令和元年第5回定例会会議録(9月18日_日程第1_一般会計 衛生費)

○議長(加来良明) 第4款衛生費、第1項保健衛生費、139ページから150ページの質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) 成果表のほうですけれども、122ページ、乳幼児の保健事業の関係ですけれども、これが対象者の対象の数があるのですけれども、受診されなかった方がいて、受診率が100%を切っている部分があるのですが、いろいろな部分で乳幼児健診というのはとても大事な部分があると思います。そういった、来られなかった部分については、別な形で子どもたちに会っているのかどうか、親御さんに会っているのかどうか、教えていただきたいと思います。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 乳幼児の保健事業の対象者と来られた方の関係でございますけれども、特に里帰り出産等で町外の他町村の実家に帰って、そして出産されて、何か月かして帰ってこられる方もいらっしゃいます。それで、乳幼児訪問ですとか、2か月児、結構大きく差がありますけれども、それはそういった事情で、里帰りされたほうで出産されているわけですけれども、その後、戻ってきた際に、こちらのほうでまた訪問するなりさせていただいて、対応しているということになるかと思います。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。質疑ありませんか。

 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) 1点だけ。140ページの日赤に対する運営補助金、私は当然、これは賛成、過去においてもしてきておりますが、たまたま救急の場合の小児科の対応について、町長の考え方をお聞きしたいと思っております。

 実際問題として、小児科というのは日赤にしか町内にはないわけです。夜間、救急の場合、実際に子どもさんの具合が悪くなると、親御さんがとても不安ということなのです。たまたま救急を通じながら日赤に問い合わせをしていただくと、私から言わせたら、そんなこと言われなくてもわかるという答えが返ってくるのです。小児科の先生が夜間勤務しておりませんと。1人で24時間なんか勤務できないわけだし、そんなこと、一般的にほかの町民の方もわかっているわけです。ただ、子どもさんの場合は、子どもが意思表示することは、具合が悪くなると少ないです。そうすると、親御さんがそれを心配してすがるわけです。何科かは関係ないのです。お医者さんとして我が子の状態をちょっとでも見てもらいたい。そして、親御さんがほっとすることによって、というのが、私は小児科の救急なのかなというふうに思っています。

 それからいくと、たまたま日赤に1億円出しているよねという話が出まして、そのお金、必要なのかと。要するに、たまたま、これは確率から、人数からいったらわずかなのです。でも、その不安というものを解消するための一部のお金だというふうにも私は思っていますので、これが必要ないとは言いませんけれども、やはり町長が子育てにすごく力を入れておられて、ナンバーワンを目指すという、そういう意気込みでやっているわけですから、支援の部分は、私は、もういいとは言いませんけれども、かなりうちは進んでいるというのは、常々思っています。ただ、そこに出てくるのが、一番大事な医療の部分は、これは町長ができることではないので、やはり外部に出すわけだけれども、この1億円というものを、経営というものの大事さを認めて出しているわけだから、ということで、町長に、前に医療関係者と懇親会というか、情報交換したときもあったように思いますが、今はそれをやっておられないようなので、大変、町長が目指している子育てナンバーワンの町、このためにも、やはり医療の部分も、町長、ぜひ私が目指している部分の一層の協力をということで、改めて町長から日赤のほうに申し出をしていただきたい。そして、この1億円が生きた補助金に、よりなるような、そういう協力的な呼びかけ、町長にお願いといいますか、希望として考え方をお聞かせ願いたいと思います。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) 今の、特に日赤の小児科の部分については、緊急に限らず、いろいろなお話は、実は私のところにも届いています。人伝いもありますし、直接言われたこともありますし、そういうことがありますので、事あるごととは言いませんけれども、節目のときにはしっかりと対応をお願いします。それが日赤にとっても、いろいろ運営が苦しい中でプラスになると思われますので、そういうお話はさせていただいているところですけれども、今後についても、その部分については、さらにしっかりと対応してもらえるように、申し入れはしたいなというふうに思ってございます。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。質疑ありませんか。

 7番、佐藤幸一議員。

○7番(佐藤幸一) 140ページの帯広厚生病院運営費補助金でございますが、357万円計上されております。清水町からも厚生病院にはかなりの人数が患者として頼っていっているという話なのですが、これ以上に帯広厚生病院に負担金を払っているという事実はありませんか。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 私どもから帯広厚生病院に支出補助をさせていただいているのは、この357万円のみでございます。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。質疑ありませんか。

 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) 144ページになるかと思いますけれども、検診の関係でちょっと質問をさせていただきますが、毎回、私が指摘をしておりますけれども、特定検診、検診率ですけれども、管内でも清水は低いほうであるという経過が出ているはずですけれども、これに対して、現在はどんな形になっているか。それとも、今後はどういう形になるか。そこら辺の考え方を、ひとつ、お知らせ願いたいと思います。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 特定検診の検診率につきましては、議員さんからは、その時々にいろいろお叱りを受けたり、激励をされたりということで来ているわけでございますけれども、平成30年度の検診率については、これは国でまだ公表になってございませんので、ただ、私どものほうで算定した中で、今、34.2ということでございます。これはまた、国の公表になってくれば、また数字が変わるかなと思います。昨年の、平成29年度の例でいきますと、33.2でございましたので、若干、上がるかなということは期待させていただいてございます。

 その取り組みですけれども、いろいろな場面でお話はさせていただいていますけれども、まず、家庭訪問、これしかないと。じかに顔を合わせて、そして今の体の状態をご自身で知っていただく。生活習慣病の予防ということが主体になりますけれども、そういった中で、小まめに家庭訪問を行っていくということに尽きるかなと考えています。

 そんな中で、私どもの、特に担当の保健師ですけれども、担当地区を回りまして、各ご家庭にお伺いさせていただいて、いろいろお話をさせていただいて、ご理解をいただきながら受診につなげていく活動を、今、させていただいているところであります。

○議長(加来良明) 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) これは、とにかく医療費に跳ね返ってくる問題だから、真剣に取り組んでもらわなくてはならないことなのです。以前、保健師さんに言ったこともあるのだけれども、「あなた方、何やっているのよ」と、きつい言葉を言った経過もあります。それぐらい、言ったけれども何も変化がない。たかが1%ぐらいのアップぐらいで、ほかの市町村から見たらかなり低い。よっぽど頑張ってもらわなくては困るというふうに思いますので、ひとつ、よろしく。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 決して褒められた検診率ではないということは重々承知しているわけであります。いろいろご指摘もいただいてきている経過でありますけれども、それも含めて、もう少し頑張れよということでの激励の意味と捉えさせていただいて、今後とも受診率のアップに努めてまいりたいというふうに考えています。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。質疑ありませんか。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 140ページ、十勝圏複合事務組合負担金(帯広高等看護学院分)1,539千円、これは毎年、確かこのぐらいの金額だったと思うのですけれども、十勝圏の何かの会議に私も出たときに、よく他町村の方が言っているのですけれども、他町村も出しているけれども、高等看護学院から清水の医療機関に看護師として来ている数字というのは押さえていらっしゃいますでしょうか。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 手元には持ってきておりませんけれども、何かの会のときにいただいております。医療機関に来ている数字というのはいただいております。ただ、その中に清水の部分があるかというのは、今、定かには覚えておりませんけれども、どこの医療機関に何人勤めていらっしゃるというような数字は、資料としては持っております。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) これ、多分、ほとんどの卒業生は帯広厚生病院もしくは協会病院とか、そういうところに行くというのは、実は一般的な流れみたいになっちゃっているのです。地方の部分がどうしても少なくなっていっているのは、もう何年も前からなのです。この運営の方法、事務組合でやっているかどうか、定かではありませんけれども、帯広医師会でやっていると思うのですけれども、何かの折に、やはり地方にできるだけ看護師が少なくならないように要請をしていくというのは、これは自治体の役割、後々必要かなと思うのですけれども、この辺、もし情報及び今後、そういうような要請活動をしていただけるかどうか、町長にお伺いしたいと思います。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) ただいまの卒業生の、私も保健福祉課長をやっていたときに、そういうデータをいつも拝見しておりました。会議に年2回ぐらい呼ばれたときに、こういうふうなことで、そのときに全然よそに行っていないのではないかと、帯広の厚生病院にほとんど取られているのではないかというような発言も実はして、負担金が多いのではないかというような発言もした記憶が今、ございます。

 ただ、そのときに、卒業してすぐはそういう人が多いけれども、でも、回りまわって、高等看護をしている人が清水の病院にもたくさん行っていると思いますよという話を聞いて、何となく聞いてみたら、やはり途中からでも入ってきている人がいて、そのような状況も、結構、清水にはあるなと。ただ、日赤あたりは日赤の養成の部分の中で来る人が多い状況は承知しておりますけれども。

 そんなこともあって、全体的な十勝の供給に、あるいはそのうちの一部、清水の供給をしてくれる役目は、それなりに果たしているのかなということの中で、当然、この負担金は学校運営ですから、すごくかかっていまして、半分が帯広で、大抵、今、そうなのですけれども、人口のバランスからいったって、残りが町村の中で、人口比で分けるということなのですけれども、その中で、厚生病院自体も、確か負担をしているのではなかったかなと思うのです。ただ、その分だけ普通の何でも案分する率よりも、帯広だったり病院の率がちょっと高かったりというような状況の中で、このぐらいはやむを得ない部分なのかなと思いながら今まで来ている経過がありますので、今後についても、そういう回りまわって清水に供給されるという状況はまだ続くと思いますので、いろいろな経過の中で、うちの負担金が本当にこのぐらいでいいのか、悪いのか、よその町村とも協議しながら、少し考えていきたいと思いますけれど、当分の間は、この部分のところはいろいろな経過の中で、先ほども一番先に言いましたように、やむを得ない数字なのかなというような捉え方をしておりますけれども。

○議長(加来良明) よろしいですか。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 例えばですけれども、それがあるかどうかは別として、清水高校から看護師になりたいという子がもしいるならば、これもただ勉強の世界ですし、学力の世界ですから、一概には言えないですけれども、極端に言えば、推薦枠をいただけるのかどうかも含めて、もうちょっと積極的に関与してもいいかなと。何か役に立てるのかなという形は思いますので、黙って見ているよりは、何かの折に、ぜひ複合事務組合の会議でもよろしいですし、そういうところで、もし、町長のほうから発言していただければと思います。よろしくお願いします。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 何せ、みんなの19市町村が入った中で、こういうものが決められるし、町長や市長のところに来るときには、もう大体、事務レベルの中で決まった部分も多いのですけれども、機会があれば、そんなことも含めた中で、いろいろと今後のあり方について、また、ほかの部分も少しあるみたいですので、厚生病院に限らず、救急の輪番制だとか、そんなことも含めて、いろいろまた、いろいろな負担だとか、そんなことも申し入れがあるような部分もありますので、そんなことも含めて、今後の医療のあり方も含めて、いろいろと考えながら発言なり行動なりしていきたいなと、そんなふうに思います。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第4款衛生費、第2項清掃費、149ページから152ページの質疑を行います。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で衛生費の質疑を終わります。

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