令和元年第4回定例会会議録(6月10日_日程第5)

○議長(加来良明) 日程第5、議案第46号、清水町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、議案第47号、令和元年度清水町一般会計補正予算(第3号)の設定について、議案第48号、令和元年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第49号、令和元年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第50号、令和元年度清水町介護保険特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第51号、令和元年度清水町水道事業会計補正予算(第1号)の設定について、議案第52号、令和元年度清水町下水道事業会計補正予算(第1号)の設定について、以上7件を一括議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。

 初めに、議案第46号について。

 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) それでは、議案第46号、清水町介護保険条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明を申し上げます。

 例規集では、第2款、4551ページからの登載となっています。

 まず、改正理由についてご説明を申し上げます。

 介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令により、介護保険法施行令が改正され、平成31年4月1日から施行されたことに伴い、清水町介護保険条例の一部を改正するものです。

 政令の改正の内容といたしましては、低所得者の保険料軽減強化として、保険料の基準所得等の段階設定のうち、第1段階から第3段階に軽減賦課に係る軽減割合が定められたところであります。

 保険料の段階設定は、9段階となっております。

 軽減後の保険料率は、まず、第1段階ですが、現行0.45を0.375とし、今回新たに軽減される第2段階については、現行0.75を0.625に、第3段階については、同じく現行0.75を0.725とするものであります。

 議案説明資料の3ページをご覧ください。

 清水町介護保険条例の一部改正の内容についてですが、本町の保険料の基準月額は5,600円で、年額では67,200円となりますが、第2条第2項の改正は、第1段階については現行30,240円を政令の改正後の保険料率0.375により25,200円に改正し、今回から新たに第3項及び第4項を加え、第3項の規定では、第2段階の方については、現行50,400円を42,000円とし、第4項の規定では、第3段階の方については、現行50,400円を48,720千円とするものです。

 また、改正後の保険料は、本年度と令和2年度の2年間において適用しようとするものであります。

 この改正による軽減の対象となる方は、1,300人ほどを見込んでいるところであります。

 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行し、平成31年4月1日から適用するものであります。

 また、経過措置といたしまして、改正後の規定については、令和元年度以後の年度分の保険料について適用し、平成30年度分までの保険料については、従前の例によることを規定するものであります。

 以上、清水町介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてのご説明とさせていただきます。

 なお、関連する介護保険特別会計の補正予算を今議会にご提案させていただいておりますので、あわせてご審議のほどよろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) 次に、議案第47号から議案第52号までについて説明を求めます。

 副町長。

○副町長(金田正樹) 補正予算、一括して提案説明をいたします。

 まず、議案第47号、令和元年度清水町一般会計補正予算(第3号)の設定について説明をいたします。

 総額に95,754千円を追加し、それぞれの総額を10,105,637千円とするものです。

 それでは、歳入より説明をいたします。

 8ページをお開き願います。

 8ページ、14款1項1目民生費国庫負担金につきましては、介護保険制度改正による保険料軽減強化確定に伴う負担金の増額に伴いまして3,483千円の追加です。

 14款2項1目総務費国庫補助金につきましては、社会保障税番号制度システム整備費補助金の内示に伴いまして1,616千円の追加です。

 4目の土木費国庫補助金につきましては、橋梁長寿命化修繕事業分の内示に伴いまして18,678千円の追加です。

 6目の災害復旧費国庫補助金につきましては、共栄橋復旧事業に係る内示に伴いまして29,725千円の減額です。

 次に、9目の商工費国庫補助金につきましては、消費税、地方消費税の10%の引き上げが低所得者、子育て世帯の消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起、下支えすることを目的としてプレミアム付き商品券の販売を行う市町村に対して、その実施に必要な経費に対しまして国から全額補助されることから事業を実施するもので、まず、1節1番のプレミアム付き商品券事業費補助金として10,800千円の追加、2番目に、義務費補助金として6,162千円の追加です。

 次に、一番下、15款1項1目民生費道負担金につきましては、国庫負担金同様、介護保険制度改正による保険料軽減強化拡大に伴う負担金増加に伴いまして1,741千円の追加です。

 下の9ページにまいります。

 まず、2項4目農林業費道補助金につきましては、多面的機能支払事業補助金の追加に伴いまして299千円の追加です。

 20款4項3目雑入につきましては、プレミアム付き商品券事業の実施に伴いまして、町が対象者へ商品券を販売することから、売払収入として43,200千円の追加です。

 21款1項5目土木債につきましては、橋梁長寿命化修繕事業の財源9,700千円の増額です。

 8目の災害復旧費につきましては、共栄橋災害復旧の財源として29,800千円の追加です。

 次に、10ページ以降の歳出の説明にまいりますが、初めに、人件費の補正につきまして、給与費明細書により一括して説明をいたしますので、恐れ入りますが、30ページをお開き願います。

 30ページの給与費明細書。まず1、特別職です。一番下の段の比較欄をご覧ください。30ページの一番下です。

 3段目のその他の特別職の区分で、報酬が114千円の減額につきましては、知事道議会議員選挙の執行経費の確定によるものです。

 次に、町等の区分の共済費で8千円の減額につきましては、北海道市町村職員共済組合より共済費の負担額の決定によるものです。

 下の31ページ、2、一般職につきましては、人事異動等によるものです。4月1日付人事異動に伴います昇給、昇格、諸手当の異動、あと共済費の負担額の決定等によりまして給料で36千円の減額、職員手当で817千円の減額、共済費で312千円の減額で、合計で1,165千円の減額となります。

 次の32ページにつきましては、給料、職員手当の減額明細です。

 10ページにお戻り願います。

 ただいま人件費に係ります補正を説明しましたので、各目に計上しております人件費につきましては、説明を省略させていただきます。

 10ページの中ほどになります。

 1款1項1目議会費につきましては、現在、職員で行っております会議録等の音声データを文字データに反訳する業務委託料として1,054千円の追加です。

 11ページです。

 2款1項1目一般管理費、13節の56番、ハラスメント健康相談等業務委託料につきましては、ハラスメントにおける相談窓口の設置及び心のカウンセリング相談窓口を外部に設置するための経費として1,361千円の追加です。

 次に、6目の企画費につきましては、国の関係人口創出拡大事業モデル事業として北海道型ワーケーション導入検討実証事業というのが採択になりました。

 本事業は、企業版ふるさとワーキングホリデー事業と言われるもので、首都圏企業等の社員や家族をターゲットに短期滞在型サテライトオフィス等を活用した北海道ならではの広域周遊、滞在型ワーケーションプランを提案するものです。

 ワーケーションプラン、ちょっと聞きなれない言葉だと思いますが、ワークとバケーションを組み合わせた造語のようです。

 本町といたしましても、関係人口創出拡大に向けて現在取り組んでおりますことから、ふるさとワーキングホリデー事業で活用している住宅にサテライトオフィス機能を持たせ、さらなる関係人口の創出拡大に向けて事業を実施するものです。

 住宅へのインターネット環境の整備に係る経費として12節の役務費で234千円、当初予定をしておりました借上住宅1戸の借り上げが困難になったことから、新たな住宅確保のための経費として14節使用料及び賃借料に500千円を追加するものです。

 一番下の12目の情報化推進費につきましては、財源のみの補正です。

 次、12ページは、人件費だけの補正です。

 下、13ページ、4項2目北海道議会議員選挙費につきましては、執行経費確定に伴う減額です。合計で2,457千円の減額となります。

 次に、14ページ、これも人件費です。

 15ページの中段です。

 3款1項3目老人福祉費につきましては、特別会計の補正予算に伴いまして介護保険特別会計繰出金で630千円の減額、低所得者保険料軽減事業繰出金につきましては6,967千円の追加です。

 次にいきまして、16ページの中段以降になります。

 2項2目の保育施設運営費、4節20番、臨時職員共済費102千円の追加。7節10番の臨時職員賃金760千円の追加につきましては、臨時保育士の異動による補正です。

 次に、17ページ、下の17ページの中段になります。

 5目の学童クラブ運営費、4節20番の臨時職員共済費210千円の減額、7節10番の臨時職員賃金1,300千円の減額につきましても、臨時職員異動による補正です。

 18ページにまいります。

 4款1項1目保健衛生総務費、28節の10番、国民健康保険特別会計繰出金4,945千円、12番の後期高齢者医療保険特別会計繰出金221千円の減額につきましては、それぞれ特別会計の補正予算に伴う繰出金の補正です。

 人件費が続きまして、19ページの下から20ページにまいります。

 6款1項3目の農業振興費につきましては、多面的機能支払事業補助金の追加に伴う事業費として398千円の追加です。

 人件費、続きまして21ページにまいります。

 7款1項1目商工振興費につきましては、歳入でご説明いたしましたプレミアム付き商品券事業の経費として予算を措置するものです。

 3節20番の時間外勤務手当138千円から賃金の2,398千円、事業費、次のページにまいりまして、役務費委託料、最後の19節の交付金の54,000千円まで、合計で歳入と同額の60,162千円の予算措置です。

 23ページの一番下です。

 8款2項3目の道路新設改良費につきましては、国庫補助内示を受けまして、共栄橋復旧工事の完了後の橋梁長寿命化に係る橋梁修繕詳細設計委託として31,000千円の追加です。

 次のページ、人件費にいきまして、24ページ、次のページの一番下です。

 8款6項1目下水道費につきましては、下水道事業会計の補正予算に伴う繰出金120千円の追加です。

 25ページの中ほどです。

 9款1項2目消防団員費につきましては、清水消防団員の異動に伴いまして、機関員1名が欠員となることから、1名を養成するための大型自動車免許取得事業の委託料として263千円の追加です。

 次に、10款1項2目教育振興費、一番下になりますが、これにつきましては、自治体国際化協会負担金の額が見直されまして、その通知がありましたことから負担金20千円の追加です。

 次、26ページにまいります。

 真ん中です。2項1目の小学校管理費につきましては、清水小学校において、道の少人数学級編成基準が該当となったことから、町の指導教諭1名分を減額するものです。

 4節の共済費で534千円、7節の賃金で3,696千円の減額です。

 次、28ページにまいります。

 中段の11款1項1目の道路橋梁災害復旧費につきましては、財源のみの補正です。

 29ページの13款2項1目基金費につきましては、今回の補正予算調整額として財政調整基金積立金6,404千円の追加です。

 次に、地方債につきまして説明いたします。

 4ページまでお戻り願います。

 4ページ、第2表、地方債補正です。歳入予算の補正におきまして、詳細の追加を計上したところです。地方債限度額につきましても、歳入補正にあわせ引き上げをするものです。

 辺地対策事業を219,200千円から258,700千円に39,500千円の引き上げです。

 以上、一般会計補正予算(第3号)の説明です。

 続きまして、議案の第48号、令和元年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の設定について説明をいたします。国保会計です。

 総額から4,945千円を減額し、それぞれの総額を1,363,055千円とするものです。

 歳入より説明いたします。

 5ページをお開き願います。

 4款1項1目一般会計繰入金につきましては、人件費減額分と委託料増額分に伴う財源として4,945千円の減額です。

 次に、6ページの歳出です。

 1款1項1目一般管理費につきましては、2節、3節、4節の人件費分で、4月異動に伴いまして5,537千円の減額、詳細につきましては、7ページの給与費明細書をご参照願います。

 13節の委託料につきましては、保険税減免期間の見直しによる国保システム改修委託料として592千円の追加です。

 以上、国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の説明です。

 続きまして、議案第49号、令和元年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)の設定についてご説明をいたします。

 総額から221千円を減額し、それぞれの総額を175,079千円とするものです。

 補正の内容は、人件費のみの補正です。

 まず、5ページ、歳入です。

 一般会計繰入金は、人件費減額分として221千円の減額です。

 次に、6ページの歳出、一般管理費は、2節、3節、4節、合わせて221千円の減額です。

 詳細につきましては、下7ページの給与費明細書をご参照願います。

 以上、後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)の説明です。

 続きまして、議案第50号、令和元年度清水町介護保険特別会計補正予算(第1号)の設定について説明をいたします。

 総額から630千円を減額し、それぞれの総額を1,126,470千円とするものです。

 歳入より説明いたします。

 5ページをお開きください。5ページ、説明いたします。

 1款1項1目第1号被保険者保険料につきましては、制度改正による保険料軽減強化拡大に伴いまして、特別徴収で6,350千円、普通徴収で617千円の減額です。

 次に、6款の繰入金、まず、2節の介護予防事業繰入金につきましては、臨時介護支援専門員賃金の増によりまして725千円の追加、4節の繰入金は、人事異動に伴う人件費分で1,733千円の減額、5節の事務費繰入金につきましては、事務処理システム改修に伴う経費分として378千円の増額、6節の低所得者保険料軽減事業繰入金につきましては、制度改正による保険料軽減強化拡大に伴いまして低所得者保険料軽減事業繰入金として6,967千円を増額するものです。

 歳出にまいります。6ページをお開き願います。

 1款の総務費及び4款の地域支援事業費の2節、3節、4節につきましては、人事異動に伴う人件費の補正で、総額で1,733千円の減額です。詳細につきましては、8ページの給与費明細書をご参照願います。

 6ページの13節の委託料は、事務処理システム改修に係ります委託料378千円の追加です。

 4款1項2目の介護予防事業費7節の賃金につきましては、臨時介護支援専門員賃金725千円の追加です。

 以上、介護保険特別会計補正予算(第1号)の説明です。

 続きまして、議案第51号、令和元年度清水町水道事業会計補正予算(第1号)の設定について説明をいたします。

 補正の内容につきましては、人件費のみの補正です。

 4行目になります。第2条の収益的収入及び支出の補正につきましては、支出の既定額から5,362千円を減額し、水道事業費用総額を276,238千円とするものです。3条につきましては、職員給与費の既定額から5,362千円を減額し、18,743千円に改めるものです。

 2ページを開いてください。

 収益的収入及び支出の内訳について説明いたします。

 収益的収入の補正はありませんので、収益的支出の補正の内訳につきまして説明いたします。

 1款1項3目総係費につきましては、4月人事異動に伴い、1節給料、2節手当、3節の法定福利費、合計で5,362千円の減額です。詳細につきましては、7ページ以降の給与費明細書をご参照願います。

 以上、水道事業会計補正予算(第1号)の説明といたします。

 続きまして、議案第52号、令和元年度清水町下水道事業会計補正予算(第1号)の設定について説明をいたします。

 4行目になります。第2条、収益的収入及び支出の補正につきましては、収入の既定額に120千円を追加し、下水道事業収益総額を338,720千円とし、支出の既定額に512千円を追加し、費用総額を311,912千円とするものです。

 第3条につきましては、職員給与費の既定額に512千円を追加し、25,076千円に改めるものです。

 2ページをお開き願います。

 公共下水道事業収益的支出の補正につきましては、人件費のみの補正です。

 3目の総係費、合わせまして805千円の追加です。詳細につきましては、集落排水とあわせまして4ページ、5ページの明細書をご参照願います。

 3ページの集落排水事業収益的収入、1款2項1目一般会計補助金につきましては、減価償却費の確定及び高資本費対策経費繰出基準の変更によりまして120千円の追加です。

 収益的支出につきましては、人件費の補正で、合わせて293千円の減額です。

 以上、下水道事業会計補正予算(第1号)の説明です。

 以上で、一括しての提案説明とさせていただきます。ご審議よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) これより、一括して質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) 2点についてお伺いをいたします。

 まず1点目ですけれども、一般会計の11ページ、ここにパワハラの外部委託の補正が組まれておりますけれども、今回、私の一般質問からこのパワハラについては、いろいろと議論がなされた経過がありますけれども、まだ、これはという結果が出ておりません。

 そして、そうした中、今回この補正の中で、この外部委託というのが出ておりますけれども、これによってどういうふうに変わるのか。その辺の内容はどうなのか、その辺、ちょっと詳しく説明をお願いいたします。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(田本尚彦) ただいまご質問いただきましたハラスメントの健康相談等の業務委託です。そもそもこの業務委託につきましては、一般的なハラスメントのみではなく、健康、それから、法的な部分、個人が持っている不安、悩み等のいろいろなものについての相談を受けていく仕組みの内容です。

 そもそも悩みを相談するときに、私の悩みは一体何に該当するのだろうか。そういったところを自分で明らかにして相談を持ちかけるというところがなかなか難しいところもあるだろうというふうに考えているところであります。

 ハラスメントについて、相談の窓口というのが、これまで所属の上司あるいは総務課等で窓口を設けておりますけれども、その窓口に相談する事案かどうかということ自体が悩みを持っている方にとってはなかなかきっかけとしては難しいのかなというところもありまして、今回、いろいろなカテゴリーで相談ができるものというのを外部の機関、専門的機関に委託をして、窓口としてまずはきっかけづくりを、ハードルを低くするといいますか、気軽にまずは相談のきっかけをつくりたいという思いもありまして、この仕組みを導入したいと考えているところであります。

○議長(加来良明) 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) ということは、話はわかりますけれども、このパワハラの解決に直接結びつくというものではないと。回り回っては結びつくかもしれないけれども、そういうふうに解釈してよろしいですか。

○議長(加来良明) 総務課長。

○総務課長(田本尚彦) いえ、ちょっと説明が相談しやすい方法に集中して今説明をしたのですけれども、相談項目の中には、当然、ハラスメントに対する相談という項目を設けていますので、本人が相談をする項目がある程度明確で相談できるのであれば、「これこれについての相談をしたいのですが」ということで申し出たことは大丈夫なような形になっております。

○議長(加来良明) 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) わかります。とにかくハラスメントの環境については、もう簡単に、そう解決できるものではないということは十分承知しておりますけれども、これによって、外部委託によって、今、上部段階、総務を中心とした窓口が少しは、要するにちょっとの逃げ道かなというふうに解釈できるのだけれども、そういうふうにはとられませんか。

○議長(加来良明) 総務課長。

○総務課長(田本尚彦) 相談窓口につきましては、当然、これまでの機能というものをこちらに移行するというものではございません。これまでの窓口を持ちつつ、新たな相談のきっかけづくりということで考えておりますのでご理解いただきたいと思います。

○議長(加来良明) 9番、口田邦男議員。2項目めになります。

○9番(口田邦男) わかりました。次、2項目め。

 26ページですか。26ページの小学校の教員、賃金の減額がありますけれども、これは、どういったことですか。ちょっと説明をお願いします。

○議長(加来良明) 学校教育課長。

○学校教育課長(神谷昌彦) これにつきましては、清水町がこれまで少人数学級ということで、1年生、2年生については、20人程度の学級ということで取り組んでおりました。本年度につきましては、1、2年生がそれぞれ39名、38名、普通学級となっておりまして、道において通常は40人1学級というところが、道の基準では35人1学級ということになりますので、それを超えているということで、道費の教員配置で少人数学級となっておりますので、清水町の町独自の教員については、今年度は削減するという内容です。

○議長(加来良明) 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) わかりました。終わります。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。質疑ありませんか。

 12番、桜井崇裕議員。

○12番(桜井崇裕) 一般会計補正予算の中で、ふるさとワーキングホリデー推進事業ですね。これについて、町の進めようとしている、この事業をどのように進めようとしているのか、再度説明を求めます。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 今、ご質問がありましたふるさとワーキングホリデーの推進についてご答弁したいと思います。

 ふるさとワーキングホリデーは、昨年7月の議会において補正予算を組んで取り組んでいるところです。

 昨年につきましては、学生を中心に夏休み、冬休み、町内の農場ですとか、観光施設に来ていただいて1か月程度仕事をしながら本町の観光、それから、十勝管内、広域の観光も楽しんでいただくというようなことに取り組んできました。

 滞在にあたっての住宅環境ですとか、移動に係るレンタカーの用意だとかを、こちらのほうでさせていただいて、清水町を知っていただく、清水町を印象づけるような取り組みをしてきたところです。

 今回、総務省が進めている事業に北海道がモデル事業として提案するということで、3月ぐらいに清水町にもこの事業についての参加意向が文書としてきました。

 この事業につきましては、先ほど副町長が説明したとおり、企業版のふるさとワーキングホリデーという形で、都市圏の企業等にバケーション、休みを兼ねてサテライトで仕事をするような、そんなようなことを北海道で実施しませんかというようなPR等をしていくという事業のようです。

 北海道においても、これから補正予算を確定させて事業に取り組んでいくと聞いておりますけれども、清水町において都市圏の企業が一定期間滞在して、また、観光等も楽しみながら清水町を印象づけていただいて、ゆくゆくは移住なり、それから、サテライトオフィスなり、そんなような設置なりができればいいかなというような目的を持って取り組んでいくというところです。

○議長(加来良明) 12番、桜井崇裕議員。

○12番(桜井崇裕) 学生等に一時来ていただいて、いろいろな清水町の良さを知っていただくということは、大変よろしいことだというふうには思います。

 また、企業だとかということもありましたけれども、そういった面については、管内の自治体でも実際に行っているところもありますので、しっかりある程度連携をとりながら、清水町に合うような、また、会社移設等の支援もするということですので、しっかりそういう部分をちゃんと受け入れるような体制というのをつくっていただきたいというふうに思います。いかがでしょうか。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 清水町において、企業等の今回のワーケーション事業、初めての取り組みですけれども、北海道との連携、それから、既に進めている自治体の情報なども集めながら進めていきたいというふうに思っています。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 2点ほど質問をさせていただきたいと思います。

 まず1点目、同じく、議案第47号の一般会計補正予算の11ページ、ハラスメント健康相談等の業務委託につきまして、今までこれは当然なかった。そして、もちろん現実的に我々議員と執行側は、なぜこれをやるかは大体わかってはいますけれども、一般町民はまずわからない。なぜこれを今設置しなければならなかったか、その背景についてご説明いただきたいと思います。

○議長(加来良明) 総務課長。

○総務課長(田本尚彦) 今回、委託として上げておりますハラスメント健康相談等業務委託料、こちらにつきましては、職員のハラスメントに対する悩み、あるいは相談、そういったものについて、これまで所属の課長あるいは総務課のほうの窓口ということでいろいろな相談を受ける体制をとっていました。

 残念ながら、過去にはハラスメント事案というところで、内容を確認しまして、係る対応をしてきた事案というのがありましたけれども、相談の窓口を設けてはいつつも、なかなかそのハラスメント事案というものに対する知識、認識等が、いわゆる被害を受けている側にも具体的な印象として相談をするきっかけというのがなかなかつかめない状況があったというふうに認識しております。

 なかなか身近な職員同士の中では相談がしにくかった。こういったものもあるようにこちらのほうでは受けとめておりまして、第三者、外部の機関を取り入れて、そういった相談をしやすくする体制、これを設けていきたいというのがまず1点であります。

 また、その相談も、先ほどもご説明をしましたけれども、具体的に私の今の悩みは、どういった相談窓口に相談をすればいいんだろうかというところがまず相談のきっかけが難しいことになるというふうにも考えておりますので、今回の委託の中では健康相談ですとか、体、それから、法律、あるいは今お話もしました具体的にハラスメントの相談など複数の項目を一手に受け付けていただけるところの機関にこの委託をするという考えで、相談のしやすい体制、これを設けていきたいと考えているところであります。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 今、最初に質問したのは、この背景、これを設置した背景について質問したのですけれども、何となく概要だけで終わってしまって、であれば、もともと計画したのかというところを聞きたいのですけれども、3つも2つもありますので、質問回数に制限がありますので、その辺、ちょっと今ぼやかし過ぎたかなというふうに思います。

 ただ、これはもう中身として、これをハラスメント対策、健康相談でやっても、健康相談の出口はやっていても、要は実質、役場庁舎内の対策は何もとれていないと、まだ、消極的にしかとっていないというふうにしか見えないのですけれども、この運営、健康相談の窓口という手前で、そういう事案が出ないような教育体制というのは、今のところどういうふうに考えているか、説明いただければと思います。

○議長(加来良明) 総務課長。

○総務課長(田本尚彦) ハラスメント関係の事案になる前の対策ということにつきましては、昨年度末に行いましたけれども、職員に対する研修を行っております。今年度もその研修とともに、今回、こういった相談の機能を使ってというところもありますけれども、さらに厚生労働省などでもハラスメントというものはどういうものかといったような情報提供も行っておりますので、そういった情報提供に努めて職場の中にハラスメントに対する認識等も浸透させていきたいというふうに考えております。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) このレベルの話をすること自体があれなので、本来であれば、例えば、そのハラスメントの委託料をそういう健康相談もそうなのですけれども、さらに一歩入れた、例えば、職員内で何がハラスメントなのか、もうだんだん、わかっているようで実はわかっていないという、そういう部分を今回はもう間に合わないと思いますけれども、しっかり計画を立ててやっていただきたいなと思います。

 2つ目の質問をさせていただきます。

 13ページ以降の先般の知事選挙の関係ですけれども、この件でちょっとお聞かせ願いたいと思うのですが、開票日の午後8時の段階でテレビ、報道関係でも一斉にもう当確とか、いろいろついたりしました。

 町民からその後、連絡来たのですけれども、開票をされている職員がもう、要はSNSでつぶやかれているのですね。もうこんなわかりきったものやっていられないよねというようなつぶやきをしていたと。現実、私も偶然にその場所におりましたので、開票現場におりましたので、その中の数名が、数名というか、何名か開票事務をやっておりました。開票事務をやっているということは、時間外のいわゆる勤務手当をもらいながらも個人的なつぶやきをされているという方が実際いたのですけれども、この辺についてはどのように考えていますか。

○議長(加来良明) 総務課長。

○総務課長(田本尚彦) 今、お話のあった件につきましては、業務中の行動としては、よろしくないものだと思いますので、そういったことがないように、今後、事務説明会等でも意識の徹底をしていきたいというふうに思います。

○5番(鈴木孝寿) 終わります。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 7番、佐藤幸一議員。

○7番(佐藤幸一) 8ページ、9ページのプレミアム付き商品券についてちょっと伺いたいと思います。

 町民にとりましては、とっても喜ばしいことでして、ただ、買ったところから、この店は使えない、この店は使えないといったことが何点か聞かされております。そういったことについて、担当課では知っていますか、そのことを。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) プレミアム付き商品券の使える、使用できる商店についてのご質問というふうに思います。

 今回のプレミアム付き商品券につきましては、国が消費税の増税にあたって、低所得者、それから、子育て世帯について、一定程度プレミアム分を上乗せした商品券を買っていただいて、その分で消費の低迷、買い控えというものを防いでいこうという内容かと思っています。

 この事業の実施にあたっては、町が実施主体となりまして、今後、使えるといいましょうか、町内の商店、事業所にぜひ協力をいただきたいというような周知をさせていただき、登録等の手続きをとって、広くたくさんのお店で使えるような形で進めていきたいというふうに思っています。

 管内的には、商工会がこの事業を受けて実施しているところもあるのですけれども、清水町におきましては、役場が事業主体となりまして、これまで商工会等が行っているプレミアム付き商品券とは違う形でといいましょうか、町が事業主体となって行っていくという形で考えています。

○議長(加来良明) 7番、佐藤幸一議員。

○7番(佐藤幸一) その該当している店々で扱っている商品があります。その商品を買ったときに、商品券で支払ったときに、この商品は使えませんよということで返されたということをお聞きしたものですから、その点についてちょっとお聞きしたいと思いますが。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 買われる、購入される商品の種類によって使えるものがあるかないかというようなご質問かと思います。

 今時点、現時点では、特に、そういったようなところまでの要綱といいましょうか、詳細が届いていないところです。確認をしながら進めていこうと思っています。

 実際に10月以降、事業を実施するにあたって、買えないものがあるのかわかりませんけれども、国の示される要綱等を確認しながら進めていきたいと思っています。

○議長(加来良明) 7番、佐藤幸一議員。

○7番(佐藤幸一) 事実、そういった問題が起こりまして、ちょっと大きな買い物でしたから、それも買えなかったら、この商品券どこで使うのというような心配を承ったものですから、その点について、ちょっとお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 今回のプレミアム付き商品券については、これまで商工会等が行ってきたプレミアム付き商品券とは別な事業ですので、国が今後、多分、要綱等を示されて全国自治体統一の事業として進めていくような形になると思っています。

 商品の種類によっての使用できない部分というのは、今の時点ではちょっとわからないのですけれども、国の要綱に沿って進めていくことになると思っています。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) ここで休憩します。

 

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) これより、一括して討論を行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、議案第46号、清水町介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第46号は、原案のとおり可決されました。

 これより、議案第47号、令和元年度清水町一般会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立) 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第47号は、原案のとおり可決されました。

 これより、議案第48号、令和元年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第48号は、原案のとおり可決されました。

 これより、議案第49号、令和元年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第49号は、原案のとおり可決されました。

 これより、議案第50号、令和元年度清水町介護保険特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。よって、議案第50号は、原案のとおり可決されました。

 これより、議案第51号、令和元年度清水町水道事業会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。よって、議案第51号は、原案のとおり可決されました。

 これより、議案第52号、令和元年度清水町下水道事業会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第52号は、原案のとおり可決されました。

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317