令和6年第2回定例会会議録(3月19日_日程第2)

○議長(山下清美) 日程第2、議案第13号、第1号会計年度任用職員の報酬及び費用弁償条例に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第14号、第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第16号、清水町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、議案第17号、清水町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、議案第23号、令和6年度清水町一般会計予算の設定について、議案第24号、令和6年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定について、議案第25号、令和6年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定について、議案第26号、令和6年度清水町介護保険特別会計予算の設定について、議案第27号、令和6年度清水町水道事業会計予算の設定について、議案第28号、令和6年度清水町下水道事業会計予算の設定について、以上10件を一括議題とします。

 職員に委員会報告書を朗読させます。事務局長。

○事務局長(大尾 智) 朗読。

○議長(山下清美) お諮りします。一括議題としました10件の議案につきましては、委員長報告は会議規則第40条第3項の規定に基づき、省略することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(山下清美) 異議なしと認めます。よって、委員長報告は省略することに決定しました。

 これから、条例の制定、予算の設定について順次討論、採決を行います。

 これより、議案第13号、第1号会計年度任用職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、討論を行います。討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(山下清美) 討論なしと認めます。

 これより、議案第13号、第1号会計年度任用職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は原案可決です。

 議案第13号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(山下清美) 起立多数です。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第14号、第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、討論を行います。討論ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(山下清美) 討論なしと認めます。

 これより、議案第14号、第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は原案可決です。

 議案第14号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(山下清美) 起立多数です。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第16号、清水町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、討論を行います。討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(山下清美) 討論なしと認めます。

 これより、議案第16号、清水町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は原案可決です。

 議案第16号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(山下清美) 起立多数です。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第17号、清水町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、討論を行います。討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(山下清美) 討論なしと認めます。

 これより、議案第17号、清水町介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は原案可決です。

 議案第17号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(山下清美) 起立多数です。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第23号、令和6年度清水町一般会計予算の設定について、討論を行います。討論ありませんか。

 委員長の報告は原案可決ですので、まず原案に反対者の発言を許します。4番、川上均議員。

○4番(川上 均) 私からは、平成6年度の当初予算に対する反対の討論をさせていただきます。

 今回の予算審議を通じた中で、移住定住促進及び渋沢栄一翁の関連予算が100,000千円をゆうに超え、重点的に配分した内容となっていますが、物価高騰の中では町の優先課題は限られた財源を適切に配分し、事業の緊急度、重要度を見極め、町民の生活を守る政策にまずは取り組むべきとの視点で予算案を審議した結果、今回の予算には納得がいかないので、反対をいたします。

 まず第一に、事業の行政手続上及び今後の事業展開に対する問題点を指摘したいと思います。空家対策については廃屋解体撤去事業に見られるように、これまでの施策である町内業者の育成との矛盾など、この事業の根幹を揺るがしかねない内容を伴うものであり、基本的な空き家を発生させないための空家管理システムなどを導入し、適切に管理した中で役場全体の総合的な空家対策を早期に検討すべきと考えます。

 新規事業の移住定住につなげるとされる地域活性化交流施設整備など、補助金の審査の問題については、予算を通すことにより今後もそのような事業展開を繰り返すことが懸念され、反対せざるを得ないところでございます。

 まちおこしの起爆剤となる地域おこし協力隊支援業務や、また求人情報サイトシステムなど、今までの取り組みの総括が十分議論されているとは見受けられず、また十分フィードバックがされていないことからも、今後の費用対効果を含め実効性に疑問を持たざるを得ないものと考えます。またプレミアム付き商品券事業などをはじめとした商工業の振興につきましては、長期的視点で見た場合、商工業者の自立を阻害することが危惧され、事業自体の今後の見通し、事業の継続に出口が見えず、疑問を持たざるを得ない点を指摘いたします。

 その他、清水高校の振興、合同墓の設置、いちまる跡地の利用促進、防災対策など懸案事項に対し早期な検討をすべきであると考えます。物価高騰で町民生活が大変な中で、健康国民保険税と介護保険料の引上げが提案されました。町民の多くが日々の暮らしに苦悩している中、引上げに対する一般会計上の政策をぜひ検討すべきと考えます。特に国民健康保険税は、平等割の見直しなどにより、低所得者に対する施策の推進は町民の暮らしと健康を守るためにも重要であり、反対せざるを得ないと感じています。

 併せて、清水の基幹産業である農業に対し、今回はてんさいの作付に対する補助はありますが、根幹である酪農業を中心とした基幹産業への物価高騰対策と今後の展望に向けた積極的な施策が見られない点は、町の将来に不安を残すものとなっております。

 総じて、今回の令和6年度予算の4日間の議論を通じ、正直賛成しながら問題点を指摘すべきか非常に迷った経緯があります。しかし、多くの町民の声、そして町民が今望んでいることは、移住定住促進や渋沢栄一翁自体は否定はしませんが、それより暮らしの予算を確保し、町民が安心して暮らせる町の土台づくりを最優先するなど、町行政が住民にとって身近で頼りになる存在としての役割を果たし、取り組まれることを期待し、討論といたします。

 以上でございます。

○議長(山下清美) 次に、原案に賛成者の発言を許します。10番、西山輝和議員。

10番(西山輝和) 令和6年度清水町一般会計予算につきまして賛成の立場で討論させていただきます。

 新年度の予算は第6期清水町総合計画で目指す将来像の実現に向けて編成され、一般会計総額8,668,000千円の予算が提案されました。老朽化したインフラ整備への対応、さらには物価高騰等により財政が厳しさを増していく中、引き続き安心・安全な暮らしと生活の安定のための医療・福祉・子育て・教育施策・経済対策や産業構造の維持を着実に進めるとともに、定住促進・魅力の発信など、それぞれの行政課題に対応しており、評価するものであります。

 また、日々変化する社会状況を捉えた脱炭素社会実現に向けた取り組み、デジタル技術を活用した取り組みについても盛り込まれており、今社会に大きな変化としています予算執行に当たっては、様々な課題に対し、迅速に課題解決に努めていただき、町民の皆様の期待に十分に応えていただくことを望み、令和6年度の一般会計予算に対して賛成の立場で討論させていただきます。

○議長(山下清美) 次に、同じく反対者の発言を許します。6番、鈴木孝寿議員。

○6番(鈴木孝寿) 議長の了解を得ましたので、反対の討論をさせていただきます。

 本年度の予算編成に際し、予備日も使い、近年にないほど審議を尽くした予算委員会であったと思っています。4日にわたる議論をさばいていただきました予算委員長には、時に苦言も呈しましたが、最後まで全力を尽くされたその姿勢に敬意を持って心よりご礼を申し上げます。

 本年度の予算編成は、政策的な予算が散見されましたが、その効果は町全体に影響があるような、その効果は生まれないと判断するものの、しかしながら一定程度の理解は示したいと思います。

 そんな中で、反対討論する理由は大きく一つ、それは町民への負担増、これに尽きると思われます。別の特別会計において、負担があった部分をカバーする町民への何らかの軽減措置は、残念ながら見当たりませんでした。それどころか、今後さらなる負担増が見える中で、これまでの町民への説明は本当に果たされていたのでしょうか。コロナがあり、社会情勢は厳しさを増していたここ数年において、確かに先送りの判断は致し方ない。そういう事業もあります。

 しかし、特に国保会計は北海道国保連合会の理事という町長の立場の中で、また令和12年までに北海道統一の保険料率を決めるものとして、この急激な負担増は結果的に町民に負担を押しつける、そういう判断となってしまい、これまでのプロセスにおいて猛省までは行かないものの、反省を求めるものです。

 ただ、私たちも議員も昨年までこれらを是としてきた予算審議も、今後はその責務をより痛感しなければならないことを申し添えます。清水町の基幹産業の農業は一寸先何が起こるか分かりません。それに派生する農産加工の町として、声高くうたってきたこの清水町も、その先には真っ黒な暗雲が立ち込めています。それらをカバーできる予算編成だったのでしょうか。

 失礼ながら、枝葉末節に予算を重点配分し、根幹となる重要事項は見てみぬふり、そう見られることなく本年度町政運営に際しては短期は短期の判断、中期は中期の判断、長期は長期の計画をもって進めていただけることを切に願います。

 異例ではありますが、私のここまでの考えに及ばず、賛成される方が多いと思われます。ぜひ賛成してください。その代わり、議会として、議員として、責務・責任を真剣に今以上に感じて、町民に誇れる行動をお願いしたいと思います。

 以上、なぜ私が反対討論するのかを含めた、反対討論といたします。

○議長(山下清美) 次に、同じく賛成者の発言を許します。ありませんか。これで討論を終わります。(発言する者あり)失礼しました。次に同じく反対者の発言を許します。11番、中島里司議員。

11番(中島里司) 特別委員会で、私は令和6年度の予算について賛成をいたしました。正直言って、気持ち的にもやもやしながら賛成をしたわけですが、今お二人の大討論を聞いてて、考え方ですからいろいろな考え方はありますけれども、お話を聞いてて令和6年度の予算について本会議場においての最終採決は反対の意思を示していきたいという思いで、ここに立たせていただきました。

 全体的に、見たとおり原稿も何もありませんので、言葉が前後するかも分かりませんが、まず総体的に言えるのは町政に流れが、何か町民の福祉ということで、福祉向上のためということを強く感じ取られなかった。それがもやもやしてた原因なのかなと自分自身で思っております。

 それで、この場で一つ一つ指摘しようとは思いません。執行権というのは絶対的ですから、その方が町民から託された手法でいろいろなやり方を取り組んでいくというのも理解しているつもりですが、今回のようにその行政の流れが全体的に町民から非常に不透明であるという感じをしております。町民の福祉向上ということで、職員として自分たちが我慢してできることについては、今はそういう時期ではないかと思います。こうやってこういうものを入れたら、今度はこうで便利だからというのは、町民がそれを感じ取れるのであればいいですけれども、実際に職員がいろいろな分で利便性がいいとかということでは、この時期で私は改めて採用してそういう方法を取るべきではないのではないかと。職員の方々には申し訳ないけれど、我慢できるところは我慢すべきだということは、一つに言葉尻取るわけではありませんが、財政が厳しくなってくる。だから、いろいろな面で町民に我慢してもらうところはしてもらわなくてはならないと。現実にそういうことを言っておられる。

 執行側が一番心配するのは財政の見通しですから、それに対していろいろな部分で予算的に厳しくせざるを得ないというのも理解しています。ですが、こちらは我慢して、こちらでは職員がこうだからこういうことやってみたいよ。それに10,000千円以上かけるのだけれども、前回去年どうでした風呂、金がかかるからやめようかという話までしたのですよ、ボイラーあれしたときに。それだけ財政を真剣に考えておられる方々が、今回もう少し我慢してもいいのではないかという案件は、何点か見られます。ここで一つ一つ上げる気はありませんが、全体的にそういう感じはしております。

 そういうことで、言っておけば際限なくなりますけれども、トータル的な部分としては今反対討論に参加したお二人の話、それとそれに私が何かもやもやしたものを、まだしっかりまとめられなかったのですけれど、ここは反対をさせていただいて、執行側に執行するときにいい形になっていくように一層のご尽力を賜れればというふうに思っています。

 それと、こういう場で監査委員が賛成ということは、監査委員、これから監査していく上では全部オーケーです。監査委員というのは私やってはいけないとは思っていません。発言していけないとも思っていません。ですが、議会から出た監査委員は少なくとも中立であるべきだと思っています。そういう部分では、残念な話を聞いたなという思いもしております。これについて批判ではありません。流れとしてそういうものではないかというふうに私は申し上げて、令和6年度の予算について反対の立場で討論に参加させていただきました。一人でも多くの方のご理解を賜りたいと思います。

 以上、終わります。

○議長(山下清美) ほかに討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(山下清美) これで討論を終わります。

 これより、議案第23号、令和6年度清水町一般会計予算の設定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は原案可決です。

 議案第23号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(山下清美) 起立多数です。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第24号、令和6年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定について討論を行います。討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(山下清美) 討論なしと認めます。

 これより、議案第24号、令和6年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は原案可決です。

 議案第24号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(山下清美) 起立多数です。よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第25号、令和6年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定について、討論を行います。討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(山下清美) 討論なしと認めます。これより、議案第25号、令和6年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は原案可決です。

 議案第25号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(山下清美) 規律多数です。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第26号、令和6年度清水町介護保険特別会計予算の設定について討論を行います。討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(山下清美) 討論なしと認めます。

 これより、議案第26号、令和6年度清水町介護保険特別会計予算の設定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は原案可決です。

 議案第26号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(山下清美) 起立多数です。よって、議案第26号は、原案のとおり可決されました。

 これより、議案第27号、令和6年度清水町水道事業会計予算の設定について、討論を行います。討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(山下清美) 討論なしと認めます。

 これより、議案第27号、令和6年度清水町水道事業会計予算の設定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は原案可決です。

 議案第27号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(山下清美) 起立多数です。よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第28号、令和6年度清水町下水道事業会計予算の設定について、討論を行います。討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(山下清美) 討論なしと認めます。

 これより、議案第28号、令和6年度清水町下水道事業会計予算の設定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は原案可決です。

 議案第28号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(山下清美) 起立多数です。よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。

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