○議長(山下清美) 次の一般質問を受けます。
9番、佐藤幸一議員。
○9番(佐藤幸一) 9番、佐藤幸一です。私は、先般の議会議員選挙において町民の皆さんのご支援をいただき、このたび議席を与えていただきました。今後も町民の皆さんの声を町政に届け、町民の皆様が安全で安心して暮らせるまちづくりに取り組んでまいりますので、町長におかれましても、実現に向けて取り組んでいただきますようお願いを申し上げる次第であります。
では、通告に従いまして、質問させていただきます。
1項目です。妊婦及び乳幼児を持つ家庭へのタクシー乗車券交付についてであります。
妊婦の緊急時の移動に係る身体的、精神的負担の軽減を図るため、また乳幼児を持つ家庭で、急な発熱やけがなど突発的な出来事により、通院などの事態が発生したときに利用できるタクシー乗車券の交付を行い、安心して日常生活が送れるよう取り組んでいただきたいと思いますが、町長のお考えを伺います。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。
町長。
○町長(阿部一男) それでは、佐藤幸一議員の質問にお答えをさせていただきます。
妊婦及び乳幼児を持つ家庭へのタクシー乗車券の交付についてお答えをいたします。
本町での妊婦の緊急時の対応等については、緊急搬送を必要とする場合や救急車でなければ搬送不可能な場合、清水消防署において出産予定病院へ直接搬送することになっております。
また、妊産婦の心身両面の負担や経済的負担を軽減し、安心して出産できる環境づくりを推進するために、妊産婦健康診査や出産に関わる医療機関への通院に要する交通費を助成する妊産婦健康診査等交通費助成事業に、令和2年度から取り組んでおり、町内の医療機関への交通費として、1回につき953円を計16回を上限に助成しております。
深刻な少子化が続く中、国の令和4年度第2次補正予算において、新たに「出産子育て応援交付金」が創設されたことに伴い、令和4年4月以降に妊娠の届け出をした妊婦1人当たり50千円を支給する「出産応援給付金」、令和4年4月以降に出生した子供1人当たり50千円を支給する「子育て応援給付金」を交付するための予算を、第1回町議会臨時会で議決いただいており、令和5年度当初予算にも必要な予算を計上しております。
出産応援給付金、子育て応援給付金は、医療機関への交通費、育児関連用品の購入費、育児支援サービス利用等の負担軽減を図る目的で支給するものであり、町独自のタクシー乗車券の交付は考えていないところであります。よろしくご理解のほどお願いいたします。
○議長(山下清美) 9番、佐藤幸一議員。
○9番(佐藤幸一) 「出産子育て応援交付金」の創設により、「出産応援給付金」、「子育て応援給付金」を交付するということであり、一日も早い支給をお願いしたいと思いますが、いつ頃から支給されるようになりますか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。
保健福祉課長。
○保健福祉課長(佐藤秀美) 保健福祉課の佐藤でございます。よろしくお願いいたします。
今、再質問にありました「出産応援給付金」、「子育て応援給付金」につきましては、町長の答弁のように1月の臨時議会の中で議決をいただきました。2月に令和4年度の対象となる方にご案内をしまして、順次申請を受け付けているところです。一番早い方につきましては、今月から支給を行うということになっております。