令和5年第4回定例会会議録(6月13日_日程第3-佐藤)

○議長(山下清美) 日程第3、一般質問を行います。

 順番に発言を許します。9番、佐藤幸一議員。

○9番(佐藤幸一) 9番、佐藤幸一です。議長の許可をいただきましたので通告に従って質問いたします。

 大項目1点質問させていただきます。

 眼科診療科目の設置についてであります。本町の医療体制は町内医療機関のご努力により充実されていることは大変喜ばしいことであります。

 しかし、残念ながら目の病気については芽室町や帯広市まで通わなければなりません。そのため、どうしても受診が遅くなりがちで治療も長引くケースもあります。早期発見・早期治療により病気の悪化を防ぐためにも町内医療機関に眼科の設置を要望していただきたいが、町長の考えを伺います。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。町長。

○町長(阿部一男) おはようございます。それでは、私のほうから佐藤幸一議員のご質問にお答えをしたいと思います。

 まず、眼科診療科目の設置についてのご質問でございます。

 議員ご指摘のとおり、現在、町内において眼科診療科目を有する医療機関はなく、町民にあっては町外医療機関で眼科を受診されているところですが、芽室・帯広での医療機関受診も考慮し、清水帯広線バスを公立芽室病院、開西病院、帯広厚生病院など、停留所を設け、運行しております。

 また、高齢者や重度身体障害者の車椅子による移動が必要な方は自宅と医療機関の送迎を無料で行う移送サービスを実施しているところであります。

 町内医療機関への眼科設置の働きかけについては、医師の確保、検査機材の整備など、十分検討し、医療機関の意向も踏まえることが必要と考えており、今後、町内医療機関ともお話しをする機会を設け、慎重に検討してまいりたいと考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。

○議長(山下清美) 9番、佐藤幸一議員。

○9番(佐藤幸一) もろもろ答弁をいただきました。町内医療機関ともお話をする機会を設け、慎重に検討してまいりますとのことですが、目に違和感を感じたら専門医の診療を受けることが大きな病気を未然に防ぐことになります。一日も早く町内に眼科が設置されるよう働きかけていただきたいが、町長の考えを再度伺います。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。保健福祉課長。

○保健福祉課長(藤田哲也) 議員からの再質問につきまして私のほうから答弁をさせていただきます。

 目の病気、ほかのものを含めてもやはり早期の医療機関の受診、そして、早期の治療ということは大変大切なことでございます。

 町内に眼科を有していない本町、そして、十勝管内でもおおむね半数程度が眼科がない町村というのがございます。現在、町長から申し上げた答弁の繰り返しになってしまうかもしれませんが、町としては帯広方面に向けての眼科も含めた医療機関の受診のための足の確保、ここの部分で力を入れているというところについては、まずご理解をいただいた上で、やはり近い方がいいということであろうかと思いますが、まず、多額の検査機器材というものも当然かかってくるということでございますし、何よりも医療機関としてはそういった体制のほかに、当然、病院としての経営というようなことも考慮しながら最終的な判断をしていかなければいけないということでありますから、町としても、そういった点をまず中で検討して医療機関と話合いを重ねていくという形を採っていきたいということでございますのでご理解をいただきたいと思います。

○議長(山下清美) 9番、佐藤幸一議員。

○9番(佐藤幸一) 目の悪い方はお年寄りが多いものですから通うということは難しいのですよね。それで、どうしても町内に眼科のお医者さんが欲しいのですから再度お伺いします。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。保健福祉課長。

○保健福祉課長(藤田哲也) どうしても目が悪いという形のお答えにつきましては、医療機関としては、帯広方面では民間の病院機関として自宅との送迎を無料で実施しているという医療機関があることは恐らく議員の方も承知かと思います。

 仮に町内の医療機関でいろいろなそういったお話を設けていく中でも、そういった送迎とかということも含めて考えなくてはいけないのかなと思いますし、この医療機関との送迎は、眼科ということであれば当然目が悪いということですが、眼科以外のことであってもやはり同じなのかなと思いますので、そういった点も考慮して検討を進めていくということでございます。

○議長(山下清美) 9番、佐藤幸一議員。

○9番(佐藤幸一) やはり地元に欲しいわけですから、病院の新しい眼科を設置するということでなくて、大きな病院に働きかけて目のお医者さんが清水町に来てくれるようなことも働きかけていただけませんか。

○議長(山下清美) 答弁を求めます。保健福祉課長。

○保健福祉課長(藤田哲也) 十勝管内、郡部の町村では、いわゆる国保病院というものがございます。国保病院の専属のドクターが眼科を診ているケースというのはむしろ少なくて、週に1回から2回、時間に関しては半日弱程度、こういったものを予約制で帯広市内の眼科医と提携をして地元の病院に眼科を設置しているという形態が特に十勝管内、郡部では多く見られていると承知をしてございます。

 こういった管内の動向というものにつきましても検討する際には十分考慮をしていくということで考えてございます。

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