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〇委員長(深沼達生) 議案第34号、町名を十勝清水町に変更することに関する住民投票条例の制定について審査を行います。
初めに、条例案第1条から第2条までの審査を行います。質疑ありませんか。田村委員。
〇委員(田村幸紀) おはようございます。第1条のまず目的についてパブリックコメントの回答でも明示されている部分があるのですが、その辺についてお伺いしたいことがございます。
まず第1条の目的、一番最初に、まちづくり基本条例に基づいて住民の意思を反映させると規定をしている中では、パブリックコメントの回答で投票に行かないボイコット運動の懸念があるから最低投票率は設けないと回答されている部分がございます。
投票に行かない、行けないという住民の無言の意思表示を切り捨てるというのは、第1条の目的に矛盾していないかという点でまずお伺いいたします。
〇委員長(深沼達生) 答弁を求めます。企画課長。
〇企画課長(鈴木 聡) ただいま委員からご質問にありました、投票に行かない、行けない、そういう投票資格者の方々の意思というものはあって然るべきかと思います。
ただ、それをあえて投票へ行かないという、投票自体を成立させない目的でのそういう行動というものはいかがなものかなと思っておりますので、投票資格者が考えるあらゆる意思というものは尊重していきたいと思いますので、そういう意思表示があっても然るべきと思っております。
〇委員長(深沼達生) 田村委員。
〇委員(田村幸紀) この条文、いろいろ多岐にわたる部分があるので、今回この審査番号1に関してだけ少しお話をして、後程の審査番号なり総括のほうでまたご質問させていただくのですが、まず行政側が懸念しているボイコットとか棄権というのは、単なる無関心や妨害というだけではなくて、まだまだどちらが町のためになるか判断できないという消極的な棄権という方、積極的に棄権される方、もちろんいらっしゃると思います。いらっしゃるかもしれないのですが、消極的な棄権という方も大量に含まれてくるのかなと思っております。
町民の沈黙であったり、よく言われる声なき声と真摯に向き合って拾うというのが行政の役割として重要な課題ではないかなと思っております。
ボイコットされるから困ると言って最低投票率を設けないというのは、その不都合な民意を切り捨てることであると私は考えております。そして何よりも町民の意思をボイコットと称して投票にしなかった選挙人があたかも悪かったと言っているような責任転嫁の何ものではないとも、この回答を見て思えてならない部分がございますので、その辺についての認識を再度この審査項目でもう一度確認させていただきます。
〇委員長(深沼達生) 答弁を求めます。企画課長。
〇企画課長(鈴木 聡) このたびの成立要件等に関する投票行かないボイコットという言葉ですけれども、我々としては投票を町民の皆さんすべてに、多くの方に投票していただきまして意思表示していただきたいと考えております。
ただ、あえて投票を成立させないという行為に関しては、できるだけ避けたいなという思いがあります。ただ、また投票率が低くても投票された方の意思というものがございますので、その意思というものはやはり尊重し、皆様に公表すべきだということも考えておりますので、今回成立要件というものは設けておりませんけれども、ボイコットという言葉は、投票資格自体を公表できなくなるようなことは避けたいということを考えておりますので、今回こういう条件のもと住民投票というものを考えたということでございます。
〇委員長(深沼達生) そのほか、質疑ありませんか。川上委員。
〇委員(川上 均) ただいまの最低投票率を設けないというのは、非常に合理的な判断だと私は思っております。質問ですが、第1条と第2条につきましては、目的や住民投票の内容について記載されていますが、改めて町の基本的な考え方を確認したいと思います。
住民投票の実施にあたり、町として最も重視することは何かについてお伺いします。
〇委員長(深沼達生) 答弁を求めます。町長。
〇町長(つじ 康裕) ご質問にお答えします。町として最も重視しているのは、町名変更の是非についてできるだけ多くの住民の皆様の意思を確認することでございます。町名変更は単に名前を変えるかどうかという問題ではありません。人口減少や地域間競争が進む中で、清水町の魅力や価値をどのように発信し、次の世代へ引き継いでいくのかという、まちの将来に関わる重要な課題であります。
そのため、町としましては賛成・反対のいずれかに誘導することではなくて、住民の皆様に必要な情報をお示しし、それぞれのお考えに基づいて判断していたいただくことが、何よりも大切だと考えております。
また、今回の住民投票では、将来のまちづくりを担う中学生以上の若い世代や地域社会の一員として暮らしている外国人住民の方々も含めまして、できるだけ幅広い住民の皆様の声をお聞きしたいと考えております。住民投票は、賛成票や反対票の数を競うものではありません。町民の皆様がそれぞれの立場から意思を表明し、その結果を町が真摯に受けとめるための仕組みであると考えております。
町といたしましては、公平で公正な投票環境を整えまして、1人でも多くの方に参加していただくこと、そして示された結果を尊重し、今後の判断に活かしていくことを最も重視しております。賛成の数を増やすことでも、反対の声を抑えることでもありません。住民の皆様の意思をできるだけ正確に把握し、まちの将来に関する判断につなげること。それが今回の住民投票において町が最も重視していることであります。
〇委員長(深沼達生) 川上委員。
〇委員(川上 均) あと1点だけお伺いします。今町長の答弁にもありましたように、今後公平性や中立性、透明性の話が出されましたが、これらをどのように担保を確保するのかについて、簡単でよろしいですのでお伺いしたいと思います。
〇委員長(深沼達生) 答弁を求めます。企画課長。
〇企画課長(鈴木 聡) 今後の透明性、中立性の確保という意味では、まず我々の考えというものを改めてお示しする機会は必要かなと思っておりますので、今月中頃には改めて我々の考えというものをまとめた資料を皆様にお配りしたいなと思っております。その上で皆様のほうでご判断いただきたいと思っておりますので、それ以上我々のほうで賛成をお願いしたいですとか、投票に関してこういう方向性でという考え方を示すというものを投票の誘導に繋がる可能性もありますので、その辺は慎重に考えていきたいと思っております。あとは選挙管理委員会が実際執行管理していただきますので、選挙管理委員会とも重々連携取りながら行っていきたいと思います。
〇委員長(深沼達生) ほかに質疑ありませんか。山本委員。
〇委員(山本奈央) 第1条のところで住民の意思を反映させることを目的とするということなのですけれども、住民が自由な意思で判断するために、どのような準備をしてきたのかというのを伺いたいです。
〇委員長(深沼達生) 答弁を求めます。企画課長。
〇企画課長(鈴木 聡) これまで、住民投票に向けてということで進めてきたことでございますけれども、これまで町長が町名変更に関するご提案をさせていただいた後、いろいろな根拠となる資料の整備を含めまして、調査を全国的なインターネット調査ですとかそういうことを第三者的な目線がどのようなものなのかということを含めて調査した上で、今年度、2月から3月にかけて町民説明会ですとか、あと地区に入っての説明会なども行ってまいりました。また、数は少ないですけれどもふれあいトークの中で、申し出があったところに出向いて、これまでの経過や町の考えをお伝えさせていただいたところでございます。先ほど答弁しましたけれども今月もまた改めて我々の考えというものをまとめた資料をお配りさせていただきますので、その資料をご参考にしていただいて、皆様でご判断いただきたいなと思っております。
〇委員長(深沼達生) 山本委員。
〇委員(山本奈央) できる限りはやってきたというようなことかなと思うのですけれども、町として十分にやってきたかなという判断ができるとは思うのですけれども、説明を受ける側からしたらどれぐらいが十分かというのは、なかなか難しい問題だなと思うのですけれども、町民の方が十分説明を受けたなとなる判断基準というのは設定してお話されているのかどうか伺いたいです。
〇委員長(深沼達生) 答弁を求めます。企画課長。
〇企画課長(鈴木 聡) 住民の皆様が、十分な情報だったか判断する基準というものはなかなか計り知れないところがあると思っております。その中で十分と言えないかもしれませんけれども、町としてはできる限りの情報を集め、皆様にお示ししてきたと思っております。その後このやり方、経過が本当に良かったかどうかという面では、今後最終的な結果が出た後にきちんと検証なり振り返ることは必要だとは思っておりますけれども、現状においては我々が考える限りのものは行わさせていただきたいと思っております。
〇委員長(深沼達生) 山本委員。
〇委員(山本奈央) 住民が自由な意思で判断するためにということなのですけれども、住民の意思を代表して多様な意見をまず伺えればとしては、住民説明会以外に他の団体、JAとか商工会とか観光協会とか、教育関係者であったりPTAだったり福祉団体とかいろいろ団体があると思うのですけれども、そちらの団体とは意見交換などは行ってきたのかどうかを伺いたいです。
〇委員長(深沼達生) 答弁を求めます。企画課長。
〇企画課長(鈴木 聡) ご質問の町内の各種団体との意見交換ですけれども、昨年7月8月9月ぐらいまでかかったかとは思うのですけれども、今回町名に関わりましてインターネット調査とかいろいろな専門機関にお願いして調査し経過がございます。
その結果をご報告しながら、各団体との懇談会におきまして行わせていただいてその場で皆様のご意見というものをお聞きしてまいりました。その上で、このいろいろな町民説明会に向けた資料作りに活かさせていただいたというところでございます。
〇委員長(深沼達生) 山本委員。
〇委員(山本奈央) 地域の説明会だったり、おはなし会だったりはしてきたと思うのですけれども、先ほど挙げたように他の団体、JAだったり商工会だったり他の団体との協議だったり、意見交換は行ってきたというところをもう一度説明お願いいたします。
〇委員長(深沼達生) 答弁を求めます。企画課長。
〇企画課長(鈴木 聡) 各種団体、商工会、青年部女性部、老人クラブ連合会ですとか、文化協会ですとか、そういうところと例年いろいろな町政全般にわたる意見交換をさせていただいております。令和7年度も同じように開催各種団体とさせていただきました。
その中で先ほど申しましたアンケート調査の結果を報告させていただきまして、また改めて町長のほうから考えを伝えさせていただいて、意見交換をその場でさせていただいたということでございます。
〇委員長(深沼達生) 山本委員。
〇委員(山本奈央) 各種団体と通常どおりに加えて町名変更に対しても、意見交換を行ってきたということだったのですけれども、そこで出た意見だったりお話については整理されて公表だったり、どう整理されているかというのを伺いたいです。
〇委員長(深沼達生) 答弁を求めます。企画課長。
〇企画課長(鈴木 聡) 例年、団体懇談会というかたちでやらせていただいた結果につきましては、ホームページ等では公表しておりませんけれども、庁内である程度共有させていただいております。その場でいただいた意見に対して町がどう答えたですとか、検討する旨答えたものについては今後どうするのだとか、そういうものを各課に指示した上で整理させていただいております。今回の町名変更に係りましてもその場でいろいろな不安ですとか疑問点などいただいてございます。その点は、各団体から意見として整理させていただいて、共有した上でその後の説明会へ向けた説明事項ですとか、調査すべき事項ですとか、そういうものの参考とさせていただいたというところでございます。
〇委員長(深沼達生) 山本委員。
〇委員(山本奈央) 住民の意思を確認する手段としてパブリックコメントを募集したと思うのですけれども、パブリックコメントで出された意見について採用したといいますかパブリックコメントに出た意見については、採用したものと採用しなかったものというのはどのように整理されたのかというのを伺いたいです。
〇委員長(深沼達生) 答弁を求めます。企画課長。
〇企画課長(鈴木 聡) このたび行いましたこの条例案に対するパブリックコメントにおいて、全体で6件、人数にしたら7件、賛成・反対も含めてのご意見をいろいろいただきました。
その意見の中では不安に思っていること、町名というものはもっと慎重に考えるべきだというようなご意見もいただきました。ただ、そのようなご意見の中で我々はこれまで説明してきた内容に対して、さらなる説明が必要だという部分はございますけれども、我々が考えてきた内容を変更というか、修正するまでのものには至らないというようなかたちで判断させていただいたところでございます。
〇委員長(深沼達生) そのほか質疑ありませんか。西山委員。
〇委員(西山輝和) この第2条について、各条項の解説に書かれていないので聞きたいのですけれども。
住民の自由な意思が反映されるものと書いてあるのですが、それはどういう意味でしょうか。
〇委員長(深沼達生) 答弁を求めます。企画課長。
〇企画課長(鈴木 聡) このたびの町名変更に対しまして、町民の皆様が個々に自分ごとと考えまして、本町の未来にとって変更することがいいのか悪いのかという視点から考えていただいて、それぞれが個々で賛成・反対というものを、意思表示していただきまして、その結果を我々としては尊重し、今後のこの町名変更というものに対する考えに反映させていただいて最終判断をさせていただくということでございますので、それぞれ町民皆様が個々の自由な判断のもとに投票をしていただきたいなという思いでございます。
〇委員長(深沼達生) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇委員長(深沼達生) 質疑なしと認めます。これで条例案第1条から第2条の審査を終わります。