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○議長(山下清美) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により議長において
7番 橋本晃明 議員
8番 桜井崇裕 議員
9番 佐藤幸一 議員 を指名します。
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○議長(山下清美) 日程第2、会期決定についてを議題とします。
お諮りします。本定例会の会期は、本日から12月14日までの11日間にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 異議なしと認めます。
会期は、本日から12月14日までの11日間に決定しました。
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○議長(山下清美) 日程第3、諸般の報告を行います。事務局長。
○事務局長(大尾 智) (諸般の報告 事務局長 朗読)
○議長(山下清美) これで、諸般の報告を終わります。
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○議長(山下清美) 日程第4、請願第6号、選択的夫婦別姓制度の議論の活性化を求める意見書の請願、請願第7号、パンデミック条約締結及び国際保健規則改正に係る情報開示等を求める請願、以上2件を一括議題とします。
請願文書表を朗読させます。事務局長。
○事務局長(大尾 智) (朗読)
○議長(山下清美) 請願第6号について、紹介議員の説明を求めます。2番、田村幸紀議員。
○2番(田村幸紀) それでは、私のほうから選択的夫婦別姓制度の議論の活性化を求める意見書の請願について、ご説明いたします。
現行民法では、婚姻時には夫婦のいずれか一方の姓を改めることとされておりますが、夫婦、家族の在り方も多様化し、女性活躍が推進される現代において、社会の考え方や価値観も変化してきております。
平成27年、令和3年に、最高裁判所では夫婦同姓制度を合憲としつつも、夫婦の氏について、制度の在り方は、国会で論じられ判断されるべき事項にほかならないと判断を示しているところではございますが、依然として国会での議論は進んでいない状況で、一部の資格や免許等では旧姓の使用が認められておりません。これにより、法的な保障が少ない法律上の婚姻手続を行わない事実婚を選択せざるを得ないなどの問題も生じ、婚姻時に氏を変える抵抗感から、婚姻自体の障害になっているとも言われております。氏を変更することによって生じる不利益は現実として存在し、旧姓を含む氏名は個人のアイデンティティーに関わるものでございます。
本請願では、夫婦別姓の推進ではなく選択肢を提供するというもので、多様性を認める社会、男女共同参画社会を目指すために、国や政府に対し、議論の活性化を求めるものでございます。
以上、ご説明申し上げます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(山下清美) これから質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 質疑なしと認めます。
お諮りします。ただいま議題となっています請願第6号、選択的夫婦別姓制度の議論の活性化を求める意見書の請願は、厚生文教常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 異議なしと認めます。よって、請願第6号は厚生文教常任委員会に審査を付託することに決定しました。
次に、請願第7号について、紹介議員の説明を求めます。1番、山本奈央議員。
○1番(山本奈央) パンデミック条約締結及び国際保健規則改正に係る情報開示等を求める請願を説明させていただきます。
世界保健機関(以下「WHO」と呼びます)では、新型コロナウイルス感染症の経験を踏まえて、将来の感染症の蔓延に備えるため、WHO憲章第21条に基づく国際約束である国際保健規則(IHR2005)(以下「国際保健規則」と呼びます)を改正するとともに、パンデミックの予防、備え、対応に関するWHO条約、協定その他の国際文書(以下「パンデミック条約」と呼びます)を新しく制定する協議が、令和3年12月のWHO総会以降の政府間交渉会議(INB)において、同時並行で進められています。
令和6年5月のWHO総会には、パンデミック条約の草案及び国際保健規則の改正案の提出が予定されています。
現在、WHOのウェブサイト等で公開されている英文等の草案及び修正案では、①加盟国がWHOの勧告に従うことをあらかじめ約束し、WHOの勧告に法的拘束力を持たせる。②WHOが国際的なワクチン配分計画を作成し、加盟国がこれに基づくワクチンの製造や供給を行う。③ワクチン等の健康製品の迅速な普及のため、先進国は、途上国に対する経済的、技術的及び人的な提供等の援助義務を課せられる。
以上の内容が含まれており、加盟国の政府の判断がWHOの勧告に拘束され、保健政策に関する国家主権の侵害となり、基本的人権や国民生活に重大な影響を及ぼすことが懸念されていますが、日本では、これらの草案の内容や交渉過程が、国民に十分周知されているとは言い難い状況にあります。
つきましては、貴議会において、関係機関へ地方自治法第99条の規定に基づく意見書を提出していただくよう請願いたします。
1、WHO総会で行われたパンデミック条約の草案及び国際保健規則の改正案に関する協議内容や国民生活への影響などを分かりやすく国民に周知すること。
2、地方議会議員、有識者、その他一般国民から意見を聴取する手続を早期に開始すること。
以上、説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(山下清美) これから質疑を行います。質疑ありませんか。6番、鈴木孝寿議員。
○6番(鈴木孝寿) 少しお聞きしたいのですけれど、要は周知することを目的とした請願文書になると思うのですけれど、この③の、今説明にあった、先進国は、途上国に対する経済的、技術的及び人的提供の援助義務を課せられるということに対しての反対なのか。先進国として途上国にやるのは、ある意味、世界的な常識になっているところだと思いますというのが1点と、こういう国際的な問題を町で考えるというのもいかがなものかなというところが2点あるのですけれども、まず、さきの途上国に対する援助義務というのが日本の国益にとってマイナスになるというところが、この部分が分からないので、説明をお願いしたいと思います。
○議長(山下清美) 説明を求めます。山本奈央議員。
○1番(山本奈央) お答えします。
③の、先進国は、途上国に対する経済的、技術的及び人的な提供等の援助義務を課せられるということなのですけれども、いい面で見れば援助をすると捉えられるのですが、これは先進国が決めたことをこちらのほうにやって、途上国に対して、こうやってくださいと義務として行うということで、途上国の判断を大切にされるのではなくて、先進国側の、こうやってくださいということをこちらから言ってしまうことになるので、途上国の判断が弱くなってしまうという点で、いい面と悪い面から見て、こちらの書き方が不足なのではないかということで考えていただく、提案するということで、こちらに書いています。
○議長(山下清美) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ声あり)
○議長(山下清美) これで質疑を終わります。
お諮りします。ただいま議題となっています請願第7号、パンデミック条約締結及び国際保健規則改正に係る情報開示等を求める請願は、厚生文教常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 異議なしと認めます。よって、請願第7号は厚生文教常任委員会に審査を付託することに決定しました。
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○議長(山下清美) 日程第5、所管事務調査の報告についてを議題とします。
委員会報告書を朗読させます。事務局。
○事務局(川口二郎) 朗読。
○議長(山下清美) 本件に関して委員長の報告を求めます。
初めに、総務産業常任委員会委員長、中河つる子議員。
○総務産業常任委員長(中河つる子) それでは、総務産業常任委員会が議会閉会中に実施した所管事務調査は、移住交流施策の取り組みについて、浦河町、栗山町を訪問し、調査を実施いたしました。詳細については、先ほど事務局が朗読したとおりです。
まとめにあったとおり、調査で感じたのは民間の力の活用や民間の力をつけるという視点が重要であるという点であります。今回、商工観光課の職員にも同行していただきましたので、両町の優れた部分を参考にしていただき、本町事業の充実や課題解決を期待するところであります。
以上、総務産業常任委員会の所管事務調査報告といたします。
○議長(山下清美) これから質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 質疑なしと認めます。
次に、厚生文教常任委員会報告を求めます。4番、川上均委員長。
○厚生文教常任委員長(川上 均) 厚生文教常任委員会の報告につきましては、ただいま事務局より朗読があったとおりでございます。
以上、報告いたします。
○議長(山下清美) これから質疑を行います。質疑ありませんか。6番、鈴木孝寿議員。
○6番(鈴木孝寿) ごめんなさい、質疑というよりも、この調査期日は4年9月30日になっていますけれど、5年9月30日でよろしいでしょうか。訂正したのでしたっけ。していないですよね。
○議長(山下清美) ここで訂正をさせていただきます。ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) これで質疑を終わります。
各常任委員会の報告は、報告書のとおり報告済みとします。
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○議長(山下清美) 以上で、本日の日程は全部終了しました。
お諮りします。議事の都合により、12月5日から12月10日までの6日間は休会にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山下清美) 異議なしと認めます。よって、12月5日から12月10日までの6日間は休会にすることに決定しました。
12月11日は午前10時に会議を開きます。
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○議長(山下清美) 本日はこれで散会します。
(午前10時45分)