令和元年第5回定例会会議録(9月26日)

○議長(加来良明) これより本日の会議を開きます。

(午前10時00分)

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○議長(加来良明) 日程第1、議案第60号、第1号会計年度任用職員の報酬及び費用弁償に関する条例の制定について。議案第61号、第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の制定について。議案第62号、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例の制定について。

 以上3件を一括議題とします。

 委員会報告書を朗読させます。

 事務局長。

○事務局長(山本 司) 朗読。

○議長(加来良明) 本案について総務産業常任委員長の報告を求めます。

 委員長、奥秋康子議員。

○委員長(奥秋康子) 第5回定例会初日におきまして、本委員会に付託をされました議案の審査の結果を報告いたします。

 委員会開催日は、令和元年9月10日、本会議終了後、担当課に説明を求め、慎重に審査をいたしました。その結果、ただいま事務局が朗読したとおりでございます。

 議案第60号、議案第61号、議案第62号ともに、いずれも国の地方公務員法制度改正に伴って、それに準じて清水町での条例の制定等でございます。ということから、本委員会では原案可決といたしました。

 以上、報告といたします。

○議長(加来良明) これより、委員長報告に対する一括質疑を行います。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 これより、一括して討論を行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、議案第60号、第1号会計年度任用職員の報酬及び費用弁償に関する条例の制定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は原案可決です。

議案第60号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって議案第60号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第61号、第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の制定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は原案可決です。

議案第61号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって議案第61号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第62号、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例の制定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は原案可決です。

 議案第62号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって議案第62号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) 日程第2、議案第64号、清水町公民館使用条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。

 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) 議案第64号、清水町公民館使用条例の一部を改正する条例の制定について提案理由をご説明いたします。

 例規集では、第2巻1101ページからの登載となっております。

 今回の改正につきましては、主に文化センター大規模改修工事に伴います使用料の改正でございます。

 議案説明資料のほうの6ページ、改正条例によります新旧対照表をご覧願います。

 議案説明資料の6ページでございます。別表1の1、清水町中央公民館として、一般の利用の場合に適用する料金表の新旧ということで記載をしてございます。

 改正の1点目といたしまして、改正前の1階、準備室に係る部分につきまして、改正後は削除となっております。準備室につきましては、給湯設備があり、全館貸し切りの場合以外は共用を要するスペースとなっておりますことから、このたび料金設定の廃止をするものでございます。

 改正の2点目といたしましては、部屋の名称変更でございます。現在、部屋の名称に老人の表記を用いている部屋がございますが、これをやめ、また全体的な部屋名称の統一化を図るため、下線表示のある部屋の名称を改めるものでございます。なお、新旧対照表では、部屋の掲載順の並び替えも行っておりますので、ご留意願います。

 改正の3点目でございます。今回の改修工事におきまして、エレベーターを新設いたします。これにより、部屋面積が減少する部屋がございます。改正前の「第2研修室、58.88平方メートル、基本使用料390円」となっている部分でございます。面積の減少割合に応じまして、改正後は名称変更後の「会議室3、52.75平方メートル、基本使用料350円」に改正するものでございます。40円の引き下げとなるものであります。

 改正の4点目でございます。冷房期間の拡大でございます。別表1の備考3で、現行6月15日から9月15日までの間を冷房使用が可能な期間として規定しておりますが、近年の気象状況に鑑み、5月15日から10月15日までの間に拡大をするものでございます。

 議案説明資料の7ページにお進みください。

 別表2の1、清水町中央公民館ということで、学校教育、社会教育等の関係団体、いわゆる減免団体の利用の場合に適用する料金表の新旧を記載しております。

 別表2につきましても、別表1と同様の改正を行うものでございますが、改正前の第2研修室に係ります基本使用料50円につきましては、現行下限の料金設定となっておりますことから、部屋面積減少に伴います料金の引き下げは行わず、据え置きとするものでございます。

 附則として規定いたします施行期日につきましては、文化センター大規模改修工事の完了が本年12月となっておりますことから、令和2年1月1日とするものでございます。

 以上、提案理由の説明といたします。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 これより、討論を行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、議案第64号、清水町公民館使用条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) 日程第3、議案第65号、清水町文化会館条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。

 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) 議案の第65号、清水町文化会館条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由をご説明いたします。

 例規集では、第2巻1271ページからの登載となっております。

 文化会館に係ります条例の一部改正につきましても、議案第64号の公民館使用条例の一部改正同様、主に、文化センター大規模改修工事に伴います使用料の改正でございます。

 議案説明資料の8ページ、改正条例による新旧対照表をご覧ください。

 改正の1点目といたしましては、大ホール等の附属設備使用料の改正でございます。別表1の2、附属設備使用料の新旧につきまして、議案説明資料の8ページから9ページ、10ページ、11ページまでにわたって記載をしております。改正となる附属設備の品名等には下線表示をしているところでございます。更新、新設等に伴いまして、附属設備の名称変更、料金の新たな設定を行いますとともに、老朽化により撤去いたしました附属設備につきましては、料金設定の廃止を行うものでございます。

 議案説明資料の12ページにまいりまして、改正の2点目でございます。今回の改修によりまして、文化会館2階の練習室3に、新たに冷房設備が設置されたことに伴い、冷房に係る使用料金の設定を行うものでございます。一般利用の場合に適用いたします料金表の別表1、これの3、「暖房使用料」につきまして、改正後は、「冷暖房使用料」と改めるものでございます。また、冷房使用が可能な期間を設定するため、改正前の備考1、「暖房使用期間」は、改正後、「暖房期間」と文言整理をし、備考2に。改正前の備考2は備考3にそれぞれ繰り下げを行い、改正後の備考1といたしまして、冷房期間は5月15日から10月15日までの間とする規定を追加するものでございます。

 議案説明資料の13ページにお進みください。

 学校教育、社会教育等の関係団体、いわゆる減免団体の利用の場合に適用する料金表となります。

 この別表2のうち、2の暖房使用料につきまして新旧を掲載してございます。これにつきましても、別表1と同様に、「暖房使用料」を「冷暖房使用料」と改め、また、備考の規定につきましても同様の改正を行うものでございます。

 附則として規定いたします施行期日につきましては、公民館使用条例の一部改正と同様、文化センター大規模改修工事の完了が本年12月末となっておりますことから、令和2年1月1日とするものでございます。

 以上、提案理由の説明といたします。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) 冷暖房の使用料ということで、先ほどの議案の中にも出ておりますが、全て据え置きのようになっています。これ、何年前にやったかちょっと思い出していないのですけれども、これを当初決めた、大体50円になっているけど、そういうときの時代の燃料費、非常に今、燃料費が上がっているということと、変化が非常に大きい。この変化というのはそれでは拾えないので、この当初、最初にこれを決めたときの燃料費の単価というのは、こういう改正のときに資料として何か調べたのか。

 そして、ということは、この50円という単価、妥当か妥当でないかは別として、少なくとも可決されているから妥当だという判断していいと思うけれども、やはり、その歴史的なものがあるので、その現状、その時代に合った単価設定というのをしていかなければ、行き詰まったときにまとめて大きな改正というのも出てくる可能性が。それからいったら段階的なものと、私、値上げをしろと言っているのではないのですが、段階的なものは把握しておく必要があると思うのですが、その辺について、内部で検討されたかどうかお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) ただいま、暖房料が50円というお話がございました。この本規定につきましては、平成16年度に行革の中で料金設定が行われた際に下限料金として設定されたということでございます。

 また、議員指摘の燃料単価の変動ということにつきましては、ちょっと詳細な数値、金額データというのを手元に持っておりませんけれども、平成16年度から現在にかけて、当然上がってきているということで認識をしているところでございます。今回の料金改正におきましては、燃料費またその他の経費等々につきましても、直近の収支の状況、気温の増減状況、また消費税の改正ということが今年10月にございましたので、こういった点についても含めて庁内全体での検討を行った上で、今回、いわゆる燃料単価に伴う部分については値上げをしないという形の中で料金改正を提案させていただいているところでございます。

 文化センター、中央公民館、文化会館につきましては、各文化団体の方々が当然主に使われているということでございますけれども、各団体のほうからも、会員の減少等々の中で、団体の維持活動がかなり厳しくなってきている。料金についても何とか緩和をできないかというようなお声もいただいているところであり、こういった点も考慮して料金改正をこのたび提案させていただいているということでございます。

○議長(加来良明) 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) 今課長から説明いただいた中で、利用者が、負担が云々、要するに自分たちの団体の運営上云々というのが出てきている。これ、ほかの団体も、社会教育団体はほとんどそういう傾向にあると昔からそういうふうには思っていますけれども。実際に、今きっかけが行財政改革、この50円が妥当かどうかというのは何も協議されていない。当時は行財政改革、財政が厳しいからゼロではなくてということで提案された数字だったと思います。

 それからいくと、私が今申し上げたいのは、実際に町民の方がここを使うと、実際には町としてどれだけ負担しているのだと。見える、これは社会教育施設ばかりではなくて公共施設全部に言えることですけれども、今こういう厳しい時代で、値上げしろとかそういうことを言っているのではなくて、意外と知らないのです。だから、ゼロが一番いいと思って考えておられる。私、このゼロというのは、イコール町民が全部負担しているのですよ。職員が負担しているのではないのです。

 だから、ほかの町民の方全員がどれだけ負担しているのかというのを承知の上で、施設利用というのを私は図ってもらいたい。何かもう、こういう金額はただというのが一番怖いのですけれども、何にでもあるのです、ただというのは。だから、ある程度有料化というのはやむを得ない。多分、私、当初は反対していたと思うのですが、こういう時代の流れの中ではやむを得ないと私なりには思っています。

 ただ、実際に幾らかかっているものを、これだけを負担してくださいというそういうものを、大変忙しいでしょうけれども、一定のベースというのを示しておいてもいいのではないかと。決してそれは団体に恩を着せるとか、そうではなくて、現実、運営するにはこれだけかかっているのですということを承知の上で一定の負担をしてもらう。であれば、先ほど出た、団体の運営が大変だから上げないでくれとかというそういう話になるかならないか。そういうものを、ほかの施設も含めてこういう厳しい時代に向かっていっているわけですから、ぜひ忙しいでしょうけれども、それぞれの関係課で、私はいつまでとは申しませんが、資料として持っていていいのではないかと思うのですが、その点についてはどう思いますか。

○議長(加来良明) 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) 公共施設の料金、文化センターを含めてということでございまして、健康増進の関連で一部無料としているものもございますけども、基本的には、文化センターをはじめ、受益者負担の観点で、やっぱり利用者の方には一定の料金負担をいただくということが当然原則というふうに捉えているところでございます。

 議員ご指摘の、まず施設の運営状況等と、利用者はもとより町民の皆様全体によく知っていただくということが非常に重要であるというご指摘をいただきました。現行の決算の公表ということで、広報のほうに、主要施設の運営費の状況、経常経費の状況というものを掲載しておりますけれども、なかなかわかりづらいというところがあるかと思いますし、議員ご指摘の、もうちょっと担当課のほうとして細かなデータの状況把握というものに努めるべきというご指摘をいただいたというふうに認識しております。

 決算の状況等々についても、利用者団体を含め、広報等を通じる形になろうかと思いますけれども、今後、町民にわかりやすく知っていただくようなことで進めてまいります。

 また、細かな情報につきましても、すぐに燃料費の動向についてお答えできなくて、大変申し訳なく思っておりますけれども、十分、データの分析等々を進めながら、料金改正は3年ごとに見直しを行ってまいりますので、その際にも当然必要になるものでございますので、データの情報収集に努めてまいります。

○議長(加来良明) 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) 今私が申し上げた時点では、私は値上げしなさいとかどうのこうのと言っているのではなくて、実際に、今1つの部屋を使うときに、1時間これ実際に幾らかかっているのだというのを、やはり知ってもらう必要があるのではないかということをお話ししています。値上げするしないは執行部側が判断することですから、今私は値上げしろとか下げろとかいう話を申し上げているつもりはありません。

 ただ、今課長のほうから、所管外になるのですけど、福祉的な部分で無料というのが確かにあります。これは、実はちょっと聞いたことがあるのですけれども、福祉館でやる福祉は健康増進で、体育等々でやるものは、これは健康じゃなくて趣味の世界だという、私は今そういう思いをしています。だから、ほかは有料で福祉は無料だと。そうしたら、社会教育関係、要するにスポーツ関係の施設利用は、あれは趣味の世界というかそういう解釈、私はそうしています。あれは健康づくりだとか体力の云々ということになれば、場所が違うだけで有料無料というのは、これは町民として不満を持っている部分があります。

 これは、社会教育ではなくてこちらのほうに聞きたいのですが、全体の平準化というか平等的な部分で、やはり何かそれを言ったら上げなさいというふうに聞こえるかもしれないけれども、それもはっきりしたものをしっかり示さなければ、場所を変えるだけで同じ町の施設を使って、片方は無料、片方は有料ですと。これはちょっとどうも、最近ちょっと耳にしたのです。そういうことで、その辺については、執行部側として、これは町長か副町長に答えていただければ、こっちの管轄ではないので、町全体のこととしてどう。急に言ったことですから今私がお話ししている中でひらめいたお答えで結構ですけれども、考え方を聞かせていただければと思います。

○議長(加来良明) 副町長。

○副町長(金田正樹) 今の会館の使用の、保健福祉センターですと器具の使用料等も入ってくるかと思います。

 平成10年に保健福祉センターが開設された時点で、当時、使用料を取っていなかったのです。その時点は、体育館とのバランス等もいろいろあったと思います。あそこで取ったのは、修繕費に充てていきましょうと。それと、1日たばこ1個程度のお金をいただいて大事に使ってもらおうという設定で、初めて料金の設定がされたと思います。

 今議員が言われましたように、当初、40歳以上の方に利用をお願いして健康の維持を図っていただこうと。筋力増強ではないというような位置づけで保健福祉センターがスタートしたと記憶しております。

 ただ、使用料の関係で、先ほど社会教育課長からもお話ししましたけれども、一気に上げるのではなくて3年ごとということでやってきております。当時、体育館の器具もあまり新しいものがなかったものですから、そういうことで利用も含めて、今後は体育館全体、施設全体の利用も含めて使用料審議会等を経て検討していきます。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 これより、討論を行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、議案第65号、清水町文化会館条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって議案第65号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) 日程第4、議案第67号、清水町の消防団の設置及び消防団員の定員並びに非常勤消防団員の任命等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。

 総務課参事。

○総務課参事(城 俊正) 議案第67号、清水町の消防団の設置及び消防団員の定員並びに非常勤消防団員の任命等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由のご説明をさせていただきます。

 本条例は、例規集第2巻8301ページに登載されております。

 今回の一部改正は、平成28年に制定されました成年後見制度の利用促進に関する法律に基づく措置として、成年被後見人及び被保佐人(以下成年被後見人等)の方々の人権が尊重され、成年被後見人であることを理由に不当に差別されないよう、欠格条項その他の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための措置として、令和元年6月14日に、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が公布され、同法の中で地方公務員法の一部が改正されました。

 この改正では、成年被後見人等を資格、職種、業務等から一律に排除する欠格条項の規定等を設けている各制度について、心身の故障等の状況を個別的、実質的に審査し、制度ごとに必要な能力の有無を判断する規定を適正化するとともに、所要の手続き及び規定を整備することとされております。この中で、公務員につきましては、原則として、現行の欠格条項を単純削除することとなっております。

 議案説明資料22ページをご覧願います。

 本条例第5条に欠格条項の規定があり、同条第3号に「成年被後見人又は被保佐人」が定められておりますことから、本号を単純削除するものであります。

 施行日は公布の日を予定しております。

 以上で、議案第67号の提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 これより、討論を行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、議案第67号、清水町の消防団の設置及び消防団員の定員並びに非常勤消防団員の任命等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) 日程第5、議案第74号、清水町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。

 町民生活課長。

○町民生活課長(大尾 智) 議案第74号、清水町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 例規集は第1巻2,331ページから登載されております。

 今回の条例改正は、住民基本台帳法施行令等の一部を改正する政令による住民基本台帳法施行令の一部改正に伴い、旧氏、いわゆる旧姓でございますけれども、そちらにつきまして、旧氏につきましては、その者が過去に称していた氏であって、その者に係る戸籍または除かれた戸籍に記載または記録されているものについて、住民票、個人番号カード等への記載が可能となることから、この旧氏を用いての印鑑登録についても可能となるよう、所要の改正を行うものでございます。

 住民基本台帳法施行令等の改正につきましては、近年、社会において、旧姓を使用しながら活動する女性が増加している中、女性活躍推進の観点から、さまざまな活動の場面で旧姓を使用しやすくなるようにとの類似の閣議決定等を踏まえて行われたものでございますけれども、それに伴いまして、印鑑登録証明事項処理要項の一部も改正されたため、本町においても必要な条例改正を行うものでございます。

 別に配付されております新旧対照表をご覧ください。

 第2条第1項中、「基づき」の次に「本町が備える」を加え、「記載」を「記録」に改める文言整理を行います。

 第10条第1項第5号中、「氏名」の次に「旧氏」を加えるとともに、通称を規定する住民基本台帳法施行令の条に変更が生じておりますので整理を行います。

 また、11条第1項第1号中、「氏、名」の次に「旧氏」を、「又は氏名」の次に「旧氏」を加えます。

 これらによりまして、旧氏を用いる印鑑につきましても印鑑登録が可能であると規定するとともに、住民基本台帳の氏名等の変更により、登録されている印鑑が氏名等をあらわしていないものとなったときに行う抹消についても、その抹消すべき氏名等に旧氏を追加するものであります。

 議案にお戻りいただきまして、附則といたしまして、条例の施行期日を、住民基本台帳法施行令の一部を改正する政令の施行期日と同日であります令和元年11月5日とするものでございます。

 以上、議案第74号、清水町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由のご説明とさせていただきます。よろしくご審議のほど、お願いいたします。

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 これより、討論を行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、議案第74号、清水町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第74号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 日程第6、議案第72号、清水町教育委員会委員の任命についてを議題とします。

 提出者より説明を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) それでは、議案第72号、清水町教育委員会委員の任命について、説明をさせていただきます。

 このたび、教育委員会委員の任期が10月3日をもちまして満了となりますことから、再度選任をいたしたく、議会の同意を求めるものでございます。

 清水町南2条4丁目20番地1にお住まいの上神田憲男様でございます。今回2期目で、任期は令和元年10月4日から令和5年10月3日までとなります。

 どうぞ、同意のほどよろしくお願いをいたします。

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 これより、議案第72号、清水町教育委員会委員の任命についてを採決します。

 お諮りします。本件はこれに同意することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議案第72号は同意することに決定しました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 日程第7、選挙第5号、清水町選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙についてを行います。

 お諮りします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定によって、指名推選にしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

よって選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。

 お諮りします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって議長が指名することに決定しました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) ここで休憩します。

(午前10時40分) 

            

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。

(午前10時41分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 清水町選挙管理委員会委員及び同補充員について指名を行います。

 選挙管理委員には、山本修一さん、石原昭さん、三好典幸さん、新宮まり子さん。同補充員には、第1位順位広井卓真さん、第2順位高田幸子さん、第3位順位大石英昭さん、第4順位佐原由理子さんを指名します。

 お諮りします。ただいま議長が指名しました方を、清水町選挙管理委員会委員及び同補充員の当選人と定めるとともに、同補充員の補充の順位についても指名のとおりとすることにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。よって、清水町選挙管理委員会委員には、山本修一さん、石原昭さん、三好典幸さん、新宮まり子さん。同補充員には、第1位順位広井卓真さん、第2順位高田幸子さん、第3位順位大石英昭さん、第4順位佐原由理子さん、以上の方が当選されました。

 当選者には、別途文書をもって告知をします。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 日程第8、意見案第7号、林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書についてを議題とします。

 職員に意見書案を朗読させます。

 事務局。

○事務局(宇都宮学) 意見書本文を朗読します。

 林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書
 北海道の森林は全国の森林面積の約4分の1を占め、国土保全、地球温暖化防止、林産物の供給等の多面的機能の発揮が期待されており、これらの機能を十分に発揮させるためには、「植えて育てて、伐って使って、また植える」とし、った森林資源の循環利用を進める必要がある。
 森林の整備を進め、木材を積極的に利用していくことは、山村地域を中心とする雇用・所得の拡大による地方創生にも大きく貢献するものであり、本町をはじめ、道内各地域では、森林の公益的機能の維持増進と森林資源の循環利用の実現に向け、森林整備事業及び治山事業や林業成長産業化総合対策事業等を活用し、植林・間伐や路網の整備、山地災害の防止、木造公共施設の整備、林業事業体の育成など、さまざまな取り組みが進められてきたところである。
 今後、人工林資源が本格的な利用期を迎える中、既存の制度や森林環境譲与税を活用した地域の特性に応じた森林整備の着実な推進や、森林資源の循環利用による林業・木材産業の成長産業化の実現に向けて施策の充実・強化を図ることが必要である。
 よって、国においては、次の措置を講ずるよう強く要望する。
 記
 1.森林の多面的機能を持続的に発揮し、林業・木材産業の振興と山村における雇用の安定化を図るため、森林整備事業及び治山事業の財源を十分かつ安定的に確保すること。
 2.森林整備事業の都道府県・市町村負担分の起債を可能とする地方債の特例措置を継続すること。
 3.森林資源の循環利用を通じて林業・木材産業の成長産業化を実現するため、地域の実情を十分に踏まえ、森林整備から木材の加工・流通、利用までの一体的な取り組みや森林づくりを担う林業事業体や人材の育成に必要な支援措置を充実・強化すること。

○議長(加来良明) 本案について、提案理由の説明を求めます。

 奥秋康子議員。

○11番(奥秋康子) それでは、意見案第7号の説明をいたします。

 このたび、北海道町村議会議長会より、清水町議会にも、林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書提出についての要請がございました。内容につきましては、ただいま事務局が朗読したとおりでございます。

 所管である本委員会において、意見書の内容について確認をいたしました。その結果、森林の維持、増進と、森林資源の循環利用の取り組みを進めるためには、林業・木材産業の成長産業化を実現するための施策の充実・強化を図ることは、今後も必要であるといたしまして、可決をいたしました。また、この意見書は、毎年国会、官邸、大臣に提出をしております。

 よろしくご審議の上、ご賛同くださいますようお願いをいたします。

○議長(加来良明) これから、質疑を行います。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 これより、討論を行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、意見案第7号、林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

よって、意見案第7号は原案のとおり可決されました。

 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、文部科学大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、国土交通大臣、環境大臣、復興大臣といたします。

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○議長(加来良明) 日程第9、意見案第8号、新たな過疎対策法の制定に関する意見書についてを議題とします。

 職員に意見書案を朗読させます。

 事務局。

○事務局(宇都宮学) 意見書本文を朗読します。 

 新たな過疎対策法の制定に関する意見書
 過疎対策については、昭和45年に「過疎地域対策緊急措置法J制定以来、4次にわたる特別措置法の制定により、総合的な過疎対策事業が実施され、過疎地域における生活環境の整備や産業の振興など一定の成果を上げたところである。
 しかしながら、依然として多くの集落が消滅の危機に瀕し、また、森林管理の放置による森林の荒廃や度重なる豪雨・地震等の発生による林地崩壊、河川の氾濫など、極めて深刻な状況に直面している。
 過疎地域は、我が国の国土の過半を占め、豊かな自然や歴史・文化を有するふるさとの地域であり、都市に対する食料・水・エネルギーの供給、国土・自然環境の保全、いやしの場の提供、災害の防止、森林による地球温暖化の防止などに多大な貢献をしている。
 過疎地域が果たしているこのような多面的・公益的機能は国民共有の財産であり、それは過疎地域の住民によって支えられてきたものである。
 現行の「過疎地域自立促進特別措置法」は令和3年3月末をもって失効することとなるが、過疎地域が果たしている多面的・公益的機能を今後も維持していくためには、引き続き、過疎地域に対して総合的かっ積極的な支援を充実・強化し、住民の暮らしを支えてして政策を確立・推進することが重要である。
 過疎地域が、そこに住み続ける住民にとって安心・安全に暮らせる地域として健全に維持されることは、同時に、都市をも含めた国民全体の安心・安全な生活に寄与するものであることから、引き続き総合的な過疎対策を充実・強化させることが必要である。
 よって、新たな過疎対策法の制定を強く要望する。

○議長(加来良明) 本案について、提案理由の説明を求めます。

 奥秋康子議員。

○11番(奥秋康子) 意見案第8号についてご説明を申し上げます。

 これは、全国過疎地域自立促進連盟北海道支部からの意見書提出の依頼でございます。

 現行の過疎地域自立促進特別措置法が令和3年3月末に失効することから、清水町議会においても、今後も引き続き、総合的な過疎対策の充実・強化をされるように、新たに法律の制定実現に向けて、国会及び関係省庁へ意見書の提出を願いたいというものでございます。

 ただいま、事務局が、内容等につきましては、朗読したとおりでございます。

 委員会で協議をいたしました。その結果、この趣旨に理解をし、このような文面で過疎対策の充実・強化に向けての意見書の提出をするということで可決をいたしました。

 議員各位には、この趣旨にご理解をいただきますようお願いいたしまして報告といたします。

○議長(加来良明) これから、質疑を行います。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 これより、討論を行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、意見案第8号、新たな過疎対策法の制定に関する意見書についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、意見案第8号は原案のとおり可決されました。

 提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、農林水産大臣、国土交通大臣といたします。

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○議長(加来良明) 日程第10、所管事務等の調査についてを議題とします。

 会議規則第72条及び第74条の規定により、お手元に配付しましたとおり、総務産業常任委員会から、町有林の現状について、その他所管に関する事項について。厚生文教常任委員会から、高等学校振興に対する支援策について、その他所管に関する事項について。広報広聴常任委員会から、議会広報誌の編集及び発行について、その他議会の広報及び広聴に関する事項について。議会運営委員会から、議会の運営とその諸規定について、議長の諮問に関する事項について、所管事務等の調査の申し出があります。

 お諮りします。所管事務等の調査の申し出について、申し出のとおり承認することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、本申し出のとおり承認されました。

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○議長(加来良明) 日程第11、議員の派遣についてを議題とします。

 お諮りします。議員の派遣の件については、お手元に配付しましたとおり、市町村議会議員特別セミナー及び十勝町村議会議員研修会へ派遣することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議員の派遣については、お手元に配付しましたとおり、市町村議会議員特別セミナー及び十勝町村議会議員研修会へ派遣することに決定しました。

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○議長(加来良明) これをもって、この会議に付された議件は全て終了しましたので、会議を閉じます。

 以上をもって、令和元年第5回清水町議会定例会を閉会します。

(午前10時56分)

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317