○議長(桜井崇裕) 日程第14、意見案第7号、北海道農業の基幹作物てんさいの生産を守ることを求める意見書についてを議題とします。
職員に意見書案を朗読させます。事務局。
○事務局(川口二郎) 朗読。
○議長(桜井崇裕) 本案について提案理由の説明を求めます。中島里司議員。
○9番(中島里司) ただいま北海道農業の基幹作物てんさいの生産を守ることを求める意見書の提出をさせていただきました。
これにつきましては、てんさいは、てんさいというかビートは、私自身、北海道の、要するに、寒冷地農業の礎を築き上げた大きな作物だろうという考え方を持っております。そういう中にあって、今、枠をカットするというか、減らそうという動きもあると伺って、この意見書の提出を考えたところでございます。
てんさいは、特にそういう寒冷地として、輪作体系の根幹で、容易に転換できるものではないといった実情を踏まえる必要があると思っています。
また、昨今、コロナ禍やウクライナ情勢の緊迫化も踏まえると、いつまでも安定的に砂糖が輸入される保障はない現状だと思っています。砂糖の生産調整は、議論が進めば、食料自給率や食料安全保障にも関わる大きな問題であろうと思っております。
清水町といたしましては、生産者はもとより、本町には製糖工場が存在しております。まちづくり等々のことも考えた場合には、議員の皆さん方の御理解、御支持を賜りながら、この意見書を関係機関に提出していきたいと考えておりますので、ぜひとも、よろしくお願いいたしたいと思います。
○議長(桜井崇裕) これから、質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
これより、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。
これより、意見案第7号、北海道農業の基幹作物てんさいの生産を守ることを求める意見書についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって、意見案第7号は、原案のとおり可決されました。
提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、外務大臣、農林水産大臣といたします。