令和元年第5回定例会会議録(9月24日_日程第1_一般会計 歳出全般ほか)

○議長(加来良明) これより歳出全般について、特に質疑があればお受けします。

 質疑ありますか。

 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 総務費で、町有地の草刈り委託料のときにもお話ししたのですけれども、町全体の草刈りの委託料、私が調べたところ、11か所、総額で約800万円弱の委託料を払っております。そういった中で、大体、全般を見ましたら、年に、夏のシーズンですけれども、2回か3回ほどの草刈りということで、結構、それぞれの場所で、やはり年に2回ということは、かなり伸びて見苦しい状況、例えば公営住宅や何かも含めてあると思っております。そういった中で、これら全般を見直して、単純ですけれども、例えば、800万円を6か月で割れば月130万円。であれば、単純に町の臨時職員を雇えば134千円ぐらいで10人雇えるわけです。そういった中で、これは単純ですけれども、全体の町有地、施設も含めた草刈りをやれば、もっと要所要所、きれいに刈れるのではないかなということを考えたのですけれども、そこら辺、全般の見直しというのはどのように考えておられるかお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 総務課長。

○総務課長(田本尚彦) 草刈り業務の委託ということで、ただいま議員のほうから11か所、800万円ぐらいではないかというお話しでした。こちらのほうで詳細な確認はしておりませんけれども、それぞれの施設を管理する所管課において、状況を確認しながら、予算を持って委託によりまして、委託事業者との間で刈り取りの必要な時期というところを調整して進めているところでございます。

 なかなか予算的な部分もありまして、年4回、5回というふうに刈り取りをすればいいのでしょうけれども、なかなか、そういった小まめな刈り取りに予算を増加するというところが難しい状況かなというふうに思っております。

 一つの提案として、臨時職員を雇ってはどうかというお話もございましたが、現状の委託という部分につきましては、従前から管理につきましては町の職員あるいは臨時職員等による人件費を極力抑制しつつ、民間の力をお借りして、事業として依頼をしてこなしてきているという経過がございます。その内容にどれだけの無理があるかどうかというのは、当然、確認をしなければならない部分ではございますけれども、現状においては、今の委託の方式というものを主眼に、実際に周辺の住民の方に迷惑にならないような方法という部分については、各所管において、また点検、実施をしてまいりたいというふうに考えております。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 僕が言ったのは、単純に月で割れば10人ぐらいの臨時職員で、実際に働く人がいるか、いないかどうかはまた別ですけれども、それで済むのではないか。逆に言えば、この人数が少ないのであれば、もっと少ない費用で草刈りができるのではないかということです。というのも、先ほど公営住宅の話もしたのですけれども、ほかの町の公営住宅って、非常にきれいなんです。雑草もそんなに生えていない。どのようにされているかは、僕もそこまでは調べる時間がなかったのですけれども、全体の効率をよくやるという部分であれば、そういうことも、やはり今後、考えていってはどうかなということですけれども、いかがでしょうか。

○議長(加来良明) 建設課長。

○建設課長(内澤 悟) 今、公営住宅のお話が出ました。公営住宅につきましては、まず各団地の住宅の周り、ある程度、自分のエリアというか、畑や何か、それに関しましては、それぞれ皆さん、草抜きだとか、そういうものをやっていただいているような形でありまして、その周辺の部分をやっているところでございます。回数に関しましては、年2回という形と、あと、どうしても空き家の部分もございます。空き家の部分に関しましては、共同の中でなかなかできないという形の中で、その部分も含めて、回数的には年2回で、6月以降と秋口という形の中で実施しているのが現状でありまして、なかなか、この分が回数を増やしてやるというのが今後の課題ではあるのかなということで考えております。

○議長(加来良明) 総務課長。

○総務課長(田本尚彦) ただいま公営住宅ということで例を挙げてお話がありましたけれども、全体的な管理につきましては、これまで同様、各課において、適宜、確認を取って進めていくわけでございますけれども、町民の皆様、それに議員におかれましても、また、今、こういう状況ですよというところがあれば、そういった情報も適宜いただきながら、改善に向けた取り組みをしていきたいというふうに考えております。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) いずれにしても、もし改善ができるのであれば、検討いただきたいなと思っております。

 もう1点、今回、来年度ですけれども、会計年度の任用制度が導入されるのですけれども、これに伴いまして、多分、各それぞれの委託料、人件費の算出は、大体、私もやったのですけれども、臨時職員賃金をベースに委託費を組んでいると、そういった中で、今回、手当も含めて改善されるということで、それはそれでよろしいのですけれども、委託費が、全体がやはり上がるのではないかと思うのですけれども、そこら辺の算出等については、まだこれからということでよろしいのでしょうか。

○議長(加来良明) 総務課長。

○総務課長(田本尚彦) 各委託業務の委託料が、現行の臨時職員の賃金と具体的に関連をしているかどうかというところについても、申し訳ございません、ちょっと承知をしていないところでございます。考えられるところとしましては、消費税も含めて、消費税の税率等については当然、10月以降の分は対応していくところでございますけれども、そういった経済全体の影響で人件費の水準が変わってくる場合もあるかもしれません。そういった部分につきましては、また、今後の新年度の当初予算等に内容を精査して、予算づけ、対応していくことになろうかと思います。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 見直しというか、精査をしていただきたいと思うのですけれども、先ほどの草刈りも含めてですけれども、他町がどうのこうのというわけではないのですけれども、隣の芽室町でも、やはりこの制度に伴って、委託等、全般を今、見直ししているところの町村もやはりあります。そういった意味で、全般の委託のあり方につきましても、なかなか各課、それぞれで難しいとは思うのですけれども、そういう見直しも必要なのかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。

○議長(加来良明) 総務課長。

○総務課長(田本尚彦) ただいまの情報を参考にさせていただきまして、対応してまいりたいというふうに思います。

○議長(加来良明) ほかに質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で歳出の質疑を終わります。

 次に、実質収支に関する調書、271ページ、財産に関する調書、273ページから279ページの質疑を行います。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上をもちまして、認定第1号、平成30年度清水町一般会計歳入歳出決算の質疑を終わります。

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317