令和元年第4回定例会会議録(6月17日_日程第3_一般質問 山下清美議員)

○議長(加来良明) 次に、3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) 議長のお許しをいただきましたので、2項目について質問をさせていただきます。

 初めに、道の駅についてお伺いをいたします。

 管内には数多くの道の駅が設置されておりまして、私も何箇所か行ったことがあります。その中で、管内にも多くの観光客が訪れる道の駅がありまして、本町には日本の国道、それが交差しまして、また、高速のインターチェンジもあります。道の駅を設置するには好条件と思われますが、清水町の交流人口増加が見込める施設となると思います。

 また、第5期総合計画の中では、第4編第5章の中で、地域の資源を生かした観光産業の創出、現状と課題として、国道274号、38号や道道などが通過するとともに、道東自動車道の道央圏との接続など、地理的条件に恵まれながら、本町にとどめることができず、目的地となる食や観光地としての確立とともに、効果的な情報発信が求められていますとありまして、そういった部分で次の3点について伺います。

 まず、1点目は、管内で観光客が数多く立ち寄る道の駅、こういったことが、交流人口がもたらす町への波及効果、どの程度あるのか。また、そういったものが本町としてどのように捉えているのでしょうか。

 2点目につきましては、もし本町に道の駅を設置した場合の交流人口の増加及びそれがもたらす波及効果、これを試算したことはございますでしょうか。

 また、3点目、管内では新たな道の駅を計画している町があると聞いておりますが、本町では道の駅を設置する考えはあるのかどうか、これらについてお聞きをいたします。

 2点目の児童虐待防止についてお伺いをいたします。

 平成12年には児童虐待防止法が施行されまして、今年、親による体罰禁止が法制化されたところでございます。しかし、最近も頻繁に児童虐待に関する悲惨なニュースが流れており、この一般質問を通告した後にも、道内において幼い子どもが犠牲になる事件が発生しております。本当に心を痛めているところです。

 このような事件が起こるたびに清水町は大丈夫なのかなということを本当に心配しております。町としても各課が連携をしながら注意を払っていることと思いますけれども、次の2項目についてお伺いをいたします。

 1点目でございますが、第5期総合計画の中で「支援体制の整備、児童委員や地域と協力し、児童虐待・育児放棄の防止と早期発見に努めるとともに、関係機関と連携し、問題の解決を図ります」とありますが、今までに心配な状況をキャッチし、関係機関が連携して対応したケースはどの程度あるのでしょうか。

 2点目ですが、地域ぐるみでの支援とありますが、これまでに取り組んだ事例はあるのでしょうか。

 以上、2項目についてお伺いをいたします。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) それでは、山下議員のご質問にお答えをさせていただきます。

 まず、1点目ですが、道の駅は道路利用者への安全で快適な道路交通環境の提供と地域振興に寄与することの2点が目的とされています。地域振興に寄与するものとして、交流人口や経済波及効果の増加を目指し、道の駅において、地元の特産品や農産品、飲食などを提供している施設が多いと認識をしております。

 十勝管内には14の道の駅があり、年間50万人以上も来場されている施設もあり、それぞれ特色のある運営がされているものと思っております。地場産品の販売拠点としての道の駅の売店の売り上げのほか、道の駅から他の施設への周遊効果など、その町の資源の多寡や内容によって波及効果は違ってくるものと思います。付加価値の高い商品やサービスの提供により、収益力のある道の駅はそれ自体が目的地となり、経済波及効果を生み出すものと考えております。

 次に、2点目と3点目について一括して答弁とさせていただきます。

 本町においては平成23年、27年3月に策定した清水町観光資源再生基本ビジョンの中で、目標を交流人口の拡大と元気な町民の増加としています。

 この目標を達成するためのコンセプトを十勝の玄関口として「気の利くおもてなし」と設定し、「十勝清水四景+1」など自然・景観を生かしたおもてなし、全道5位である畜産分野の産出額や全国・全道のグルメイベントで1位となったメニューなど農と食を生かしたおもてなし、第九合唱、アイスホッケーなど、文化・芸術・スポーツを生かしたおもてなしを展開していくとの考え方が示され、資源を活用した実践がされているところです。

 これらのすぐれた観光資源が数多く存在しておりますが、効果的な情報の発信や観光を担う人材の育成、推進体制の構築などが課題となっています。

 道の駅など情報発信拠点の必要性の検討のため、平成28年度から情報発信拠点整備検討実証事業を取り組み、ハーモニープラザと十勝千年の森の施設内に観光情報ステーションを設置し、物産の販売や観光案内などの実践を通してニーズや実態の把握に取り組んできました。

 観光情報の収集の傾向として、事前にインターネットや各種の媒体による情報収集をして目的地に向かう行動が主であり、現地による情報収集は多くはない状況であり、また物販についても町内への周遊など波及効果は少ないなどの状況から、昨年度末でハーモニープラザの事業は継続しないとの判断をしてきたところであります。

 また、昨年4月に清水公園内に飲食施設が再開し、その施設内において観光案内や物産の展示販売を行う情報発信拠点のサテライト施設の設置を行い、現在は十勝千年の森と2か所において観光情報の発信、物産の販売を行っております。

 本町における道の駅の可能性について検討するため取り組んできましたが、運営主体の想定が見出せなかったことや、本町においては既存の飲食店、物販施設、コンビニなど道の駅の機能のある休憩や飲食の機能が一定程度充足しており、新たに道の駅を設置することで経済効果や交流人口の増加が図られるものではないと考えており、現時点では道の駅を設置する考えはないところであります。

 清水公園や十勝千年の森など、現在でも集客の見込める施設などでの情報発信、物産の展示販売について充実していきたいと考えております。

 次に2点目、児童虐待防止についてのお答えをさせていただきます。

 1点目の児童虐待の防止と早期発見については、関係機関と連携を図って進めることが大変重要であると考えております。

 対応した件数については、年に三、四件程度、多いときで10件ほどになるときもあります。本町においては、乳幼児健診の際の保健師によるお子さんの様子の確認、また、保育所や幼稚園、学校においてもお子さんの様子をよく見るよう努めているところであり、その中で虐待などの兆候を感じた場合、また近隣の住民の方などから通報のあったものなどについて状況を確認の上、関係機関によるケース会議を開催して、それぞれの情報を共有し、役割を確認、整理しながら対応に当たっています。

 次に、2点目の地域ぐるみの支援につきましては、児童虐待対策だけのものではありませんが、以前からファミリーサポート事業を行っており、育児のお手伝いをしてほしい人と育児をお手伝いしたい人とをつなぎ、必要な育児や家事の支援を行って育児の負担が小さくなるよう努めております。

 また、読み聞かせサークル五月会による読み聞かせや食生活改善推進員パセリの会に親子ランチ会を実施していただくなど、地域の方々とともに子育て支援に取り組んでおります。

 今後も児童虐待を防止する観点からも、子育てに対する負担の軽減は大変重要であると考えますので、地域の方々とともに地域ぐるみで子育て支援に努めてまいりたいと思っております。

 以上でございます。

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○議長(加来良明) ここで休憩します。

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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○議長(加来良明) 質問を受けます。

 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) それでは、1項目目の道の駅に関して再質問させていただきます。

 ただいまいろいろご答弁いただきましたけれども、管内の状況につきましてお答えいただきましたけれども、その中で、観光シーズンについてはすごく観光客が来ているなということで承知しているのですが、冬期間の状況というのは、町としてはどのようにその部分、管内の道の駅の状況を捉えているか、お答えいただきたいと思います。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 今の山下議員のご質問にお答えしたいと思います。

 道の駅の季節、シーズンによっての状況ですけれども、細かな月別の数値というものは把握しておりません。十観連等で年間の数値等を把握して、清水町としてもその数値を把握しているところでございますが、月別の部分については把握しておりませんが、個人的に出会ったり立ち寄ったりした中で見させていただく中では、やはり夏場は、例えば地産の野菜ですとか、いろいろな商品も品ぞろえも多かったりしますし、人が動く時期というものがあって、お客さんでにぎわっている道の駅であっても、やはり冬場については人の動きが少なかったり、また、販売する商品が限られていたりということで、訪れる人は少ないなという印象、それから実態を確認しているところでございます。

○議長(加来良明) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) それでは、管内の状況を今お伺いしましたけれども、今までに清水町において、観光情報ステーション、こういったところで実態把握をしたということでご答弁をいただきました。その中で目的地に向かう行動が主であるということで、そういった中には清水町を目的とする部分というのはどの程度あったのかなと。そして、清水町でそこを利用した部分は、ほかに清水町に広がった部分というのがどの程度あるのかなという部分があれば、お聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 私につきましては昨年4月からハーモニープラザの中の観光情報ステーションの中で勤務をさせていただきました。昨年の自分が在籍をしてその中で対応させていただいた中では、清水町の観光資源、また観光施設等においては千年の森ですとか清水公園、それから、その内容ですとか場所ですとか、そのようなことを問い合わせいただくという機会があったかなというふうに思ってございます。それから何件か、清水の特産品は何ですかということで、それを売っている場所はどこですかというような問い合わせ等、ご相談をいただいて対応してきたところでございます。

○議長(加来良明) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) わかりました。そういった中で現時点では道の駅を設置する考えはないということでご答弁をいただいたところでございます。そういった中で今お話がありましたように、千年の森あるいは清水公園、こういったものを充実していきたいというお話がありました。今、具体的に何かお考えがある部分というのをお聞かせいただける部分がありましたらお願いいたします。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 清水公園、それから千年の森についての今後どのようなことをということですが、まず清水公園につきましては、一昨年から清水公園を観光の目的地にできないかということで、役場内関係課で協議をしてきたところです。今年度、町民の方を委員として、再整備検討委員会というものを設置して、町民の意見を聞きながら基本構想、清水公園が町外の方なりが目的地として訪れる公園となるにはどうしたらよいか、どんな整備ができるかということを検討し、基本構想的なものをまとめようというふうなことを考えてございます。スケジュール的には、その後、基本計画それから実施計画なり策定して、実際の整備に移っていくのかなというふうなことを想定してございます。

 千年の森につきましては、今年度、地域おこし協力隊1名派遣といいましょうか千年の森に常駐をして、施設の中で観光案内、それから物産販売等、施設の業務に携わっているところです。千年の森につきましては、年間6万人なり来られる清水町としては大変多数の方が訪れる観光施設ですので、千年の森と連携しながら、ほかの例えば観光施設とか物販も紹介できるようなことを含めて連携を深めていきたいなというふうに思ってございます。

○議長(加来良明) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) ただいまご答弁をいただきましたけれども、やはり道の駅というものは魅力もたくさんあると思いますので、それを設置しないけれども、ある程度道の駅に匹敵するようなそういった部分、清水公園も目的地になるようなということでお話しいただきました。あそこの部分ではちょっと狭いような気もしますけれども、そういった部分、しっかりと目的地になるような方策をしていただきたいと思いますが、再度ちょっとお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 清水町が町外の方が訪れるような情報発信といいましょうか、魅力の発信という部分では、清水公園、場所ということだけではなくて、清水公園の機能、例えばボートもあったり、広い芝生があったりとか、そういう点を情報発信しながら、また、昨年4月からレストランといいましょうか、飲食できる場所が再開できるようになっています。そちらのメニューについても大変好評でそれを目的に訪れる方も来ています。

 それから、町内には、最初、町長からの答弁のとおり、牛玉ステーキ丼ですとか牛とろ丼ですとか、ネームバリューのあるメニューを提供しているお店がございます。そういったようなことも含めて食ですとか、農業も含めた、その産地であるということも含めた情報発信をして、それから9月8日に肉・丼まつりというイベントも開催をするのですけれども、そういったようなイベントで清水町の畜産資源の情報発信もしながら、インパクトがあるような情報発信をしながら、清水町のイメージづけですとか、清水町のいろいろな魅力を発信しながら来ていただけるような施策に取り組んでいきたいというふうに思っています。

○議長(加来良明) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) 道の駅の関係については承知をいたしました。

 続きまして、児童虐待防止の関係について何点かお伺いしたいと思います。

 お答えの中で、関係機関で兆候を感じた場合には対応しているとのご答弁でございます。そういった兆候を感じて対応した場合に、その後、成長とともに継続的な対応あるいは幼児期から小学校へということでどんどんつながっていくと思うのですけれども、そこら辺のつながりですか、町と教育委員会との連携の部分について、どのように進めていっているのかお伺いをしたいと思います。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 清水町といいますか、ほかの町も同じなのですけれども、各市町村には要保護児童対策地域協議会というものを設置してございます。こちらのほうは、もちろん教育委員会、学校ですとか児童相談所、それから保健福祉課ですとか子育て支援課、全てのそういった関係する機関で構成している協議会ございます。そういった中で継続したもの、やはりこういうものは1回で済むことはないわけでして、そういった機関を通して各担当が協力しながら継続して関わっていくという取り組みをしております。

○議長(加来良明) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) ただいまお話があったそういった機関については、それぞれ機関ごとに優秀な方がたくさんいると思います。例えば幼児期に学校教育関係の優秀な方、専門家がそこで対応に当たる。あるいは、学校でいろいろな部分が発生したときに、町の関係機関の優秀な方がそれぞれ行って対応を図る。そういった部分との連携も必要だと思いますけれども、実際に連携されているかどうか教えていただきたいと思います。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 関係機関というお話をしましたけれども、このほかに児童委員の方ですとかスクールソーシャルワーカーの方ですとか、そういった方にもご協力をいただく。また、地域の近所の方にも場合によってはご協力いただくということもあるということでございます。

○議長(加来良明) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) それから、次になりますけれども、関係住民の方からの通報というのはやはり重要な部分を占めると思います。そういった部分でなかなか通報したくても通報しづらいという部分があると思いますが、住民からの通報というのは、今までにどの程度あったのか、お教えいただきたいと思います。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 近隣の方につきましては、平成29年度に2件の連絡がございました。この数年ではそのぐらいでございます。

○議長(加来良明) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) そういうことはないと思うのだけれども、そういった通報した方が逆に逆恨みというのですか、そういった部分というのは名前を伏せるようなそういった形できちんと対応されているのかどうか、お知らせいただきたいと思います。

○子育て支援課長(逢坂 登) 通報された方の身元等につきましては、漏れないようにしっかり管理しております。

○議長(加来良明) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) 続きまして、今の町ではファミリーサポート事業とかでいろいろな部分で町民が関わりながら子育てをしているところですけれども、本当にこういった悲惨な児童虐待、なかなか目に見えない部分なのですけれども、そういった部分を発生する前に未然に防ぐということを方策という部分では何か考えていることはあるのでしょうか。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) やはり小さいときからの健診ですね、それと学校や保育所、幼稚園等でお子さんの様子をしっかりと見るということが一番大事なのではないかなというふうに感じております。

○議長(加来良明) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) ただいま事前にキャッチする中では、未然に防ぐという部分で健診だとか、保育所等でキャッチするというお話がありました。未然に防ぐ部分では、キャッチする部分ではあるのですけれども、本当に子育てに悩んでいる家庭というのはたくさんあると思います。そういった方が悩みながら方策がわからず、ああいった子どもに対して攻撃を加えてしまう。そういった事例が多々あるのではないかなと思います。子育ての悩んでいる方に対してのいろいろな相談の中で、どういった方策を何かされていることってあるのでしょうか。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 子育て支援課では、育児に対する相談も随時メールですとか電話でも受けております。もちろん訪問して来られるお母さん方もいらっしゃいます。また、保健師さんのほうに相談に行くという場合もあります。そして、保育所、幼稚園においても、そういった育児の相談をいつでも受けられるような体制をとっておりますので、そういうふうに対応をしてございます。

○議長(加来良明) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) 相談に来る対応をしっかりとっているというお話でございます。そういった中でなかなか悩んで相談に来られないという方も結構いると思います。学校教育にいるときには、なかなかこういったことをいろいろPRしても、実際に聞いてほしい方々が来てくれないという部分が結構あったのですけれども、この子育ての部分でも本当に悩んでくる方は相談に来るのだけれども、本当に相談に来られていない方で心配な方が結構いらっしゃるのではないかなと思います。そういった方々への対策について何か考えたことはあるでしょうか。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) やはり健診ですね。特に健診などの際、やはりお母さん、保護者の方とお話をする、お子さんの様子をしっかり見るということで、その状況をよく確認するということが、やはり中心になるかなというふうに考えております。

○議長(加来良明) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) そういった中で、いろいろな未然に健康診断の中でいろいろお話しされていることはたくさんあると思います。そういった中で、先ほど鈴木議員の質問の中でもありましたけれども、教育長から褒めることは大事だというお話がありました。いろいろな部分で、こういった虐待の様子を見ていると、逆に褒めるのではなくて、小さい子が苦しんでいるという部分を、本当につらいことなのですけれども、そういった部分に発してしまうというのがあります。そういった部分で小さい子がとる行動が、本当に褒めて育てるようなそういった部分の普及というもの、そういった方法というのをご存じかどうか。ご存じだと思うのだけれども、そういったものをやはり広めていく必要があるのかなと思います。いろいろな幼児教育、学校教育もそうなのですけれども、褒めながら育てていくという環境をつくっていきたいなという気がするのですが、その辺どうでしょうか。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) やはり小さいうちから親子関係というのですか、とっても大事ではないかなというふうに思っております。そういった中でいろいろな研修会等もございますので、そういったところにお誘いしながら、家族の子育ての支援に努めていきたいというふうに感じております。

○議長(加来良明) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) 育てることに本当に悩んでいる。町ぐるみで本当に子どもを育てる。少子高齢化の中で子どもが少ない中で本当に町ぐるみでどういった子どもを育てていこうか。本当に褒めながら子どもを育てていきたいという部分を強く感じております。町長、そこら辺をどのようにお感じでしょうか。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) 今の褒めながらという部分ですか、それとも全体。(「全体」と呼ぶ者あり)全体ですか。どちらにしましてもというか、褒めながらというのは、今の時代において大変大事なところではないかなと思います。

 それとまた、全体の部分にとってみれば、平成21年、22年くらいかな、2年か3年ぐらいに、今まで保健福祉課でそういう幼児の部分をやっていたのですけれども、やっていたというか、健診も含めた中で、健康相談も含めた中でいろいろ虐待もあるかなというような状況のそういう相談も含めていろいろなことをやっていたのですけれども。その後、子育て支援課を新しくつくりまして専門にそのことをやって、それからきずな園のあれも本所に役場の庁舎内に事務局みたいなものを持ってきて、そういったことの中で対応しておりますので、全体的に私が見て言うのも変ですけれども、そういうのは、今山下議員が心配されている部分については、比較的充実した中で体制を整えている状況にあるかなと、そういう認識は持ってございます。

 ただ、そんな中でも見えないところでという部分が今もあったりしている状況はたくさんあるので、そんなところをさらにみんなで体制を整備しながら、少しでもちょっとしたサインでも見逃さない、あるいは出てこない人、健診でいろいろなことある。健診に来ない人がもしいたとすれば、こちらからいろいろなことの中で接触を図っていくだとか、そんなことをしながら、先ほどから山下議員が何回も言っておりますように、子どもは清水の宝として、そういった中でこういった部分にも対応しながら、しっかりと健全に健やかに育つような状況の中でそういう状況をつくりながら、しっかりとそういう子育てのする人をサポートするような体制もさらに充実させていきたいなと、そんなふうに思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。

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