○委員長(深沼達生) これより、第7款商工費155ページから159ページまでの審査を行います。
担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 私からは、7款商工費に係る商工観光課所管であります1目商工振興費、2目観光費についてご説明申し上げます。
まず初めに、予算書の155ページから156ページ中段の商工振興に係る予算でございます。予算に関する資料につきましては、10ページの地域資源と産業を活かし挑戦するまちに掲載されている29ページから32ページまでが主な内容です。
商工振興事業については、総額194,692千円を計上しており、前年比18,482千円の増となっております。主な増額要因は、新型コロナの影響に加え、物価高騰に係る経済対策として、引き続きプレミアム付商品券の発行に対し支援するとともに、清水町起業等スタートアップ支援事業補助金の見込件数を増額したことによります。
それでは、順を追って説明いたします。
新型コロナ及び物価高騰に係る経済対策として計上した事業は、大きく分けて2つございます。1つ目は、運営資金や設備資金が不足しないための中小企業近代化資金の特例貸付制度を前年度に引き続き継続するということ。それから2つ目は、愛町購買を推進するため、プレミアム付商品券の発行を引き続き支援するということです。
中小企業近代化資金については、予算書162ページの18節負担金補助交付金のところ、細節33に31,928千円を計上しておりますが、このうちコロナ特例分として17,864千円を予算措置しているところでございます。細かな事業内容につきましては、予算に関する資料2の10ページをご覧いただければと思います。
続きまして、プレミアム付商品券事業補助金でございます。予算書156ページ、18節負担金補助、細節36番に101,940千円計上しております。6月、10月、1月、3回にわたりプレミアム率20%の商品券を発行予定でございます。こちらも事業内容につきましては、予算に関する資料2の12ページをご覧いただければと思います。
さらに、昨年度から開始した細節46番、清水町起業等スタートアップ支援事業補助金を、令和4年度当初予算からは8,000千円増額しておりますが、こちらは補正予算後、決算見込並みに予算措置をしているものでございます。
以上、商工振興費の主な事業の説明とさせていただきます。
続きまして、予算書156ページから157ページの2目観光費に係る予算についてご説明申し上げます。予算に関する資料については、こちらも10ページ、地域資源と産業を活かし挑戦するまちに掲載されている32番が観光に係る説明となっておりますので、併せてご覧いただきたいと思います。
観光振興事業については、総額12,697千円を計上しており、前年比1,566千円の増額となっております。
人件費を除く主な増額要因は、観光案内看板作成に関わり、10節需用費の修繕料296千円と、12節委託料に看板データ制作委託料220千円を計上していること。さらに、18節負担金補助金中細節30番の清水町観光協会補助金を2,254千円増額したことによるものでございます。
まず、観光PR看板についてですが、場所は、清水駅舎内と駅前の町内観光施設案内看板のデータが古くなっておりますので、それらを最新のデータに更新したいと考えております。
次に、観光協会の補助金について説明いたします。
新年度におきましても今年度同様、肉・丼まつりと大規模な集客イベントは、観光協会としては自粛したく考えております。ただ、地理的利点や豊かな自然環境、食を強みとした観光、特に物産振興に力を入れてまいりたいと考えております。
主な新規事業といたしましては、渋沢栄一をご縁としてできたつながりを生かし、昨年来、東京商工会議所や東京都北区、板橋区、埼玉県深谷市等と連携し、物産等に参加しておりました。新年度からは、それに加えて、東京都北区と東京都板橋区に清水町の特産品を新設するためのアンテナショップのテナント料の予算を確保しているところでございます。
板橋区のショップには、人件費込みですが、月額48千円の出店料、北区のショップには月額55千円の出店料を支払い、清水町の商品をそちらのショップに買い取っていただき販売をするという事業を計画しております。それら物産振興に係る経費を前年と比較して約1,700千円増額しているところでございます。
さらに、今年度、観光協会の主催イベントとして、本町は国道274号、国道38号とたくさんの飲食店が存在していることから、地の利を生かし、こちら仮称ではありますが、十勝清水麺ロードまつりというものを、期間を一月程度設けて開催したく、そのための経費を690千円計上しております。
そばですとか、ラーメンですとか、スパゲティですとか、それぞれ飲食店が趣向を凝らした麺を提供し、十勝清水の観光振興ができればと考えているところでございます。
以上、観光費の主な新規事業の説明とさせていただきます。
○委員長(深沼達生) そのほかにありますか。建設課長。
○建設課長(山田寿彦)私のほうからは、第7款商工費におきます建設課で計上をいたしました施設維持管理の予算の中で、特に説明を要する点につきましてご説明させていただきます。
商工費、7款1項3目観光施設費、158ページをお開きください。
7款1項3目観光施設費、14節工事請負費、11番、芽室岳登山口環境整備工事につきましては、令和4年度に、過去の被災により閉鎖して解体しました山小屋、これは平成2年度に建てられたものであります。それに代わる簡易トイレの設置と、あと登山道に向かう仮橋、こちらを設置する工事であります。
以上、建設課に関する説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
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○委員長(深沼達生) ここで休憩します。なお、再開の時間は2時5分といたします。 (午後1時55分)
○委員長(深沼達生) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後2時05分)
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○委員長(深沼達生) これから順次、質疑に入ります。
第7款1項1目商工振興費。155ページ、156ページの審査を行います。
質疑ありませんか。鈴木孝寿委員。
○委員(鈴木孝寿) 156ページ、いわゆる地域活性券。そう言えば、先週、訂正をしていなかったので、最終日に文言の訂正をしたいと思いますが。それは置いておいて、要はこれ、何の問題もないのですけれど、町民からやっぱり20%だと非常に何か寂しいなという意見も、もちろんそうではないっていう意見も、この前、一般質問やその他のところで出ておりましたが、どうでしょうね、これ臨機応変に20にするのか、30にするのか、これは20はもう確定でいきますっていうのか、経済状況を踏まえて、設定以上増減したい、すごく町内が潤って、潤ってしようがなかったから110でもいいと思いますしという言い方はへんなのですけれど、30のときにはやっぱり、ものすごい反応があるけれど、20になると今回も売れ残っているかどうかまで聞いていないのですけど、やはり足が遅かったっていうのがあるとどうなのかなあと思います。これについてはどうでしょうね、検討していただける余地があればと思います。
○委員長(深沼達生) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 当初予算でございますので、プレミアム率と発行組数というのを勘案して、掛け算をして総額の予算というのをとっているのは、議員もご存じだと思います。
今回の議会でのやりとりというのは、恐らく商工会の職員もリアルタイムで見ていると思いますし、僕らもここの議場で出た意見というのは商工会に伝えて協議をするようにしています。
総額の予算をもしお認めいただいた暁には、この予算の範囲でどういったかたちが効率的な商品券事業になるのかというのは、もちろん話をさせていただきたいと思います。ただ、その総額を超えるということは難しいということ。
それから昨日、私、一般質問の中で、川上議員からいろいろな統計データを用いて、これぐらいのほうが効果的な場合もあるというお話もお聞かせいただいたので、そういったお話も含めながら予算の範囲の中で、住民に喜ばれる商品券事業というのがどういうかたちがいいのかということは、引き続き、商工会と協議をしてまいりたいと思います。
○委員長(深沼達生) 鈴木孝寿委員。
○委員(鈴木孝寿) あともう1つ、まあ無理だろうなあと思いながらあれなのですけど、農家の皆さんから言われるのは、何でホクレン系統を使えないんだよと、せっかく商工会、農協とか連携しているだろと言いながら言われている意味は、商工振興ですから。まあ、農協さんは経済団体として考えたときにはちょっと難しいのは当然、分かってはいるのですけれど、買っても農協で使えないからなという、まあ当たり前ですと言うのですけれど、どうなのですかね、どこかここかで緩和して入っていくのがいいか、悪いかって言ったらね、やはり相当数そっちに流れ過ぎても、確かに何のための事業か分からなくなってくるというのも否めないところで、すごく厳しいところだと思うのですね。
何で農協さん入っていないのってよく町民の方からも聞かれるのですけど、それはやはり、違うのだよという話をしているのですが、これは難しいとこだなと思いながら、この辺の議論というのは、いままであったのか、なかったのか。まあ、あんまり僕もここ深く追うつもりはないので。参考程度に、もしいままでの経緯があれば教えてください。
○委員長(深沼達生) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) そういったご意見たくさんあるの、私も存じ上げております。
私どもというか、清水町がいままでつくってきた商品券事業というかたちが商工会というところが実施主体になって、そちらに補助金として支援をするというかたちをとってきたので、どうしても商工会員が優先される、小規模事業者が優先されて手厚くこう補助金が流れるような仕組みをとってまいりました。
農協、例えば、資材店舗、代表的なものは資材店舗がそうだと思うのですけれども、そういったところが商工会に加盟してくれれば、恐らくそういったことは可能だと思うのですよね。
私も川上議員から指摘を受けて、どうして鹿追町では全ての店で使えるのに清水町では使えないのだというお話をされたときに、いろいろ調べてみたのですよね、まちによっては、実行委員会をつくって実行委員会、それは農協も商工会もいろいろなこう団体の人たちが入った実行委員会をつくって、そこの実行委員会に補助金を出して事務の担い手を商工会にしているというかたちをとっているまちもあるということがこのたび把握できたのですよね。
私どもは、まだそこまでは実のところ検討したところがなくて、今までのかたちは商工会に対して補助金を出して、商工会に補助金を出すということは当たり前ですけども、商工会に加入してくれている事業者に手厚く支援するというかたちをとっているので、今ここで、新年度から全てのお店で使えるだとか、新たなお店でここが加盟するということはお約束でないのですけれども、できるだけ、これは川上議員の一般質問でもお答えしたとおり、できるだけたくさんの店が加入して使い勝手のいい商品券にしていきたいという気持ちは変わっていないので、商工会とも協議しながら、そこは配慮してまいりたいと考えております。
○委員長(深沼達生) ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(深沼達生) 質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
次に、第7款1項2目観光費。156ページ、157ページの審査を行います。
質疑ありませんか。山本奈央議員。
○委員(山本奈央) 町内におけるイベントについてなのですけれども、なかなか何のイベントがあるよということを新聞をとっていなかったりとか、あと学校に子供が行っていなかった場合には、回覧板も回ってくるのですけれども、なかなか知れないなあという部分があって、ぜひ清水の中でやっている楽しいイベントを町民の方に知っていただいたり、あと町外の方にも知っていただいてぜひ清水町に来ていただきたいなあと思うので、その辺はどういうふうにシェアしているのかお願いできますか。
○委員長(深沼達生) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 本当、ご指摘のとおり、役所や観光協会がやっていることがたくさんの住民に伝わっているかと言ったらそうではないというお話も私、お聞きします。
できるだけ清水町で、せっかく予算をかけてやっている事業はたくさんの方に来てほしいですし、楽しんでいただきたいという気持ちはあるのですよ。
観光協会として観光協会のSNS、インスタグラムだったり、フェイスブックだったり、そういったもので広報していたり、あるいは町のホームページにイベントを載せたり、あるいは紙媒体で年に数回、イベントのお知らせをしたり、あるいは十勝の観光協会が集まった十勝全体の観光連盟みたいなのがございますので、そちらにも年間スケジュールはできるだけ載せるようにして周知はしているつもりです。ただ、今、山本議員がおっしゃったとおり、そう言ってもまだまだ伝わらないというご指摘は受け止めながら、これからも効果的な情報発信ということは、いろいろな手段を使って考えてまいりたいと思います。
○委員長(深沼達生) 山本奈央議員。
○議員(山本奈央) どんどん清水町を知っていただきたいので、ぜひ協力できることがあれば、みんなもしたいと思っているのでよろしくお願いします。
○委員長(深沼達生) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 本当、今、協力したい、できることがあればという心強いお言葉をいただきました。
どうしても私たち役所の職員というのは、役場の情報発信の方法を使っていろいろなことを発信するのです。
去年も清水高校と模擬議会をやったときに、情報発信は私たちのほうが得意だという提案やなんかを受けたこともございます。
今、皆さん、SNS等で割と気軽に情報発信をできる時代になっていますので、従来の役場のホームページや観光協会のSNSにこだわらず、個人だったり、あるいは清水高校だったり、様々な手段を使って発信できればと考えていますので、今後ともご協力お願いできればと思います。
○委員長(深沼達生) よろしいですか。
ほかに。中河つる子委員。
○委員(中河つる子) 157ページの30番の清水町観光協会補助金の中に毎年、軽トラ市の分が、この中に入っていると思うのですが、今年はその計画はありますか。
○委員長(深沼達生) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 中河議員、御影地域なので、軽トラ市、いつもセイコーマート前でやっているのをご存じだと思います。
昨年度までは、観光協会事業として野菜の販売というのを実施しましたが、一区切りをつけて観光協会事業としては、実は予算計上しておりません。
なくなるのかと言ったらそうではなくて、町の事業として観光協会の事業としてはないのですが、どこに予算が出ているかと言うと、157ページの10節役務費というところがございますよね。これチラシの折り込み手数料って、実は去年まで予算なかったのが103千円計上されているのですよ。
野菜の販売って私たちがどれだけのお金をかけてやっていたかと言ったら、実質、出店されるのは出店者の皆さんですし、テントだとかというのは、私たちが元々持っているものをお貸しするというかたちをとっていたのです。私たちがあの方たちにどういったお手伝いをしていたかというとチラシを折り込んだり、あるいは場所を確保したりというぐらいしか予算としては見ていなかったのですよ。新年度から観光協会事業ではないのですが、こちらでチラシの折り込み代を確保して引き続き、開催するという計画をたてております。
○委員長(深沼達生) よろしいですか。ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(深沼達生) 質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
次に、第7款1項3目観光施設費、157ページ、158ページの審査を行います。
質疑ありませんか。鈴木孝寿委員。
○委員(鈴木孝寿) 言わなくてもよかったのですけども、過去の経緯があるのでここは言わなければならないと。
芽室岳の登山口の観光整備工事、これトイレ設置とありましたけども、ここにトイレ、いままで、山小屋のあったときあったのかな、何年もなかった中で、あえて設置する意味はどこにあるのかっていう言い方も変なのですけども、どれだけ利用するのだろうというのもありますし、トイレ議論はもうずっと、去年ももう嫌っていうぐらいしたので。新たにここに設置する理由について、理由というよりは、なぜ設置しなければならない、そういう要望があったからということで理解するしかないのですけれど、経緯を含めてどうなのでしょうか。
○委員長(深沼達生) 建設課長補佐。
○建設課長補佐(小笠原国雄) 今、ご質問ありました山小屋のトイレですが、今、議員のほうからありましたとおり、平成28年の大雨で、山小屋のほうの使用ができなくなりまして、今年度、解体したところでございます。
本年、山岳連盟の方々と山の利用をしている方々と意見を交換する場がございました。その中で出た意見としまして、まずトイレの整備、利用ですね、こちらのほうがやはり、どの山でも非常に困っているということで、自分で処理する方もいれば、いろんな方がいて大変なので、まず、その芽室岳については、トイレの設置を何とかできないでしょうかというご意見いただいたのと、それともう1つが登山口まで行くために渡る川があるのですが、こちらのほうが増水すると非常に危険な状態になるというご意見もいただきました。
今回の整備工事については、いただいた意見を参考にしましてトイレと簡易の橋をつけるという結果になっております。
以上です。
○委員長(深沼達生) 鈴木孝寿委員。
○委員(鈴木孝寿) このトイレはバイオ的なトイレ、それとも普通的のトイレ、どう考えているのかお願いします。
○委員長(深沼達生) 建設課長補佐。
○建設課長補佐(小笠原国雄) 今回、設置するトイレですが、工事現場でよく使われる簡易トイレになっております。ただ、そのまま置くと風とか倒れる危険ありますので、土間のコンクリートを設置しまして、その上に固定させていただく内容になっております。
以上です。
○委員長(深沼達生) 鈴木孝寿委員。
○委員(鈴木孝寿) これね、例えば使う時期って冬は使わないわけなので、冬置いとくと風雪で壊れる可能性があるかもしれない。で考えていくと、役場でレンタルというのは難しいのかもしれないですけれども、例えば4月、登り始めるのは5月か、5月から例えば11月ぐらいまでリースのほうが、リース的な考え方のほうがコストは低いような気がするのですけれども、どうでしょうね。そのほうが、新しいの来ることもあれば、古いのリースしたら来ることもありますけれども、大体同じレベルで維持ができるというのは、毎年ね。どっちが安いのか、高いのかというのも確認しなければならないのですけれど、それでいくと、そこまでしなくてそういう設置方法もあるかなあというふうに思うのですが、いかがでしょうか。
○委員長(深沼達生) 建設課長補佐。
○建設課長補佐(小笠原国雄) リースで考えたと思いますけれども、今回の工事じゃないのですが、以前に福祉館に設置していたゲートボール場のとこですね。そちらのときもリースの話があったのですが、最終的には長期間設置するのであれば、買ったほうが安いのではないかということがありました。今回も同じ流れで、トイレとして買って設置して長期間使う、こちらのほうが安いという判断をさせていただいております。
○委員長(深沼達生) 鈴木孝寿委員。
○委員(鈴木孝寿) ゲートボール場も4月から使ったとして11月ぐらい。まあ、ちょっと冬、同じぐらいか、しかし使用頻度からいろいろなことを考えていったりすると、もしかしたらそっちも得かもしれないと。
経年劣化については、使用しているほうが経年劣化するけれど、やはり風雪に耐える分。ましてや山のほうがやはり厳しい状況になると私は思うので、これ事業、まあ買って設置しますよという事業なので、それ以外のことできるか、できないか別としても、まあ今一度、研究しながらどっちが安いか、どっちがお得かというのも含めて、次、検証に耐え得るような結果を出していただいた上で、設置なら設置のがいいのかなあと思います。
ただね、ちなみに苦言を一つ言うのであれば、登山道の整備と解体とぽんぽんと1年ごと1年ごとやって、トイレの整備というのは1、2、3とこんなの一遍にできないのかなっていうのがね、そこはちょっと、あくまでもやっぱり行政的なやり方というか、段階を踏んでやらなきゃならないというのは分かりますけれど、いままでいろいろなところで無駄を省くと言っているけれども、結局、あそこの道路を整備しました、駐車場を整備しました、解体しました、今度はトイレ設置しました。何か計画性にずれがあるなあというのは、やっぱりどう見ても、同じこと一つのところでやるときに全部やってしまえば、そんなに経費はかからなかったかなあというのは、そこは特に最初1年目やって、2年目、3年目になって、そこを解体とトイレ設置を一緒にやれれば一番よかったけども、打合せが最近になってやったからこうなったというのは、言い訳にしか聞こえないので、そこについては今後、もう出てしまって、やってしまっているものをしようがないですけれど、計画をもってぜひぜひ対応してほしいと思います。いかがでしょうか。
○委員長(深沼達生) 建設課長。
○建設課長(山田寿彦) ご指摘なとおりではありますけども、当然ながら、最初のリースと工事の関係については、もう一度精査していただきます。
計画内容につきましては、昨年度から使用させて駐車場等も開放して登れるようになった状況を確認をしながら、当然、地元の山岳会の方とも意見を交換しながら、順次、レベルアップしていきたいと考えております。これからもそうしていきたいと思います。
以上です。
○委員長(深沼達生) 鈴木孝寿委員。
○委員(鈴木孝寿) もう一つ、ごめんなさい。これはまた別なのですけど、ここかどうか、ここか、ここでいいよね。登山の関係が出たので、登山の整備絡みで言ったら、先般、ペケレベツ岳でちょっと悲しい事件というかね、ありました。冬の事業なので何とも言えないのですけれど、例えば、二度とああいうふうに起きないため、まあ国有林内ですから町は何ができるかというとこありますけど、例えば、清水町側の多分トンネルくぐって左側から行って、あそこからUターンして180度回っての、向こうから縦走しながらのきっとスキーだったと思うのですけど、どこか清水町で注意喚起できるような看板も今後、登山の絡みでいうと登山口っていうかね、あそこ登山口というのか何というのか、それは町ではやれないにしても、こういう事件、事故が起きちゃうと、次からやっぱり来るときも、ああ、あの山ねとなってしまいますので。それらについては、ここで言うべきなのか、どこで言うべきか分からないですけど、商工観光もいらっしゃいますし、建設課もいらっしゃいますので、二度と起きないように関係機関と連携して危険箇所の、例えば、看板設置するなり、何なりして、最低限のことは、事故が起こってしまった後ですけれど、そこをケアするようにされてはいかがかなと思いますけど、いかがでしょうか。
○委員長(深沼達生) 答弁願います。建設課長。
○建設課長(山田寿彦) 昨今、ペケレベツところで事故が起こったのは、我々も承知しております。
じゃあ、我々、何を管理したかという話になるのですけども、はっきり言って、特に管理らしい管理はしていないです。これが現状でありますので、今後、状況を踏まえながら考えていきたいと思っております。
あと、事故等に関しては、町のホームページ等で北海道と北海道警察が出しているパンフレット、チラシか、を掲載して一応、注意を、最低限の注意を促しているところでありますけれども、今後についてもちょっと工夫していかなければなあというのはあります。ただ、把握していないのは事実でした。
以上です。
○委員長(深沼達生) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) これから日高山脈が国立公園化になる当たり、恐らく全国、世界に向けて清水町のその山並みというのは有名になってくることは間違いないのです。有名になるのに併せて、ああいう痛ましい事故の確率も増えると思うのですよね。
今、僕らは観光という視点で日高山脈をどう活用したらいいかということを近隣の町村、芽室町ですとか、中札内村ですとか、帯広だとか広域でいろいろなことを取り組んでおります。
今回の事故は、簡単に見過ごすわけにはいかないので、そういったこう集まりがあるときには、それぞれの自治体の担当者同士で情報を共有して注意を喚起するとともに、いい面のパンフレットだとか、観光パンフみたいなものはたくさんつくるのですけども、それに併せて山というのは危険が伴うからということも喚起できるようなパンフレットや広報というものをつくっていければなと考えているところでございます。
○委員長(深沼達生) よろしいですか。ほかに質疑ありませんか。川上均委員。
○委員(川上 均) ただいま芽室岳の登山口の環境整備でお話が出たので、僕は鈴木議員とまた違って、やはり今、冬山登山というのが結構盛んになってきているので、やっぱきちんとした登山山小屋を設置して、トイレを整備するというのが必要なのかなあと僕は思っております。
この山小屋を冬季間は空いているということでよろしいのでしょうか。
○委員長(深沼達生) 建設課長補佐。
○建設課長補佐(小笠原国雄) 今回、予算計上したものは山小屋ではなくてトイレになりますので、冬季間は使用できません。
○委員長(深沼達生) 川上委員。
○委員(川上 均) トイレだけってことなのですね、簡易トイレだけってことで、山小屋は、じゃあ将来的には整備する予定はまだないということ、それとも計画がないということでしょうか。
○委員長(深沼達生) 建設課長。
○建設課長(山田寿彦) 計画自体は現段階ではありません。
以上です。
○委員長(深沼達生) よろしいですか。ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(深沼達生) 質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
次に、第7款1項4目消費経済費。158ページ、159ページの審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(深沼達生) 質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
これで商工費の審査を終わります。