり、町のスタンスとしては、もちろん今回も補助したような保護者軽減もやりながら、同時にその学校の魅力をPRして入学者を増やしていきたいという考え方もございますので、その辺は学校が望むことをというところは一旦こちらで受けとめさせていただいて、取捨選択しながらやっているという状況でございます。

○委員長(高橋政悦) 鈴木孝寿委員。

○委員(鈴木孝寿) 清水高校の管理職、もしくは管理職だった方とよくお話をするところです、実は。例えばこれ募集、実は清水高校ってものすごい帯広市内の中学校も含めて音更がまあまあ、池田があるので、池田に遠慮しながら、広範にわたって中学校を回っているのです。学校説明会というのを必ず行っています。私も高校のPTAやったときに、その学校説明会に1回だけ呼ばれたことある。いや鈴木さんよかったですよ、うちの校長より上手ですとかって言われた、それは私の自慢ですけれど、それは置いておいて、というぐらい、何かいろいろなことやるのですけれど、清水高校の場合、実はこういう勉強はできますよとは言うのだけれど、結論として、鹿追であったり、士幌とか、すごく人集めに、逆に交通費に関してやはり力入れている。そこが、実は経営管理職の人方もよく言っていたのが、お土産がないのですよと。魅力だけと言いたいところだけれど、魅力を頑張っているけれどやはり、そこではつながっていかない部分で、親の心が琴線に触れるところ、子供の親の琴線に触れるところ、なかなかそこまでいかないというのは、もしかしたらその先生の力があれなのかもしれないけれどとは、謙遜しながら言っていましたけれど、やはりしっかりと打ち合わせをしてほしいのと、それしかないですよね、打ち合わせして、町の財政も、さっきは出すな、今回はやれやれというのはまたおかしな話ですけれど、やはりまちづくりのためにまずは、どうも話し合いがうまくいっているのかなというふうなところもありましたので、ぜひ今年度は折に触れ打ち合わせをしていただければと思うのですけれど、教育長いかがですか。

○委員長(高橋政悦) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 今、たまたま学校説明会のお話も出ましたが、今年は先ほど御説明もしたとおり、学校PRのビデオとかも作って、さらに魅力を伝えるようなところも取り組んでまいりたいと思っておりますので、委員おっしゃるとおり、コミュニケーションをとりながら、学校の要望も取り入れつつ、話しながら今後も支援を進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

○委員長(高橋政悦) ほかに質疑ありませんか。佐藤幸一委員。

○委員(佐藤幸一) 高校振興事業、清水高校振興会について伺います。

 タブレット購入支援だけでは魅力化につながらないと思います。通学費補助について今回質問いたしましたが、これについては何がネックかお答えいただきたいと思います。

○委員長(高橋政悦) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 一般質問でも御質問いただいて、その際にも答弁もさせていただいたところでございますけれども、今回タブレット型の部分については、町長の考え方もございますけれども、清水高校生だけではなくて、清水町に在住する高校生、ほかの学校に行くお子さんにも助成いたしますので、やはり清水町民も含めた中で支援というところがございます。

 一方、町外からの通学費につきましては、やっている町村というかもあるのですけれども、なかなかその、先ほど鈴木委員の質問でお土産という言葉もございましたけれども、なかなか入学者の増という部分に、あまり目に見えてつながっていないなというところもございますし、あと金額的に、答弁の中では16,000千円というふうに申しましたけれども、一番安くて、多分月10千円弱の交通費が1年間で100千円かかれば160名で16,000千円という数字を出したんですけれども、なかなか数千万単位のものになりますので、財政的な部分と、それとやはり最初に申し上げたとおり、清水町からほかの町の高校に行くお子さんの部分というものございますので、その辺の均衡という部分で、今のところは実施しないということでという考え方でやってございます。

○委員長(高橋政悦) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(高橋政悦) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 ここで休憩します。再開は1640分とします。   (午後4時27分)

○委員長(高橋政悦) 休憩前に引き続き会議を開きます。

(午後4時40分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(高橋政悦) 議事に入る前に、本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめ延長したいと思います。

 これに御異議ありますか。

(「異議あり」と呼ぶ者あり)

○委員長(高橋政悦) ただいまの会議時間の延長に対して、異議がありますので起立によって採決します。

 本日の会議時間を延長することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○委員長(高橋政悦) 起立多数です。よって、本日の会議時間を延長することは可決されました。

 また、委員の皆様にお願いします。時間がかなり経過しておりますので、質問に対しては簡潔になるべく短くお願いいたします。

 それでは、次に第10款1項3目教員住宅費、195ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(高橋政悦) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款1項4目特別支援教育費、195ページ、196ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(高橋政悦) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款2項1目小学校管理費、197ページから203ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(高橋政悦) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款2項1目小学校管理費、197ページから203ページの審査を行います。質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(高橋政悦) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款3項1目中学校管理費、203ページから207ページの審査を行います。質疑はありませんか。鈴木孝寿委員。

○委員(鈴木孝寿) 中学校の部活についてお尋ねします。

 部活が、親御さんから聞いていると、部活を集中させたいというか、そんなに多くつくりたくないと言いますか、教員の配置、働き方改革も含めて、そうすると子供たちがやりたいスポーツも例えば今1、2年が2、3年生になったとしても1年生は入れないよと。そうなるというようなお話を伺ってございます。

 それが本当かどうかについては、それも確認したいのですけど、子供たちが伸び伸びとできる、やりたいことをやれる、そういうのがやっぱり望ましい形だと思うのですけれども、現状についてお聞かせいただければと思います。

○委員長(高橋政悦) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 中学校の部活についてでございます。

 委員、今おっしゃったように、働き方改革等々もという理由もございまして、あと複数顧問による指導という部分もありまして、そのためには既存の部活をある程度絞らせていただいてそこで指導していくという形を取るというか、そういう方向に進めているのは事実でございます。

 ただ、一方的にということはやっていないと思います。例えば、その中で数を絞らなければならないという話もさせていただきながら、また例えば、御影のサッカー部とかもそうだったのですけれど、なかなか1年2年と希望者がいないという場合に、「では、ここはなくしましょうか」というような形で、後で希望者出てきたときには清水との合同チームとか、そういう形でいろいろ、なかなかぱっと止めてしまうということはやっていないと思うのですけれども、やはり働き方改革等で、特に中学校の先生は部活を終えてから自分のまたお仕事をされるということで、どうしても長くなってしまいますので、そういった部分でそういう方向にあるということは御理解いただきたいと思います。

 ただ、一方的なことにならないようによく話をしていただきたいということ、それから今後の課題ですけれども、地域のスポーツクラブとか、そういう形の中での指導ということで、幕別とかで一部やられたりしていますけれども、そういう形で方向性としては、先生方はもう部活の指導からだんだん手を引く形で、地域クラブというような形でやっていくという方向性に今後進んでいくのかなと考えてございます。

○委員長(高橋政悦) ほかに質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(高橋政悦) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款3項2目スクールバス管理費、207ページから209ページの審査を行います。質疑はありませんか。川上均委員。

○委員(川上 均) 2点ほど、お聞きしたいと思います。

 スクールバス運行委託料の中で、前回も一般質問の中では触れなかったのですけれども、バスの保険、今、町の保険入っていますね。そういった中で、実は前回事故を起こしたとき運転手の方が労災保険しかなかったと。結局その方、会社のほうで保険がかかっていない、運転手の方に何か事故があって、けがなり何なりあったときに、その運転手の方の保障が全く今ないということをお聞きしたのですけれど、確認したいのですけれどよろしいでしょうか。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(高橋政悦) 休憩します。        (午後4時46分)

○委員長(高橋政悦) 休憩前に引き続き、会議を始めます。

(午後4時47分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(高橋政悦) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) すみません、手元に資料がないので確認はしてみますけれども、従業員というか運転手の保険の部分については委託料の中で、会社側で見てられるとは認識しているのですけれども、ちょっと確認をさせていただいて、後ほどお知らせしたいと思います。

○委員長(高橋政悦) 川上均委員。

○委員(川上 均) ぜひ確認をいただきまして、運転手の方非常に不安に思って働いているということもお聞きしていますので、お願いいたします。

 もう1点、町民バスの利用の関係ですけれども、各団体いろいろな方で令和2年度510人ということで資料をいただきました。

 その中で、これ町民の方も相乗りという形で、確か町民バス使われていると思うのですけれども、僕もどれぐらい利用されているのかなと調べましたら、これから例えば春休みになったときも、確か火曜日か金曜日に、2回ほど週に運行されているという話を聞いたのですけれども、どれぐらい一般町民の方ですね、これは利用されているか把握されているでしょうか。

○委員長(高橋政悦) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) ごめんなさい、あれですよね。今からいけば春休みのときの、いわゆる学校が休みの間のバスですよね。

 資料としてお出しした部分しか数字的には分かっておりませんので、これも確認して後ほどお知らせしてもよろしいでしょうか。

○委員長(高橋政悦) 川上均委員。

○委員(川上 均) それで、後ほど確認していただければいいと思うのですけれども、片手に余るほどの人しか利用されていないみたいです。

 実際にこれ、本当に費用対効果で考えたときに利用されている方、買い物か病院かということで、大体決まった人がもう利用されているというんであれば、今のタクシーというか、別の社協やっている、そちらのほうに振り分けてもいいのではないかと。

 要するに、バスそこまで町民バス出さなくてもいいのではないかという、費用対効果の部分をまた検討していただきたいなと思いまして質問させていただきましたがいかがでしょうか。

○委員長(高橋政悦) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) まずは、先ほど御質問いただきました、一体どの程度数利用されているのかという部分を確認しながら、委員おっしゃるようにあまり活用がないということで、利用者がなくしても利便性が失われないようなということが確認できるのであれば、例えば頻度を減らすとか、部分も含めて検討していく必要があるかなと考えております。

○委員長(高橋政悦) ほかに質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(高橋政悦) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款4項1目幼稚園管理費、209ページから213ページの審査を行います。質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(高橋政悦) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款5項1目社会教育総務費、213ページから215ページの審査を行います。質疑はありませんか。川上均委員。

○委員(川上 均) 215ページの成人教育事業ですけれども、実は今、旧と言ったらあれですけれど、スマートフォンではない携帯電話を御使用の方がこれから順次使えなくなる、3Gですね、が今4Gから5Gに代わってきているということで、スマートフォンに切り替わっていった中で、非常にやはり使い方が分からなくて困っている方が多くいらっしゃるという話を聞いています。

 そういう部分で今、そういう講座もされていると思うのですけれども、今後に向けてそのような講座についての考えをお聞きしたいと思います。

○委員長(高橋政悦) 社会教育課参事。

○社会教育課参事(安ヶ平宗重) 今、議員御指摘のスマートフォンの教室でありますけれども、社会教育総務費ではなく中央公民館事業費の中で、令和3年度2回ほど実施いたしました。

 2回とも20人定員、それぞれ満杯に来ていただきまして効果ありましたので、令和3年度も引き続き中央公民館事業費の中で実施していくつもりであります。

○委員長(高橋政悦) ほかに質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(高橋政悦) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款5項2目文化振興費、215ページ、217ページの審査を行います。質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(高橋政悦) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款5項3目文化会館費、217ページから220ページの審査を行います。質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(高橋政悦) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款5項4目図書館郷土史料館費、220ページから224ページの審査を行います。質疑はありませんか。川上均委員。

○委員(川上 均) 1点だけ確認させていただきたいのですけれど、文化センターとか今、役場もそうですけれども、エアコンの設置が今回大幅に導入されていると思うのですけれども。

 図書館、これ以前もお話しさせていただいたのですけれども、夏の暑いときにやはり図書館に来ていただいて涼んでもらう、それからやはり蔵書の湿気の管理とかもあると思うのですけれども、そういう部分で図書館のエアコン設置についてはどう考えられているか教えていただきたいと思います。

○委員長(高橋政悦) 社会教育課参事。

○社会教育課参事(安ヶ平宗重) 図書館のエアコン設置、以前議員のほうからも御質問をいただいたことございます。

 今現在、図書館の1階のおはなしの部屋に1か所、そして2階のAV室、視聴覚室のほうに1か所、その2か所にのみエアコンは設置しております。一方、館内全体を冷やすようなエアコンというのは設置しておりません。利用者の状況とか夏の状況、確かに暑い状況でありますので、今回文化センターのほうも執務室のエアコンを設置していきますけれども、今後財政とも協議しながら、利用の状況なども見極めながら検討してまいりたいと思います。

○委員長(高橋政悦) ほかに質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(高橋政悦) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款5項5目中央公民館費、224ページから226ページの審査を行います。質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(高橋政悦) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款5項6目御影公民館費、226ページから229ページの審査を行います。質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(高橋政悦) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款5項7目地域学習施設費、229ページから231ページの審査を行います。質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(高橋政悦) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款5項8目農村環境改善センター管理費、231ページから233ページの審査を行います。質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(高橋政悦) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款6項1目保健体育総務費、233ページから235ページの審査を行います。質疑、ありますか。鈴木孝寿委員。

○委員(鈴木孝寿) 特にこれ小学生、少年団の送迎に関してですけれど、先ほども関連して言っていますけれど、各少年団もすごく人数が少なくなってきて、清水と御影、さらには新得、今は鹿追とかも連携してやっている。それらのバス移動のバス、出していただいているとは聞いているのですけれどなかなか3つも4つもなると非常に運営のほうも、受けるほうも何か悪いなという気もしながらやっていらっしゃると聞いておりますけれど、この辺の不都合が、若干送れないとか送れるとかという話も聞いています。子供たちをね。その4つになると「ここからここまではいいけれど、こちらは駄目です」とかというような話になっていると聞いたのですけれど。

 当初は、しっかりやると言っていたのが、さすがにこれだけ大きくなると4つ5つとはならないですけれど、4か所に小学校分かれていると運営のほうが厳しくなってきているというようなお話を聞いたのですけれど、これは今、現状としてどうかだけを確認させてください。

○委員長(高橋政悦) 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) 予算の説明の中で、前年度対比約1,347千円ですか、増額ということで、利用団体を2団体見込みますということのお話をさせていただきました。

 少年団の活動であれ部活動の活動であれ、やはりそれぞれの各単位団体、単位の部というのは、少子化の中で子供の人数が減ってきて、どこかと合併チーム、合同で活動するという形態を取ってくる団体が多くなってきたということでございます。

 それに伴います送迎につきましては、令和2年度からこの事業を開始したとこでございますけれども、基本的に御影と清水の子供たち、それから生徒、この方々が合同で活動するということを最初に想定をして事業を開始いたしました。

 ただ、実際には御影と清水ではなくて、清水と新得で一緒に活動をするというような中学生の部活が出ていたりという形もございましてありますけれども、やはり送迎の範囲としては、基本的にはまず町内ですが、近隣町村と合同チームを編成するという形も実際の活動形態の中ではそうせざるを得ない、もしくはそういう活動の形態しか選択肢がなかなか活動を継続するにはないというのも実態でありますので、近隣町への送迎については実施をしているという形で、令和2年度以降から運用してございますし、令和4年度以降につきましても、同じような形で運用していきたいと。

 ただ、1点だけ利用者のほうにもお願いをしていかなければいけないのは、子供たちの下校時間というのは小学生で1510分から20分、中学生は1530分、これは下校時間となってその後の活動を実施している。そうすると活動を開始するときに一斉にいろいろな団体が動き始める。これは、町内の御影と清水の学校同士であっても、近隣町の新得、鹿追との合同チームであってもそれは同じ状態になる。

 そうすると、現状はバスを何とか3台まで動かせる形の中で、おおむね10人子供を運べるワンボックスタイプのものを利用してございますけれど、3台まで動かせるという状態になっていますので、曜日によっては大体6団体が一緒に動きますよとなったときには、開始時間を30分ぐらいずらしてもらって、バスが来るまでの間、例えば着替えを済ませてアップをしておいてもらって、合同チームであれば一緒になったときにはすぐに練習を開始する、そのような活動形態も取り入れていただきながら、円滑にバスを運行していきたいと、このような形で考えているところでございます。

○委員長(高橋政悦) 鈴木孝寿委員。

○委員(鈴木孝寿) すごく、運営するほうも複雑になってきているということは、よく分かってございます。

 事故ないようにというか、あと今後どうしていくかというのは、このままやっていくとただ疲弊していくだけだと思いますので、ある一定の経過を見ながらやっていく必要があるのかなと思いますが、いかがでしょうか。

○委員長(高橋政悦) 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) どんどん確かに増えていくのだろうと思います。

 ただ、この1530分、この時間帯に保護者の方々が送迎するというのはものすごく家庭生活の中で大きな負担になりますので、事業についてはやはり拡充をしていくという形を、この事業については基本的方針として持っております。

 現在、使用しておりますバス3台ございますけれども、この3台につきましては、この部活バス、小中学生の送迎活動をする前は買い物・銀行バスという形で企画が所管いたしますけれども、いわゆる3時までは高齢者を中心に町内の方々のドア・トゥー・ドアの移動に使われている車両を3時以降、この小中学生の活動に充てているという形態で運行しております。

 高齢者を中心とした買い物・銀行バス、これにつきましても、やはりニーズが少しずつ増えていくのだろうなということをやはり企画課のほうとは打ち合わせをしている経過もございます。

 車両の形態についても企画課のほうとの打ち合わせの中で、現時点では大きくするとか、そういうようなところまでは利用人数はないし、買い物・銀行バスでもないし、小中学生バスは何とか10人乗りバスを3台回しているという格好ですけれども、この後とか令和4年度におきましては、いろいろ希望をお聞きして、その上で人数とか車両とか増車とか、そういったものが必要であれば、状況によりましては補正予算を財政のほうとも協議をしながら、子供たちの活動に支障がないようにしていきたいと思っていますし、買い物・銀行バスのニーズといわゆる調整というか、歩調を合わせるような中で、この事業については運営をしていきたいというふうに考えてございます。

○委員長(高橋政悦) ほかに質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(高橋政悦) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款6項2目体育施設費、235ページから238ページの審査を行います。質疑はありませんか。川上均委員。

○委員(川上 均) 1点だけ確認ですけれども、これから町民の方とか検討委員会をやって意見を広くということだと思うのですけれど、僕やはり一番肝心なのは、やはり体育協会、加盟団体です、いろいろな今までスポーツ事業をやっていた団体の意見聴取が一番必要なのかなと思うのですけれども、多分そこら辺ないがしろにしているわけではないと思うのですけれども、余り言葉として出てこないので、心配しているところでございます。その点はいかがでしょうか。

○委員長(高橋政悦) 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) 現在、清水町の体育協会におきましては、指定管理者という形もあって、施設を管理しながら、さらに指定管理者になる前から清水町のスポーツの振興のために、やはりこの礎とそれを運営するという形のものを担っていただいてございます。

 したがいまして、新体育館の事業におきましても体育協会をはじめとするスポーツ関係者の御意見等は、大変大きいものと私も認識してございまして、この町民検討会議の中で、体育協会の役員の方々を中心に、こちらにつきましては委員の中に入っていただくという形の中で、利用の関係につきましては、町民検討会議へ参加いただくという形で進めてまいるところでございます。

○委員長(高橋政悦) ほかに質疑、ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(高橋政悦) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第10款6項3目学校給食管理費、238ページから243ページの審査を行います。質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(高橋政悦) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 これで、教育費の審査を終わります。

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