○議長(桜井崇裕) 日程第10、請願第23号、2023年度地方財政の充実・強化に関する意見書の請願、請願第24号、2022年度北海道最低賃金改正等に関する意見書の請願、請願第25号、義務教育費国庫負担制度堅持・負担率2分の1への復元、「30人以下学級」など教育予算確保・拡充と就学保障の実現に向けた意見書の請願、請願第26号、食料安全保障の強化を図る新たな国の予算確保と国民への理解醸成を図る意見書の請願、以上4件を一括議題とします。
請願文書表を朗読させます。事務局長。
○事務局長(田本尚彦) 朗読。
○議長(桜井崇裕) 請願第23号について、紹介議員の説明を求めます。2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 私のほうからは、2023年度地方財政の充実・強化に関する意見書の請願について御説明いたします。
今、地方公共団体には、急激な少子高齢化の進展に伴う社会保障制度の整備、また脱炭素を目指した環境対策、デジタル化推進など、多岐にわたる役割が求められております。
こうした地方の財政対応について、政府は骨太方針2021において、2021年度の地方一般財源水準を2024年度まで確保するとしていますが、それをもって増大する行政需要に十分対応しているのか、大きな不安が残されています。
このため、2023年度の政府予算と地方財政の検討に当たっては、これらの対応も勘案しながら地方財政の確立を目指すよう求めるものです。
御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(桜井崇裕) これから質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
お諮りします。ただいま議題となっています請願第23号、2023年度地方財政の充実・強化に関する意見書の請願は、総務産業常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。よって、請願第23号は総務産業常任委員会に審査を付託することに決定しました。
次に、請願第24号について、紹介議員の説明を求めます。2番、川上均議員。
○2番(川上 均) それでは、私より2022年度北海道最低賃金改正等に関する意見書の請願について、御説明いたします。
北海道最低賃金の引き上げは、ワーキングプア解消のためのセーフティーネットの一つとして最も重要なものです。
国は経済財政運営と改革の基本方針2021において、より早期に全国加重平均が1,000円になることを目指すことが堅持され、また北海道地方最低賃金審議会の答申書においても、全国平均1,000円に向けた目標設定合意を8年連続で表記しました。
これらのことから、北海道労働局及び北海道地方最低賃金審議会においては、2022年度の北海道最低賃金の改正に当たって、これらを十分踏まえた措置を講ずるよう強く要望いたします。
御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(桜井崇裕) これから質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
お諮りします。ただいま議題となっています請願第24号、2022年度北海道最低賃金改正等に関する意見書の請願は、総務産業常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。よって、請願第24号は総務産業常任委員会に審査を付託することに決定しました。
次に、請願第25号について、紹介議員の説明を求めます。2番、川上均議員。
○2番(川上 均) 義務教育費国庫負担制度堅持・負担率2分の1への復元、「30人以下学級」など教育予算確保・拡充と就学保障の実現に向けた意見書の請願について御説明いたします。
義務教育費国庫負担制度は、地方自治体の財政状況に左右されずに教職員を安定的に確保するために、教職員の給与の一部を国が負担する制度です。
このため、国においては義務教育費の無償、義務教育費国庫負担制度の堅持、当面負担率2分の1への復元、早急に実効性のある教職員の超勤多忙化解消、30人以下学級の実現など、教育予算の確保・拡充、就学保障の充実を図るよう請願するものです。
御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(桜井崇裕) これから質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
お諮りします。ただいま議題となっています請願第25号、義務教育費国庫負担制度堅持・負担率2分の1への復元、「30人以下学級」など教育予算確保・拡充と就学保障の実現に向けた意見書の請願は、厚生文教常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。よって、請願第25号は厚生文教常任委員会に審査を付託することに決定しました。
次に、請願第26号に入る前に訂正があります。事務局。
○事務局長(田本尚彦) 先ほど、朗読いたしました請願文書表につきまして、請願番号26番、請願者の住所、氏名のところで上川郡清水町南2条1丁目8番地、清水町農民連盟、執行委員長高田秀昭様のお名前を読み上げましたけども、こちらの文書表に書いておりますお名前、明るいという字を明と表示してございますけれども、昭和の昭が正しい名前、秀昭様のお名前になりますので、申し訳ございません。訂正方よろしくお願いいたします。
○議長(桜井崇裕) 請願第26号について、紹介議員の説明を求めます。8番、口田邦男議員。
○8番(口田邦男) それでは、説明申し上げます。
この請願につきましては、農民連盟から出されたものでございました。内容につきましては、新型コロナウイルスあるいはロシアによるウクライナ侵攻の長期化によりまして、原油や飼料、肥料などの生産性の価格が、歴史的な高騰を続け、農業経営を圧迫せざるを得ない危機的状況にございます。
そうしたことから、新たな施策と予算の確保が必要でございますので、内容はよろしくお願いしたいということでございます。
以上です。
○議長(桜井崇裕) これから質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
お諮りします。ただいま議題となっています請願第26号、食料安全保障の強化を図る新たな国の予算確保と国民への理解醸成を図る意見書の請願は、総務産業常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。よって、請願第26号は総務産業常任委員会に審査を付託することに決定しました。