令和元年第6回定例会会議録(12月10日)

○議長(加来良明) これから本日の会議を開きます。

 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。

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○議長(加来良明) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により議長において、

  2番 川上 均議員

  3番 山下清美議員

  4番 中河つる子議員  を指名します。

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○議長(加来良明) 日程第2、会期決定についてを議題とします。

 お諮りします。本定例会の会期は、本日から12月19日までの10日間にしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 会期は、本日から12月19日までの10日間に決定しました。

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○議長(加来良明) 日程第3、諸般の報告を行います。

 事務局長。

○事務局長(山本 司) 諸般の報告 朗読。

○議長(加来良明) これで、諸般の報告を終わります。

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○議長(加来良明) 日程第4、議案第75号、専決処分の承認を求めることについて、議案第76号、専決処分の承認を求めることについて、以上2件を一括議題とします。

 本案について提案理由の説明理由を求めます。

 副町長。

○副町長(金田正樹) 専決処分の説明をさせていただきます。

 まず、議案第75号、専決処分の承認を求めることについて説明をいたします。

 専決処分の第1号、令和元年度清水町一般会計補正予算(第5号)の設定です。

 総額に1,500千円を追加し、それぞれの総額を10,433,016千円とするものです。

 補正の内容につきましては、10月12日の夜、本州に上陸した台風19号により、平成24年10月23日に本町と災害時相互援助に関する協定書を結んでおります宮城県黒川郡大郷町において、町内を流れる吉田川が決壊し、139戸の建物が浸水被害に遭ったところです。今回の水害にあたり、大郷町に必要物資等について確認をし、支援物資の提供を早急に進めていくため、専決処分にて予算措置をしたものです。

 なお、大郷町は本町が被災をしました平成28年台風10号災害の際に、災害復旧支援金及び支援物資を提供していただいております。

 では、歳入より説明をいたします。

 6ページをお開き願います。

 18款1項1目財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算調整額として1,500千円の追加です。

 下、7ページ、歳出です。

 2款1項13目の災害対策費につきましては、令和元年度台風19号災害被災地支援事業として、11節の10番、事務事業用消耗品費は消毒用の消石灰、アルコールなどを414千円、12節、20番、郵便料等は支援物資の輸送料として86千円、26節の10番、災害復旧支援金として1,000千円の追加です。

 以上、専決処分第1号、一般会計補正予算(第5号)の説明です。

 続きまして、議案の第76号、専決処分の承認を求めることについて説明いたします。

 専決処分の第2号、令和元年度清水町水道事業会計補正予算(第2号)の設定です。

 第2条の収益的収入及び支出の補正につきましては、水道事業費用の既定額に1,111千円を追加し、費用総額を277,349千円とするものです。

 それでは、収益的収入及び支出の内訳について説明をいたします。

 2ページを開いてください。

 収益的収入の補正はありませんので、収益的支出の補正の内訳につきまして説明をいたします。

 1款1項2目3節修繕費につきましては、漏水調査により北一条東道路配水本管より漏水が確認されましたので、修繕費として151千円、また今後発生が見込まれる漏水事故に緊急に対応するために960千円、合わせて1,111千円の追加です。

 以上、専決処分第2号、水道事業会計補正予算(第2号)の説明です。

 御承認、よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) これより、一括して質疑を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 これより、一括して討論を行います。討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、議案第75号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。

 お諮りします。本案は承認することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議案第75号は承認することに決定しました。

 これより、議案第76号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。

 お諮りします。本案は承認することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議案第76号は承認することに決定しました。

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○議長(加来良明) 日程第5、議案第77号、清水町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。

 町民生活課長。

○町民生活課長(大尾 智) 議案第77号、清水町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 例規集は、第1巻、2331ページから登載されております。

 今回の条例改正は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が施行され、成年被後見人等を資格、職種、業務等から一律に排除する規定、欠格条項を設けている各制度につきまして、心身の故障等の状況を個別的、実質的に審査し、必要な能力の有無を判断する規定と適正化するための関係法令が整備されております。

 これを受けまして、総務省より印鑑登録証明事務処理要綱の改正をする旨通知があったところでございますので、本町におきましても必要な条例改正を行うものでございます。

 別冊の議案説明資料の1ページ、新旧対照表を御覧ください。

 第2条第2項第2号、「成年被後見人」を「意思能力を有しない者(前号に掲げる者を除く)」に改め、第10条第1項第3号、「後見開始の審判を受けたとき」を、「意思能力を有しない者となったとき」に改めます。

 成年被後見人であることを一律に印鑑登録できないものとする規定を改め、そのものの意思能力を有しているかどうかを個別に判断し、登録申請を受け付けるよう改正するものでございます。

 なお、意思能力の有無につきましては、総務省通知におきまして、意思能力を有しない者の印鑑の登録は受けられないが、法定代理人が同行し、かつ当該成年被後見人本人による申請があるときは、当該成年被後見人は意思能力を有する者として印鑑登録の申請を受け付けることとして差し支えないとの技術的助言がされておりますので、これを判断基準といたしてまいります。

 議案にお戻りいただきまして、附則として、条例の施行期日を印鑑登録証明事務処理要綱の実施期日である令和元年12月14日とするものでございます。

 以上、議案第77号、清水町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 これより、討論を行います。討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、議案第77号、清水町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第77号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) 日程第6、議案第79号、清水町議会議員の議員報酬、期末手当及び費用弁償条例の一部を改正する条例の制定について、議案第80号、常勤特別職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第81号、清水町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第84号、令和元年度清水町一般会計補正予算(第6号)の設定について、議案第85号、令和元年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の設定について、議案第86号、令和元年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)の設定について、議案第87号、令和元年度清水町介護保険特別会計補正予算(第3号)の設定について、議案第88号、令和元年度清水町水道事業会計補正予算(第3号)の設定について、議案第89号、令和元年度清水町下水道事業会計補正予算(第2号)の設定について、以上9件を一括議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。

 初めに、議案第79号から議案第81号について。

 総務課参事。

○総務課参事(鈴木 聡) 私のほうからは、議案第79号から第81号までについて御説明させていただきたいと思います。

 この3条例とも、2019年人事院勧告に伴い、国家公務員に係る給与法の改正が11月22日に交付されたことから、その改正内容を参考に給与等を改定するものでございます。

 それでは、議案第79号、清水町議会議員の議員報酬、期末手当及び費用弁償条例の一部を改正する条例の制定についてから提案理由の御説明を申し上げます。

 例規集では、第1巻、4251ページから登載されてございます。

 議案説明資料の3ページを御覧ください。

 今回の改正につきましては、清水町職員の勤勉手当の支給月数を改定することに伴い、清水町議会議員の皆様に支給される期末手当の支給月数を清水町職員に支給される期末勤勉手当の支給月数と同じくする改正となります。

 具体的には、第4条第2項に規定しております12月に支給する場合の支給月数を「100分の305」から「100分の310」に改正いたします。

 附則といたしまして、第1項、この条例は公布の日から施行することとし、令和元年12月1日から適用することといたします。

 第2項として、既に支払われた期末手当については、改正後の条例に基づく期末手当の内払いとみなすことといたします。

 以上、議案第79号の提案理由の説明とさせていただきます。

 続きまして、議案第80号、常勤特別職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について提案理由の御説明を申し上げます。

 例規集では、第1巻、4451ページから登載されてございます。

 議案説明資料の4ページを御覧ください。

 今回の改正につきましては、議案第79号と同様に、常勤特別職員に支給される期末手当の支給月数を清水町職員に支給される期末勤勉手当の支給月数と同じくする改正となります。

 具体的には、第4条第2項に規定しております支給月数を「100分の222.5」から「100分の225」に改正するものでございます。

 附則といたしまして、第1項、この条例は公布の日から施行することとし、第2項として、改正後の条例の規定は令和元年12月1日から適用することといたします。

 第3項としまして、本年度に限り年間の支給月数を調整するため、支給月数を「100分の227.5」に読みかえることといたします。

 第4項として、既に支払われた期末手当につきましては、改正後の条例に基づく期末手当の内払いとみなすことといたします。

 以上、第80号の提案理由の説明とさせていただきます。

 最後に、議案第81号、清水町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について提案理由の御説明を申し上げます。

 例規集では、第1巻、4501ページから登載されてございます。

 今回の清水町職員の給与の改定につきましては、人事院勧告に基づく給料及び勤勉手当の改定と期末勤勉手当の不支給または支給差し止めに関する内容となります。

 まず、人事院勧告に基づく給料及び勤勉手当の改定については、国家公務員における給料及び勤勉手当の改定と同様とし、本町職員の給料及び勤勉手当の支給月数を定めております第16条の2及び別表を改正いたします。

 具体的には、高卒の初任給を2,000円、大卒の初任給を1,500円引き上げることとし、30代半ばまでの職員が在籍する号俸を改定いたします。平均しますと、0.1%の改定率となります。

 勤勉手当の支給月数につきましては、年間の支給率を1.9か月とし、6月と12月それぞれ0.95か月分といたします。

 なお、本年度における勤勉手当につきましては、既に6月に0.925か月分を支給してございますので、12月分を0.975か月分として支給いたします。

 今回の改正により職員に支給される期末手当及び勤勉手当の支給月数の合計は4.5か月となります。

 2点目として、期末勤勉手当の不支給または支払い差し止めについての件でございます。

 議案説明資料の5ページを御覧ください。

 本町の給与条例におきましては、これまで手当の基準日以降支払い日までに懲戒免職になった者や禁固刑以上に処された者などに期末勤勉手当を支給しない、または支給を差し止める規定がありませんでした。近年の社会情勢などを鑑み、懲戒処分を受けた者などへの期末勤勉手当の支給は適当ではないと判断し、関係する条項を追加するものでございます。

 具体的には、勤勉手当の支給月数等を規定しております第16条の2に勤勉手当の不支給及び支給差し止めについては期末手当に準じる規定を第5項として追加し、第16条の2の3と条項を移動いたします。そして、第16条の2として期末手当を支給しない規定を第16条の2の2として支給差し止めができる規定を追加いたします。支給しない者または支給差し止めができる者の条件につきましては、御覧の説明資料を御参照いただければと思います。

 附則としまして、第1項として、この条例は公布の日から施行いたします。勤勉手当の規定については令和元年12月1日から、号給表の規定は平成31年4月1日から適用することといたします。

 第2項として、本年度における勤勉手当の特例について、第3項として、既に支払われた給与は内払いとみなすことについて、第4項として、この条例の施行に必要な事項に関する委任事項を定めてございます。

 最後に、附則第5項として、この給与条例を引用してございます職員の育児休業等に関する条例の関係する部分について所要の改正を行います。

 以上、議案第81号の提案理由の説明とさせていただきます。

 以上、3件の条例改正について御審議のほど、よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) 次に、議案第84号から議案第89号までについて。

 副町長。

○副町長(金田正樹) それでは、一括して補正予算の提案説明をいたします。

 まず、議案第84号、令和元年清水町一般会計補正予算(第6号)の設定について説明をいたします。

 総額から68,248千円を減額し、それぞれの総額を10,364,768千円とするものです。

 それでは、歳入より説明をいたします。

 10ページをお開き願います。歳入、10ページです。

 13款1項1目民生使用料につきましては、きずな園使用料に係る基準単価の変更及び利用者の減により4,312千円の減額です。

 5目の教育使用料、4節の地域学習施設使用料につきましては、少年自然の家の使用増によりまして168千円の追加です。

 6節の体育施設使用料につきましては、工事現場設置のための用地使用料増により15千円の追加です。

 2項3目の衛生手数料につきましては、一般廃棄物処理手数料、これは直接搬入分が当初見込みより大幅に少ないことから4,727千円の減額です。

 一番下、14款1項1目の民生費国庫負担金につきましては、きずな園に係る基準単価の変更及び利用者の減による減額補正でございます。

 下、11ページです。

 14款2項4目土木費国庫補助金及び6目の災害復旧費国庫補助金につきましては、それぞれ額の確定による減額補正です。

 15款1項1目の民生費道負担金につきましては、国庫負担金同様、きずな園に係る基準単価の変更及び利用者の減による減額補正です。

 17款1項2目の特定寄附金につきましては、福祉目的への指定寄附1件9,000円、図書館の図書購入への指定寄附1件33千円、合わせて42千円の追加です。

 次、12ページに参ります。

 18款1項1目財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算調整額として58,230千円の追加です。

 3目の公共施設建設等基金繰入金、5目の農業後継者育成基金繰入金につきましては、充当事業の歳出予算補正に伴い、それぞれ減額をするものです。

 20款4項3目雑入につきましては、46番の広報紙掲載広告料につきましては、北海道市町村振興基金から宝くじPRの記事を広報紙へ掲載したことでの広告料として20千円の追加です。

 47番、スクールバス等運行委託業務損害賠償金につきましては、本年2月12日発生の事故によりスクールバスが使用不能となり、新たなスクールバスが納車されるまでの間、代替車両を借り上げておりましたが、運行業務契約の中において委託業務を執行中の事故により委託業務の処理に関し委託者に損害を与えたときはその損害を賠償するとあることから、委託事業者と協議を行い、代替車両の借り上げに係る経費の一部について賠償することで合意したことから、その賠償金として418千円の追加です。

 次、12ページの下段から13ページのほうに行きます。

 21款1項の町債につきましては、3目の衛生費、清掃センターリサイクル施設化事業以下9事業につきまして、それぞれ事業費及び起債対象経費の確定等に伴い減額をするものでございます。

 次、14ページに入ります。

 14ページから歳出の補正ですが、最初に人件費の補正につきまして給与費明細書により一括して御説明いたしますので、41ページをお開きください。

 先ほど説明がありました議案79号による議会議員の期末手当に係る改正並びに第80号、81号の人事院勧告に準じた給与改定並びに職員の退職等による予算の補正です。

 まず、給与費明細書、1、特別職ですが、一番下の比較欄を御覧ください。「長等」の区分で、期末手当105千円、共済費12千円、合計で117千円の増額になります。

 次に、議員の区分では、期末手当128千円の増額となります。

 次に、その他の特別職の区分で、報酬が2,166千円の減額、共済費が206千円の減額で、合計で2,372千円の減額となります。こちらにつきましては、募集をしておりました歯科衛生士が採用にならなかったこと及び担い手コーディネーターの採用1名が11月からの採用となったことが減額の理由でございます。

 次、42ページに参ります。

 2、一般職です。上段の比較覧を御覧ください。職員数につきましては、職員の退職により1名減です。給料につきましては1,757千円の減額、職員手当につきましては1,684千円の増額、共済費につきましては1,830千円の減額、合計で1,757千円の増額となります。

 下の43ページに参りましては、給料、職員手当の増減額明細です。給与改定分と職員の退職等の増減内訳となります。

 14ページにお戻りください。

 ただいま人件費に係ります補正を説明いたしましたので、各目に計上しております人件費につきましては説明を省略させていただきます。14ページは、人件費のみの補正です。

 下、15ページです。

 2款1項3目の財産管理費につきましては、庁用車両購入に係る事業費確定により400千円の減額です。

 4目の広告費につきましては、広告料収入に伴い財源の補正です。

 6目の企画費13節の54番、交通弱者移動支援事業委託料につきましては、決算見込みにより1,630千円の減額です。

 19節の34番、コミュニティバス補助金につきましては、運行コストの増加等により1,639千円の追加です。

 8節報償費の10番の子育て世帯定住促進住宅取得奨励金、11番の移住者定住促進住宅取得奨励金、12番の定住促進住宅取得奨励金につきましては、当初見込んでいた件数よりも大幅に申請があり、さらに助成についての問い合わせもあり、今後においても申請が大きく見込まれることから、合わせて10,300千円を追加するものです。

 次、16ページに参ります。

 11目の電子計算費につきましては、財務会計システムを令和2年度から始まる会計年度任用職員制度、これに対応させるためのシステム改修業務として932千円の追加です。

 2項1目税務総務費につきましては、一番下になりますが、税申告による還付の増による還付金、還付加算金1,000千円の追加です。

 下、17ページは人件費のみですので、18ページに参ります。

 3款1項1目社会福祉総務費、11節10番、事務事業用消耗品19千円、12節50番のチラシ折込手数料12千円、20節13番の福祉灯油等助成費10,700千円につきましては、暖房用灯油の価格が高騰している状況にありますことから、生活支援といたしまして福祉灯油等購入費助成事業を実施するため予算を追加するものでございます。

 助成の対象につきましては、本年12月2日を基準として、本町に住所を有します令和元年度の町民税非課税世帯のうち、まず65歳以上の独居世帯及び65歳以上の高齢者のみで構成される世帯、次に重度の身体障害者、重度の知的障害者、重度の精神障害者又は自立支援医療(精神通院)受給者証の所持者が同居する世帯、そして18歳未満の児童を扶養するひとり親世帯、以上3つの世帯のいずれかに該当する世帯を対象とするものです。また、助成額並びに助成方法につきましては、冬期間における一般家庭の灯油使用料を1,000リットル程度とし、灯油1リットルあたりの単価で90円を超える額を基に助成額を10,000円としまして、1世帯あたり10,000円に相当する100リットル分の灯油購入助成費を交付するものです。また、灯油以外の燃料により暖房を確保している世帯につきましては、ハーモニーギフトカード10,000円分を交付するものでございます。

 3目の老人福祉費につきましては、特別会計の補正予算に伴い介護保険特別会計繰出金1,358千円の減額です。

 4目の障害福祉費につきましては、西十勝障害者支援区分認定審査会負担金の変更に伴いまして114千円の追加です。

 下の19ページに参ります。

 真ん中、6目の老人福祉センター運営費につきましては、事業費確定によりそれぞれ不用額の減額です。

 次、7目の保健福祉センターにつきましては、平成10年に開設したデイサービスセンターが開設以来、年数の経過とともに施設、設備等の経年劣化が進んでいる状況です。今後において改修の検討が必要と考えておりましたが、今回デイサービスセンターの運営について町内法人へ移譲すべく調整が進められており、移譲にあわせて来年度当初から利用者にとってより良い環境の中でサービスを受けていただけるように、また新たな事業者がより良いサービスを提供することができるよう、施設の改修工事及び備品の更新を行うものでございます。

 まず、15節の18番、デイサービスセンター内部改修工事につきましては、床工事、機械浴槽工事、エアコン設置工事、照明のLED化工事などを行うもので、29,766千円の追加です。

 18節の15番、デイサービスセンター用備品につきましては、電動ベッド5台及び木製ベッド10台の更新として2,655千円の追加です。

 一番下、11目の乳幼児等医療費につきましては、18歳まで助成をしております乳幼児等医療費助成、これの増加によりまして4,600千円の追加です。

 次、20ページに参ります。

 2項1目の児童福祉総務費、2目の保育施設運営費につきましては、長期臨時職員の欠員により、それぞれ4節、20番の臨時職員共済費、7節、10番の臨時職員賃金の減額でございます。

 下の21ページです。

 3目の児童手当費につきましては、30年度児童手当交付金の額確定に伴う国庫・道費負担金返還金として7千円の追加です。

 人件費が続きまして、一番下になります。6目の児童療育支援費につきましては、きずな園に係る基準単価の変更及び利用者の減により、障害児通所給付費4,312千円の減額です。

 次、22ページに参ります。

 4款1項1目保健衛生総務費です。28節10番、国民健康保険特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正予算に伴い530千円の減額です。

 28節12番、後期高齢者医療保険特別会計繰出金につきましても、特別会計の補正に伴いまして46千円の追加です。

 2目の保健予防費につきましては、人件費のみの補正です。

 2項2目清掃センター費につきましては、ごみ処理広域化実施に伴う駆け込み需要により、春先の電気料が想定より下がらなかったことから不足見込みの1,600千円の追加です。

 12節の54番、中継ごみ処理手数料につきましては、直接搬入分ごみが想定より少ないことから中継ごみ処理手数料2,771千円の減額です。

 13節60番のリサイクル施設改修工事監理委託料、それと15節36番のリサイクル施設改修工事、18節備品購入費につきましては、事業費確定による減額です。

 次、ずっと人件費が続きまして、25ページの一番下になります。

 6款1項5目牧場費13節委託料、18番の備品購入費につきましては、事業費確定による減額です。

 次、26ページの中段になります。

 7目の農業用水管理費につきましては、施設管理機械更新工事に係る事業費確定による減額です。

 次に、27ページ下段のほうです。

 7款1項2目観光費につきましては、地域おこし協力隊員観光移住推進、この採用が10月からとなったことから、共済費ほか不用額の減額です。

 次、28ページです。

 3目の観光施設費につきましては、日勝展望台管理に係る委託料について事業費確定により不用額の減額です。

 次、29ページから30ページですけど、8款2項1目の道路維持費の15番の工事請負費、それと2目の除雪対策費、18番の備品購入費、3目の道路新設改良、13番の委託料、これは5件です。15番の工事請負費4件、22番の補償費つきましては、それぞれ事業費確定による不用額で、合計で41,184千円の減額でございます。

 次、31ページの中段です。

 2目の公園管理費につきましては、委託料、備品購入費とも、事業費確定による不用額の減額です。

 下段は人件費ですので、32ページです。

 5項2目住宅建設費つきましては、事業費確定により委託料、工事請負費の不用額の減額です。

 6項1目の下水道費につきましては、企業会計補正予算に伴い16千円の減額です。

 次、33から34ページに参ります。

 10款2項1目の小学校管理費、15番の工事請負費2件、次に3項1目の中学校管理費の15番、工事請負費のこれは5件になります。次に、34ページに行きますけど、2目のスクールバス管理費につきましては、いずれも事業費確定による不用額の減額です。

 次、35ページは人件費だけですので、36ページの上段になります。

 5項4目の図書館郷土史料館費につきましては18節の10番、図書館資料につきまして図書購入への指定寄附1件を受けまして33千円の追加です。

 次、7目地域学習施設費につきましては、歳入でも御説明いたしましたが、少年自然の家の利用者が増加していることから、施設に係る11節15番の燃料費、灯油、18番のLPガス、それと電気料について146千円の追加です。

 6項2目の体育施設費、7節、10番の小学校プール管理監視員賃金につきましては、事業費確定による不用額の減額です。

 15節の25番であります。農業研修会館煙突改修工事につきましては、昭和46年の建設から既に48年が経過し、経過年数とともに施設の老朽化、劣化が進み、今回、煙突外壁に亀裂が生じており、亀裂の状況から煙突の耐久性について確認をしたところ、倒壊の危険性があることから、利用者の安全を図るためにも施設利用を一時停止したところでございます。今後、体育館の建替計画もあるところですが、町内において代替施設がほかになく、スポーツ合宿や研修等で宿泊できる施設として多く利用されていることから、新施設が建設されるまでの間においても修繕を行い継続して利用することとし、29,535千円の追加です。

 15節の23番、アイスアリーナの除湿機交換工事、26番の御影パークゴルフ場トイレ改修工事につきましては、事業費確定による不用額の減額です。

 13節14番の御影公園多目的広場草刈業務委託料につきましても、事業費確定による不用額の減額です。

 38ページに参ります。

 3目の学校給食管理費につきましては、標準月額報酬改定に伴いまして、臨時調理員、臨時職員の4節共済費の補正でございます。

 15節の工事請負費につきましては、事業費確定による不用額の減額です。

 11款1項1目の道路橋梁災害復旧費につきましては、2カ年度の工事期間で共栄橋復旧工事を実施しておりますが、令和元年度分の工事出来高状況から不用額を減額するものです。

 下、39ページです。

 2款1項1目元金と2目の利子につきましては、10年金利見直し、元利均等償還方式により借り入れしました起債償還の利率引き下げと、30年度分の起債借入額及び利率の確定によりまして、長期債償還元金を4,637千円、長期債利子を2,510千円減額するものです。

 一番下の13款1項1目の行政費につきましては、臨時職員未採用2名分に係る減額です。

 次、40ページ中段、事項別明細の最後になりますが、15款1項2目公共土木施設災害復旧費につきましては、事業費確定による不用額の減額です。

 次に、地方債につきまして御説明をいたします。

 5ページまでお戻りください。

 第2表、地方債補正です。町債の補正にあわせて起債発行限度額を補正するものです。過疎対策事業につきましては、清掃センターリサイクル施設化事業以下8事業について、町債補正に伴い、起債発行限度額を1,224,600千円から1,188,800千円に35,800千円引き下げをするものです。

 その下の辺地対策事業につきましては、橋梁長寿命化修繕事業の町債補正に伴いまして、起債発行限度額を258,700千円から198,800千円に59,900千円引き下げするものです。

 次に、6ページに参りまして、債務負担行為の補正につきまして説明をいたします。

 第3表、債務負担行為です。3段目からの保健福祉センター、文化センター、役場庁舎の清掃、機械運転管理業務委託につきましては、5年ごとの入札により受託業者を決定しており、それぞれ期間、限度額の設定です。

 1段目、2段目の保育施設給食業務委託、新保育所清掃業務委託につきましては、新保育所開設にあわせてそれぞれ業務体制を変更することから入札により受託業者を決定するもので、令和2年度の業務委託に際し年度内に入札を執行するために債務負担行為を設定するものです。期間につきましても、いずれの業務委託も令和2年度、限度額は、給食業務で55,930千円、清掃業務は2,910千円の設定です。

 次に、債務負担行為の変更ですが、橋梁長寿命化修繕事業、共栄橋につきましては、工事期間が2カ年度にわたることから、令和2年度分の債務負担行為を当初予算で設定していましたが、工事出来高状況により令和元年度歳出予算を減額することにあわせ、令和2年度分の債務負担行為の限度額を97,500千円から132,856千円に変更するものです。

 以上、一般会計補正予算(第6号)の説明です。

 続きまして、議案第85号、令和元年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の設定について説明いたします。

 国保会計です。総額から2,961千円を減額し、それぞれの総額を1,360,094千円とするものです。

 歳入より説明をいたします。

 5ページをお開きください。

 1款1項1目国民健康保険税につきましては、11月の月割賦課額の確定に伴いまして9,614千円の減額です。

 4款1項1目3節職員給与費等繰入金につきましては、給与改定、退職等により3,010千円の減額です。

 5節の財政安定化支援事業繰入金につきましては、額確定通知により2,480千円の増額です。

 2項の基金繰入金につきましては、保険税減収分と補正に係る補填分として7,183千円の増額です。

 6ページの歳出です。

 1款1項1目一般管理費につきましては、一般会計同様、給与改定と職員退職に伴い合わせて3,010千円の減額です。詳細につきましては、9ページ、10ページの給与費明細書を御参照願います。

 3款の国民健康保険事業費納付金、1項から3項までにつきましては、財源内訳の変更と支援金、納付金の額の確定による減額です。

 一番下の6款の諸支出金につきましては、前年の北海道保険給付費等交付金の特別交付金分の精算に係る償還金51千円の増額です。

 以上、国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の説明です。

 続きまして、議案の第86号、令和元年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)の設定について御説明いたします。

 総額に46千円を追加し、それぞれの総額を175,218千円とするものです。

 歳入より説明をいたします。

 5ページをお開きください。後期高齢者会計、5ページです。

 2款繰入金につきましては、給与改定に伴い46千円の追加です。

 次、6ページの歳出です。

 1款の総務費につきましては、給与改定に伴い手当、共済費、合わせて46千円の増額です。

 詳細につきましては、下、7ページ、8ページの給与費明細書を参照願います。

 以上、後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)の説明です。

 続きまして、議案の第87号、令和元年度清水町介護保険特別会計補正予算(第3号)の設定について説明をいたします。

 総額から1,358千円を減額し、それぞれの総額を1,166,298千円とするものです。

 歳入より説明いたします。

 5ページをお開き願います。

 2款の国庫支出金につきましては、保険者機能強化推進交付金の確定に伴い1,261千円の追加です。

 6款1項一般会計繰入金につきましては、給与改定等に伴う人件費で1,358千円の減額です。

 2項の介護給付費準備基金繰入金につきましては、2款で説明をしました保険者機能強化推進交付金の確定に伴いまして同額の1,261千円の減額です。

 6ページから歳出です。

 人件費及び特定財源の補正となります。

 1款の総務費及び4款の地域支援事業費における2節、3節、4節、合計で1,358千円の減額につきましては、給与改定、育児休業等による減額です。

 詳細につきましては、8ページ、9ページの給与明細書を御参照願います。

 4款1項2目の介護予防事業費は、特定財源内訳の変更でございます。

 以上、介護保険特別会計補正予算(第3号)の説明です。

 続きまして、議案の第88号、令和元年度清水町水道事業会計補正予算(第3号)の設定について説明をいたします。

 1枚開いていただきまして、第2条の収益的収入及び支出の補正につきましては、水道事業収益の既定額に639千円を追加し、収入総額を286,239千円とし、水道事業費用額の既定額からは311千円を減額し、費用総額を277,038千円とするものです。

 第3条につきましては、職員給与費の既定額に184千円を追加し、18,927千円に改めるものでございます。

 第4条の債務負担行為につきましては、清水、御影地区の水道施設管理委託業務の債務負担行為の設定です。

 水道施設の管理委託につきましては、継続的かつ効率的に施設を管理する必要があることから、5年に一度、指名競争入札により業者を選定し、その後4年間は当該業者との随意契約の方法で管理をしております。このたび、令和2年度以降5年間の業者選定を行うべく、本年度内に入札を行うために債務負担行為を設定し、令和2年度の委託業務の限度額を13,387千円とするものでございます。

 それでは、収益的収入及び支出の内訳について説明をいたします。

 2ページになります。

 まず、収益的収入の1款1項2目2節負担金につきましては、給水工事負担金の確定見込みにより639千円の追加です。

 下、3ページの収益的支出、1款1項3目総係費につきましては、給与改定に伴う人件費の補正です。給与、手当、共済費、合わせて184千円の追加です。

 詳細につきましては、4ページ、5ページの給与費明細書を御参照願います。

 2項1目1節企業債利息につきましては、平成30年度借入分の利率の確定により495千円の減額です。

 以上、水道事業会計補正予算(第3号)の説明です。

 補正、最後です。議案の第89号、令和元年度清水町下水道事業会計補正予算(第2号)の設定について説明をいたします。

 まず、第2条の収益的収入及び支出の補正につきましては、事業収益の既定額から1,796千円を減額し、収入総額を336,924千円とし、事業費用の既定額から3,787千円を減額し、費用総額を308,125千円とするものです。

 第3条の資本的収入及び支出の補正につきましては、資本的支出額に対し不足する財源の補填として過年度分損益勘定留保資金及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額を充当するものでございます。

 第2項につきましては、資本的収入の既定額に596千円を追加し、資本的収入の総額を73,096千円とするものです。

 次のページ、第4条につきましては、職員給与費の既定額に181千円を追加し、25,257千円に改めるものです。

 3ページをお開き願います。

 公共下水道事業の収益的収入及び支出です。

 1款1項2目の一般会計負担金、2項2目の一般会計補助金につきましては、減価償却費の確定により13千円の減額です。

 4目の国庫補助金につきましては、ストックマネジメント計画策定委託料の財源としての社会資本整備総合交付金、これの確定によりまして1,780千円の減額です。

 次、4ページ、収益的支出です。

 1款1項3目の総係費、1、2、4節につきましては、給与改定に伴う人件費の補正です。

 詳細につきましては、7ページ、8ページの給与費明細書を御参照願います。

 7節の委託料につきましては、ストックマネジメント計画策定委託料の確定により3,560千円の減額です。

 次に、下、5ページ、公共下水道事業の資本的収入です。

 1款1項1目1節分担金及び負担金につきましては、受益者負担金の確定見込みにより596千円の追加です。

 資本的支出の補正はありません。

 6ページ、集落排水事業です。

 収益的収入はありませんので、支出につきまして説明をいたします。

 1款1項3目総係費、2節、4節につきましては給与改定に伴う人件費の補正です。

 詳細につきましては、下の7ページ、8ページを御参照願います。

 7節委託料につきましては、最適整備構想策定委託料、これの確定によりまして260千円の減額です。

 2項1目1節企業債利息につきましては、平成30年度借り入れ分の利率の確定により148千円の減額です。

 以上、下水道事業会計補正予算(第2号)の説明といたします。

 以上、一括しての補正予算の提案説明とさせていただきます。御審議よろしくお願いいたします。

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○議長(加来良明) ここで休憩します。(午前11時13分)

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午前11時25分)

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○議長(加来良明) これより、一括して質疑を行います。質疑ありませんか。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) それでは、一括ですので、まず債務負担行為の中の保育施設給食業務委託の件で質問をしたいと思います。この質問につきましては、合わせて10項目。そして、保健福祉センター費の関係から3項目質問したいと思います。

 まず、債務負担行為で保育施設給食業務委託というものが今回出されました。全員協議会のほうで先に説明はあったのですけれども、非常に唐突感は否めないかなというふうに思うのですが、これを計画されて今回出された背景というか、10項目のうちに、この計画はあったのかということをあわせて質問したいと思います。まず、唐突感があるので、この計画はいつごろからあってどのようになっているのかをお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) まず、計画のお話です。全員協議会の際にもお話をしました。以前からやはり、調理員さんがなかなか集まってこない状況にあるということで、昨年も一度計画をしたのですけれども、新しい施設になるということで、それにあわせてはどうかということで、今回の提案になったというところです。

 背景につきましては、先ほども申しましたとおり、やはり人的な問題が一番大きいのかなというふうに考えています。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) それは、建築を計画する段階ですから、今年の3月ではなく昨年の何月か、実施計画をするときにどこかでお話をしているということでよろしいでしょうか。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 議会のほうには直接お話はしていませんけれども、内部的な協議でございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) わかりました。唐突感は、まさに議員としては、あと町民に対しても唐突感はあるということは今の答弁でわかりました。

 では、質問を変えますけれども、担当されている給食の職員、臨時職員の方がいらっしゃると思うのですけれども、臨時職員の方が、先般の説明では転籍になるというようなお話もありましたけれども、まず、各現場への説明というのはいつ行われて、どのような状況なのかをお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 先般、先週でしたか、調理員の皆さんにお集まりをいただいて御説明をさせていただきました。お話をした中ではある程度理解をいただいたというふうに考えています。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) この議会前にやられているということは、内部での話があまりできていないと逆に取れる。働いている職員たちは給食の関係について、来年以降外部委託になるということは知っていたのですか。それとも今回初めて説明したのですか。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 外部委託で考えていますということでお話をさせてもらいました。それ以前にお話はしてございません。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) わかりました。次の質問に移ります。

 職員に説明していないということですが、保護者にはいつ説明をされるのか。もしくは、「もうそれに決まるからこうなります」というような説明になるのか。給食の出し方は基本変わらないですよ。安心ですよ。安全ですよ。そこは外部委託にしてどうやって担保していくのか。ちょっと質問が複雑になってしまいましたけど、まず、保護者に対する説明をどういうふうにするのかをお聞きします。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 今回の債務負担行為を議決いただきましたら、その後、保護者のほうには来年度からの体制についてお話をしたいと考えています。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ということは、議会マターでやられるということなのですけど。

 本来は、いわゆる受益者負担になるのかな。給食費の関係は金銭的にはあれですけど。やっぱり一番は保護者にまず確認をした上で、こういう方向にしたいということでやられてから方向性をつくっていくのが本来ではないかと。それ、事務所で考えて議会で提案してOKだからこうなりましたと。多分そういう説明にしかならないと思うのです。それは、町民に対して、もしくは利用者に対して、ちょっとそれは順番が違うのではないのかなと思うのですけれども、どのようにお考えなのか。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) その点につきましても、いろいろと考えてきました。

 未確定なまま保護者の方にお伝えするというのもなかなか。どちらが先かということもありますけれども、難しいなと判断をして、この後というふうに考えています。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 全く今回も、これを提案されたのが前回の全員協議会で、まさに考える余裕もなく補正で出てくる。もしくはどこかの段階で計画がありますと。これを皆さんとともに考えていきたいというのであったらまた別だったのですけれども。今回、非常に唐突感。先ほどの唐突感もあれですけれども、多分、これ現場でも、保護者も、保護者の質問は最後にしますけど、保護者も現場も非常に混乱するのではないか。全く同じサービスには、多分違うと思うのです。それは混乱に陥るのではないかと思いますが、それについてはいかが考えていますか。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 給食を提供するという部分につきましては、何ら変わることがないと考えていますので、調理現場につきましては多少の混乱はあるかもしれませんけれども、業者にしっかり委託することによってスムーズに給食を提供できる体制を整えられるのではないかなと考えています。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ちょっと質問を変えます。職員の身分についてお聞きしたいのですけれども。

 これは、基本的には今の御影と今度の新しいこども園、この2カ所だと思うのですが、この保育士、調理員は実質何名になるのか。これにあわせて、例えばこれの栄養士というのが、役場にもそこの栄養管理をしていたというのがあると思うのですが、その栄養士も含まれるのかどうか、お聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 今、予算上のお話をさせていただくと、第一保育所と第二保育所、御影こども園、合わせて7名の臨時調理員の予算を今年度はとっています。実質、今6人しか任用できていないところです。

 栄養士の業務につきましては、保健福祉課の栄養士が献立を立てて、栄養の計算をしているところですけれども、その栄養士の業務も一緒に合わせて委託したいと考えています。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 今、答えが一つ返ってこなかった。役場の栄養士も含めて今回転籍するということで理解したけれども、多分違うと思いますが、その通告は予定としていつになるのか。

 あと、身分保障というか、今まで、もちろん契約ですから、ある程度の日数があれば解雇できる。極端に言うと解雇ではないですね。契約を延長しないというやり方は当然できるけれども、現実的にもう何年も働いていて、みなし職員みたいな形でやっている。ただ契約として、臨時職員だから切るのは簡単だよという形で考えているのかどうか。

 あわせて、さっきの栄養士(役場の正職員)はその中に入るか入らないかも含めて、もう一回言ってください。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) まず、栄養士ですけれども、こちらは業務先に移るということはありません。栄養士のやっていた仕事は新しい業者に委託するということです。

 調理員たちのお話は前回させていただきましたので、この後、正式に継続しないという通知をさせていただこうかなと思っております。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 職員にまつわる話は3つ目を最後に聞いて終わりますけれども。

 前回、全員協議会の中でお話をいただいたのは、同じぐらいの待遇で雇っていただけるようにお願いしていきたいというふうに言っていましたが、委託するということは、やっぱり何のために委託するのかが、そこでおかしくなるのです。同じ金額でやるのであれば、それは責任を回避するがためにやるのか、それとも何のために委託するのか。いま一度、お聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) これも何度かお話をさせていただいていると思います。

 今6人調理員を任用しております。そのうち3人がもう既に60歳を超えております。そのうちの1名につきましては、来年度についてはなかなかフルタイムでは難しいというようなお話もいただいています。

 そんな中で、給食をきちんと提供しなければならないという責任を果たすためには、今の町の力だけでは、私たちの力だけではちょっと物足りないといいますか、心もとないところがあります。そういったことで、専門の業者さんにお願いをして、しっかりと人も配置した中で給食を提供してまいりたいと考えているところです。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 保育施設に関係しては、あと2点ありますので、お聞きしたい。

 要は、今の質問の回答からいくと、人員確保が難しいというお話もありましたが、あわせてちょっと聞きたいのですが、現状、この債務負担行為で考えている予算と、今後運営していく、もし現状のまま運営していく場合との金額的な、例えば、給食費にお得感を出すのはどうかとは思うけれども、現実的に外部に出したときと自賄いでやったときの数字、これが、例えばです、今の臨時調理員の待遇をもし変えたならば、例えば給与面とか待遇面を変えたならば、もしかしたら来る可能性もある。でも、その可能性は、可能性だけでしゃべってもしようがない話ですけれども、外部に委託して何年間。例えばここは5年とか3年でもいいですけれども、その計画は多分あると思いますが、現状のままでやっていくときの金額的な部分の一覧表みたいなものがもしあれば、書類を要求したいと思います。

○議長(加来良明) 鈴木議員、資料が欲しいということですか。

○5番(鈴木孝寿) はい。

○議長(加来良明) そういう資料は作成していますか。ありますか。(発言する者あり)どのような資料。(「単年度の資料」と呼ぶ者あり)単年度の資料ですか、比較した単年度の、1年だけ比較した資料ということですか。

 鈴木議員、現在、単年度分の比較対象資料しかないそうですけれども、それでもよろしいですか。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) これを聞いて資料を請求するかどうか、もう一回確認したいと思うのですけれども。

 これ、計画を当然、例えばこれ50,000千円を超える計画ですよね。50,000千円を超える計画をこれから単年度でどんどん一事業者に支払っていくことになると思うのです。それに対して計画を全くしていないということは、単年度だからありませんというわけには当然いかないと思うのです。

 今、転籍するという話も出てきたら、大体そこのどういう事業、給与体系になっていくかというのはわかるし、もちろん外部に委託する以上、ほかに体育館とかアイスアリーナとか外部委託しているというふうに、当然、給与関係は、正職員の75~85%ぐらいの、何か給料を下げてやっているという関係で、全く考えていないというのはちょっとおかしいかなと思うのですけれども。その回答を聞いた上で、資料要求するかは考えます。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 金額につきましては、今回は債務負担行為であって、まだ契約は終わっていませんので、確定ではありません。もちろん入札等によって下がることもあります。5年間は同じ金額で進めようと思っていますので、今年度の、単年度だけで比較できるのではないかと思います。

 今の臨時職員につきましては、もうほとんどの方が給料の上限にいっているので、5年後たったからといってそれがどんと上がるものではありません。大きな変化がないということで、作っていないということです。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 資料の要求はやめます。

 ただ、最後にもう一つ、今の質問を受けて次の質問に移りますが、どうもやっぱり唐突感が否めないのと、内部でも何日か前かにやったといううわさは聞いています。うわさというか聞いております。皆さん納得したというようなお話をいただきましたけれども、そうではないという話もよく聞いています。

 僕は、これは、反対するわけではないのです。でも、あまりにもちょっと唐突感が否めないので、今回は修正して次回、次月、1月に臨時会でも開いてちゃんとやるべき内容ではないかなと思うのですが、その点について、これは課長に聞いてもあれですから、これ、町長、どうしてもこれは、やっぱり唐突感は否めないので、これは1月に移動すべき。1月もしくは2月、3月というわけには当然いかないと思いますので、もう少し内容を精査した上で、そして担当職員とちゃんと面談した上でやられるべきではないかなと思うのですが、町長、いかがでしょうか。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) この件に関しましては、子育て支援課のほうからいろいろな状況の中で厳しいという、今後、今のような、しかも安全性を、いわゆるアレルギーだとかそんな部分も含めて安全性を確保した中で、今と同じような給食を提供するためには、人手の確保だとか、先ほどから言っていますように、そういうことの説明を受けておりまして、私なりにも、今、鈴木議員が言ったようなことをいろいろ質問して、いろいろなことの中で来た経過はありますけれども、この部分については今こうやって提案申し上げましたように、こういう給食業務については民間委託したほうが、これからのいろいろなことを考えると、安全性の担保と先ほど言いましたけれども、そんなことも含めて総合的に判断した中で今提案させていただいて、そして債務負担行為ということですので、それをしっかりと持った中で業者と契約をし、新年度に向かって早目に準備を整える、それがベストであると判断した中で今回提案をさせていただいたところでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) もう、それはわかりますけれども、であれば、こうなる前に、例えば9月の定例会などで出すべきではないですか。なぜ、こんな12月に来年の4月から始まるやつを出すのかというところが大きな問題だと思っているのです。

 出せば議員も認めてくれるだろうと思っているかもしれないですけれども、やっぱりおかしいものはおかしいと言っていかなければならない。

 2つ目の質問としては、どうみても、これ、該当者には説明がつい最近。要は、説明がなかった。そして、議会側とか我々のほうは全く知らないことだった。こういう点を踏まえて考えていくと、やはり今日これ、債務負担行為で審議するのはいかがなものかなと。ちょっと荒っぽい感じがしてしようがないのです。やっぱり丁寧に、町民に説明していく上においても、例えば1月の中ぐらいでも末ぐらいでも構いませんから、これは臨時会でもやって丁寧に協議すべき案件だと思うのですが。いま一度それについてはどういうふうに。町長の気持ちもわかりますけれども、今のこのやりとりの中でどういうふうに判断されるか。別に、これは反対するつもりはないのです。したくないけど、でもちょっと説明もしくは出し方にやっぱり問題があるのではないかなと思うので、ちょっとこれは一旦下げることをお願いしたいのですが、もう一度町長にお聞きします。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) 債務負担行為というのは、いろいろな業務計画の中で全部が全部そうするわけではないですけれども、3月に通ってという従前の例というのは多くあります。

 ただ、今回やっぱり、いろいろなことの中で、新しい部門への提案でありますので、そのための準備だとかいろいろなこと、そしてまた業者としてもこれからいろいろなことを、人の確保だとか、ある程度確保できるめどはついているようでありますけれども、そんなことも含めて準備にそれなりの時間がなければ、4月1日からの移行というのはスムーズにいかないのではないかなということもあります。

 先ほど言いましたように、通常だと、何回目かの契約ですとそういうふうな場面というのは、言いましたように多々あるのですけれども、今回については早目に準備を進めたほうが、いろいろと今問題になっているといいますか指摘されたこともクリアしながらできるのではないかなとそんな思いで提案をさせてもらったところでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 実は、質問はこれで最後なのです。ルールからいくと。ただ、このルールを用いて、もし私が最後、これもう答弁もらっても答えられないので。

 では、今、町長の答弁によると、わかるのです、手続的な部分では。ただ、すごく僕が矛盾すると思うのは、食のまちとして売ろうとしているのに、その食の部分の契約にあまりにも唐突感があって、それが、清水町の未来を育んでいくだろうという子供たちの給食なのですけれども、このような形で本当にいいのかというのが非常に疑問です。

 資料を要求したいと思います。外部委託したときの。例えばどのような食材を使っていくかとか、そういう部分も当然検討していると思うのですけれども、相手に対して要望をするところ、もしくは町がどういうふうにそれに関わっていくかという、多分フローチャートでもあると思うのです。そういう資料を要求して終わりたいと思います。

○議長(加来良明) 課長、そういった資料ありますか。つくっていない。

○子育て支援課長(逢坂 登) はい。

○議長(加来良明) そういう資料はないということですけれども。資料は提出できないということです。

 課長、正式に答弁をお願いします。

○子育て支援課長(逢坂 登) まず、債務負担行為ですから、これから業者さんにいろいろと詳細な設計をしながら詰めていくということになります。

 今の段階では、概要の見積もりをいただいて、食についてはお子さんの食事ですので、食材、きっちり注意してもらいたい。業者さんのほうもよくその辺はわかっていまして、まずは地元が中心。もしそれでそろわなければもう少し広げてというふうに段階的にやっていく。そういう約束をしていこうという話になっていますので。これから、そのフローについてはつくっていくことになると思います。

○議長(加来良明) 質問、よろしいですか。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) わかりました。計画に至っては非常にずさんだということがはっきりしましたので、それで結構です。全く計画がなかったということで、この質問を終えたいと思います。

 先ほど言いました、保健福祉センターのデイサービスの工事費の関係です。

 これは、私も3月から一般質問をさせていただいて、本当に待ちの状態ということで、でもこれ結局、先にこれを、多分、社会福祉協議会はもともと移譲したかったというのが、多分3年ぐらい前からの話だと思うのですけれども。現実の話は別として。町がもうちょっと介入していったらこんな12月の補正にはならなかったと思うのですけれども、この補正にするという部分で、3月、6月、9月定例会のときは全く、その方向性は9月には出ていましたけれども、これはやっぱり積極的に関わるべきだったのではないか。関わっていたと言えばそれまでですけれども、でも結果的に12月に補正が出るわけです。ということは、最初から関わっていなかったからこういうふうになっているというふうに私は思ったのですけれども。出すことはいいのです、古いのは。ただ、遅いのではないですかと。役場の判断というか、決断が遅いのではないかと思いますけど、まず担当課長、どうでしょうか。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 今御質問がありましたとおり、社会福祉協議会のデイサービスセンターにつきましては、この移譲の話が出たというのは正式には昨年の4月以降でございます。これは、事務局長が代わりまして、その中でデイサービスセンターの事業の収支、これがなかなかうまくいかないということでいろいろ相談をさせていただきました。その中で1年近く、今年の2月ぐらいまで法人内で検討会議を数回重ねまして、その中でやはり、このままの経営ではやっぱり難しいのではないかという判断があったのが、今年の2月でございます。

 その後、社会福祉法人でありますので理事会がございます。その中で、そういうような一定の方向性を見たと。そして、なおかつ評議委員会というものが最高の議決機関でございます。この議決が今年の6月だったかなというふうに記憶しております。その中で、そういう方向でいきましょうということで法人としての意思決定がされたというふうに考えているところであります。

 その後、法人の役員が正式に、今はもう名称は言っていいと思いますけれども、社会福祉法人旭山学園に赴きまして、そういう話をさせていただいているというような状況でございました。

 その後、6月ですから、今はもう半年たっておりますけども、学園側においてもやはりいろいろな資料をもらった中での検討が必要だったということはお伺いしています。

 現有の施設も、私どもの施設も、先ほど副町長から補正予算の説明の中でありましたとおり、開設から20年ちょっとたっています。平成10年からこの建物を使っておりますので、その間、経年劣化ということは私どもも十分承知しておりました。そういうこともありましたし、法人側も4月からやはりサービスの提供を行っていきたいというような考え、それは学園側のですけれども、そういう考えもおありでした。

 私どもといたしましては、新たにスタートすると、学園の抱えている一番の問題も人員確保だということはお話を伺っています。やはり、これが4月以降の改修となりますと、人員確保も難しいですし、仮に確保できても1か月前後、やっぱり仕事の部分でなかなか業務を与えられない。なおかつサービス提供がないわけでありますから収入も見込めないというようなそういう判断もあったようでございます。

 その中で、大変、言われるとおり遅かったのではないかということでありますけれども、振り返れば6月、9月という定例会の機会もございました。その間に、なかなか私どもも進められなかったということではありますけれども、その点については私の至らないところがあったかなというふうには思っていますけれども、この12月になって大変申し訳ないなという部分はありますけれども、この際、3月中にこの事業を終わらせていきたいという考えでありますので、御理解いただきたいと思います。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) すみません。いっぱい聞こうと思ったら結構答えてくれたので、もうあまりないのですけれども。私も3つあると言ったうちの、今しゃべりながら2つ言ってしまったので。

 最後、ただ、今の社協の部分に関しては、社協は多分僕はSOSを出していたと思うのです、絶対に。ただ、相談した、もしくは一般質問でも相談したときには、相談というか提案しても、別法人ですと言い切るのです。でも、清水町の社会福祉協議会と清水町が、別法人は別法人です。でも、歴史的背景から見たって、こんなもの別法人だと思っている町民なんか誰もいないのです。やっぱり、ここは町がある程度相談、しっかり受け取ってやるという体制をやっぱりこれからも堅持してほしいというか維持してほしいなというのは強く願って、次の質問に移ります。

 今の部分で回答があればいいのですけれども。

○議長(加来良明) 答弁をお願いします。

 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 過去においてもそのつもりでしたけれども、やはり先ほど申し上げたとおり、至らない部分はあったかなということは反省しております。今後におきましては、今言われたとおり、別法人といいましても社協です。清水町に1つしかない社協でございますので、そういったようなことで対応させていただきたいと思っています。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ぜひ、よろしくお願いしたいと思います。

 もう一点、これはどちらかというと担当課になるのかそれとも総務課になるのかわからないですけれども。

 例えばこういう公共建築物の建物の管理もしくは備品の管理も含めて、たしか、何年か前にそういう計画をつくられたという記憶がありました。三、四年前です。公共建築物の何かそのような法律も含めてできたと。

 これ、やっぱり見直しをちゃんとしっかりしていかないから、固まるときにこういうふうに固まって30,000千円とか出てくるのかなと思うのですけれども。これについては、例えばこれはほかの町の建物にも、この後、今は質問しませんけれども、体育館横の農研なんかはそうなのですけれども、今回も中身なので備品に近いしあれなのですけれども、ただやっぱりそういうのを定期的に少しずつリニューアルすることによってこんなに大きくかからないというような思いはあるのですけれども、これについての公共建築物等々の見直しについてはどのように町全般では考えているのかということを今お聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 総務課長。

○総務課長(田本尚彦) 公共施設並びに備品等の部分の管理の在り方ということの御質問なのですけれども、全体的には個々の施設の詳細の部分までを把握、確認、計画の作成というところは行っておりませんので、そういった部分につきましては各所管において状態を確認しながら、どういったタイミングでどういった対応が必要かというところを考えていくという流れになってございます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) ここで休憩します。(午後0時00分)

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後1時00分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 質疑を受けます。質疑はありませんか。

 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 補正予算に関して、23項目の部分について、ちょっと細かいですけれども御質問をさせていただきます。

 まず、保育所の給食委託の問題で町長にお聞きしたいのですけれども、やはり給食の委託というのは単なる委託ではなくて、やはり子供の食育の関係、そして安全安心の関係、そして地産地消、やはりさまざまな根本的な食の問題に関わる問題かと思います。さらに、保育所の運営の問題、そういうものにつながってくると思うのですけれども、これだけ大きな問題をやはり補正予算という形で、今、鈴木議員も言いましたけれども、突然出してくるという、ここら辺の大きな問題をやはり町長としてはどういう認識をされているのか、お聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 今のいろいろな食育の観点からとか安全安心、地産地消、それらも含めて、それらは私のいろいろな基本的な政治というか、まちづくりをしていく上で基本的な部分もありますので、それらが逆に停滞することなく、今まで以上に、あるいは今までと同じようにそんなことができる、推進できるというような方法をもちろんずっと考えているわけでありますけれども、そんな中でこの問題が出てきたときに、今までのやり方でやっていくと職員が集まらない、何が集まらない、そういうことの中でどうも業務が停滞する。そんなことも含めて総合的に、私としてはよりそういった考えが、先ほども言いましたけれども、停滞することなく推進されるのはこの方法がベストでないかなという思いも含めて。

 今まで、保育所のほうの保育士さんもちょっと取られていた部分もあったりだとか、いろいろなこともあったりして、そういうところをしっかりと保育業務のほうにも関われるようにだとか、そんなことをいろいろ考えたときに、この部分の補正の出し方というのは、いずれどこかで出さなければならないし、新しい契約ですので、前もって債務負担も取らなければならないということもありますので、こんな方法を取らせていただいたということでございます。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) さまざまな理由にあって今回の12月ということだったと思うのですけれども、前回の9月の議会でも深谷市の訪問の問題だとか、にんにくまつりのときに、やはり金額の大きい大きな事業については、補正予算はなじまないということでお話が出たと思います。

 そういった中で、今回なぜ9月から、話を聞きますと昨年からもう既に内部では協議をされていたということなので、なぜ9月の時点でそういう移行になるかもしれないという話ぐらいは出されなかったのかということについてちょっとお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) その問題については、以前から言われていたけれども、頑張っていろいろなことで、予算の関係もあるし、頑張って人を集める努力だとかそういったことをしながら今年度についてはやりましょうということの中で進めてきた経過があって、さすがにもうそれができなくなりそうですと。そうすると、さっき言った基本的なまちづくりの、子供たちへのいろいろなことの、何回も出ている地産地消だとか食育だとかいろいろなことを考えると、これ以上、今以上落とすわけにはいかないだとか、いろいろなことを考えると。

 ですから、そのことも含めて、今契約の中で地産地消ができるような材料を、例えば使ってもらえるだとか、そんなことも一応話し合いをしながら進めているところでございまして、停滞、後退することがない、より推進されるものだと、そんな思いを持って提案をさせていただいております。

 当然そういうことは考えながら、業者と本格的な打ち合わせをこれからするときに、何も決まっていないで打ち合わせということにもできない場面が出てきますので、そういったことも含めながら事前の段階では十分配慮した中で話は進めているところでございます。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) わかりました。

 次の質問に移りたいと思います。

 町長は日頃より、今の部分に重なるかもしれないですけれども、町民の意見を聞きながら政策を決めてきちんとやはり納得いくような方法でやりたいということで現在も進められていると思うのですけれども。

 今回、まだ保護者とか保育所の職員も先週初めて聞いたという、保護者にはまだ話をしていないと。職員ですら、所長ですら先週初めて聞いたというような話で、進め方がやはりちょっと逆ではないのかなと思うのですけれども、そこら辺についてお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 先ほども申し上げましたとおり、順番はいろいろな方法、手順があるかと思います。その中で、給食の提供すること自体をどうこうするものではなくて、手段を変えるということですので、提供をするという前提は変わらないものですから、それは後から丁寧に説明をさせていただければいいのかなというふうに考えているところです。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) ただ、やはり政策の決定という部分で言いましたら、先にきちんとやはり保護者なりに、あと職員なりにまずそういう意向を伝えて、細かなある程度の説明をして、それからある程度の協議が整った中でこのような提案を出されるのが本来これは当たり前のことだと思うのですけれども、いかがでしょう。

○議長(加来良明) 川上議員、先ほど鈴木議員も同じような質疑をしていると思うので、できるだけ質疑は重複しないようにお願いいたします。

 今の点について答弁を求めます。

 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 先ほども申しましたとおり、どちらが先か後かという問題ですけれども、やはり未確定のままで保護者の方にお話はできない、職員にもお話しできないという中では、なかなか難しい進め方ではあると思うのですけれども、今回そういうような進め方をさせてもらったということ。その辺は、ちょっと私の手順でもしかしたら悪いところもあったかもしれませんけれども、そういったことで進めてまいりました。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) すみません。重複を避けるような形で次の質問に移っていきたいと思います。

 続きまして、例えば今まで給食については調理員の人と保育士の人が課題を持ち寄って、例えばその日の今日の給食は色味が悪かったとか良かったとか、それから味つけが濃いとか薄いとか、そういう細かい調整も今まで現場ではしていたということですけれども、今度委託になった場合は、いわゆる職業安定法の関係もありますから、保育所の人が直接調理員にそういう話はできない。ということは、保育士が今日の給食は味が濃かったとかどうのといったら、一回、子育て支援課の課長に話をして、係長でもいいですけれども、そこからそれぞれの調理員なり会社のほうに話が行くような形になると思うのですけれども。これについては、ちょっといろいろなやはり内部の問題があると思うのですけれどもいかがでしょう。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 今でしたら、必ず毎月給食会議等を開いて、各職員の会議の中で給食の反省といいますか、出していただいて、それをまた献立に反映していくという方法をとっております。

 今後につきましても、決して話をしてはだめだということではなくて、もちろん御意見、職員のお話を聞いた中で、伝達方法はちょっとどうなるかわかりませんけれども、あまりタイムロスのないようにというか、適切にお伝えすることは伝えていきたいと考えています。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 努めるという話ですが、実際はできないですよね。これ、職業安定法上は。そういう今までの連携がなかなかとれなくなるという部分では、やはり大きな問題になるのかなと思います。

 例えば、今まで調理員の休憩場所、例えば机を置いた休憩場所は、新しい保育所はそれができるのかどうなのか。そして、御影こども園は今職員室の中に調理員さんの机を置いて休憩もしていますけれども、そこら辺の扱い、人間関係のことも含めてどう考えているか、ちょっとお聞かせください。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) まず、新しい施設につきましては休憩室を設けておりますので、そちらで調理員さんは休憩することができるということです。

 御影のこども園につきましては、今、議員おっしゃったとおり同じ職員室の中で、事務室の中で過ごしているわけですけれども、それは変わらず、今広い場所はないわけですけれども、そんな中で同じお子さんを一緒に見ていただける、育てている中で、私は違う会社の人間だからということでそんな人間関係にならないような配慮も考えなければならないというふうには考えています。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) そうならないように、杞憂で終わればいいのですけれども、現実的にはやはり、なかなかそういう人間関係というのは、今までもほかのところでやっているところは実際にはやはりそういう問題が出ているという話も聞いております。そういう部分の問題もやはりあるのかなと思っております。

 次の質問に移りますけれども、まず調理員について、雇用の継続というか、先ほどの説明の中では一旦切ってという話ですけれども、継続というのは必要だと思うのです。給食をこのまま、今までやっていたものが突然変わるという部分では、継続性が大事だと思うのですけれども。雇用の、そういう新しい会社に引き継ぐというか、その部分の担保とか保障とか、そこら辺はどのように考えておられるか、教えてください。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 今の臨時職員の雇用、任用期間は3月31日まででございます。業者はまだ決定はしていませんので、その業者とまたきちんと打ち合わせをさせていただいて、4月1日から雇用できるような形をとっていきたいと考えています。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) やはり、調理員の方は突然の話であって不安を抱えていると思うのです。そういう解消をしていただきたいなと思うのですけれども。

 これ、もしそういう方がやめた場合に、今までみたいに町内で雇用が、結局働く人がいないという場合は、他町から調理員の人を連れてくるという形になるかなと思うのですけれども。

 これ、やはり、町内の雇用の場というか、雇用の確保が奪われるという点では非常に問題があるなと思うのですけれども、そこについての考えはどうでしょうか。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 会社にもよると思いますけれども、これはこちらからまずは町内の方を優先して雇用していただきたいというお願いはもちろんさせてもらいます。

 ただ、先ほどから申しているとおり、なかなか町内では人材が集まらないという状況があります。そういった中では、会社が例えば隣の町とか、あとはもうちょっと大きな町から見つけて、雇用して勤めてもらえるというような、安定した雇用を進めていただくためにも、会社のほうにはお願いをしてまいりたいと考えています。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 非常に難しい問題かと思うのですけれども、これ、ちょっと今話してどうなのかなと思うのですけど。

 移住定住で逆に都会から人を呼ぶ場合に、一番ネックになるのが働く場がないということですよね。多分、それが一番大きな理由になっているのかなと思います。そして、現実には働く人がいないと、このミスマッチというのをどうやって解消していくのかという、ちょっとこれ、これだけの話、ここ、保育所の話ではないのですけれども。

 これ、町長、全体をこれから考えていかないとならないと思うのです。条件を良くするだとか、なぜ人が来ないのかという、労働条件が、賃金がほかより低いのかどうかわからないですけれども、やはり魅力がない部分もあると思うのですけれども、そういう部分を町長はどうお考えでしょうか。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) 逆に、今も、私も移住フェアだとか何かによく行ってあれするのですけれども、やっぱり働き先の確保の問題。ただ、移住してこようというような人は、やっぱりホワイトカラー的な部分が多かったりして、なかなかこっちとあれが一致しないだとか、そんなギャップやなんかもちょっとあったりしてあれなのですけれども。

 当然、そんなことも含めて、ここの委託先以外の町内の全体の労働力も不足しているので、全体としてそんなことは頭の中に入れながら進めていかなければならないかなという思いは持って、今これからまた雇用の問題だとかいろいろなことは進めていこうと思っているところです。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 確かに保育所だけの問題ではないと思うのですけれども、やはりそれらも含めた対応も今後は必要かなと思っております。

 次の質問に移りたいと思います。

 やはりちょっと心配なのは、町長がおっしゃったのですけれども、食の安全安心だと思うのです。今まではやはり公立ですから、子供が神様、でも今度株式会社になった場合は子供ではなくて株主が神様ということになると思うのですけれども。そういった部分で、やはり気になるのは、各保育所でほとんど調理員の方が手づくりで調理をしていると思うのですけれども、やはり委託になった場合の一番心配な点は、加工品を一括納入して安く食材を上げるという、そういう心配があるのですけれども、その点についてはいかがでしょうか。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) その辺も業者さんによくお話をして、加工品というのですか、どうしようもないとき、もちろん食材がそろわないときとかあると思うのですけれども、それ以外はできるだけ今と同じような形でつくっていただけるようなことをお願いしていきたいというふうに考えています。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) やはりそこが一番、多分、保護者の方も食べる物に関してはかなり関心を持っていると思いますので、そこら辺をきちんと担保できるような形のものを持っていかないとならないのかなと思っています。

 例えば食材、今まで話を聞いていますと、具体的に言えば食彩館やいちまる、そして産直広場、そして御影でいえばスーパーにしやまさんから食材のほとんどを仕入れて、いわゆる地産地消を取り入れているという部分を聞いているのですけれども。そこについての今後の委託になった場合の担保といいますか、どのような方向になるか、やはりちょっと親御さんたちは心配だと思うのですがいかがでしょうか。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 食材の購入については、今、議員がおっしゃったとおり、町内のスーパー等で、約6割、7割が今お名前を出したような会社でございます。スーパーです。大体多いところで、月500千円程度。小さいといいますか個人の商店につきましては数千円から数万円で購入していますけれども、これも業者さんによってはいろいろな対応をしてくれていることもあります。

 例えばスーパーで買ったからといって全てが清水町産というわけではありませんので、そんな中で例えば清水町の食材を何%以上入れてほしいというようなそういうお願いはしていこうかなと考えています。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 大きな問題だと思うのです。地元に落ちるお金が現在食材費として15,000千円ですか。6割ぐらいとしたって10,000千円以上食材費が地元に落ちているのですけれども、それが少しずつ減っていくような形になれば、地元の経済に与える影響も小さくはないなと思っております。

 ここら辺のことも含めた対応、今説明はあったけれども、間違いなくというのは難しいかと思いますけれども、そこら辺についてどのように考えているか、もう一度聞かせてください。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 先ほど申しましたとおり、例えばの話ですけれども、野菜でしたら清水町産を2割使ってくださいとか、年間通して、肉でしたら例えば100千円、10%使ってくださいですとか、そういうお願いをする仕様になっていくのかなと考えています。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) わかりました。やはり外国産だとかいろいろな心配もありますので、そこら辺は十分な取り組みをお願いしたいと思うのですけれども。

 もう一つ、例えば御影では自分たちで農園をつくって先生や子供たち、そして保護者の方たちが作物を育てて給食に使っている、いわゆる食育ですけれども。それは、今までどおり継続できるのかどうなのかという点についてお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) そういった食育の観点もよく会社のほうにお話して、継続できるようにしていきたいと思っています。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) わかりました。

 次の質問に移ります。委託料の問題、これを見ましたら、今より約12,000千円上がるような形、総額で55,900千円ですか。そして、そのうちの諸経費、いわゆる消費税、管理費含めて約8,000千円がそれらに取られると。

 これ、単純ですけれども、今まで多分、組合でも前任の栄養士が退職していなくなったときに、新たな栄養士を確保してくれという話はずっとしていると思うのです。なぜ今になってから、8,000千円という経費があれば栄養士も正職員で使えると思うのですけれども、何で今までできなかったのかなという疑問があるのですけれども、そこら辺は町長いかがでしょうか。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) 栄養士の件につきましては2人、町職員として雇っていて、それの一部、管理栄養士の一部を給食の、一部というか結構な部分を給食のほうに使いながら、ほかの業務も、どちらかというと本来業務は町民の、特に高齢者の栄養管理だとか子供も含めてですけれども、そういうところに携わっていたのですけれども、その部分は委託してこちらのほうの事業の中で充実をさせていくということになりますので。

 そういう意味では、経費はかかるけれども、専属の栄養士が1人ついた中で、当然そうですよね。専属の栄養士が1人ついた中でしっかりと安心安全を守り、それから栄養の部分もしっかりと守ってもらうような状況になってくると思いますし。さらに、ちょっと加えるのを忘れたのですけれども、アレルギーの対策だとか、今やっぱりさらにアレルギーを持つ子供たちが増えていますので、いつ事故が起こりかねない部分が、忙しさに紛れてやるとありますので、こういった部分をしっかりとした管理栄養士のもとで1人夫使ってもらいながらやったほうが安全を確保できるかなと、そんな思いもあってこの部分の栄養士の賃金も含めた委託というのは私としては推進をしようという思いの中で提案をさせてもらった経過があります。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) ただ、前回、全員協議会でいただいた資料の中では、結局人件費は今までと変わっていない。逆に言えば、常勤の調理員が今まで、欠員もありましたけど7人いたのが、今度は8人になって、短期の調理員も3人増やす。これ単純に言ったら賃金が今より下がるということになると思うのですけれども。それはちょっと置いておきまして。

 この中には、栄養士という項目が入っていないのですけれども、管理費の中にもし入っているとしたら1,300千円、これで常勤を雇えるかどうなのか。常駐するのかどうかについて確認をしたいと思います。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 一つ一つの施設にみんな常勤しているかというとそうではなく、巡回をするというような形になるかなと思います。そんな中で、何かあったらすぐ対応できるというような体制をしっかりとってくれるということですので、ずっといるわけではないです。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) ずっといるわけではないというのは、例えば新しい保育所にいて、御影保育所を回るということではなくて、どこか別のところにいて、そこで結局献立だとかをやって手配すると。

 これ、あれですか、食材の手配も栄養士がやるのですか、それとも調理員がやるのですか、あわせてちょっとお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 食材の手配については、その会社によっていろいろやり方が、手法が違うと思うのです。献立を立てた栄養士が責任を持ってやるという場合と、あと現場に責任者、調理員ですけれども訓練された専門の調理員がつく予定ですので、そういった中で発注等をしていくものと思います。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) わかりました。

 それでは、次はちょっと食材費の関係ですけれども、たしか食材費が今より5,000千円ぐらい上がることで資料をいただいているのですけれども、これはなぜ食材費が今より上がるのか。今より給食の質が良くなるのかどうなのか。その点についてお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) まだ業者さんが決まっていない段階ですので、明確にこういう方向というのは言えないかもしれませんけれども、今までは各調理員が栄養士の献立に基づいて発注をして調理をしていたということです。

 今後は、会社の栄養士さんが献立を立てて、発注は現場でするか栄養士さんでするか、そこの会社によって違いますけれども、発注をして調理をする。

 それで、やはりそういった食材の手配に係る管理もありますし、あと会社はある程度食材を1カ所に集めてセンター的なものをそこから配送するなどのそういった経費もかかりますので、若干上がるのかな、それは致し方ないのかな、その分しっかりと食材の管理をしてもらう、安全なものを提供してもらうということで考えています。

 また、内容についても、今、献立等を実際に業者さんにお示しをしていたところですけれども、もう少し良くと言ったら語弊があるかもしれませんけれども、もうちょっと子供のことをより考えて提供したいという業者の思いもありますので、そういったことで少し上がっているというような状況でございます。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 今説明がありましたが、逆に一括で食材をそろえたら安くなるのかなという、普通は、逆に手数料でそれだけかかるのかなというのは何かおかしいと思うのですけれども、どうなのでしょう。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) やはり会社ですので、例えば価格の変動ですとか、調達の経路、そういったものの変更に伴うそういったリスク管理は多分会社の中ではしなくてはいけない。もし、町が直営でやりますと、もし例えば野菜が急騰したという場合には例えば補正をして増額をすることはできますけれども、業者さんに委託した中では契約の中ではそういうことはできないということを考えると、業者さんもある程度そういったリスク管理というか、する必要もあるのかなと考えているところです。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) ちょっと細かい話になりますが、例えば、ほかのところでも、老人福祉施設でもよく聞くのですけれども、結局委託した場合は、その日の子供の数によって調理数が変わる。そうすれば、例えば小さな子供が食べこぼしたりひっくり返したりした場合は、これ、おかわりがないと言うのです。はっきり言ってほかのところでも。こういう問題というのは、やはり事前にきちんと対策はとられているのでしょうか。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) これからの契約になると思います。そういったことは、きちんと対応してもらうようにお話をします。

 そして、食材費については実食の食数によって精算するということですので、実際予算額どおりにいっぱいいっぱい使うのか、それよりももちろん、例えばお子さんが風邪を引いて休んだような場合は、その分は食材費は減るということを考えていますので、そういうふうに進めてまいりたいと思います。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 何点目かちょっとわからなくなっちゃうぐらいだったのですけれども、質問です。17番目の次、質問をさせていただきたいと思います。

 委託によって12,000千円上がると、これ金額にしたら10年で120,000千円なのです、これ、決して小さい金額ではないと思うのですけれども、もし今、先ほどのお話の中では5年をスパンに考えたいということで、再入札で考えていらっしゃったと思うのですけれども。

 例えば入札で金額が上がる可能性も当然あると思います。人件費なども含めて、逆に入札で極端に落とす場合もあると思うのです。仕事を取りたくて。そういった場合、これ、今はいいかもしれないのですけど、5年~10年先、給食の質が本当に担保できるのかどうか、そこら辺についてちょっとお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 5年先のことは、はっきりと申し上げることはできないかもしれませんけれども、もちろん入札という形になると思います。どういった形の入札かというのは、今、検討しているところですけれども、5年間はその契約の金額でいくようなことにはなるかなと思うのですけれども、5年後、もしいろいろな不都合があれば、もしくは、例えば3年でもしかして何か不都合があればということもあるかもしれません。その辺は柔軟に対応してまいりたいというふうに考えています。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 5年という話を、今、3年という話をされたのですが、やはり、今後のことですので、できればやっぱり3年ぐらいに区切って様子を見てやはり次はどうするかということを考えていっていただきたいなと思うのです。

 課長も3年後はいないと、多分。そういったときにわかる人がいなくなったときに、またこういう次の問題というのがやはり事業の継続性の中では出てくると思うのです。そういうことで、できれば3年で区切ってやるような方向でコメントをいただけたらなと思うのですけれども、いかがでしょうか。

○議長(加来良明) 副町長。

○副町長(金田正樹) 今、3年で契約見直しをしてはどうかということだと思いますけれども、今までこういう委託ですとかそういう関係は全部5年でやっております。といいますのは、最低5年間しないと、前に3年ということはありますけど、この場合、人の採用ですとか初動設備等で、2年、3年でやるとなかなか、会社の経営も出てきます。そこら辺で5年の線は、そのまま続けていきたいと思います。

 それと、先ほど途中で希望に沿わないことがあった場合については、疑義があった場合にいろいろ協議できますので、その時点で再度しないとかそういうことはできると思います。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 5年ということでわかりました。

 次の、ちょっとデイサービスのことについてお聞きしたいと思っています。お話を聞きましたら、今回やはり給水とか排水、そして、特殊浴槽だとか、あと床の工事とか、当初、全員協議会のときは土日に集中して工事をやるというお話を聞いたのですけれども、これ、実際には無理だと思うのです。

 現場でも話を聞きましたら、一部ですけれども、絶対そんなことにはならないということなのですけれども、工事のスケジュールについてちょっとお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 工事のスケジュールという御質問でございますけれども、大きな工事になりますので、入札が終わった後、やはり落札された業者さんと、それから私どもと、現在運営している社会福祉協議会の中でいろいろ御相談した中で進めていかなければならないと考えています。

 それで、実際の工事ですけれども、私どもの思いとしましては、業者さんがいる中ですので、やはり利用者さんになるべく不都合が生じないということを一番に考えたいという思いでございます。このことについては落札した業者さんと打ち合わせた中でお話はさせていただきたいと考えています。

 いろいろな工程の中で、やはりどうしても難しい部分はあるのかなと思います。その工事のスケジュールでどうしても休まなければならないということももしかしたら出てくるかもしれませんけれども、必要最小限の休みの中でなるべく、なるべくというか必要最小限の中で、その業者さんに不都合が生じないというようなことの中で持っていきたいと考えています。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) なるべく利用者の方に迷惑がかからないような形でスムーズに引き継いでいただくような形が理想だと思うのですけれども、これ、ちょっと、入札スケジュールですけれども、例えば年内に入札するのか、年明け早々入札して工事を例えば1月からやるのか、2月からやるのか、そこら辺のスケジュールについてはどうなっているのでしょうか。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) あくまでも予算は皆様に認めていただいた後のお話になりますけれども、恐らく予定としては年明けの入札になろうかなと思います。

 それで、午前中もお話させていただきましたけれども、遅くても3月には工事を全て完了させたいと考えているところです。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) わかりました。次の質問をさせていただきたいと思います。

 これ、ちょっと次の質問は難しいのかもしれないですけれども、現在働いている職員とかパートの皆さんというのは、今後、雇用の保障というか、せせらぎ、旭山学園に引き継がれるのかどうなのか、そこら辺についてお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 現在の職員のお話でございますけれども、4月以降どうなるかということでございます。

 社会福祉協議会からお聞きしているお話ですけれども、このことについては、先方となるべく多くの方を再雇用していただきたいというお話はしているということは聞いております。

 そうなればいいかなと私どもも思っておりますけれども、中にはこの機会にやはり仕事をやめてという御自身の意思で、そういう方もおられますし、あるいは別な転職といいますか、そういうことを希望されるという方もいるように聞いております。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 利用者の方にとっては、人が全部変わるというのは、やはり大変な心労にもつながってくるのかなという部分もありますので、そこら辺がスムーズにいくような形でお願いしたいなと思うのですけれども。

 これ、次の質問ですけれども、利用料の問題です。多分、基本的な部分は介護保険のサービスの中で変わらないかなとは思うのですけれども、例えば減免措置です。社会福祉法人に関わる利用者の負担軽減事業ということで多分軽減されていると思うのですけれども、そこら辺は、新しい旭山学園に軽減措置が引き継がれるのかどうなのか。それと、利用料がどのような形になるのかわかる範囲で教えていただきたいと思います。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 社会福祉法人が、要項では「等」となっていますけれども、生活がなかなかという方については、低所得者については、個人側で利用料を減免していただいて、その分について道費、後期に入りますけども補助をするというシステムでございます。

 これについては、現在も学園のせせらぎ荘をお使いの方はそのような取り扱いになっていますので、変わらないというふうには考えています。

 あと、基本的な介護報酬は、これは、デイサービスはデイサービスです。要介護度によってそれは決まるわけでございますので、その分については変わらないと。あと問題になってくるのは、その給食、お昼ですとか、そういう介護報酬に関わらない部分です。それについてはどのようになるかということはお聞きしていませんけれども、現状とさほど大きな、例えば倍になるだとか、そういったことはないというふうには考えていますけれども、その部分についても今後お話をさせていただきたいなというふうに思っています。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) なるべく利用者負担が上がらないような形で考えて、相手がいることですから難しい問題もあると思うのですけれども、お願いしたいなと思っています。

 続きまして、ちょっと研修会館の煙突の工事に関して質問をさせていただきたいと思うのですけれども、最初、説明会のときに、30,000千円、煙突の解体、そして、今、新設についてかかるということで、本当にちょっとびっくりして、そんなにかかるのかなということで、ちょっと老婆心ながら私が知っている業者の人に、札幌ですけれども、実際に見てもらったら、やはりちょっと、あまりにも古くて危険で、やはり手作業でやらないとならないので、やはりそれ近くかかるかもしれないという話だったのですけれども。

 今回、冬期間の凍結防止のために少しずつボイラーを動かしているという話。そして、実際には工事は3月からということなのですけれども、やはり本来であれば暖かくなってから当初予算でやるべきではないのかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。

○議長(加来良明) 社会教育課参事。

○社会教育課参事(佐々木亘) 今回補正予算に計上させていただきました農業研修会館の煙突改修工事、新年度予算の当初ではというお話かと思います。

 今回、この工事を改修するにあたり全員協議会の中でもいろいろと説明をさせていただいたところでございますけれども、この施設の利用について多くの方が待っているという状況もございます。

 新年度となると、またそこから、煙突の設置については新たに煙突を制作するのに40日間ぐらいかかるとか、契約事務等も含めた中では2か月ぐらい期間を要するのかなというふうに思います。

 例年5月の連休等においてもスポーツの合宿等、そういったところで道内の町村から少年団が集まって合同合宿という形の中で利用しているところもございます。そういった利用者に対してあまり迷惑をかけないように、今回早目に補正予算を計上させていただいた中で工事を進めさせていただき、早目に利用できる状況をつくっていきたいというふうに考えております。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 確かに、体協にも聞きましたら、5月の連休から既に予定がいっぱい入っているということで、そのために必要だということだったのですけれども、そういう部分では仕方がない部分なのかなと思うのですけれども、次の質問に移りたいと思います。

 話を聞く中では、一時、閉鎖するというようなお話もあったと聞いているのですけれども、そこら辺の継続する、閉鎖する、そういう議論があったのかどうなのか、そして、あったのであればどのような形でやはり継続するような形になったのかをお聞かせ願いたいと思います。

○議長(加来良明) 社会教育課参事。

○社会教育課参事(佐々木亘) 冒頭、副町長のほうからも補正内容の説明があったかと思います。新たな体育館の建設ということで、数年後には体育館、農業研修会館も含めた中、新体育館建設後には解体をするということになろうかと思います。

 そういった中では、それまで5年、6年ぐらいになるかと思うのですけれども、この間、既に農業研修会館の利用を閉鎖、施設を閉鎖ということも当然考えたわけでございますけれども、やはり利用者が多い、そういった中では継続して説明や施設の利用を続けていきたいというふうに考えていたところでございます。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) わかりました。今後について、今、話をしてもどうしようもないのですけれども、研修会館が本当に必要なのかどうなのかも含めて、町民と議論をしていく必要があるのかなと。思いはわかりますけれども、少子化の中で子供がどんどん減っていって、利用者、町内利用者、少年団がだんだん、人が少なくなって利用が減っていく中で閉鎖していくのか、それとも交流人口を増やすということで外部からもっともっと人を寄せるために研修会館をつくって人を呼ぶのだという、そういういろいろな方向性もあると思うのですけれども、少なからず、今度建設するときは補正予算に出さないような形でやっていただきたいと思うのですけれども、今後の在り方についてちょっとお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 社会教育課参事。

○社会教育課参事(佐々木亘) 農業研修会館の今後の在り方という部分になりますけれども、これに関しましては、新たな体育館の建設に合わせて、そういった複合的な機能を持たせる施設にするのがいいのか、どうなのかというのは、来年、新年度以降になろうかと思いますけれども、その建設に向けた、仮称ですけれども検討委員会になるのか、そういったものも立ち上げながら、その中でまたいろいろ協議してどういったものが必要なのかというところを、また判断をしていきたいというふうに考えております。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 研修会館ありきではなくて、やはり一から、ゼロからやはりもう一回考え直すということで進めていただきたいなと思います。

 以上で質問を終わります。

○議長(加来良明) 次に、質疑ありませんか。

 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) 補正予算のこれは6ページですか、保育所の関係の委託。

 私もさっきの会議でお話を聞いていて、ここを、これ、スタートするに当たって、担当課、町の内部ではそういう認識を持っていたというのは理解しました。いつまでか、いつからかはわかりませんが。

 今、そのときもあれですが、はっきりしていないので相談はできないといいながら、この金額が出ているのです。だから、関係者への説明等についてもはっきりしていないからできなかったと。なら、この数字、この間の資料を見たらあれですけれども、あれを示されたのは、一定のビジョンがあってのことだと思います。

 それが何もなしにどういう方に相談したのかわかりませんけれども、相談した数字がこういう数字になったのだという理解でよろしいのかどうかということで、先に申し上げるのはあれですが、3点ほど、これに関して質問したいと思いますので、1点目でございます。

 だから、ビジョンが何もなくて関係者に相談して、そして寄せ集めて積み上げた数字がこうですよということは、少なくとも担当課では、全く給食委託をどうするかという、どうするかという議論はしたけれども、どのようにやろうかという議論はされていなかったという理解でいいのかどうか。1点目です。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 委託するに当たって、どのような方向で委託を進めようか、その話はきちんとさせてもらっているところです。

 今回は債務負担行為の設定でございますので、要するに限度額といいますか、契約額がある程度確定しないと債務負担行為に出せないものですから、契約にも進んでいけないということもありますので、今回、そういったことで出させていただいたところです。

○議長(加来良明) 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) 今の答えですと、多分、3回しても答えが出てこないような気がするのですが、3回ですから。今の話だと債務負担行為に出すためであって、私が言っているのは、ここに上げたのがいいとか悪いとか言っているのではないのです。住民なり関係者に説明するビジョンがあれば、そういうものを持って相談できるはずなのです。余計なことをあまり言う気はないのですけれども、建物を建てるのに「どういう建物を建てたらいいですか」と聞きますか。「こういうところで、こういう規模のものを建てたいのだけれども」とやるのではないですか。

 ただ、今のお話、説明をずっと聞いていると、保育所の運営を委託したいと。どうしたらいいのでしょうかねと。これどなたに聞いているのかわかりませんけれども。自分たちが何もなしでそういうことをやった可能性が、私はあるように思うのです。その結果、いろいろな方に聞いた結果、この程度で行こうと。内部と、その相談した方と、ある程度合意に達したのかは知らないけれども、それをいいとか悪いとか言っているわけではないけれども、その結果、この数字が積み上がった。説明も、先日の内容等の説明につながっているのだろうなと。であれば、その時点で即、関係者に説明なり、あるいは意見聴取するなりという機会は、今のスケジュールではなかったと。なかったから、今の補正で上げてきたということなのだろうけれども、これはちょっと、手順がちょっと違うかもしれないという、課長は認めているけど、これは根本的に、そうしたら何でこの数字が出たのかということになってしまうのです。その辺についていかがなものかなと。

 正直に、こうこうこうやって、こうやってこのような数字が出ましたと具体的に言ってくれた方が理解しやすいのですけれども。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 先ほどから何度か申しているとおり、ちゃんと委託を、給食を進める上で委託が必要だということで進めてまいりました。

 金額のお話ですけれども、これは、業者さん、今、3社の会社とお話をさせてもらっています。そんな中で、ある程度条件を、こういった条件があるよ、こんな条件があるよということで見積もりをいただいた金額、それと、うちの今までの実勢の価格というのですか、そういった考え方のもとに算定させてもらったということです。

○議長(加来良明) 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) 委託したいのだけれども相談に乗ってくださいということで声をかけた。こういう考え方で委託したいのですということではなかったのですね。保育所関係の給食について委託したいと。皆さんどうお考えですかと。そういう問い合わせからスタートしたという理解でよろしいですか。これ3回目ですから簡単に答えていただきたい。そういう理解でいいですね。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 何と申しましょうか、要するに委託を進めていきたいということで、きちんと業者さんにお話をして伺ったところです。ただ、私ども委託に対して十分なノウハウはありませんので、いろいろな会社の中で、ノウハウを持っている会社さんがありますので、そういった中で御意見を伺いながら算定していったということになります。

○議長(加来良明) 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) 3回終わりましたので、今のお話を伺っていて、何もビジョンなしにただ委託したいからということで相談したのだなと。ということは、次の質問に移りますけども、関係者には全く説明のしようがないですね。先ほどからもお話が出ていますが。私、詳しい日程はわかりませんけれども、最近説明したという話、控室のほうでちらっと耳にいたしました。

 これは、課長が前に言っていた保育所の名称募集について、住民から話があったからやっていると。これ、私が質問したら2回同じ答え方をしたのです。あのときは「住民からの意見だから、議員さんはちょっと黙っていなさい」というふうに私は捉えました。ちょっと、この間のときは心外でした。

 住民から言われたからといってそういう取り扱いをしていて、今回は全く利用者、利用者ということは、子供なのです、今回は。

 料理の内容等について子供たちの反応、これはどういう反応をするかわかりませんけれども、反応が、今までは安心安全、大人の世界の会話なのです。味等について、子供たちが本当にどう感じるのかと。今は何か大変評判がいいです、平均的に。だから、それから言ったら、一番原点のものをまず無視しているのではないですか。金がいいとか、運営だとか、人手が足りないからとか。俗に、今の状況で負の部分だけを拾って私どもに説明しているのです。委託したら、こういうすばらしいことがありますなんていう説明は1回もないです。負の部分ばかりです。人が集まりませんといって始まるわけです。

 だから、そういう部分からいくと、何か主役をさておいて、大人の会話ばかり。それぞれの自分の立場と事情だけを主張している。安心安全なんていうのは食べ物、これはあえて強調する必要はないのです。みんなどこだって食べ物をつくっているところは安心安全なものをつくっているのです。だから、管理栄養士だとかいろいろ資格もだんだん厳しくなってきたのではないですか。そんなものをここの場で説明するのはおかしいのです。当たり前のことですから。

 ですから、いま一度課長に、子供さんたちとこれからどう対応していくか。そういうことを、それは誰がやってくれるのですか。保育士の先生方ではないですか。そういう方たちと職員同士で事前になぜ協議を、打ち合わせができなかったのですか。金目ではないでしょう。先に委託したいのなら「委託する場合どうだろうね、先生方」と言って協議のしようがあったはずだと思うのですが、その辺については、課長、どうお考えですか。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 確かに議員のおっしゃるとおりだと思います。どうしても私たちは負の言葉が先に出てしまって大変申し訳ないのですけれども、もちろん、今後ともお子さんの様子は保育士の目を通してしっかり伝えてもらう。食べ残しのこともあります。やっぱり苦手な食材もあり、また、アレルギーということもあります。よくお子さんの様子を見て、それを直接、食材の献立を立てる栄養士のほうにしっかり伝えられるようにしていきたいというふうに考えています。

○議長(加来良明) 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) 長くしないようにと思っていますので、もう5分ほど付き合っていただきたいと思います。

 今の答弁は、了解できるものではないのですけれども、もう一つ。調理員の賃金のことなのですけれども、先ほどの説明で、私、あまり賃金に関心を持っていなかったのですけれども、先ほどの説明で課長の答弁の中に、「もう古いですから上限に達しています」という話がちょっとありました。 上限に達している方を、委託して、それよりプラスの賃金が、もし継続して働きたいという御希望の方がおられたときに、それが業者サイドで今の賃金以上の賃金を出してもらえると、課長、現時点で思っておりますか。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 今の待遇を下回らないようにということでお願いをするということです。

○議長(加来良明) 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) 言葉尻を取るわけではないのですが、決まったら業者にお願いをしますと。材料の仕入れや何かでも「お願いをします」という話なのです。

 業者は実際にどういう経営を最初に頭に置きますか。町の言うことを全て聞くような、聞いてもらえればそれはいいです。だけど、現実問題として、頭金額決まって契約したわけだよ。今、課長が言うように、今より下がらないようにお願いします。それ、権限は業者サイドが持つのです。食材もそういうことにつながるのです。たまたま高騰したら、地産地消というのは口で「お願いします」とは言うけど、よそからまとめ買いしていて安く入ってきたら、「それ使っちゃだめ」とは言えません。「私どもの会社は、こういうことで予算を組んでいますから」と。そうしたら、安いほうへ行くのではないですか。

 委託がだめだというわけではなくて、そんなに甘いものではないのですよと。業者は、契約金額を上回らない、できるだけ内部でやりくりしながら、継続できるような利益を上げていかなきゃならない。

 それに対して、先ほどからずっと、全部お願い、お願い、お願いという言葉が出ていますが、これについては、もう一回しっかり考えてもらわなかったら、契約書に全部書けるかどうかわかりませんけれども、書けるものはしっかり書いてやらなければ、お願いはする立場ではないのです、委託団体は。受託団体もお願いする側ではないのです。あくまでもしっかりした、お互いに認識を持ちながら、よりよい給食、まして、小さな幼児ですから、幼児たちが喜んで昼の食事を楽しみに行ける保育所、食べ物の魅力があれば行くのではないですか喜んで。そういうものを目指すというのが基本ですから。だから、先ほどから聞いていて「お願いをしたいと思います。お願いをしたいと思います」は、恐らく何割だったかな、ほんの微々たるものでしょう、業者が聞き入れてくれるのは。その辺について大変な時期の課長だと思いますけれども、いま一度やはり、子供、幼児を主役に置いた経営、そして、賃金もそうです。言われたら上げるように業者にお願いしますなんていうのは、これ、答弁になっていません。業者は、決まったら、それ希望どおり上げるわけがないのではないですか、契約した時点より上げるのだもの。

 一般的には、業種は違いますけど、大体そういう積算のベースから言ったら、町もそういうことやっている仕事がありますね。20から25%落とすのです。落とさなかったら経営できないのです。だから、今までどおり出してくださいなんていうのが通るとは、私、思っていません。その辺をしっかり認識した上で、お願い事ではなくて契約にちゃんとそういうものを書き入れる。その覚悟を持っていただきたいと思いますが、ちょっと余計なことを言った部分もありますけれども、課長のその覚悟を示していただければと思います。それによって終わりたいと思います。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 私の言葉の使い方が悪かったかもしれません。しっかり賃金のこととか食材のこととか、仕様書、契約の中にしっかり織り込んでいきたいというふうに考えています。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) ここで休憩します。(午後2時05分)

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後2時20分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 これより一括して討論を行います。討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、議案第79号、清水町議会議員の議員報酬、期末手当及び費用弁償条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。よって、議案第79号は、原案のとおり可決されました。

 これより、議案第80号、常勤特別職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。よって、議案第80号は、原案のとおり可決されました。

 これより、議案第81号、清水町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。よって、議案第81号は、原案のとおり可決されました。

 これより、議案第84号、令和元年度清水町一般会計補正予算(第6号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。よって、議案第84号は、原案のとおり可決されました。

 これより、議案第85号、令和元年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。よって、議案第85号は、原案のとおり可決されました。

 これより、議案第86号、令和元年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。よって、議案第86号は、原案のとおり可決されました。

 これより、議案第87号、令和元年度清水町介護保険特別会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。よって、議案第87号は、原案のとおり可決されました。

 これより、議案第88号、令和元年度清水町水道事業会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。よって、議案第88号は、原案のとおり可決されました。

 これより、議案第89号、令和元年度清水町下水道事業会計補正予算(第2号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。よって、議案第89号は、原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) 日程第7、議案第90号、工事請負契約の締結の議決事項の変更について、議案第91号、工事請負契約の締結の議決事項の変更について、以上2件を一括議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。

 総務課長。

○総務課長(田本尚彦) 工事請負契約の締結の議決事項の変更に係ります議案第90号、議案第91号の件について提案理由の御説明を申し上げます。

 初めに、議案第90号は、令和元年6月10日開催の定例会におきまして議決をいただきました、議案第53号、工事請負契約の締結について〔文化センター大規模改修工事(建築主体)〕の契約金額が設計変更により変更となるものです。

 契約金額の主な変更要因といたしましては、外装改修工事について現地詳細調査を行った結果、ひび割れ等の数量や産廃数量に変更が生じたことから工事費が増加するものです。

 このため、契約金額は、変更前の178,200千円が、変更後178,981千円となり、781千円の増額となったものです。なお、金額につきましては、消費税込みの金額です。

 次に、議案第91号は、令和元年6月10日開催の定例会にて議決をいただきました、議案第54号工事請負契約の締結について〔文化センター大規模改修工事(機械設備)〕の契約金額が設計変更により変更となるものです。

 契約金額の主な変更要因といたしましては、大集会室のエアコン交換時に、冷却配管内部にさびが確認され、配管の交換が必要となったことから工事費が増加するものです。

 このため、契約金額は、変更前68,200千円が、変更後70,598千円となり、2,398千円の増額となったものです。なお、金額につきましては、消費税込みの金額です。

 以上、議案第90号、同じく第91号の2件について提案理由の説明とさせていただきます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) これより、一括して質疑を行います。質疑ありませんか。

 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) 今回の設計額についてはかなり少額。契約金額から見たら、こういう言い方したらちょっと好ましくないかもしれないけれども、微々たる変更というふうに思っています。微々たるものだからいいとか悪いとかということではないのですけれども、議案90号のほうは、外装のひび割れが少し多かったということで設計変更になっています。

 これ、入札というものは、私の昔の記憶ですと、発注して現場見て、この場合、事前に工事費というのは公にしているわけですから、積算内容というのはある程度わかるのです。

 その結果、あとのほうの壁に隠れて中に入って見えないものが工事をやった結果、そういう原因であったからパイプを取りかえなければならないというのはわかるのですが、ひびが入っていた、それが予想より多かった、だから設計変更。これは、業者が入札前に全く現場を見ていないという理解をしていいのかなと。この辺はやっぱり業者にも一定の責任があると自覚を持ってもらいたいというふうに私は思っています。

 その業者が一定の入札前に現場へ行っているかどうか。あなたたちは気がつかなかったのかということを実際に職員のほうから言うべきだと思うのですが、そういうことがあったのか、なかったのか。なければないで結構です。お答えをいただきたいと思います。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。建設課長。

○建設課長(内澤 悟) 今回の文化センターの大規模改修の建築主体、この部分の当初の工事発注の設計、そして、この段階で一応コンサルというか、調査するような業者のほうに発注をかけまして、あらかたの目視上のひび割れは押さえております。

 今回の工事の発注に関しましては、特記仕様書の中で詳細なひび割れ調査をしてくださいと。それに応じて最終的には概算発注みたいな、その分だけが概算という形の中で発注をかけて、最終的には精算しましょうという形の流れで、今回、発注してきているような状況になっております。

 そうなると、受注業者が受注後に現場へ入る前に詳細な調査を行って、そして、その結果としてひび割れ等の対策が必要な箇所、それを精査した中での増額という形になっておりますので、御理解のほうをお願いしたいと思います。

○議長(加来良明) 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) 私の聞き違いかもしれないけれども、課長の今の答弁ですと、受注後に見てくださいと言っているのかな。受注後、そうではない、予定価格が公表されているから、それでやったのだから、昔はそういうのがなくて自分たちで現場を見て、自分たちで積算しなければならないことがたくさんあったわけですよ。だから、もう発表になっているから何も見なくていいのです、現場。

 だから、課長、今、私は改めて業者に、入札前には発注・受注を受けた時点、指名を受けた時点でそれぞれ皆さん現場確認してくださいよと。そういう指導をして、地元業者の育成、より強い業者育成を図る必要があるというふうに思います。

 そういうことで、今後、現場においては、受注、入札する前に必ず、指名を受けた時点で現場へ行ってくださいよと。契約してから現場を見に行くのではなくて先に行くべきだということをやはり指導していく必要があるのではないかと思うのですが、課長、いかがなものでしょうか、その考え方。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 建設課長。

○建設課長(内澤 悟) 今回のひび割れ、理由というか言っているお話ではないのですけれども、どうしても詳細な点検という形になれば、足場等々、仮設、それをつくらなければならない。そういうものもございます。そして、逆に言ったら、そういうものがなくても現場を先に見られる。そういう場合もございます。

 そして、今後におきましては、発注した時点で図面等々、図書等々、それを開示しておりますが、ある一定での機会がある中で、その辺はちょっと現場を見た中で最終的な見積もりをしていただきたいというようなお願いをしていきたいと思います。

○議長(加来良明) よろしいですか。次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 これより一括して討論を行います。討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、議案第90号、工事請負契約の締結の議決事項の変更についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。よって、議案第90号は、原案のとおり可決されました。

 これより、議案第91号、工事請負契約の締結の議決事項の変更についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。よって、議案第91号は、原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 日程第8、所管事務調査についてを議題とします。

 委員会報告書を朗読させます。事務局。

○事務局次長(宇都宮学)  委員会報告書 朗読。

○議長(加来良明) 本件に関して、委員長の報告を求めます。

 初めに、総務常任委員会委員長、奥秋康子議員。

○委員長(奥秋康子) 本委員会では、所管事務調査におきまして町有林の現状について調査をいたしましたので、御報告申し上げます。

 清水町の総面積の44%を占める森林は、木材の生産を初め水源の涵養、災害防止、景観保全など多面的な機能を持った貴重な財産でございます。そうした中で、木材価格の低迷、経営コストの上昇など森林の荒廃が進んでいくということが非常に懸念されている状況でございます。

 本町では、森林の整備や植えて育てて伐ってまた植えるなどの必要な施業が適切に行われているのか調査をいたしました。

 以下、調査の結果は、ただいま事務局が朗読したとおりでございます。

 以下、報告に代えさせていただきます。

○議長(加来良明) これから質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 次に、厚生文教常任委員会委員長、高橋政悦議員。

○委員長(高橋政悦) 厚生文教常任委員会所管事務調査でありまして、高等学校振興に対する支援策についてでございます。

 事務局朗読のとおりでございますけれども、支援策というのは時の流れとともに求められる事柄が変化していくということで、つまり、支援する側は毎年、毎年、支援策を考えなければならないということでございます。

 それには、高校振興会、教育委員会はもとより議会等も、関係機関の皆さんが協力して考えていかなければならないという結果に至りました。

 以上でございます。

○議長(加来良明) これから質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 次に、広報広聴常任委員会委員長、佐藤幸一議員。

○委員長(佐藤幸一) 広報担当として一言お伝えしたいと存じます。

 ただいま事務局から報告をいただきましたが、両町においても、町長さん、議長さんが深く関わっておりまして、先進地視察として勉強になり、これからの広報活動に生かしたいと考えております。

 町民の皆様にわかりやすい、読みやすい議会だよりの作成についてはいずれにしても予算が伴うことでございますので、研究を重ねていきたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

○議長(加来良明) これから質疑を行います。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 各常任委員会の報告は、報告書のとおり報告済みとします。

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○議長(加来良明) 以上で、本日の日程は全部終了しました。

 お諮りします。

 議事の都合により、12月11日から12月15日までの5日間は休会にしたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。よって、12月11日から12月15日までの5日間は休会することに決定しました。12月16日は午前10時に会議を開きます。

 本日はこれで散会します。(午後3時04分)

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317