令和5年度予算審査特別委員会(3月16日_土木費)

○委員長(深沼達生) これより、第8款土木費、160ページから175ページまでの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。予算の中で、特に説明を要する点があれば説明願います。

 建設課長。

○建設課長(山田寿彦) 私のほうからは、第8款土木費における建設課にて計上いたしました予算の中で、特に説明を要する点についてご説明申し上げます。

 まず、土木費、8款2項1目道路維持費、はじめに、161ページをお開きください。8款2項1目道路維持費、14節工事請負費、15番車両センター屋根改修工事につきましては、老朽化した車両センターの屋根板金修繕工事を実施いたしまして、強風時の飛散防止をするためのものです。

 次に、土木費8款2項2目除雪対策費、164ページをお開きください。

 8款2項2目除雪対策費、17節備品購入費12番除雪作業車両につきましては、平成30年度から車両機械の更新を実施しており、令和5年度におきましても計画的に小型ロータリー除雪車1台、除雪ダンプトラック1台の購入費を計上しております。

 次に、土木費8款2項3目道路新設改良費です。165ページをお開きください。

 3目道路新設改良費、14節工事請負費、10番町道わだち掘等舗装補修工事につきましては、新規路線の新羽帯常盤間道路と昨年に引き続き行う下佐幌西1線南道路の2路線が対象であります。

 次に、166ページ、工事請負費11番橋梁修繕工事につきましては、新規として円山橋修繕工事を行うものであります。

 工事請負費18番下佐幌基線北道路舗装改修工事につきましては、舗装の経年劣化による損傷の解消に向けた道路改修の継続工事であります。

 工事請負費21番、常盤橋架け替え工事につきましては、屈曲した道路と狭い橋梁の解消に向けまして、令和4年度からの継続工事でありまして、橋梁上部工事及び道路工事、旧橋撤去工を実施するものであります。

 道路改良舗装整備工事につきましては、工事請負費23番清水本通北仲西道路、24番西清水2号道路は新規の整備工事であります。なお、事業内容につきましては、予算に関する資料11ページに掲載してあります。

 次に、土木費8款4項1目都市計画総務費です。

 168ページをお開きください。

 4項1目都市計画総務費、12節都市計画マスタープラン策定業務委託料につきましては、清水市街地の都市計画の見直しに伴いまして、都市計画に関する基本的な方針を策定する委託業務の2か年目の事業費を計上しております。

 次に、8款4項2目公園管理費です。

 171ページをお開きください。

 4項2目公園管理費、14節工事請負費、17番御影公園噴水池改修工事につきましては、噴水の池の内部の経年劣化によるタイルの浮きが生じているため、前年度、状況を調査して補修方法の実施設計を行いまして、それが完了したので、それに対する改修工事を行うものであります。

 18番清水中央公園柵改修工事につきましては、老朽化した外周柵につきまして、再生材を使用した柵への改修工事を行うものであります。

 次に、土木費8款5項1目住宅管理費、172ページをお開きください。

 5項1目住宅管理費、町営住宅・貸付住宅管理事業につきましては、清和団地解体に係る実施設計及び受託工事を4か年計画にて事業を進めていく予定であります。

 次に、土木費8款5項2目住宅管理費、174ページをお開きください。

 5項2目住宅建設費町営住宅建設事業につきましては、住生活基本計画及び町営住宅等長寿命化計画の見直し策定業務を実施します。また、計画に基づく西都団地の建て替えを令和4年度から建設工事に着手しておりまして、5か年計画にて事業を進める予定であります。

 なお、これの概要につきましては主要事業施策シート13ページに掲載しております。

 以上、建設課に関わる説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

○委員長(深沼達生) ほかにありませんか。

 これから、順次、質疑に入ります。

 第8款1項1目土木総務費、160ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(深沼達生) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第8款2項1目道路維持費、161ページから163ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(深沼達生) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第8款2項2目除雪対策費、163ページから165ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。只野敏彦委員。

○委員(只野敏彦) 一般質問でも除雪については質問させていただいたのですが、あの後、まだ2名の町民から、お前の一般質問はぬるいと、甘いという声もありましたし、まだ聞くところがあるのではないかというところで、課長ともその後、2回話し合ったのです。話合いというか、話もしたのですが、やはりもう少しお聞きさせていただきたいと思います。

 164ページの1250というのですか、町道除雪委託料、今回、私は80歳以上の高齢者と小学生の通学路というところにちょっと焦点を当てて質問したわけなのですけれども、この道路に関して、特に歩道に関して、やはりまだ満足度が足りないという話もありました。これは、やっぱり財源が非常に難しいと思うのです。財源の確保もあるでしょうし、それを使い切るとかというのもあって、なかなか満足が行くというのは本当になかなか難しいことだと私も理解しているのですけれども。

 例えば、今、うちの商店街で、建設業者ではないのですけど民間の方に除雪を頼んでいるとかというところがありまして、今、今年、去年ぐらいから飲食店の方が除雪の事業を始めたとかあるのですけれども、そういうところを使って委託するというお考えはあるのでしょうか。

○委員長(深沼達生) 建設課長。

○建設課長(山田寿彦) 土木業者以外の方で民間の除雪を行っておられる方がいるのは当然、私は把握しております。

 我々、現在のところでは、それらの方たちに除雪をお願いするという予定はないです。現時点におきましては、今、町内業者を大体10社の3ブロックに分けて、それぞれ企業体を組んでいただいておりまして、そういった中で除雪事業を発注している形になります。

 あと当然、一部町の直営で行っているところもあるのですけども、歩道部分に至らないところが当然あるのは分かっております。

 ただ、当然費用をかけたり、今、歩道専用で車両を貸しているものが御影地区で1台、清水地区で2台、あと直営で1台を持ってやっているのですけども、当然、車両を増やしたり路線を増やしたりということは不可能ではないのですけれども、実際のところを考えると費用の部分であるとか、担い手の部分であるとか、そういった部分も考えていかなければならないので、一概には言えないです。

 今後においても、各業者ともオフシーズンには当然、反省会というか、前年度の問題点について話し合ったりもしていますので、そういったことについても問題提起して、お互い切磋琢磨していきたいと考えております。

 以上です。

○委員長(深沼達生) 只野敏彦委員。

○委員(只野敏彦) そういう業者が、うちの前とか商店街をやってくれているということになると、ほとんどやるところは歩道なのですよね。歩道だけど、そういう商店街の歩道は自分のところのテリトリーというところで、お金を払ってやってもらうというところなので、昔は、本当に除雪というよりも排雪を町でやってもらわないとならないというようなところが、もう20年ぐらい変わってきていて、自分らでお金を出してやるというスタイルになってきている。ですから、それが当たり前なのですけれどもと言ったら変だ、そういうふうになってきているので、その方々も多分、その歩道のところの在り方というのが、依頼されていないところはやらないけれども依頼されたらやるよというところもあるし、近くで空き店舗の歩道のところは、誰も頼まれていないので当然、やらないんです。

 だから、そういうところだけでも頼んだりするとか、とにかく細かなことを言うと、何か不便さが1か所でもあれば歩く人は不便だというふうになってしまって、建設業者のそういう事業体を組んでいる人たちがやっていても一通りをやるだけであって、そういう、うちが頼んでいる民間の方というのは、その中ではすごくきれいにやっていくのです。あれも公共事業となると思うので、価格帯も全然違うと思うのですけども、何かそういうところとそういう、すごく安いとか高いとかという比較はできないのでしょうけど、そういうところも入れながら今後やっていくという方向は、今回はないにしても、今後、どうなのでしょうか。

○委員長(深沼達生) 建設課長。

○建設課長(山田寿彦) 現在のところ、予定はしていないのですけども、今後、そういった選択肢もあるということを踏まえながら検討していきたいと考えます。

 以上です。

○委員長(深沼達生) 只野敏彦委員。

○委員(只野敏彦) 本当に、除雪はどこの町でも大変な話で、私、14年前に勝毎の新得支局長をやっていた方が今、政経部長になられて、帯広で勝毎の政経部長で編集余録を書いているのです。どこの町でも、やはり比べられるのです。帯広は、札幌よりもよくないねと言われるし、うちの町も、やっぱり近隣町村と比べられたりするので、こういう話題というのは町民の間ですごく盛り上がる話になるのです。

 ですから、どこの町でも同じなのですけど、やっぱり住みよい町というのは除雪がいいねと言われる町は住みよい町だねとなると思うので、何とかそっちの方向にしたいなと思って今回も一般質問をしたんですけど、議員の方からも、除雪の話は難しいよとか言われるんですけども、今回して、そう関心があるというのが分かったので、今、言ったように前向きにいろいろ課長、考えていただいて、答弁もしていただいている。

 もう、今年のシーズンは終わりだと思うのです。来シーズンに向けて、秋口からそういう町民、住民を交えた除雪の説明会というか話合いをしたらどうだろうかと、これは本当に、課長というよりも私は町長だと思うのですけど、住民サービスの一環だと思うのです。やはり、満足の済むような町に住みたいと思うのが町民視点で、これを100%満足させることは非常に無理だけども、その努力を行っていくということは非常に大事なことで、やはりその中で、できないことはできないと、やっぱり財源があるのだからとはっきり言っていくことが今後につながっていくし、私はよりよい町になっていくのではないかと思うのです。

 そういう懇談会と言っていいのか、話合いの場をつくるというのはいかがなものでしょうか。

○委員長(深沼達生) 町長。

○町長(阿部一男) 私にですね。いろいろ除雪の話題が出たり、一般質問を受けてすると本当に冷や汗が出るばかりなのですけれども、私もいろいろなことで、いろいろなことではない、そんなすごい話ではないですけれども、大雪や何か降ったときに、その何日かおきぐらいに帯広や何かに出張があったらぐるっと回ってくるのです。そうしたら、みんな、隣の町はすごいねと言うのだけども、これは必ずしも正しい認識ではない。

 ずっと回ってくると、清水のほうがきれいな場面もずっとあるし、全部が全部でなくても、だからそんなんで、本当にあのどこの市町もこのところは苦しんでいるところだと思います。 これ、そこそこのときになれば消えてなくなるもんだから、年中の部分でもないから、誠にどこで予算を使ってどこのところにポイントを入れるかというのは本当に難しい判断です。

 皆さんの要望をできるだけ、それから100%は無理にしても、今、満足度が70%ないとしたら7080ぐらいまで行くように、今後、少しいろいろな機会を見て、たまたま去年は最後のほうに、年明けてからどっと降ったけれども、その前、3年、4年ぐらいは意外となかったのです。

 そんなこともあって、どうもこの問題については、それからその途中経過の中で、結構、事業者も今、10社を3班に分けてというので、またこの入れ替えだとか何かもあったりして、いろいろなことあって、そういうのに気を取られながら何とかというようなことも含めて、たまたま3年間ぐらいはそういう状況が続いた。

 改めてまた、ここ去年の後半から今回にかけて、今回も、この冬も、去年12月に雪が降ったときに、自分としては大決心をして、今まで年内に排雪をしたことなかったのだけども、実はこれから、今はしのげても、もう1回来たときにはもうこれ、パンクするなということがあったので、頑張って排雪しようということでしたりして、結構、自分としてはそれなりにあるのですけれども、先ほど言ったように満足度は高くないというのも承知しております。

 そんな中で、これから期間があって、秋、雪が降るまでの間、どういう方向でしたらいいのかを含めて、話をしっかりとできるような機会を設けていきたいなと思っています。

 それから、やはり懇談会なんかやると、やはり除雪の問題は結構今も、今までの私の日程で行くと7月ぐらいはそれぞれの団体と目的団体だとか商工会だとか、観光協会だとかそういうところとやって、11月の中過ぎぐらいから農村部も含めて、町場も含めて十何箇所で懇談会をやるのですけれど、そのときには除雪の話も出たりだとか、道路整備の話も出たりだとかするのです。そういった機会も利用しながら、もうちょっと突っ込んでこの問題に対処していければと思います。

 少しでも、満足度は上げていければという思いは持っているところでございます。よろしくお願いします。

○委員長(深沼達生) 西山輝和委員。

○委員(西山輝和) 除雪ロータリー、備品購入費で上がっているのですけど、これ増設になるの、それとも入れ替え。

○委員長(深沼達生) 建設課長。

○建設課長(山田寿彦) 新規で購入する除雪ロータリー車につきましては、現在使用しているものの経年劣化による入れ替えという形になります。

○委員長(深沼達生) 西山輝和委員。

○委員(西山輝和) 小学生の低学年が通学路までに行く道路です。やはり、そういうところ、町の中をもう少し早めに広く開けてあげないと、雪降ったままのところ、除雪が来ていないところを歩いて、今年も2回ほど通学していると言われたのです。だから、町の中で何で子供たちが通学、行く時間までに開かないのかという。これ、御影じゃなくて清水の方に言われているのですけれど、清水の町の中で、中通り、そういうところがあると言われたのですけれど、もう少し早く除雪、ちゃんと通学路までは早めに開けてやるということのほうが一番大事だと思うのです。

○委員長(深沼達生) 建設課長。

○建設課長(山田寿彦) 毎年行う除雪会議という中で、業者を集めてやるのですけれども、そういった中の仕様としては、一応そういう定めはあるのですけれども、状況によってはそういう場合が生じてしまっていたのかもしれないので、その辺につきましてはいま一度確認して、そういった要望に合った形の体制をつくっていきたいと考えています。

 以上です。

○委員長(深沼達生) 西山輝和委員。

○委員(西山輝和) 向こうの旧道みたいに、誰も子供たちが通ってないところをロータリーで歩道のところを除雪しているのではなくて、先に町の中をしてから山のほうへ行けばいいのに、道道となっているから、先に向こうへ行かなきゃいけないのかという意見もあるのですけども、公園の前から向こうへ行くやつ。分かった。体育館からあそこ、向こうへ、国道に抜けて行くところ。

○委員長(深沼達生) 建設課長。

○建設課長(山田寿彦) ご指摘の路線は、多分旧国道だと思われるのですけれども、当然ながら各ブロックに分けてそれぞれやっているところなので、旧国道に関しては直営でやっている部分なのです。

 なぜ歩道、誰も通ってないとこ開けるかというと、旧国道につきましては風が強い地域であって、吹きだまりを防止するという意味合いもありますので、そういった処置をさせていただきます。

 当然、交通量も多いものですから、そういう対策を施しております。

 以上です。

○委員(西山輝和) それはよく分かるのだけどさ、分かれていて、早かったり遅かったりするのは仕方ないけど、なるべくやはり町の中の歩いてくる子供たち、教育委員会にも聞いて、やはり低学年の本当1年生、3年生ぐらいのいるところは、やはり早めに開けてやるということを心がけてやらないとだめだと思うので、その辺は考えてください。

○委員長(深沼達生) 答弁を。建設課長。

○建設課長(山田寿彦) 次年度の課題の一つとさせていただきます。

○委員長(深沼達生) ほかに質疑ありませんか。鈴木孝寿委員。

○委員(鈴木孝寿) 私も、除雪の件でずっと、今日はこれを待っていましたと。

 私も、前回選挙もあったので、選挙のときにもよく言われていたし、除雪結果だけ見たらいろいろあるのですけれど、ただ僕も、そっち系の業者に近いものですから、まず言うべきところは、価格がまず、業者がやる清水の除雪費が安いのです。国・道の、道道をやる、また国道をやるところから比べると、約7割から6割5分から8ぐらいの金額に抑えられているというのが多分、現状だと思うのです。多分それ、本当かどうかは別として、でも間違いないと思うのです。約7割前後ぐらいで、実は除雪をしている。

 ほかの各町村から比べたら安いのか高いのかといったら、清水は多分、安いほうだと思うのです。

 除雪業者とよく話したのですけど、今、自分たちの会社で持っている除雪車が壊れたら、もうすぐにやめます。何でかっていったら、そのためだけに置いている。壊れたら、次、やったとしてももう、だって利益出ないのだもん。今、空いているからやっているのだよねという形の業者が多い。多分、それで今、3ブロックに分かれているうちの1つのグループが、何年か前にちょっといろいろ問題になったというのは聞いたことがあるのですけれど、機械が壊れてしまったときにもう出れない、人もいない。

 適正な価格かどうかは別として、例えば除雪の腕を上げるにしても何にしても、本当にまず、除雪の単価が安過ぎて、継続して人を雇えないという現状が出ているということは、やっぱり技術はいつまでたっても上がらない。それと、それに代わる人もなかなか生まれてこない。さらには、機械も更新できないという悪循環。

 昔、2030年前の財政再建になる前の、がんがんやって行け行けの時代のときは、夏場に仕事があったから冬、少し安くても、そりゃあもう、夏いっぱい仕事させてもらったから冬は頑張ろうみたいな、何かそういう雰囲気というか空気もあって、やっていたというような関係をよく業者から聞きます。

 しかしながら、夏も冬も仕事が薄くなってきて、人もいなくなってきて、機械も古くなってきて、そうすると、これでやれと言われても、やるときはやるけど、実はもう、責任取れないぐらいまで来ているんだよねというのが各業者が言っていることなのです。

 こう考えると、実は全てが悪循環に回っている。じゃあどうしようかと言ったら、まずは価格をがんと上げるかと言ったとしても、そうもならない。今、さっき言った民間業者を入れたらどうだという話もありますけど、公の工事というか、公の維持工事に民間しかやってない、民間資格しかないという方が入るということは、今の段階では多分不可能だと思うのです。

 それも含めて考えると、やっぱりまず金額ベースから当然考えていって、例えば角、角の除雪はどうするかというのも、やればやるほど赤字とは言わないにしても、やってもやらなくてもあまり変わらない。ましてや、機械の経費が出てこない。故障した場合、誰が責任取ってくれるのと言っても、それは自分たちでやってください。多少の儲けはあるかもしれないですけども、いわゆる道の仕事、国の仕事から考えると、約7割以下、7割程度しか町村の除雪ではもらえないということは、機械から何から、人の確保もすごく難しくなっている。

 今日は、商工観光のところでも話したし、いろいろなところでも話しましたけど、人の確保するのに一番大変な部分というのはやはりお金なのですけど、そのお金の部分が出てこないというのが、今の除雪業者の現状だということも踏まえていくと、まずは適正な価格にするのかどうかは別として、実際に今後、考えていかなければならない。お金もそうだし、機械もそうだしといって、持続可能な除雪体制をどうやって構築していくかということがまず、大事になってくると思うのです。現状、業者が本当にどんどんやめていく、もしくはもうやりたくないと言っているというのはよく耳にしますけど、課長のほうの耳には届いていますか。

○委員長(深沼達生) 建設課長。

○建設課長(山田寿彦) 各社、苦労されていることは把握しております。

 単価につきましては、道で使用している単価を基本的には使用しております。

 以上です。

○委員長(深沼達生) 鈴木孝寿委員。

○委員(鈴木孝寿) 基本的には使用しているのですけど、最終的には、例えば排雪にしても何にしてもやっぱり全然違うと言うのですね、みんなね。もう何とかしてよとよく言われつつも、実際の単価についてはやはり低いなと言われております。

 そこの部分、さっき言った持続可能なシステムをやはり構築していかなければならないのは、お金を単にあげればいいという話では当然ないのですけど、ただ機械の更新から何からというのは、各業者負担にするというのもまた厳しくなってくるし、これ借りてそのまま転貸している、貸し出しているという除雪区域もあるので、一概に本当除雪業者が悪いというわけでは当然ないし、状況としては人も少ないという本当に負のスパイラルに間違いなくここは除雪ははまってきているなと各社ともみんな自覚していますし。

 このままだったら本当に、除雪業者がもう除雪したくないと、そうなったときに本当にどうするのかというのもあるので、今から本当に適正な価格、清水町内において適正な価格というのをしっかりとやはりオフシーズン入ってから次のシーズンに向けてやられたらいかがなと思いますけど、いかがでしょうか。

○委員長(深沼達生) 建設課長。

○建設課長(山田寿彦) 鈴木委員おっしゃるとおり現状としてはたくさんの問題点を抱えております。当然担い手とかそういった形の問題については、今後、具体的ではないのですけども、将来的には夏の維持管理と冬の維持管理合わせた形で町内業者全体が、将来的にはですよ、将来的には全体的に協会なりで一つになってやっていただくことが一番応用度が利くのかなという、かなり難しい話ではあるのですけど、僕の目指している状況はそれであります。

 以上です。

○委員長(深沼達生) 鈴木孝寿委員。

○委員(鈴木孝寿) それがいいか悪いかは別として、業界内としっかりと打合わせするなりしていただきたい。町長もこれ、やはり町民の声も除雪に関しては物すごい不満もあります。でも頑張っているなという声も当然あります。しかしながら一方で、恩恵を受けるほうは何とでも言えるのですけど、実際やっていくほう、逆に仕事をして恩恵を受けるほうも意外に、ああ、だったら北海道の路線とか道道の路線、国道の路線のほうがまだいいよねというような話になってくると、それも寂しい話ですし、とは言いながら、路線のキロ数が全く違うので、一概にだから直営でやれという話にも当然ならないし、難しいところなのですけど。

 その辺、町民我慢するから我慢しなければならないと当然思ってはいるのですけれど、そうならないためにも、誰が我慢するのかではなくて、やっぱりみんなで情報を共有してやっていくのが一番大切だと思うので、誰が悪いのではなく本当みんなで考えていこう、そして当然よくなればなる分だけお金もかかるよというところで理解をしてもらわなければならないとは思うのですけれど、この辺ぜひまた担当課を含めて町長、副町長もしっかりと考えていただければと思うのですが、いかがでしょうか。

○委員長(深沼達生) 副町長。

○副町長(山本 司) 除雪については、様々な問題があると私どもも認識してございます。費用対効果、お金をかければ全て解決するというものではないのですけれども、先ほど町長の答弁でもありましたように、少しでも住民の皆さんの満足度、また施工業者に除雪を担っていただいている業者さんの意向も聞きながら、よりよい方向を目指して検討してまいりたいと考えてございます。

○委員長(深沼達生) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(深沼達生) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(深沼達生) ここで休憩します。3時20分といたします。

(午後307分)

○委員長(深沼達生) 休憩前に引き続き会議を開きます。

(午後320分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(深沼達生) 次に、第8款2項3目道路新設改良費、165ページから167ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(深沼達生) なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第8款3項1目河川改良費、167ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(深沼達生) なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第8款4項1目都市計画総務費、168ページ、169ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(深沼達生) なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第8款4項2目公園管理費、169ページから172ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。山本奈央委員。

○委員(山本奈央) 170ページの公園の施設修繕料なのですけれども、今、清水町内には公園が幾つぐらいあるのか知りたいです。その後に続く質問があるので、どれぐらいか知りたいです。

○委員長(深沼達生) 答弁、土木管理係長。

○公園緑化係長(佐々木 淳) 町内の公園なのですけれども、清水、御影、合わせて21か所ございます。

○委員長(深沼達生) 山本奈央委員。

○委員(山本奈央) 今の子供たちは、結構、室内で遊ぶことが多いのです。清水の中を通っても、公園がいっぱいあるのは見かけるのですけど、少し、何か寂しい感じの公園もいっぱいあると思うのです。

 でも、もうちょっと清水町が自慢の子供たちにとっても、自慢の町になってほしいなと思うので、例えば公園を子供たちとか高校生とか、大人でもアイデアを出し合って、自分たちがアイデアを出してできた公園だと、改修された公園だというのがあれば、もっと楽しく遊べると思うのです。

 たくさん、21か所もあるので、同じ公園を何個もつくるのではなくて、いろいろな種類の公園をつくって、冒険したり探検したりするような気持ちで公園を使えるように、あまりお金をかけてしまうのも大変だと思うので、そこは手づくり感で、立派なものではなくて冒険しているような感じで遊べるような公園にしていくようにアイデアを出し合っていったらどうかなと思います。

○委員長(深沼達生) 建設課長。

○建設課長(山田寿彦) 公園の関係につきましては、ここ最近は幼児遊具、清水中央公園であったり御影公園であったり、御影公園については、特に周辺のお母さん方からの希望もあってああいう遊具をつけた経緯も当然あります。

 先ほど、都市計画総務の中で都市企画マスタープランの策定の業務をやっていたのですけども、その中で町民アンケートというのを一応取りました。その中でも、公園に関する要望、それなりにございましたので、それについても精査して、今後に生かしていきたいと思っています。

 特に多かったのが、幼児向けの遊具は当然若干新しくはしているのですけど、小学生低学年向けの遊具がおろそかかなというのが、僕の印象に残った意見だったので、そういったことも今後、考えていければと考えています。

 以上です。

○委員長(深沼達生) 山本奈央委員。

○委員(山本奈央) 今のお答えでいいなと思うのですけれども、やはり大人が考えるのと、昔、子供だったのですけれど、今の子供が考える楽しさもまた違うかなと思うので、話合いというか、ちょっと気軽に話し合うような場があったら、またそれも面白いかなと思うので、ご検討よろしくお願いします。

○委員長(深沼達生) 答弁お願いします。建設課長。

○建設課長(山田寿彦) 今後、どういった方法でとはちょっと今、お答えできないのですが、関係する機関、例えば子育て支援課であるとか、教育委員会であるとか、そういったところとも相談をしながら、方向性を決めていきたいと思っています。

 以上です。

○委員長(深沼達生) ほかに質疑ありませんか。鈴木孝寿委員。

○委員(鈴木孝寿) ちょっとこれ、昨年来からの続きなので、日勝のトイレの整備関係はここではなかったでしたっけ。違うの。あれ、どこだっけ。ここじゃない。もう、終わったのでしたっけ。終わったの。分かりました。ありがとうございました。

○委員長(深沼達生) よろしいですか。

○委員(鈴木孝寿) 結構です。

○委員長(深沼達生) ほかにありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(深沼達生) 質疑を終わります。

 次に、第8款5項1目住宅管理費、172ページから174ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。川上均委員。

○委員(川上 均) 1点だけ、お聞きしたいのですけれども、今回、清和団地の解体工事ということで、清和団地解体ということなのですけれども、その隣にあります、以前、気になっていたのですけれども、雪印がたしか借りているのか買ったのか、社宅ありましたよね。今、それがどのようになっているか、お聞きしたいと思います。

○委員長(深沼達生) 建設課長補佐。

○建設課長補佐(小笠原国雄)  今、委員、ご指摘ありました清和の住宅ですが、清和貸付住宅という名称で今、管理しております。

 以前、雪印乳業が撤退したとき、平成4年だったかと思うのですが、そのときに取得しまして、それ以降、町の貸付住宅として6棟12戸を管理しております。

 現在は、3戸の方が入っております。残り9戸につきましては、非常に老朽化しておりまして、貸付けはしていない状態となっております。

 以上です。

○委員長(深沼達生) 川上均委員。

○委員(川上 均) ほとんど僕、見た感じでは、全然使われていないような感じがして、全体ですね、一部使用されているということなのですね。

 そうしたら、いずれにしても将来的には、その方たちが出た後、これは会社で借りているということでよろしいですか。個人でなくて、貸していると。(「企業貸付け」と呼ぶ者あり)企業貸付け。

 将来的には、そういう方が出た後、計画的に解体していくということでよろしいのでしょうか。お聞きします。

○委員長(深沼達生) 建設課長補佐。

○建設課長補佐(小笠原国雄) 現段階では、取扱いについては決まってはいないのですが、建物が昭和52年の建物でありますので、今回、公営住宅の長寿命計画と住生活基本計画の策定があります。その中で、町全体の住宅の施策も考えていきますので、今、言われた貸付け住宅ことについても、今後のことはどうするかは検討してまいりたいと思います。

 以上です。

○委員長(深沼達生) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(深沼達生) なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第8款5項2目住宅建設費、174ページ、175ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(深沼達生) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 次に、第8款6項1目下水道費については繰出金のみの予算ですので、下水道事業会計で審査を行います。

 これで土木費の審査を終わります。

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