令和5年度予算審査特別委員会(3月17日_下水道事業会計)

○委員長(深沼達生) これより、議案第23号、令和5年度清水町下水道事業会計予算、414ページ、415ページ、423ページから440ページまでの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば、説明をお願いいたします。

 水道課長。

○水道課長(野々村淳) それでは、私の方から、下水道事業会計につきまして、主な予算の概要について、ご説明申し上げます。

 最初に、予算書423ページでございます。こちら公共下水道事業になります。

 収益的収入1款下水道事業収益230,500千円で、前年度比6,700千円の増額となってございます。

 主な要因といたしまして、同ページ下段の2項2目1節一般会計補助金70,722千円、こちらにつきましては繰入れ基準に基づく雨水以外の一般会計で負担すべき分の元利償還金の増によりまして、3,023千円の増額となってございます。

 その下になります3目1節長期前受金戻入れは、国庫補助金及び受贈財産評価額により取得いたしました固定資産の部分の減価償却費を一部収益化したことによりまして、3,941千円の増額となってございます。

 続きまして、425ページです。1款下水道事業費用238,000千円で、前年度と比較いたしまして18,600千円の増額となってございます。

 主な要因といたしまして、次のページ、436ページ中段にあります2目4節動力費24,595千円計上しておりますが、こちらにつきましては、前年度と比較いたしまして9,811千円の増額となっておりまして、電気料金の値上げに関わるものでございます。

 続きまして、429ページです。中段の4目1節有形固定資産減価償却費130,833千円は、前年度比9,328千円の増額となってございます。

 続きまして、431ページ、1項資本的収入276,900千円で、前年度比54,400万円の増額となってございます。

 主な事業内容といたしましては、道路改良に伴う汚水管布設工事や清水下水終末処理場の機器更新事業による下水道事業債及び国庫補助金の収入等によりますが、事業内容につきましては、資本的支出で説明させていただきます。

 続きまして、432ページになります。1款資本的支出306,500千円で、前年度と比較いたしまして67,300千円の増額となってございます。

 主な事業内容につきまして、ご説明申し上げます。

 1項1目1節委託料8,000千円、これにつきましては、次年度終末処理場の機器更新予定の実施設計委託業務となってございます。

 同じく、その下です。2節工事請負費の汚水管布設管等工事24,046千円、こちらにつきましては、道路改良に伴う下水道施設調整工事と汚水管布設工事を予定してございます。

 同じく、2節の工事請負費の終末処理場機器更新工事254,000千円につきましては、補助事業で終末処理場の監視機器及び制御機器の更新工事によりまして実施するものでございます。

 こちらにつきましては、補助金と起債を財源といたしております。

 続きまして、集落排水事業についてご説明申し上げます。

 予算書433ページから集落排水事業となります。集落排水事業の収益的収入79,500千円と、434ページ、収益的支出82,900千円は、下水道施設の維持管理費が主な予算となってございます。

 収益的収入、434ページの下段になります。2目4節動力費7,067千円、こちらにつきましては公共下水道と同様に、電気料金の値上げによりまして、昨年と比較いたしまして2,987千円の増額となってございます。

 続きまして、440ページ、資本的支出35,400千円で、前年度と比較いたしまして14,600千円の減額となっているところでございます。

 こちらの方につきましては、事業内容といたしまして1款1目1節工事請負費、汚水管布設替等工事3,888千円は道路のオーバーレイに伴いますマンホールの調整工事となります。

 以上、下水道事業会計の予算説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

○委員長(深沼達生) これから、収入・支出一括して質疑を行います。質疑ありませんか。中島里司委員。

○委員(中島里司) 予算書の中にそういう項目が入ってないのですけれども、かねがね心配していることですけれども、下水道の場合の不明流入水というのかな。水道の場合だとパイプが傷んだら水どっかに吹き出てくるから分かるよね。下水については今、水が逆にパイプの中に、汚水管の方に入っていって、地下の方に空洞化というのは、ただうちの町の地質がいいからそんなに、たまにテレビで出るようなことはないのかなと思いながらも、工事等々でその近辺に入った場合に、お金かけられれば一番いいけれども、そういうものはやはり水道課の中で、そういうことも機会あってお金かけないようにしながら調査していく、そういうものを課の中で意識持つということで、これは余計なことかもしれないけれど、そういう意識を持った中で現場対応をしていただきたいなと。

 それで、予算化可能であれば予算化して調査をするというのも一つの方法ですけれども、それらについて、今まで多分、課の中で協議したこともないし、町の中ではやってないと思うのだけれど、意識的にそういうものをやっぱり今後持っていただきたいなと思うのですが、その辺について、課長、今初めて言ったことなので、改めて課長としてどんな考えを、今お話したことについてどう感じられるか、ご意見いただければと思います。

○委員長(深沼達生) 水道課長。

○水道課長(野々村淳) いわゆる汚水管、雨水管の管渠の劣化によりまして、そういった陥没だとかそういった事故等の防止という形でご質問がありました。

 こちらにつきましては、昨年と今年度、下水道の管路調査、カメラ調査を実施してございます。こちらにつきましては、昨年と今年度につきましては、道道及び国道、JRへの横断部分、いわゆる重要な物資輸送経路の部分の横断部分について、下水道管路は何らかの異常によって陥没等の事故とか起きないように、まずそこを調査しようということで、こちらについては補助事業で管路調査の方を実施しております。

 それから、今年度予算にも計上させていただいております。予算書でいくと425ページの一番下の委託料でございます。425ページです。予算額委託料3,400千円、こちらの計上をさせていただいております。こちらにつきましても、今年度、管路のカメラ調査を下水道の終末処理場の方から、古い管路を重点的に実施していこうということで、こちらの方は数年かけて実施していくところでございます。

 以上です。

○委員長(深沼達生) そのほか質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(深沼達生) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 これで議案第23号、令和5年度清水町下水道事業会計予算の審査を終わります。

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