令和4年第3回定例会会議録(3月23日_日程第7)

○議長(桜井崇裕) 日程第7、議案第30号、財産の交換についてを議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。総務課参事。

○総務課参事(山田寿彦) それでは、議案第30号、財産の交換についての説明を申し上げます。

 JA御影支所前にある農協所有地、宅地と御影の国道38号線沿いのJAのにんにく加工場西側にある町有地、農地の交換につきまして御提案申し上げます。

 御影市街地の十勝清水町農協が所有する宅地は旧御影支所跡地でありますが、利活用の計画がないため、町で取得し、地域活性化のため宅地分譲をする予定であります。

 対する御影の農地は、平成12年に北海道より土地、建物の譲渡を受け、旧清水町農業振興公社として活用した後、十勝清水町農業協同組合から黒にんにく加工施設として活用したいとの要望があり、建物と一部の土地を譲渡し、残りの土地は採草地として町営牧場で使用しておりました。

 農協では、将来的ににんにく事業の拡大、増設等を見据えて取得したいとの意向が示され、交換を行うものです。

 なお、譲渡条件といたしまして、近隣売買事例等を考慮しまして、等価交換とさせていただきます。

 以上、十勝清水町農業協同組合と町有地交換についての提案とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。

○議長(桜井崇裕) これより質疑を行います。質疑ありませんか。2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 1点だけ質問いたします。

 今、説明の中で交換する畑につきましては町営牧場の採草地で利用していたということですけれども、これにつきまして特に支障、これがなくなることによる支障とかはないかどうか質問いたします。

○議長(桜井崇裕) 答弁求めます。農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 今交換する御影の土地でありますけれども、これまでは採草地として利用していたのですが、事務所から結構距離があるということで使い勝手がそれほどよくないということもございます。さらに、今進めてございます道営事業の中で約14.5ヘクタールの草地造成を行っておりますので、特にこちらとしては支障はないものと考えております。

○議長(桜井崇裕) よろしいですか。ほかに質疑ありませんか。5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 3点ほど質問させていただきます。

 等価交換ということですので、その後は分譲するというお話をいただきました。実際のこの金額ベースではどういう状況になっているのかお聞かせください。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。総務課参事。

○総務課参事(山田寿彦) 基本的には、町有地につきましては農業委員会から示された近隣の農地の売買価格を基に算出しております。それに対しまして、JAが交換に供する土地につきましては固定資産の評価額に時価額を考慮した価格設定として、差額については出るのですけれども、農協のほうが多い場合にはなるのですけれども、それに関しましてはにんにく施設の事業の展望、発展等含めて町として支援するという目的で等価交換と設定させていただきました。

 以上です。

 金額につきましては、すみません。清水町の町有地に対する金額につきましては、時価の換算額が12,132,868円、対しましてJAが交換に供する土地につきましては、時価換算額が10,702,634円となっております。これにつきましては議案の説明資料の35ページに記載されておりますので、御参考にしていただければと思います。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) これ分譲するに当たって、新年度の予算の中で上水、上下水道かな、6か所の新設が多分それに当たるのかと考えています。6か所ということは6分筆するのかなという考えでいくと、近所に住んでいる、私もいるものですから、住んではいないですけれどいるものですから、真ん中辺りに道路がないと。どういう6分割にするのかなというのがね。多分3、3だと思うのですけど。真ん中、真ん中の人、特に後ろのほうは抜けきれないかなって。道路新設が今のとこ予定ないかなと思って確認ですけれど、その辺はどうでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を。総務課参事。

○総務課参事(山田寿彦) 分譲の予定につきましては、予定では6区画を分譲する予定で、それぞれ約108坪での分譲を予定しているのですけれども、こちらに関しては旧道道がありますよね。旧道道に垂直になる道路がそれぞれ出ていますので、そこに面するように半分に区画割をして6区画の分譲という、計画ですね、あくまでという形になっております。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) よろしいですか。5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) これ、例えば町が分譲するというか、要はそういう形にして広報とか何かでやるのか、それとも定住移住者という、私は当初そうちらっとどこかで聞いたような気がする、定住移住者を優先的にやるのか、それとも町民誰でもいいのか。それの運営の仕方はまだこれから検討していくというとこでよろしいでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁求めます。総務課参事。

○総務課参事(山田寿彦) 基本的にはこれからまた詳細を詰めていく形になるのですけれども、基本的には公募をかけて申込みをしていただいて、分譲するという形になっております。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 鈴木議員、4問目になります。分かりました、はい。鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 続いて、次の質問ですけれど、ちょっとそれで今ので2つぐらい終わってしまっていたのですけれど、最後の質問。

 おそらく、今のままで売っていくと、上下水道分も付加して6区画プラス整備分、そして、それで割って出す金額になると思うのですけれど、実際の実売価格というか実勢価格というのは全然違うと思うのですよね。御影町内において。御影の町、清水の町もそうですけれど、いろいろなところにもう空き地売っています、売ります買います、すごく多いのですよね。それらの振興策はどう考えますかね。今回売るだけなのか、そして今まで空いている土地いっぱいあるのです。これはやはり併せて考えていかないとならないかなという気はするのですよね。それらについては今のところのもし考えあるならある、ないならぜひそういう、御影の中も本当、清水もいわゆる歯が抜けている状態というのですかね。ものすごく売りに出ている土地が多い中で、そういう振興も含めてどう考えていくかというのもぜひ検討してほしいのですけれども、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁求めます。企画課長。

○企画課長(鈴木 聡) まず、町内のそういう宅地に関するこれからの施策ということですけれども、現在建設課のほうでそういう空き地情報というものは収集できる限り収集させていただいて、提供させていただいているところではございます。ただ、議員おっしゃるとおり、空き地等増えてきているところでございますので、その方策については情報を集めつつ、今後の活用策というものは早急に担当も含めて町全体で考えていきたいと考えてございます。

○議長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) これで質疑を終わります。

 これより討論を行います。討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。

 これより、議案第30号、財産の交換についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317