○議長(桜井崇裕) 日程第6、議案第63号、清水町美蔓辺地に係る総合整備計画の策定についてを議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) それでは、議案第63号、清水町美蔓辺地に係る総合整備計画の策定について御説明いたします。
この整備計画の策定につきましては、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づきまして、当該辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画を定め、この計画に基づいて実施する公共施設等の整備について必要となる経費に辺地対策事業債を活用していくために必要なものとなります。
美蔓辺地に係る総合整備計画につきましては、これまでも計画の策定を行い事業を実施してまいりましたが、水利施設等保全高度化事業の着手によりまして、今回、令和4年度から5か年の計画を策定するものでございます。
なお、辺地に係る総合整備計画を策定する際は、あらかじめ北海道知事との協議を行い、議会の議決を経る旨、法律に定められているところです。本件については、先般、北海道との協議が整いましたことから、このたび議会の議決を求めるものでございます。
計画の概要について御説明いたしますので、計画書のほうを御覧いただきたいと思います。
1、辺地の概況につきましては、字の名称、法令の定めにより設定する中心位置及び辺地度点数を記載してございます。
2の公共的施設の整備を必要とする事情につきましては、経営近代化施設として、畑地かんがいの整備を行うとともに、区画整理等を実施し、土地生産性及び労働生産性の向上を図り、農業経営の安定と近代化を図るものです。
近年、異常気象による干ばつが続き、かんがい用水施設の不足に伴う農作物の収穫量、品質低下による農業経営の不安定な状況が続いており、これら諸問題を解消するため整備する旨記載しているところでございます。
3の公共施設の整備計画につきましては、経営近代化施設、水利施設等保全高度化事業で、事業費69,316千円、辺地対策事業債の予定につきましては、55,400千円を予定しているところでございます。
以上、議案第63号の提案理由の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(桜井崇裕) これより質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。
これより、議案第63号、清水町美蔓辺地に係る総合整備計画の策定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。