令和元年第5回定例会会議録(9月18日)

○議長(加来良明) これより本日の会議を開きます。

(午前10時02分)

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○議長(加来良明) 日程第1、認定第1号、平成30年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号、平成30年度清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号、平成30年度清水町後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号、平成30年度清水町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号、平成30年度清水町水道事業会計決算の認定について、認定第6号、平成30年度清水町下水道事業会計決算の認定について、以上、合計6件の各会計決算の認定についてを一括議題とします。

 提出者より、一括議題とした合計6件について、総括的な提案理由の説明を求めます。

 副町長。

○副町長(金田正樹) おはようございます。平成30年度決算につきまして、総括的な説明をさせていただきます。

 平成30年度の決算につきましては、認定議案に監査委員による決算審査意見書を添付し、また、冊子にて清水町各会計歳入歳出決算書、主要施策成果表を配付しております。

 最初に、清水町各会計の決算ですが、主要施策成果表の1ページ、2ページをお開き願います。

 会計別の決算額総括表です。各会計別に歳入歳出差引残高を記載しておりますが、2ページの左側の決算額欄の歳入歳出差引残額をご覧願います。

 まず、一般会計の歳入歳出差引残高は、219,611,842円となっております。これにつきましては、地方財政法及び地方自治法の規定に基づき、決算剰余金として1億円を財政調整基金に積み立てし、残額の119,611,842円は、令和元年度会計に繰り越しております。

 令和元年度の会計では、この繰越額から前年度繰越金予算額、さらには繰越事業費充当財源繰越額を除いた額を減債基金積立金、北海道市町村備荒資金組合納付金とする補正予算の議決をいただいたところでございます。

 次に、特別会計です。国民健康保険特別会計の歳入歳出差引残高は、28,640,447円となり、決算剰余金として全額を国民健康保険基金へ積み立てをしております。

 次の後期高齢者医療保険特別会計は、1,276,542円を翌年度会計へ繰り越し、その下の介護保険特別会計につきましても、39,809,879円を翌年度会計へ繰り越しています。

 次に、企業会計でございます。水道事業会計につきましては、収益的収支の差引残高が11,684,904円、資本的収支の差引残高については、マイナスの64,191,414円となり、資本的収支の不足額は、表内に記載をしておりますが、過年度分損益勘定留保資金、当年度分消費税、資本的収支調整額での補填となっております。

 次に、一番下の下水道事業会計につきましては、収益的収支の差引残高がマイナスの19,110,593円、資本的収支の差引残高がマイナスの35,765,738円となり、資本的収支の不足額は、これも記載のとおり、過年度分損益勘定留保資金、当年度分消費税、資本的収支調整額での補填となっております。

 次に、13ページ、14ページをお開き願います。成果表の13ページ、14ページです。上から3段目に、8、債務残高の状況、4段目には、9、基金残高の状況を記載しております。

 平成21年度から10か年度の推移を記載しておりますが、平成26年度以降の債務残高につきましては、120億円超で推移し、基金残高については30億円台を維持し、増加傾向となっている状況です。

 本町の財政状況は、改善はしてきておりますが、今後における公共施設の老朽化対応等に大きな財政需要も見込まれますことから、引き続き、効率的な事務執行に努めていくところです。

 以上、大変雑ぱくですが、平成30年度各会計決算の認定議案に係ります説明とさせていただきます。どうぞご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。

○議長(加来良明) 質疑を行う前に、各議員にお願いをいたします。質疑される場合は、初めに質疑箇所のページ数を言ってから質疑していただくようお願いいたします。なお、主な事業内容、事業効果等につきましては、配付しております主要成果表に記載されておりますので、できるだけ省略をしていただき、効率よく審議を実施していきたいと考えておりますので、ご協力をお願いいたします。

 ここでお諮りします。

 認定第1号から認定第6号に係る平成30年度清水町各会計決算認定の6件につきましては、本会議での質疑回数を3回までとする会議規則第54条の規定を適用しないで審議を進めたいと思います。これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 よって、認定第1号から認定第6号に係る平成30年度清水町各会計決算認定の6件につきましては、会議規則第54条の規定を適用しないで審議を進めることに決定しました。

 なお、審議につきましては、一般会計の歳入は款ごと、歳出は項ごとに、特別会計等は会計ごとに進めます。質疑の方法は、最初の質疑から一問一答方式により行い、それぞれ款、項、会計ごとに連続して質疑していただきますよう、よろしくお願いいたします。また、質疑・答弁にあっては、わかりやすく簡潔に行われるよう、特にお願いいたします。

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○議長(加来良明) 認定第1号、平成30年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定についてを審議します。

 これから、質疑を行います。

 清水町各会計歳入歳出決算書11ページをお開きください。清水町一般会計歳入歳出決算事項別明細書により、歳入は款ごとに質疑を受けます。

 第1款町税、11ページ、12ページの質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) ちょっとお尋ねいたします。

 町税と、それから固定資産税も入りますけれども、不納欠損にした理由をお知らせ願います。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 税務課長。

○税務課長(小林秀文) 固定資産税の部分でのお尋ねかと思います。主要施策成果表19ページをご覧ください。この部分で、不納欠損の内容といたしましては、ここに記載のとおり、地方税法第15条の7の第5項ということですけれども、この部分につきましては、差し押さえをして換価するに余る債務がある固定資産であるということで、不納欠損処理をいたしました。そういう内容の事案でございます。

○議長(加来良明) 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) というのは、回収は全く不可能という判断ですね。

○議長(加来良明) 税務課長。

○税務課長(小林秀文) はい、そのとおりでございます。

○議長(加来良明) 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) ちょっとお尋ねいたしますけれども、固定資産税の中で、もとのフロイデに関しては、今、収納ができているのか、それとも、全く音沙汰はないのか。

○議長(加来良明) 税務課長。

○税務課長(小林秀文) 個別的な事案ですので、先の一般質問の部分でもありましたけれども、収納があったのかないのかという部分について、具体的にここに収入未済額として大きな金額が載ってございますので、その部分については、収納はございませんということです。

○議長(加来良明) 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) 名前を出さないということはわかるけれども、これだけ町に迷惑をかけているのだから、プライバシーだの個人情報の何だのということは、もう問題外だと思う。堂々と名前を出して、この企業とこの企業はこれだけありますから、これだけは回収不可能で、今後はどういうことになるのかということを説明願いたい。何も隠すことはないって、そんなもの。どうですか。

○議長(加来良明) 税務課長。

○税務課長(小林秀文) 議員のご指摘のとおりだと思います。今のお話につきましては、税務課はもっとしっかりしなさいという叱咤激励と受け止めて、私たちもより意を決しまして、滞納に対して、納付督励に取り組んでまいりたいと思います。

○議長(加来良明) 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) いや、それはわかるけれども、これをずるずるとやっていたら滞納がだんだん膨らむ一方なんだわ。どこかでやっぱり区切りをつけて、きれいにしないとだめだと思うけれども、それは徹底できないか。

○議長(加来良明) 税務課長。

○税務課長(小林秀文) なかなか具体的なお話になると、いろいろな部分もあるけれども、我々としても、非常に大きな金額であるということと、それらの施設、清水の温泉施設が町の資産であって、それを安価で譲渡しているという経過もあります。そういうことを考えると、やはり納税はしていただきたいし、していただかなければ困るという認識は持っております。

 ただ、具体的な話をすると、微妙になってきますが、我々としても、その事業者の方については、清水町以外にも固定資産を保有しており、その関係する市とも連絡をとりまして、どういった方法によってこの未収額を回収する手だてがあるかという部分について、清水町以外の市と、担当者とお話をしまして、有効な手だてをとっているのですけれども、なかなかそれを強制的に売却して、そこから未収の税収を取る、いわゆる競売をしていくまでにはまだ至らない状況であります。複数の市においても、差し押さえ処分が行われておりますので、それに清水町も参加している状況でございます。

○議長(加来良明) 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) わかります。よく説明もわかるし、あなたの気持ちもよくわかるけれども、困ったものだね、これは。

 代表監査委員に一つお尋ねしたいけれども、監査として、この者に対してどういう指摘をしているか、ちょっとお尋ねします。

○議長(加来良明) 監査委員。

○代表監査委員(渡辺富士雄) 監査委員としまして、計画的に不納欠損額が出るということは、収入未済額が収入未済になって、その結果として不納欠損処理されるということでございまして、監査の指摘としましては、収入未済をできるだけ、この税金だけではなくて、いろいろ残さないように、極力回収に努めてほしいということは、私が監査委員になってからも、その都度、指摘している状況ではございます。

○議長(加来良明) 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) ありがとうございました。

次、軽自動車税についてちょっとお尋ねします。ずっと100%の収納率で、今回は99.何%という数字が上がっているが、何か特別な事由があるのか。何年も100%の収納率だったのに、どういうことなのか聞かせてください。

○議長(加来良明) 税務課長。

○税務課長(小林秀文) 軽自動車税につきましては、収納率100%を目指して取り組んでいたところですけれども、非常に残念な結果なのですけれども、法人が所有する軽自動車税につきまして、会社なのですけれども、倒産したということで、その部分について収納されておりません。納付されていないという部分で、その会社が今後において、清算法人ということで清算していく中で、専門用語では交付要求と言うのですけれども、我々の税金がこれだけありますというような届け出を弁護士さんのほうに行っております。そういった特殊な事案ということで、我々の徴収努力をもってしても、100%にできなかったという部分でございます。ご理解のほどお願いいたします。

○議長(加来良明) 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) わかりました。非常に残念な結果ですね。

 以上で終わります。

○議長(加来良明) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第2款地方譲与税、13ページ、14ページの質疑を行います。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第3款利子割交付金、15ページ、16ページの質疑を行います。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第4款配当割交付金、17ページ、18ページの質疑を行います。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第5款株式等譲渡所得割交付金、19ページ、20ページの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第6款地方消費税交付金、21ページ、22ページの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第7款ゴルフ場利用税交付金、23ページ、24ページの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第8款自動車取得税交付金、25ページ、26ページの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第9款地方特例交付金、27ページ、28ページの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第10款地方交付税、29ページ、30ページの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第11款交通安全対策特別交付金、31ページ、32ページの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第12款分担金及び負担金、33ページ、34ページの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) 分担金の関係で、学校給食費の負担金の関係ですが、34ページの収入未済額の関係で、成果表を見ますと、恒常的に未済額が発生している。そういった中で、こういった生活状況というか、そういった未納になっている状況を把握されているかと思いますが、どういった方が未納にされているのか、お伺いしたいと思います。

○議長(加来良明) 学校教育課長。

○学校教育課長(神谷昌彦) 給食費の未納につきましては、それぞれ努力をしているところでございますけれども、特にその平成29年、30年に少し未収額が増えている状況になっています。

 ただ、所得の低い方につきましては、就学奨励費ということで町のほうで負担しておりますので、それ以外の方になってくるのですけれども、いろいろ事情がございまして、未納されている方が最近少し増えているという状況でございます。

○議長(加来良明) よろしいですか。

 ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第13款使用料及び手数料、35ページから40ページの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第14款国庫支出金、41ページから46ページの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第15款道支出金、47ページから54ページの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第16款財産収入、55ページ、56ページの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第17款寄附金、57ページ、58ページの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ここで1点、この後、歳出のほうでも質問をしたいのですけれども、歳入のほうで、このクラウドファンディングの収入もこの中に入っていましたか。入っていますね。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) 決算書58ページの特定寄附金の1,198,365円の中、クラウドファンディングに係る金額は、1,026,500円でございます。決算成果表で説明いたしますと、48ページに内訳は書いているところでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) たしか100万円を募集して、100万円以上で、後半になってすごく伸びたというような形だったと私も記憶しておりますけれども、この後半になってうまく伸びていったという理由があれば、教えていただければと思います。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) 私ども、クラウドファンディングをやるのが初めてだったので、どのようにしたらいいかというのをなかなか悩んで、こちら、クラウドファンディングの委託先というか、受注先は、株式会社Makuakeというところでございます。前半は、清水町がこのクラウドファンディングをやっているということがなかなか全道全国の皆さんに伝わらなかったということがあります。インターネットで寄附金を募るのですが、インターネットの寄附金のサイトというのを、後半はほぼ毎日のように組みかえて、Makuakeさんと協力して、たくさんの人の目に留まるような工夫をしたというのが、後半伸びた主な要因だと考えております。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ということは、これ、今日は決算の話ですけれども、今年度についてもクラウドファンディングをこのまま継続してやっていくということで理解してよろしかったでしょうか。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) 今年度におきましては、条例改正をしてクラウドファンディングをふるさと納税の一環でできるように制度改正をしております。ふるさと納税の一環として、特定寄附ではなく、ふるさと納税の中でクラウドファンディングを実施したいと考えております。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) もしこれが間違った話であれば、訂正していただければと思うのですけれども。最後、このクラウドファンディングもなかなか集まらなくて、一部役場の方々から寄附を募っていたというようなうわさを聞いているのですけれども、それは事実か、事実じゃないか。事実なら、別にそれはそれでいいと思うのです、営業活動みたいなものですから。でも、それも現実、あったのかどうかだけ確認させてもらいます。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) もちろん、たくさんの寄附を募りますので、インターネット上で寄附を集めるだけではなくて、私も役場の職員や、あるいはプロジェクトメンバーが、それぞれの知り合いに当たって寄附金を募っていたという事実は、もちろんございます。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第18款繰入金、59ページ、60ページの質疑を行います。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第19款繰越金、61ページ、62ページの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第20款諸収入、63ページから68ページの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第21款町債、69ページから72ページの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 これより、歳入全般について、特に質疑があればお受けします。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で、歳入の質疑を終わります。

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○議長(加来良明)次に、73ページからの歳出の質疑を行います。

 清水町一般会計歳入歳出決算事項別明細書により、歳出は項ごとに質疑を受けます。

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○議長(加来良明) 第1款議会費、第1項議会費、73ページから76ページの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で、議会費の質疑を終わります。

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○議長(加来良明) 第2款総務費、第1項総務管理費、77ページから100ページの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 最初に確認したいのですけれども、これは1項目ずつではなくて、この総務費の管理費の中で100ページまで何項目かあったら、全て1回で全体を質問するということでよろしいのですか。

○議長(加来良明) 一問一答ですので、3項目あれば、1問目について何回も質問終了後、2問目に移っていただきます。わかりますか。全て最初に全部言わなくてもいいです、質問は。

○2番(川上 均) そうですか、すみません。まず、82ページの町有地の、これは財産管理費の草刈りの関係ですね。それと、86ページ。

○議長(加来良明) いや、1問ずつで。

○2番(川上 均) そうではなくて。

○議長(加来良明) 関連あるのですか。今の項目について、まず質疑してください。

○2番(川上 均) はい。82ページ、財産管理費の細節15の町有地草刈委託料ですけれども、これは具体的にはシルバー人材センターに委託して、年に多分2回ぐらいの草刈りだと思うのですけれども、シルバーのほうにいろいろお聞きしたところ、なかなか草刈りをやる方がいらっしゃらないということで、将来的には草刈りも対応できないということでお話を聞いているのですけれども、そういう部分について、今後どのように考えられているか、お聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 総務課長。

○総務課長(田本尚彦) 草刈業務の委託につきましては、町の普通財産等についての草刈りについて、環境奉仕ということで実施をしているところであります。

 当然、発注先につきましては、そういった業務がしっかりできることを確認できる業者さんとの契約ということになりますので、実際にそういった業務が厳しいという現実を抱えている事業所が今後発生してきた場合につきましては、当然、業務を完遂できる業者というところに対して契約を行っていくことになろうかと思います。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 私も少し調べたところ、町有財産だけではなくて、全体で11カ所、全体では800万円ぐらいの委託費があるみたいですので、最後の全体の総括の中で、また繰り返し関連するところを質問させていただきたいと思います。

 続きまして、86ページ、広報費、これは全般の中なのですけれども、町のホームページの関係ですけれども、ほかの自治体がやっているからということではないのですけれども、他国語の対応に清水のホームページはなっていないと。そして今、外国人の方が、労働者の方がかなり増えてきている中で、これらの外国人労働者からの問い合わせ等はないのかどうなのかをちょっとお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) 外国人労働者からの問い合わせの件でございます。昨年度、町のフェイスブックページを通じて、1件、ごみの問い合わせが来たという実績はあります。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) いずれにしましても、やはり外国人に対する外国語の対応も必要だと思いますので、そこら辺の検討もしていただきたいなと思っております。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) 町長とまちづくり懇談会を各種団体とやるのですが、そういった要望が幾つかの団体から出ているところでございます。町の観光パンフレットですとか、あるいは町の生活を紹介する冊子ですとか、これからは外国語表記を取り入れたほうがいいのではないかという意見も賜っております。もちろん、ホームページも、そういった意見にあわせて、できる限り改正をしていければと考えているところでございます。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 今後に向けて、よろしくお願いしたいと思います。

 続きまして、同じく86ページ、生活安全推進費全般になると思いますが、昨今、高齢者の方の運転免許証を返納した方は、平成30年度で約50件と聞いております。それとはまた別に、交通安全対策として、現在、例えば、急加速の発進抑制装置ですか、それらの有効性が実証されまして、設置に向けて補助金を出す自治体が増えてきておりますけれども、そこら辺の取り組み状況について教えていただきたいと思います。

○議長(加来良明) 町民生活課長。

○町民生活課長(大尾 智) 現在、議員がおっしゃるような取り組みは、町としては行ってはございません。ただ、そういう高齢者による事故等が増えているという状況の中で、後からそういう事故を起こさないような装置をつけることも可能であるように、報道等の範囲内ですけれども、そういうことがあるようでございますので、町としてそういう補助ができるかどうかについて、まだ考えてはいませんけれども、少し調査等をしてみたいと思っております。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 有効であれば、新年度に向けて検討していただきたいと思っております。

 続きまして、2款1項6目の企画費です、90ページ、歳出、35の予約型乗合タクシー運行事業補助金、これにつきましては、たぶん今年から社協のほうに移行していると思うのですけれども、今後の検討については、その後、内部では何か検討されているかどうか、お聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) 昨年度から実施いたしました清水町予約型乗合タクシーでございますが、昨年度、35名の利用実績にとどまっております。同様の機能と、さらに呼びかけの機能を強化して、今年度より社会福祉協議会の買い物・銀行バスということに機能を移転しているところでございます。

 今後、今、試験運行をしているところではございますが、社会福祉協議会と連携して、よりその交通サービスを使っている方の利便性が上がるような工夫というのは、今年度、1年かけて検討していきたいと思っているところでございます。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 着々と実績が上がっていて、社協のほうも頑張って、今、新たな取り組みをされているということで、そういう部分のさらなるご検討を進めていただきたいなと思っております。

 次に、企画費、同じく92ページ、結婚・少子化対策事業ですね、今年、男子図鑑、また継続でされるということですけれども、そこら辺の実績について、実際に結婚された方がいるかどうかについてお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) お答えいたします。

 男子図鑑、清水町内に在住の方20名を図鑑に掲載して、結婚対策に取り組んだところでございます。残念ながら、まだ結婚に結びついた方はいらっしゃらないとこちらのほうでは把握しております。お付き合いされている方は数名いるという話も聞いているところでございます。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 話題性もあって、この企画につきましては、実績はなかなか難しいかなと思うのですけれども、一方では、若い人に聞きましたら、出会いの場をつくるというよりは、自分で出かけるのが面倒くさいと。要するに。誰かから紹介してもらって、そういう形のほうが実際に結婚に結びつきやすいという、そういう全国的な今、流れもあります。

 それで、今後、この事業につきましては、どのような展開で進めていくかについてお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) お答えいたします。

 今年度におきましても、昨年度と同様の事業を実施予定ではございますが、今、川上議員がおっしゃるとおり、私どもも手応えがあるのかないのかということを日々繰り返しながら、いろいろと問題を洗い出しているところでございます。

 今のところ、男子図鑑のほかに、月に一度、独身男女の集いというのを、いろいろな手法で開催しておりますが、参加人数もさほど増えていないというのが実態でございます。今、川上議員がおっしゃるような、いわゆる仲人的なことというのは、出会いサポーターという町民に委嘱したメンバーに任せているものの、なかなかその道のプロではないので、うまくいかないのも実態でございます。もし、今言ったような具体的な結びつけに行くのであれば、その道の専門家と連携をするなどして、具体的にカップル成立に向けて動くということを考えていかなければいけないのではないかということを思っているところでございます。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) なかなか試行錯誤の中で大変だと思いますけれども、新たな方法も含めて、ご検討いただきたいなと思っております。

 続きまして、13目災害対策費、100ページでございます。この中の18備品購入費、細節災害予備費ですけれども、現在、お聞きしているところでは、避難所に対しまして発電機等々、初期対応の部分については整備されているようなのですけれども、今後それぞれの、例えば、暖房ですね、今、FF式の石油ストーブだとかということも聞いておりますけれども、やはりジェットヒーターとか、体育館、小学校であれば、そういうような物も必要かなとは思うのですけれども、そこら辺の今後の備品の整備につきましてお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 総務課参事。

○総務課参事(鈴木 聡) 災害時の備品につきましては、現在、計画的に各種食料から始まりまして、寝具類、暖房類等々準備してきているところでございます。近年はやはり停電に備えたもの、もしくは冬期間の暖房が途切れたときの暖房対策というところが重要視されていますので、そういうところを重点に現在のところは整備を進めているところです。

 整備の箇所につきましても、現在、町内4か所に分けて備蓄してございます。確かに避難所全てに備蓄しているわけではございませんけれども、備蓄品の管理ですとか、その後の調達とか、賞味期限等々の管理もございますので、あまり広範囲に置くと、なかなか管理しにくくなるということもございますので、そういうところも考慮しながら、適宜、早目の移動ですとか、物を持ち込むというところも考慮しながら、施設の管理者と十分協議した中で、備品の整備というものを進めていきたいと思っております。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) ちょっと確認したいのですけれども、役場庁舎には、今年発電機を設置されたということですけれども、御影支所のほうはどのようになっているのか、お聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 総務課参事。

○総務課参事(鈴木 聡) 御影支所の発電対策につきましては、御影支所に常駐というか、常日頃使用しております、LPガスを利用した小型発電機を設置してございますので、そちらを使う形になるかと思います。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) では、当面の初期対応はそれで十分だということでよろしいですね。

○総務課参事(鈴木 聡)(うなずく)

○2番(川上 均) はい、わかりました。

 もう1点お聞きしたいのですけれども、帯広市とか、結構ほかの自治体でもそうなのですけれども、民間企業とのそういう災害時対応の契約など、結構されているみたいなのですけれども、町としては、そこら辺の対応についてどのように考えられていますか。

○議長(加来良明) 総務課参事。

○総務課参事(鈴木 聡) 災害時の協定につきましては、現在におきましても、民間企業数社と、物資の購入ですとか、石油類等々の提供、あとは人的な作業の提供等々を結んでいただいております。

 今後は、やはりさらなる、例えば、レンタル会社ですとか、そういうところともさらに協定というものを検討しなければならないと思っておりますけれども、今のところ、北海道においても、各種業界とも協定を結んでおりますので、現時点においては、北海道と連携しながら、災害時においては物資を確保したいと思っています。

 今後、町単独でも協定が結べるように検討していきたいと思っております。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) まず、90ページの中の、成果表でいえば、74ページでございます。まず、コミュニティバスの補助金について、当初予算では6,022千円と把握していますが、これが補助金にもかかわらず、何の手続きも経ずに7,340千円になっているというのはどういう理由かお知らせ願いたい。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) 補助金が増額した理由でございます。平成29年度の5,121,500円から平成30年度は7,228千円に大幅に増額しているところでございます。この大きな理由としましては、拓殖バスが運行主体になってコミュニティバスというのは運行しているのですが、補助金の算出の方法として、1キロ当たりの運行経費というのを算出します。その1キロ当たりの運行経路というのが増大したということがまず1点。それともう1点は、御影地域の乗客数が少なくて補助対象から外れたというのがございます。その関係で拓殖バスに入る国庫補助金の金額が減額されたことによる清水町の補助金の増加ということになっております。

○議長(加来良明) 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) 燃料高騰とか、そういう理由はわかりますけれども、要するに、スタート段階、予算決定段階で6,000千円、そこが7,300千円ほどになるという、特に時間的にも流れ的にも、何かその確固たる理由というか、その時期にはそういうふうにしかできないという理由はあるのでしょうか。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) 燃料高騰分におきましては、ある程度見込みを立てて予算をつけているところでございます。国庫補助が当たらないというのは、会計年度の関係なのですが、公共交通の会計年度が10月から翌年度の9月ということになっております。当初予算を作成するときには、国庫補助が当たるかどうかというのが、その段階ではわからない形になっております。昨年度、途中まで運行し、大体そのバスにおける会計年度の見込みが立ったときに、国庫補助が当たらないという通知を拓殖バスからいただきまして、このような運びになったことでございます。

○議長(加来良明) 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) 大体理解はできたところなのですけれども、あと清水帯広線バスと十勝バスも同じような感じで上がってしまったということでいいでしょうか。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) 清水帯広線バスは、ご存じのとおり、清水高校への循環線を利用しているバスでございます。コミュニティバスのように国庫補助をいただいていないバスでございます。単純に十勝バスが運行するに当たって、赤字部分を清水町が補填するという形になっております。十勝バスの補助金額が上がった理由というのは、私どもの見込みよりも、当初の見込みよりも乗客数が少なかったという1点でございます。

○議長(加来良明) 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) つまり、今の論法でいくと、乗客数が少なければ少ないほど清水町の負担が増えるということでよろしいですか。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) そのとおりでございます。

○議長(加来良明) 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) それでは、もう1点、予約型乗合タクシーについてですけれども、当初、これ所管事務調査でもやったはずなのですけれども、当初、相手方の昭和タクシーの待機料、要するに、お客さんがあってもなくても、支払うべきお金として400万円ほどという報告を受けた覚えがありますが、これが1,116,490円になった。つまり、事業を途中でやめたことになっていると思うのですが、昭和タクシーに対する委託契約みたいなものがあったと思うのですが、その中身を教えていただきたい。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) 乗合タクシー事業におきましては、1年で停止をしてしまったのですが、こちらも、先ほどの拓殖バスや十勝バスと一緒で、運行主体というのはタクシー会社になっております。運行主体がタクシー会社でありますので、補助金を交付するという形、補助金の交付要綱に基づいて支出しているところでございます。その交付要綱の中に補助対象経費と交付額という項目がございまして、まず、乗車運行があった便についてですが、その場合は、出庫から乗客降車までの時間運賃として30分ごとに2,780円という金額を支出いたします。それから、こちらが補償の部分になりますが、乗車運行がなかった便でございます。なかった便につきましては、運行準備補償として1便当たり1,390円を支出する予定です。乗合タクシーに関しては、1日に4便を予定しておりましたので、もしなければ1,390円×4回分を1日当たり補償することになっております。

○議長(加来良明) 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) その結果、この事業を1年間継続したのかどうか、途中でやめたのか、その辺も少しお願いします。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) 1年間継続しております。1年間継続した結果、清水地区は35名の利用、これは延べ人数でございます。実人員が5名という実績になっております。

○議長(加来良明) 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) 我々委員会で所管事務調査をしたときに、企画課からの説明を受けて、その需要があるかどうかまで突っ込んで質問した記憶があるのですが、一部分ではニーズがあったにもかかわらず、その事業がうまくいかなかった。要するに、利用者が本当に少なかった。この理由というのは、どこにあったかというのは、調べられましたか。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) 利用人数が少なかった分析をお答えしたいと思います。

 利用人数は35名と少ないのですが、登録者数は28世帯48名います。決して需要がなかったということではなくて、潜在的な需要と申しますか、このタクシーを使いたいと思っていた方は48名の登録があったことをまず説明させていただきます。

 48名の登録はあったものの、使った人が、実際のところ5名だったということでございます。あとは使った方にお話を聞くと、乗り合いというものに対する嫌悪感が一つと、あとは料金300円というものに対して、なかなか使いにくいというお話を聞いているところでございます。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) まず、質問に入る前に、92ページ、結婚・少子化対策事業の役場ワーキングチームの、当初から3月末ぐらいまでのワーキングチームの名簿、及び今回4月以降、新しく今活動しているワーキングチームの名簿の資料を要求したいと思います。

○議長(加来良明) 担当課にお尋ねします。

 そういった資料はありますか。

○企画課長(前田 真) ワーキングチームと申しますと、役場職員の名簿でよろしいですか。はい、用意できます。

○議長(加来良明) お諮りします。

 ただいま鈴木議員からワーキングチーム人員の名簿の提出を求められましたけれども、その資料を要求することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 全員に資料を提出するよう要求いたします。(発言する者あり)少子化対策のワーキングチームということですね。その名簿でよろしいですね。(「はい」と呼ぶ者あり)資料を要求いたします。その資料がないと、質疑は続けられませんか。(「大丈夫です」と呼ぶ者あり)大丈夫ですか。(「いや、ほかの質問です」と呼ぶ者あり)そうしましたら、その資料提出後にまた質疑があるということですね。資料はどれぐらいで提出できますか。(「休み時間内に十分です」と呼ぶ者あり)10分ぐらいでできますか。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明)それでは、ここで休憩します。

(午前11時00分)

○議長(加来良明)休憩前に引き続き会議を開きます。

(午前11時15分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 休憩中に資料要求がありました資料について、皆様に配付いたしました。この資料について、担当課から説明があればお願いいたします。

 企画課長。

○企画課長(前田 真) お待たせして申し訳ございません。皆様にお配りした資料の説明をしたいと思います。お手元に2枚の委員名簿が配付されていると思います。

 1枚手書きでH30と書いているもの、これが平成30年度の結婚対策ワーキングチームの委員の名簿でございます。

 それともう1枚、平成31年度、こちらは今年度のワーキングチームの委員の名簿でございます。

○議長(加来良明) 質疑を受けます。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 資料、ありがとうございます。資料につきましては、順番にまず質問してから、その部分に行ったときに質問をさせていただきたいと思います。

 まず、86ページ、86、87にわたりまして総合計画審議会の委員の報酬がありますけれども、ちょっとお尋ねするのですが、昨日もご本人と少しだけお話ししたのですけれども、教育委員会の教育委員さんと総合計画審議会のメンバーが重なっている。これについて要は、教育関係の部分をやっている方が総合計画審議委員に入っているというのも、おかしくはないとしても、微妙に整合性がとれないのではないかなと思うのですが、その辺の人員の整理については、どのようにお考えなのか、お聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) ご指摘の教育委員の関係でございます。任期の関係もございまして、もともと教育委員でなかった方が教育委員になられて、総合計画審議会に委嘱された後に任命されたということがございます。いろいろ本人ともお話をしたのですが、任期満了まではこのメンバーで行こうということで決定したところでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 昨日、本人にお聞きしたことによれば、丸きり真逆で、やめたほうがいいよねというお話だけれども、いいよ、いいよと、大丈夫というような形で継続してやっているということだったのですけれども、いかがでしょうか。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) 審議会委員の規定の中に、教育委員を選任してはならないというのもありましたので、こちらから積極的にやめたほうがいいということは、言わないほうがいいという判断のもとで、そのままにしているところでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ということは、通常ではない状態ということで認識してよろしいでしょうか。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) 通常ではないと申しますか、もちろん、選ぶときに、最初から教育委員の方を選ぶということは、私どももしないのですが、今は任期満了まではそのまま務めていただくということでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) その辺は、そういうことであればよろしいかなと思います。

 ただ、もう1点ちょっとお聞きしたいのは、先般の補正予算の部分というか、議会初日のときに、今年度の部分をお配りいただいた、総合計画ではないかな、あれはまちづくりか、総合計画ではないですか、ちょっとここでは違うか。例えば、そういうところの部分に、いや、そこではないからだめだね、ここでしゃべったらね。

 次に移ります。ちょっと話したかったのですけれども、やめておきます。それと、90ページ、先ほどのふるさと納税の関係のところ、先ほどちょっと質問させていただきましたクラウドファンディングの94と兼ね合いますけれども、こちらのふるさと納税が来ているので、この部分で質問させていただきます。

 これ一般論として、これ総務課長か、もしくは副町長にお聞きしたいのですけれども、役場職員が個人的に、先ほどのクラウドファンディングのとき、個人的にお願いして募集をかけたという事実があるというふうにおっしゃっていましたけれども、一般論として、役場職員個々がそういう動きをすることによって、何らかの問題は出てくるのではないかという、例えば、業者に対してお願いした、もしくは業者ができない、個人だとした場合に、あらぬ誤解を生む可能性もあると思うのです。職員が一生懸命頑張って、ふるさと納税を個人的にも引っ張ってくるというのは、すばらしいことだと思うのですけれども、実際はそのことによって、例えば、それは十勝管内の方だったらいいとか、道外の方だったらいいのですけれども、いいとも言えないのですが。ただ、これは道内の方だったらいいとか、十勝管内の方だったらいい、個人名でやっているけれども、何かの会社の社長であったり、何とかであったりという、あらぬ誤解を受ける可能性があると思うのですが、この辺は、町の倫理規定の中では、どのように考えていったらよろしいか、お伺いします。

○議長(加来良明) 副町長。

○副町長(金田正樹) 私からお答えさせていただきます。

 倫理規定の中では、その辺は正式に禁止している規定はございません。

 ただ、その会社、誤解を受けないような、そういう行動は好ましくないという感じがいたします。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 今回、それがあると言っているわけではないのですけれども、そういう誤解を生じてしまわないために、例えば、内部的な何かをやっぱり今後とも誤解を受けないためにもつくらなければならない、もしくは内部規定で、別に表に出す必要はないですけれども、そういう倫理の部分でやはり誤解を生まないような状態をつくらなければならないと思うのですが、それについては、今後どのように考えていくか、ちょっとお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 副町長。

○副町長(金田正樹) 先ほど規制にはないということでお話しいたしましたし、そういう事実関係、私も全然知りませんので、再度その辺の誤解を受けないような方策というのは、検討する必要があるかと思います。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) なぜこんなことを言うかと言ったら、私も友人、知人が多いものですから、そういう話が途中あるという、帯広市内などでもちょっとうわさになっている部分もありましたので、その部分だけはやはり誤解を受けないようにやってほしいなということで、例えば、クラウドファンディングでもいいですし、それを個人的にやりましたとどこかに書くわけでもないでしょうから、わからないですけれども、それが誤解を受けないように、ぜひやってほしいなと思います。うわさがうわさを呼んでしまいますので、その辺はご注意願いたいと思います。

 続いて質問したいと思います。先ほどの予約型乗合タクシー、これは私も質問しようと思っていたのですけれども、20数世帯の48名とか46名だったと思うのですけれども、これはこれだけあったから、とりあえずは事業がうまくいくという部分で考えていたのかどうか、もう一回ちょっとそこを。要は、この事業が1年で終わって、実質3名だか5名の三十何回の乗車でありますけれども、それが本当に正しいかどうかは、やはりしっかりと検証しなければならないので、まず、その予約というか、登録された数が、本当にそれが正しかったかどうかという認識をお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) 先ほど高橋議員の質問に回答したとおり、登録者数は全体で28世帯の48名でございます。うち御影地区は4世帯の8名でございます。この人数が多いか少ないかと申しますと、できるだけ広報等で周知をし、制度を利用してほしいということを呼びかけたものの、この程度にとどまったということは、反省しているところでございます。

 これが多いか少ないかと申しますと、今年度より社会福祉協議会が買い物・銀行バスを実施しております。既に登録者数が100名を突破していると聞いております。役場が直営でやったときには48名しかいなかったものが、社会福祉協議会がそれぞれ個々のご家庭に積極的に呼びかけることによって、登録者数は倍近く増えていると聞いております。ここは役場として、企画課としても、率直に反省しなければいけないところだと感じています。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 私、この予約乗合型タクシーの導入のときのアーカイブを見させていただいて、本当に大丈夫なのかなとは思っておりました。1年でしっかり変えたというのは、固定された考えではなくて、柔軟な発想でやられたという部分においては、逆に言えば、いいのかなと思いますけれども。

 ただ、やはりどう考えても、28世帯とか、もう40何名と言ったって、各家におじいちゃん、おばあちゃんが一人ずつ登録したという感じがあったと言っても、民間的な発想でいくと、そんなのは絶対うまくいかないだろうなという気はしておりました。

 ただ、今回、今の社協に対する部分に行ったということは、数的には今よりはいいということだと思うのですが、その辺は今後、柔軟な発想で、どうせやるならより多くの方に使っていただけるようにやっていただきたいと思います。

 ちょっとばたばたしますけれども、それから移住・定住促進事業についてお聞きします。92ページの移住・促進イベントとか、この辺、移住の関係なのですけれども、成果表にもあったと思うのですが、現実的に費用対効果で考えたときに、定住をされる方は、今の段階では、例えば、地域同士で比べてもしょうがないのですけれども、最近の流れとして、今、このままやっていっていいかどうかも含めて、この事業の成果についてちょっとお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 移住・定住促進事業に係る費用対効果、成果についてということでご質問をいただきました。成果表では、78ページに記載をさせていただいているところです。

 過去には、商工会を含めまして、移住促進協議会という協議会を組織して取り組んできたものですが、数年前に発展的解散という形で、建設業協会との連携によって、委託事業によって行っているというところでございます。

 建設業協会、住宅の物件ですとか、新築に係る相談、土地の紹介等、現実的なそういったような機能がございますので、現在、委託契約をして、直とともに連携をしながら取り組んでいるところでございます。

 費用対効果という部分で、なかなかその測定といいましょうか、判断は難しいかと思いますが、年に3件であったり、7件であったり、移住されてこちらに住宅を構え、生活をするという部分では、一定期間、清水町に住み、生活をし、いろいろな経済的な消費もするということもございます。プラスいろいろな活動にも参加していただくという、まちづくりの観点でも成果はあるのかなと思っています。

 なかなか金額、そういったような数字で出ない部分もありますけれども、今後においても、移住・定住については、促進に向けて取り組んでいくという考えです。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) この部分については、比較対象がないので何とも言えないところですけれども、数字的に見ればゼロではないし、非常に頑張っているのではないかなという部分もあります。

 ただ、やはり十勝管内の平均的な数値は、どこかの段階で拾っておくというのも一つの手だと思いますし、そうしていただいたことで、逆にわかりやすくなるのかなというふうに思います。今回はその程度にとどめたいと思います。

 それでは、結婚・少子化対策事業、先ほど資料をありがとうございました。先ほどもほかの議員さんから質問が飛んでいたかと思います。今の段階では、成約、成約と言ったら怒られてしまうのですけれども、成婚されている方はまだまだいらっしゃらない。そんな1年ぐらいで結果が出るようなものではないというのは、当然わかっています。

 今後の流れとして、今回、この1年、去年からやってみて、改めて今、変えていかなければならない、新しくどんどん変化させていかなければならないという言葉もありましたけれども、より、ここまで来たら何か形に残していかなければならないというのも事実になると思いますし、その部分で担当課としてはどのように考えているか、お聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) 担当課としての考えを述べさせていただきます。

 昨年度から約1年かけて、結婚・少子化対策ということで、清水男子図鑑をはじめ、独身男女の集いの場、それから清水ミライ若者会議等いろいろしてきました。これからの展開として、私どもが一番弱点だなと思っていることは、個別の対応にのる能力がないということでございます。

 現実的にさほどないのですが、窓口に本気で「こういった方と出会いたいのだがサポートしてくれないか」と言ったときに、私、結婚相談所ではないので、その辺の恋愛や、人と人を結びつけるスキルがないというのが、この1年間やってみて感じたところでございます。

 今は、独身男女の出会いですとか、男子図鑑ですとか、いわゆる入り口に係る部分の仕掛けはできるものの、末長いサポートというのがなかなか難しいということを感じた1年でございました。

 もし、今後、展開を深めるのであれば、そういった結婚相談所等と連携をしながら、ある程度、そういったスキルを持った人たちとともに取り組んでいかなければいけない事業だと感じているところでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) この事業については、僕も3月の予算委員会でもたくさん質問をさせていただきました。その後も継続してお話を聞いている中では、やはり一発目の男子図鑑に載った方のフォローアップが、黙っていてもやれる子はいるのです。でも、なかなかその後、この1年を通して、担当課から、もしくは誘いがかかって、そういう話があったのは2回ぐらいだよっていうような、ちょっと寂しい話もありましたので、うまくフォローアップをしてほしいなと思います。

 先ほどワーキングチームの委員名簿をいただきました。なかなか僕も言いづらいのですけれども、ニュアンスをとっていただければと思うのですけれども、こちらに、この名簿に2年連続やられている方もいますし、いろいろ、それが問題とは言わないけれども、ちょっとだけ問題を起こした方もそのままいらっしゃる。それはどうなるのですかね。本人はたくさん、やる気はある職員だと思いますけれども、ここで何らかの形で、ここは重職から一旦下がってもらうことも必要だったのではないかというふうに思うのですが、いかがでしょうか。ちょっと難しい質問になりますから、よろしくお願いします。ごめんなさい。これ担当課だとわかりやすいのですが、これは逆に町長、副町長のほうから、この配置が、対職員、対町民に対して、必ずしも今の段階ではふさわしくないような気はするのですが、それは逆に執行側というか、町長、副町長、どちらかにお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 副町長。

○副町長(金田正樹) なかなか微妙な質問でございます。その辺を考えてお話しさせてもらいますけれども、いろいろな面で、こういうワーキングチームの中で、結婚・少子化の中でいろいろ頑張られた人だと思いますし、課の中でも、選考するに当たっては、そういう判断のもとでやったかと思います。いろいろあったとしても、これからに対しての期待はしているところでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 難しい回答、ありがとうございます。もう別に、会えば会うほど、元気で頑張って、しっかりやれと、応援はしているよという話はしているのですけれども。

 ただ、やはり何とも言いづらいのですけれども、このチーム内においてでも、この事業においていろいろきっかけの一つでもあったというふうにも伺っておりますので、そこでやはりここは一旦冷却期間を置くべきだったのかなと思うのですが、今さら、今この事業をやっている最中にというのはあるのですけれども、ただ、そういう町のうわさにもなっているのは事実なので、そこはやっぱりワーキングチームの主要たるメンバーじゃなく、サポート的なメンバーでいていただければ、本当に今の段階ではいいのかなと思うのですが、非常に難しい質問ですけれども改めて聞きます。やはり一考してあげたほうがよかったのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 副町長。

○副町長(金田正樹) 今、ワーキングチームの中身のお話だったかと思いますが、その辺まで、ほかの我々まで詳しく、チームの中での進め方だとか、そこら辺はちょっと申し訳ない、理解していないものですから、何とも言いかねますが、チーム一丸となって頑張っていただきたいと思っています。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) この質問は、次の質問に変えます。多分、今、私、3月のときにもお話をさせていただいたと思うのです。先ほど、やはりこれを結びつける、この事業、男女を結びつけて、本当に親身になっていくというスキルは、さすがに誰もないと思うのです。なかなか経験した人じゃないと。

 ただ、過去、僕はここで3月、今でも覚えているのですけれども、諸先輩方に聞かれたのかなと。結婚するということは、例えば、今の時代には即さないかもしれないですけれども、家と家の結婚、やっぱりそっちの家、こっちの家の家族がいたりとかして、それに誰か代表者的な人が入っていかない限りは、当時、私もお手伝いをボランティアでしておりました。約25年以上前。そのときには結構な成果を出していると思うのですよ。そのときに、やっぱり何人か、非常に苦労しながらやっていたというのはあるので、この発想を持ちながら、そういう人材を、例えば、町民出会いサポーターの本当に親身になってやってくれる方、ただ、本当にこれ、例えば、専門の職員がもしいて、そのような協議会ではないけれども、この専門でやられる方が本当に責任を持って1人いたほうが、安心できると思うのですね、女性のほうも、男性のほうも。その人にしか相談できないこと、今、チームの中でいろいろな人に相談する。もしかしたら、参加している方は相談するかもしれないですけれども、同じぐらいの世代の方、もしくはちょっと年上よりは、自分の親世代ぐらいの方がいてくれたほうが、親世代イコール60歳前後ぐらいの方がいてくれると、非常に参加するほうも安心するのではないかと、より効果が上がるのではないかなと思うのですが、その辺、どうでしょう。今すぐ事業を変えて、それをやりなさいなんて言わないのですけれども、そういう方に頼る、もしくは、そういう過去の方を伝ってやっていくという方法もあると思うのですけれども、いかがでしょうか。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) 一つの方法として賜りたいと思います。鈴木議員がおっしゃっているのは、おそらく過去に町のほうで後継者対策室というのが農林課内にあったと私も記憶しております。そのときには専任の職員を置いて後継者対策に当たっておりまして、そのときの先輩職員も心配して、何度か私のほうに話をしてきてくれているところでございます。

 その機能が全く町からなくなったというわけではなくて、専任の職員はいなくなりましたが、後ほど農林課のところで質疑があるかもしれませんが、再生協議会というのがございまして、そこの再生協議会の中で後継者対策の専門の職員は1名雇っておりまして、私どもは少子化という文脈で独身男女の出会いだったり、男子図鑑だったりという入り口を担っているものの、そこの専任の嘱託職員が親身になって長い間、それこそ1年とか2年かけて、道外からこちらに来られる方、あるいは清水町の農家の方については、相談にのっているように聞いております。

 ただ、その方も農業分野の専門の方なので、一般のサラリーマンですとか、あるいは商工業者にまで自分の人脈が広がるかというのは、なかなか難しいという話も聞いておりますので、そこと協力することと、あるいはそういった新たなプロの方と連携すること等も考えていかなければいけないなと感じているところでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ここで結果を出すことだけが一番ではない。やっぱりそういう姿勢を持ってやっているという町だよということを出すことは、必ずしも悪いことではないと思うのですけれども。とは言いながら、やはり求めるものは、結果イコールこのやり方がいいのかどうかという検証も今の段階ではできないという状態で、その担い手コーディネーターさんがもう何件ぐらいまとめたかどうかは知りませんけれども、それは後で質問をさせていただきますけれども、それを分ける必要はないのかなと僕は思うのですよね。結婚に農家もサラリーマンも関係ないですよ。男と女ですから。政策的、予算的には分けなければならないというのはよくわかるのですけれども、もう少し柔軟な発想を持ってやられたほうがよろしいかなと思うのですが、これはぜひ今後、あと半年ありますので、この半年で結果を出していただければ、結果もしくは経過として、いいプロセスを発揮していただければと思います。

○議長(加来良明) 鈴木議員、質疑をお願いいたします。

○5番(鈴木孝寿) わかっています。その後、男子図鑑の今2号目、そして町内のうわさでは、女子図鑑も発行するといううわさになっていますけれども、これはどのようになっていますでしょうか。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) 男子図鑑の2号に向けて、今まさに作成中でございます。女子図鑑のうわさは、どちらから聞いたのか存じ上げませんが、予算のときに申し上げたとおり、女子図鑑に関しては、発行する予定はございません。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) まず、お願いをしたいのは、男子図鑑の1号、今回この決算でやっている方々のぜひフォローアップを中心にやっていただきたいのが1点と、これは質問というより、これはお願いですけれども、最後に質問は、フェイスブックで皆さんの個人のフェイスブック、さらには役場のフェイスブックがありますけれども、それによくいろいろ、あまり載せてほしくなかったと、後から聞く話もあります。それは確認をされているかどうかだけ、お聞かせください。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) 独身男女の集い、町のおそらくフェイスブックページ、あるいはプロジェクトメンバー、出会いサポーターのフェイスブックページに載っていることも多いかと思います。多分それを指していると思うのですが。もちろん、僕らも最大限気を遣って、かなり注目されているプロジェクトでございますので、私どもだけではなくて、マスコミも結構いらっしゃるのですね。テレビ局、新聞社、道外にいらっしゃるので、会議の冒頭に、必ず「今日は写真に載る可能性があるので、嫌な方はあらかじめ手を挙げてください」というお話をしているところでございます。もちろん、何名かは写真NGという方もいらっしゃって、その方は避けてSNSに上げたりしているところでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) すみません、何を質問するかすっかり忘れて、大事な質問を忘れておりました。今のフェイスブックの部分については個人的に出している職員の方もいらっしゃるようなので、その辺は十分気を遣ってほしいなと思っています。

 そして、肝心なところ、3月の予算委員会でもご質問させていただきました。このワーキングチームについては、夜の会議などもまだやっぱりやっていらっしゃると思うし、例えば、イベント等をやっていると思います。これについては、今の段階で、例えば、それの参加料はいまだに個人負担なのか、または時間外については、どのようにやられているか、お聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) 3月の定例会で鈴木議員から指摘されたことに早速取り組みまして、今年度よりは業務として実施するようにしております。夜の会議ですとか、土曜・日曜のイベントのお手伝いは、仕事として、勤務として時間外手当を支出しております。

 ただ、飲食を伴うものに関しては、飲食経費に関しては個人負担という形でやらせていただいております。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 12番、桜井崇裕議員。

○12番(桜井崇裕) 90ページ、92ページの移住・定住についてのことについてお伺いします。

 前にも一般質問か何かでちょっとお聞きしたと思うのですけれども、移住・定住については、希望者は農村部に住みたいということを考えている方が結構多くいらっしゃるということをお聞きして、建設協会と連携をとっているということは、いいのですけれども、JAあるいは農業関係団体と、そういった連携に向けての会合を持ったかどうかをお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 農村部の移住について、もしくは例えば、就農ですとか、農業の職につきたい等の希望があった場合の農協等の連携についてというご質問かと思います。以前に質問をいただきまして、その後、農協の参事とお話しをさせていただいて、そういったような事例があれば、農協としても対応させていただくというか、連携をさせていただきたいということでお願いをして、了承をいただいております。

 (「わかりました」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 2番、山下清美議員。

○3番(山下清美) 80ページの関係でございます。職員研修の関係でございますが、3月にもいろいろな部分で議会の中で話題がありましたけれども、そういった中で、こういった職員研修、町民から信頼される職員の育成を図るということで、いろいろな研修があって、参加人数はさまざまなのですけれども、こういった参加者の選択に当たっては、何かこの方ということで示していっているのか、あるいは希望者を参加させるのか、確認したいと思います。

○議長(加来良明) すみません。今、質疑を受けるときに、「3番」を「2番」と言ってしまいましたので、失礼いたしました。「3番、山下清美議員」と訂正させていただきます。

 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(田本尚彦) 研修に関しましては、成果表の60ページ以降にその参加状況を掲載させていただいておりますが、基本、研修の項目、内容につきまして、職員全体に今、周知を行いまして、手上げ方式という形になろうかと思います。

 なお、新規の採用職員、それから採用から何年目までというような職員につきましては、基本的に全員参加できるように、各所属に調整をお願いしているところであります。

○議長(加来良明) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) そういった部分では、この方にこういった研修に行ってほしいという部分の、管理職からのそういった部分の働きかけというものは、何かあるのでしょうか。

○議長(加来良明) 総務課長。

○総務課長(田本尚彦) 思い当たる業務あるいはそういったもののマッチという部分につきまして、思い当たる部分については、個別にお声かけさせていただいているところもございます。

○議長(加来良明) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) あと役場全体での、例えば、町長の講話だとか、63ページにございました。こういった部分で、全職員にお知らせするという部分では大事なことだと思います。

 また、全職員を対象としたという部分の研修については、それも希望者で参加するのか、あるいは全員悉皆研修というか、全員が参加できるような、あるいは全員に周知するような方法をとりながら研修をされているのかどうか。

○議長(加来良明) 総務課長。

○総務課長(田本尚彦) 現実的に全員参加しなさいと言っても、一枠の日程では当然、業務につく都合上もあって、難しい面もございます。そういった場合につきましては、幾らかの留守番は置くようにして、業務に支障のない部分で極力参加をしなさいという呼びかけをしたり、あるいは業務の調整ができるように、午前、午後で日程を分けたりという形で対応しているところであります。

○議長(加来良明) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) 次の質問に移らせていただきます。86ページの関係ですが、廃屋の解体・撤去事業補助金ということで、これに関しては、成果表の中で68ページにありますけれども、大分進まれているなという気がいたします。

 そういった中で、解体に関しまして、本当に危険だなという部分を持ちながら、持っている住宅というのは、町内に何件かあるのかどうか。そういった部分が、こういったことでこの補助金によって解体されていったのかどうか、そういった部分をお聞かせいただければと思います。

○議長(加来良明) 町民生活課長。

○町民生活課長(大尾 智) こことここが危険だということで、具体的にそういうものは持ち合わせていないところですけれども、たまたま近所の方ですとか、危険なところがあるよというふうにご指摘をいただいたりしますと、こちらのほうで積極的に持ち主さんなりにお声がけをして、こういう制度がありますよということで、活用してはいかがでしょうかというような形でお声がけさせていただいて、この解体の部分に結びついた事例もございます。

○議長(加来良明) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) 解体の部分について、関わるのかどうかわからないですけれども、町の施設としての建物、使われていない建物、例えば、古い教員住宅だとか、そういった部分はあると思うのですけれども、そういった中では、こういったものに該当する、ここの部分ではないのですけれども、そういった部分に該当するような建物というのは、総務課で管理している中で、何かあるのでしょうか。

○議長(加来良明) 総務課長。

○総務課長(田本尚彦) 実際に公共施設としての用途を終えて、閉鎖した状態の建物等につきましては、危険等が及ばないような点検、管理というものを行ってきているところでございます。

○議長(加来良明) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) 続きまして、100ページになります。防災関係の備品、食料品でございますけれども、今年買ったものは、こういった形で備蓄をされているということで、成果表に出ております。

 今、備蓄の中で計画的にやられておりますけれども、今、もし被災があった場合に、例えば、弱者対策、身障者の方がそういった避難所に行ったときに対応できる、あるいは乳幼児だとか、子育て世代が行っても対応できる、そういった部分はある程度、充足されているのかどうか、確認をさせていただきたいと思います。

○議長(加来良明) 総務課参事。

○総務課参事(鈴木 聡) 備蓄品についてのご質問かと思います。

 現在のところ、計画的に進めまして、食料等々、各種年代に合わせた形で進めているところでございますけれども、食料に関しては、やはりアルファ米を中心に備蓄してございますので、確かに乳幼児ですとか、本当の高齢者の、かたい物が苦手な方ですとか、そういう者に対する物、また、あるいはアレルギー対応という物に関しても、まだまだ不十分な点があると認識しております。

 ただ、賞味期限等もありますので、その点は考慮しながら、また民間の事業者様との協定もございますので、その協定との物資提供も含めた形で備蓄計画を組んで計画的に購入していきたいと思っております。

 あと避難所等の対応としましては、避難所のダンボールベッドですとか、そういうものに関しては、介護の方にも適用できるように、少し高目の物ですかと、ちょっと広めの物というものは、計画的に備蓄しているところでございます。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) 1点、1項目と言いますか、92ページ、先ほどから議論されています結婚・少子化あるいはワーキングチーム、これ昔、昔と言ったらおかしいけれども、結婚相談員というのがいて、それについては、昔から農林課というか、農業関係者ということでやっていたように記憶しています。このときに、かなり年数が古い話で、具体的なこと、資料をちょっと持ち合わせていないけれども、毎年それなりの成果があったというふうに私は、古い話ですけれども理解しています。

 これで今、このワーキングチームあるいはこの少子化の中で、男の人の、男性のものは出た。実際に結婚というのは、それぞれ、もちろん、ほとんどの方は結婚しているけれども、やっぱり出会いとか、いろいろな個々の事情があって、結婚の縁が遠のいているというのが実態だと思います。

 まず、その辺から考えたときに、よき相談相手が私は必要だと思います。出会い、出会いだけではなくて、今この辺の話を聞いていると、どうもこちら側の事情でいろいろやっておられて、そこに入ってきておられる方々の本当の気持ちというのはあまり察していないのかなと。その辺について、まず1点目としてお伺いしたい。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) 先ほどの答弁の繰り返しになるかもしれませんが、私どもにそういった相談にのる専門的なスキルはないのは事実でございます。農業後継者につきましては、先ほど申し上げたとおり、地域再生協議会の中で、悩み事、それから独身男女のそれぞれ、女性から、男性から、いろいろな悩みを聞いて進めているようでございます。企画課で進めております男子図鑑や、それから独身男女の出会いの場の創出に関しては、今、議員からご指摘があるように、深いところまで行けていないというのは事実でありまして、そこは今後、何か考えていかなければいけないと思っています。

○議長(加来良明) 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) いろいろきっかけをつくろうという努力されているのはある程度見えます。だけれども、今、課長が言われたように、私どもは専門ではありませんからと。農業のほうの方は専門だったのですか。当時は。実際に私が記憶しているのは、農家の事情を知っているOBの方がやっていた。農業だからそれでできるのではないのです。私は、出会いをつくったのですから、その出会いの中で、例えば、AさんとBさんがちょっと意気投合したからといっても、その進め方、後はご自由にと言って、それをできる人は、こういうところに来なくても、そういう出会いはたくさんあったはずですよ。出会いがあっても、その先に進められない方が私は多くいるのではないかなと。

 だから、そこからが、専門家ではなくて、町の事情を知っている方として、先ほど誰かから「OBに相談したら」という話があったのですけれども、私はそこまで言いませんが。実際にどこまで親身になって話を聞いてやるか。これ職員はできませんよ、それはわかっています。わかって、その職員ができませんではない。そこまでやったのだから、職員ができなかったらこういう方に、次のステップ、こういう段取りを考えていく人であると。いや、これは私どもプロではないから、あとはプロに任せましょうというのはすごくお金がかかるのでしょう。よくわからないけれどもではなくて、もう少し町として、職員として、そこまでやったのだから、もうワンステップちょっと考えられないですか。農業者ではない。私が言っているのは。ちょっと考えられないか、いま一度。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) 私ども、当初この事業を設計したときに、そういった相談にのる相手として、町民のサポーターというのを20代から60代まで委嘱したところでございます。

 ただ、そのサポーターが今、中島議員がおっしゃるような深いところまで動けているかというと、また別の話でございますので、今いただいたそのOBの活用ということも含めて、今後、検討していきたいと思います。

○議長(加来良明) 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) 私は悪いことではないと思います。何とかご縁というか、きっかけを提供しているというのはわかります。そのご縁を深めていく、そういうものがちょっと欠けている。それをすぐよそへ出すのではなくて、せっかくいいことをやったのだから、最後まで見ようよと。今、メンバーを見ても、個々の相談、これはメンバーでこの全体を見ても、個々の相談を受けられる方はいません、役場職員として。それは職員ですから。

 だから、今、課長が言われた、もう少し、せっかくいいことをやろうとしたのだから、もうちょっと実りが期待できる、そんなにお金をかけなくてもいいと思うのです。だから、お金をかけるのなら、外部のプロに出せばいいことだから。お金をかけなくても、皆さん方のこういう、ここまで知恵を出し合ってやっているのだから、もう一つ実りを求められるものをぜひ。課長は今、検討すると言われましたけれども、お金をかけるのではなくて、真剣に、せっかくやろうとして、それを期待している人、10人でしたか、図鑑に載っているの。少なくとも10人の方は、この事業に対して期待をされたと思います。その期待に応えてあげましょうよ。それで、今言った、具体的に誰々とは言いませんけれども、これを受けてもらうのは難しいと思います。受け手は大変ですから、ある部分では、ご苦労があると思う。昔は、本州の方がいたら、本州まで行きましたよね。そういう個々の行動の中で、個々の気持ちを酌んであげて、それに対して、どう将来に向けてあげるか、そこまでやってあげる、そういう気持ちを改めて強く持っていただきたいと思うので、いま一度答弁をお願いします。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(前田 真) ありがとうございます。激励のご意見だというふうに受けとめたいと思っております。

 今後、今、中島議員がご指摘したこと、できるだけ対処できるように頑張ってまいりたいと思います。

○議長(加来良明) 次に質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明)ここで休憩します。

(午後0時04分)

○議長(加来良明)休憩前に引き続き会議を開きます。

(午後1時00分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明)第2款総務費第2項徴税費、99ページから102ページの質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 1番、深沼達生議員。

○1番(深沼達生) 102ページの十勝圏複合事務組合負担金として901千円と出されている中で、そこで十勝市町村税滞納整理機構を設置とあるのですが、これはいつ頃設置されたものか、教えてください。

○議長(加来良明) 税務課長。

○税務課長(小林秀文) いつ設置されたかという部分ですけれども、ちょっとうろ覚えですけれども、20年ぐらい経過するのかなということでございます。よろしいでしょうか。

○議長(加来良明) 1番、深沼達生議員。

○1番(深沼達生) ということは、毎年のように納税をしていないところに伺って、こういう税金の徴収などを毎年やっているということですね。

○議長(加来良明) 税務課長。

○税務課長(小林秀文) 失礼いたしました。主要施策成果表をご覧ください。86ページになりますけれども、主要施策成果表の86ページに、詳細を書いてございます。滞納者、特になかなか納税の理解を得られない滞納者について、滞納整理機構という専門のスタッフがいるところに徴収をお願いしているという部分での負担金ということになっております。よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第2款総務費第3項戸籍住民基本台帳費、101ページから104ページの質疑を行います。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第2款総務費第4項選挙費、103ページから106ページの質疑を行います。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第2款総務費第5項統計調査費、105ページから108ページの質疑を行います。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第2款総務費第6項監査委員費、107ページ、108ページの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で総務費の質疑を終わります。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 第3款民生費、第1項社会福祉費、109ページから126ページの質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 1目社会福祉総務費、110ページの20扶助費細節福祉灯油等助成費についてお伺いします。成果表でいえば95ページですね。

 平成30年度の実績で対象者が合計で1,030件、そして実際に助成の決定をした世帯が合計で655件と、執行率が63.6%、執行残が5,500千円ほど残っているのですけれども、これにつきまして、周知方法等いろいろ努力されたと思うのですけれども、これらの執行残についての今後の課題について、もしあったらお聞かせ願いたいと思います。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) ただいま質問がありました福祉灯油でございますけれども、これにつきましては、昨年の11月の臨時議会で補正をさせていただきまして、灯油価格の高騰ということで、1年度限りということで実施してございます。

 今ありましたとおり、執行率でいきますと63.数%でございまして、この周知方法は、広報お知らせ版12月と1月、それから新聞折込みを12月に行ってございます。

 それで、受付期間が12月3日から、年が変わって今年の2月8日までと、約2月ちょっと期間を設けさせていただきまして、事業を取り組んだところでございますけれども、なかなかお知らせ版等、それから新聞折込み等をしても、申請に見えられない方もおりましたので、1月の中過ぎに、この事業の対象となる方、なると思われる方に個別に郵送でご案内を差し上げたところでございます。その結果が、これが60何%ということで終わってしまったのですけれども、我々といたしましては、最終的な手段として、対象となる方に直接的に郵送でご案内をしているということからして、なかなかこれ以上の周知方法はないのではないかなということで考えております。

 結果として、こういうことでありますけれども、今年も灯油価格が、これから冬を迎えて上がることは予想されるわけでありますけれども、改めまして、もし今年度においても、こういう事業を行うとなれば、周知方法にはまた例年どおり万全を期してまいりたいと考えているところであります。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) ご努力されていると思います。でも、せっかくの福祉灯油ということで、やはり補正予算まで上げてやった施策ですので、ぜひともまた今後努力して、できるだけ対象の方に行き届くような形の取り組みをお願いしたいと思います。

 続きまして、7目保健福祉センター費、122ページでございます。その中の委託料、細々節20ですか、保健福祉センターさわやかプラザの管理業務委託料ですけれども、平成29年度実績で約5,000名、そして3月の時点でしたけれども、平成30年2月時点で1万人以上の使用実績があったということですけれども、例えば、管理状況の中で、今、私も実は毎日利用させていただいているのですけれども、器具が壊れていて、なかなか直してもらえないという部分もあるのですけれども、管理状況についてちょっとお聞かせ願いたいと思います。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 保健福祉センターのさわやかプラザの管理業務ということでございます。こちらの管理業務につきましては、シルバー人材センターに委託をいたしまして、夜間、それから土曜日朝9時から夕方の5時まで開館してございますので、その間の管理をお願いしているところでございます。あくまでもそういう部分での管理委託料ということでしているところであります。

 それから、今お話がありました機器の故障ということで、私も今、機器が1台故障しているのは承知させていただいております。外国産の機器でございまして、ワイヤーが切れているということでございます。規格もちょっと国産とまた違うところがございまして、手間取っているところはありますけれども、これについては、以前からいろいろな方にお話を伺っているところでございまして、早急に修理をするということで、今、とり進めているとこであります。この件については、おわびを申し上げたいと思います。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 対処のほうをお願いしたいと思います。

 それで、せっかく利用人数が今、1万人以上、成果表がないので、僕も実際何人かはわからないですけれども、平成30年2月現在で1万人以上ということですので、その利用者の中から、今、お正月は別としても、連休中、例えば、休みですね、今、それをあけてほしいという声はないのでしょうか。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 直接的には、いろいろなご意見をいただく箱、紙に書いて箱に入れてもらうようなものはさせていただいていますけれども、そういった連休、特に5月の連休ですね、そういったところでの話はなかったかなと記憶しております。

 ただ、今年につきましても、もう過ぎましたけれども、10連休ということもございまして、中日に1日あけたという実績はございます。臨時的に開館させていただいたということでございます。

 そういうような長期の休み、その時その時の場合に応じまして、やはりあまりにも長期化ということになれば、やっぱり利便性ということも考えていく必要もあるかなと思っておりますけれども、ケース・バイ・ケースで対応させていただきたいというふうに考えているところであります。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 例えば、今年9連休とか、連休の長いときがやはり続きますと、自分も含めて、周りの人もちょっと実際には「連休中にあったほうがいいなあ」という声が、結構周りから聞かされました。

 そういう部分で、ちょっとそういう連休中、ほかの町ではあけているのですよね。そういう部分で、ぜひとも連休に関しましても、今後はできれば開設するような形でお願いしたいなと思いますけれども、いかがでしょうか。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 特にいろいろな連休があると思いますけれども、今回のような長い、どこからどこまでが、何日から何日までが長いのか短いのかというところはありますけれども、そのケースによって、いろいろ相談させていただいて、そして対応をさせていただきたいと思います。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) 114ページ、障害者福祉費の関係でご質問いたします。

 自立支援給付事業ということで、いろいろな事業が載っております。そして、こちらの成果表の中では、98ページで自立支援給付事業とありますけれども、障害者の方の自立に向けては、それぞれ町のほうでもいろいろ努力されていると思います。今、障害者の方が多数いらっしゃる中で、社会の中でも参画できる、あるいは就労に関わりたいという方がたくさんいらっしゃるのかなと思います。

 そういった中で、就労に向けた特別な施策という部分が、ここのどこに入っているのか、わからないのですけれども、そういった就労に関わるような、社会参画に関わるような、そういった事例というのは、この成果表の中でどこら辺にあるのかなと思って、お願いします。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) ただいまの自立支援の就労に向けたというお話でございます。成果表の98ページの下の段でございます。そこの、細かく切ってございますけれども、上から就労移行支援、それから就労継続支援A・Bとございます。こういったところの利用をされている方については、一般就労、それから福祉的な就労ということで分かれる場合はありますけれども、そういったことの支援でのご希望と、そして、それについて、私どもでその給付決定を行いまして、そして対応しているということになろうかと思います。

○議長(加来良明) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) 就労支援、一生懸命やられておると思います。また、こういった就労支援の関係で、障害者の方が本当に希望しているという部分はたくさんあるのか、少数なのか、多く把握しているのか、そこら辺、どの程度把握していらっしゃるのでしょうか。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 特に、現在、新得のもとの高校、支援学校ということも、ここ数年前に学校が変わりまして、そういった学校からの相談、進路、それから従来からある中札内高等養護、それから札内にもその分校があったかと思いますけれども、そういったところに清水町から通われている、あるいは中札内あたりですと、その寄宿舎に入られている方もおられますけれども、そういったところの学校からのいろいろな相談、進路に向けての相談というのは、多くいただいていると承知しています。あと一般的なそういう学校とはまた別に、町内に居住している方からの就労に向けての相談、これはご本人の希望等もありますので、多いかと言ったら、そういうことにもなかなかならないのですけれども、そういうようなケースもあるということで承知しているところであります。

○議長(加来良明) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) 就労に関して、いろいろ相談を受けながら対応しているということでお話を伺いました。

 また、昨日の一般質問の中でも、引きこもり関係でちょっと質問をさせていただきましたが、こういった引きこもりの中でも就労したいという気持ちを持ちながら、引きこもりになっている方もいらっしゃると思います。

 そういった部分の相談というのは、どこで聞いたらいいかわからないので、ここでちょっと聞かせていただきたいと思います。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 引きこもりの方の、昨日の一般質問でもお話が出まして、いろいろ思うところもあったのですけれども、就労についてのご相談、引きこもりの当事者ということは、なかなかやはりないということかなと思います。

 理由は、個人個人、ケースケース、一つ一つあると思いますし、一回やはりご自身の就労等に失敗しただとか、それから、医療的な部分でなかなか難しい、そして、それが原因でお家から出なくなったということもあるかなと思います。

 昨日の質問の、またお答えの繰り返しになりますけれども、いろいろな形の中で、そういった方々の実態を我々も把握に努めて、そして医療面あるいは就労にうまく結びつけられるような取り組みというのは、必要だなということは感じているところであります。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 110ページ、まず35番、清水町シルバー人材センターの補助金を含めて、ちょっとお伺いをさせていただきます。

 シルバー人材センターの勤務体系をお聞きすると、通常、役所は週40時間でよろしかったですよね。ちょっと違うのでしたっけ。基本的に、役場よりも勤務時間がシルバー人材センターは短いというような話を聞いているのですけれども、これには何か理由があるのでしょうか。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 詳しい、その何時から何時というのは、今、手元にございませんので、お答えできないのですけれども、勤務する曜日、役場の場合は、月から金が通常であると。シルバー人材センターは、土曜日も動いていますので、そういった部分で、土曜日の出勤も、交代ですけれども、あるということは聞いているところであります。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) この部分をぜひ確認していただきたいのですけれども、就業時間が基本的に一日30分程度、役所より短いというふうに聞いているのです。そして給料及びその人件費分のあれだと思うのですけれども、何を根拠に、まずそれをつくられたのかどうかというのは、今の時点ではわからないとは思うのですが、これをぜひ調査していただきまして、正しければ正しいと思うのですけれども、今の段階で調査できるかどうか、それはまた別事業でしょうから、若干の短さがあるというふうには指摘を受けているものですから、ぜひ調査してほしいのですが。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 私どもも、今ここでお答えできないということで、大変申し訳なく思っているところであります。

 勤務時間等は、私の中で確認をさせていただきたいというふうに思います。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) その整合性さえとれれば何も問題はないと思いますので、よろしくお願いします。

 続きまして、114ページ、敬老会食料費、敬老会につきましては、前回も、先日行われたやつにも参加させていただきました。非常によい会だったかなと思っておりますが。やはりこの参加者の記念品、いわゆるおまんじゅうを配られている。やはり77歳以上の方に、今までは、財政再建の時代に突入した中で、大分変わってきたと。参加したくても、やっぱりできない、もしくは77歳でも働いている方もいらっしゃいますし、まんじゅうを受け取れない方もいるし、まんじゅうがいいかどうかはまた別として、何らかのまた選択のできる形で記念品を、先人というか、高齢者を敬うという気持ちで、またいま一度考えられたほうがよろしいのではないか。まんじゅうがほしいというか、まんじゅうでなくてもいいよ、まんじゅうじゃないものがほしいとか、聞き出したらきりはないのですけれども、これ、全員に当たるような形にしたほうが、より町としての敬う気持ちというのが伝わるのではないかというふうに思うのですが、いかがでしょうか。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 敬老会のお話で、見えられた方にお渡しするおまんじゅうの関係でございますけれども、現在は、対象者は77歳以上ということで開催させていただいていますけれども、かつては74歳からやっておりました。その際は、いろいろ、当時ですから、もちろん、まんじゅうもありましたし、いろいろな赤飯みたいな、それから変な話といいますか、帰ってから飲んでくださいねという、ワンカップみたいな物もお贈りしながら、あわせて銀行の記念品、そういった物も贈っていた時代もございます。

 議員が今言われたとおり、行革の中で、年齢も74歳から77歳に引き上げてきたと。それから、その場所でお渡しする物も、同じだけにするようになったということ、経過でございます。

 いろいろな物が、どんな物がいいかということは、毎年、私どもで考えるのですけれども、今年の敬老会の会場、それから受付の場所を見ておりますと、やはりまんじゅうがいいと言っているわけじゃないのですけれども、やっぱりおまんじゅうがほしいのだなっていうのが、何となく、僕、あの場にいて実感いたしました。だけれども、中に入らないまでも、歩いてくる方もいれば、もちろん車で来る方もいらっしゃるのですけれども、封筒を持っていらっしゃるのですね、受付の場所に。申し訳ないけれども、中に入れないのだけれども、おまんじゅうだけもらいに来たのですということで、帰っていかれる方が多くいたなというふうに思っております。

 だからと言って、まんじゅうがいいと言っているわけではありませんけれども、それがやっぱりまんじゅうがいいのかなというところもありますけれども、そんな感想を僕は担当として見ておりました。

 それから、全員にお渡しするというような考えも、もちろん、あるかなと思います。これも一つ方法かなとは思いますけれども、やはり敬老会という、その式典をやるということからいけば、後で全員に渡すとなると、私どもとしては、会場に来ていただきたいというのが一番でございますから、そして皆さんで集っていただくというのが一番の願いでありますので、全員に後からお渡しできますよとかいうことになると、なかなか今度は敬老会自体が成り立たないのではないかなと、そういうことも心配しております。

 いずれにいたしましても、どういう方法がいいか、その記念品も含めて、毎年全く考えていないわけではないのですけれども、いろいろ考えさせていただいて、結果はやはりまんじゅうということもあるかもしれませんけれども、そういうような取り扱いをさせていただきたいなというふうに思っているところです。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 来たくても来られない方が、多分いらっしゃると思います。もちろん、その方の代わりに家族が来てという形もあると思います。

 ただ、本当に現実的に来られなかった方に対してのケアを何らかの形で、物ではなくて、それはぜひやってほしいと思いますが、いかがでしょうか。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 敬老会開催当日は、会場に見えられなくても、その日のうちであれば、保健福祉センター、それから、今年から御影支所でお渡しするようにさせていただいています。

 数も、発注の個数の関係もありまして、足りないという場合もありますから、その場合は、引換券等を事前に用意させていただいて、そして、それをお持ち帰りいただいて、せっかく当日に保健センターなり支所なりにいらしていただいていますので、そういった方には、後日でありますけれども、お配りするというようなことをさせていただいているところであります。

 そんなようなことで、大変答えになっているかどうかあれですけれども、そういうようなことで進めさせていただきたいと思っているところです。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) わかりました。いろいろな声もありますので、来てくれた方の話は、多分おまんじゅうのほうがいいだろうという形の人のほうが、いらっしゃるかもしれませんけれども、意外にそうでもない声も聞こえてまいりますので、その辺は、随時その時代にあわせて検証していただきたい、そのときにあわせて検証してほしいなと思います。

 続きまして、122ページの保健福祉センター、先ほど川上議員も質問していました、さわやかプラザの関係ですが、成果表の31ページに、トレーニングルームの数字が出ていると思います。

 まず、先ほどもちょっと話になりました、機械がどうしても壊れているのだというのは、これですね、要は、これを見てわかるとおり、無料の方も相当数いらっしゃいますけれども、無料じゃない方、いわゆる有料の方、無料の方には、壊れたらごめんなさいで、ある意味、合理的にいえば、通るかなと思うのですけれども、お金を払っている方にしてみれば、いつ直るのだという話になると思います。海外製品が多いということもあるのですけれども、更新の際には、これから国産に変えていくとかという、要は、メンテナンスフリーにはならないでしょうけれども、メンテナンスしやすい機器に変えるという考え方はないですか。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 先ほど川上議員からのご質問で、大変申し訳なく思っているところでありますということでお答えさせていただいたのですけれども、そのことについては、改めておわびを申し上げなければならないなというふうに思っています。

 機械の外国産、それから国産の問題ですけれども、やはりこういったたぐいの製品については、私ども、基本的には入札で行うと。そして町内業者を優先的にご指名するということになろうかと思いますけれども、やはり外国産のほうが物としてはいい、そして年数も持つというお話をよく過去にいただいてきているところであります。特にこだわりがあるわけではありませんけれども、今、壊れている機械も、保健福祉センターができて21年目ですけれども、そのときに置いた機械でございまして、もう20年以上もっているということでございます。これは国産メーカーを云々するわけではありませんけれども、もっと早く、もしかしたら壊れていたのではないでしょうかというお話もいただいているところでありまして、それはどちらがいいかというあれではありませんけれども、一つの選定の基準としては、やっぱり長期にもつ機械のほうがいいのではないかなということは考えますので、そういった面で、もし国産の部分でも対応が長期間できますよという物があれば、もちろん、そちらがいいでしょうし、そういったような観点で、もし更新する時期が来れば、選定してまいりたいなというふうに考えているところです。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) この中で見ると、平成29年度の実績としては、トータルで9,459名、そして30年、昨年は1万1,000人と、非常に増えている。ということは、やっぱり機械もものすごく壊れ方も激しいというか、損傷が激しくなると思いますので、これ早急にやってほしいなと思っております。課長には直接お話しした経緯もありますけれども、何せこれお金を取っているというのは、ある程度これを管理している者としては、責任が発生すると思いますので、途中ででも、それこそ補正でもかけながら、利用者に迷惑がかからないようなものを早急にやる必要があると思うのですが、いかがでしょうか。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 先ほどもお答えさせていただきましたけれども、早急に直すということで、今取り組んでいるところでございますので、大変申し訳ございませんけれども、なるべく早くというより、早く直すということで取り組んでまいりたいと思います。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) この保健福祉センターのトレーニング機器の関係ばかりを質問して恐縮なのですが、これ3月の予算委員会で、私もあえて質問させていただいたところだったのですけれども、今は65歳以上が無料でよかったですね。ここを利用される方、50代、40代、30代、20代、要は、お金を払っている方々というのは、特に40代、50代の方は責任世代と言われる世代、こういう人たちがやっぱり一生懸命取り組まなければならないのかな。40代は非常に増えているように見えますけれども、やっぱり50代になると、あまり変わらない。

 ただ、お金を払っている人たちは、大体基本的には、お金を払っているというか、責任世代以下、若い人たちが使うのは夜が多いと。私が最初言ったのは、やっぱり町民全員が健康になってもらうためには、お金が云々ではなくて、多くの方に利用してもらったほうがいいのではないかということで、全部を無償化にしたほうがいいのではないですかという話をさせていただきましたが、それに対して、ぜひ検討してほしいということで、予算委員会で終わったのですが、来年度以降はどのような方向になりそうですか、このままいくかどうか、お聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 3月の予算委員会のときに、そのようなご質問をいただきました。それで、料金を取っている、そのもともとの趣旨は、今、壊れていますよというところのお話もありましたけれども、機器の管理経費、そういったものをもとにして料金設定をしてきた経過でございます。

 ある意味、一定程度の料金をいただくということで、私どももそのことで機器の使用、皆さんに大事に使っていただけるのではないかなということも期待しているところでありまして、新年度についても、同様の取り扱いをさせていただくということでございます。

 3月のときにもお話をさせていただきましたけれども、65歳以上の無料化については、もう10年ぐらいたつかと思いますけれども、その当時の政策的な判断で、65歳以上は、施設の箇所はあれですけれども、保健センターの機器の使用は無料にするということで、料金改定を行ったということで聞いておりますけれども。

 いずれにいたしましても、新年度は現状と同じということで考えているところです。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 今回は、体育館はちょっとこの項目には入っていないのであれなのですけれども。結局若い人は、逆に体育館とかにして、こっちの部分については、やっぱりすみ分けが必要なのかなと。そのほうが逆に利用者も楽しく、そして若い人は若い人なりの機械に乗りたいというものもありますでしょうし、それについては今後、例えば、青木課長のところと社会教育課のほうで何かすみ分けをしていくというような方策、もしくはそういう考え方があるかどうかだけお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 体育館は体育館なりに目的がございまして、ある意味、筋力アップですとか、スポーツ的な、アスリート的な使用になるのかなと思います。そして、体育館にそういった機器がないわけではないですけれども、こんなことを言ったらあれですけれども、保健センターの、私どもの機器も古い物はありますけれども、それより、さらに古い物があるというふうに承知しておりまして、なかなかそうもならないかなと思います。

 保健センターは、もともと健康づくりと、今、鈴木議員もおっしゃられておりましたが、健康管理、健康づくりという意味で、あの部屋を設置しておりまして、目的が違うという部分はあります。

 ただ、目的が違うからどうなのだというところはありますけれども、この先、例えば、体育館が何年後になるかですとか、そういうこともあろうかと思いますけれども、その際には、そのときのいろいろな判断でしょうけれども、いろいろな機器類も、もしかしたらそろっていくのかなという部分も、こちらの我々としては、勝手に思っていますけれども、そういったところの中ですみ分けをといいますか、あるいはどちらかにまとめるだとか、そういったことの判断はそのときに必要になってくる場合があるかなというようなことは考えております。現在は特に教育委員会、体育館側とこの施設のすみ分け、年齢で分けるとか、そういったことは全く考えてはございません。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 高齢者の健康づくりというのは、本当にこれから貴重な話ですし、やっぱり例えば、体の弱い部分をより強くしていくというか、補っていくためには、こういうところに、そしてポイント制というのも非常にやられて、すごく効果が上がっていると。それもいろいろな意見はあるとは思いますけれども、かといって、今度、若い人たちが集うところ、若い人たちが体を鍛えたいと思っても、なかなかそういうところまでは回っていない。将来的に、この辺はしっかりと政策としてうまくやってほしいなと思うのですけれども、最後に、町長に、この部分について、やっぱり若い人たちに、お金を取っているのはしょうがないとは思うのですけれども、取ったなりのやっぱり、そういうしっかりとした環境をつくってあげることが、将来的な清水町の健康につながると思うのですが、町長は今後、どのように考えているかだけ聞いて、終わりたいと思います。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) 若い人と高齢者の区別というふうなところでいきますと、今、保健福祉課長も言いましたけれども、今後、体育館だとか、いろいろなこと、今実際にあるトレーニング機器がありますけれども、それの古くなっていることもありますし、そういう中でしっかりと体力増強、アップだとか、そんなこともしっかりと目的にした中で、そんな機器やなんかもそろえていくような流れになってくるのではないかなと思っております。

 ですから、体育館の建設は、そんなに遠くではなくて、平成でいくと37年のそういう流れでもって、そこが一応ちょっとしたポイントになるよというお話はしていたのですけれども、そこまでの間については、今のようなすみ分けの中でやっていくというようなことは、保健福祉課長が言ったような経過の中で考えているところでございます。

 そしてまた、ただ、故障した部分については、できるだけ今後についてもみんなに迷惑をかけないような方法はしっかりととっていきたいなというふうには考えております。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) ちょっと私としては予定していなかったのですが、今のトレーニング機器類の考え方、課長から聞いて、海外のほうが持ちがいいという、方向がしっかりしているようなお答えがあった。私、ちょっとふと思い出して、保健福祉センターを担当していたわけではないですけれども、外部にいましたけれども、その当時、町の中では、国産ではないと話を聞きました。その中で、その関係の方からちょっと聞いたのは、国産でなければ、故障したときに部品等が入るまで日にちがかかると。 ですから、今、故障している機器というのは、どこの製品かわかりませんけれども、海外のものであれば、多分時間がかかるだろうと。それと、単価的に高いというふうに、その当時は言われておりました。ですから、先ほど課長が、海外のものは安いから、持ちますと言ったけれども、これ一概に、ただ製品を比較して言ってしまえば、そういうことになるかもしれないけれども、部品が入ってこないから、根こそぎ取りかえなければならないですね。国産であれば、小さな修理を繰り返すことによって長持ちさせられるのですね。一番わかりやすいのは、意外と国産車と外車が、今かなりいろいろなものができているようですけれども、よくありましたよね、外車は部品が高いよ、故障したらかかるよ、それと同じことなのです。

 だから、一概に、私が今質問しているのは、「国産だ、海外だ」で単純な答えをこれから、今、町長が言いました、体育館を建てかえたとき、そういう問題が出てくるので、あえてここでちょっと、課長がさっき言ったので、決めつけないで、長いスパンで修繕費を、トラブったときは、すぐに直してもらうことが一番大事だと思うのです。その辺をもう一度、慎重なる検討をして、いろいろな施設がありますから、その辺等に問い合わせをしながら、本当にどっちがいいのだろうと、これからのことも含めて、ちょっと検討してもらいたい。それだけれども、課長のせいじゃないな、どこか設計の担当のほうになるのかもしらないけれども、その辺、慎重に判断をしていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 先ほど私、長持ちするということでお話ししましたけれども、その後段で、国産についても、そういうように長期間持つのだというものがあれば、当然そういったことも考慮しなければならないということでお話をしたかなというふうに思います。

 中島議員が言われるとおり、当然、後々のいろいろな修繕のコスト、これはどこが壊れるかはわかりませんけれども、そういったことは別として、一般的には、修理にかかる期間、それから費用を考えても、国内で生産しているほうが早いでしょうし、安いと言ったらおかしいですけれども、割と安くできるかなということは、重々承知しているところであります。

 それで、そういったことも含めて、先ほども申し上げましたけれども、もしそういうようなことで耐用年数等、やはり買う以上は、更新、今、何かをするわけではありませんけれども、買う以上は、やっぱり長く持たせたいというのは、私どもが考えていることでございます。修理も含めて、そういったことも当然考慮させていただいて、更新の際には、機器の選定をしていきたいというふうに考えています。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) それでは、一応確認のためにお願いいたします。114ページの老人福祉の老人施設入所措置費、これについてですけれども、成果表によりますと、これは10人分だよということで、約23,000千円を支出しておりますが、反面、逆のパターン、他町村から清水の施設に入っている方はいないのかということを、まずお伺いいたします。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 老人入所施設措置費23,130千円でございますけれども、これは養護老人ホームと申しまして、十勝近隣では、新得のひまわり荘、それから帯広にあと、成果表でいきますと、97ページでございます。97ページの中段の表でございます。あと柏陽園さん、普仁園さん、信楽苑さんとあります。いろいろな事情で、ご家庭での生活がなかなか困難と、介護保険とは別に、そういったことの申し出によりまして、私どもで入所を措置するというものでございます。

 逆に他町から清水ということはあるのかということでございますけれども、清水には養護老人ホームというものはございませんので、もっぱら清水から他町村の施設にお世話になっているということでございます。

○議長(加来良明) 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) 了解いたしました。

 次、これは介護人材育成事業補助金246千円、成果表98ページ。これは6名分で246千円、そしてその隣に、返還者と書いてあるのですよ。これどういうことなの。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 介護施設にお勤めの方のいろいろな資格を取得するために必要な経費、1事業所当たり100千円を限度に、その費用について町で助成をさせていただいています。その助成の条件といたしまして、一定期間、その事業所にはお勤めいただくということを条件にしているのですけれども、資格取得後、短期間で退職されたとか、そういう場合は、一部返還していただくというような条件のもとに交付しているものでございまして、それについて1名40千円の返還があったということであります。

○議長(加来良明) 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) この前、返還があったということだよね。この経費はどこで受けているの。40千円は返還されたでしょう。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 一度助成金として交付させていただきましたけれども、その後、短期間で退職されたということでありましたので、その事業者から町にその額について返還をさせていただいたということです。

○議長(加来良明) 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) いや、確かにそのはずなのだけれども、ちょっと私、目が悪いものだから、どこに書いてあるかなと一生懸命探したけれども、なかなかわからないのさ。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 成果表の98ページ、上の表の返還の分は、事業所名の最後のところですね、その事業所の名前を書いていますけれども、返還者で1名、40千円ということ。

○9番(口田邦男) それはわかる。これはどこで、歳入で受けているのでしょう。だから、どういう項目で受けているのという。

○保健福祉課長(青木光春) すみません。いいですか。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 決算では、114ページの19節の負担金補助及び交付金の39番、こちらのほうで戻入をしています。戻入です。戻してもらうということです。

○議長(加来良明) 答弁、保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 私どもの処理としては、出した科目に戻すということになります。

○議長(加来良明) 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) 246千円は出したでしょう、補助したのでしょう。それから40千円バックしたのでしょう、戻してもらったのでしょう。そしたら、おかしいのではないの、これ。何かおかしいな。そしたら200千円。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 差し引いた分が246千円という決算額です。(発言する者あり)

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 失礼いたしました。最初、この表でいきますと、助成額246千円ありますけれども、最初286千円を出したわけです、全体として。そして戻入をいただいて246千円の決算となったということです。

○議長(加来良明) 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) いや、それならわかるな。それならわかるけれども、この表でいくと、246千円しか渡していないのに、また40千円バックしたと言って、おかしいねと。そういう見方しかできないのだけれども。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 大変失礼いたしました。申し訳ございません。そういうことで、最後の事業所については、当初2名分を出しましたけれども、そして80千円で出しましたけれども、返還をいただいたということで決算は、そこの事業所は40千円だったということであります。

○議長(加来良明) 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) 内容はわかりましたよ。わかるけれどもね、これはやっぱりみんながわかるには、28万何ぼ出したら出したというふうに、やっぱりそういう経理の仕方をしなかったら、差引勘定されて出すというのはわからないでしょう、もとの数字が。28万何ぼ出したよと。そのうち4万円はバックしたよと、そういうようにきちんと数字をあらわしてもらわなかったら、差引勘定、これを載せられたら、ややこしくてわからないと思うのだけれども、どうですか。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 大変申し訳ございません。以後わかりやすいように、資料の作成に努めさせていただきます。申し訳ございません。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第3款民生費第2項児童福祉費、125ページから138ページの質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 学童クラブ運営費、134ページ、成果表112ページになると思います。昨年度の利用者数、第1学童クラブが74名、第2が76名、御影が95名ということですけれども、実際に状況をお聞きしたところ、学童には約100名近くの、旧児童館のほうですね、そちらのほうに100名近くの児童たちが放課後残って実際にいるということを聞いております。

 そういった中で、お聞きしましたら、施設の大きさに比べて、児童のやはり密度が高いということで、保育している先生の立場からすれば、やはり子ども一人一人のことを考えれば、もうちょっと広い施設があったほうがいいのかなということも聞かされておりますけれども、今の学童の課題について、もしありましたらお聞かせ願いたいと思います。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 今、議員ご指摘のとおり、100人ぐらいのお子さんが、実際、登録はしていますけれども、毎日全員が来ているわけではなくて、大体学童では、1日80人程度、あとスクールバスを待っているお子さんたちもいますので、それも合わせて100人程度ということです。

 今、そんなものですから、平成29年度に旧児童館を使うよう予算をいただいて改修して、2つ、小学校側と旧児童館側を使って、何とかやりくりをしているところです。

 ただ、旧児童館については、ご存じのとおり、かなり老朽化していますので、いろいろと壊れるとかあるのですけれども、そういうところは順次修繕しながら対応をしているところです。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 今、2か所そうですね、小学校のほうと旧児童館のほうでされているということで、お聞きしましたら、先生方もなかなか両方、今、少ない職員を両方に振り分けてやっているということも聞いております。

 そういったいろいろな方が今、出されてはいるのですけれども、これ、将来的には学童をどのように考えられているか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 今、大体2か所を使って100名程度という話をしました。今後、小学校の生徒さんの児童数が徐々に減っていくだろうという当初の想定でしたけれども、令和4年ぐらいまではさほど減らないという状況があります。その後、また徐々に減っていくというような、今の状況では考えられるのですけれども、そのぐらいになれば、また1か所にしていけるのではないかなというふうに考えてはいるところです。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 一方では、親御さんのアンケートの中では、新しいそういう子どもの施設もつくってほしいという要望もあるみたいです。なかなかこれ予算が伴いますので、難しい面もあるのかなと思っておりますが、来年4月から新しく保育所が建てられまして、現在の第1保育所が実は使用しなくなるということになると思います。

 そういった中で、例えば、トイレ改修だとか、教室が狭いだとかの、いろいろな課題はあるかと思うのですけれども、今の旧児童館に比べれば、まだ新しい施設でありますし、まだ十分使用できるのではないかなと思うのですけれども、そこら辺の利用につきましては、今後考えておられるかどうか、お聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 4月からは第1保育所があくことになります。今、要するに、乳幼児の対象の施設ですので、今度、学童となりますと、1年生から6年生までが入所することになります。そうなりますと、1番はやっぱり今議員がおっしゃったとおり、トイレの改修をかなりしなくてはいけない。それで、実際、その跡地の利用については、まだこれから考えていくところなのですけれども、まだ具体的には決めておりませんので、そういったことも選択肢の一つとして考えているところですけれども、その改修費とか、今後のお子さんの推移をよく見きわめた上で考えていきたいなというふうに考えています。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) せっかくボイラーも新しくしましたし、そういった部分で、現在いる子どもたちにとっては、やっぱり今で終わっちゃうと思うのですよね。将来のことを言っても、今現在のことなので、できたらそのような方向でご検討いただきたいなと思います。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 先ほど申しましたとおり、いろいろな選択肢があると思いますので、そういったことをいろいろ考えながら進めたいと思います。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第3款民生費、第3項災害救助費、137ページ、138ページの質疑を行います。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で民生費の質疑を終わります。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) ここで休憩します。

(午後2時00分)

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。

(午後2時15分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 第4款衛生費、第1項保健衛生費、139ページから150ページの質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) 成果表のほうですけれども、122ページ、乳幼児の保健事業の関係ですけれども、これが対象者の対象の数があるのですけれども、受診されなかった方がいて、受診率が100%を切っている部分があるのですが、いろいろな部分で乳幼児健診というのはとても大事な部分があると思います。そういった、来られなかった部分については、別な形で子どもたちに会っているのかどうか、親御さんに会っているのかどうか、教えていただきたいと思います。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 乳幼児の保健事業の対象者と来られた方の関係でございますけれども、特に里帰り出産等で町外の他町村の実家に帰って、そして出産されて、何か月かして帰ってこられる方もいらっしゃいます。それで、乳幼児訪問ですとか、2か月児、結構大きく差がありますけれども、それはそういった事情で、里帰りされたほうで出産されているわけですけれども、その後、戻ってきた際に、こちらのほうでまた訪問するなりさせていただいて、対応しているということになるかと思います。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。質疑ありませんか。

 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) 1点だけ。140ページの日赤に対する運営補助金、私は当然、これは賛成、過去においてもしてきておりますが、たまたま救急の場合の小児科の対応について、町長の考え方をお聞きしたいと思っております。

 実際問題として、小児科というのは日赤にしか町内にはないわけです。夜間、救急の場合、実際に子どもさんの具合が悪くなると、親御さんがとても不安ということなのです。たまたま救急を通じながら日赤に問い合わせをしていただくと、私から言わせたら、そんなこと言われなくてもわかるという答えが返ってくるのです。小児科の先生が夜間勤務しておりませんと。1人で24時間なんか勤務できないわけだし、そんなこと、一般的にほかの町民の方もわかっているわけです。ただ、子どもさんの場合は、子どもが意思表示することは、具合が悪くなると少ないです。そうすると、親御さんがそれを心配してすがるわけです。何科かは関係ないのです。お医者さんとして我が子の状態をちょっとでも見てもらいたい。そして、親御さんがほっとすることによって、というのが、私は小児科の救急なのかなというふうに思っています。

 それからいくと、たまたま日赤に1億円出しているよねという話が出まして、そのお金、必要なのかと。要するに、たまたま、これは確率から、人数からいったらわずかなのです。でも、その不安というものを解消するための一部のお金だというふうにも私は思っていますので、これが必要ないとは言いませんけれども、やはり町長が子育てにすごく力を入れておられて、ナンバーワンを目指すという、そういう意気込みでやっているわけですから、支援の部分は、私は、もういいとは言いませんけれども、かなりうちは進んでいるというのは、常々思っています。ただ、そこに出てくるのが、一番大事な医療の部分は、これは町長ができることではないので、やはり外部に出すわけだけれども、この1億円というものを、経営というものの大事さを認めて出しているわけだから、ということで、町長に、前に医療関係者と懇親会というか、情報交換したときもあったように思いますが、今はそれをやっておられないようなので、大変、町長が目指している子育てナンバーワンの町、このためにも、やはり医療の部分も、町長、ぜひ私が目指している部分の一層の協力をということで、改めて町長から日赤のほうに申し出をしていただきたい。そして、この1億円が生きた補助金に、よりなるような、そういう協力的な呼びかけ、町長にお願いといいますか、希望として考え方をお聞かせ願いたいと思います。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) 今の、特に日赤の小児科の部分については、緊急に限らず、いろいろなお話は、実は私のところにも届いています。人伝いもありますし、直接言われたこともありますし、そういうことがありますので、事あるごととは言いませんけれども、節目のときにはしっかりと対応をお願いします。それが日赤にとっても、いろいろ運営が苦しい中でプラスになると思われますので、そういうお話はさせていただいているところですけれども、今後についても、その部分については、さらにしっかりと対応してもらえるように、申し入れはしたいなというふうに思ってございます。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。質疑ありませんか。

 7番、佐藤幸一議員。

○7番(佐藤幸一) 140ページの帯広厚生病院運営費補助金でございますが、357万円計上されております。清水町からも厚生病院にはかなりの人数が患者として頼っていっているという話なのですが、これ以上に帯広厚生病院に負担金を払っているという事実はありませんか。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 私どもから帯広厚生病院に支出補助をさせていただいているのは、この357万円のみでございます。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。質疑ありませんか。

 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) 144ページになるかと思いますけれども、検診の関係でちょっと質問をさせていただきますが、毎回、私が指摘をしておりますけれども、特定検診、検診率ですけれども、管内でも清水は低いほうであるという経過が出ているはずですけれども、これに対して、現在はどんな形になっているか。それとも、今後はどういう形になるか。そこら辺の考え方を、ひとつ、お知らせ願いたいと思います。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 特定検診の検診率につきましては、議員さんからは、その時々にいろいろお叱りを受けたり、激励をされたりということで来ているわけでございますけれども、平成30年度の検診率については、これは国でまだ公表になってございませんので、ただ、私どものほうで算定した中で、今、34.2ということでございます。これはまた、国の公表になってくれば、また数字が変わるかなと思います。昨年の、平成29年度の例でいきますと、33.2でございましたので、若干、上がるかなということは期待させていただいてございます。

 その取り組みですけれども、いろいろな場面でお話はさせていただいていますけれども、まず、家庭訪問、これしかないと。じかに顔を合わせて、そして今の体の状態をご自身で知っていただく。生活習慣病の予防ということが主体になりますけれども、そういった中で、小まめに家庭訪問を行っていくということに尽きるかなと考えています。

 そんな中で、私どもの、特に担当の保健師ですけれども、担当地区を回りまして、各ご家庭にお伺いさせていただいて、いろいろお話をさせていただいて、ご理解をいただきながら受診につなげていく活動を、今、させていただいているところであります。

○議長(加来良明) 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) これは、とにかく医療費に跳ね返ってくる問題だから、真剣に取り組んでもらわなくてはならないことなのです。以前、保健師さんに言ったこともあるのだけれども、「あなた方、何やっているのよ」と、きつい言葉を言った経過もあります。それぐらい、言ったけれども何も変化がない。たかが1%ぐらいのアップぐらいで、ほかの市町村から見たらかなり低い。よっぽど頑張ってもらわなくては困るというふうに思いますので、ひとつ、よろしく。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 決して褒められた検診率ではないということは重々承知しているわけであります。いろいろご指摘もいただいてきている経過でありますけれども、それも含めて、もう少し頑張れよということでの激励の意味と捉えさせていただいて、今後とも受診率のアップに努めてまいりたいというふうに考えています。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。質疑ありませんか。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 140ページ、十勝圏複合事務組合負担金(帯広高等看護学院分)1,539千円、これは毎年、確かこのぐらいの金額だったと思うのですけれども、十勝圏の何かの会議に私も出たときに、よく他町村の方が言っているのですけれども、他町村も出しているけれども、高等看護学院から清水の医療機関に看護師として来ている数字というのは押さえていらっしゃいますでしょうか。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 手元には持ってきておりませんけれども、何かの会のときにいただいております。医療機関に来ている数字というのはいただいております。ただ、その中に清水の部分があるかというのは、今、定かには覚えておりませんけれども、どこの医療機関に何人勤めていらっしゃるというような数字は、資料としては持っております。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) これ、多分、ほとんどの卒業生は帯広厚生病院もしくは協会病院とか、そういうところに行くというのは、実は一般的な流れみたいになっちゃっているのです。地方の部分がどうしても少なくなっていっているのは、もう何年も前からなのです。この運営の方法、事務組合でやっているかどうか、定かではありませんけれども、帯広医師会でやっていると思うのですけれども、何かの折に、やはり地方にできるだけ看護師が少なくならないように要請をしていくというのは、これは自治体の役割、後々必要かなと思うのですけれども、この辺、もし情報及び今後、そういうような要請活動をしていただけるかどうか、町長にお伺いしたいと思います。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) ただいまの卒業生の、私も保健福祉課長をやっていたときに、そういうデータをいつも拝見しておりました。会議に年2回ぐらい呼ばれたときに、こういうふうなことで、そのときに全然よそに行っていないのではないかと、帯広の厚生病院にほとんど取られているのではないかというような発言も実はして、負担金が多いのではないかというような発言もした記憶が今、ございます。

 ただ、そのときに、卒業してすぐはそういう人が多いけれども、でも、回りまわって、高等看護をしている人が清水の病院にもたくさん行っていると思いますよという話を聞いて、何となく聞いてみたら、やはり途中からでも入ってきている人がいて、そのような状況も、結構、清水にはあるなと。ただ、日赤あたりは日赤の養成の部分の中で来る人が多い状況は承知しておりますけれども。

 そんなこともあって、全体的な十勝の供給に、あるいはそのうちの一部、清水の供給をしてくれる役目は、それなりに果たしているのかなということの中で、当然、この負担金は学校運営ですから、すごくかかっていまして、半分が帯広で、大抵、今、そうなのですけれども、人口のバランスからいったって、残りが町村の中で、人口比で分けるということなのですけれども、その中で、厚生病院自体も、確か負担をしているのではなかったかなと思うのです。ただ、その分だけ普通の何でも案分する率よりも、帯広だったり病院の率がちょっと高かったりというような状況の中で、このぐらいはやむを得ない部分なのかなと思いながら今まで来ている経過がありますので、今後についても、そういう回りまわって清水に供給されるという状況はまだ続くと思いますので、いろいろな経過の中で、うちの負担金が本当にこのぐらいでいいのか、悪いのか、よその町村とも協議しながら、少し考えていきたいと思いますけれど、当分の間は、この部分のところはいろいろな経過の中で、先ほども一番先に言いましたように、やむを得ない数字なのかなというような捉え方をしておりますけれども。

○議長(加来良明) よろしいですか。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 例えばですけれども、それがあるかどうかは別として、清水高校から看護師になりたいという子がもしいるならば、これもただ勉強の世界ですし、学力の世界ですから、一概には言えないですけれども、極端に言えば、推薦枠をいただけるのかどうかも含めて、もうちょっと積極的に関与してもいいかなと。何か役に立てるのかなという形は思いますので、黙って見ているよりは、何かの折に、ぜひ複合事務組合の会議でもよろしいですし、そういうところで、もし、町長のほうから発言していただければと思います。よろしくお願いします。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 何せ、みんなの19市町村が入った中で、こういうものが決められるし、町長や市長のところに来るときには、もう大体、事務レベルの中で決まった部分も多いのですけれども、機会があれば、そんなことも含めた中で、いろいろと今後のあり方について、また、ほかの部分も少しあるみたいですので、厚生病院に限らず、救急の輪番制だとか、そんなことも含めて、いろいろまた、いろいろな負担だとか、そんなことも申し入れがあるような部分もありますので、そんなことも含めて、今後の医療のあり方も含めて、いろいろと考えながら発言なり行動なりしていきたいなと、そんなふうに思います。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第4款衛生費、第2項清掃費、149ページから152ページの質疑を行います。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で衛生費の質疑を終わります。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 第5款労働費、第1項労働費153ページ、154ページの質疑を行います。

質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で労働費の質疑を終わります。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 第6款農林業費、第1項農業費、155ページから172ページの質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 12番、桜井崇裕議員。

○12番(桜井崇裕) 農業振興費のことでお伺いします。成果表で、134ページ、農地中間管理機構のことで質問をしたかったのですが、予算書の中では振興費に載っていないのですが、これはどういうことなのか説明願います。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) こちらは、農地中間管理事業を行うに当たって、道から消耗品または郵便料等がいただけるものとなってございます。決算書でいうと、それぞれ消耗品、需用費の事務事業用消耗品と158ページになりますけれども役務費の郵便料の中の一部となってございます。

○議長(加来良明) 12番、桜井議員。

 その件につきましてはわかりました。

 次に、担い手の地域再生協議会の関係と農地中間管理事業について、担い手の農地の集約の考え方、この中間管理機構についても集約を目指したけれども、平成30年度は実現しなかった。農家に取りまとめを5年に1回、かなりの方が要望されていると思いますけれども、実際には動いていない。担い手も最近は規模を拡大したり、酪農家ばかりではないですけれども、大型化が進んでいる。そういった中で、集約に向けて、一部では大きな法人がいろいろなところで利用している。だけれども、農業政策として町の考え方を、農林課あるいは農業委員会の考え方をお聞きしたいというふうに思いますが、よろしくお願いします。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 それぞれの課と委員会にいいですか。最初に農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 今のご質問ですけれども、確かに、議員が言われたとおり、規模拡大を目指す農家さんが、まだ清水の中には多数いると思います。あるいは、また新規就農を目指す方もいるわけなのですけれども、平成30年度につきましては、農業委員会と、この部分につきましては調整をしながら進めているわけなのですが、残念ながら集積を図ることができなかったということになってございます。

○議長(加来良明) 次に、農業委員会局長。

○農業委員会局長(渡邊義春) 農地の集積でございますけれども、農業委員会といたしましては、あっせん事業で申し出のあったもの、もしくは農地法第3条で、それぞれの相対でもって申し出のあったものが集積化されておりまして、中間事業を使った農地の出し手がなかった状況でございます。

○議長(加来良明) 12番、桜井崇裕議員。

○12番(桜井崇裕) この事業は、主に本州の、本当に耕作地の引き取り手がないような対策に基づいていると認識しているのですが、なかなか北海道は余すことなく作付けができるようなことになっていると思うのですけれども、このまま農業者が借りたいという要望が多くて、毎回、意思表示というか、書類を出さなければならないのでしょうか。そこら辺をお聞きしたいと思います。事業がある限り書類を出さなければならないのか。

○議長(加来良明) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 集積、借りたいという方、また貸したいという方に変更がない限り、一度、提出していただいたものは、そのまま毎年ということではなくて、こちらのほうで整理をしておくということになってございます。

○議長(加来良明) 12番、桜井崇裕議員。

○12番(桜井崇裕) 私も農業者として、できれば近くで、近隣の地域で借りられるところがあれば借りたいよと。でも、それが可能でなければ、ちょっとまとまった面積がほしいので、町内どこでもいいですよと、そういう意思表示をしているのですけれども、貸し手が相対でない限り、農業者がそういう申請をしても、出ない限りはないということですよね。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 農業委員会局長。

○農業委員会局長(渡邊義春) 農地につきましては、先ほどもおっしゃいますとおり、出し手の方がいなければ、それを借りることも買うこともできませんので、出し手の方がいた場合は対応になりますけれども、現状では、出し手の方がいて、斡旋で近くの方に農地売買もしくは貸す形、もしくは出し手の方が特定の方を指定いたしまして、契約して農地を売買するなり、貸す形が今はほとんどでございます。

○議長(加来良明) 12番、桜井崇裕議員。

○12番(桜井崇裕) 不満な部分もあるのですけれども、そこはわかりました。

 次に、土地改良についてお伺いします。今、道営の事業が町内でいろいろ展開されております。しかしながら、成果表の中にも書かれていますように、農地基盤整備については、未整備の部分がまだあると。そして、また過去の整備が老朽化している。近年は本当に200馬力もするようなトラクターと何十トンもするような作業機が稼働しています。農地も固くなっているというようなところもあろうかと思いますが、今後の農地耕作条件改善事業にも結びつくのですけれども、今度の基盤整備の進め方を教えていただきたいと思います。

○議長(加来良明) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 清水町では、これまで道営事業等の事業を入れていなかったという部分では、平成28年度から順次、松沢地区、美蔓地区、下佐幌・人舞地区、清水・羽帯地区、最後に御影・旭山地区と、毎年、道営事業で希望される方の畑の整備を行う予定となってございます。

○議長(加来良明) 12番、桜井崇裕議員。

○12番(桜井崇裕) なかなか、最初の申し込みというか、道営の事業計画の中で漏れた部分だとか、いろいろな部分があるかもしれません。そういった部分、きめ細かく、後で繰り上げられるような、追加でできるようなこともしっかり考えた対策をお願いしたいというふうに思います。そこら辺、いかがでしょうか。

○議長(加来良明) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 事業が始まって、ある程度の部分であれば、変更計画ということで取り組むことができるのですが、完成間近になると、なかなかそれが難しいと。土地改良も1回やればそれで済むという問題ではありませんので、その辺も計画的に、今後も進めていきたいと考えております。

○議長(加来良明) 12番、桜井崇裕議員。

○12番(桜井崇裕) 1回、大きな事業が入ってしまうと、次の機会というのはなかなか難しいので、そこら辺はしっかり、受益者、地域の実情を踏まえて、しっかり対応していただきたいというふうに思います。終わります。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) その辺も受益者さんの意見を踏まえながら進めてまいりたいと思います。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。質疑ありませんか。

 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 私からは1点、牧場費について、その中の管理費についてお聞きしたいと思います。中身的には、平成30年、実頭数で5,170頭の管理をやっているということで、ただ、実際に運営している中で、現在、職員のほかに長期臨時の方が10名、短期臨時の方が6名ということで聞いているのですけれども、なかなか作業員が少ない。作業員を募集しても、特殊な事情で、大型免許なり、大型バイクの免許もないと、実際に仕事に就けないということで、なかなか募集しても人が集まらないということを聞いております。

 そういった中で、やはり育成牧場ということで、大切な農家の方の牛を預かった中で、作業員が少ないと、事故等の可能性も出てくると。そういった部分で、実は、先ほど福祉の中でも出ていたのですけれども、福祉の中では町の介護施設の中で、介護人材育成確保事業ということで、資格を取るのに補助金を出しているという部分では、牧場の関係者からも、やはり作業員を募集してもいないので、できたら、そういう資格を取るのにお金を出してもらえれば、やりたいという人がいるということを聞いているのですけれども、ほかの施設に出して、足元の町の職員に、臨時職員ですけれども、出せないのかなということで、ここら辺、総務課それとも町長、考え方をお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 今のご質問ですけれども、確かに牧場のほうでは、夏季放牧の見回りだとかという部分ではバイクの免許なり、バイクも中型の免許なり必要な免許というのがございます。現在、臨時、短期、長期、働いていただいている方の中にも、中型免許を持っていない方がおります。これまでも、それぞれ各自で、そういう部分は取っていただいたという部分がございますので、その点については、今後、牧場のほうとも相談しながら進めたいと思います。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) そうですね。今、働いている方は自分で取ってという形なのですけれども、やはり募集の条件の中にそういうものが入っているものですから、なかなか、その募集条件を見て、該当する方がいなくて苦慮しているということですので、今後に向けて、人材確保という面も含めて検討いただきたいなと思います。

○議長(加来良明) 副町長。

○副町長(金田正樹) 募集要件の中で、先ほど大型、どうのこうのという話ですけれども、大型の条件を入れた記憶はないのですが、間違いないですか。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) すみません、僕、募集要項の細かいところまでは見ていませんけれども、職員の方に聞いたら、そういうことでなかなかいないということをおっしゃっていましたので、そういうことなのかなということでお聞きしました。間違っていたら申し訳ありません。

○議長(加来良明) その中で、今後、どのように。

 副町長。

○副町長(金田正樹) 正式に私も入れていないという記憶でお話ししていましたので、これは確認してみますけれども、そこら辺で人材が少なくなってきているというのは事実でございます。昔の話をしますと、50のスーパーカブで行っていたのが、機動力がないということで大型化しています。そこら辺で、ある程度の資格を持った職員の採用はしていかなければならないということでございます。その資格の関係は、先ほど言った福祉のほうも含めて、別な職種もあるかと思いますので、それを合わせた中で検討はしていきます。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 第6款農林業費、第2項林業費、171ページから174ページの質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 174ページの有害鳥獣の関係でお聞きします。

今、御影も清水も、特にカラスが多いかなと。今、一番清水が、カラスがものすごく多くなっているというのが、よく言われているのが、今、新しく新築をしている保育所の、もとの木を伐採した関係上、ものすごい数が増えている。これに対して、何か有効な手はないのかなという部分と、カラスがまちなかにいて、ふんの被害というのが非常に多くなっている。これに対して、ここで質問していいかどうかは別としても、これは農林課が話をすることではないかもしれませんけれども、多くなればなったで、牛屋さんが多い中では、サルモネラとか、そういう問題も引き起こすことになると思います。根本的に、今後、今、非常に多くなっているという認識はあるのかないのかを含めて、役場としてどういう対策を取ろうと思っているか。もし、今の段階であればお聞かせいただきたいと思います。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 特に、私の農林課のほうにも相談が来ます。巣立ちのときは人を襲うという部分で、農村部であれば銃で捕獲なりできるのですけれども、相談に来るケースが、結構、市街地ということであって、うちのほうでは、猟友会に、もちろん市街地ですのでお願いすることもできませんので、そういうところにはカラスのぬいぐるみだとか、いろいろそういうグッズが売っていますので、そういうもので様子を見てくださいというぐらいしかアドバイスができていない状況です。

○議長(加来良明) 町民生活課長。

○町民生活課長(大尾 智) 今、農林課長のほうからも答弁がありましたように、町民生活課のほうにも駆除したい、何とかしてほしいという相談が来るところでございますが、なかなか鳥獣保護の関係もございますので、駆除するというのが難しい状況ですので、先ほど農林課長も言ったように、どうしても人を襲ったりというのは、子育ての時期とか、そういう時期なので、その間は刺激しないようにしてほしいとか、そういうことでお願いをしているところなのですけれども、なかなか抜本的な、駆除したり、追い払ったりという対策がないのが現状でございます。

○議長(加来良明) よろしいですか。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) そうですね。ないから、じゃあどうしようかということですね。ぜひ横断的に考えていただき、また、町民にも協力をいただけると、例えば広報を通じて、被害の全容とか、例えば巣がどこにあるのかというのを調べていくのも一つだと思いますし、今、質問したのは農林課のところで、町民生活課の課長も答えていただいて、連携がとれているようには見えますけれども、さらにこの問題の解決に向けて、町一体となってやってもらいたいと思うのですが、副町長、いかがですか。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 副町長。

○副町長(金田正樹) 実際、先ほど場所を言われていましたけれども、帰り道、毎日、すごい電線にとまっております。これで、例えば歩いていた場合なら、恐怖を感じる場合もあるかと思います。ただ、場所的に市街地、札幌のほうの熊の関係でもなかなか駆除ができないということがありましたけれども、その辺も今、保育所の木を切ったという話もあります。これも承知していなかったのですけれども、そこら辺もあるかと思います。今、2つの課が連携してやっていますけれども、さらに広めて、何かいい方法がないか、それは詰めてまいります。

○議長(加来良明) よろしいですか。

 次の質疑を受けます。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で農林業費の質疑を終わります。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) ここで休憩します。

(午後2時55分)

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。

(午後3時05分)

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○議長(加来良明) 第7款商工費、第1項商工費、175ページから180ページの質疑を行います。

 質疑はありませんか

 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) 質問に入る前に、観光協会補助金について、予算委員会の中での説明と事業内容が大分違うような決算内容になっているようなので、観光協会の中でそれなりに事業転換されたと思うのですが、その経過がわかる観光協会の理事会なり、役員会なり、議事録を開示していただけないかと思います。

○議長(加来良明) 担当課、そのような議事録は資料としてありますか。

○商工観光課長(斉木良博) 会議結果、そのようなものでも。

○議長(加来良明) 会議結果のようなものでもいいですか。

○6番(高橋政悦) 経過がわかるのであれば、それで構いません。

○議長(加来良明) お諮りします。

 ただいま高橋議員から観光協会の資料について申し出がありましたけれども、この資料を要求することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議ありませんので、全員に資料を提出するよう要求いたします。その資料がそろわないと質疑できませんか。

○6番(高橋政悦) はい。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) ここで10分程度休憩いたします。再開は予鈴をもってお知らせします。

(午後3時06分)

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。

(午後3時40分)

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○議長(加来良明) 先ほど要求しました資料について、執行部側から提出がありました。お手元に配付いたしました。最初に、この資料について説明があればお願いいたします。

 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 時間がかかりまして大変申し訳ございません。高橋議員ご質問の観光協会の補助金の事業内容について、変更があった部分というお話でございましたので、観光協会の事業計画の中で大きく変更になったものは、成果表158ページでいきますと、2番の物産振興事業の中の(1)十勝清水肉・丼まつりの参画という部分かと思います。当初、この事業については、清水食の元気まつりの開催を統合するということで事業のほうを変更しておりますので、こちらかなということで資料を用意させていただきました。

 役員会の開催起案、それから開催結果ということでお配りさせていただいています。6月4日のときに9月16日、牛とろの日関連イベントということで協議をしてございます。6月13日に、また再度検討するということになってございますので、6月13日の役員会の次第、それから結果ということでコピーをさせていただいております。

 この結果に基づいて、最終的には7月18日の役員会で肉・丼まつりの開催についてということで、最終確認をしているということを会議の中でお話ししましたので、以上、3部、コピーをしましてお配りさせていただきました。

○議長(加来良明) ただいま資料について説明を受けましたけれども、今、お手元に配付したばかりですので、中身に目を通す時間が必要ですか。必要ありませんか。

(「はい」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 必要なしということですので、このまま質疑に移りたいと思います。それでは質疑を受けます。

 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) 最初に、何でこんな資料を請求したかといいますと、観光協会に対して、予算委員会を通して、こういう内容で予算を通してくれということで審査をして許可をしたにもかかわらず、通ってしまったらこの700万円、観光協会がどんなふうに使おうと勝手だというような、さもそのような、要するに事業変更というか事業転換をかけて、そっちにお金を投入するということがまかり通るのか。行政のほうでは、目の中では自由に変えられるということは聞いたことがありますけれども、補助金に関して、そんな自由が許されるのかどうか。その辺を確認したいと思います。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 観光協会の事業内容の変更という手続きといいましょうか、内容についてですが、当初の観光協会主催事業、食の元気まつりという趣旨は、清水町の特産品、それから食の資源を広く観光協会主催で広げていくイベントを行うというものでございました。その中で、昨年度は5月下旬ぐらいに資料をお配りしているように、十勝毎日新聞社などから牛とろの日に関連して清水町の食の資源をアピールする事業ができないのか、食の元気まつりに牛とろの日を兼ねる事業ですとか、いろいろな案が出たのですけれども、そのような内容の提案があって、観光協会の中で議論をしたという結果でございます。

 最終的には、実行委員会を設置し、肉・丼まつりということで開催をしたのですけれども、経過としては、観光協会が行おうとしていた、その事業の拡大版といいましょうか、同様の趣旨のもと開催をするということで、開催を決定してきたという経過でございます。

○議長(加来良明) 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) その経過は、これを見てもわかるのですが、要するに、私が言いたいのは、予算委員会で審査した内容が、そのまま認定されて執行に移るわけなのですけれども、中身が変わっているのに、審査した我々には何のアクションもない。ましてや、そうなっちゃったからという事後報告が今回の決算審査であって、それって、もう何でも自由にできるなっていう感じがするのですが、その辺はどうでしょうか。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 先ほど説明させていただいたように、全く違う趣旨の事業をするという場合については、それは説明した内容、補助金の使途としては説明した内容と相違が生じるという部分については、変更することはできないなというふうに思ってございます。

 今回の元気まつりを肉・丼まつりに統合し、拡充していくという部分では、同様の趣旨のもと開催をしていくと、観光協会としてもそのような趣旨を役員一同理解して、事業変更していくという理解のもと行いましたので、その旨を含めまして、7月20日の補正予算の説明の際には、元気まつりを統合し、拡充して、実行委員会の中で肉・丼まつりを開催するというようなことで、補助金の補正予算の説明の中で、その文言を加えながら説明をさせていただいたというふうに思ってございます。

○議長(加来良明) 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) 大義的には、それで許されると思います。ただ、それを示すのであれば、観光協会が元気まつりについては主催、肉・丼まつりについては協賛であって、その協賛したお金、これは何を根拠にこれだけ......。要するに、元気まつりにこれだけ使うはずだったやつが浮くので、全部行きますよって、ただそれだけの安易な考えでそういうふうに動かしたのかどうかということを確認します。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) お配りしている資料、会議結果ですので、詳細な会議録等は作成していない状況でございます。役員会の中でいろいろな議論をしながら検討をしています。そのポイントのみを会議結果の中で記載しているわけですけれども、当初、牛とろの日関連でイベントを行うというものを観光協会主催で行うという方法も検討していました。9月16日に行い、さらに10月第1週の元気まつりを2回、主催事業として行うのか。それとも、何らかの形で別な事業で行うのか。もしくは9月16日に元気まつりを持ってくるのかと、いろいろな案を出しながら議論した経過がございます。その中で観光協会が進めている主催事業から内容的に充実するのであれば、より広い範囲の組織をつくって、清水町の資源をPRしていくと、そんなイベントに段々と内容が充実をしていったという経過がございまして、最終的には町を含めた実行委員会を設置してイベントを行ったということでございます。

○議長(加来良明) 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) 答弁内容、あまり理解できるような内容ではないのですけれども、ましてや今の中で、こんなに大事なことを町のお金700万円の使い道を変える、大義は同じだとしても、そういうふうに変更していくに当たって、役員会の議事録を作成していない、そんなことが許されるのか。普通であれば、こんな開催結果だけで、誰の責任かもわからないような文書、これで何もかも信用しろというのは、ちょっとおかしいのではないかと思うのですが、その辺はどうでしょうか。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 会議結果という部分しか作成をしていないというのは現状でございますので、今のお話のとおり、記録としては不十分な面もあるというふうには思います。ただ、観光協会の中では、いろいろな事業を役員会の中で協議しながら実施内容を詰め、実施に移行していくというふうなことで、これまで進めてきた経過がございました。今回の元気まつりを統合していくという部分でありましても、当初は主催事業ということで検討した経過もありましたので、会議記録については、従前のまま、このような会議結果のみの作成という形で処理をしたというのが現状でございます。

○議長(加来良明) 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) とりあえず、そこの元気まつりが丼まつりまでにいったという中身、それは斉木課長の気持ちは重々伝わってきますが、7,075千円、この補助金を出すに当たって、予算委員会の中で、その内訳を多分聞いたと思うのですけれども、このうち清流観光へ人件費として四百何十万円、これを3年間続けるという答弁をいただいたのを覚えているのですが、決算に当たって、そのような感じが一切出てこない。これもきっと変更になったと思うのですけれども、それに関する議事録というか、役員の検討結果、そういうものはあるのでしょうか。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 成果表の158ページの3番、情報発信拠点整備検討実践事業の(3)が昨年度新たに清流観光に委託をして実施しました観光案内、特産品販売所の業務の委託事業というふうなことで、こちらについては積算の小数というか、端数の部分の精査はございますが、事業内容については予算と同様、同じ内容で実施をしてきてございます。

 もう1点、決算の状況の確認ですが、決算につきましては、この事業、清流観光に4月から3月まで実施していただいています。実施内容の報告については毎月いただいておりまして、その内容を今年度の観光協会の役員会の中でお示しをして、役員会の中で了承しているということでございます。

○議長(加来良明) 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) 私が最初に言ったように、人件費として400万円という、私の記憶の中にはあるのですけれども、3番の情報発信拠点整備検討実践事業、全部で3,372千円、そのうちの(3)について、それに当たるという答弁だったと思うのですけれども、どう考えても400万円には届かない。つまり、この3番については、400万円に満たないということは、最初の予算委員会での説明とは違うということになりますが、ついでですから、(1)、(2)、(3)の、それぞれの3,372,014円、これが割り振られると思うのですけれども、その金額を示していただきたいと思います。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 休憩します。

(午後3時55分)

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。

(午後4時02分)

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○議長(加来良明) ここで資料があります。資料を準備するまでに若干時間がかかりますので、再開は4時20分とします。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) ここで休憩します。

(午後4時02分)

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。

(午後4時20分)

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○議長(加来良明) 先ほどの高橋議員の質疑に答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) またお時間をとらせまして、大変失礼いたしました。お手元に平成30年度の補助事業実績報告書のコピーを配付させていただきました。かがみ文書を開いていただくと平成30年度の事業報告、そして収支決算報告をお伝えしております。

 先ほどの高橋議員のご質問、事業成果表の3番、情報発信拠点整備検討実践事業3,372,014円の内訳ということでございます。収支決算報告の支出の部、3段目の施設維持管理費、こちらについてはハーモニープラザに事務所を置いておりましたが、そちらに係る電話料ですとか、施設の維持管理費の部分でございます。それと、その下、情報発信拠点実施経費ということで、予算が319万円に対して決算額が3,141,776円、こちらが清流観光に委託した金額というふうになってございます。

 成果表の(2)の十勝千年の森の販売所の設置については、括弧して地域おこし協力隊派遣となっています。こちらについては、観光協会の補助金ではなく、町の予算の中で地域おこし協力隊の設置を行っておりますので、支出としてはゼロでございます。

○議長(加来良明) 質疑を受けます。

 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) 内訳についてはわかりました。そして、この成果表の中の5番、この収支決算報告書を見ての話ですけれども、負担金ほか622,085円、この決算書から見ると、十勝観光連盟会費負担金と、もう一つあるような気がするのですが、これは何を指しているか教えていただきたい。

○議長(加来良明) 答弁できますか。

 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 5番の負担金ほかの部分でございますね。決算書でいくと事務費、決算額32,869円というのがございます。こちらが、その他のほかという部分で合算してございます。

○議長(加来良明) 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) 本来であれば、これは清流観光に対する補助金というか、観光協会が委託する分についてですけれども、当然、1年たって2年目をやっている最中だと思うのですけれども、この成果について、当然のように観光協会としたら統計をとって、それなりの結果を持っていると思うのですが、その辺はいかがですか。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 清流観光が実施しています観光案内、それから特産品販売の部分でございます。毎月、清流観光から実施内容、それから販売額についての報告をいただき、年間の部分を集計しまして、6月6日だったと思いますが、観光協会の役員会の中で確認をしてございます。年間の販売額、それから観光案内をした人数につきまして、観光協会の役員会の中でお示しをして、平成30年度の事業として上等であったというような評価、結論となってございます。

○議長(加来良明) 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) 初年度だったと思いますけれども、初年度だったということで、経過を見て、この後、対策が練られると思います。

 ただ、最初に言ったとおり、手続きの問題で、代監にお聞きしたいのですが、補助金に関して、予算委員会の中で説明を受けた内容と決算のときに違っていた。これって、監査的に見るとどのような印象を受けられるか、お聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 代表監査委員。

○代表監査委員(渡辺富士雄) 今回の、この件の観光協会に対する補助金に限らず、補助金一般論として、当初の予算から補助金の実績が各担当から補助金の、今、提出がありました実績報告書とか、それを全部細かくは見られないのですけれども、主な事業の点を見まして、指摘するところ、改善するところとか、指摘はその都度させていただいております。特に観光協会に対しては、今、話題になっていますところ、細かくは、ここまでは気がついていなかったのですけれども、気がついた点は、その都度、今後に向けて改善する点等は指摘させていただいている状況にございます。

○議長(加来良明) 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) ありがとうございました。実際、やっていることというのは、町のためになるというのは、よくわかっております。ただ、当初と変わったら、変わったなりに、例えば、補助金のこの部分に関しては一度、返還をかけますよ、そして補正で新たにっていうような段取りをしてもらうと、議員たちもよくわかって、賛成、反対もしやすいということなので、その辺、ちょっと気を配っていただけないかなと思います。それについてよろしくお願いしたいと思います。

○議長(加来良明) 副町長。

○副町長(金田正樹) 私のほうからお答えさせていただきます。補助金の関係ですけれども、大きく分けて運営費補助と目的補助、これは事業費補助ですけれども、当然、この事業費補助につきましては、取りやめるだとか、新規に出るとか、こういうのは、ある程度、議会の中で報告していかなければならないと思っています。そういうつもりでやっております。運営については、若干の決算の項目でずれるところもあるかもしれませんが、事業費補助については、その事業をするために補助しているわけですから、それは当然、やめるのならば返還してもらうし、新たに事業を起こして出すのならば、そこで予算を乗せるような、このような体制で進んでいくのが正式だと思いますし、このケースでいきますと、7月の補正の段階で、詳しくは説明しておりませんが、事業費が若干変わりますよという説明はさせていただいております。ただ、考え方は、今言ったように、事業費補助につきましては何らかの形で、当初予算で議決をもらった以上、変わった場合には、それなりの説明等は必要かと思っております。

○議長(加来良明) 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) 成果表159ページ、肉・丼まつり実行委員会補助金についてです。肉・丼まつり実行委員会補助金については、多くの来場者あるいは出店者から、多分、祭りのあり方について、いろいろなご意見、苦情等、寄せられたかと思いますが、それがどのような内容なのか、それを今年どのように生かしたのかということを説明いただきたいと思います。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 昨年、初めて開催し、今年また2回目を開催した。その中での改善点等についてのご質問というふうに思います。

 昨年、先ほどお話ししましたとおり、年度が明けてから、いろいろな経過があって、9月16日に開催をしたというところで、準備についても期間がない中で行ってきたわけでございますが、当日、成果表では約5,400食というふうに書いてございますが、5,400食を用意しましたが、かなり早く売り切れをして、来場者があったにもかかわらず、丼の部分について提供できなかったという反省がございました。細かな部分ではチラシの書き方ですとか、そのほかの情報提供の仕方、それからいろいろな出店者の確保の部分について、初回でありましたが、なかなか行き届かなかった点があったなというふうに思っています。

 それから、来場者のアクセスといったような部分でも、駐車場の用意ですとか、そういった部分で来場者の方にご不便、ご苦労をおかけしたというふうなことがございました。

 今年度、実施に当たっては、まずは提供食数の拡大ですとか、それから提供されるメニューのアピールの仕方、チラシの記載方法など、工夫をしながら進めてきました。当日の駐車場アクセスの部分についても、駐車場の確保を前年度より拡大し、それからシャトルバスも回すなど、いろいろな手だてをしながら、当日、準備をして開催をしてきたというところでございます。

○議長(加来良明) 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) とりあえず初年度は、さっさと売り切れてしまって、皆さんの満足を得られなかった。それに比べて、今年は十分用意したけれども、それなりに余ったりしたところもあったみたいな感じなのですけれども、一応、我々議員もいろいろな町民の方からそれなりの話を聞くところだったのですが、たまたま執行側の体制といいますか、そちらで特に問題とされるかなというような話も多数から聞かされたものですから、この場で言わせていただきますが、教育長の話ですけれども、教育長、そのとき、肉・丼まつりに出席されていて、お店を手伝っていた。それは特に問題はないのですが、たまたま西部十勝の陸上大会があったはずなのです。ほかの町村の教育長は、みんなそこの場所に行っていた。うちは特別、そういう行事があったので、教育長はそっちへ行かないでこっちへ来たということだとは思うのですが、ただ、どちらかというと、教育長の立場でいくと、陸上競技大会のほうに行くべきだったのではないかという町民の意見が多々ありまして、できれば、この機会に、町民の皆様に対して、教育長の考え方、こういうことでこういう行動に出たということを、釈明ではないですけれども、考え方を説明できれば、町民の方も納得するのではないかと思うので、この場で考え方を説明されてはいかがかと思います。

○議長(加来良明) 高橋議員、ここは肉・丼まつりの審査をする課目ですので、教育長の行動については、教育費の中で質疑をお願いいたします。

 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) 今、僕が質問したのは、教育長の云々じゃなくて、肉・丼まつりのお祭りのあり方についての部分で教育長が出席して、そっちの行事に行かずにこっちを選んだ。要するに、あり方についての質問なので、これは普通だと思うのですが、いかがですか。

○議長(加来良明) 肉・丼まつりに対する考え方ですか。

 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) 私が最初に質問をした内容で、町民の皆様、出店者の方に祭りのあり方について、まず質問したところ、課長からそういう答えが返ってきましたよね。それについて、今年の開催状況を含め、あり方についての質問であって、お祭りに対してどう考えているか。ですから教育長が云々じゃない。たまたまそういう意見が出ていたので、それを伝えて、そのあり方の一つとしてコメントされてはいかがですかということを言っただけで、別に、それが普通だという答えであれば、それでOKだと思うのですけれども、何かおかしいですか。

○議長(加来良明) コメントということですけれども、教育長から、もしあるのであれば、コメントしたほうがいいと思うのであれば、この場でコメントしてもいいですし、特にないというのであれば、ないで結構ですので、教育長、どうですか。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 休憩します。

(午後4時35分)

○議長(加来良明) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。

(午後4時39分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) ただいま、高橋議員の質問に対して教育長のほうからは、今、この時点では特に答弁はないということですので、次の質疑を高橋議員、あれば受け付けます。

○6番(高橋政悦) 終わります。

○議長(加来良明) それでは、次の質疑を受けます。

 11番、奥秋康子議員。

○11番(奥秋康子) それでは1点お伺いしたいと思います。178ページの50番、桜並木下草刈り委託料ということでございます。これは旧国道の桜並木を毎年きれいに刈っていただいておりますけれども、最近、非常に桜が枯れてきているという状況でございます。そういう中で、どのようなメンテナンスとか、そういうものをしているのかどうか、お聞きをしたいと思います。

○議長(加来良明) 建設課長。

○建設課長(内澤 悟) 旧国道の桜並木の件ですけれども、一応、毎年、下草という形の中で、桜の成長というか、それを促すような形の中で委託業務をしているような状況でございます。

 現時点での桜、今年はもう終わってしまっておりますので、現状でどのぐらい少なくなってきているか、その辺が今現在の中で把握していないような状況もありますので、次年度、また桜の時期に十分観察をしながら、それに対しての病的なのか、何なのか、それも含めて、いろいろな検討というか、調査をしていきたいということで考えております。

○議長(加来良明) 11番、奥秋康子議員。

○11番(奥秋康子) これからという話ですけれども、桜並木をつくりたいということで、非常に住民の方から貴重な財源をいただいて植樹をしたように覚えております。それで十二、三年かそこらたっておりまして、非常に育ちのいい木は立派に育っているところでございますけれども、本当に枯れているところは、非常に早くから目立っているところでございますので、やはり木の樹医さん、ああいう人たちに見てもらって、メンテナンスをするか、ないところには補植をするという方法もあると思いますので、そこらは検討していただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

○議長(加来良明) 建設課長。

○建設課長(内澤 悟) 現状自体が、私も今年の春、さらっとは通って見ているような形なのですけれども、急激に枯れたような状況も見受けられなかったという状況も、私なりには思っているような形でありまして、最終的には、調査というか、それをしてみなければ、どのぐらいのものが、本年度限りなのか、来年度は復活するのか、それも含めて調査のほうをさせていただきたいということで考えております。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) まず、176ページ、31番、企業雇用促進補助金の関係でお伺いさせていただきます。町内で新しく事業を展開した場合、また、その施設の取得もしくは家賃の補助というのが、確か事業の中で、これかどうか、これに似たような事業があったと思います。

 事業を受けている中で、これは事業をもらってから、確か何年かは、そのまま事業を続けなければならないというのがあったと思うのです。今回、ちょっとお聞きしたいのは、そのお金を受け取りながら、何か月間か休業した場合、そういう事例があるのではないかと思うのですけれども、そういう場合はどのような対応をされるのか。町内で事業を行っているけれども、例えば別の地域で事業をしたいからって、そっちに行って、しばらく清水で3か月、4か月休んだ場合、その間の補助はそのままやられるのか、どうなのか、お聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 町内に、例えば空き店舗を活用するだとか、新たな事業所を開く、そういったようなときに、幾つかの補助事業を設けて、町内での起業、それから開店について補助をするという事業を行っています。

 今、鈴木議員ご質問の部分については、実際に何か月間か、他の自治体というか、場所で営業活動をしているという事例は確認してございます。本拠地といいますか、本店といいましょうか、本拠地が清水にあって、そこでの従業員の関係もあって、従業員が多ければ、本店、清水の部分を営業し、ほかの部分の物産展、そういったような事業も並行してやれるのでしょうけれども、人数の関係から、そういったような状況にないという部分については、事業の本拠地が清水にあるということを確認できれば、することによって、事業が継続しているというような取り扱いをしているというところでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) その部分では理解はしました。しかしながら、一般的な考え方でいくと、本社がそこにあって、支店が一生懸命だったときには本社は仕事をしなくてもいいというようなニュアンスも、確かに、そういう事業形態もあるかなとは思うのですけれども、それがまた一般論として、商店もしくはお店だったときに、やはりある程度あいていないと、何のための補助なのか。これ、もしかしたら、うまく使えば悪意な部分もやろうと思えばできるのではないかなと思うのですが、これについて、今の段階では、それに対する、例えば数か月あいた場合には補助を一時ストップする可能性があるという文言は、確かないと思うのですけれども、今後つけていく予定、もしくはいろいろな想定もしなければならないと思うのですが、その辺の運用については、今後、どのように考えるか。今の段階で、もしあれば教えていただければと思います。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) これらの企業雇用促進補助金等については、新たな雇用を生む、新たな事業を町内で行っていただいて、経済の活性化を目指すという部分で補助金を交付して、事業のきっかけをつくるというふうになってございます。いろいろな事業が想定されて、いわゆる町民の方をお客さんとして来ていただくような、お客さんの商売であれば、実際に町内ではなく、町内を閉めて、ほかの町で物産展等に出ているという部分でいけば、営業しているのかどうかというようなことで疑念を持たれたりする可能性があるかもしれません。それ以外の業種においては、町内に本拠地を持ちながら、他の場所で事業展開をするという形態もあるかなというふうに思います。いろいろな事業展開があるので、今の要項の中では、それらを区分けせず、1つの要項の中で運用しておりますので、今後については、その事業形態などを含めながら検討したいというふうに思います。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 町民の方からも、そういう疑念が湧いているのですが、一生懸命、今も仕事をされて、再開したという話は聞いている事業者もいると聞いています。せっかくですので、しっかり応援していきたいとは思いますが、町民が疑問を持つようなものであってはならないというふうに思いますので、ぜひ、今年度は無理としても、次年度以降は対応していただければと思うのですが、改めて聞きます。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 了解いたしました。基本的に考えたいと思っているのは、休業なのか、事業が継続しているのかというところだと思います。事業が継続して、町内に経済活性化があり、例えばそれが納税につながっている部分であれば、本店、事業所が開店しているという状況がわからなくとも経済は活性化するというふうに思いますので、そんなことも含めながら、次年度に向けて検討したいと思います。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) よろしくお願いいたします。

 それでは、178ページの観光協会のお話を、まずさせていただきます。先ほど高橋議員のほうから多くの質問が出ましたので、そのほとんどは、もうないのですけれども、ただ、先ほど確認し損ねた部分で、代監のほうからもご意見もいただきましたところですけれども、本来、まず補助をするよ、予算委員会を含めて3月の議会で決定して、そして、その結果として途中で、また祭りの変更があった。その中で、予算を振り分けた。元気まつりについては、もともと数回やっている、もうある意味定着しているところを、そこをやめてまで、そっちに合体したという形だと思うのですけれども、しかしながら、議会もしくは町としては、先ほど言ったように、副町長からも言われましたけれども、現実的には元気まつりでやっているのです。元気まつりに60万円だったら60万円。しかしながら、それを途中でやめてこっちに合体しますというやり方は、やはり本来だったら、先ほど言ったように、補正なり何かでやらなければならないかなというお話だったと思うのですけれども、今回は、このまま出すしかないですよね。でも、現実的には、こういうのは正しいのか、正しくないのか。その辺、これは総務課になるのか、財政のほうになるのか、よくわからないですけれども、もう一度、今回、確認をしたいと思います。

○議長(加来良明) 副町長。

○副町長(金田正樹) 原則は先ほども言いましたように、目的補助の場合、事業変更になった場合には、何らかの議決等がいるかと思いますし、この場合につきましては、7月の臨時会で提案をして、若干、説明をさせていただいております。変更しますということで。それは会議録を今、調べました。補足があれば、課長、説明してもらっていいですか。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 7月20日の補正の説明について、若干、補足させていただくと、肉・丼まつりの実行委員会から要請がありました。このような事業内容で、全体的に収支、予算、このような予定ですということで、収支予算案を提出してございます。資料として添付してございました。説明の中で、元気まつりを統合して肉・丼まつりを開催するというようなお話もさせていただき、収支予算案の中にも観光協会負担金ということで60万という金額を入れて、全体の収支予算というものを示して、7月20日の補正予算については、そのような形で説明をさせていただいたという経過でございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 改めて聞きます。ちょっと丼まつりと観光協会の補助金と一緒になっちゃっていますけれども、丼まつりについては、別途139万で助成して、139万の根拠は、もちろんそういう根拠があると思うのですけれども、これを観光協会が60万円、こっちの祭りをやめて、こっちをやるのだけれども、そうではなくて、もともと町長の実行委員長のもとでやるならば、60万円をわざわざ観光協会から名前を変えて出すのと、それを1回下げた上で、丼まつりに補助金を出すほうが、より透明性が、なぜこれを2つに分けなければならなかったのかということをお聞きします。なぜ、あえて複雑にしたのか。それには何か意図があるのか、お願いします。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 休憩します。

(午後4時53分)

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。

(午後4時57分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) ここで、本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめ延長します。

 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 観光協会補助金の中の元気まつりに係る部分のあり方といいましょうか、処理の仕方についてのご質問というふうに思います。

 先ほどまでの説明と重複する部分がございますが、当初計画にない事業として、9月16日が牛とろの日というふうな認定がされました。その牛とろの日を記念して、清水町の食、食の元気まつりも食をPRするという目的で開催をするということで、観光協会の主催事業として行う予定でございました。その中で牛とろの日の認定という話があり、では、観光協会でどういったような形で開催をしていこうかという議論をした経過がございます。先ほどお話ししたとおりです。観光協会主催で牛とろの日を絡めた事業としてやる、そういったような提案も、もちろんありましたし、違う形でやるということの話も出ました。時期も違いましたので、いろいろな事業案が出た経過がございました。

 その中で、最終的には牛とろだけではなく、清水町の食を広くPRするという目的で、その一つの肉、牛玉丼もあれば豚丼もあるということで、そういったような肉を主としたといいましょうか、素材として使った丼のイベントを開催して、清水の畜産資源をPRしようというのが肉・丼まつりという形になっていきました。

 その中で、観光協会がどう関わるのかという話になったときに、観光協会としては実行委員会の中に入ります。商工会も入るし、建設業協会も入って、実行委員会の中で参画をしていこうということになり、その中で、肉・丼まつりの開催趣旨、食のPRという部分でいけば、食の元気まつりを開催するために計上していた60万円という部分を、同様の趣旨のイベントとして参画をする、それを負担金として実行委員会に支出するというような選択を観光協会の役員会の中で議論があって確認をした。組織として決定をしたというところでございます。

 確かに、観光協会の平成30年度の補助金の内訳としては違う形になったという部分は事実かもしれませんが、観光協会の役員の中では、そういった今お話したようなイベントの趣旨ですとか、そういったような中で役員の理解のもと、納得のもと、負担金として支出をするという結論に至ったというところでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) よくわかっているのです。実は、その祭りの開催自体については、何の問題もないと思っていますし、ぜひ、そういうことでよかったなと思っているのですけれども、手順の問題なのです。手順の問題で、今の話によれば、主催事業を1つ潰して共催のほうに回すよと。数字だけ見て、自分たちのやっていた元気まつりを、さらに盛りますよ。成功させるためにこっちにやりたいのだと、わかるのです。わかるのですけど、結果から言うと、そのお金が誰から来ているのっていう話なのです。これはやはり税金を投入しているわけです。主催している、やるべきことを、もっといいことにやる、それに関しては問題ないけれども、何でそれが、そしてまた町が寄附するわけですよね。そして、町に寄附されたところも、またそこの実行委員会に共催するわけですよね。何でこんなダブルスタンダードにしちゃうのか。今、言っていることは、もうわかっているのですけれども、ちょっと間違っていましたと一言言っていただければ、それで終わる話なのです。そういうことですよね。本来だったら、1回返さなければならない。だって使うところ、最初に言っているところと違うのですもの。さらに町は町でやっているのですから。逆に言えば、複雑にすると、一体これは何だったのかと、後から町民が見ても納得はできないだろうと。であれば、これは手続きの、丼まつりを急遽開催してしまった上の弊害があったというふうに認めていただければいいのではないかなと僕は思うのですけれども、いかがでしょうか。これは逆に言えば町長か副町長だと思うのですけれども、よろしくお願いします。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 副町長。

○副町長(金田正樹) 考え方は、先ほどお話ししたのと同じです。事業補助と運営費補助の区分けをきちんとして、特に、こういう事業補助につきましては、出すものは出す、そういうものが中止になった場合については返してもらう。出さないということになりますと、実施しないのでしょうから、それに代わる新しい事業をするのであれば、それについては改めてまた審査をするという手続きにはっきりしますので、そういうつもりでやってきたつもりですが、いろいろ行き違いがあったかもしれません。実際、補正予算をどうやって計上したか、確認していなかったものですから、はっきり申し上げられませんけれども、方針としてはそういう形で進めてまいります。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) この件につきましては、僕はそのときにいなかったので、あれなのですけれども、ただ、町民からしてみると、やはり複雑怪奇にも見える部分も出てきますので、今後、こういうのは十分注意していただかないと、本来は、ふと見ると、目的外流用としか見えない。これはもう目的外に使っちゃっているなっていうふうにも見られてしまうので、十分注意してほしいと思います。

 さて、肉・丼まつりのご質問をさせていただきます。昨年やられて、非常に大人気だったと、それはもう誰もが認めるところなのですけれども、昨年のやったうちの実行委員会の反省というのは、何かまとまった部分があるのでしょうか。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) イベントを9月16日開催後、実行委員会を何回か開催し、いわゆる課題、改善点などを出しながら、次回に向けてどういったような形で開催するかということを実行委員会の中で協議をしてきてございます。10月24日だったと思いますが、実行委員会を開催して、それぞれの部門というか、担当している業務の中の課題等を出しながら、実行委員会の中で議論をした経過はございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 昨年は、例えば、ものすごい人が来て、用意していた想定以上のお客様が来て、早々に売り切れてしまったという、まず反省点があります。今年は、今度は逆なのです。

 この原因の一つに、やはり大成功と言っちゃっているのです。新聞も含めて大成功、よかった、よかったと。そして、その後の反省は、もちろん今、されたというような形でのお話ですけれども、町長もいろいろなところに行って、すごく大人気の祭りになりましたということでお話をしていたのですけれども、昨年の反省が今年に生かされていないのではないか。その証拠にと言っては何ですけれども、今回、新聞に1万3千人という来場者、これは本当かどうか知りませんけれども、本当かなというところも、やはり町内の出店者を中心に、もしくは町民が非常に「ええっ」と言って、新聞屋さんが勝手に書いたと言えばそれまでなのですけれども、この流れについて、町長はどのように考えているか、お答えいただければと思います。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 大成功と言った流れをどう思いますかという話ですか。私は大成功と言っています。でも、その中に必ず反省点はいっぱいあるので、さっき課長のほうからは具体的には出しませんでしたけれども、私なりに押さえているのは20項目ぐらいあるかなと。確かメモしたやつあるよね。そんなことの中で上がってきたなと思って、それの一つ一つに対応すべく、今年はいろいろなことの中で、まずは最初に用意した丼が前々足りなかったということを第一に反省しながら、それから課長が言ったように、駐車場の流れだとか、そんなものも含めて20項目ぐらいあったので、それを一つ一つ解決した中で、今年はやっていけばいいなということの中でやったら、ちょっと多めになってしまった。

 ただ、今年は今年で、今年のことは聞かれていませんけれども、例えば去年と同じにしたのですけれども、サイドメニューのブースと、これとがちょっと違ったほうがよかったのではないかとか、そんなようなこともいろいろ言われたりして、またそれはそれで反省しなければいけないですけれども、去年の反省点については、一つ一つチェックしながら、これは大丈夫か、これは大丈夫かと。それから、一番みんなに迷惑をかけたのは、食数を書いていなかったから、来てみて、こんなの何よっていう話で、強くあれしたので、今年は1万食を用意しましたよっていうことを、それなりにしっかりと発信した中で、そうすると、去年のいろいろなことの中からいくと、来ても十分あるなだとか、そんなのも利用者というか、来場者に判断してもらった中で来てもらって、そうすると、割と早い時間からたくさん人が来たとか、そんなような状況を生み出して、大成功と言いながらも、十分反省した中で、今年に向かっていったという経過がございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) まず、よく言われるのが、帯広の方で、去年来られた方は、食べられなかったから、もう今年はいいわというような、そこのマイナス部分を払拭する活動が必要だった。その部分のための活動はされていたのですけれども、やはりちゃんとした反省をされていないというのは、今回出店されている方々、皆さん、口には出せないけれども、やはり相当、腹に持っているものというのはたくさんあるようです。これは、やはり出店された方に、どういうふうに、そこのわだかまりを解いていくかというのが、非常に難しい問題になってくるというふうに思っています。

 参考までに課長にお聞きしたいと思います。言える範囲で結構ですけれども、今年の1万3千人と発表された根拠はカウンターなのか、それとも、大体、こういうのは多めに発表するのが基本ですけれども、どのような根拠で今回言ったか。正確な数字は今必要ないですけれども、お願いします。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) カウンター等は、もちろんカウントしていません。あの会場の広さ、その中に滞留する人の波というか固まり、その中で概数を計算したり、それから開催時間を掛けたりというような中で、1万3千人というような数値に主催者として発表したというところでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 大体の店舗の方にお聞きしたところ、相当数の、全部で一万二千何百かの用意の中で確認していくと、ちょっと悲しい数字が出てきております。ちゃんと反省をして、それに対応していないからなっているのではないかな。食数の反省はしっかりしている。でも、今度は違う部分でやらなければならないっていうのは、その反省が若干行き届いていなかったかな。

 ただ、今回の感情的な部分については、もう発表が1万3千人と聞いた瞬間に町民が、出店者と参加者が驚いたという形になっています。もう少し出店者に気を使った運営を心がけたほうがよろしかったのではないか、今年の反省は特にそういうふうになると思いますけれども、それについて、町長、もし今年の部分の反省があればよろしくお願いします。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) 去年の反省を強く受けとめていろいろなことをやったときに、今年改めてそういう声がいろいろ聞こえてきたときに、さっき言ったレイアウトだとかいろいろなこと、それと広くしたしいろいろなレイアウトだとかいろいろなことをやったときに、あ、ちょっと出店者の部分の配慮が足りなかったかなと思うことは、やってみて、そういうことはまた感じたので、それはそれでということではなくて、しっかりと今回も反省をして、反省があまり足りないのではないかという話は、去年の部分についてはないと思います。だから、今年の部分については、また今年の部分で、しっかりと反省をして、次年度に向かってやっていければなという思いを持って、今、いるところでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 今、最後、反省はないですと言ったのでしたっけ。去年に対する反省はないと。

○町長(阿部一男) いや、反省はしっかりと。

○5番(鈴木孝寿) 言ったのですね。お祭り続きもあって、来年に期待したいと思います。ただ、町民感情及び協力してくれている方がただの苦労にならないように、ぜひ今回、そして前回を生かしていただきたいなと思います。

 1点、またお祭りを抱えている商工観光には申し訳ないのですけれども、9月28日、29日、土、日に山形県の米沢牛のお祭りが、確か丼祭りがあります。それが第12回。1,200円の前売りで、第12回で、ものすごく好評だということで、完全前売り制という形でやっていらっしゃいます。ぜひ、先進地を見に行く必要があるのではないかというふうに思うのですが、時間と出張旅費があればと思うのですが、いかがでしょうか。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(斉木良博) 9月28、29、土曜、日曜ですね。具体的な話をすると、札幌オ-タムフェストの期間でございます。商工観光課も支援ということで、既に出張が入っているというか、業務が入っておりますので、何らかの形で情報収集はしたいなというふうには思ってございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 今回、いろいろな多くの出店者に聞きました。聞いたところ、商工観光課の職員は非常に頑張っている。だから、商工観光の担当を責めたらだめだよと、正直に話をしますと、よく言われるのです。ただ、冷静に考えると、このボリュームに対してマンパワーが確実に少ないのではないかなというふうに思っています。ましてや、1万人規模というお祭りを突然抱えてやる中では、役場内のもう少し整理整頓、そしてできるか、できないかというものも選択していかなければならない。その辺は、やはり人がいるから何とかなるだろうぐらいの感じではなくて、これは、出店者は特に言っていましたけれども、商工観光課には、もう何も言うことはないのだと。ただ、一つ一つの新聞記事に対しての説明が、なぜこうなったのかがよくわかっていないのではないかという疑問がありますので、それについては、しっかりと今後検証してほしいと思います。もう一度、もし町長から何かあれば、一言お願いしたいと思います。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) 先ほどから言っていますように、そういう部分はしっかりと検証をして、私としては、ずっと清水を代表するお祭りだということの中で、これからも続けていきたいと思っておりますので、今の部分については、毎回毎回反省をしながら、やはり思っていないことも起きたりしますので、そんなことも含めて、回を重ねていきながら、完璧なものにしていきたいと思いますし、3回目が完璧になるようにしっかりと反省をして、回を重ねていくにしたがってそうなのだけれども、でも3回目もしっかりと立派なお祭りになれるような、そんな段取りをしていきたいなというふうに思います。

○5番(鈴木孝寿) 終わります。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で商工費の質疑を終わります。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) お諮りします。

 本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって延会することに決定しました。

 お諮りします。

 議事の都合により、9月19日から9月23日までの5日間は休会にしたいと思います。これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって9月19日から9月23日までの5日間は休会することに決定しました。

 9月24日は午前10時に会議を開きます。本日はこれで延会します。

(午後5時17分)

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317