次の一般質問を受けます。1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 1番、参政党、山本奈央です。よろしくお願いします。質問させていただきます。
大項目1、未来をつくる子どものしあわせな町とは。
清水町町民憲章4章に「未来をつくる子どものしあわせな町にしましよう」とあります。本町にはこども園、小中学校、高校、それ以外に子どもたちが過ごせる場として学童クラブや文化センター、改善センター、図書館、公園などの町有の施設があります。これらの施設が子どもたちの居場所としてしっかり機能しているか伺います。
小項目1、清水学童クラブの利用者から施設の老朽化や施設が手狭であるという声を聞いています。
清水学童クラブの利用人数や利用状況、建物の安全性について伺います。併せて、スクールバス利用児童の対応など、各小学校との連携状況について伺います。
小項目2、文化センター、改善センター、図書館など、屋内施設について子どもたちから使いづらいという声を聞いています。子どもたちの使用実態について伺います。併せて、使いやすさ、満足度など、子どもたちの意見を聞き、運営に活かしているか伺いたいです。
小項目3、児童公園の遊具が老朽化していると見えます。子どもたちの使用実態や安全性について伺います。併せて使いやすさ、満足度など、子どもたちの意見を聞き、運営に活かしているか伺います。
大項目2、清水町の魅力をより知ってもらうためにできることとは。
町の活性化のために移住体験型住宅や保育園留学などの取り組みをし、子育て支援を含めた魅力発信を進めていますが、その取り組みが人ごとではなく自分の町の魅力発信だと町民に伝わっていないように思われます。町全体を巻き込んだ発信について現状と今後の展望について伺います。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。町長。
○町長(阿部一男) それでは、山本議員の質問にお答えさせていただきます。
1項目大項目1の(1)については私、(2)については教育委員会のほうから答えさせていただきます。そして、(3)はもちろん私、それから大項目2も私が答えさせていただきますけれども、続けて答弁させていただきます。
まず、大項目1の小項目1点目のお答えをさせていただきます。
清水学童クラブは、現在、旧児童館と小学校の余剰教室の2か所で学童クラブ、放課後教室、バス待ち児童の預かりの3事業を行っております。児童の登録数は合わせて200人ほどになり、約8割の児童が毎日利用している状況であります。
保護者の方から旧児童館の老朽化について対策を求める声が届いていることは承知をしております。少しでも児童の活動環境を整えるためにエアコンの設置や故障箇所の修繕にも努めてまいりました。また、スクールバスの運行も含め、学童クラブ、放課後教室、バス待ち児童の預かりの3事業を整理するために子育て支援課、学校教育課が協議を進めているところであります。
今後も小学校等の理解も得ながら、放課後の児童が安全に過ごすことができる環境づくりの整理を進めてまいりたいと考えております。
続きまして、小項目3の答弁にさせていただきます。
児童公園の遊具についてのお答えでございます。
本町には21か所の公園を開設し、その中で比較的小規模な児童公園等に類する公園は16か所あります。主に清水市街地及び御影市街地に点在しております。
設置している遊具については、毎年、定期点検を行い、危険な遊具については一部撤去や塗装等の修繕を行っておりますが、多くの公園で老朽化が進んでおり、これまで清水中央公園、御影公園の複合遊具や清水公園のボートの整備等を進めてまいりました。
先日、現在策定中である都市計画マスタープランについて町民アンケートで公園について尋ねましたところ、公園施設の老朽化対策と身近な公園や憩いの場の充実を望む声がありました。
今後、児童公園について、子どもたちが多く利用する場所は、鉄棒や滑り台、ブランコの基本的な遊具の更新、整備を計画的に進めてまいる所存であります。
次に、大項目2のお答えをさせていただきます。
本町の魅力発信についてはこれまで町ホームページや公式フェイスブックを活用し、自然の豊かさや充実した子育て支援、移住体験住宅を利用した移住支援などを発信するとともに、広報誌においても町が取り組む施策の特集や町の話題、町内で活躍する団体や個人を掲載するなど、本町のまちづくりや町の魅力発信に努めてまいりました。
しかしながら、その内容が町民の皆様や町外の方々に十分伝え切れていないとのご指摘があることは認識をしております。
本町には自慢できる魅力がたくさんあると思っております。その魅力を町民の皆様をはじめ、多くの方々に伝わるようSNSを有効に活用するなど、情報発信の仕方を工夫するとともに関係課との連携、協力を行い、時には民間の発信力もお借りしながらさらなる努力を重ねてまいりたいと考えております。
以上、私のほうからの答弁とさせていただきます。
○議長(山下清美) 教育長。
○教育委員会教育長(山下 勇) 小項目2点目の文化センター、改善センター、図書館などの屋内施設の子どもたちの使用実態と運営についてお答えしたいと思います。
文化センターや図書館は、社会教育施設として幅広い住民のための教育や学習等を目的とした施設運営をしております。
農村環境改善センターは、地域住民の健康増進等を目的に設置しており、その運営は教育委員会に事務委任されているところです。
各施設の運営については、文化センター、農村環境改善センターは教育や学習活動等の事業のほか、地域住民の集会施設として施設の貸館事業を行っておりますが、子どもたちだけで利用できる機能は有しておりませんので子どもたちからの意見を伺ったことはありません。
しかしながら、土日等の学校の休業日になりますと多数の子どもたちが施設の共有スペースであるロビー等で電子ゲームやカードゲーム等に興じたりするなど、遊んでいる状況があります。
一方、図書館では図書やビデオ、学習など、落ち着いて利用していますが、近年の読書離れ等により児童の利用が少なくなってきています。
図書館では、多くの子どもたちに来館してもらえるよう、各種事業を実施した際に職員が来館する子どもたちの声を聴き、読書活動推進のための働きかけを行っているところです。
社会教育課で所管している屋内施設はただいま述べました以外にも、市街地では体育館や御影公民館、アイスアリーナ等もあり、いずれも主催事業や貸館利用者等の意見を施設運営に活かしておりますが、いずれの施設も子どもたちが自由に利用できる共有スペースであるロビーはオープンスペースであることから大人の目もあり、子どもたちだけで使うには少し使いづらいと感じるのではないかと考えています。
文化センターや改善センター、図書館など、公共施設の子どもの利用においては、今後もルールを守った使用の仕方を徹底しながら適切に利用するよう声かけをしたり、利用促進を図るために事業内容の工夫や環境改善に努め、子どもたちが集い使いやすい施設づくりに取り組んでいきたいと考えております。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 大項目1の1、清水学童クラブについて伺いたいです。建物ができたのがいつか伺いたいです。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。副町長。
○副町長(山本 司) 清水学童クラブにつきましては、昭和55年9月の着工で翌年56年4月にオープンしてございます。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 外から見てもちょっと古いかなと思います。答弁にもいただいていますけれども、老朽化をという町民の方の声が届いているということなのですけれども、おととい地震もありましたし、耐震はどれぐらいなのかというのを定期的に検査したりはしていますか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。建設課長。
○建設課長(山田寿彦) 町内の施設につきましては、耐震診断というものを実施しておりまして、それに対する診断や対策を講じている次第です。
以上です。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 耐震で大丈夫だったよということはどこかで報告しているのか、大丈夫であるから報告をもしかしたらしていないのか。そういうのはどのようにお知らせしている形ですか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。建設課長。
○建設課長(山田寿彦) 一般的な公示等はしているつもりではあるのですが、あと、対策を実施した際には国の機関など、そういったところにも、当然、診断結果と対策内容、それについては報告しています。
以上です。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 耐震の検査をしていただいているということで、取りあえず安全だということで運営しているかと思うのですけれども、やれることはやってクーラーをつけたり、改修工事をして今も使っているということだったのですけれども、建て替えは難しいのかなとは思うのです。建て替えの予定もしくはどこかほかの町の中の施設を利用して、もう少し安全に子どもたちが過ごす場をつくるということは計画されていますか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。子育て支援課長補佐。
○子育て支援課長補佐(寺岡淳子) 建て替えについて具体的なことは、今、考えてはいないところですが、町長の方からも答弁いたしましたとおり、今、学童クラブと放課後子ども教室とバス待ち児童のあずかりということで3つの事業を一緒にしているという状況ですので、その事業の整理をさせていただいたりだとかというところから、場所も、今、小学校の余剰教室も使わせていただいていますので、そういうことも事業の整理とともに、場所や人員配置、あずかり方、安全な育成の仕方というところの今検討を学校教育課と子育て支援課でしているところです。
建物も含めて、今、見直しの時期が来ているなというところで改善していきたいなと思っています。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 検討していただいているということでした。
それで、御影の学童で言うと、子どもたちが広いスペースで運動ができる場所も学童内にもあるし、建物の中にもあります。軽スポーツ場というのがあるのですけれども、清水学童においては広いところで子どもたちが過ごすような場は、今、あるのか、次のところで検討しているのか伺いたいです。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。子育て支援課長補佐。
○子育て支援課長補佐(寺岡淳子) 今現在、児童館の建物でお預かりしているお子さんについては、遊戯場が、小学生が遊ぶのに十分と言えるかはなかなか検討が必要なのですけれども、遊戯場があります。そこで一輪車に乗ったり、ドッジボールをしたりして過ごしています。
小学校のほうで、放課後教室などでバス待ちの間に活動している子どもたちは小学校の体育館で、少年団活動とすみ分けをしながら活動しています。
そのような状況です。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 広いところで運動できるということでしたので、次に、建物の老朽化も修理とかも含めて、また新しい場を考えていただくということでしたので、これからも子どもたちが安心して過ごせる場をつくって、それを町民の方にも伝えていただくような仕組みはありますか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。子育て支援課長補佐。
○子育て支援課長補佐(寺岡淳子) これから学童をどうしていこうかというところを、今、お知らせしているような、例えば、ホームページの中にありますよとかということはないので、検討していったことは町民の方にお知らせできるように考えていきたいなと思います。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 今のは理解いたしました。
次に移ります。小項目1のままですけれども、各小学校のスクールバス利用児童への対応などの連携状況について伺うというところなのですけれども、御影小学校でいうとバス待ちの場所と学校が少し離れています。6時間授業でしたらバスを待つ時間はそんなにないのでバスの停留所で待てるのですけれども、5時間授業で1時間ぐらい待ち時間がある場合には、一度、学童保育に入ったほうが安全だということで申込みが必要になりました。ですが、申込書を書くのが大変だったり、お勤めに出ているわけではなくてスクールバスを待つ、それだけで申込みをするということでしたので、各家庭にご負担もあると思います。学童に申し込むではなくて学校で待つなど、そういう対応は可能でしょうか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。学校教育課長。
○学校教育課長(渋谷直親) 今、山本議員からの質問ですけれども、これまで慣例的に学童のほうで待たせていただくということが行われていたのですが、今、ご質問にあったとおり、学校で待てるものなのか、また子育て支援課と清水学童と同じように連携しながら待てるものなのかというのは、子どもの保護者の方の負担にならないように、これは十分に検討して近いうちに方向性のほうは示したいなと考えております。
以上です。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 今のは理解いたしました。
では、小項目2に行きたいと思います。町内の一部の施設では集まってゲームをすると注意をされたり、施設外に移動を促されたこともあると聞きました。使う側と管理する側に意識の違いもあるかなと思いますが、正しさは年代や時代によって違います。スマホやゲームの認識においてもそうです。施設を使ってスポーツをする子が良くて、ゲームをする子は施設の外に促すというのはよいことでしょうか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。御影支所長。
○御影支所長(太田清子) 御影の改善センターのロビーにおいて放課後や休日にお子様たちが集まって遊ぶことは認識しております。それについては、管理人にも確認したのですけれども、長時間にわたって3時間とか5時間ですとか、ロビーを占有することがままありまして、そのときには、ほかの方の利用もあるからという観点から「そろそろ帰宅してはどうか」というようなことで声かけはさせていただいたことはあります。
以上です。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 子どもたちの捉え方はもう少しきつく感じていたかなという面も聞いています。
スペースが狭いから貸せないよということだったのですけれども、それであれば施設に空いているところがあればそこを使って自由に使えるスペースとして開放したり。あとは、飲食ができる場所はそこしかないということで「移動してね」ということだったようですけれども、飲食する場をさらに設けるとか、人口が減ってきているのもありますのでもっと使いやすく、町民が喜んで集まってくれるような場にしたらいいと思うのですけれども、そういった方向はどうでしょうか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。
○社会教育課長(安ヶ平宗重) 今、町長が答弁いたしました改善センター以外にも、社会教育施設では文化センターや図書館や体育館など、各種施設を管理しております。
そもそも幅広い町民のための施設としておりますので、施設利用については一定の制限といいましょうか、やっていいことと悪いことというのがありまして、その中で使っていただいています。
お子さんの利用においても、各種体育館、図書館そして、文化センターや改善センターもホールでは飲食が認めているのですけれども、それ以外の部屋は全て貸館となっておりますので、常に子どものためにこの場所を空けておくということは、今は事業として行っておりませんので、今後、そういった声も出てきましたら併せて検討していきたいなと思っております。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 今後、そのような声が出てきたらということだったのですけれども、そのような声はどのように集めるのか、聞こえてきたら聞こえてきたなということなのか、こちらの行政側から調べていくのか、そういった取り組みはどちらの方向性でしょうか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。社会教育課長。
○社会教育課長(安ヶ平宗重) 今現在も施設利用者の声ということで、特に文化センターあたりでは日頃アンケートといいましょうか、町民の意見を聞くシステムを採っておりますのでそういったものを活用して声を拾っていきたいと思っております。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) では、アンケートがあるよということをみんなに知ってもらうことが必要ということになりますよね。なかなかアンケートを書くというのは大人でも厳しいと思うので、子どもがアンケートに書くかなという疑問があるのですけれども。大人の声ももちろん必要ですし、子どもの声も必要かなと思うのですけれども、それはどのように対応していったらよいと考えますか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。社会教育課長。
○社会教育課長(安ヶ平宗重) 先ほど教育長の答弁にもございましたが、各施設は、現在、子どものための施設としてはしておらず、それを子どものための施設とするためには、また新たな事業ということで取り組んでいかなければならないなと思っております。
アンケートにつきましては、アンケートといいましょうか、施設利用者のアンケートではなく、施設利用者の声ということで、日頃、施設利用者の方の「ご意見ポスト」といいましょうか、そういった形で文化センターの方で行っておりますので、併せて改善センターの方もそういったことも考えられるかなと思っております。そういった形で声を拾っていきたいと思っております。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 大人も子どもも一緒にいい場でいられたらいいなと思っております。
それで、答弁の中で「大人の目があるので子どもが使いにくいのかな」と伝えていただいているのですけれども、大人の目があるから安心してそこの場にいられるのではないかなという視点もあると思います。
あとは、大人の目の届かないところで子どもたちが集まっているというよりは、昔の寺小屋みたいに勉強したい子は勉強する、遊びたい子は遊ぶ、今ですとeスポーツといってインターネットでゲームをしたり、ゲーム機でゲームをしたりするのも仲間と協力して、職業になったりしてもいます。ですので、インターネットの環境もつくる、大人も子どもも一緒に世代に関係なくいい場をつくるといった視点が必要だと思っております。
そこで、今では、電気製品という、ゲームとかスマホとかタブレットとか、授業でも取り入れられておりますので、充電施設が今町有の施設の中にはあまりないようですので、それをつけるというのはどうでしょうか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。社会教育課長。
○社会教育課長(安ヶ平宗重) 3月の予算委員会の際にも山本議員のほうからご質問ありました図書館についてでありますが、図書館におきましては、図書を利用しながらパソコンを利用するということが大人の方では十分考えられますので、調査研究のためにパソコンを使うということが考えられますので、そういったサービスを事業として提供していくべく今取り組んでいるところでございます。
一方、私も文化センターのほうに勤めておりまして状況を見ているのですが、子どもたち、それ以外の電源の利用、ということで、子どもたちにおきましては、ゲームをして電池がなくなったから充電させてくれとか、そういったものも見ておりますが、それについては、どの施設も現在お断りしているところでございます。
山本議員おっしゃるとおり、子どもの集まる場所として充電設備もという話ではあるのですが、一方で、それ以外にも電気を使いたいという人も多々出てくるかと思いますので、その辺の整理が必要かなと思っております。
今現在のところは、子どもがゲームなどするための充電というのを提供する考えは施設管理者としては持っておりません。
図書館においては、大人の人の図書利用のための、パソコンを使うための充電設備というのは今準備を進めているところでございます。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 子どもの個性がいろいろあると思うので、スポーツが得意な子もいればそれ以外が得意な子もいると思います。卓球台を準備したり、ラケットを準備したりすることと、電源を、電気を貸してあげるということはどう違うのかなと思います。
他のゲーム機以外にも使いたい方が出てきてしまうよということだったのですけれども、またそことは違くて、子どもの個性を活かした教育につなげるためにも一緒にいる場をつくるためにも、電源を、ルールをちゃんとつくって提供するというのはどうでしょうか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。社会教育課長。
○社会教育課長(安ヶ平宗重) 最初の教育長の答弁にもありましたが、今現在、各社会教育施設は子どものためだけの施設として設置、運営はしておりませんので、それを子どもが集まって、いろいろな体験活動をやったり、ゲームを含めて活動したりするために、新たに事業展開として施設の設置基準はそのままでありますけれども、施設の事業として新たに起こしていくことが必要となってきますので、それらも含めた中で検討しなければならないなと思っております。
今現在、設置条例の中で幅広い町民のための施設としておりますので、その中で子どもの居場所をどう考えていけるかというのはちょっと慎重に検討しなければならないなと思っております。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 電源のことは理解いたしました。
子どもの放課後の居場所という観点からなのですけれども、「学童を利用しない児童の居場所もあったらいい」という声も聞いています。清水のほうでは、放課後教室もあるよということだったのですけれども、これはバス待ち以外のお子さんも来ていいよという場所だということでしょうか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。子育て支援課長補佐。
○子育て支援課長補佐(寺岡淳子) 放課後子ども教室についてお答えします。
ここを利用できるお子さんの要件としまして、今、清水地域だけで行っている事業でして、清水小学校に就学する1年生から6年生までのお子さん、どなたでもご登録いただけます。定員が40人ということになっていて、今現在、登録数が29名ほどで、居場所というか、今現在、主に使われているのは少年団までの間とか、そういう形で使われている方が多いという事業になっています。
○議長(山下清美) 山本議員、再質問、また違う項目に移りますか。
○1番(山本奈央) この続きを。
○議長(山下清美) 今の続き。はい。分かりました。
それでは、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 学童、放課後教室ということで部活の待ち時間ということだったのですけれども、それだけではなく、学童を利用しないお子さんにそういった児童の居場所づくりも兼ねて放課後や休日に大人がいる場で気軽に宿題ができたり遊べたり、世代間の交流ができるような。子どもだけの施設ではなく、大人もいて、ちょっと宿題のことが聞けたり、清水町の昔というのはこうだったとか、日本の歴史はこうだったと気軽に話せるような場を設けていくと、子どもたちも自分たちの歴史はこうなのだなということを知って、町に誇りを持てると思うのです。そういった世代間を超えた場をつくるということは可能でしょうか、放課後に。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。
休憩をして午後から答弁をするということでよろしいでしょうか。
それでは、ここで休憩をいたします。再開は13時とします。
(午後0時02分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(山下清美) 休憩前に引き続き会議を開きます。
(午後1時00分)
一般質問を続けます。
先ほどの山本議員への答弁を求めます。
社会教育課長。
○社会教育課長(安ヶ平宗重) 先ほどのご質問に対してご答弁したいと思います。
まず、山本議員の方からありました大人と子どもがいろんな事業で交流できる居場所ということでご質問がありました。
現在は町の社会教育のほうにおきましては、週末のチャレンジクラブ事業というものを使いまして世代間交流事業を、月に1回程度ですけれども、前期は清水地区、そして、後期には御影地区を中心にしていろんな世代の方と交流できる事業として展開しております。
また、町ではないのですけれども、社会福祉協議会のほうにおきましても共生型集いの場といった事業も展開しているところでございます。
そういった社会教育のほうにおいてはチャレンジクラブという中で異世代、大人の世代と子どもの世代が交流できる場というものを提供しているところでございます。
一方、施設のロビー、公共施設の中での居場所でありますけれども、現在、文化センターにおきましては、子どもたちの利用実態を見ますと、特に土曜日や日曜日、夏休みなどの学校の休業日におきましては、子どもたちは自由にお菓子を食べながら電子ゲームしたりカードゲームしたり、おしゃべりをしたりする姿が見られております。そういった面で現在の文化センターのほうのロビーにおきましては機能が十分に、そこにもちろん大人もおりますので、機能としては十分に果たしているなと思って考えております。
もちろん利用のほうについて制限はの制限は、子どもは何していい、何しては駄目という制限はございませんが、社会のルールを守った上で利用してもらうための制限はしておりません。
その上で、現在の施設の環境といいましょうか、備品類についても十分ロビーとしては機能しているところでございますが、さらに使い勝手をいいようにできないか、柔軟に考えてみたいなと思っております。
一方、御影の改善センターにおきましては、改善センターはロビーがあって、貸館の部屋もありますけれども、自由に使える図書室もあります。あと多目的ホールもあります。多目的ホールは運動する場所でありますけれども、そこについても小学生、中学生については無料で利用できます。飲食する場合はロビーを使ってください。体を動かして遊ぶ場合には無料の多目的ホールを使える。特に機能的には子どもたちが遊べる場所としては十分活用できるなと思っておりますので、そういったところを活用し利用の仕方というのをさらに周知していきたいなと思っております。
もちろん、改善センターのロビーにおきましても、利用の制限というのがございません。
一方で、特にその場にいた大人が子どもたちの利用の仕方を見て注意を促すということが改善センターもありましたし、文化センターのほうでもございましたので、そういった中で子どもたちが社会のルールというのを身につけていただきたいなと思っております。
また、社会教育施設において、子どもの居場所、空間としての子どもの居場所についてですが、社会教育施設がその役割を果たせるかどうかというのは、今後、教育委員会や、先ほど子育て支援課長補佐の答弁もありましたけれども、子育て支援課とともにしっかりと検討していきたいなと思っております。
以上でございます。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 子どもたちが安心して町で過ごせるようになっていく方向だなと思いまして、いいかと思います。それをこれからも続けていっていただけるようですので。
そこがもしもっと居心地がいい場所になって、子どもたちが来て足りないなと、場所が狭いなとなったときには広げていったり、そう検討していくことは可能ですか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。社会教育課長。
○社会教育課長(安ヶ平宗重) 文化センターや改善センターにおきましては、条例を設置して使用料をいただく貸館の部屋ばかりとなっておりますので、そこを今のロビーの空間、居場所の空間を広げるとなりましたら、条例改正の手続きなども必要になってきます。その辺につきましては慎重に検討することが必要だと思っております。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 確認して分かることがあるのだなと思って勉強になります。
そういう居心地がいい場所ができることで、今、学校に行きづらい児童の方とかいらっしゃるので、そういう方の居場所にもなっていったらいいなと思いますので、「そういう場所があるよ」という働きかけを町民の皆さん児童の皆さんにしていくことは可能ですか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。社会教育課長。
○社会教育課長(安ヶ平宗重) 具体にはなかなか難しいのですけれども、学校に行きづらいというお子さんがいらっしゃるというのは、もちろん、学校の課業日といいますか、学校に行く日に学校ではなそれ以外の場所でありますが、実例としてあったのは、数年前であったのですけれども、ある社会教育施設において、施設の施設長の理解を求めながら、お子さんがその施設内で過ごしたことがございましたので、そういった役割も、もちろん利用制限とかありませんので、そういった役割も担っていけるものと思っております。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) なので、そういう場所もあるよということを皆さんにも知っていただけるような働きかけのお知らせみたいなのをしていくことは可能かなと思いました。学校の代わりに行くとかではなく、学校に行くきっかけになるというか、その学校の代わりに、フリースクールとかではなくて、人と関わることが大事だと思うので、そういう場に行けば人と関わることができるよというきっかけになると思いますので、子どもたちに、住民の方にこういった場所でこういうことをやっているよというのをこう使えるよというのを、私が知らないだけかもしれないですけれども、私が知らないということは知らない人がほかにもいるかもしれないので、広報とかだけではなく、学校でもこういう場所があるよというふうに教えていくようなことも必要かと思うのですが、それはどうでしょうか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。学校教育課長。
○学校教育課長(渋谷直親) 今の山本議員のご質問ですけれども、校長先生とかとそういうことをいろいろと話している最中ですので、また改めて校長会議などでそういった話はしてみたいなと思います。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 今の答弁で理解いたしました。今の小中学生のお子さんのことをお話ししていたので、もう一つ、清水高校生の皆さんについてなのですけれども、帰りのバスやJRの待ち時間を有効に過ごせる場所は学校近くや駅前に今はあるのかなと気になっているという声も聞くのですけれども、その辺はいかがですか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。学校教育課長。
○学校教育課長(渋谷直親) 清水高校振興会と高校とがタッグを組んでいろいろと生徒の、清水高校の、やはり来ていただくということでいろいろPRとかしているところですけれども、そういったことを、生徒からの発案事業みたいなことを学校で進めています。そういったところで学校にもそういう聞き取りや要望を聞ける場があったらいいのかなと考えています。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 取り組みがなされているということだったので、引き続きしていただければいいと思います。
次に、3番の小項目3の児童公園についてです。
答弁で「計画的に進めていきます」と答弁いただいていますけれどもどのような日程で進めるか決まっていますか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。建設課長。
○建設課長(山田寿彦) 小規模公園の遊具の更新につきましては、まだ計画は具体的にはなっていないです。今後、詰めていく形となります。
以上です。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 詳しい日程が決まっていない。これから検討するということで理解いたしました。
21か所公園があるということだったのですけれども、地域の方が使いやすい公園になるといいと思うのですが、どの地域にどの世代の方が多く住んでいるかということを統計を取って特化した公園をつくっていくのはどうかなと思うのですけれども、調査して検討するということは可能ですか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。建設課長。
○建設課長(山田寿彦) 統計の取り方にも課題はあると思うのですけれども、現在のところ、先ほど答弁にありましたとおり、都市計画マスタープランのアンケート調査でそのような課題が出てきているのは事実でございますので、それをさらに詰めた形を検討していきたいと思います。
以上です。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 検討しているということで理解いたしました。
21か所あるうちの公園で子どもに特化している公園もあってもいいかなと思いまして、3月の予算委員会でも質問したことでもありますけれども、子どもたちと一緒に考えてつくっていくのがよいかなと思っています。そういう声も聞いています。公園を子どもたちとどのようにするか考えることは「自分たちが行動すると変わる」という体験をすることにつながると思います。自分の町がよりよくなる体験で、それがまちづくりであり、政治に参加すること、政治に参加する楽しさを知ってもらう機会になりますし、町の魅力発信の一助にもなると思います。
楽しむところを大人がつくるのではなく、子どもたちと一緒に考えることでさらに「自慢の町」となって町の魅力発信につなげられる。
例えば、子どもたちが町外の方に直接案内するとか、おもてなしをする楽しさも体験できるようになると思うのですが子どもたちと考えていくということは可能でしょうか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。建設課長。
○建設課長(山田寿彦) 現時点では特に予定はないのですが、一つの検討材料としたいと思っています。
以上です。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 検討するということで理解いたしました。
学校と連携して考えていくということは可能ですか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。学校教育課長。
○学校教育課長(渋谷直親) 建設課などと、ほかの関係する職と連携していろいろと進めて考えていきたいと思います。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 検討していただけるということで、次の質問に移りたいと思います。
大項目の2です。清水町の魅力をより知ってもらうためにできることとはということだったのですけれども、いろいろな方向からも見ていけると思うのですけれども、子育て中ですので子どものことで質問しております。
こども園の給食が安心でおいしくなるように子育て支援課の皆さんや調理師、委託業者で協力していると聞いています。農業の盛んな土地の地産地消をよりアピールするために、こども園の給食や学校の給食も食材やその食材から出来上がった給食の写真なども「このように町でやっているよ」というのをSNSや町外に発信していくのはどうかなと思うのですけれども、こういう取り組みは可能でしょうか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。学校教育課長。
○学校教育課長(渋谷直親) 学校の給食ですけれども、山本議員おっしゃるように、とても地元の食材を使いながらおいしい給食を作っていただいているところです。
せっかくの機会ですのでそういった写真を撮ったり、SNSはできるかどうか分からないですけれど、ホームページとかでそういう給食を載せられるのか、そういうことは給食センターなどとも、学校ともちょっと協力というか、検討してできるものか考えていきたいと思います。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 検討していただけるということだったので、加えてですけれども、今も給食モニター制度というのがあるのですけれども、それを今までも実施していると思うのですけれども、より一緒に考えたメニューを取り入れたりするということを増やしてみたらどうかと思うのですけれども、いかがでしょうか。
○議長(山下清美) 学校教育課長。
○学校教育課長(渋谷直親) 給食の献立につきましては栄養士が考えて作るところなのですけれども、当然、栄養の偏りだったり、バランスだったり、その時々の旬なものってあると思うのですけれど、そういうものを活用しながらモニターの声はもちろん聞いているところなのですが、様々な声を聞いて給食に取り入れられるのか、私自身もあまり勉強していないので、ちょっとその辺は栄養士とも話をして可能かどうかをお話ししてみたいなと思います。
○議長(山下清美) 山本議員、今の魅力発信の関係で、給食モニターの関係までちょっと言っていたものですから、その部分はこの項目になかったので、そういった部分はこの項目の範囲でお願いいたします。
1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 今、給食が魅力的だということだったので、移住に興味があるご家庭向けに清水町の案内ツアーを提案して、給食の試食もできるような取り組みをしてはどうかと思うのですけれども、いかがでしょうか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。学校教育課長。
○学校教育課長(渋谷直親) 町民のツアーというのは、学校教員を対象に、今度、町をいろいろと探訪していただこうかなと考えているところです。
ただ、給食の提供というのは、あらかじめ人数であったり時間であったり、日にちを確認しないと準備できないものですから、そういうことなどが整えば可能かなとは思うのですけれど、今のところ、できますとは、今、即答できないというところです。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 町内ではなくて、町外の移住に興味がある方にもどうかという質問だったのですけれども、今の給食センターの状況を聞いたら難しいのでしょうか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。学校教育課長。
○学校教育課長(渋谷直親) 内容をしっかりと確認して、できるものかできないものかをちょっと見極めなければならないので、ここでできますとはちょっと言えないかなと思います。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 今ので理解いたしました。
保育園留学のホームページで清水のこども園も載っているのですけれども、町のホームページに載っているのをちょっと見つけられなかったのですが、町のホームページも載せて取り組んでいるかどうかお聞きしてもいいですか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。企画課長。
○企画課長(鈴木 聡) 今、ご質問の保育園留学につきましては、取り組んでいる担当部署のページのほうに載っているというのが現状でございます。
確かにホームページのトップページからそこに行くという、直接行けることがまだできない状況なので、これからどうPRしていくかについては担当課とも協議しながらPR方法を検討していきたいと思います。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 今ので理解いたしました。
子育て支援課で出している給食に関してのお便りで「食育だより」というのがあるのですけれども、これがとてもすばらしいので、こども園だけではなくて町民にも「こんな取り組みしているよ」と知ってもらえるように定期的に広報しみずとともに折り込んでみてはどうかという声もあるのですが、そういった取り組みはできそうですか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。子育て支援課長補佐。
○子育て支援課長補佐(寺岡淳子) 子育て支援課で発行している食育だよりは、年に、ちょっと不定期なのですけれども、3回か4回、こども園の食育の取り組みについて紹介したりだとか、あとは、給食がどのように作られているか取材したものを載せたりしています。それが皆さんの目にたくさんの方に触れられるように工夫していきたいと思います。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 検討していただけるということだったので、いいかと思います。
給食センターから発行されるメニュー表の中に過去のメニューで同じメニューがあるのだとすれば、それを写真に載せたらこんな給食が出るのだなと想像ができると思うのですよね。子どもは見ているから知っていると思うのですけれども、ご家族の方がそういった視点で知れることは町の魅力発信にもつながるのではないかなと思うのですけれども可能でしょうか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。学校教育課長。
○学校教育課長(渋谷直親) 給食センターの栄養士であったり、所長とも相談して、そういうことができるのかというのはちょっと帰って相談したいと思います。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 給食のことは今の対応してくださるということで理解いたしました。
町全体を巻き込む発信としてなのですけれども、町で働く方にスポットを当てて町内外の方に知ってもらえるような取り組みをしてはどうかという声があります。
例えば、公園の草刈りをしてくださっている方、噴水の掃除をしてくださっている方、除雪車で除雪をしてくださっている方、町長や役場の職員の方、図書館の司書、学校の先生、お店屋さん、大工、酪農家、農家、工場など、いろいろなお仕事風景があります。「知らないことはやっていない」と思ってしまうこともあるので、どんどん清水町に暮らしている方にスポットを当てて「同じ地域で一緒に暮らしている」「共存している」と知ってもらうことが大切だと思います。大人が誇りを持って仕事をしている姿を見せることは、子どもたちの心の発達にとってもとても大切だと思うのですけれども、そういった方、清水で一生懸命やってくださっている方にスポットを当てて、町の魅力として発信していくことは可能でしょうか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。企画課長。
○企画課長(鈴木 聡) 広報誌でのそういう企画ですけれども、今現在、4月から子どもたちに焦点を合わせる中の企画を今進めてございます。各学校から推薦いただいた方を一人ずつ、今、学校単位で紹介している状況ですけれども、そのほかに、今、議員がおっしゃったような企画も結構魅力的というか、町を伝える上では大切かと思いますので、広報誌の紙面の都合もありますので、どのタイミングでどういう記事を載せられるかはちょっとまだ検討しなければならないのですけれども、一つの掲載する企画としてお聞きして今後の参考にさせていただきたいと思います。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 企画として検討してくださるということだったのですけれども、広報だけではなかなか人数、いろいろな人を特集していくのは難しいと思うので、1人ではなくて複数、もしくは、SNSでも気軽に発信して知ってもらうということがいいかなと思うのですけれども、SNSでも発信、個人情報もあるとは思うのですけれども、そういった形でSNSで発信していくということは可能ですか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。企画課長。
○企画課長(鈴木 聡) SNSについてもやはり個人情報という部分に気をつけながらとなるかと思うのですけれども、やっていくことは可能かと思いますので、例えば、SNSで週一度にするのか月一度にするのかもありますけれども、やり方についてはいろいろと調査した上で検討させていただきたいなと思います。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 検討していただけるということで、よりいい町の発信ができるなと思います。
誰かに伝えようと思って行動したことは、ただ覚えるだけとは違うと聞いています。子どもたちがいいところを探し、誰かに伝えようとすることは、場所だけではなくて人のいいところを探し伝えることにもつながるのではないかと思いますので、小学校では町探検といって町のいいところを探すという授業があります。そういった活動も町と連携して町の魅力発信という形でつなげてみたらどうかと思うのですけれども、この辺は可能でしょうか。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。学校教育課長。
○学校教育課長(渋谷直親) 今、言われましたとおり、小学生の町探検であったり、中学校も町内探訪ということで、例えば、中学校ですとグループを8グループに分けて清水町内のいろいろな企業を巡る活動をしております。これは十勝清水学であったり、やはり地元清水をしっかり知っていただくという取り組みですけれども、そういうところでいろいろと昔から営まれている企業の方とかの話を聞いたり歴史を知ることのできる、本当に有意義な場所だと思っております。そういった活動をしっかり続けながら清水町の魅力を発信に努めていけたらなと思っております。
○議長(山下清美) 1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) 今のお答えで理解いたしました。
子どもたちも巻き込んで町も巻き込んで魅力を発信していくという形で、町長がどのようにこれから思っているのかなということをお聞きしたいのですけれども。
○議長(山下清美) 答弁を求めます。町長。
○町長(阿部一男) そうですね。どちらにしても、清水の紹介も含めて、それから、子どもたちへのいろいろなPRも含めて、清水はすばらしい町だということのそういう発信は町内外に積極的に行っていくというのがこれからの時代に合ったようなことでないかなと思いますので、なかなか先々は行けないのですけれども、頑張って先端を行くような、そんな情報発信には努めてまいりたいと思います。
先日、また、先日というよりは昨日か。株式会社東洋との、トントンというすごいGoogleのサイトの部分が全国閲覧数1位になっているところだと思うのですけれども、また、そこと包括連携協定を結んだり、情報発信を積極的にやっていきましょうというのがありましたので、それにたけている部分の会社でありますので、そんな民間の活用もしっかりしながら、本当にいいところいっぱいPRして町内外の人に。町内の人にはこういうことやっているのだと喜んでもらえる。それから、もちろん町外の人にも、こういう町だと。すばらしいな、一回行ってみたいなだとか、そんな思いを持っていただける情報の発信の仕方というのはしっかりとやっていきたいなと思っております。よろしくお願いします。
○1番(山本奈央) では、終わります。