○委員長(中河つる子) これより、第5款労働費、133ページ、134ページの審査を行います。
担当課長に申し上げます。
予算の中で特に説明を要する点があれば、説明願います。
商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 商工観光課長の前田です。
5款労働費1目労働諸費についてご説明申し上げます。
予算書は133ページから134ページになります。
予算に関する資料については、10ページの地域資源と産業を活かし挑戦する町に掲載されております3番から5番までが労働費に係る事業となっておりますので、併せてご覧いただきたいと思います。
人件費を除く労働諸費事務については、総額2,210千円を計上しており、前年度比951千円の減となっております。
主な減額要因は、求人情報サイト作成業務が完了したこと、産業安全大会に係る経費がなくなったことによるものです。
求人サイトシステムに関しましては、引き続き、関係機関と協力しながら情報を発信したいと考えております。現在、17事業所、19件、53人の募集情報が掲載されている状況です。
また、就業奨学支援や事業承継支援については、昨年度に引き続き実施したいと考えております。
以上、簡単ではございますが、5款労働費の説明とさせていただきます。
○委員長(中河つる子) 質疑に入ります。第5款1項1目労働消費、133ページから134ページの審査を行います。
質疑ありませんか。川上委員。
○委員(川上 均) 133ページの求人情報のサイトです。
資料請求で資料を頂きました。令和5年12月時点で17事業所19件で53名の求人募集ということで、これマッチングの実績については不明となっているのですが、これ実際利活用、どのように見ているのかをお聞かせ願いたいと思います。
○委員長(中河つる子) 商工観光課長補佐。
○商工観光課長補佐(藤田晴紀) 求人サイトの現在の活用については、各事業所から求人情報をもらい、こちらの事務職員が手作業で入れて求人情報をアップしているという状態でございます。
それでマッチングのほうについては、各事業所と雇用希望者との間で進めていただく関係でございまして、現状、役場のほうではどれぐらいなっているかというのは現状把握していない状況です。
以上です。
○委員長(中河つる子) 川上委員。
○委員(川上 均) でも、掲載を求めているのは町で、事業所から掲載をしてくださいということで多分出てくると思うのです。そういう部分では、もしマッチングされた場合は、役場に対して、今回正社員採用になりましたと、そういう報告ぐらいないのかどうなのか、ないということでよろしいのでしょうか。
○委員長(中河つる子) 商工観光課長補佐。
○商工観光課長補佐(藤田晴紀) 詳しい情報は来ないのですけれども、掲載を止めてくださいというような情報は来ますので、うまく成約になったのかなという時点でそのぐらいの程度のものでしたら分かっている状態です。
○委員長(中河つる子) 川上委員。
○委員(川上 均) 前回、昨年の当初予算のとき、私も言ったのですが、結局、今まで民間のインディードだとか、いろいろな求人情報サイトありますよね。そういった中で清水町の求人情報が実際には載っていると、そういった中で町が本当にこれ必要なのかということでお話をさせていただいたと思います。そういう部分では、費用対効果で考えたときに、これ本当に必要なのかなというのが、効果は分からないわけですからと思うのですが、いかがでしょうか。
○委員長(中河つる子) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 昨年、川上議員から質問されたこと、僕も覚えております。民間の求人マッチングサイトがある中で、あえて行政でこの情報を示す必要があるのであろうかという質問だったと記憶しております。私はあると思っております。今、駅前のハーモニープラザですとか、役場のロビーですとかに、紙で清水町の事業者が情報を発信しております。今まではハーモニープラザや役場のロビーに来なければ分からなかった情報というのが、町のホームページを介して知るということができるのは一定程度効果があると思っております。マッチングまでは、私たち、労働のハローワーク事業には参入できないし、その資格もないので、何をどうマッチングしたのかということをリアルタイムで知ることはできないのですけれども、あくまでも労働行政の一環として募集している事業者が幾つあるのだということを発信し続けるというのは一定程度効果があると思っております。
○委員長(中河つる子) 川上委員。
○委員(川上 均) ただ、これ繰り返しになってしまうかもしれないのですけれども、きちんとした、これは十勝清水ハローワークなのですが、本当のハローワークがありますよね。そういった中で求人募集、きちんとその中でされていれば、特に働きたいなという人はそこを見れば分かるはずなので、これ、あえてわざわざホームページを見て探して、この中から求人を探すという人は本当にどうなのかな、いるのかなというのが私の感想なのですが、いかがでしょうか。
○委員長(中河つる子) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 川上議員、今感想とおっしゃいましたけれども、川上議員、そう思っているかもしれないのですけれども、閲覧数もゼロではなく、これだけを見に来たとは言い切れないところもあるのでしょうけれども、4,487PVございます。もちろんハローワークですとか民間の求人募集サイトに載せるということも事業者の努力で必要だと思うのですけれども、それはまた商工費のほうで新年度新たな事業を展開するので、そちらで説明させてもらいますが、労働者、求人の募集がどれだけあるかというのを町のホームページで分かるというのは、これは分からないよりは僕は分かったほうがいいと思っているので、その辺をご理解いただきたいと思います。
○委員長(中河つる子) 川上委員。
○委員(川上 均) 腑に落ちない部分があるのですが、この情報の中身なのですけれども、本当に簡単なのです。ただこういう仕事でこういうものを何人募集、中にはきちんと具体的に書いているところもあるのですが、気になるのは社会保険とかが一切明記されていない企業もあるのです、このホームページの中で。通常であれば、きちんとそこら辺は最低限でもそういう情報を載せるのが本来であると思うのです。そういう部分のきちんとしたやはり統一様式が必要ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
○委員長(中河つる子) 商工観光課長補佐。
○商工観光課長補佐(藤田晴紀) 求人情報については各事業所に参考シートを渡して出していただいている状況で、そこが空欄になっている状況でございます。社会保険に入る、入らないは、非常に大事な項目なので、もしそういうようなことがあったら業者に確認して再度注意していきたいと思います。
○委員長(中河つる子) 川上委員。
○委員(川上 均) 通常、事業者であれば必ず社会保険には加入しないとならないというのは、これはもう義務ですから、こういうものをやはりきちんと載せてもらうような形のものをお願いしたいということと、これ、要するに本来のハローワークとは連携取れていないということですよね。そういった中で、やはり今の部分と重なるのですが、ハローワークにきちんと掲載されている事業所というのは最低限のそういう部分はきちんと明記されているのですが、そういう連携を取れていない中で、これ本当に、清水の事業者を信用しないわけではないのですが、以前、求人情報の中で働きに行った人が実は労働基準法違反で労基署が入ったというケースも清水の事業所の中では実際あるのです。そういう部分をきちんとやはり載せるのであれば、そういうことがないような形の労働基準法を最低限でも守るような形のものをきちんと規制して、内容を精査して載せるような仕組みになっているのかどうなのか、含めてお聞きしたいと思います。
○委員長(中河つる子) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 川上委員おっしゃるように、できるだけ適正、的確、正しい情報を載せるというのは当然のことだと思っております。私どもも、今、藤田補佐のほうから話があったとおり、できるだけ正しい情報を載せたいと思います。ただ、ハローワークと圧倒的に違うところというのは、僕らは斡旋はできないというところ、あくまでも情報を掲載して、そこの職場に申し込み、雇用契約を発生させる行為は僕たちはやってはいけないのです。だから、あくまでも情報の掲載にとどめるということをご理解いただきたいと思います。
○委員長(中河つる子) 川上委員。
○委員(川上 均) 重複するかもしれないのですが、せっかくこの求人サイトを見て働いたけれども中身が実際にはひどかったと、多分ないとは思うのですが、そういうことがあったときは、清水のやはりイメージダウンになってしまうということもありますので、そこら辺は注意して、今後やるのであれば、そこら辺の労働基準法だとかそういうものをきちんと厳守してやるような形の指導だとかも含めて取り組んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○委員長(中河つる子) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) 当然のご指摘だと思います。もともと、この事業の出発点というのが紙媒体で掲示していた情報をホームページ上に載せるというところからスタートしております。
今、川上議員がご指摘したことというのは、紙であろうがデジタルであろうが当然のことだと思いますので、そこは商工会だとか関係機関と連携して、今おっしゃられたようなことというのは適宜調整してまいりたいと思います。
○委員長(中河つる子) ほかに質疑はありませんか。鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 大した話ではないのです。僕も去年も言ったと思う、もう安全大会要らないのではないかという話で、安全大会は昨年まではこれはやらなくてはならないのですという、でも、いきなりなくなったのはこれは上からの達しということでご理解してよろしいでしょうか。
○委員長(中河つる子) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) その質問も記憶にございます。決して鈴木議員が言ったから予算がなくなったというわけではなくて、産業安全大会は実施いたします。ただ、そこに係る経費はもう役場のほうで負担せずに、自分たちの経費負担の中で実施をするということで、僕たちは事務的なお手伝いだとか、会場手配のお手伝いでいいということになったので、このたび予算書から経費が削除されているということでございます。
○委員長(中河つる子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 僕はもう止めたほうがいいと言ったぐらいで、実際またやるのですね。でも、自主的にやるという方向性が変わったので、僕はその部分については評価をしたいと思います。無駄なものといったら怒られる、そういう部分はきちんとどんどん、民間がやるべきものは民間がやって、経費はわざわざ全部役場が出す必要性は僕はないと思っていますので、その方向性は間違っていないなと思いますので、そういう部分で今後も進めてほしいと思います。
○委員長(中河つる子) 商工観光課長。
○商工観光課長(前田 真) ご指摘の件、十分賜りまして、今後も進めてまいりたいと思います。
○委員長(中河つる子) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中河つる子) それでは、質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これで労働費の審査を終わります。