○委員長(中河つる子) これより、第9款消防費、177ページから180ページまでの審査を行います。
担当課長に申し上げます。予算の中で、特に説明を要する点があれば説明願います。総務課参事。
○総務課参事(竹中直也) 9款消防費につきまして、特に説明が必要な箇所につきましてご説明をさせていただきたいと思います。
予算書177ページをお開きいただきたいと思います。
1項1目消防負担金でございます。前年比880千円の増額でございます。消防負担金は、十勝広域消防事務組合の消防局費、指令センター費などの共通経費と、清水消防署費及び職員費などの個別経費からなっております。令和6年度におきましては、高規格救急自動車の更新をすることにより増額となっております。
なお、現在使用中の救急自動車でございますけども、購入から12年が経過し、走行距離が15万キロとなっており、十勝広域消防事務組合の定める規定を超えている状況でございます。
続きまして、1項2目消防団費でございます。2,410千円の増額となってございます。主な要因といたしましては、本年7月に北海道消防操法訓練大会、ここに出場することによりまして、それに関連いたしました訓練日数の増加、旅費、必要物品購入等でございまして、主に1節報酬、8節旅費、10節需用費、17節備品購入費が増額となっているものでございます。
最後になりますけども、179ページ、1項3目消防施設費でございます。2,479千円の増額でございます。主な要因といたしましては、14節工事請負費、10番消火栓設置工事、19番御影分遣所庁舎ボイラー更新事業となってございます。消火栓につきましては、設置より40年を超えた2基を、水道管の布設工事と合わせまして更新工事を実施するものであります。また、御影分遣所ボイラー設置につきましては、稼働設置後30年以上が経過しておりまして、稼働時間も2万2,000時間を超えておることから、更新の予定となってございます。
消防費全体としましては、5,769千円の増額となっております。
以上、消防費について説明をさせていただきました。ご審議の程よろしくお願いをいたします。
○委員長(中河つる子) これから順次質疑に入ります。
第9款1項1目消防負担金、177ページの審査を行います。質疑ありませんか。川上委員。
○委員(川上 均) 以前お話し、質問もさせていただいたのですが、町長にお聞きしたいと思うのですが、令和6年度及び、その後の新規採用者数の予定をお聞きしたいなと思います。
○委員長(中河つる子) 副町長。
○副町長(山本 司) 令和6年度の新規採用はございません。7年度に向けて1名の採用を予定してございます。令和6年度の採用予定ないということなのですけれども、これについては、採用したく試験は行いました。合格に至る要件を満たす者がいなかったという事情がございます。
○委員長(中河つる子) 川上委員。
○委員(川上 均) 要件を満たす方がいなかったということで理解したいと思います。それでも現実に今、お話を聞いたところによると、もう既に稼働時間が500回を超えて、稼働ですね。超えているといった中で、やはり(発言する者あり)全体の中で、消防費全体の中でお聞きしている中で聞いているのですが、今後の消防もストレスチェックとかはやっていると思うのですが、そこについてはいかがなのでしょうか。結果、現状ですね。お聞きしたいと思います。(発言する者あり)(「今、どこをやりよる」と呼ぶ者あり)
○委員長(中河つる子) 今、177ページの消防負担金。(発言する者あり)取消しでよろしいですね。分かりました。
そのほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中河つる子) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
次に、第9款1項2目消防団費、177ページから179ページの審査を行います。質疑ありませんか。山本委員。
○委員(山本奈央) お聞きしたい点が2つあります。
救急出動の件数についてなんですけれども、令和4年1月から12月は出動回数が、救急の出動回数が370回、令和5年が1月から12月で432回ということだったのですけれども、出動回数が大分増えているようなのですけれども、人員だったり、時間が長くなったりとか、人員など、さっき人数は増えていないということだったのですけれども、出動回数が増えて困っていることなどは、今のところあるかどうかお聞きしたいです。(「今、団費に入っちゃっているんですけど」「団費だと違う」と呼ぶ者あり)違う。(発言する者あり)分かりました。(発言する者あり)(「消防団のことに関していいですか」と呼ぶ者あり)
○委員長(中河つる子) 団のことですね。
○委員(山本奈央) 今のは取り下げて、もう一問だけ。
○委員長(中河つる子) 山本委員。
○委員(山本奈央) すいません。間違い、分からずごめんなさい。
出初め式はこちらで大丈夫ですよね。出初め式、今年見せていただいたのですけれども、見に来ていらっしゃる方が少なかったので、すばらしい出初め式だったので、子供にも町民の方にももっと見てもらったらいいなと思いまして、企画課と連携してもっと宣伝にも力入れたらどうかなと思うのですけれども、連携して、もう少し働きかけなどしてはどうかと思うのですけれども、いかがでしょうか。
○委員長(中河つる子) 総務課長補佐ですね。
○総務課長補佐(澤田隆行) 出初め式につきましては、町の広報紙、これと新聞の折り込みで、登梯と出初め式のところを広報している状況であります。企画課と連携してということですので、何かまた違う広報の仕方があるかどうか検討しまして、また考えていきたいと思います。
○委員長(中河つる子) よろしいですか。ほかに。鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 私、最初、議員になったときに、消防に質問をするのは絶対駄目だぞという不文律があったのですけれど、質問させていただきます。よく先輩方に言われました。消防団の清水消防団、御影消防団、両方とも現在定員が割れているというのは確認しております。できれば本当に定員、何とかなりたいなと思うのですが。
将来展望をお聞きしたいのですけれど、1つの町で2つの団があるのは国内で2つだけ、道内で2つでしたっけ。国内で2つですよね。そうですよね。清水町と新得町だけなのですよね。これを、例えば、今、人口減少時代というのは、今日、今回の予算委員会のキーワードにも何回も出ているのですけれど、このままどうなっていくのかといったら、正直、清水は清水、御影は御影でしっかり守っているのだというプライドを持って皆さん団活動をされているのは当然理解をするのですけれど、やはり、例えば、サラリーマン化していたり、もちろん昔だったら商店街の方々の店主さんとか、何かそういう方々がなるのが多かったのですけれど、結果的に今は本当に現状があると。今の現状というのは、大分前とは違う現状になっている。これを踏まえて、それ誰がしゃべり出すのといったら、難しいとこだと思うのですけれど、清水・御影消防団の今後どのようにやっていくのか。そのままあってもいいと思うのですけれど、何かあったときには2つ合体して、いろいろやるための方策を練っていくのか。そのためには訓練も必要でしょうし、何だろう、指示系統もいろいろなことがあると思うのですが、ただ、そういうのを考えていかなくてはならない時代も来ている、もうすぐそこに来ているかなと思うのですけれど、今のところその辺で議論になったか、それとも、議論になっていないのかも含めて、展望はどのようになっているか。今、議論があるのなら、なければ結構でございますけど、今、なければ、今後やはりそれをそれぞれの両団にどのように伝えていくべきかというのは、僕は分からないですけれどと逃げますが、消防団、消防担当所管としてやはり将来的に本当に大事な問題になってくると思いますので、どのようにお考えになっているか、もし考えがあるならお聞かせください。
○委員長(中河つる子) 総務課参事。
○総務課参事(竹中直也) 鈴木委員の質問にお答えしたいと思います。
まず、展望につきましては、非常に、地域地域を守っている皆さんにとっては、非常にデリケートなお話でございます。例えば、分団化になっているところも結構多くございまして、そうすると、消防力が何か下がるのではないかというような懸念もあったりなかったりするものですから、意外とその話が出そうで出なかったり、触れないようにしているのかどうかというのも難しい部分があるのですけれども、今は、今後の展望とかについては、定員割れしているのも当然事実でございまして、それは人口が多いときの定員を定めているときの定員でございまして、今はそれよりも4,000人、5,000人少なくなってきているときの定員をそのまま使っているので、少なくはなっているのですけども、具体的な話を今している状況ではありませんので、はっきり申し上げて、展望がないとお伝えしておいたほうがいいのかなと思います。ただ、一つ言えるのは、その定員をいかにどう変えていくのかという話は、機会があるごとに両団長のほうにはお伝えをして、協議どんどんしていかなくてはいけないねという話はしているところが現状でございます。
○委員長(中河つる子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) いろいろなところに触れてしまった私も反省しながら、このことを。つまり、それぞれの両団に今後どうのように、例えば、清水と御影が、いや、一緒になるならないではなくて、何か災害が起きたときに連携してやれること、例えば、清水の災害、平成28年の災害のときも、御影は御影であったのですよね、いろいろね。ただ、被害が多かった清水に対してどう動いたかといったら、もちろん御影は御影で待っていなくてはならない部分もあったので、そう簡単にはならないけども、やはりどこかで、同じ町の2つの団ですから、相互交流というかはやるべきだなとは思っています。あんまり言うと諸先輩に怒られますので、このぐらいにしておきますけども。
あと、もう一つ。今、負担金の話と消防団費と消防施設費しか実はなくて、違うことを聞くのですけれど、昨日の総務課にお話しした、何だっけ。(発言する者あり)そうそう。これ、ここではないのは当然分かっていて聞くのですけれど、その回答は消防来てから聞きますねと言ったものですから、昨日。もしここに該当しなくても、ちょっと関連があるので、ここは管理者は、例えば、役場ではそれ事業所ごとにやって、でも、結局は最終的責任者は町長であることは間違いないですけれど、そういった部分については法的にどうなのかなというところを参考までにお願いします。
○委員長(中河つる子) 総務課課長補佐ですね。
○総務課長補佐(水津要) 鈴木委員のご質問にお答えいたします。
昨日、質疑でありました防火管理者連絡協議会及び危険物連絡協議会についてですが、どちらも法的拘束力はありません。また、会の入会等についても、会員それぞれの任意の意思となっております。
現在、まず、防火管理者連絡協議会のほうから申し上げますと、防火管理者が該当する施設、町に25施設ありまして、そのうち20施設の施設が防火管理者連絡協議会に加入をいただいております。今朝方、総務課のほうと話したところ、それぞれの施設の判断で必要か必要でないかを判断いただいて、この会に対して参加、ご協力を頂いているという回答でございました。
続きまして、危険物安全協会のほうですが、こちらは全ての町施設に危険物施設がある施設が加入していただいておりまして、団体会員全41会員のうち、13施設を町施設で加入いただいております。こちらも施設ごとの加入の判断で参加、ご協力を頂いているということを聞いております。
以上です。
○委員長(中河つる子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) これについては歴史的というか、いろいろな経緯があってこうなっているという可能性もありますので、やめるやめないではなくて、一元化するというのも含めて、それは来年度以降、今年度はもう事業を考えていらっしゃいますので、総務課を中心に判断をしていただきたいと思いますが、総務課長、よろしくお願いしたいと思いますが、どうでしょうか。
○委員長(中河つる子) 総務課長。
○総務課長(神谷昌彦) これまで、これまでの経過で引き継いで入ってきております。例えば、防火管理者であれば、正会員の中に消防法に定める防火管理者ということになっておりまして、それに則って、必要に応じて今、加入してきておりますけれども、今後につきまして、今、ご意見頂きましたので、その辺について、役場内と消防等も含めて、それは協議したいと思っております。
○委員長(中河つる子) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中河つる子) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
次に、第9款1項3目消防施設費、179ページ、180ページの審査を行います。質疑ありませんか。川上委員。
○委員(川上 均) 今の消防団費、消防団の方とも関係してくるかもしれないのですが、私だけ聞いていないのかもしれないのですが、御影の分遣所ですね。相当古いということで今お話しあって、修繕もされている、要所要所ですね、されているということなのですが、なくすことは、やはり消防団の今の微妙なデリケートな問題も含めて、これはなかなか難しいと思うのですが、将来的に分遣所をどのように、いつ建て直すのか、そういった部分の計画とかあったらお聞きしたいなと思っております。耐震基準かなりもう超えて、地震があったときに、分遣所が先に倒壊するのではないかといううわさも聞いております。そういった部分で、今後どのように考えられているかをお聞きしたいと思います。
○委員長(中河つる子) 総務課参事。
○総務課参事(竹中直也) 川上委員のご質問にお答えしたいと思いますけども、分遣所庁舎の建て替えにつきましては、総合計画の最後のほうに顔を出している状況でございまして、そこからなかなか昇格はしていないのですけれども、必ず載るようにはなってございまして、そのタイミングを見ながらということになるのかなと私が答えてよろしいかどうか分かりませんけれど、そんな状況でございます。
○委員長(中河つる子) 川上委員。
○委員(川上 均) すいません、私の勉強不足で申し訳ないのですが、ちなみに、どのように掲載されているかを教えていただきたいなと思うのですが。どのように掲載されているか、計画ですね、総合計画の中で。お聞きしたいと思います。
○委員長(中河つる子) 総務課参事。
○総務課参事(竹中直也) 掲載の方法につきましては、事業シート1の5の13という事業シートの裏面に掲載しているものでございます。(発言する者あり)総合計画のシートに載っているということでございます。
○委員長(中河つる子) いいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)ほかに。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中河つる子) ありません。(「はい」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。質疑を終わります。
これで消防費の審査を終わります。