令和元年第5回定例会会議録(9月10日_日程第5)

○議長(加来良明) 日程第5、報告第2号、健全化判断比率の報告について、報告第3号、資金不足比率の報告について、以上2件を一括議題とします。

 提出者より提案理由の一括説明を求めます。

 総務課長。

○総務課長(田本尚彦) 報告第2号、健全化判断比率の報告について及び報告第3号、資金不足比率の報告について、この2件について一括してご説明をさせていただきます。

 健全化判断比率及び資金不足比率は、いずれも地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、監査委員の審査を経て議会に報告し、公表することが義務づけられているところであり、平成30年度決算に基づき算定した各比率を報告するものです。

 各比率の算定結果とあわせて説明資料を添付させていただいておりますので、簡単にご説明をさせていただきます。

 最初に、報告第2号、健全化判断比率ですが、議案1ページの1、健全化判断比率の状況(平成30年度決算)をご覧ください。

 ここには実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の4指標につきまして、本町の算定結果と法令が定めます早期健全化基準、財政再生基準の基準値を記載しています。

 各比率の状況ですが、中段の2、実質赤字比率・連結実質赤字比率の状況(平成30年度決算)に記載のとおり、一般会計の収支が黒字か赤字かを示す実質赤字比率につきましては、実質収支額が196,822千円で黒字となっています。

 一般会計のほか本町の全ての会計の収支を足し合わせ、町トータルとして収支が黒字か赤字かを示す連結実質赤字比率につきましても、実質収支額と資金剰余額の合計が609,143千円で黒字となっております。

 資料をめくりまして、2ページにまいりまして、上段3、実質公債費比率の状況(平成30年度決算)ですが、実質公債費比率は一般会計の標準的な年間収入が借金の返済にどの程度充てられたかを過去3カ年平均で示す指標です。

 算定結果は、平成28年度から平成30年度の3カ年平均で5.1%(2ページの下から2段目の表の中に記載)となったところであり、前年度算定値6.2%を1.1ポイント下回りました。

 続きまして、3ページにまいりまして、4、将来負担比率の状況(平成30年度決算)ですが、将来負担比率は背負っている借金が一般会計の標準的な年間収入に比べどの程度の大きさであるかを示す指標です。算定結果は、このページの一番下12.5%で、前年度算定値16.6%を4.1ポイント下回りました。

 続きまして、報告の第3号です。資金不足比率の報告について、議案をめくりまして1ページ、1、資金不足比率の状況(平成30年度決算)をご覧ください。資金不足比率は公営企業会計における事業規模に対する資金不足額の割合のことで、公営企業の経営状況を示す指標です。

 算定対象となります水道事業会計、下水道事業会計は、いずれも資金剰余額を生じており資金不足額は発生していませんので、資金不足比率もありません。

 以上、報告第2号及び報告第3号の説明とさせていただきます。

 よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) 報告事項ですが、質疑がありましたら許可します。質疑はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 報告第2号及び報告第3号は報告済とします。

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317